韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
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韓国映画レビュー その687 「神弓 -KAMIYUMI- (原題:最終兵器 弓)」
朝鮮が清にボコボコにやられた歴史があり、朝鮮の弓の使い手が清の王子をやっつけちゃう。何だか『神機箭』とダブってみえるぞ。厳密には星二つ半かな。

b0097051_21425522.jpg神弓 -KAMIYUMI- (原題:最終兵器 弓)
制作年:2011年
監督:キム・ハンミン
出演:パク・ヘイル、リュ・スンニョン、キム・ムヨル、ムン・チェウォン
ジャンル:アクション


兄ナミ(パク・ヘイル)と妹チャイン(ムン・チェウォン)は、幼き頃に国の裏切り者として屋敷が襲われる。ナミは、父からチャインを守ることを託され、愛用の弓を渡され、ケソンにいる友人キム・ムソン(イ・ギョンヨン)のところに行くように指示され、殺される父を残して兄妹はケソンに向かう。屋敷の主であるキム・ムソンは、怪我をしているナミとチャインを受け入れて住ませる。13年の月日が過ぎ、ナミは下男たちと弓で狩りをし、チャインは美しい娘に育って主キム・ムソンの息子ソグン(キム・ムヨル)から求婚をされる。ソグンとチャインの婚姻の日、清の精鋭部隊が襲撃してきて、その場にいた人たちは殺されて逃げ回る。ナミは清の精鋭部隊に対して攻撃したことで標的となってしまい、名将チュシンタ(リュ・スンニョン)率いる部隊がナミを崖に追い詰め、チュシンタがナミに向けて弓で攻撃し、その矢がナミに当たりその勢いで崖から転落して行方不明になる。生き残ったソグンやチャインを含む人たちは、清の捕虜として捕らわれてしまう。崖から落ちて生き残ったナミは、結婚式場に戻るとボロボロに壊され、キム・ムソンを含む多数の死体が転がっていた。ナミは、父の形見である弓を持って、捕虜として連れて行かれたチャインを奪還するお話。

監督は、『極楽島殺人事件』『携帯電話』のキム・ハンミン監督。
出演は、ナミを演じるのは『10億』『黒く濁る村 (原題:苔)』のパク・ヘイル、清の名将チュシンタを演じるのは『平壌城』『高地戦』のリュ・スンニョン、ソグンを演じるのは『作戦』『結婚式の後で』のキム・ムヨル、ナミの妹チャインを演じるのは『うちの学校のET』のムン・チェウォン、カビョンを演じるのは『クイズ王』『ロマンチック・ヘブン』のイ・ハヌィ、カンドゥを演じるのは『ワンス・アポン・ア・タイム』『携帯電話』のキム・グテク、ソグンの父キム・ムソンを演じるのは『男たちの挽歌 (原題:無敵者)』『モビーディック』のイ・ギョンヨン、清の王子トルゴンを演じるのは『同い年の家庭教師 レッスン2』『二人だ』のパク・キウン。

清が朝鮮に侵入して制圧した戦いがある中、朝鮮の民衆の一人である弓の使い手ナミが、捕らわれた妹チャインを取り返すために敵内に侵入していく。そこで、清の精鋭部隊を指揮する名将チュシンタも弓の使い手の一人で、清の兵の遺体に突き刺さる赤い羽のついた矢をみつけ、それがナミの仕業でナミが優れた弓の使い手であることに気づき、そして二人の弓対決へと発展していく。

結婚式を壊された後の動きとしては、清の王子トルゴンがいる場所に捕らわれているチャイン、清の部隊に連行されているソグンやカビョン(イ・ハヌィ)やカンドゥ(キム・グテク)ら村人たち、と二つに分かれいる状況になっている。ナミが、連行されているソグン、カビョン、カンドゥを救い出して、四人で清の王子トルゴンがいる場所に行き、チャインの救出作戦が実行されていくのである。救出後は、鴨緑江を渡ったところの小屋で落ち合うことを決めて、二手に分かれて行動していくのである。

逃げるナミと追う清の精鋭部隊の攻防はアクションとしては迫力がある。スピード感ある描写になっており、いつも追いつかれそうな状況をみせて緊張感がある。そんななかで、戦術を決めて矢を射る攻撃、断崖から飛んで向かいの断崖に飛び移る行動、行き止まりで切羽詰る状況、これらの危機に直面しながら突破していくのはアクションの魅力を十分に出している。

弓対決ということで、ナミとチュシンタで弓の違いをみせている。ナミの場合は、矢の軌道が突然変化して曲がるのである。一方でチュシンタ場合は、意図的に矢の重さを変えて直進的な軌道で破壊力がある。二人の弓の使い手がどのような形で攻撃しているのかをみるのも楽しめるであろう。

時代背景としては、満州族が漢民族の「明」を倒し、「清」ができるぐらいの時期で、そのとき清が朝鮮を武力で倒した頃であろう。この戦いの出来事を少ない字幕で挿入して、朝鮮の王が宮から逃げ出したこと、多くの死骸、連行される人々を映している。歴史的なことを多く盛り込むと都合が悪いようにみえ、かなり控えめな形で表現しているのが終始みられる。

清の人々が満州語を話していることで、安易なつくりにしていないのがみられる。だが、その言葉が満州族からすると、どのぐらいの完成度なのかがわからないから判断がつかない。外国からの侵入者というものになっているから、最低限の設定はできている。ストーリーが進むに連れて、兄ナミと妹チャインの父が満州族と仕事をしていたことがみえてくることで、兄妹も彼らの言葉がわかり、その言葉によってストーリーを動かしていくのだ。

韓国国内では興行的に成功している作品であるが、実際はそんなに出来の良い作品ではない。冒頭に幼き兄妹時代があり、兄を守る妹というのが最後までみせていることで、兄妹愛の作品にもみえる。アクション作品なので、根底に兄妹愛というものを盛り込んで、兄が敵陣から妹を奪取するという形になっている。韓国人がナショナリズムな感覚を持って観るには良いかもしれないが、外国人が観た場合はキャラクターから感情を読み取るつくりにみえなかったから普通のアクション作品に感じてしまうであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★

【追記】 2012.08.22
2012.08.25から日本で一般上映するため、邦題を追記した。
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by nameinuuuu | 2012-03-01 22:05 | 687.最終兵器 弓
韓国映画レビュー その629 「黒く濁る村 (原題:苔)」
サスペンスとしては、多くの謎が次々とみえてくるのでなかなか面白い作品である。俳優陣にパワーがあるね。厳密には星3つ半のレベルかな。

b0097051_18321991.jpg黒く濁る村 (原題:苔)
制作年:2010年
監督:カン・ウソク
出演:チョン・ジェヨン、パク・ヘイル、ユ・ジュンサン
ジャンル:サスペンス
鑑賞:日本版DVD


1978年頃、人里離れた山奥の小さな村にユ・モッキョン(ホ・ジュノ)が単身で移り住んだ。キリスト教の思想を持つユ・モッキョンは、サムドク祈祷院に通う信者たちから信頼されるようになる。祈祷院の院長は困ったので、チョン・ヨンドク刑事(チョン・ジェヨン)にユ・モッキョンを何とかしてほしいと懇願し、ユ・モッキョンは逮捕される。ユ・モッキョンが信者たちからお金や土地の寄付があったことで違法性があるとして逮捕し、チョン・ヨンドク刑事が囚人たちにユ・モッキョンをリンチするように指示していた。だが、当初殴られていたユ・モッキョンは、囚人たちの心を掴み、彼らを手懐けてしまい、不思議な力を持っていた。ユ・モッキョンは、チョン・ヨンドク刑事に、信者の若い女性ヨンジ(30年前:ユン・アルム、現在:ユソン)の聖書をみることを云われ、そこにはヨンジを強姦して妊娠させた男たちの名前が書かれており、強姦犯たちを逮捕する。いつの間にか自分もユ・モッキョンの力に吸い寄せられていることに気づいたチョン・ヨンドク刑事は、ユ・モッキョンを利用して、ある計画を考えて実行する。
30年後の現在、ユ・モッキョンはその小さな村で亡くなり、長い間疎遠であった息子のユ・ヘグク(パク・ヘイル)がソウルからかけつけた。今では村長になった元刑事のチョン・ヨンドクが中心になり、ヘグクが喪主となって葬儀をする。ヘグクは、父の死因を自然死として早くこの出来事を処理しようとする村長や警察官や医師、ヘグクを葬儀後すぐにソウルへ帰らせようとする村人たちを不審に思い、少しの間この村に住むことを公言する。村人たちは反対するが、村長が了承したことで村人たちは黙り、雑貨屋をしているヨンジの余っている部屋に泊まらせてもらう。ヘグクは、父の死の真相を探ろうとすると、村人らが妨害する。果たして、ヘグクは父の死の真相を知ることができるのか、30年前に起こった事件と現在のユ・モッキョンの死亡は関係あるのかというお話。

監督は、『韓半島』『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』のカン・ウソク監督。
出演は、元刑事で現在村長のチョン・ヨンドクを演じるのは『神機箭』『彼とわたしの漂流日記 (原題:キム氏漂流記)』のチョン・ジェヨン、ユ・ヘグクを演じるのは『モダンボーイ』『10億』のパク・ヘイル、パク・ミヌク検事を演じるのは『ロニーを探して』『夏夏夏』のユ・ジュンサン、雑貨屋のイ・ヨンジを演じるのは『鬘 かつら』『黒い家』のユソン、ヘグクの父ユ・モッキョンを演じるのは『最後の贈り物...帰休』『神機箭』のホ・ジュノ、キム・ドクチョンを演じるのは『トラック』『チョン・ウチ 時空道士 (原題:田禹治)』のユ・ヘジン、チョン・ソンマンを演じるのは『きみに微笑む雨 (原題:好雨時節)』『チョン・ウチ 時空道士 (原題:田禹治)』のキム・サンホ、ハ・ソンギュを演じるのは『モダンボーイ』『マリン・ボーイ』のキム・ジュンベ、地方検事長を演じるのは『7級公務員』『トライアングル』のカン・シニル。

ヘグクが疎遠になっていた父の訃報を知り、山奥の小さな村にやってきて、村長や村人たちと一緒に葬儀を行うが、彼らは何かを隠している。ヘグクは、どうしても納得がいかず、村に暫く残って父の死の真相や村の秘密を探っていく。

時間軸としては、30年前(1978年頃)と現在の二つが存在しており、現在の時間軸を中心にして過去を挿入していく手法でみせている。序盤の30年前のシーンでは、ユ・モッキョンとチョン・ヨンドクの人物像を明確にみせており、二人とも支配する側の人間であるのがみえてくるのだ。救済を必要とする人々や過ちを犯した罪人を支配することである。ユ・モッキョンの場合は、信仰という手法によって人の心を支配する。チョン・ヨンドクの場合は、権力や暴力や金という手法によって人の心を支配する。この30年で小さな村が変化し、現在村長になったチョン・ヨンドクが村人たちを支配しているのが結果である。この村の人たちの緊張感を持った姿であったり、村人が村長に対しての態度をみると、鑑賞者側にはヘグクがこの村にやってきたときと同じ感情になるであろう。かなり濁っている村なのが直ぐに感じる。

ヘグクは、書籍だらけの父の家を片付けながら、この家の地下通路を発見し、村の秘密を徐々に見つけ出していくのである。そこでヘグクの行動を阻むのが、村長の仲間であるソンマン(キム・サンホ)、ソンギュ(キム・ジュンベ)、ドクチョン(ユ・ヘジン)である。そこに村長や三人と一緒にいる女性ヨンジが中立的な立場にいる。ヘグクの命を狙うソンマン、ソンギュ、ドクチョンの各シーンがあり、不幸な出来事が続くのである。30年前のソンマンの射殺事件やソンギュの火災事件が挿入されていることで、構成としては恐怖心をつくりだすには効果的であり、ヘグクと同じような感情になってしまうであろう。

序盤にヘグクのせいでパク・ミヌク検事(ユ・ジュンサン)が田舎に左遷され、お互いがいがみ合う関係をみせている。ヘグクが父の住んでいた村に来てからは、パク・ミヌク検事に情報提供したり救済を求めるところをみせている。国家としての動きとして検察を描き、ヘグクの行動と同時進行的にみせて、現在と30年前との違いをみせているようにみえる。残念な点として、ヘグクとパク・ミヌク検事との関係が不透明にみせているところである。パク・ミヌク検事が左遷になった事柄が明確にみせておらず、いがみ合っている二人が協力しているところも変である。二人の関係を綿密に表現していたら、検察の存在が何を示しているのかがわかりやすくなっていただろう。

30年前(1978年頃)の設定というのが、独裁軍事国家であったことを示したかったのかがみえてくる。チョン・ヨンドクの行動が代表的なところであり、汚職、買収、脅迫、暴力とダークな部分である。それが現在で通用するのかというあたりを対比する形でみせており、現在にあたるところがヘグクとパク・ミヌク検事になるのであろう。

終盤では、チョン・ヨンドクとヘグクの直接対決のようになっており、隠されていた30年前の出来事がみえてきて、そのとき現場にいたチョン・ヨンドク、ユ・モッキョン、ヨンジが何をみたのかを回想シーンでみせている。回想シーンもちょっとひねった形になっているので楽しめるであろう。所々で伏線が張っているので何か終盤にあるとみていたが、やはりそうであった。ネタばれになるので書かないが、ある人物の真意がラストにみえるのである。ちょっと謎なところがあり、本編で映像化されてないからわからないので、ティーチ・インで訊いてみたい作品だ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2011-08-30 18:42 | 629.黒く濁る村
韓国映画レビュー その538 「嫉妬は我が力」
2003年の東京国際映画祭で上映したときに鑑賞した作品。来月に東京国際映画祭が開催されるから、この作品のレビューを書いてみた。今年の協賛&提供企画の「コリアン・シネマ・ウィーク 2010」では、偶然ながらレビューでアップした全作品が上映される。『ハーモニー』『私のチンピラのような恋人 (本レビューでは『私のヤクザのような恋人』)』『食客2 (本レビューでは『食客:キムチ戦争』)』『執行者』『ベストセラー』。珍しく今年は面白い作品が揃っている。

b0097051_1755444.jpg嫉妬は我が力
制作年:2002年
監督:パク・チャノク
出演:パク・ヘイル、ペ・ジョンオク、ムン・ソングン、ソ・ヨンヒ
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:第16回東京国際映画祭


卒論を書きながら海外留学の費用を貯めている大学院生イ・ウォンサン(パク・ヘイル)は、恋人ネギョンから妻子がいる男性を愛するようになったと一方的に云われて会えなくなってしまう。ウォンサンは、雑誌社で仕事をする友人ジョンウン(チェ・ジニョン)を手伝い、恋人ネギョンとの別れの原因である男性編集長ユンシク(ムン・ソングン)に会い、その男を知りたくなり衝動的に雑誌社に就職する。ウォンサンは、雑誌社の仕事で獣医をしながらアマチュア写真作家をしているパク・ソンヨン(ペ・ジョンオク)と会い、彼女の生き方に好感してしまい、いつしか愛してしまう。ウォンサンは、下宿の大家の娘ヘオク(ソ・ヨンヒ)から思いを寄せられており、ヘオクの気持ちに応えることが出来ずにいる。雑誌社のみんなと呑みに行った帰り道、泥酔したソンヨンを編集長ユンシクがタクシーに乗せて送って行ってしまい、男女の関係になってしまう。またしてもウォンサンは、同じ男に女をとられてしまう。二度にわたって同じ相手に恋人を奪われる青年と様々な心の動きを描くお話。

監督は、本作デビュー作のパク・チャノク監督。
出演は、大学院生ウォンサンを演じるのは『ワイキキ・ブラザーズ』のパク・ヘイル、獣医で写真作家のソンヨンを演じるのは『若き日の肖像』『深い悲しみ』のペ・ジョンオク、編集長ユンシクを演じるのは『グリーン・フィシュ (原題:緑の魚)』『秘花 ~スジョンの愛~ (原題:オー!スジョン)』のムン・ソングン、大家の娘ヘオクを演じるのは『バイ・ジュン』のソ・ヨンヒ、ウォンサンの元恋人ネギョンを演じるのは二人をおり、声を担当しているのが本作スクリンデビューのイム・ミヒョン、一人二役を演じるペ・ジョンオク。

パク・チャノク女性監督は、ホン・サンス監督の下で助監督をしていた経験があることで、ホン・サンス作品の作風が匂うのである。大学院生ウォンサンを中心にして、恋心を持つ獣医ソンヨン、恋人をとられた編集長ユンシク、片思いされているヘオク、まだ未練がある元恋人ネギョンとの人間関係を表現して、ウォンサンを含む中心人物の日常を描いている。

ウォンサンは、恋人ネギョンの心を奪った編集長ユンシクの下で働き、ユンシクという人間を知っていくのである。二人は職場だけではなく、編集長ユンシクがウォンサンを英語で書かれたコンピュータの説明書を解読して欲しいことで妻と娘がいる自宅に呼んだり、二人っきりで酒を呑んで喋ったり、ウォンサンを運転手のような扱いされたりするのだ。青年と中年男性の女性に対する考え方の違いをみせながら、ウォンサンからはあまりにも自由すぎる編集長ユンシクの存在をみせている。

編集長ユンシクは、浮気者として設定されているが、容姿は平凡でただの中年男性である。寂しく生きるソンヨンの心の隙間に入るユンシクは、肉体関係を持つのであるが、割り切った感じにも取れるのだ。編集長ユンシクとソンヨンの微妙な大人の関係を描き、ウォンサンの心は嫉妬をしていくのである。

獣医ソンヨンは、年齢差がある青年ウォンサンと知りあうことで、今までの孤独感から解放されるように描かれている。編集長ユンシクと青年ウォンサンの間で、揺ら揺らと飛んでいるようでありながら、自分を持っている。女性監督特有な表現方法なのかもしれないが、独特な感じを受けるのだ。

意外にも存在感があるのが大家の娘ヘオクである。毛糸屋を一人で営み、病気の父を面倒みており、弟が病気になり混乱してしまうのだ。ヘオクにとって心の動揺を抑えてくれるのはウォンサンだけであり、ウォンサンはそんな弱っているヘオクをソンヨンへの嫉妬心を振り払うように肉体関係を結ぶのである。「嫉妬」というのがポイントになっており、主に男性視点のウォンサンの感情を表している。その後、ウォンサンとヘオクの間に気持ちの溝があるのが徐々にみえてくるのである。

気にかかるのが、最初から声だけ登場しているネギョンが、終盤に雑誌社のエレベーターで、しかも後ろ姿だけ登場するのである。ネギョンの見せ方に工夫をしており、鑑賞者に顔をみせない演出をしているのである。このあたりは、終盤の修羅場の場面だから深く触れないでおこう。

作家性が強い作品なので、鑑賞者の好みによって割れる作品だろう。内に秘める心の動きを描いている作品なのはわかるが、個人的には合わなかった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2010-09-20 17:16 | 538.嫉妬は我が力
韓国映画レビュー その531 「10億」
韓フェス2010で公開中のこの作品。各種サービスデー(メンズデー、レディースデー、ファーストデー等)は適応しないと公式HPに記載してある。なんで。映画祭扱いなのかな。

b0097051_2024851.jpg10億
制作年:2009年
監督:チョ・ミノ
出演:パク・ヘイル、パク・ヒスン、シン・ミナ、イ・ミンギ、チョン・ユミ、イ・チョニ、コ・ウナ
ジャンル:サスペンス
鑑賞:動画


大多数の応募者の中、ウェブプロデューサーのチャン・ミンチョル(パク・ヒスン)が主催の10億ウォン賞金のサバイバルゲームが始まり、男4人女4人の計8人が選ばれた。フリーカメラマンのハン・ギテ(パク・ヘイル)、バイク便運転手チョ・ユジン(シン・ミナ)、清掃業者のパク・チョリ(イ・ミンギ)、学生キム・ジウン(チョン・ユミ)、証券マンのチェ・ウックァン(イ・チョニ)、ホステスのイ・ボヨン(コ・ウナ)、水泳選手のホン・スヨン(ユ・ナミ)、無職のハ・スンホ(キム・ハクソン)である。オーストラリアのパース空港に到着した彼ら彼女らは、チャン・ミンチョルとカメラマン(チョン・ソギョン)の二人が出迎えて、目的地まで車で向かった。一週間ゲームを行い、一人ずつ脱落し、最後に勝ち残った一人だけが10億ウォンを手に入れられるルールをチャン・ミンチョルから訊かされる。だが、サバイバルゲームは、安易なゲームでなく生死を賭けたゲームになっており、次々と死者が増えていく。過酷なサバイバルゲームを行う参加者は何故このゲームに選ばれたのか、そしてこのゲームの意味は何なのかというお話。

監督は、『ジャングルジュース』『強敵』のチョ・ミノ監督。
出演は、フリーカメラマンのハン・ギテを演じるのは『極楽島殺人事件』『モダンボーイ』のパク・ヘイル、ウェブプロデューサーのチャン・ミンチョルを演じるのは『バカ』『作戦』のパク・ヒスン、バイク便運転手チョ・ユジンを演じるのは『今、このままがいい』『キッチン』のシン・ミナ、清掃業者のパク・チョリを演じるのは『おいしいマン』『海雲台』のイ・ミンギ、学生キム・ジウンを演じるのは『おいしいマン』『彼女たちの部屋』のチョン・ユミ、証券マンのチェ・ウックァンを演じるのは『ハミング』『ビューティフル (原題:美しい)』のイ・チョニ、ホステスのイ・ボヨンを演じるのは『サンデーソウル』『ひとりぼっち』のコ・ウナ、水泳選手のホン・スヨンを演じるのは『カルジギ』のユ・ナミ、無職のハ・スンホを演じるのは『強敵』『宮女』のキム・ハクソン、チャン・ミンチョルのカメラマンを演じるのは『私たちの生涯最高の瞬間』『最高のパートナー (原題:マイ・ニュー・パートナー)』のチョン・ソギョン。

冒頭のシーンでサバイバルゲーム終了後に勝ち残ったユジン(シン・ミナ)が瀕死の状態で保護されるところをみせており、刑事と医者が事情を訊いているのである。ユジンの回想シーンを主にしてストーリーが始まっていき、ラスト際に現在に戻るという構成になっている。まず、構成の失敗として、勝者を冒頭にみせてしまったことかもしれない。これからサバイバルゲームの模様を示すのに答えを出してしまっているので、そこで一つの楽しみが減っているのだ。主役級の俳優を揃えていることで、誰が勝者になってもおかしくないから、余計にそのように感じてしまうのだ。

始めのゲームは、二つのチームに分かれて海上に浮かぶ旗をイカダで取りに行くゲームである。だがそれはフェイクであり、別のゲームのために用意されていたものなのだ。そして、ボウガンの矢を取るゲーム、森林を駆け抜け、砂漠を歩き続けたり、激流の川をカヌーと小型ボートで渡っていくといった中、死者が次々と出てくるのである。中盤からは、残り四人になり、チャン・ミンチョルのアジトに入り込んでいくが空で、そこから各二人に分かれて行動していく流れである。残り四人になるまでは、ひたすら走っており、臨場感が欠けており、もっと迫力ある映像が欲しいところであった。おそらく、人間の欲や弱さといった心を扱うところも描きたいから、アクションに対する演出は控えめなのであろう。サバイバルゲームの演出が、安っぽくて目立ってしまうところが多いのだ。

チャン・ミンチョルの狂気ぶりが見せ所のひとつになっている。チャン・ミンチョルがボウガンの矢を取るゲームで参加者の一人を殺し、そこからチャン・ミンチョルから逃げるような形に展開が変わっていくのである。このゲームの怖さを参加者が本当に知るからだ。様々な場所に隠しカメラを設置しており、それを実況生中継しながら、チャン・ミンチョルの監視下の中で、参加者たちが逃げまわるのだ。チャン・ミンチョルのカメラマンも、チャン・ミンチョルの狂気に怯えているので参加者たちと同じような気持ちになっているのがみえる。この二人のやり取りも呆気なかったけど。恐怖心をみせながら、賞金の10億ウォンの魅力がふっとんでいる参加者もいたり、逆に10億ウォンの魅力に惹かれる参加者もいたり、この事態を止めようとする参加者もいるのだ。チャン・ミンチョルと対決する参加者という構図をみせているが、何故このような展開になるのかはラスト際にならないと分からないのだ。

伏線は一箇所だけ貼っているがあれだけでは気づくことができず、サバイバルゲームが終わることで、このゲームの目的がみえる仕組みになっている。謎解きならノーヒントだから解けるわけがない。一応は、二段構えの終盤になっていることで工夫はしている。これだけの役者を揃えて、この内容ではかなり物足りなさを感じる作品である。俳優がみたいだけならいいかもしれないが、映画としては残念なところがあり、もう少し捻って作って欲しかった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★

More ネタバレのため鑑賞済みの方々へ
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by nameinuuuu | 2010-09-01 20:43 | 531.10億
韓国映画レビュー その436 「天国までの60日 (原題:少年、天国へ行く)」
シングルマザーのことを「やもめ」と訳していたので、珍しい訳し方をしていたので笑ってしまった。今時このような言葉で表現しているからだ。舞台が80年代だからかな。意味は通じるから問題ないけど。

b0097051_1947189.jpg天国までの60日 (原題:少年、天国へ行く)
制作年:2005年
監督:ユン・テヨン
出演:ヨム・ジョンア、パク・ヘイル
ジャンル:ファンタジー、ラブストーリー
鑑賞:日本版DVD


1980年代の田舎町。シングルマザーの家庭に育った13歳のネモ(子供時代:キム・グァヌ、大人時代:パク・ヘイル)は、時計屋を営む母(チョ・ミンス)と仲良く暮らしていた。ネモの夢は、シングルマザーの女性と結婚することであった。幼なじみのスニ(ホン・スヨン)は、ネモに気があって家業が豆腐屋だったことで、頻繁にネモの家に豆腐の差し入れをして遊びにきていた。突然、ネモの母が急死してしまい一人ぼっちになってしまった。スニの母が、ネモを引き取って一緒に暮らすことを提案したが、ネモは母の残したお金があるのでそのまま自宅で一人暮らしをすることを決めた。ある日、ソウルからシングルマザーのプジャ(ヨム・ジョンア)と幼い息子ギチョルが引越してきた。ネモの母が経営していた時計屋が漫画喫茶に変わってしまい、漫画喫茶を経営するプジャの姿をみてネモはときめいてしまった。ネモは、頻繁に漫画喫茶に訪れてプジャと仲良くなっていき、プジャの息子ギチョルとも仲良くなっていった。ネモはプジャとギチョルと三人で映画を観に行くが、映画館が火事になってしまい、ギチョルが逃げ遅れてしまったことで、ネモはギチョルを助けようと煙の中に入っていった。なんとかギチョルは助かったが、ネモの姿がなく行方不明になってしまった。気を失っていたネモが目を覚ますと、たくさんの花が咲き木々が生い茂った場所にいた。そこは、天国で二人のおじさん天使がネモの寿命はあと80年残っており、予定外の事態が起こっていた。ネモは天使と取り引きをして、1日を1年として地上に戻してもらうことになる。そして、20日が経過したところで自宅で目を覚ましたネモは33歳の大人の姿になっていた。ネモは、残された60日をプジャのために時間を費やすことを決めて、心は子供で体は大人のネモが憧れの女性プジャとの愛に全てを捧げるお話。

監督は、『愛人 もうひとりのわたし (原題:バニシング・ツイン)』のユン・テヨン監督。
出演者は、クラブ歌手で漫画喫茶を経営するプジャを演じるのは『ラブリー・ライバル (原題:女先生 VS 女弟子)』『サッド・ムービー』のヨム・ジョンア、成長したネモを演じるのは『初恋のアルバム (原題:人魚姫)』『恋愛の目的』のパク・ヘイル、ネモの父ドンスを演じるのは『春の日のクマは好きですか?』『最後の狼』のオ・グァンノク、警察官を演じるのは『男、生まれる』のパク・ウンス、老人を演じるのは『ぼくらの落第先生 (原題:先生キム・ボンドゥ)』『浮気な家族』のチョン・ジンガク、子供のネモを演じるのは『初恋のアルバム (原題:人魚姫)』のキム・グァヌ、スニを演じるのは本作スクリンデビューのホン・スヨン。

全体の三割の時間、子供時代のネモを描いていることで、子供なのにませている少年であることがみえ、体が大人になったときの行動をみても違和感なく表現されているところは感心する。ネモは母と二人暮しで、母が父のことを詳しく語っていないことから、中盤から終盤にかけて父の存在がみえてくるのである。父の出現方法に無理があるかもしれないが、ファンタジーとして表現している作品なために可能にしているのであろう。

子供時代のネモが、本気で積極的にシングルマザーのプジャを口説いていることで、ネモが大人の体になってからの二人の関係を面白くみせているのだ。プジャは、ネモが子供だから気軽にキスをしたり、一緒に寝ているときに胸を揉んできてもそのまま黙っていたり、ネモから愛情表現として指輪を渡されてもすんなり受け入れたり、ネモを子供扱いしているのである。プジャも、これらの行動を大人の男性がしていたら同じ振る舞いは決してしないであろう。このような行動をみせていることで、大人姿になったネモの行動が非常に笑えてしまうのだ。

ストーリー展開に必要だったのがスニの存在であろう。ネモとスニが共に行動するところをみせていたり、ネモの気持ちを知っての行動をとっていたり、大人の体になってからもスニの位置づけがよく出来ている。大人姿のネモの仕草をみて、直ぐにネモ本人であることに気づくスニが、どのような形でネモと接して、どのような気持ちでいるのかを考えてみると面白くなるだろう。

大人姿のネモは、周囲から不審人物にみられていたことでネモの父と名のって行動しており、ネモの仕草をみていると子供の振る舞いをしていることで、誰もが不思議に感じてみえているだろう。地上でおじさん天使と口論しているところ、プジャのナイトクラブでの喧嘩シーン、スニとの会話、プジャに対しての行動、なぜか小学校に姿をみせていたりと、子供時代のネモの伏線を上手く使っている。

プジャの感情がどのように変化しているのかであろう。プジャの過去の失敗した恋愛経験だったり、子供姿のネモがしていた行動をどのように感じていたのか、大人姿のネモが近づいてくることで積極的な行動をとってしまっている。プジャとネモの関係は、ネモが大人姿に変化したことで急速に展開が進んでいくことはすぐに予測できるであろう。大人の女性と子供の男性の恋愛表現の仕方が非常に面白くみせているのである。キスの仕方でプジャのディープキスに驚いてしまう大人姿のネモ、初夜のときに平然と寝てしまう大人姿のネモにプジャの気持ちや行動などである。子供の心をパク・ヘイルが上手に熱演しているから、この物語を壊すことなく表現できていると感じる。

もう一つの面白さとしては、時代背景と訛りであろう。ソウルから来たプジャとギチョル以外は、みんな訛っているのだ。地方という設定になっているが場所を特定していないようにみえ、そこもファンタジーの要素を含んでいたのかもしれない。1980年代を時代背景にしており、漫画や玩具のキャラクターがよく目に入った。ロボットテコンVのお面、スーパーテコンVのポスター、イーグル五兄弟(ガッチャマンのバッタもの)の人形などといった80年代ものアイテムがみられるので、別の意味で楽しめるかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2009-11-17 19:59 | 436.天国までの60日
韓国映画レビュー その378 「モダンボーイ」
1930年代の日本統治時代の朝鮮が舞台だから、韓国ではこのような設定だとなかなかヒットしないのかな。日本時代をどのように描くかなのだが、日本の統治を美化したような内容を作ると韓国メディアに袋叩きになるのかなぁ。東京都知事の石原慎太郎氏が、2016年オリンピック東京招致申請にともなう調査のため来日した国際オリンピック委員会(IOC)の現地調査に関連した記者会見を開いたときに、当時の日本の植民地政策についてコメントしたことに対して、文句を言っている一部のメディアがいるから。
全体を通して感じたことは、あまり時代検証していない作品であるのがわかる。当時使われていた表現からである。新聞の号外の「日中戦争」とは戦後作られた言葉であるし、「明洞聖堂」も日本統治時代では別名だったし、当時存在しない外来語を多数用いたりしている。韓国の時代劇TVドラマをほとんど観たことがないが、このような時代にそぐわない表現はちゃんとしているのか不思議に思う。


b0097051_0543552.jpgモダンボーイ
制作年:2008年
監督:チョン・ジウ
出演:パク・ヘイル、キム・ヘス、キム・ナムギル
ジャンル:ヒューマンドラマ、ラブストーリー、アクション
鑑賞:韓国版DVD


支那事変が勃発した1937年、日本統治下の朝鮮の京城が舞台。父親(シン・グ)が大金持ちで、贅沢な暮らしをして、朝鮮総督府で書記官をしているイ・ヘミョン(パク・ヘイル)は、親友の日本人検事シンスケ(キム・ナムギル)と久々に再会してクラブに遊びにいった。ヘミョンは、そのクラブでひと際目立つ女性ダンサーのチョ・ナンシル(キム・ヘス)に一目惚れした。ヘミョンは、ナンシルに近づきたいため、シンスケに協力を求めた。クラブで芸名ローラとして活動しているナンシルは、ナンシルの従兄弟でありマネージャーであるオオガイ(キム・ヨンジェ)が行方不明になってしまったことで、朝鮮総督府に勤務しているシンスケ検事を訪ねてきたとき、ヘミョンはシンスケの名前を語ってナンシルと接触することができた。昼間は洋裁店でデザイナー及び裁縫師をしているナンシルの職場に訪れるヘミョンは、次第に親しい仲になっていき恋人関係になっていく。ヘミョンの家に泊まったナンシルは、翌朝に朝鮮総督府へ出勤するヘミョンに手作り弁当を持たせた。ナンシルの手作り弁当が朝鮮総督府内で爆発して大きな騒ぎになり、ヘミョンは自宅に戻ってみるとナンシルの姿はなく、家具が消えていた。ヘミョンは、ナンシルが働いている洋裁店やクラブに行ってみたが姿はなく、京城中を探しまわる。ヘミョンは、ナンシルを心から愛してしまったときに姿を消してしまい、朝鮮総督府爆発事件のこともあり、真実を知りたかった。ヘミョンがナンシルと再会したとき、ナンシルの秘密を知り、困惑しながらもこの時代に生きる二人の姿を描いたお話。

監督は、『ハッピー・エンド』『親知らず』のチョン・ジウ監督。
出演者は、朝鮮総督府の書記官ヘミョンを演じるのは『グエムル -漢江の怪物-』『極楽島殺人事件』のパク・ヘイル、デザイナーでありダンサーのチョ・ナンシルを演じるのは『よいではないか』『11番目のお母さん』のキム・ヘス、日本人検事のシンスケを演じるのは『後悔なんてしない』『カン・チョルジュン 公共の敵 1-1』のキム・ナムギル、質屋のペク・サンホを演じるのは『ス SOO (原題:壽)』『ファム・ファタール (原題:無防備都市)』のキム・ジュンベ、チョ・ナンシルの従兄弟オオガイを演じるのは『親知らず』『シークレット・サンシャイン (原題:密陽)』のキム・ヨンジェ、ヘミョンの父を演じるのは『拍手する時に去れ』『プチトマト』のシン・グ。

1937年の日本統治時代と西洋文化を取り入れた現代を融合した映像描写になっている。多少違和感がある映像になっているが、近代化した京城を表現したいのがみえる。少数の裕福層が近代文化を取り入れたモダンボーイのヘミョン、モダンガールのナンシルを中心にみせながら、一般的な服装な人たち、民族衣装(和服や韓服など)を纏った人たちもみせている。また、西洋近代建築も表現されており、おそらくCGで再現させていると思うがドイツ人建築家が設計した朝鮮総督府、赤レンガのルネッサンス風建築物の京城駅、日韓併合前に建築された明洞聖堂(日本統治時代の名称は鐘峴聖堂)などである。日本統治時代という設定なため、日本語頻度は全体の20%ぐらいだから、日本人からすると意外と鑑賞しやすいかもしれない。

多くのことを詰め込んだ作品になっており、朝鮮独立運動家たちの活動、ヘミョンとナンシルの恋愛、日本統治時代の朝鮮、日本人と朝鮮人の壁、朝鮮人としての誇りなどをみせている。正直に言ってしまうと日本統治時代で朝鮮独立を謳った運動家たちを主にしたストーリーだから、いつもと変わらずって感じで日本ではヒットし難い作品であろう。

親日派で恵まれたプレイボーイのヘミョンが、大きな秘密を持った女性ナンシルを愛したことで、とんでもない事件に巻き込まれていく姿をみせている。今まで考えてこなかったこの時代に生まれたことを深く見詰め、胸の内に秘める思いをナンシルが引き出し、ヘミョンがどのように変化するのかをみせている。ナンシルに出会ったことが運命の分岐点であり、平穏な生活が一変してしまうのだ。

ナンシルが何者であるのか、何を企んでいるのかを考えさせるところが面白くみせている。職業ではダンサー、歌手、デザイナー、裁縫師、独立運動家と幾つかの顔をみせ、名前ではチョ・ナンシル、ローラ、ナターシャ、石田燿子、テロパクの妻と幾つかの名義がある。その変化ぶりは素晴らしく、男性の中に混じって激しいダンスをしたり、洋装店では控えめなデザイナーとして地味な女性だったり、歌唱力を持った日本人歌手のゴーストシンガー、朝鮮総督府に和服姿で清楚な女性として現れたり、度胸のある独立運動家をキム・ヘスが見事に演じている。

ヘミョンとナンシルの恋愛は、中盤まではあまり強調せずにみせているが、二人の愛情の深さが分かるのが終盤なのである。どんな女性にも軽く遊ぶヘミョンがナンシルの魅力に吸い込まれて、ナンシルもヘミョンの本心を見抜き心が揺れているのがみえるのだ。二人の動向は、終盤の展開に通じるので詳しいことは控えることにする。

日本人と朝鮮人の見えない壁というのが多々出てくる。警察での拷問では朝鮮人に対して厳しく行っていたり、ナンシルの従兄弟オオガイの件に関しても拷問によって精神障害になって戻ってきたり、飲食店に強制捜査に入った刑事たちが日本人客と朝鮮人客を区別したり、ヘミョンの親友であった日本人検事シンスケの厳しい尋問などみせている。警察の尋問は、過激な独立運動家の行動を抑止するために行っているとみえるから当然のようにもみえるが。

ナンシルの行動がサスペンス要素をみせている。ヘミョンは単に利用されているのか、テロパクというのは何者なのか、独立運動家としてナンシルの実力はどのぐらいのレベルなのか、刑事たちとの攻防、中盤から登場する質屋のサンホ(キム・ジュンベ)との繋がり、ある物体の仕掛け、最終目的は何なのかというところである。

この作品で一番気に入ったのは、キム・ヘスの歌である。「色彩のブルース」「Why don't you do right?」「小川の浅瀬 (日本語バージョン)」「小川の浅瀬 (韓国語バージョン)」の4曲を熱唱している。歌自体は「色彩のブルース」が好きであるが、映画としては「小川の浅瀬」が映像と上手くマッチしている。劇中ではナンシルがヘミョンの耳元で「小川の浅瀬」の韓国語バージョンを歌い、レコードを再生させて「小川の浅瀬」の日本語バージョンが流れ、二つの言葉が重なったメロディがなかなか良いのだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2009-04-22 01:19 | 378.モダンボーイ
韓国映画レビュー その269 「菊花の香り」
韓国版DVDを発売日に購入した記憶があるこの作品。その当時は、日本で劇場公開するとは思わなかったからである。最近、久しぶりに再鑑賞したのでレビューを書いてみた。時間が経つと感想も変わってきた。

b0097051_20293712.jpg菊花の香り
制作年:2002年
監督:イ・ジョンウク
出演:チャン・ジニョン、パク・ヘイル、ソン・ソンミ
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD


高校までアメリカで生活していた帰国子女のイナ(パク・ヘイル)は、ある日地下鉄のホームですれ違った菊の花の香りをした女性ヒジェ(チャン・ジニョン)に一目ぼれした。大学に入学した新入生イナは、勧誘する先輩に歴史研究会のサークルへ連れていかれ、そこでヒジェと再会した。ヒジェは、責任感が強く逞しい性格でこのサークルの会長であり、イナの先輩でもあった。夏の合宿で先輩たちは、よく働く後輩イナをみてサークルの仲間たちから受け入れられ、ヒジェの親友ジョンナン(ソン・ソンミ)は後輩イナのことを密かに心を寄せていた。その合宿中で溺れかけたヒジェを助けたイナは、目を覚ましたヒジェに愛の告白をするがあっさりとかわされてしまった。そして、ヒジェは大学を卒業してデザイナーの仕事に就いて活躍し、結婚間近であった。だが、ヒジェ、婚約者、ヒジェの父母の4人は交通事故に遭ってしまい、婚約者とヒジェの父母は亡くなってしまい、ヒジェだけが生き残った。ヒジェは、心を閉ざしてしまい、殻に閉じこもるような生活をしてしまう。一方、イナは兵役も終わり、大学を卒業してからラジオのPDをしていた。今でも好きでいるイナは、リスナーからの葉書ということで、ヒジェへのメッセージをDJが読んでいた。ジョンナンの助けもあり、再会したイナとヒジェは心を通わせ、ついに結婚した。幸せな日々を過ごす二人であったが、ヒジェは病魔に侵されていることがわかる。果たして、二人は今後どのような人生を歩み、どのような決断をするのかというお話。

監督は、本作デビュー作のイ・ジョンウク監督。
出演者は、イナの大学の先輩で現在デザイナーのヒジェを演じるのは『鳥肌』『オーバー・ザ・レインボー』のチャン・ジニョン、ヒジェの大学の後輩で現在ラジオのPDをするイナを演じるのは『ワイキキ・ブラザーズ』のパク・ヘイル、イナの大学の先輩で現在医者のジョンナンを演じるのは『マイ・ボス マイ・ヒーロー (原題:頭師父一体)』『盗られてたまるか』のソン・ソンミ、ソンホを演じるのは『江原道の力』『魚と寝る女』のキム・ユソク、イナのラジオ放送でDJをするウナを演じるのはアナウンサーのチョン・ウナ。

大学時代から先輩ヒジェのことを一途に愛していていたイナが、ようやく結ばれるが二人には悲しい運命がある純愛もの。

序盤は大学時代のサークル内の活動を中心に描かれ、先輩ヒジェと後輩イナの関係をみせている。イナからすると憧れの女性であるが、ヒジェにとっては良き仲間という関係がみられ、恋愛というよりは大学でよくある風景である。夏の合宿で二人の関係は接近するが、愛について深く考えているヒジェ、情熱的なイナというところで女性の方がかなり大人に描かれている。大学時代を多くみせたことで中盤以降の展開がおもしろく進んでいるように感じとれる。

大学時代の明るいヒジェ、両親と婚約者を亡くして落ち込むヒジェ、イナによって心を回復するヒジュという形で複数の顔をみせることで、感情の波をうまく描かれている。何気ないラジオ放送のメッセージと思いきや、気持ちが詰まったメッセージなのがなかなか憎い趣向だ。初めはイナ、次にヒジェがそのラジオ放送のメッセージを使うところもアイデアとしてはおもしろいところである。

ヒジェとイナの主役に隠れているジョンナンの存在が輝いている。大学を卒業して産婦人科医として活躍するジョンナンは、卒業後もヒジェとイナの両方と仲が続いている。二人の架け橋になっている存在でもあるが、イナに心を寄せているジョンナンは自分の気持ちを抑えているのがみられる。ヒジェに対してイナの一途な気持ちを知っているからであり、そして何より親友ヒジェのためでもある。二人の愛を妨害するのでなく、最後まで二人を支える彼女の姿勢が美しくみえた。

一番の見せ所は、ヒジェが妊娠を喜ぶと同時に末期ガンというところである。選択肢はいろいろあり、どれが最善であるかは一概にいえないが、お互いが相手を想う気持ちを持っていることでの決断であろう。ヒジェとイナの両方の感情をみながら、二人の愛の形を感じとって鑑賞してほしい作品だ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-03-04 20:38 | 269.菊花の香り
韓国映画レビュー その246 「極楽島殺人事件」
12月に東京の有楽町で「韓国映画ショーケース2007」という日本未公開作品9本が上映される中の1本が本作品である。興味がある方は鑑賞してもらいたい。
韓国映画のサスペンスものとしては、なかなかの出来具合になっている。やはり、日本ではパク・ヘイルやパク・ソルミって人気があるのかな。

b0097051_18474267.jpg極楽島殺人事件
制作年:2007年
監督:キム・ハンミン
出演:パク・ヘイル、パク・ソルミ、ソン・ジル
ジャンル:サスペンス
鑑賞:韓国版DVD


時は1986年。木浦沖合で釣り人たちが人間の頭部を釣りあげて、それを死体解剖した結果から近隣の極楽島の住民であることがわかった。二人の刑事は、極楽島に到着したときに船乗りから不吉なことを言われて、不安な気持ちで極楽島の事件を捜査する。時は一ヶ月まえに遡り、極楽島で起こった殺人事件の全貌が明らかになる。素朴で純粋な島民17人が住むこの島で、長老のキム老人(キム・インムン)を祝う宴が開かれた。翌日に二人の電気技師の遺体が発見され、昨夜にドクスと殺された二人が花札賭博をするために合宿所に入っていくのを少年テギが目撃していた。保健所長ウソン(パク・ヘイル)を中心に島民たちは、ドクスを捜索した結果、崖にドクスの靴と鎌を発見したことでドクスが亡くなっていると島民たちは不安がる。学校に集まった島民たちは、学校の先生グィナム(パク・ソルミ)がこれは連続殺人であると主張することに対して、ウソンはドクスが二人を殺害して自殺したのではと主張する。だが、再び殺人が起こり、そして不思議な死が発生して事件の真相は深まっていく。果たして、連続殺人事件の犯人は誰なのか、事件の真相はどのようなものなのかというお話。

監督は、本作デビュー作のキム・ハンミン監督。出演者は、保健所長ウソンを演じるのは『恋愛の目的』『グエムル -漢江の怪物-』のパク・ヘイル、学校の先生グィナムを演じるのは『風の伝説』のパク・ソルミ、学校の用務員チュンベを演じるのは『ぼくらの落第先生 (原題:先生キム・ボンドゥ)』『お客様は王だ』のソン・ジル、極楽島の里長を演じるのは『ボリウルの夏』『無道里』のチェ・ジュボン、里長の息子サングを演じるのは『ダンサーの純情』『ケンカの技術』のパク・ウォンサン、イ技師を演じるのは『おまえを逮捕する (原題:強力3班)』『淫乱書生』のアン・ネサン。

時代は1986年、そして刑事たちが極楽島に調査しに来た日とその一ヶ月まえという2つの時間軸でストーリーは進行していく構成である。主に、一ヶ月まえに極楽島で起こった出来事を映し出しており、捜査しに来た刑事たちのシーンは最初と最後である。

事件の進行は、二人の電気技師が殺害されたことから始まり、容疑者ドクスという構図をみせる。だが、明け方にパンス(パク・キルス)のところにドクスが訪ねてきて、カバンに入った血のついた札束をみせらたことや森の中に消えていったことを証言する。グィナムが合宿所付近で血痕を発見し、それをウソンに相談して、ウソンと極楽寺の坊さんと一緒にその血痕があった周辺を調べたところ、頭部がないバラバラ死体を発見する。この時点でこの遺体が容疑者ドクスであると予想するのが筋であろう。島民の誰もが容疑者になってしまったことで、リーダーシップをとる里長の息子サングは、疑わしい発言をしたウソンを疑い出して拘束することにした。新聞のペンギンの絵を捜すパズル欄をいつも解いてノートに貼り付けているチュンベ(ソン・ジル)は、誰かがノートに挟んだメモ書きに注目して、メモ書きの意味がわからないためにウソンにみせて見解をきいたがわからない。ある日の夜、覆面をした人間がある家に潜入してカバンを盗もうとしたときに物音がしてばれてしまい、覆面人間と家主たちがもみ合っているうちにジョングが殺され、その騒動にかけつけたグィナムを脅して逃走し、猟銃を持った男も交わして覆面人間は逃げきった。だが、更なる悲劇がその後に連発する流れなのだ。

覆面人間の登場によって、覆面人間と抵抗していた島民たちから、ある程度犯人が搾れるであろう。だが、それは単独犯であればの話しで複数犯であれば状況も変わってくる。中盤以降に、複数犯の説を言う島民たちが出てくることで、うまく犯人像をぼかす点はよく出来ている。そして、女の幽霊が意外にもポイントになっている。この島で伝説化されているその女の霊が頻繁に登場しており、重要なシーンにもちょくちょく顔を出すのでホラー要素も含んでいるのかとみせている。そして序盤ではよそよそしく振舞っていた保健所長ウソンと学校の先生グィナムが、中盤以降に二人は親密に会話しだす点も理由があるのだ。

新人監督のサスペンス作品としてはよく出来ており、注目点は犯人捜しだけではないことなのだ。連続殺人が起こったプロセス、謎の死、偶発的に起こったと思われる事件、段々と人が減ってきたことで誰が殺人鬼かわからないような推理を発したりと終盤をみせている。犯人捜しの他に、もうひとつのオチをみせていることがこの作品の本筋なのである。所々にヒントとなるシーンは挿入されていたが、さすがにこれだけのヒントでは難しさがあった。

主役のパク・ヘイルやパク・ソルミだけでなく、ベテラン役者たちの方に目がいくかもしれない。ソン・ジル、チェ・ジュボン、パク・ウォンサン、アン・ネサン、ユ・ヘジョン、イ・デヨンといった様々な映画作品で活躍している役者たちである。島民たちは汚れたメイクをしているので顔が判別し難い点があるので、しっかり人物を認識して登場人物を整理しながら鑑賞すると楽しめるであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2007-11-21 18:55 | 246.極楽島殺人事件
パク・ヘイル
b0097051_19112618.jpgパク・ヘイル
박 해일
1977年1月26日生

<映画出演作品>
b0097051_19121555.jpgワイキキ・ブラザーズ
制作: 2001年韓国  監督: イム・スルレ
出演: イ・オル、パク・ウォンサン、ファン・ジョンミン 他
b0097051_19122991.jpgフー・アー・ユー?
制作: 2002年韓国  監督: チェ・ホ
出演: イ・ナヨン、チョ・スンウ 他
b0097051_19124151.jpg菊花の香り
制作: 2002年韓国  監督: イ・ジョンウク
出演: チャン・ジニョン、パク・ヘイル、ソン・ソンミ 他
b0097051_19125522.jpg嫉妬は我が力
制作: 2002年韓国  監督: パク・チャノク
出演: パク・ヘイル、ペ・ジョンオク、ムン・ソングン 他
b0097051_1913892.jpg殺人の追憶
制作: 2003年韓国  監督: ポン・ジュノ
出演: ソン・ガンホ、キム・サンギョン、パク・ヘイル 他
b0097051_233712.jpgShow me (短編)
制作: 2003年韓国  監督: イム・ピルソン、ナム・キウン、イム・チャンジェ
出演: パク・ヘイル、パク・リディア、ユン・ジンソ、キ・ジュボン、チャン・ヒョンソン 他
b0097051_19132555.jpg初恋のアルバム~人魚姫のいた島~ (原題:人魚姫)
制作: 2004年韓国  監督: パク・フンシク
出演: チョン・ドヨン、パク・ヘイル 他
b0097051_19134089.jpg恋愛の目的
制作: 2005年韓国  監督: ハン・ジェリム
出演: パク・ヘイル、カン・ヘジョン 他
b0097051_19135494.jpg天国までの60日 (原題:少年、天国へ行く)
制作: 2005年韓国  監督: ユン・テヨン
出演: ヨム・ジョンア、パク・ヘイル 他
b0097051_1914733.jpgグエムル -漢江の怪物-
制作: 2006年韓国  監督: ポン・ジュノ
出演: ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ 他
b0097051_1914195.jpg極楽島殺人事件
制作: 2007年韓国  監督: キム・ハンミン
出演: パク・ヘイル、パク・ソルミ 他
b0097051_19143383.jpgよいではないか
制作: 2007年韓国  監督: チョン・ユンチョル
出演: チョン・ホジン、ムン・ヒギョン、キム・ヘス 他
b0097051_15572977.jpgモダンボーイ
制作: 2008年韓国  監督: チョン・ジウ
出演: パク・ヘイル、キム・ヘス 他
b0097051_13513751.jpg10億
制作: 2009年韓国  監督: チョ・ミノ
出演: パク・ヘイル、パク・ヒスン、シン・ミナ、イ・ミンギ、チョン・ユミ 他
b0097051_1753823.jpgグッドモーニング・プレジデント
制作: 2009年韓国  監督: チャン・ジン
出演: イ・スンジェ、チャン・ドンゴン、コ・ドゥシム 他
b0097051_1825016.jpgThe End (短編)
制作: 2009年韓国  監督: ぺク・ヒョンジン
出演: パク・ヘイル、オム・ジウォン、ムン・ソリ、リュ・スンボム 他
b0097051_2228019.jpg黒く濁る村 (原題:苔)
制作: 2010年韓国  監督: カン・ウソク
出演: チョン・ジェヨン、パク・ヘイル、ユ・ジュンサン 他
b0097051_19374142.jpg心臓が脈打つ
制作: 2010年韓国  監督: ユン・ジェグン
出演: キム・ユンジン、パク・ヘイル 他
b0097051_22431032.jpgおいしい人生
制作: 2010年韓国  監督: チョ・ソンギュ
出演: リュ・スンス、イ・ソム 他
b0097051_1831058.jpg神弓 -KAMIYUMI- (原題:最終兵器 弓)
制作: 2011年韓国  監督: キム・ハンミン
出演: パク・ヘイル、リュ・スンニョン、キム・ムヨル、ムン・チェウォン 他
b0097051_12373353.jpg永遠の冗談 (短編)
制作: 2011年韓国  監督: ペク・ヒョンジン
出演: パク・ヘイル、オ・クァンロク 他
b0097051_15484116.jpg私は公務員だ
制作: 2011年韓国  監督: ク・ジャホン
出演: ユン・ジェムン、ソンジュン、キム・ビョル 他
b0097051_22542180.jpg獣の終わり
制作: 2011年韓国  監督: チョ・ソンヒ
出演: イ・ミンジ、パク・ヘイル 他
b0097051_22543331.jpg人類滅亡報告書
制作: 2012年韓国  監督: キム・ジウン、イム・ピルソン
出演: リュ・スンボム、キム・ガンウ、ソン・セビョク 他
b0097051_22545324.jpgウンギョ
制作: 2012年韓国  監督: チョン・ジウ
出演: パク・ヘイル、キム・ムヨル、キム・コウン 他
b0097051_1831446.jpg私が告白したら・・・
制作: 2012年韓国  監督: チョ・ソンギュ
出演: キム・テウ、イェ・ジウォン 他
b0097051_15485682.jpg週末の王子
制作: 2012年韓国  監督: イム・ピルソン
出演: パク・ヘイル、ソン・セビョク 他
b0097051_2035544.jpg高齢化家族
制作: 2013年韓国  監督: ソン・ヘソン
出演: パク・ヘイル、ユン・ジェムン、コン・ヒョジン 他
b0097051_16573675.jpgわが独裁者
制作: 2013年韓国  監督: イ・ヘジュン
出演: チェ・ミンシク、パク・ヘイル 他
b0097051_1305899.jpg慶州
制作: 2013年韓国  監督: チャン・リュル
出演: パク・ヘイル、シン・ミナ 他

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by nameinuuuu | 2007-07-07 11:01 | 俳優_FILE
韓国映画レビュー その135 「グエムル -漢江の怪物-」
劇場公開終了間際のため三日前に急いで映画館に鑑賞しに行った作品。日本ではかなり宣伝をしていたが、韓国国内でのような大ヒットにはほど遠い興行数であった。まあ一般受けはしない作品であるのは非常にわかる気がする。

b0097051_1337141.jpgグエムル -漢江の怪物-
制作年:2006年
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ
ジャンル:パニック、ヒューマンドラマ、アクション
鑑賞:一般上映 (日本)


ソウル市内を流れる漢江の川辺で売店を営むヒボン(ピョン・ヒボン)。長男カンドゥ(ソン・ガンホ)に店番を任せても客に愛想もなく昼寝をしたりとだらしがない。だが、カンドゥの一人娘ヒョンソへの愛情は非常に強く、まさに親バカである。そして大卒だが職のない次男ナミル(パク・ヘイル)、アーチェリーで世界大会に出場する腕前の長女ナムジュ(ペ・ドゥナ)らと共に暮らしている。漢江の周辺に多くの人々が遊びに来ているなか、橋にぶら下がる謎の怪物を人々が不思議そうにみつめるなかで、突然に陸に上がってきて人々に襲いかかる。そして逃げる途中、娘ヒョンソはその怪物にさらわれてしまう。娘ヒョンソが死んだと思いこみ、葬儀を行ない悲しんでいたカンドゥの家族たち。怪物にウイルスが存在すると情報が入り、怪物に接触があったカンドゥの家族たちは隔離されてしまった。病院で隔離されているとこに、死んだはずの娘ヒョンソから携帯電話に連絡があり助けを求めている。娘ヒョンソが生きていることを誰も信じてくれないので、カンドゥの家族たちはヒョンソを助けるために隔離されている病院から脱出してヒョンソを助けるために怪物のもとに向かう。果たして、カンドゥの家族たちはヒョンソを助けることができるのかというお話。

本作が三作目のポン・ジュノ監督。過去に『ほえる犬は噛まない (原題:フランダースの犬) 』『殺人の追憶』を監督している。出演者は、グウタラな長男カンドゥを演じるのは『殺人の追憶』『南極日誌』のソン・ガンホ、次男ナミルを演じるのは『殺人の追憶』『恋愛の目的』のパク・ヘイル、長女ナムジュを演じるのは『ほえる犬は噛まない (原題:フランダースの犬) 』『春の日のクマは好きですか?』のペ・ドゥナ、父ヒボンを演じるのは『ほえる犬は噛まない (原題:フランダースの犬) 』『殺人の追憶』のピョン・ヒボン、長男カンドゥの娘ヒョンソを演じるのは本作スクリンデビューのコ・アソン。

怪物の誕生する経緯は在韓米軍内でアメリカ人上司が韓国人部下に薬品を下水に流すことを命令して多量の薬物が下水に流されそれが漢江に流れる。その薬物によってある生物が突然変異したのが怪物なのである。見た目は魚のハゼとトカゲを合体したような感じである。怪物は人の肉を食べるが骨は食べないのが全編での行動をみてわかる。怪物が人を襲うことでパニック映画のような感じも受けるが、実際はパニックものにカンドゥらの家族愛の話でもある。

ヒョンソを救出に向かうカンドゥ、ナミル、ナムジュ、ヒボンであるが、途中ではぐれてしまいパラレルで行動する。軍や警察に指名手配されてしまうカンドゥ、ナミル、ナムジュ、ヒボン。怪物が潜む下水路に閉じ込められているヒョンソ、軍や警察に捕まりまた隔離されてしまうカンドゥ、怪獣に襲われるヒボン、頭を使い先輩からヒョンソの場所を発見しそこに向かうナミル、ナミルから情報をもらってヒョンソがいる場所に向かうナムジュ。それぞれが違う場所で行動しているが、非常にカット割がうまい作りになっているので時間軸に違和感がない。

怪物の強さよりもカンドゥの不死身さの方が驚きである。隔離されて医者に麻酔をされても一切寝ないし、脳にウイルスがあるといわれ外科手術をしてもなんともないでいられる。娘ヒョンソを救う気持ちの強さからくるのだけど、これは超人の域である。無差別に人を襲う怪物、ヒョンソを救出する家族らといったシリアスなシーンが多いが、実はあちこちにユーモアを交えているシーンを入れているのがこの監督の特長なのだ。指名手配されテレビに映ったことにカンドゥらは喜んだり、隔離されていたカンドゥが脱出したところが河岸であまりにちんけなところで、しかも河岸でバーベキューをしている奴らまでいる。

政治的な意味合いもありタイムリーな話題の在韓米軍にも皮肉って描いている。初めの在韓米軍基地内研究所でのやりとり、怪物のウイルス騒動での行動、ラスト際の米軍のコメントなのである。VFXに関してはかなりレベルが高いと思ったら、ハリウッドでお馴染みのWETAワークショップで製作していた。ここは『ロード・オブ・ザ・リング』や『キングコング』などを手がけたところだから当然これぐらいの映像はできるだろう。それにしてもおもしろいのが、アメリカに外注に出してアメリカを批判するのもユーモアなのかな。

ラストは怪物 vs カンドゥ+ナミル+ナムジュ+謎の浮浪者の構図になっている。終盤に登場する謎の浮浪者を演じるユン・ジェムンが非常に大きな存在であるのが最後にわかる。個人的には、彼をもう少しシーンを増やして欲しかった。ハッピーエンドにならない、このようなラストもポン・ジュノ監督らしいさが出ていておもしろい。出演者も監督の作品に以前出演経験がある人を揃えていることで、よりいっそうポン・ジュノ色が目立った作品である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2006-10-01 00:34 | 135.グエムル