韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
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759.容疑者X
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タグ:パク・チュンフン ( 16 ) タグの人気記事
韓国映画レビュー その634 「逮捕王」
b0097051_13463475.jpg逮捕王
制作年:2011年
監督:イム・チャニク
出演:パク・チュンフン、イ・ソンギュン、イ・ソンミン
ジャンル:コメディ、アクション
鑑賞:動画


区域が隣の麻浦(マポ)署と西大門(ソデムン)署は、逮捕実績を比較されるので争いが絶えない。麻浦署には、逮捕実績ナンバー1で姑息な手段を使うチーム長のファン・ジェソン刑事(パク・チュンフン)がいる。西大門署には、新任でチーム長として配属された警察隊出身エリートのチョン・ウィチャン刑事(イ・ソンギュン)がいる。西大門署の刑事たちは、半年かけて合成麻薬密売組織の捜査をしており、一斉検挙をしようとしたとき、麻浦署が横取りしようと計画をして、自分たちの区域に犯人たちを誘き寄せてファン刑事が主犯を逮捕する。別の日、チョン刑事の乗った駐車していた覆面パトカーにオートバイが追突し、オートバイの運転手と同乗者は、窃盗犯で被害者が走ってきたのでチョン刑事が二人の窃盗犯を逮捕し、怪我をしているので病院に運ぶ。チョン刑事が目をそらしたとき、二人の窃盗犯が病院から抜け出したが、ちょうど出口付近に麻浦署のファン刑事とソン刑事(キム・ジョンテ)がおり、今度も犯人を横取りされてしまう。チョン刑事は、株が暴落したことで借金を作ってしまい、恋人ヒョンスク(ハン・スヨン)と結婚を考えている時期である。そんなとき、署のポスターをみて、一年間で犯人逮捕の実績を累計しトップになると逮捕王として多額の報奨金が出ることを知る。チョン刑事は、前年に逮捕王を獲得したファン刑事を食事に誘い、いろいろ話しを聞こうとするが不発に終わってしまう。そんなとき、ファン刑事率いる麻浦署の刑事たちが山で首吊り自殺をした若い女性の遺体を発見した。その女性は、強姦されて一部始終を録画されインターネット上に動画でアップされ、そのことが原因で自殺した遺書が残されていた。連続強姦事件を何とかしたい警察庁長官(クォン・ビョンギル)は、麻浦署と西大門署による合同捜査本部をつくる。同じ捜査本部に、ガラス窓で仕切られ、情報を共有しない麻浦署の刑事たちと西大門署の刑事たちは、合同捜査なのに別々に捜査を進行する。果たして、区域の違う刑事たちがいがみあっている中で、連続強姦事件の犯人を逮捕することができるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のイム・チャニク監督。
出演は、麻浦署のファン・ジェソン刑事を演じるのは『TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)』『私のヤクザのような恋人』のパク・チュンフン、西大門署のチョン・ウィチャン刑事を演じるのは『坡州』『オキの映画』のイ・ソンギュン、西大門署のチョ刑事を演じるのは『ベストセラー』『解決士』のイ・ソンミン、麻浦署のソン刑事を演じるのは『ボクとマウミの物語 (原題:マウミ2)』『パンガ? パンガ!』のキム・ジョンテ、パルバリを演じるのは『悪いやつほどよく眠る』『超能力者』のチェ・ドンムン、スヨンを演じるのは『九尾狐家族』『奇談』のコ・ジュヨン、ウィチャンの恋人ヒョンスクを演じるのは『モダンボーイ』『耐えられない』のハン・スヨン、被害者ヘジンを演じるのは『道』『無道里』のカン・ギファ、警察庁長官を演じるのは『母なる証明 (原題:マザー)』『家を出た男たち』のクォン・ビョンギル、麻浦署長のチョ・ジュングを演じるのは『天国への郵便配達人』『解決士』のチュ・ジンモ、西大門署長のイ・ヨンガプを演じるのは『国家代表』『チョン・スンピル失踪事件』のイ・ハヌィ、西大門署のあだ名でコ博士を演じるのは『タチマワ・リー -悪人よ 地獄行急行列車に乗れ』『大韓民国1%』のイム・ウォニ。

お互いをライバル視している麻浦署のファン刑事と西大門署のチョン刑事が、逮捕実績ナンバー1の「逮捕王」になるため、激しい争いをするアクションコメディである。警察内部での争いを主にしながら事件と絡ませて進行して、自分たちの区域で起こった事件が担当するといった縄張り争いがあったり、犯罪の種別によってポイント数が決められており、犯人逮捕を数字でみていたりと序盤あたりはコメディ路線になっている。

麻浦署は、チョ・ジュング署長(チュ・ジンモ)、捜査の指揮をとるチーム長のファン刑事、ソン刑事(キム・ジョンテ)、シン刑事(チョン・ドウォン)らがいる。麻浦署の捜査をみると「おいしい」ところだけ他の署から掻っ攫うだけではなく、人員をかけて捜査をしてひとつひとつ怪しいところを潰していく地道な方法をとっている。麻浦署内の刑事間は、上下関係がしっかりしていることで、堅苦しいところもある。

西大門署は、イ・ヨンガプ署長(イ・ハヌィ)、捜査の指揮をとるチーム長のチョン刑事、ベテランのチョ刑事(イ・ソンミン)、キム刑事(アン・ヨンジュン)らがいる。西大門署の捜査をみると突進型なタイプの刑事が多く、そこに新任チーム長のチョン刑事も彼らの空気にのまれている。西大門署内の刑事間は、かなりフランクでお互い接しており、笑いのたえない面白い関係になっている。ベテランのチョ刑事の行動も笑えるし、何よりも西大門署内にいるコ博士(イム・ウォニ)という人がかなり笑える。

麻浦署のファン刑事と西大門署のチョン刑事の二人にスポットを当てており、仕事とプライベートの両方をみせて、正反対になっているのだ。ファン刑事は、巡査からコツコツと昇進してきた刑事で、何よりも実績を重視しているのだ。警察隊出身のエリートでないことで、劣等感を持っており、それを隠すためにいつもスーツでネクタイをしているのかと推測してしまう。仕事を第一優先にしてきたことで妻と離婚しており、二人の娘は妻と生活し、寂しい一人暮らしをしているのだ。一方でチョン刑事は、エリートコースから出発しているがこれといって華やかな実績もなく、警察隊出身というのがプレッシャーにもなっているのだ。ニット帽に青のジャンバーといったラフな姿でいるところをみると、エリート出身とみられたくない思いがあるのだろう。恋人ヒョンスクとは結婚間近、ヒョンスクの妊娠で生命の重さを背負い、家庭に関してはスタート地点にいるのだ。公私によって逆の設定をしており、お互いマイナスな感情を持っているので、人情的な物語に中盤以降なっている。

この作品の主は、連続強姦事件が発生して、犯人を追跡していくところをアクションを交えてみせている。合同捜査で犯人がネットカフェで「ナポレオン」というIDで登録しているのを掴んでおり、「ナポレオン」がログインしたことで、ネットカフェにファン刑事とチョン刑事が乗り込み、犯人が逃亡したことで、麻浦署と西大門署の刑事たちも追うが、犯人が壁をよじ登って移動するので逃してしまうのだ。合同捜査本部の解体、ファン刑事の異動、チョン刑事の異動、ファン刑事が心配していた15歳の被害者スヨン(コ・ジュヨン)、チョン刑事が何度も説得していた被害者ヘジン(カン・ギファ)、他の被害者たち、といった幾つかの物語をみせることで感動をみせている。

ラストは、時間軸が少し過ぎた状態になって、ファン刑事とチョン刑事の姿をみると笑ってしまうであろう。コメディ要素を随所にみせながら、刑事ものアクションになっているので一般受けする作品になっている。脇役俳優も、よくみかける俳優たちが演じているので安定感があり、特別出演扱いでも結構出番がありインパクトがあって記憶に残るだろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2011-09-17 14:12 | 634.逮捕王
韓国映画レビュー その576 「セイ・イエス」
未だに、日本版DVDの販売及びレンタルされていない。

b0097051_2259675.jpgセイ・イエス
制作年:2001年
監督:キム・ソンホン
出演:パク・チュンフン、チュ・サンミ、キム・ジュヒョク
ジャンル:ホラー
鑑賞:海外版VCD


妻ユニ(チュ・サンミ)と夫ジョンヒョン(キム・ジュヒョク)は、結婚一年目の夫婦である。フランス語の翻訳をしている妻ユニの稼ぎで生活していた中、作家を目指す夫ジョンヒョンの原稿が出版社に売れたことで喜び、車を買って久しぶりに旅行する。車で移動していた二人は、サービスエリアによって、コーヒーを注文して休憩していた。そのとき、二人を遠くの席で見つめていた男M(パク・チュンフン)にユニが気づき、ジョンヒョンにそのことを話すが何もなく時間が過ぎる。二人は、サービスエリアの駐車場から出ようと車をバックした瞬間にMを轢いてしまう。幸いMは軽症だったことで大事にならず、Mは二人の車に同乗して、Mの目的地まで乗せていった。二人は、目的地に着いたことでMを降ろし、ソクチョで二人っきりの時間を過ごし旅行を楽しむ。その夜、二人の泊まっているホテルの部屋に石が投げ込まれ、不快な思いをして翌朝に次の目的地ペガム温泉に向かっていった。そのとき、二人の車に猛スピードで寄ってくる怪しい車がおり、二人の車を煽り、二人の車を抜いて急ブレーキをかけて嫌がらせをして去っていく。動揺しながらも運転するジョンヒョンは、町中に出たときに先ほど嫌がらせをした車をみかけたことで、車から降りて走りその車に抗議した。運転席から現れたのは、昨日同乗したMであり、怒りがこみ上げてきたジョンヒョンはMをボコボコにぶん殴り、多くの野次馬が集まるほど大騒ぎになってしまう。幸せの絶頂にいるジョンヒョンとユニの夫婦に、しつこくつきまとうMとの間で、その後何が起こるのかというお話。

監督は、『オルガミ~罠~』『新装開店』のキム・ソンホン。
出演は、殺人鬼Mを演じるのは『NOWHERE 情け容赦無し』『不朽の名作』のパク・チュンフン、妻ユニを演じるのは『接続』『ソウル・ガーディアンズ 退魔録』のチュ・サンミ、夫ジョンヒョンを演じるのは本作スクリンデビューのキム・ジュヒョク、地元警察の本部長を演じるのは『NOWHERE 情け容赦無し』『アウトライブ (原題:飛天舞)』のキ・ジュボン、マ刑事を演じるのは『バンジージャンプする』『公共の敵』のイ・ソック、キム刑事を演じるのは『アナーキスト』『プライベートレッスン 青い体験 (原題:青春)』のイ・チャニョン、警官を演じるのは『美術館の隣の動物園』『新装開店』のリュ・スンス、精神科医を演じるのは『虹鱒』『身魂旅行』のファン・インソン、カップルの男を演じるのは『シュリ』『リメンバー・ミー (原題:同感)』のパク・ヨンウ、カップルの女を演じるのは本作スクリンデビューのキム・チェヨン。

苦労して幸せを掴んだ新婚夫婦のジョンヒョンとユニは、無表情で不気味なMに、わけもわからずつきまとわれ、地獄のような旅行になっていく。サスペンスやスリラーというよりは、完全なホラーものになっている。

ジョンヒョンが、町中でMをボコボコに殴ったことで、警察に捕まることになり、Mが被害者面をしているのだ。Mの嫌がらせやユニを侮辱した言葉で、怒りの頂点に達したジョンヒョンが暴力を振るうことになっており、ジョンヒョンの方が被害者なのは云うまでもないのだ。Mは、留置されているジョンヒョンとの和解の条件として、三日間一緒に旅行することを提示してくる。ジョンヒョンとユニは、仕方なくその提案に同意して、ジョンヒョンが釈放される。翌日から一緒に旅行する予定になっていたが、嫌な予感をしたジョンヒョンとユニは、早朝にMをホテルに残して逃げ去ったのである。そこからは、夫婦とMの追いかけっこが延々に続くのだ。

Mがユニを拉致したり、トラックを運転するMと普通車を運転するジョンヒョンとのカーチェイス、残酷な拷問、理不尽な殺され方をする農夫や警官(リュ・スンス)、殴られても不死身な姿で立ち上がってくるMの存在が恐怖を作り出しているのだ。なぜここまでMが残酷な行動するのか不思議に感じるであろう。明確には触れていないが、その答えはラストシーンのジョンヒョンの感情と同じであると推測できる。そう解釈すると辻褄が合うからだ。

原題及び英題の「SAY YES」の意味は、終盤にMがジョンヒョンに対して問い詰めて、その言葉を云わせようとしているのだ。ユニの命に関わることであり、かなり残酷な詰問でそれに耐えることが出来るのかといったところだ。あまり掘り下げるとネタばれになるのでこれぐらいで止めておく。

トラックを運転するMの暴走から大きくストーリーが加速していき、ホラーの真髄をみせている。ハリウッド作品のホラーものと類似する内容なので新鮮さがないと云えるが、夫婦たちがハッピーエンドで終わらないところに韓国映画らしさが出ている。だから、終盤の展開だけは非常に面白く作られている。それ以外に関しては、一般的なホラーものと変わらない気がする。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2011-02-01 23:12 | 576.セイ・イエス
韓国映画レビュー その548 「追われし者の挽歌 (原題:彼らも我らのように)」
b0097051_18492646.jpg追われし者の挽歌 (原題:彼らも我らのように)
制作年:1990年
監督:パク・クァンス
出演:ムン・ソングン、シム・ヘジン、パク・チュンフン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


学生運動に参加したことで警察から指名手配された男(ムン・ソングン)は、キム・ギヨンという偽名で廃止寸前の炭鉱村にやってくる。キム・ギヨンは、煉炭工場に住み込みで働くことが決まり、若い労働者デシクと一緒の部屋になり、ベテランのシムさん(ファン・ヘ)らと一緒に上手くやっていく。キム・ギヨンは、学生運動する資金を蓄えながら、この仕事をすることで労働というものを深く考えていく。煉炭工場の社長の息子で副社長のソンチョル(パク・チュンフン)は、いつもオートバイに乗って走っており、タバンのヨンスク(シム・ヘジン)を横においている。ギヨンは、仕事仲間と外食していたとき、副社長ソンチョルもタバンを連れて同じ店におり、一緒に食事とお酒を楽しむ。タバンのヨンスクは、ギヨンをホテルの部屋に連れ込み、いつものように接客しようとシャワーを浴びていたら、ギヨンは窓から飛び降りて帰ってしまう。何時しかヨンスクは、ギヨンの人間性に魅了されて愛するようになり、二人は親密になっていく。また、副社長ソンチョルもいつもヨンスクを連れ出して、何かを心に抱えてオートバイで走る。志を持つ逃亡者の視点から、煉炭工場で働く労働者の姿や炭鉱村に住む人々の暮らしをみて、社会の現実を描いたお話。

監督は、『チルスとマンス』のパク・クァンス監督。
出演は、練炭工場の労働者で指名手配犯キム・ギヨンを演じるのは『びりから一等までうちの組を探します』のムン・ソングン、タバンのヨンスクを演じるのは『追憶の名前で』『水の国』のシム・ヘジン、練炭工場の副社長ソンチョルを演じるのは『青春スケッチ (原題:ミミとチョルスの青春スケッチ)』『チルスとマンス』のパク・チュンフン、チェ刑事を演じるのは『旅人は休まない (原題:旅人は道でも休まない)』のユ・トゥン、労働者シムさんを演じるのは『愛の望郷・激流を越えて (原題:鸚鵡からだで鳴いた)』『鉄人たち』のファン・ヘ。

都市で民主化運動をして警察から指名手配になった男が、社会の底辺である田舎の炭鉱村に潜り込んで、厳しい現実の社会に直面して、様々なことを思考していく。

序盤は、かなり静かな流れになっており、ギヨンが煉炭工場で働き、副社長ソンチョルから気に入ってもらったり、タバンのヨンスクと親しくなったり、ベテラン労働者シムさんの優しさに触れたり、両親が出稼ぎに行っている若い労働者デシクを弟のように親しくなっていく。ギヨンの回想シーンによって、都市部で市民や学生らが民主化運動をしているシーンを挿入して、彼の過去を少しずつみせていき、心の闇をみせているのである。

タバンのヨンスクは、体を売る仕事をしており、休みがなく厳しい世界にいる。副社長ソンチョルと一緒にいるのは、仕事のためであり、愛しているからではないのだ。野外で副社長ソンチョルに体を迫られて抵抗しないのは、ある意味プロでもあり、社会の底辺に生きる精神をみせている。そんなヨンスクが、ギヨンと出会って惹かれていき、本当に愛してしまうのである。この愛は、ヨンスクにとって明るい未来の希望でもあるのだが、終盤に大きな出来事が起こってしまうのだ。

肩書きだけは立派だが仕事もせずにオートバイで走る副社長ソンチョルは、大きな心の傷を持っているのだ。中盤あたりから、その理由が分かるようになっており、序盤で伏線としているのが母親の写真なのだ。家庭内に問題があり、父が母を捨てた過去、家には後妻と腹違いの妹がいるからだ。さらに後から分かることだが、離婚した母はソンチョルが9歳のときに家から追い出され、ずっとソンチョルを探しており亡くなってしまったことを母方の祖母から訊かされるのである。この事柄を知ることで、ソンチョルの怒りは頂点に上り、大きな出来事が発生するのである。また、ソンチョルはヨンスクを本当に愛しているのだが、歪んだ愛として表現しており、これが思わぬ方向へと転がっていくのだ。

中盤から終盤にかけて、重たい展開が続き、それぞれの登場人物が抱えている問題を一気に発散しているからである。1980年代の民主化運動を題材にした奥深い内容になっており、それが逃亡犯ギヨンなのである。理想を求めて運動するギヨンであるが、現実世界に生きる炭鉱村での人々の生活に直面することで、何も出来ないでいる。逃亡者という立場もあり、ただ沈黙するしかないのだ。ラストの作り方も良く出来ており、ギヨン、ヨンスク、ソンチョルの運命に意味が込められているように感じとれた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2010-10-13 18:56 | 548.追われし者の挽歌
韓国映画レビュー その515 「私のヤクザのような恋人」
b0097051_1837342.jpg私のヤクザのような恋人
制作年:2010年
監督:キム・グァンシク
出演:パク・チュンフン、チョン・ユミ、パク・ウォンサン
ジャンル:ヒューマンドラマ、ラブストーリー、コメディ
鑑賞:動画


口先だけは一丁前だが喧嘩の強さは大したことないチンピラのドンチョル(パク・チュンフン)は、暴力団組織の一員である。ドンチョルは、自分の縄張りであるナイトクラブで揉め事があり、強気な態度で登場したが、4~5人のお客にボコボコにぶん殴られて情けない用心棒である。半地下があるアパートに住んでいるドンチョルの隣の部屋に、若い女性セジン(チョン・ユミ)が引越してきた。セジンは、引越しの作業をしているときに偶然ドンチョルに会い、セジンが挨拶するがドンチョルは口が悪く、第一印象は最悪なものであった。ドンチョルがセジンに対して威圧的な態度をとっても、セジンは全く怯むことがなく、逆につっかかってくるぐらい気の強い性格である。セジンは、地元の大学を卒業して、唯一の肉親である父(ミン・ギョンジン)を残して、素敵なキャリアウーマンになる夢を持ってソウルで就職活動するが、面接で不合格が続いていく。頻繁に顔を会わすドンチョルとセジンは、常に揉めているが、お互い本気で嫌な気分にならなかった。度胸のないチンピラのドンチョルと度胸だけはある若い女性セジンが、徐々に気持ちが揺れ動き、恋愛感情が芽生えていくお話。

監督は、本作デビュー作のキム・グァンシク監督。
出演は、チンピラのドンチョルを演じるのは『ラジオスター』『海雲台』のパク・チュンフン、就職活動中のセジンを演じるのは『おいしいマン』『よく知りもしないくせに』のチョン・ユミ、ジョンソを演じるのは『飛べ、ペンギン』『シークレット』のパク・ウォンサン、サジョンを演じるのは『チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授 (原題:女教授の隠密な魅力)』『素晴らしい一日』のチョン・ウヒョク、バンジャンを演じるのは『息もできない (原題:糞蠅)』『シークレット』のチョン・インギ、ジェヨンを演じるのは『ビースティ・ボーイズ』のクォン・セイン、ポンスを演じるのは『ザ・ゲーム』『残念な都市』のノ・スンボム、セジンの父を演じるのは『母なる証明 (原題:マザー)』『亀、走る (原題:亀が走る)』のミン・ギョンジン。

三流チンピラのドンチョルは、自分の縄張りであるナイトクラブでお客にやられてしまう暴力団組織の恥でもあるのだ。中年でありながら暴力団組織では出世しておらず、若手組員からも見下され、義理のような形で置かせてもらっているチンピラである。それでも、若手の舎弟ジェヨン(クォン・セイン)がドンチョルを慕っているのだ。

序盤の三流チンピラのドンチョルの描き方が、コメディ全快で良く出来ている。パク・チュンフンという俳優の味を出した演出をしているからである。隣に引越してきたセジンとのやりとりを可笑しくみせており、女学生が集まる飲食店でドンチョルが一人で飯を食べていたり、そこに偶然セジンが店に入ってきてドンチョルの隣に座ってのやりとりであったり、飲食代のやりとりといったところだ。就職が決まらずコンビニでアルバイトをするセジンであったり、高校生に見下されるドンチョルといった感じでコメディ作品のようにみせている。

現在の韓国社会をみせているのが社会の脱落者中年ドンチョルと就職活動中女性セジンの世界である。ドンチョルは、すでに廃れたチンピラとして生きているのだ。要所要所の出てくるボスや兄貴分とのやりとりから、組織の中でドンチョルがどのようなものなのかがみえてくるのである。社会から脱落した現実をみせており、時には面白く、そして時には胸が痛くなるような姿をみせている。セジンは、企業に面接を受けにいっても履歴書をみただけで外されたり、さらに面接官にいきなり踊ってみろと言われて伴奏なしで即興でダンスしたり、究極のパワーハラスメントが面接の場で行われているのである。門前払いが当たり前になっており、就職活動のハードルがかなり高い厳しい現実をみせつけているのだ。

お互い揉める隣人のドンチョルとセジンが、徐々に心が近づいていくのは、ドンチョルのちょっとした優しさであったり、セジンが心を開き出していくところからである。お互いの厳しい現実を描いた後に、お互いがちょっとした安らぎを求めたりするところが上手に描かれているのだ。

セジンの父がソウルに上京したときに、困ったセジンはドンチョルを無理矢理巻き込む。その場凌ぎでセジンが父にドンチョルを紹介するのであるが、普段敬語を話さないドンチョルの噛む話し方が笑えるところでもある。

終盤は、ドンチョルの不器用な愛情表現であったり生き様をみせている。再びトライするセジンであったり、言葉でなく行動で示すドンチョルの不器用さが感動をよんでいる。三流チンピラの末路を誰もが予想するところに感動的なラストシーンが展開されているのだ。回想シーンがかなり効果的にみせていることで、ラストの展開に心が温かく感じるのである。ストーリーの構成がしっかりしており、役者の味を引き出している作品である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-07-15 18:45 | 515.私のヤクザのような恋人
韓国映画レビュー その489 「TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)」
多くの有名俳優が出演しており、お金をかけている作品。今年、日本で劇場公開される予定だから、観たい人はもう少し待てば、スクリーンでみられる。

b0097051_12562352.jpgTSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)
制作年:2009年
監督:ユン・ジェギュン
出演:ソル・ギョング、ハ・ジウォン、パク・チュンフン、オム・ジョンファ、イ・ミンギ、カン・イェウォン
ジャンル:ヒューマンドラマ、パニック
鑑賞:海外版DVD


釜山市北部にあるリゾート地「海雲台」に、大勢の海水浴客でにぎわっている。遠洋漁業の元漁師をしていたチェ・マンシク(ソル・ギョング)は、海雲台地域で母クムリョン(キム・ジヨン)と一緒に刺身店を経営しており、マンシクには小さな息子がいる。漁師時代にインドネシアで漁業をしていたマンシクらは、スマトラ沖地震で巨大津波によって被害に遭ってしまい、マンシクのミスによって同僚のヨニの父が脱出できなくなり船に取り残されて、マンシクは救助隊に助けられた。マンシクは、その事故によって漁師を辞め、小さい頃から知っている同僚の娘ヨニ(ハ・ジウォン)への気持ちを抑えて、罪の意識を持って生活している。ヨニは、マンシクのことが好きで積極的に行動することで、次第にマンシクの心が変わっていく。国際海洋研究所の地質学者キム・フィ博士(パク・チュンフン)は、日本海で起こっている地震を調べており、津波の被害を防ぐため政府に対して警告するが取り扱ってくれない。「海雲台文化エキスポ」のイベントを取り仕切るスタッフのイ・ユジン(オム・ジョンファ)は、キム・フィ博士の元妻で、7才の娘チミンと一緒に生活しており、父親がキム・フィ博士であることを娘に教えていないでいた。マンシクの弟で海洋救助隊員のヒョンシク(イ・ミンギ)は、海岸で溺れていたソウルから遊びに来た浪人生ヒミ(カン・イェウォン)を助ける。このことがきっかけで二人は恋に発展していく。そんなある日、対馬近海の海底で地震が発生して、大津波が海雲台に向かってくる。海雲台の海岸を舞台に、大津波に巻き込まれる人々の姿を描いたお話。

監督は、『浪漫刺客』『1番街の奇跡』のユン・ジェギュン監督。
出演は、元漁師のマンシクを演じるのは『あいつの声』『カン・チョルジュン 公共の敵 1-1』のソル・ギョング、海鮮料理店主ヨニを演じるのは『1番街の奇跡』『バカ』のハ・ジウォン、地質学者のキム・フィ博士を演じるのは『強敵』『ラジオスター』のパク・チュンフン、キム・フィの元妻ユジンを演じるのは『今、愛する人と暮らしていますか?』『仁寺洞スキャンダル』のオム・ジョンファ、マンシクの弟で海洋救助隊員のヒョンシクを演じるのは『ロマンチック・アイランド』『おいしいマン』のイ・ミンギ、ソウルの浪人生ヒミを演じるのは『魔法の性』『1番街の奇跡』のカン・イェウォン、元漁師ドンチュンを演じるのは『用意周到ミスシン』『宿命』のキム・イングォン、マンシクのおじさんのオクチョ会長を演じるのは『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』『バカ』のソン・ジェホ、マンシクの母クムリョンを演じるのは『麻婆島2』『最後の約束 (原題:11番目のお母さん)』のキム・ジヨン。

パニック作品の典型的な作風になっており、自然災害が起こるまえに登場人物の人物描写を描き、自然災害が発生後にその人物たちの動向をみせている。豪華キャストを揃えて、誰にでも受けやすいストーリーなので、エンターテイメントとしては申し分ない。

罪悪感で踏み出せないマンシクの心をほどいていくヨニ、それによって二人の関係が発展していく姿をみせている。マンシクの母クムリョンとヨニの関係が悪く描かれており、マンシクの叔父のオクチョ会長がヨニを気にかけたり、マンシクと息子とヨニの三人で野球観戦をしたり、といった家族の枠をみせながらマンシクとヨニの恋愛をみせている。

地質学者キム・フィ博士は、元妻ユジンと再会したが、娘チミンに実父を友人として紹介しているのだ。ユジンには、恋人がいることで、娘チミンの気持ちを乱すことをしたくない思いがあるのだ。キム・フィ博士は、娘チミンが成長した姿をみて、抱きしめたりといった目に見えるような愛情を注ぐことができない苦しさをみせている。ここでは、元夫婦と娘を絡めた家族愛をみせている。

海洋救助隊員のヒョンシクと浪人生ヒミのひと夏の恋物語は、軟派な男たちとヒミの女友達によって困難をみせている。この二人は、津波が発生しているときに起こる出来事が大きな見せ場になっている。

地味であるが、ドンチュンと母の親子愛、オクチョ会長の存在、マンシクの母クムリョンと孫などの小さな物語も見せ所の一つであろう。ここは、コメディ要素を含めながら人間ドラマの要素を描いているからだ。

中盤までは、家族愛、困難な恋愛、フレッシュな恋愛、地域の再開発、といった様々な人間ドラマを主にしてストーリーを進行させて、中盤以降は大津波が発生して海岸を呑み込む自然災害の中で人々の感情をみせている。大津波がビルや橋を含む町を崩壊していく姿をCGを用いて豪快に表現している。津波のCGは、アメリカに発注したものだから、技術的な面を評しても仕方がない。このような作品は、数多くみているのでこの作品だけ特別なものだと感じないし、正直な感想としてはごく普通の作品である。冗談だけど、ちょうど町が壊れて地域の再開発が出来てよかったかも。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-04-23 13:11 | 489.海雲台
韓国映画レビュー その445 「桃花」
1980年代の作品2『桃花』。

b0097051_17585446.jpg桃花
制作年:1987年
監督:ユ・ジヒョン
出演:カン・スヨン、イ・デグン、ナムグン・ウォン、パク・チュンフン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:日本版Video


死刑囚を運んでいたお役人たちは、山で一人で住んでいる醜女の家で休憩をして、これから死んでいく囚人のために最後の快楽を与えようと役人たちは囚人と醜女を交わることをさせた。その後、醜女は妊娠して桃の木の下で出産して、小さな女の子のトファ(カン・スヨン)が誕生した。山を歩いていた両班の夫婦が、出産後に亡くなった醜女と泣いている赤ちゃんのトファを見つけて、トファを自分の子供として育てる。幼い頃からませていたトファをみて心配になった両親は、巫女に占ってもらうと不吉な運命を背負った子供であることを主張する。父母の死、夫の死、放浪、浮気、悪病を持つ災いのある子供であると告げられ、巫女から貰った御守りを常に付けて、初潮がくるまで男の子として育てるように忠告された。成長したトファは、川で御守りをなくしてしまい、初潮がきたのであった。それから、トファの人生は奈落の底に落ちていった。その後に起こる波瀾万丈なトファの人生を描いたお話。

監督は、本作スクリンデビューのユ・ジヒョン監督。
出演者は、主人公トファを演じるのは『シバジ』『女と男 愛の終着駅 (原題:我々は今ジェノバへ行く)』のカン・スヨン、旅芸人一座の座長を演じるのは『鯨とり -コレサニャン- (原題:鯨とり)』『桑の葉』のイ・デグン、キムセンを演じるのは『アベンコ特殊空挺部隊 奇襲大作戦 (原題:アベンコ空輸軍団)』『赤道の花』のナムグン・ウォン、旅芸人一座のヨンイを演じるのは『青春スケッチ (原題:ミミとチョルスの青春スケッチ)』のパク・チュンフン。

実母の恨みがとりついており、巫女が占ったとおりの人生を進んでいくトファが、幾つもの困難に立ち向かい生きていく姿をみせている。

両班の養父母に育てられたトファは、幸せな日々を過ごしており、召し使いの娘や近所の男の子たちと派手に遊ぶ御転婆娘なのだ。だが、初潮をむかえ、巫女から貰った御守りを失くしたことから再び災いが起こるのである。巫女に振り回される養父母やトファの姿をみると、神秘的な力を信じる土俗的な風習が根付いている世界なのがみえる。結果的に巫女の占いが当たっている展開になっているので、村人たちは信じてしまうのであろう。

名家に嫁ぐことになったトファは、幼い男の子と結婚することになるのだが、そこで系譜の重要さを強くみせている。舅と長男は既に亡くなっており、姑と長男の嫁である義姉、幼い夫がトファの家族になっている。不幸にも幼い夫は亡くなってしまい、跡取りが欲しい姑は嫁たちを子供を作る道具としか思っていないのがみえてくるのだ。そこで大胆な行動をとるトファの決意が強烈なところなのだ。

名家を追い出されたトファは、旅芸人一座たちに拾われて10数人の人たちと一緒に旅をしていくのであるが、そこでもトラブルが発生してしまう。トファの美しさから引き起こることで、彼女を手に入れようとヨンイ(パク・チュンフン)が仲間を殺してしまったり、みんなから座長が信頼されなくなり寝床を後輩に襲われたので正当防衛で攻撃したら逆に後輩を殺してしまったりとここでもトファが不幸の火種になっているのだ。トファを疫病神のような存在にみせており、またもや旅芸人一座からトファが突き放されるのだ。

遊女まで転落したトファであるが、天性の美貌によってパク大鑑(キム・キジュ)に気に入られて、彼の女として人生で明るい光りをみせ始める。だが、パク大鑑が憎き思っている人物とトファが接触していることで、トラブルが起こるのである。

浮き沈みの激しい人生を若くして経験したトファの姿をみせている。生誕から遊女になり路頭に迷うところまで転落した人生だが、ラストに温かいところをみせている。名家の嫁、若い男との浮気、旅芸人たちとの放浪生活、遊女といった多彩な姿をみせているので、幾つもの短編作品をみているような感じにもなる。それぐらいトファの人生の濃さを感じとれるのだ。日本のビデオテープのパッケージには、カン・スヨン演じるトファのセクシーなシーンをみせていることでエロス映画のようにみえるが、実際はトファという女性を描いたヒューマンドラマになっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2009-12-30 18:04 | 445.桃花
韓国映画レビュー その331 「青春スケッチ (原題:ミミとチョルスの青春スケッチ)」
80年代の作品のレビュー2回目はこれ。これも日本版のビデオで鑑賞したものだが、ここ10数年ぐらいで販売店やレンタルビデオ屋でみかけなくなった気がする。近年、ビデオからDVDに移行しているから、ビデオ版のみで販売&レンタルしている作品が消えていくのは勿体ない気がする。現状の韓国映画の扱いからすると、古い作品はDVD化して再販売するのは難しいのかな。

b0097051_2234345.jpg青春スケッチ (原題:ミミとチョルスの青春スケッチ)
制作年:1987年
監督:イ・ギュヒョン
出演:カン・スヨン、パク・チュンフン、キム・セジュン
ジャンル:青春ドラマ
鑑賞:日本版Video


大学の学部対抗体育大会で盛り上がっている中で、英文科のバスケットチームは相手の力に押されていた。そのとき、ハーフタイム中に英文科の女子大生ミミ(カン・スヨン)が選手たちのところにやってきて気合を入れてやる気を出させる。その姿を観客としてみていた新聞放送科の男子大生キム・チョルス(パク・チュンフン)は、ミミに一目ぼれをした。帰宅途中に二人は同じバスに乗車しており、多くの乗客がいる前でチョルスはミミに愛の告白をした。喫茶店に行った二人は、会話をしていくなかでミミもチョルスを気に入って、友達からということで付き合うようになった。チョルスは、ミミに会うために英文科の棟に向かっていたところ、小便小僧が噴出す水を飲んでおりいつも望遠鏡と精力剤を持ち歩く怪しい男子大生と出会う。その男子大生の名前はキム・チョルス、あだ名は「宝島」と言われている社会学科の大学生である。恋の手助けをするために宝島は、チョルスにアドバイスをするが、結果的ミミには効果がなく二人の関係は発展していかない。チョルスと宝島は、同姓同名であることが分かると親近感を持ち、酒を飲みに行く仲になって親友になる。チョルスがミミに親友の宝島を紹介することで、三人は仲の良い友人関係として楽しい学園生活を過ごしていた。そんなとき、ミミはチョルスに好意を持っているが、裕福な医大生(チョン・ソニル)を友人を通して紹介され二人の仲は親密になっていく。一方で、怪しい存在の宝島にもある異変が起きてきた。若者たちの恋と将来への葛藤を描いたお話。

監督は、『青』のイ・ギュヒョン監督。
出演者は、英文科の女子大生ミミを演じるのは『シバジ』『桃花』のカン・スヨン、新聞放送科の男子大生キム・チョルスを演じるのは『カムボ』『桃花』のパク・チュンフン、社会学科の男子大生キム・チョルスであだ名が宝島を演じるのは『胸を張って』のキム・セジュン、俳優の卵のチェ・アランドロンを演じるのは本作デビュー作のコメディアンのチェ・ヤンラク、医大生を演じるのは本作デビュー作のチョン・ソニル、チョルスの父を演じるのは『鯨とり -コレサニャン-』『その年の冬は暖かかった』のイ・ヘリョン、チョルスの母を演じるのは『糸車よ糸車よ』『アガタ』のムン・ミボン。

強気な性格のミミは、出足から飛ばしており、英文科のバスケットチームの選手たちに気合を入れるためにアントニオ猪木を彷彿するような闘魂ビンタをくらわしていくのだ。その姿に惚れるチョルスもかなり変わり者にもみえるが、二人が喫茶店で話している内容から、特別変わった人間ではないことがみれるはずだ。ミミとチョルスの恋がスタートしだした頃に、怪しい男子大生の宝島と仲良くなっていき三人の形が出来上がっていく。男2人と女1人、男1人と女2人といった三人を軸に展開した韓国映画は多く、これもその定番に当てはまるのである。ミミとチョルスが恋仲、宝島はミミに興味がないことで上手い具合に調和がとれた友人関係なのだ。流行に敏感なミミ、場を和ませる陽気なチョルス、成績優秀で意外にも格闘技ができる不思議な男の宝島といったアンバランスの三人なのだ。

序盤は、ミミとチョルス、三人の接触、それぞれの学園生活をみせている。チョルスの作戦に引っかからない賢いミミをみせているのが、ちょっとした中盤の伏線になっている。宝島の学園生活は、法律の資格を取得していたり、なんらかの仕事をしていたり、頭が良いことで周囲からは格上にみられているのだ。そのギャップとして、怪しい風貌でいつもコートを羽織っており、望遠鏡を常に持ち覗きこんでいたりとどのような人物なのかは中盤以降にならないとみえない構成になっている。大学生ということもあって、授業や試験の風景をみせており、試験時にいろいろな人がカンニングをしているのが定番すぎて笑ってしまう。机に書き込んでいる奴がいて、試験官が急遽席替えを命じたときに机を持ち上げて移動している奴には笑ってしまった。

中盤では、ミミの女心とチョルスの男心を別々に表現している。ミミの場合は、現実的なビジョンを持っており、将来有望な医学生と親密になっていくのだ。もちろん強気な性格を隠してカマトトぶっている姿は、凄いギャップなのだ。一方、チョルスの場合は性欲が強く、友人で俳優の卵チェ・アランドロン(チェ・ヤンラク)の力を借りて、女性と肉体関係を持つことを希望して、何とか叶えようとしていくのだ。やっていることは、街中や喫茶店でナンパしたりするのが主であるから、目的に達することはない。安易に風俗街に走らないのは、この作品が青春ドラマというところにあるからであろう。ミミの浮気とチョルスの浮気をユーモアを交えて進行していく。

終盤は、大きな分岐点となっており、宝島の運命やミミとチョルスが将来についてのビジョンを模索してみつけていくところであろう。そこには宝島の存在が非常に大きなものであり、ミミとチョルスにとって人生の道標になっているのだ。終盤は非常に重い内容になっているので、そこは何を表現しているかをじっくりと考えながら鑑賞してもらいたい。終盤の展開でこの作品の評価が上がったからだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-10-16 22:51 | 331.青春スケッチ
韓国映画レビュー その320 「ハレルヤ」
チェ・ジウが出演しているから「チェ・ジウ ブランド」を利用して日本で劇場公開すると予想していたら、日本版DVDすら出ないこの作品。日本で知名度があるチャ・テヒョンが出演していても「チャ・テヒョン ブランド」でもダメみたい。有名俳優が結構出演している作品だから俳優目当てで鑑賞しても、ストーリーは悪くないから損はしないと思う。

b0097051_2313993.jpgハレルヤ
制作年:1997年
監督:シン・スンス
出演:パク・チュンフン、イ・ギョンヨン、ソン・ヒョナ
ジャンル:コメディ
鑑賞:韓国版DVD


詐欺師トッコン(パク・チュンフン)は、教会に来ている信者からこっそり財布を盗もうとしたところ被害者に見つかってしまい逮捕されて刑務所で過ごす。窃盗罪で前科五犯のトッコンは、刑務所から出所し、友人でナイトクラブの歌手をしているドンパル(イ・ギョンヨン)だけが出迎えてくれた。出所後のトッコンは、まともな仕事に就けずにいたことで、ドンパルが仕事で演奏しているナイトクラブで世話になることにした。トッコンは、ナイトクラブでホステスをしているユラ(ソン・ヒョナ)に惚れており、なかなか口説き落せないでいた。ナイトクラブの仕事でお客を家まで届けるために車の運転をするトッコンは、後部座席にお客とホステスのユラが座り、お客がユラを強引にホテルへ連れ込もうとしていたので、トッコンが怒ってお客に暴行をしてしまい警察沙汰になってしまう。何をやってもうまくいかないトッコンは、ある仕事で車を尾行していたときに、目の前で交通事故を目撃し、重傷者を病院に運び、意識のないその重傷者の時計や指輪や財布を盗んだ。重傷者がキリスト教のキム牧師であることが分かり、その財布から一通の手紙が出てきて、この手紙を中央教会に持っていけば田舍の教会開拓資金1億ウォンをあげるという内容であった。トッコンは、キム牧師に成りすまして中央教会に行って、教会を支援するイ長老(クク・チョンファン)、パク副牧師(キム・イル)、カン伝道師(パク・ピョンテク)の三人と会談する。教会の会長(パク・キュチェ)はニ週間海外出張をしており、1億ウォンは会長が戻ってきてから渡すと言われ、会長からの直接の電話で不在中のニ週間トッコンに牧師として働くように依頼があった。1億ウォンのためにキム牧師として働くことになったトッコンは、友人ドンパルの助けで、牧師になりすまして信者たちの支持を得るようになっていく。果たして、トッコンは目的の1億ウォンを手に入れることができるのか、そして教会を騙すトッコンはどのように変わっていくのかというお話。

監督は、『契約カップル』『サランヘヨ あなたに逢いたくて』のシン・スンス監督。
出演者は、詐欺師トッコンを演じるのは『極道修行・決着 (おとしまえ) (原題:極道修業)』『まじめに生きろ』のパク・チュンフン、ナイトクラブの歌手ドンパルを演じるのは『チェンジ』『三人組』のイ・ギョンヨン、ホステスのユラを演じるのは本作デビュー作のソン・ヒョナ、会長の娘ハンナを演じるのは本作デビュー作のイ・ジェニ、カルト宗教の教祖を演じるのは『男はつらい』『パク・ポンゴン家出事件』のチェ・ジョンウォン、トッコンを信じるイ長老を演じるのは『太白山脈』『サランヘヨ あなたに逢いたくて』のクク・チョンファン、トッコンを疑うパク副牧師を演じるのは『サランヘヨ あなたに逢いたくて』『パク・ポンゴン家出事件』の故キム・イル、イ長老の娘を演じるのは『KUMIHO/千年愛』のコ・ソヨン、イ長老の息子クァンギを演じるのは本作デビュー作のチャ・テヒョン。

偶然に交通事故の被害者を病院に運んだことで、所持品から1億ウォンが手に入るチャンスを掴んだが、牧師として二週間働くなかで様々な出来事が起こり、トッコンの中で何かが変わっていくのである。

アジアの中でキリスト教徒が多い韓国だからできる内容なのかもしれない。トッコンが冒頭で教会で窃盗をしているシーンがあるが、お祈りに来たのではなく単にお金を盗みにきただけで、キリスト教徒ではない。トッコン自身は仏教徒という設定もなかなかおもしろいところであり、キリスト教の知識がないのにその場を凌ぐためにデタラメな嘘を連発している様をおもしろくみせている。そこに助太刀としてドンパルが協力するのであるが、初めは相談役とグチを聞いているだけであったが、中盤からは一緒になって行動していくのだ。

トッコンの企みとしては、パク副牧師やイ長老を信用させて二週間以内に1億ウォンを出させて、早くこの場から逃げるためにあの手この手とアイデアを出していくのだ。トッコンが本物の牧師だと信じる中央教会の信者たちは、デタラメの祈りの言葉が画期的であると思い込んでいるのだ。明らかにめちゃくちゃなことを話しているのに牧師という身分だと信じてしまうとこにおもしろさがある。パク副牧師やイ長老は、トッコンの言動から本当の牧師ではないと不信感を持ち、疑いだすところから新たなアイデアを注入していくのである。

困ったトッコンの相談を受けたドンパルが、ドンパルの知り合いでカルト宗教の教祖(チェ・ジョンウォン)をしている男に様々なことを伝授してもらうのである。まさに金儲けが目的のイカサマ宗教で、やっていることは詐欺なのだ。要は、神がかりな力が備わっていることを信者たちに信用させることであり、そのイカサマ技をドンパルと一緒に仕組んでイ長老を騙して信用させるのである。最後まで疑いの目を持つパク副牧師の行動も見逃せないところなのだ。

コメディ要素として、小ネタを多く仕込んでいるので要所要所で笑いを提供する構成になっている。道端で歩けないふりをしてカンパしてもらおうとしている乞食のフリをする男からトッコンがお金を奪い取ったり、トッコンの適当すぎる言動、トッコンのヤクザ風口調で助言した信者が信じたり、イ長老の態度の悪い息子(チャ・テヒョン)を改心させたり、ドンパルのイカサマ芝居、カルト宗教の教祖のアイデアなどがある。カルト宗教の教祖のやり方は、多くの怪しい宗教団体が行っている方法だから、この表現を使って大丈夫なのかと心配になってしまった。

トッコンの心情を動かす人物として、足が不自由な会長の娘ハンナ(イ・ジェニ)や惚れているユラの存在なのである。敢てもう一人挙げれば、トッコンの夢に出てくる亡くなった父親(ヤン・テクチョ)であろうか。トッコンが金に執着し過ぎていた面もあるが、人間としての良心を感じだし、周囲の変化を感じながら自分を見詰めるのである。

作品の内容を楽しむのとは別に有名俳優がちょい役で出演しているのだ。序盤のドンパルやユラが働いているナイトクラブでチェ・ジウ似のホステス役をしているチェ・ジウ、事務所の女性職員役のト・ジウォン、イ長老の娘役でタレントオーデションに夢中のコ・ソヨン、イ長老の息子役で態度が悪くトッコンにボコボコにされるチャ・テヒョン、病院で昏睡状態の本物のキム牧師役をしているイ・ジェリョン、トッコンが地下鉄で財布を盗まれる女スリ師役をしているイ・ヘヨンといった有名俳優をみるだけでも楽しめるところもある。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-08-28 23:27 | 320.ハレルヤ
韓国映画レビュー その314 「極道修行・決着 (おとしまえ) (原題:極道修業)」
ちょっと懐かしい日韓合作のこの作品。舞台は日本、内容も日本の典型的なヤクザ映画である。日本のヤクザ映画が好きな人は好むかもしれない。

b0097051_2037023.jpg極道修行・決着 (おとしまえ) (原題:極道修業)
制作年:1996年
監督:キム・サンジン
出演:パク・チュンフン、パク・サンミン、白竜、大杉漣、哀川翔
ジャンル:任侠ドラマ
鑑賞:日本版Video


韓国の暴力団に属するファン・ソンチョル(パク・チュンフン)は、ターゲットを殺して日本へ高飛びするために飛行機に乗った。偶然隣に座っていた青年ソン・ヘグ(パク・サンミン)は有名なバーテンダーになるために日本へ行く。新聞を読んでいたヘグは、殺人事件の記事を読んでいたところ指名手配されているファン・ソンチョル容疑者が隣りに座っているのに気づき、ソンチョルもヘグに自分のことが気づかれたことから日本に到着してから少しの間一緒に行動した。ソンチョルは、日本の暴力団張本組に出向きほとぼりが冷めるまで日本で滞在することになり、張本組の仕事を手伝うことになる。ヘグは張本組の組員たちに口止めのためリンチされ、ようやく解放される。ヘグは夢であるバーテンダーの仕事にたどりつくまえに悪徳業者に騙されて一文無しになり、ボコボコに殴られていたヘグを偶然みかけたソンチョルは自分の家に連れて帰った。ヘグはソンチョルの助けをかりて悪徳業者に報復し、喧嘩の強いソンチョルに憧れ、ソンチョルを兄貴のような存在になり一緒に暮らし、ヤクザの世界に惹かれていった。ソンチョルは、張本組の会長と盃を交わして、張本組傘下の金田組の縄張りを任されるようになる。ナイトクラブの従業員の面接をしていたヘグは、偶然店内でヤクザらが喧嘩していたのをヘグが間を取って自分が張本組の組員であると虚勢して騒ぎは沈下した。ナイトクラブの店長からみかじめ料を受け取ったヘグは、店長から気に入られ、そこで働くホステスのサムスン(チョ・ウンスク)と恋仲になる。そして張本組傘下の金田組の金田(大杉漣)がヘグを気に入り、金田組の仕事をヘグに頼むようになる。ヘグがヤクザ世界で徐々に伸上がっていき、敵組織の組員を弟分にしたり、金田組も組員を殺害したりと行動が激化していった。早く韓国に戻りたいと思うソンチョル、ヤクザ世界で徐々に成功しているヘグとの間で気持ちのすれ違いが生じてくる。果たして、二人の韓国人ヤクザは今後どのような運命を辿るのかというお話。

監督は、『金を持って高飛びしろ』のキム・サンジン監督。
出演者は、韓国人ヤクザのファン・ソンチョルを演じるのは『トゥ・カップス』『金を持って高飛びしろ』のパク・チュンフン、日本でヤクザとして成り上がった韓国人ヤクザのソン・ヘグを演じるのは『将軍の息子1~3』『男はつらい』のパク・サンミン、張本組の親分を演じるのは『極道三国志』『HANA-BI』の白竜、張本組傘下の金田組の金田組長を演じるのは『パラサイト・イヴ』『HANA-BI』の大杉漣、光組組長を演じるのは『鬼火』『借王 -シャッキング-』の哀川翔、ヘグの彼女サムスンを演じるのは『豚が井戸に落ちた日』のチョ・ウンスク、ヘグの弟分けんじを演じるのは『トゥ・カップス』『女房殺し』のカン・ソンジン。

ヘグが指名手配中の韓国人ヤクザのソンチョルと偶然出会ったことから、バーテンダーの夢がいつの間にかヤクザ世界に変わってしまい、ヤクザとして頭角をみせ成り上がっていく姿を描いている。だが、そこにはヘグの行き過ぎた行動もあり、日本のヤクザ世界の掟が絡んでくるのだ。

ソンチョルとヘグの関係は、初めはヤクザとカタギの関係であったが、日本で時間が流れるにつれて二人はなぜか一緒に生活し、兄弟分のような関係になっていく。ソンチョルは日本語が話せないが、ヘグはある程度日本語が話せるのでソンチョルからみれば融通がきく存在でもある。ソンチョルは韓国に戻れない事情から日本の暴力団張本組と契りを交わし、ヘグは偶然の上塗りでヤクザ世界に入りトントン拍子で成り上がっていく。ソンチョルに関しては、日本ヤクザの仕来りを大事にしているのがみられ、「義理人情」が強い男という印象を受ける。ヘグは、まだまだヤクザ世界のお決まりが分かっていない勢いだけで突っ走っている状態である。何も知らない者の方がある意味手強い存在でもあるが、その皺寄せがソンチョルにくるのだ。

ヤクザ組織の関係としては、張本組(親分が白竜)と光組(親分が哀川翔)が敵対関係にいて、張本組にぶら下がっているのが金田組に当たる。お互いが戦うというよりは、内部抗争が主となっている感じだ。金田組とソンチョルの関係、金田組とヘグの関係は段々と亀裂が生じてくるところで、さらにヘグが金田組の組員を殺してしまうこと、光組の子分けんじをヘグが自分の子分にしてしまうことで複雑化していくのだ。題名でも出てくる「おとしまい」は弟分ヘグが犯した過ちを兄貴分ソンチョルが取るところであろう。

男の世界だけを描くのでなく一応はソンチョルとヘグのロマンスもある。ソンチョルはうどん屋で知り合った日本人女性と恋仲になるが、あまり会話もなくクールに決めている。出会いや別れをみると典型的なヤクザ映画な感じなのでロマンスはお飾り程度にみえる。ヘグの場合は、ナイトクラブでヤクザから助けたホステスのサムスンとの恋仲であるが、これも同様で形上のもので恋愛を語るところは乏しい。

ヘグの成り上がり方がどうしてもコメディに近い感じを受けてしまう。それは腕力はなく、ただ拳銃を使ってハッタリをかます行動が多いからだ。ヘグが騙された悪徳業者に殴りこみに行ったが、速攻で殴られてダウンしてしまうし、自らヘグが素手で戦うところは少なく、子分けんじが出来てからはけんじに戦わせたりとかなりヘタレにみえる。折角、パク・サンミンをキャスティングしているから腕力を成長させるシーンでも入れて、彼の持ち味のアクションシーンを披露してほしかった。ストーリー展開から素人が成り上がったヤクザという設定だからこのようにみせているのは理解できるが。その分、パク・チュンフンのアクションを多く取り入れているのはわかる。

韓国側ではパク・チュンフン、パク・サンミンと有名どころを使い、日本側もヤクザ映画では有名な俳優の白竜、哀川翔、大杉漣といったかなり豪華なキャスティングになっている。監督や脚本が韓国人なのだが、内容は完全たる日本のヤクザ映画である。終盤の流れやラストシーンなんかは日本映画の「義理人情」「おとしまえ」をそのままみせている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2008-08-03 20:10 | 314.極道修行・決着
韓国映画レビュー その311 「不朽の名作」
随分まえに鑑賞したが、また観たくなって最近鑑賞したこの作品。二つの世界(現実の世界、シナリオの世界)で登場する人物たちが、全く違う役柄で二役を演じているところはおもしろい。

b0097051_1114741.jpg不朽の名作
制作年:2000年
監督:シム・グァンジン
出演:パク・チュンフン、ソン・ユナ、ファン・インソン、ペク・ユンシク
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD


ポルノ映画監督のキム・インギ(パク・チュンフン)は、母の借金を返済するために仕方なくポルノ映画を撮り、アルバイトをしながら生活をしている。インギは、いつか名作を撮りたいと願っていたが、シナリオを書く能力がもう一歩足りないでいた。そんなとき、インギは大学時代の同級生で映画プロデューサーをしている友人のミン(アン・ネサン)を通じて、大学の先輩で人気映画監督をしているミョンジュン(ファン・インソン)から作家のヨギョン(ソン・ユナ)を紹介してもらった。レストランで待ち合わせをした二人は、インギがヨギョンをみて一目ぼれしてしまった。インギは、サーカスを舞台にしたピエロとサーカス団長の娘との悲恋映画のシナリオ構想を説明して、そこにヨギョンもアイデアを出していき、シナリオの出来は順調に進んでいった。インギは、ヨギョンと会うに連れてどんどん惚れていったが、ヨギョンはミョンジュンのことが好きだった。また、インギに好意を持つポルノ女優のジニは、頻繁に下手な言い訳をしながらインギの家に会いに来る。すれ違う男女の気持ちであるが、徐々に彼らの恋愛は大きく動き出していく。ヨギョンに片思いするインギの恋の行方はどのような展開になっていくのか、そしてインギとヨギョンが考えて完成した名作のシナリオは今後どのような展開が待っているのかというお話。

監督は、本作デビュー作のシム・グァンジン監督。
出演者は、ポルノ映画監督のキム・インギを演じるのは『ハレルヤ』『NOWHERE 情け容赦無し』のパク・チュンフン、作家のヨギョンを演じるのは『1818』『チャン』のソン・ユナ、インギの先輩で人気映画監督のミョンジュンを演じるのは『深い悲しみ』『虹鱒』のファン・インソン、ポルノ映画会社のヤン社長を演じるのは本作スクリンデビューのペク・ユンシク、インギの従兄弟を演じるのは『イ・ジェスの乱』『春香伝』のミン・ギョンジン、インギに片思いするポルノ女優のジニを演じるのは『穴』のキム・ヨラン。

映画監督インギと作家ヨギョンの関係を描いた現実の世界、二人が創作する映画のシナリオの世界といった二つの世界が同時進行していく構成である。

インギは、みんなが感動するような不朽の名作を作りたいと思っているが、現実はポルノ映画の監督をしている。ポルノ映画のスタッフや俳優たちからは慕われているインギであるが、映画プロデューサーのミンがインギの撮影現場に来たときに、スタッフたちは同じ映画業界の人間だけど、ミンと比較すると大きな壁があるように感じているのだ。インギのポルノ映画に出演している女優のジニは、インギに片思いしており、何かと理由をつけて会いに行ったり、自分の気持ちを伝えられずに去っていってしまう初心な女性である。

作家のヨギョンは、実力はあるがチャンスがなく、業界に振り回されているのである。出版社でゴーストライターをしており、いつかは自分の名前で本を出版したいと願っているのだ。ゴーストライターという仕事にも絶望していた頃であり、映画監督のミョンジュンに片思いしているがなかなか実らない恋で悩んでいるのだ。そんな、今後の人生の方向性に悩んでいたインギとヨギョンが、新作映画のシナリオ制作を始まるのである。

恋愛の行方として、一応はインギ、ヨギョン、ミョンジュン、ジニの四角関係の構図になっているが、実際はインギとヨギョンの二人のラブストーリーが主に描かれている。インギは、ポルノ映画監督なのに誠実であり、優しくて、お茶目なところをみると人間性はよいのだ。ヨギョンがインギと一緒にいるときは表情がいつも和らぎ、ヨギョンの気持ちは少しづつであるがインギに傾こうとしているのだ。

二人が構想したピエロとサーカス団長の娘との悲恋物語はこのようなものである。主人公のピエロ(パク・チュンフン)は、サーカス団長(ミン・ギョンジン)の娘(ソン・ユナ)に片思いしている。団長の娘は空中ブランコを実演しており、このサーカス団のスターの青年と恋仲であり、ピエロは叶わぬ恋であることはわかっていた。そんなときにサーカス団は経営難に陥り、スターの青年が去っていったことでさらに衰退していき、ピエロは愛する団長の娘のために無理な曲芸に挑んで死んでしまうというお話である。映画のシナリオの世界で登場する人物たちは、現実の世界の人物たちが配役をやっているので、誰がどの配役を演じているのかという点もおもしろいところなので、こちらの方も注目して楽しんでもらいたい。

中盤以降は、完成したシナリオがどのような形で映画化されていくのか、ヨギョンがミョンジュンに対して片思いしていた結末、ジニがインギに対して片思いしていた結末、インギとヨギョンの微妙な恋の関係をみせている。そして映画界の厳しさを実感するインギの葛藤も感じられるでだろう。

全体像としては、二つの世界(現実とシナリオ)を軸に、所々リンクしていたり、インギとピエロの心情が重なるような演出もされているので鑑賞しやすいと感じる。インギとヨギョンが個々に抱えているものをうまく表現されているから内容としては悪くはない。そして不思議なオープニングになっているが、これは伏線になっており、しっかりと最後に繋がっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-07-21 11:08 | 311.不朽の名作