韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
にほんブログ村ranking
にほんブログ村 映画ブログ 韓国映画へ
アナザー・カテゴリ
カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
758.同い年の家庭教師レッスン2
759.容疑者X
760.会社員
761.カエル少年失踪殺人事件
762.未確認生命体
763.超能力者
764.青い塩
765.家を出た男たち
766.間諜
767.ヨンガシ
768.隣人
769.私が殺人犯だ
770.共謀者
771.魔法のカメラ
772.リターン・トゥ・ベース
773.出藍の誉れ
774.愛のジャンケン
775.Departure
776.REC
777.蛍の光
778.2度の結婚式と1度の葬式
779.マネキンと手錠
780.テレビを当てよう!
781.禁じられた愛
782.フェティッシュ
783.りんご畑で
784.おばあちゃんの海
785.かげろう
786.淡い期待
787.俺らヒップホップボーイズ!
788.彼女
789.審判
790.Jury
791.あの夏、突然に
792.南へ
793.白夜
794.西遊記リターンズ
795.スンピル失踪事件
796.怪盗ホン・ギルドン一族
797.私とS4の話
798.バービー
799.ドント・クライ・マミー
800.新世界
801.容疑者S
802.もう我慢できない
803.空と海
804.愛が怖いっ!
805.敵との初恋
806.ミス・ギャングスター
807.大韓民国1%
808.美人占い師
809.家門の栄光4 家門の受難
810.泥棒たち
811.男子取扱説明書
812.怪しい隣人たち
813.決闘の大地で
814.セーフ
815.起爆
816.レッド・ファミリー
817.少年とひつじ
818.D-24
819.夏の終わり
820.家族_短編
821.九月が終わる時
822.人生は塞翁が馬
823.生きとし生けるもの
824.月が欠けゆく時
825.生贄
以前の記事
2014年 06月
2014年 05月
2013年 11月
more...
メモ帳
☆My Link

なめ犬のとことん中国香港台湾映画

---------------------
☆お願い
コメント大歓迎です。
しかし、スパム系やアダルトサイトのコメントだけは、こちらの判断で削除させていただきます。
また、最低限のブログマナーを守らない場合や本ブログに多大な損害する行為がある場合は、こちらの判断で削除およびアクセス禁止にさせていただきます。
検索
タグ
(23)
(22)
(20)
(18)
(16)
(16)
(16)
(16)
(16)
(16)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(11)
(11)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
その他のジャンル
ブログパーツ
  • Please don't copy without the permission.
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
タグ:ハ・ジウォン ( 18 ) タグの人気記事
韓国映画レビュー その717 「ハナ 奇跡の46日間 (原題:コリア)」
ロンドンオリンピック日本卓球女子団体戦銀メダルおめでとう。福原選手、石川選手、平野選手、ありがとう。感動した。その影響か、この作品のレビューを書いてしまった。

b0097051_18282647.jpgハナ 奇跡の46日間 (原題:コリア)
制作年:2012年
監督:ムン・ヒョンソン
出演:ハ・ジウォン、ペ・ドゥナ、ハン・イェリ、チェ・ユニョン
ジャンル:ヒューマンドラマ


個人戦でも団体戦でも、卓球は中国チームがいつも金メダルを独占している状況であった。1990年、中国の北京で行われたアジア競技大会で、個人戦では、銀メダルを韓国女子代表ヒョン・ジョンファ(ハ・ジウォン)、銅メダルを北朝鮮女子代表リ・ブンヒ(ペ・ドゥナ)が獲得するけど、金メダルは中国女子代表選手。1991年、世界卓球選手権が日本の千葉県幕張メッセで開催される。そこで、南北朝鮮のチームを統一して、ひとつのチームとして出場することが決定された。多くの人たちがこの出来事に困惑しており、他の選手やコーチたちは反対するが、その意に反して史上初南北統一チーム「コリア」が結成される。合宿所に集められて両国の男女代表チームは、始めに選手間で簡単な自己紹介をするが、韓国式の冗談まじりな振る舞いによって、北の選手たちが怒ってしまい不穏な空気になってしまう。南の代表では、エースのヒョン・ジョンファとチェ・ヨンジョン(チェ・ユニョン)がダブルスでペアーになっており、二人は合宿所でも同室で私生活でも仲がよい。北の代表では、左利きエースのリ・ブンヒとユ・スンボク(ハン・イェリ)がダブルスでペアーになっており、二人は合宿所でも同室でありながら多くは語らない。南北がひとつのチームとして合宿するなか、練習や習慣や思考といったところで、選手同士が度々ぶつかりあう。果たして、コリアは世界卓球選手権で優勝を掴み取ることができるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のムン・ヒョンソン監督。
出演は、韓国女子選手ヒョン・ジョンファを演じるのは『私の愛、私のそばに』『第7鉱区』のハ・ジウォン、北朝鮮女子選手リ・ブンヒを演じるのは『グエムル -漢江の怪物-』『空気人形』のペ・ドゥナ、北朝鮮女子選手ユ・スンボクを演じるのは『帰郷』『鬼』のハン・イェリ、韓国女子選手チェ・ヨンジョンを演じるのは『マイ・ブラック・ミニドレス』のチェ・ユニョン、韓国側イコーチを演じるのは『ただ君だけ』『不気味な恋愛』のパク・チョルミン、コリアの総監督で北朝鮮側のチョを演じるのは『パパは女の人が好き』『危険な相見礼』のキム・ウンス、韓国男子選手オ・ドゥマンを演じるのは『クイック』『カップルズ』のオ・ジョンセ、北朝鮮男子選手チェ・ギョンソプを演じるのは本作スクリンデビューのイ・ジョンソク、韓国男子選手チュ・イルソンを演じるのは『ヘッド』『高地戦』のパク・ヨンソ。

男子代表チームはお飾り的な形になっており、女子代表チームを主にして、コリアが世界卓球選手権で決勝まで進むまでの苦難であったり、チーム内での出来事、国家体制の違い、南北選手たちの絆などを描いている。

卓球のルールは、当時と現在では少し変わっており、その点だけは注意が必要かもしれない。この作品でのルールとしては、21点を先に取ると1セット取得、合計2セット取ると勝ちとなる。団体戦が主になっていることで、シングル四試合、ダブルス一試合。順番としては、シングル四試合を行い、先に三勝した方が勝者になる。シングル四試合で二対二の同点なら、ダブルス一試合で勝者が決まる。

中盤までは、南北選手や首脳陣たちの人間関係を重視しているのがみられる。南のジョンファと北のブンヒは、各国のエースであり、始めは距離をとっているのだ。規律の厳しい北のブンヒは、南の男子選手の軽はずみな言動に冷めており、感情をあまり表面に出すことが少なく、いつもマイペースに練習をしている。南のジョンファは、南の選手の言動を説明したりフォローすることが多い役目で、そして向上心が強く居残り練習をしたり、相手選手の映像をみて研究をする真面目な選手である。

南のヨンジョンは、北朝鮮男子選手チェ・ギョンソプ(イ・ジョンソク)に恋してしまい、二人のロマンスの行方も気になる形になっている。ヨンジョンは、食堂でギョンソプの隣の席に座り、何気なくラブレターを渡そうとするが、韓国男子選手たちがそれを拾って、みんなのまえで朗読してしまい、みんなにヨンジョンの気持ちがばれてしまうのだ。二人のロマンスをみせながら、男子選手たちが二人をくっつけようとしている姿を面白くみせているのだ。北のスンボクは、メンタル面の弱さがあり、試合で極度に緊張してスランプに陥っているとき、ジョンファが居残り練習のときアドバイスすることで、スンボクの調子も上向きになっていくのだ。宿泊しているホテルの隅で、男子選手たちが仕切って交流会をすることで、スンボクとヨンジョンは交流が深くなっていき、二人の間に友情が芽生えるのだ。南北の両エースだけ注目を浴びるのでなく、南北の二番手同士にドラマを作って盛り上げているのだ。首脳陣にしても、北が監督、南がコーチという形になり、チョ監督(キム・ウンス)とイコーチ(パク・チョルミン)のぎこちなさをみせている。首脳陣のわだかまりもひとつの見せ場としているように感じとれる。

南のジョンファと北のブンヒは、合宿生活が進んで、大会本番になるぐらいから、二人で語ることが多くなるのだ。ジョンファが重病で入院している父のことを語ったり、ブンヒが父から卓球を教えてもらった経緯や若い北の選手へ何かを与えなければという使命もあり、私的なことを話すことが増えてきたことで、二人は徐々に親密になっていくのである。準々決勝が終わり翌日の練習時、午後から自由時間になった選手たちは町に出かけていく中、スンボクがジョンファを部屋に呼びよせてブンヒの容態が悪いことを知らせ、ジョンファが付き添ってブンヒを病院で治療させるのである。一応二人だけが知っている出来事になっており、決勝の伏線にもなっているのだ。

北朝鮮の保衛要員が非常に目立つのだ。常に監視されている状態になっており、北の選手が規律正しい行動をしているのが理解できるようになっている。彼らの行動によって、内部で揉め事が発生したり、チョ監督と保衛責任者チャン隊長(パク・チョンハク)とのやりとりが多くみられるのだ。

試合シーンを多く入れていることで、人間ドラマ的なところと同様に、スポーツドラマとしての魅力をみせようとしている。女子団体戦で、トーナメント形式になっており、一回戦から決勝まで、ダイジェスト的なところもあるが、毎試合みせているのだ。予選の日本戦とイギリス戦、本選の香港戦、フランス戦、シンガポール戦、ハンガリー戦、中国戦。試合をしている中で、選手同士の成長であったり、結束力といったところをみせているのだ。ダブルスでは、今まで北のペアーが出場していたが、スンボクの要望によって、ジョンファとブンヒの南北ペアーが実現し、盛り上がるような試合展開になっている。準決勝で出場選手の変更があったり、北の政治的な問題が絡み、決勝直前でちょっとした演出をしている。

1991年という当時の時代背景、南北統一チームでの出場、南北のエースのダブルスペアー、選手間の友情、観客から声援する在日韓国朝鮮人たち、といったアイテムを使いながら相乗効果をみせている。人間ドラマのところよりも、試合のところが結構面白く感じた。決勝のファールシーンの意味がよくわからないのでしっかり解説してほしいところだ。サーブ時に回転を加えてボールを空中に上げ、それからラケットで打っているから反則行為にしているようだ。実況しているアナウンサーの説明を聞くとそうなっている。ラリーが続いていることで観る側を楽しませるように工夫しているのは非常にわかる。CGを使って本当に球を打っているようにみせており、それぐらいはみればわかる。技術的なところ、シェイクのバックスマッシュのフォームであのような打ち方はあまりしない、下回転ボールを打つドライブシーンがないのも残念なところでもあった。昨今、ラケットはシェイクが主流になっており、この作品でペンを使っている選手が多いことで懐かしさがみえてよい。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★

【追記】 2013.04.21
2013.04.20から日本で一般上映するため、邦題を追記した。
[PR]
by nameinuuuu | 2012-08-13 18:51 | 717.コリア
韓国映画レビュー その701 「第7鉱区」
ここのところ忙しくて更新が滞ってしまった。6月末まで忙しい。「真!韓国映画祭2012」は行く時間がなく断念。未見は4本だからいいかな。「SSFF(Short Shorts Film Festival)2012」は、日曜日だけ参戦できそう。
第7鉱区のレビューは、つまらなかったから書かずに放置していたけど、結局書いてしまった。

b0097051_225237100.jpg第7鉱区
制作年:2011年
監督:キム・ジフン
出演:ハ・ジウォン、アン・ソンギ、オ・ジホ、パク・チョルミン
ジャンル:アクション、SF
鑑賞:一般上映 (日本)(3D)、日本版DVD(2D)


済州島の南下に位置する石油採掘区域「第7鉱区」に海上基地を設置して、海底油田の採掘作業を行なう。1985年に海中作業をしていたヘジュンの父は、未知の深海生物に襲われ、海上の船で連絡を取っていたジョンマン(アン・ソンギ)との通信が途絶えてしまう。2011年、「第7鉱区」で韓国の各分野の専門家たちが作業する。海底装備担当のヘジュン(ハ・ジウォン)、油質分析官のドンス(オ・ジホ)、基地の隊長イニョク(パク・チョンハク)、医師のムニョン(イ・ハヌィ)、生態学者のヒョンジョン(チャ・イェリョン)、サング(パク・チョルミン)、ジョンユン(ソン・セビョク)、チスン(パク・ヨンス)、ヒョヌ(ミンソク)。作業を続けるが試掘の成果がでないことで、仕方なく隊長イニョクは撤退命令を発する。そんなとき、本部からベテラン隊長のジョンマンがヘリコプターでやってきて、隊員たちの思いを知り、撤収命令を退けて作業継続を決意し、三ヵ月が経過する。ヘジュンとヒョヌは海底調査のため海に潜っているとき、不運な事故が起こりヒョヌが死亡する。そして、生態学者ヒョンジョンが船の屋上から転落して死亡する。医師ムニョンが、ヒョンジョンの遺体を診たところ、体液のようなものが付着しているのを見つける。ヒョンジョンの生前にチスンが、しつこく求愛しているのをサングとジョンユンがみかけていたのを思い出し、チスンがヒョンジョンを殺したと疑いだす。事件に関与していると疑った隊員たちはチスンを拘束し、縄で縛って監禁する。だが、いつの間にかチスンの姿はいなくなっており、次々と隊員たちが姿を消していく。果たして、「第7鉱区」で何が起こっているのかというお話。

監督は、『木浦は港だ』『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』のキム・ジフン監督。
出演は、隊員ヘジュンを演じるのは『TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)』『私の愛、私のそばに』のハ・ジウォン、隊長ジョンマンを演じるのは『フェア・ラブ』『神機箭』のアン・ソンギ、隊員ドンスを演じるのは『セックスインポッシブル~男はみんな狼だ!~ (原題:銀粧刀)』『花嫁はギャングスター ソウルウエディング (原題:極道の妻3)』のオ・ジホ、隊員サングを演じるのは『シラノ;恋愛操作団』『怪しい顧客たち』のパク・チョルミン、隊員ジョンユンを演じるのは『シラノ;恋愛操作団』『危険な相見礼』のソン・セビョク、隊長イニョクを演じるのは『レストレス ~中天~ (原題:中天)』『ビー・デビル (原題:キム・ボンナム殺人事件の顛末)』のパク・チョンハク、医師ムニョンを演じるのは『クイズ王』『ロマンチック・ヘブン』のイ・ハヌィ、隊員チスンを演じるのは『TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)』『パンガ? パンガ!』のパク・ヨンス、生態学者ヒョンジョンを演じるのは『ドレミファソラシド』『マイ・ブラック・ミニドレス』のチャ・イェリョン、隊員ヒョヌを演じるのは『ハロー・マイ・ラブ』のミンソク。

第7鉱区で海底油田の採掘作業をする隊員たちが、巨大化した未知の深海生物に遭遇して死闘する。前半は隊員たちの人間ドラマ、後半はその巨大深海生物との戦いを主にしたアクションになっている。

中盤の巨大深海生物が出てくるまでに、隊員たちの各ドラマを作りだそうとしているのであるが、全てが浅く表現されており、感情の起伏がないままに巨大深海生物の登場シーンに流れていくのである。亡き父と同じ仕事場で作業をするヘジュン、ヘジュンと交際しているドンスとの関係、サングとジョンユンの友情、ヒョンジョンの研究や恋の悩み、若手ヒョヌの死、救世主的に登場してきたジョンマン、と一応はドラマらしきものを作り出している。これでは終盤シーンの海底に刻まれているメッセージをみても、あまり感情的にならないだろう。

巨大深海生物が登場してからは、パニックアクションになっていく。次々と隊員たちがやられていき、この生物の生態を知っているジョンマンが攻撃しながら、攻防をみせていく。この生物が持つ性質、この生物の弱点、この生物の誕生秘話が徐々に明らかになることで、ジョンマンが何故ここに来たのかがわかるのだ。徐々に隊員たちが減っていき、ジョンマンも敗れ、生き残ったヘジュンと一騎打ちになっていく流れである。

残念ながらハリウッドのパクリ作品にしかみえなくて、オリジナリティが全く感じられないのだ。しかも劣化したパクリ作品としてだ。CGによって映像を重ねているのであるが、実写の人間と背景とがミスマッチになっており、バランスの崩れた映像として表現されている。3D映画の制約があるのかもしれないが、あまりにも映像に違和感がある。

ラストにこの海底油田の採掘作業は、日韓共同開発事業であることが字幕として表示され、その歴史的な流れがわかる。第7鉱区の位置、海底油田の推定埋蔵量、1978年、1986年、2028年について説明が字幕表示される。日本語の字幕では、1986年以降からの説明が不十分な訳になっている。「だが1986年以来、開発は中断している この日韓共同開発事業 現在のところ再開のめどは立っていない」。韓国語字幕を直訳すると「1986年 日本の撤収で今は作業が中断された状態だ」「2028年まで 開発が再開になられない場合、第7鉱区は国際的領土紛争地域として残ることになる」となる。翻訳者のさじ加減で意味が変わってしまい、あまりにも不誠実である。

3D映画、有名どころの俳優起用、製作費100億ウォン、全て国内CG、公開前の宣伝、と期待度を上げていろいろと注目された作品だが、残念な出来になっていた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
[PR]
by nameinuuuu | 2012-05-31 23:04 | 701.第7鉱区
韓国映画レビュー その513 「リメンバー・ミー (原題:同感)」
俳優リストのハ・ジウォンをコンプリートさせる目的で書いたレビュー。一般上映で鑑賞したから、簡単にレビューが書けると思っていたけど、途中までしか記憶に残っていなかった。メモ書き簡易レビューでは、そのままコピー&ペーストできず、使い物にならないや。ちゃんとレビューを書きたいから、DVDをレンタルして約8~9年ぶりにこの作品を鑑賞した。あぁ、懐かしい。

b0097051_1510514.jpgリメンバー・ミー (原題:同感)
制作年:2000年
監督:キム・ジョングォン
出演:キム・ハヌル、ユ・ジテ、ハ・ジウォン、パク・ヨンウ
ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー
鑑賞:一般上映 (日本)、日本版DVD


英文科の女子大生ソウン(キム・ハヌル)は、大学の先輩で最近兵役を終えて復学したトンヒ(パク・ヨンウ)に恋心を抱いている。ソウンは、足を骨折して入院している親友ソンミ(キム・ミンジュ)のところへ行き、お見舞いついでに恋の話しを熱く語る。ある日の皆既月食が起こった夜、ソウンがひょんなことから大学から持ち帰ってしまった部品の足らない無線機から男性の声が流れてきた。ソウンは、その無線機に応答すると、相手から返事が返ってきた。男性の声の主は、ソウンと同じ新羅大学に通っている大学生イン(ユ・ジテ)であった。インは、アマチュア無線の初心者であるソウンのために、専門書を貸してあげると話し、次の日に大学の時計塔前で会う約束をした。ソウンは、約束の時間に時計塔前で待っていたがインが現れなかった。同様に、インも約束の時間に時計塔前でソウンを待っていたが現れなかった。約束を破られたと思った二人は、苛立っており、再び無線機で交信すると、お互いの話しがかみ合っていなかった。ソウンは1979年に、インは2000年に生きていることが分かる。半信半疑の二人は、このことに初めは信じておらず、どっちかが嘘をついていると思っていたが、インがソウンのいる時間軸の一日後の出来事を過去の新聞で調べて、その出来事をインがソウンに知らせて、実際に言っていた事件が起こったことで、時空を超えた交信が始まる。だが、この交信によって未来を知ってしまうソウン、過去を知ってしまうインはどのような行動をとるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のキム・ジョングォン監督。
出演は、女子大生ソウンを演じるのは『バイ・ジュン』『ドクターK』のキム・ハヌル、男子大生インを演じるのは『バイ・ジュン』『アタック・ザ・ガス・ステーション!』のユ・ジテ、女子大生ヒョンジを演じるのは『真実ゲーム』のハ・ジウォン、男子大生トンヒを演じるのは『オルガミ~罠~』『シュリ』のパク・ヨンウ、女子大生ソンミを演じるのは本作スクリンデビューののキム・ミンジュ。

1979年に生きる女性ソウンと2000年に生きる男性インが、時空を超えた交信をすることによって、ある運命を知ることで、二人の繊細な感情を描いている。皆既月食という自然現象が起こり、魔法にかかったような不思議な無線機が、時間を越えた人とのコミュニケーションを可能にさせたのである。

1979年に生きるソウンは、約二年も待った憧れの先輩トンヒが復学したことで、恋焦がれる姿をみせており、踊るような心は溢れているのだ。トンヒが、兵役中に一番手紙が多かったのがソウンであったことを本人に語ったり、遠回しにデートに誘っていたりと二人の気持ちがどんどん近づいていくのである。この時代は、多くの人たちが現政権に対して不満を持っており、学生たちがデモを行ったり、夜間通行禁止令があったり、政治が不安定であったり、そのようなことを劇中では新聞やテレビや大学内でその状況を示している。

2000年に生きるインは、アマチュア無線に夢中な学生で、いつも隣にいるヒョンジ(ハ・ジウォン)に対して素っ気ない態度でいる。アマチュア無線部の部室で黙々と作業をするるインの横にひっついているヒョンジは、巡回に来る守衛に女の子は早く帰るように叱られているのだ。ヒョンジは、インに対して真正面から感情を露にするが、インが彼女の気持ちを受け取ろうとせずにいるところは、中盤以降のお楽しみにしている。不良っぽくして口が悪いヒョンジであるが、その理由もちゃんと訳がある。この時代は、携帯電話を誰もが使用して科学技術の発展であったり、政治が安定していることで平穏な日常をみせていたり、アマチュア無線が逆にマニアックな世界である。

時空の歪によって起こった無線機での交信は、ソウンとインの運命に大きく関わるものになっていくのである。ソウンとインは、21年のズレがあるから、二人の間には恋愛という感情はない。ソウンにはトンヒ、インにはヒョンジといった男女の組み合わせをみせている。初めの頃の交信は、好奇心の塊でお互いの世界がどのようなことになっているのかを訊いたりしていて、ソウンが恋のことを話すことで二人は友人という関係に近い。二人の交信に嫉妬をしているヒョンジの気持ちも表現されているので、このあたりも面白くみえている。

この作品の特徴としては、未来を知ってしまったソウンが、自らでその運命を変えようとしないところである。時間を越えたSF的な設定だから、ソウンが幸せになるために歴史を変えるような行動をとったり、インのいる2000年とは違うソウンが望むパラレル世界を作るのかと予想するだろう。ファンタジーの要素を取り入れているが、敢えてその点を控えめにして、その時代に生きる男女の感情を主に描いているのだ。

ソウンがインの両親のことを知ることで、自分の愛が実らないことが分かり、その運命に逆らえないように徐々に事が動いているのである。ソウンの一途に愛する純粋な愛をみせており、その形は現在に生きているインとヒョンジにも通じるような展開を終盤にみせている。時代が違っていても、人が人を愛する形は変わらないところをみせており、ソウンの感情や決断をどのように理解するかである。

日本版DVDでは特典映像がついており、キム・ジョングォン監督とキム・ハヌルの舞台挨拶、ユ・ジテの舞台挨拶、キム・ハヌルのインタビュー、本作の予告、メイキングなどがついている。作品内では、時間軸でお互い大学生の年齢として接することがないソウンとインであるが、メイキング映像ではキム・ハヌルとユ・ジテが同じ場所で撮影しており、互いの横や後ろにいながら撮影をしている。撮影手法の面白さがあって、別撮りしていると思っていたら、同時に撮影していたり、撮影現場では時間軸はなく二つの時間が同時進行している。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2010-07-11 15:19 | 513.リメンバー・ミー
韓国映画レビュー その512 「私の愛、私のそばに」
この作品、なかなか韓国版DVDが発売されないから、アメリカ版だったか中国版だったかでみちゃった。今月に韓国版DVDがやっと発売するんだね。

b0097051_190393.jpg私の愛、私のそばに
制作年:2009年
監督:パク・チンピョ
出演:ハ・ジウォン、キム・ミョンミン
ジャンル:ヒューマンドラマ、ラブストーリー
鑑賞:海外版DVD


唯一の家族である母を亡くしたジョンウ(キム・ミョンミン)は、母の葬式の喪主をしていた。ジョンウは、ルーゲーリック病という難病にかかっており、車椅子に座って葬式の喪主を務めていた。その葬式業務をしていたのが、葬儀屋のジス(ハ・ジウォン)であり、偶然にもジョンウとジスは同じ故郷であることを話していた。ジスはジョンウのことを憶えていなかったが、ジョンウはジスをみたときすぐに思い出し、父親の仕事を継いだのかという問いかけがあり、ジスもジョンウのことを思い出した。ジョンウは、自分の病気のことを話し、中国で手術をすれば治る可能性があり、中国から帰ってきたら結婚しようと冗談まじりにプロポーズをする。ジスは、帰国したジョンウの世話をするようになり、二人は惹かれ合っていき、中国での手術が効いているのか体の具合も良くなってきたこともあり、二人だけで教会で結婚式を行った。個室に入院していたジョンウは、病院を退院することになり、ジスと新婚生活が始まる。国内で中国式の針治療をしている闇医者のところで治療したところ、病状が悪化してしまい、再び病院に入院することになる。意識を失っていたジョンウが目覚めると、同じような病状の5人の患者とその付き添いの人たちがいた。ジョンウは、病状の進行が違う入院患者たちと相部屋で入院生活が始まる。献身的にジョンウを手助けするジスだが、ジョンウの病状は悪化していくのである。新婚の二人に難病という大きな壁があり、それをどのように超えていこうとするのか、そして同じ病状で入院している相部屋の患者たちとその家族たちを描いたお話。

監督は、『ユア・マイ・サンシャイン (原題:君は僕の運命)』『あいつの声』のパク・チンピョ監督。
出演は、葬儀屋ジスを演じるのは『バカ』『海雲台』のハ・ジウォン、難病を患うジョンウを演じるのは『リターン』『ファム・ファタール (原題:無防備都市)』のキム・ミョンミン、ジスの父を演じるのは『黒い家』『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』のカン・シニル、ジョンウの担当医であるソン医師を演じるのは『恋する婚活プランナー (原題:いい人いれば紹介して)』『4人の食卓』のキム・ヨジン、入院患者老夫の老妻オギョンを演じるのは『カルナ』のナム・ヌンミ、入院患者チュンジャの夫パク・クンスクを演じるのは『ウォンタクの天使』『ブラボー・マイ・ライフ』のイム・ハリョン、入院患者ジニの母を演じるのは『春の日は過ぎゆく』『花嫁はギャングスター (原題:極道の妻)』のシン・シネ、入院患者ソクチュンの弟ソグォンを演じるのは『家門の復活-家門の栄光3』『離れの選手とお母さん』のイム・ヒョンジュン、入院患者ソン氏の付き添いチェ氏を演じるのは『スカウト』『仮面』のチャン・ウォニョン、入院患者の老夫を演じるのは『マイ・ファーザー』『私は幸せです』のチェ・ジョンニュル、入院患者の兄ソクチュンを演じるのは『モノポリー』『ノートに眠った願いごと (原題:秋へ)』のイム・ジョンユン、入院患者チュンジャを演じるのは『大韓民国憲法第1条』のイム・ソンミン、入院患者ジニを演じるのは本作スクリンデビューのガイン、入院患者ソン氏を演じるのは『極楽島殺人事件』『ビバ!ラブ(原題:慶祝!私たちの愛)』のホン・ソギョン。

簡単なあらすじだけをみると難病を抱えた男性と昔からの知り合いの女性と愛し合って、病気に苦しむ男性を女性がサポートしたり、お互いの愛を描いた単純な物語だと思うであろう。だが、そんな単純なものでなく、主人公だけでなく相部屋になった他の5人の患者とその家族や付き添い人たちの物語もあり、病気が進行していくことで精神的に追い込まれていく患者、介護に狂いそうになるぐらい緊張している家族や付き添い人をみせており、人間ドラマの部分を幅広く描いている。

ジョンウが患うルーゲリック病は、全身の筋肉が徐々に麻痺していき、自分で動けなくなっていき、進行していくと意識がなくなっていき、植物状態になったり死亡する。現在の医学では、完治する治療方法が見つかっておらず、病状の進行をできるだけ遅らせることぐらいしかできない。

ジスとジョンウの愛は、冒頭運命的に出会ってそのまま二人が愛し合っていく流れなので、かなり簡略している気がする。ジョンウが、ジスの離婚歴があることを気にしていなかったり、離婚の原因についても逆にそこが良いと褒めているところがあるので、お互いが傷ついている状態で出会ったというタイミングが大きいのかもしれない。ハ・ジウォンとキム・ミョンミンのきわどいラブシーンがあったり、全身痩せ細った裸体をみせるキム・ミョンミンといった体を張ったシーンがあるので、見せ所が多い作品でもある。

ジョンウが再入院して、そこで出会う相部屋になった5人の患者とその家族たちの各ドラマが、この作品の良さである。患者同士であったり、患者の家族同士との交流があり、各々が問題を抱えており、支えあっていたり、絶望を一緒に体験したり、一喜一憂するところは、心が引き裂かれるような気持ちになるであろう。

意識不明で眠り込んでいる入院患者の老夫とそれを傍で看病する老妻オギョンは、最後の希望として最新治療をしてマスコミを集めて奇跡を期待する。目と口が開いたまま固まっている入院患者の兄ソクチュンとそれを傍で看病する弟ソグォン。意識不明で眠り込んでいる入院患者妻チュンジャとそれを傍で看病する夫クンスクは、愛する妻の誕生日を祝ったり、奇跡的なことが一瞬起こることで希望をみせている。女学生の入院患者ジニは、お見舞いに来た同級生たちを追っ払ったり、母に強く八つ当たりをして、意識がはっきりしているが肉体的より精神的に苦しんでいる。意識不明で眠り込んでいる入院患者ソン氏は、付き添い人チェ氏が看病をしており、チェ氏は患者の家族たちと交流を持っている。それぞれの患者と家族&付き添い人にドラマがあり、家族や付き添い人たちの交流によって切れそうな精神状態を繋ぎ留まっているのである。

相部屋の患者や家族らと同じようにジスとジョンウにもドラマがあり、病状が悪化していくことで希望を失っていくジョンウが強くジスに八つ当たりをしたり、あれほど「生」に貪欲だったジョンウが精神的に壊れていくのである。ルーゲリック病の病状原因も含まれている。無抵抗なジスであったり、患者たちの家族らは呆然と見守るしかできないのだ。だが、唯一反論できる人間は、同じ病状でまだ症状が弱い女学生ジニなのだ。ジョンウの病状が悪化していくことでジスとの心の関係が離れていく姿をみせながら、中盤から終盤に向かっていくのである。病状が悪化していくプロセスをしっかり描いていくことで、患者ジョンウの心境と看護する妻ジスの心境を繊細に描いているのだ。相部屋の患者の中で、死亡する人がいたり、症状が改善に向かっている人がいることで、天国と地獄の両方をジョンウに見せつける演出は息が詰まるようなところだ。

終盤のジョンウの心の声というのが、かなり効果的に出来ている。ここは、伏線として患者の家族たちが風呂場で洗濯していたときに会話していたことに結びついている。序盤から結末がみえている作品であるが、そこに至るまでの過程をしっかりみせていることで、感動的な流れに持っていっている。もちろんサイドストーリーの相部屋患者たちのドラマ、ジスの私生活である葬儀屋の仕事風景や同僚たちやジョンウのことを昔から知っているジスの父(カン・シニル)とのドラマなどが効果的になっているのだ。ジスとジョンウのラブストーリーと同時に、患者と家族のヒューマンドラマを色濃く描いた物語である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2010-07-08 19:19 | 512.私の愛、私のそばに
韓国映画レビュー その489 「TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)」
多くの有名俳優が出演しており、お金をかけている作品。今年、日本で劇場公開される予定だから、観たい人はもう少し待てば、スクリーンでみられる。

b0097051_12562352.jpgTSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)
制作年:2009年
監督:ユン・ジェギュン
出演:ソル・ギョング、ハ・ジウォン、パク・チュンフン、オム・ジョンファ、イ・ミンギ、カン・イェウォン
ジャンル:ヒューマンドラマ、パニック
鑑賞:海外版DVD


釜山市北部にあるリゾート地「海雲台」に、大勢の海水浴客でにぎわっている。遠洋漁業の元漁師をしていたチェ・マンシク(ソル・ギョング)は、海雲台地域で母クムリョン(キム・ジヨン)と一緒に刺身店を経営しており、マンシクには小さな息子がいる。漁師時代にインドネシアで漁業をしていたマンシクらは、スマトラ沖地震で巨大津波によって被害に遭ってしまい、マンシクのミスによって同僚のヨニの父が脱出できなくなり船に取り残されて、マンシクは救助隊に助けられた。マンシクは、その事故によって漁師を辞め、小さい頃から知っている同僚の娘ヨニ(ハ・ジウォン)への気持ちを抑えて、罪の意識を持って生活している。ヨニは、マンシクのことが好きで積極的に行動することで、次第にマンシクの心が変わっていく。国際海洋研究所の地質学者キム・フィ博士(パク・チュンフン)は、日本海で起こっている地震を調べており、津波の被害を防ぐため政府に対して警告するが取り扱ってくれない。「海雲台文化エキスポ」のイベントを取り仕切るスタッフのイ・ユジン(オム・ジョンファ)は、キム・フィ博士の元妻で、7才の娘チミンと一緒に生活しており、父親がキム・フィ博士であることを娘に教えていないでいた。マンシクの弟で海洋救助隊員のヒョンシク(イ・ミンギ)は、海岸で溺れていたソウルから遊びに来た浪人生ヒミ(カン・イェウォン)を助ける。このことがきっかけで二人は恋に発展していく。そんなある日、対馬近海の海底で地震が発生して、大津波が海雲台に向かってくる。海雲台の海岸を舞台に、大津波に巻き込まれる人々の姿を描いたお話。

監督は、『浪漫刺客』『1番街の奇跡』のユン・ジェギュン監督。
出演は、元漁師のマンシクを演じるのは『あいつの声』『カン・チョルジュン 公共の敵 1-1』のソル・ギョング、海鮮料理店主ヨニを演じるのは『1番街の奇跡』『バカ』のハ・ジウォン、地質学者のキム・フィ博士を演じるのは『強敵』『ラジオスター』のパク・チュンフン、キム・フィの元妻ユジンを演じるのは『今、愛する人と暮らしていますか?』『仁寺洞スキャンダル』のオム・ジョンファ、マンシクの弟で海洋救助隊員のヒョンシクを演じるのは『ロマンチック・アイランド』『おいしいマン』のイ・ミンギ、ソウルの浪人生ヒミを演じるのは『魔法の性』『1番街の奇跡』のカン・イェウォン、元漁師ドンチュンを演じるのは『用意周到ミスシン』『宿命』のキム・イングォン、マンシクのおじさんのオクチョ会長を演じるのは『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』『バカ』のソン・ジェホ、マンシクの母クムリョンを演じるのは『麻婆島2』『最後の約束 (原題:11番目のお母さん)』のキム・ジヨン。

パニック作品の典型的な作風になっており、自然災害が起こるまえに登場人物の人物描写を描き、自然災害が発生後にその人物たちの動向をみせている。豪華キャストを揃えて、誰にでも受けやすいストーリーなので、エンターテイメントとしては申し分ない。

罪悪感で踏み出せないマンシクの心をほどいていくヨニ、それによって二人の関係が発展していく姿をみせている。マンシクの母クムリョンとヨニの関係が悪く描かれており、マンシクの叔父のオクチョ会長がヨニを気にかけたり、マンシクと息子とヨニの三人で野球観戦をしたり、といった家族の枠をみせながらマンシクとヨニの恋愛をみせている。

地質学者キム・フィ博士は、元妻ユジンと再会したが、娘チミンに実父を友人として紹介しているのだ。ユジンには、恋人がいることで、娘チミンの気持ちを乱すことをしたくない思いがあるのだ。キム・フィ博士は、娘チミンが成長した姿をみて、抱きしめたりといった目に見えるような愛情を注ぐことができない苦しさをみせている。ここでは、元夫婦と娘を絡めた家族愛をみせている。

海洋救助隊員のヒョンシクと浪人生ヒミのひと夏の恋物語は、軟派な男たちとヒミの女友達によって困難をみせている。この二人は、津波が発生しているときに起こる出来事が大きな見せ場になっている。

地味であるが、ドンチュンと母の親子愛、オクチョ会長の存在、マンシクの母クムリョンと孫などの小さな物語も見せ所の一つであろう。ここは、コメディ要素を含めながら人間ドラマの要素を描いているからだ。

中盤までは、家族愛、困難な恋愛、フレッシュな恋愛、地域の再開発、といった様々な人間ドラマを主にしてストーリーを進行させて、中盤以降は大津波が発生して海岸を呑み込む自然災害の中で人々の感情をみせている。大津波がビルや橋を含む町を崩壊していく姿をCGを用いて豪快に表現している。津波のCGは、アメリカに発注したものだから、技術的な面を評しても仕方がない。このような作品は、数多くみているのでこの作品だけ特別なものだと感じないし、正直な感想としてはごく普通の作品である。冗談だけど、ちょうど町が壊れて地域の再開発が出来てよかったかも。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2010-04-23 13:11 | 489.海雲台
韓国映画レビュー その420 「友引忌 (原題:悪夢)」
スクリーンで鑑賞したので、音響効果が効いていたことで少し評価が上がった作品である。公開初日に行ったので、初日プレゼントで「お祓い済み友引忌オリジナルお守り」をもらった記憶がある。小さいお守り。

b0097051_15382549.jpg友引忌 (原題:悪夢)
制作年:2000年
監督:アン・ビヨンギ
出演:キム・ギュリ、ハ・ジウォン、ユ・ジテ、チェ・ジョンユン
ジャンル:ホラー
鑑賞:一般上映 (日本)


大学院生ヘジン(キム・ギュリ)は、大学時代のサークル仲間ソネ(チェ・ジョンユン)と再会し、ソネが何かに怯えていた。問いただすとソネは、大学時代に投身自殺した友達ギョンア(ハ・ジウォン)がつきまとっていると言い出した。大学時代、ヘジンとソネが所属していたサークルに、新人のギョンアが加わったのは2年前であった。ギョンアの周りで不可解な出来事が続き、サークル仲間の関係が少しずつ狂い始めた頃、ギョンアは屋上から身を投げた。彼女の死後、仲間は離れ離れになっていたが、やがてソネだけでなく他のサークル仲間の前にもギョンアの影が現れはじめる。やがて大学時代のサークル仲間たちが変死していくことで、亡くなったギョンアの呪いによって起こっている現象なのか、ギョンアとサークル仲間の間にはどのような過去があったのか、不可解な死の連鎖を描いたお話。

監督は、本作がデビュー作のアン・ビョンギ監督。
出演者は、ヘジンを演じるのは『囁く廊下(原題:女校怪談)』『山銭水銭』のキム・ギュリ、ギョンア及びウンジュを演じるのは『真実ゲーム』『リメンバー・ミー (原題:同感)』のハ・ジウォン、ヒョンジュンを演じるのは『アタック・ザ・ガス・ステーション!』『リメンバー・ミー (原題:同感)』のユ・ジテ、ソネを演じるのは『父』のチェ・ジョンユン、ジョンウクを演じるのは『カル』のユ・ジュンサン、セフンを演じるのは『チェンジ』『アタック・ザ・ガス・ステーション!』のチョン・ジュン、ミリョンを演じるのは本作スクリンデビューのチョ・ヘヨン。

大学時代と二年後の社会人時代の二つの時間軸をみせて進行していき、更なる過去も存在していることで合計三つの時間軸を交ぜながら展開している。

優秀な女子大生ヘジン(キム・ギュリ)、男っぽい性格の女子大生ソネ(チェ・ジョンユン)、大学の野球部に所属する男子大生ヒョンジュン(ユ・ジテ)、司法試験に合格した男子大生ジョンウク(ユ・ジュンサン)、映画監督を夢見る男子大生セフン(チョン・ジュン)、美人の女子大生ミリョン(チョ・ヘヨン)の6人は大学のサークル「ア・フュー・グッドマン(A few good man)」に所属する。仲良しなサークル仲間がおかしくなったのは、女子大生ギョンア(ハ・ジウォン)が入部してからなのだ。

二年後の社会人時代では、大学院に進学しているヘジン、アメリカに行っていたソネ、落ちぶれたヒョンジュン、弁護士になったジョンウク、映画監督を目指すセフン、何をしているかわからないミリョン、といった形でそれぞれの人生をみせている。幼なじみヘジンとソネの仲が継続していたり、ヒョンジュンの転落した人生、弁護士になって順調に人生設計が進むジョンウク、学生時代と変わらないセフンとミリョン、各々が成長してある事件がきっかけで再会するサークル仲間たちの緊張感ある人間関係が妙に面白くみえるのだ。

大学時代にギョンアの存在で、恋愛によって人間関係が壊れていき、今まで良好だったサークル仲間の関係が崩れてしまい、ギョンアの秘密がみんなの前で暴露されたことで自殺してしまうのだ。実際は、これだけが原因ではなくて、ヘジンがギョンアの亡霊をみているうちに、忘れていた記憶の事に気づき出しいくところがポイントなのだろう。

ホラー要素として、突然の大きな効果音が目立つところ、亡霊が現れたり消えたりするところ、隠された過去といったところであろう。ホラーものであるが、あまり恐怖心を感じず、音響効果に頼っているところがみえる。冒頭のギョンアの遺体の目が糸で縫っているのに目が開くところだけは怖かったかな。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★

【追記】 2009.09.17
 「お祓い済み友引忌オリジナルお守り」の画像をアップ。修理に出していたデジカメが戻ってきたので試し撮り。
b0097051_23503554.jpg

[PR]
by nameinuuuu | 2009-09-13 15:46 | 420.友引忌
韓国映画レビュー その419 「ボイス (原題:フォーン)」
今は消滅してしまった東京国際ファンタスティック映画祭で、2002年に原題の『PHONE』で公開されており、そのときは都合が悪くていけなかった思い出がある。この映画祭では、アン・ビヨンギ監督の作品が毎年出品されて、2003年に『友引忌 (原題:悪夢)』、2004年に『コックリさん (原題:分身娑婆) 』が上映された。

b0097051_19182268.jpgボイス (原題:フォーン)
制作年:2002年
監督:アン・ビヨンギ
出演:ハ・ジウォン、キム・ユミ
ジャンル:ホラー
鑑賞:一般上映 (日本)


ジャーナリストのジウォン(ハ・ジウォン)は、援助交際の記事を手がけたことから脅迫電話を受けており、親友のホジョン(キム・ユミ)とその夫チャンフン(チェ・ウジェ)に相談すると、まだ当分は使う予定のない新居で暮らすことを勧められ、郊外の大きな一軒家を借りて生活をはじめた。ジウォンの携帯電話は、着信履歴のない電話が鳴り、携帯電話の番号を変えても電話が鳴り続ける。ある日、ジウォンと親友ホジョンとホジュンの幼い娘ヨンジュ(ウン・ソウ)と一緒にいたとき、ジウォンの携帯電話が鳴り、その電話にヨンジュが出てしまった。その瞬間、ヨンジュは何かに憑かれたように豹変し、それから異常な行動をとるようになる。度重なる怪奇現象に異変を感じたジウォンは、携帯番号の前の持ち主を調べ始めた。そのうちの3人はすでに死亡しており、残る女子高生のジニ(チェ・ジヨン)は失踪していた。この携帯番号には、どのような秘密が隠されているのかというお話。

監督は、『友引忌 (原題:悪夢)』のアン・ビョンギ監督。
出演者は、ジャーナリストのジウォンを演じるのは『リメンバー・ミー (原題:同感)』『友引忌 (原題:悪夢)』のハ・ジウォン、ホジョンを演じるのは本作デビュー作のキム・ユミ、チャンフンを演じるのは『魚座』のチェ・ウジェ、女子高生ジニを演じるのは『フラワー・アイランド (原題;花島)』のチェ・ジヨン (現芸名:カン・テウン)、父チャンフンと母ホジョンの娘ヨンジュを演じるのは本作デビュー作のウン・ソウ。

謎の携帯電話に秘めたサスペンスホラーであり、その謎を解いていくジウォンが驚愕の事実を知る。アン・ビョンギ監督は、前作でもホラー作品を作っており、しかも主演にハ・ジウォンを起用している。

携帯電話をアイテムとして、当初はストーカーからの脅迫電話にみえていたものが、雑音や人間の声のような音が聴こえてくるところで、霊的なものへと変化していく。唐突に鳴り響く携帯電話の着信音、突然現れる幽霊らしきもの、ストーリーが進むに連れて携帯番号の所有者の行方や霊的なものが何を意味していたのかみえてくる仕組みになっている。

携帯番号の所有者の3人が死亡していることで、どのようにして亡くなったのかをジウォンが調べていき、事故死や心臓発作が原因になっているが、一番初めの携帯番号の持ち主の女子高生ジニだけ失踪しており未だに行方不明になっているのだ。女子高生ジニを調べていくことで、今までの謎がみえてきて、怨念が引き起こす復讐劇になっている。

幸せにみえるホジョンの家族であるが、ここにも大きな秘密が隠されているのだ。ヨンジュの誕生の秘密を序盤でばらしているから、その事実を踏まえて各々の登場人物の仕草をみていくと面白くみえるであろう。この作品の目玉は、ヨンジュを演じる子役ウン・ソウの演技であろう。ジウォンの携帯電話に出たときに豹変する姿、その後悪霊に憑依されて両親の仲に嫉妬する姿、大人びた振る舞う姿、終盤にみせる相手に恐怖心を与える姿、といった難しい役をこなしているので将来が楽しみである。あの鋭い目付きが最後まで印象に残ったので、かなりインパクトを与えている。

終盤は、真実をみつけたジウォンがどのようにして、この呪われた状態を脱するのかをみせている。回想シーンを多用しているので、どの時間軸を表現しているのかを理解してみることが重要だろう。ハリウッド映画や邦画ではよくある作風に感じた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
[PR]
by nameinuuuu | 2009-09-12 19:26 | 419.ボイス
韓国映画レビュー その385 「セックス イズ ゼロ (原題:色即是空)」
韓国版DVDが発売されて直ぐに購入した記憶がある。日本語字幕付きということもあったので。続編の『セックス イズ ゼロ2 (原題:色即是空 シーズン2)』のレビューを次回アップするために書いた。当時としてみれば、かなりぶっ飛んでいた描写だ。

b0097051_20522218.jpgセックス イズ ゼロ (原題:色即是空)
制作年:2002年
監督:ユン・ジェギュン
出演:イム・チャンジョン、ハ・ジウォン、チェ・ソングク
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD


軍隊除隊後、大学に入学した老いぼれ学生ウンシク(イム・チャンジョン)は、海兵隊の先輩であるソングク(チェ・ソングク)の誘いで仕方なく大力大道芸部に入部することになった。学生寮で生活する大学生たちは、異性に対して強く興味を持っている。ウンシクは、エアロビクス部の女子大学生ウニョ(ハ・ジウォン)に一目ぼれをしてしまう。だが、ウンシクの切なる思いとは別にウニョに近づくこともできず、なんと変態に間違えられるなど情けない男に誤解される事件が続々と起きる。ウニョは、校内で有名なイケメン男子大学生サンウク(チョン・ミン)に口説かれてしまう。サンウクは、エアロビクス部の女子大学生ジウォン(チン・ジェヨン)と交際していたが、ウニョと出会ったことでジウォンを捨ててウニョと恋愛をする。ウンシクからするとウニョは遠い存在であるが、ある出来事から友人という関係になっていく。男女の恋、大学生活、エアロビクス大会に向けて練習するエアロビクス部の女子大学生たちや大力大道芸部の男子大学生たちを描いたお話。

監督は、『マイ・ボス マイ・ヒーロー (原題:頭師父一体)』のユン・ジェギュン監督。
出演者は、大力大道芸部の男子大学生ウンシクを演じるのは『陽が西から昇るなら』『幸福な葬儀屋』のイム・チャンジョン、エアロビクス部の女子大学生ウニョを演じるのは『友引忌 (原題:悪夢)』『ボイス』のハ・ジウォン、大力大道芸部の男子大学生ソングクを演じるのは本作スクリンデビューのチェ・ソングク、エアロビクス部のコーチをしているユミを演じるのは本作スクリンデビューのユ・チェヨン、校内で有名なイケメン男子大学生サンウクを演じるのは『REC』のチョン・ミン、エアロビクス部の女子大学生ジウォンを演じるのは『ファースト・キス (原題:キスしましょうか)』『イフ』のチン・ジェヨン、エアロビクス部の男子大学生デハクを演じるのは『マイ・ボス マイ・ヒーロー (原題:頭師父一体)』のイ・デハク、エアロビクス部の女子大学生キョンジュを演じるのは『真実ゲーム』『イエロー・ヘアー2』のシニ。

序盤は、男子寮で起こっている下品な出来事から始まり、パソコンでエロ動画をみたり、堂々と自慰をしたり、散らかるエロ本やエロポスター、ダッチワイフといった下ネタ全快で飛ばしている。過剰に変態的な表現をして男子寮の実態をみせているのだ。男子学生だけでなく女子学生も異性に対して興味を持っているのをみせており、会話は自然と異性の話題になっている。食堂でウニョがウンシクに対する目線に嫌気がさして、ミニスカートなのにいきなり股を広げる行為をして笑いを誘ったりと女性の攻撃も面白くみせている。

大力大道芸部は、練習場所がなくて困っていたときに、エアロビクス部のウニョの助けで、エアロビクス部が使用している練習室を使わせてもらえるようになり、二つの部は少しづつ交流ができていくのだ。それによって、男子大学生の視線はエロくなっており、エアロビクス部の練習風景をエロティックにみせている。大力大道芸部のソングクとエアロビクス部コーチのユミが仲良くなったり、ウンシクとウニョの距離がちょっと縮まったり、他の男女間も交友を持つようになる。

ウニョの恋愛が、男女の関係を大きく変化させていくのだ。イケメン男子大学生サンウクと付き合うようになるウニョだが、サンウクの元恋人ジウォンとは同じ部であり気まずくなったり、ウニョに好意を持っているウンシクは心切ないのだ。ウニョの妊娠によって大きく事態が変わっていき、サンウクの醜い性格、ウンシクの人を気遣う優しい性格がはっきりとみえてくるのだ。二枚目のサンウクと三枚目のウンシクという対立軸は、設定としてはよく出来ており、誰もが憧れる二枚目といつもおかしなことをする三枚目が、ここぞという事態でどのような対応ができるのかを対照的にみせている。

ベッドシーンを取り入れていることで多くの男性はひきつけられるであろう。ウニョ(ハ・ジウォン)とサンウク(チョン・ミン)、ソングク(チェ・ソングク)とユミ(ユ・チェヨン)、キョンジュ(シニ)とデハク(イ・デハク)・・・という組み合わせで露出の激しいシーンをみせている。

かなり本格的にエアロビクスのシーンを表現しているので俳優たちには大変だったと思う。何かの記事でみたが、エアロビクス素人の俳優たちの訓練が必要で、映画として絵になるシーンにするために撮影を一番最後に持ち越すまでだったみたいだ。

前半は非常に軽いコメディかつエロティックで、後半はウニョに纏わる大きな事態やエアロビクス大会などで落ち着いたストーリー展開になっている。序盤の下品な描写を乗り越えることができれば、なかなか味のある作品にみえるであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2009-05-19 21:05 | 385.セックス イズ ゼロ
韓国映画レビュー その355 「バカ」
かなり直接的な題名で大丈夫なのかと感じてしまう。昨年、日本の映画祭(アジアフォーカス福岡国際映画祭2008、コリアンシネマウィーク2008など)で上映されたときは、原題読みの『パボ』だった気がする。主人公が知的障害者だから尚更まずいのかな。

b0097051_9471152.jpgバカ
制作年:2008年
監督:キム・ジョングォン
出演:チャ・テヒョン、ハ・ジウォン、パク・ヒスン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


軽度の知的障害者のスンニョン(チャ・テヒョン)は、両親が亡くなった後、妹チイン(パク・ハソン)の通う学校の前で、たった一人で屋台のトースト店を営み、兄妹で二人暮らしをしている。町内の子供たちから「バカ」と言われているスンニョンは、小学生時代の同級生で唯一の友達サンス(パク・ヒスン)だけが軽視したりせずに普通に接している。サンスは、小さな喫茶店の雇われ店長をしており、その店の従業員ヒヨン(パク・クリナ)は借金で困っている。喫茶店といっても「タバン=(韓国式喫茶店)」のため、ヒヨンは仕方なく体を売ってお金を稼いで借金を返済している。ある日、10年前ヨーロッパに留学したチホ(ハ・ジウォン)がこの町に戻ってきた。チホとスンニョンは小学生時代の同級生であり、スンニョンの初恋の相手である。チホは、久しぶりにスンニョンと再会したが誰だか分からずそのまま実家に戻り、父(ソン・ジェホ)や叔母(チョン・ギョンスン)と話していくことでスンニョンのことを思い出した。久々に戻ってきた町を歩くチホは、モーニングコーヒーを飲みに行った店がサンスの店で、サンスがチホの顔をみて記憶にある顔だが思い出せないでいた。そして、町を散歩するチホを隠れるように見つめたり、チホに見つかると避けるように逃げるスンニョンをみて、チホはスンニョンを呼び止めて優しく接するのである。スンニョンは、初恋チホとこれから毎日のように会え、妹チインと一緒に暮らし、親友サンスと酒を飲んだりと幸せな日々が続いた。そんな幸せの絶頂にいるスンニョンの周りで不幸が起こり、それらの出来事の先に何が起こるのかというお話。

監督は、『リメンバー・ミー (原題:同感)』『天国からの手紙 (原題:火星に行った男)』のキム・ジョングォン監督。
出演者は、トースト店を営んでいるスンニョンを演じるのは『僕の、世界の中心は、君だ。 (原題:波浪注意報)』『覆面ダルホ』のチャ・テヒョン、ピアニストのチホを演じるのは『デュエリスト (原題:刑事)』『1番街の奇跡』のハ・ジウォン、喫茶店の店長サンスを演じるのは『セブンデイズ』『ヘンゼルとグレーテル』のパク・ヒスン、喫茶店の従業員ヒヨンを演じるのは『僕らのバレエ教室 (原題:バレエ教習所)』『恋愛の目的』のパク・クリナ、喫茶店のオーナーのチェジンを演じるのは『愛なんていらない』『ビューティフル・サンデー』のイ・ギヨン、スンニョンの妹チインを演じるのは『アパートメント (原題:アパート)』『お母さんは死なない 』のパク・ハソン、チホの父を演じるのは『約束 (原題:国境の南側)』『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』のソン・ジェホ、チホの叔母を演じるのは『踊るJSA (原題:東海の水と白頭山が)』『イ・デグン、この宅は』のチョン・ギョンスン、スンニョンの母を演じるのは『俺も行く』『恋愛は狂気の沙汰だ (原題:恋愛)』のチョン・ミソン。

冒頭からスンニョンの人物紹介をチホがナレーションをして、どのような人間なのかをこの町の住人たちを交えながらみせていく。チホのナレーションは、全体を通して何回も挿入されていることで、チホ視点のスンニョンだけでなく、登場人物を客観的な視点でみているナレーションも含まれているのだ。

スンニョンの人間性は、嘘をつかない正直な性格、約束を守り、家族を愛する男性である。知的障害者ということで、記憶力が少し乏しく、料理は美味しいトーストを焼くことだけ、同じ言葉や歌を繰り返したり、一般常識が欠けている。妹チインからいつも軽蔑されているが、それでも妹チインを見守り、毎朝朝食を作り、妹チインが登校する姿をみて幸せを感じのである。

スンニョンとチホとの関係を示すため、小学校時代の回想シーンを何度も挿入して、当時の二人がどのような存在だったのかみせている。現在と過去を交互にみせながら、昔のことをすっかり忘れたチホ、昔のことを鮮明に覚えているスンニョンを表現して、何もかもチャラにして幼なじみの友人として接していくのである。もちろん、スンニョンにとっては初恋の人だから、今でも好きなのは変わらず心に秘めているが、チホにとっては恋愛対象外なのが接し方でわかる。チホにとってのスンニョンの存在は、痛んだ心を回復していく処方薬になっている。いつも子供のような笑顔で話し、無邪気にはしゃぐ姿、ひとつのことに夢中になると周りがみえなくなる姿をみて、チホの気持ちを和ましてくれるのである。

スンニョンとチホだけでなく、サンスの存在がこの作品の鍵になっている。スンニョンとチホの同級生サンスが、小学生時代にある出来事が原因で繋がっているのである。更に、サイドストーリー的になっているサンスとヒヨンの関係をおもしろくさせている。ずっとヒヨンはサンスのことを想っているが、喫茶店オーナーのチェジンの借金地獄から抜け出せないのだ。もちろんサンスもヒヨンの気持ちに気づいているのであるが、なかなか行動できない立場なのだ。これは終盤に大きな出来事に発展していくので注意してみて欲しい。

家族愛も描き、息子スンニョンは冤罪であると信じる母親、息子スンニョンだけでも命を助けようとする父親、母親が末娘チインの世話をスンニョンに託したりと回想シーンでみせている。一方通行な愛情を注ぐ兄スンニョンをどのようにして妹チインが素直になっていくのかも見所である。

いろんなアイテムを使ってこの作品を盛り上げている。靴、キラキラ星の歌、トーストを使って、物語の節目にそれらを絡ませているのがみえる。靴はスンニョンとチホを繋げる役割を果たし、キラキラ星の歌はスンニョンとチホの思い出の曲で過去にある出来事と繋がっていたり、サンスの店名にも影響していたり、トーストは多くのシーンで活用しているのがみられるはずだ。

終盤の展開で不幸な出来事が起こり感動を与えようとしているが、涙腺が緩むような感動まではいかない。それよりもスンニョンを囲む人物であるチホ、サンス、チイン、さらにヒヨンといった人たちに大きな力を与える温かい物語にみえた。チャ・テヒョンとハ・ジウォンといった看板俳優がタッグを組んでラブストーリーの展開に持っていかず、終始ヒューマンドラマに徹していたのがよかった点である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2009-01-31 10:09 | 355.バカ
韓国映画レビュー その323 「最後の贈り物...帰休」
これもヤクザ、子供、難病の三点セットである「韓流の十八番」。それに刑事の父を混ぜた感じ。ベタなお涙頂戴な作品にみえてしまった。誰でも先の展開が読めてしまうのが欠点だろう。シン・ヒョンジュンとホ・ジュノが、主役をしていることで力強さはあるが、ストーリーが物足りないのだ。主役&脇役を含むキャストはかなり良いのだが・・・。

b0097051_2233647.jpg最後の贈り物...帰休
制作年:2007年
監督:キム・ヨンジュン
出演:シン・ヒョンジュン、ホ・ジュノ、チョ・スミン、ハ・ジウォン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


暴力団に属していたテジュ(シン・ヒョンジュン)は、ボスのチョルグ(チョ・ウォニ)の命令によって、ある男を殺して無期懲役刑になってしまった。学生時代からの友人で刑事でもあるヨンウ(ホ・ジュノ)がテジュのところに訪ねていき、自分の娘セヒ(チョ・スミン)に肝臓を移植して欲しいと頼む。病気によって肝臓が弱っており、早急に生体肝移植をしなければならなかった。テジュは、この要求を受けいれれば刑が軽減されることもあり了承し、10日間の帰休が許された。ヨンウ刑事と相棒ドンヒョン刑事(クォン・オジュン)がテジュと一緒にセヒがいるヨンウ刑事の家に行く。二人の刑事がテジュを見張りながら、セヒが手術するまで一緒にヨンウ刑事の家で生活する。そんなとき、ヨンウ刑事の兄が借金をしてしまい保証人をしていたことで、ヨンウ刑事に返済を迫ってくるのであるがそんなお金はない。その揉め事をみたテジュは、隙をみて窓から逃亡してホッとしていたところ、突然セヒと道端で出会ったことで一緒に行動することになり、ある事実を知ることになる。果たして、セヒの秘密とは何なのか、そしてセヒは助かることができるのかというお話。

監督は、『アウトライブ (原題:飛天舞)』『無影剣』のキム・ヨンジュン監督。
出演者は、無期懲役の囚人テジュを演じるのは『裸足のキボン』『家門の復活-家門の栄光3』のシン・ヒョンジュン、テジュと学生時代からの友人であるヨンウ刑事を演じるのは『おまえを逮捕する (原題:強力3班)』『レストレス ~中天~ (原題:中天)』のホ・ジュノ、ヨンウ刑事の娘セヒを演じるのは本作デビューの子役チョ・スミン、セヒの母ヘヨンを演じるのは『デュエリスト (原題:刑事)』『1番街の奇跡』のハ・ジウォン、ヨンウ刑事の相棒ドンヒョン刑事を演じるのは『オーロラ姫』『用意周到ミスシン』のクォン・オジュン、テジュの昔の仲間ヨンテを演じるのは『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』『なつかしの庭 (原題:古い庭園)』のキム・サンホ、テジュの昔のボスであるチョルグを演じるのは『フェイス』『無影剣』のチョ・ウォニ、学生時代のヘヨンを演じるのは『ジェニ、ジュノ』『ピーターパンの公式』のパク・ミンジ、学生時代のテジュを演じるのは『アウトライブ (原題:飛天舞)』のパン・ヒョプ、学生時代のヨンウを演じるのは『愛なんていらない』のチェ・ソンホ。

TVドラマ風なシナリオで、子供の難病、出生の謎、移植手術、三角関係といったお約束のようなアイテムを扱ったストーリーになっている。育ての父ヨンウと生みの父テジュという二人の父親を持つ娘セヒが、病気に立ち向かい家族の絆をみせる。

囚人テジュ、ヨンウ刑事、娘セヒの関係が序盤から分かってしまう。始まって20~30分ぐらいで分かってしまうから、少しばらしてしまうが、セヒとテジュが一緒に行った場所は、セヒの母ヘヨン(ハ・ジウォン)の骨壷がある墓で、そこでテジュは全てが繋がる仕組みになっている。今まで強面な表情で威嚇した目をしたテジュが、徐々に表情が和らいでいくのがみられる。感情の変化をみせており、自分の行ってきたことを後悔し、ヘヨンに対する愛情を思い起こし、自分に出来る償いを考え、セヒへの不器用な愛情を注ぐのである。ここの描き方は言葉ではなく表情や行動でみせているのだ。

ヨンウ刑事は病魔に犯される娘セヒを救おうと必死であり、移植手術でようやく助かる望みを見つけたが、兄の借金のせいで大きな壁にぶち当たるのである。育ての父という立場であるから、今までの成長過程を回想シーンを入れながら父としての愛情をみせているのだ。育ての父ヨンウと生みの父テジュが衝突しながらも、学生時代に親友同士であった時代を思い起こしながら、一人の娘の命を考えるような展開を中盤以降にみせて涙を誘うようにしている。中盤から終盤にかけては、娘セヒの心情を大きく扱っており、突然現れた無愛想な男テジュが徐々に態度が変わったことや出生の真実を知ったことで、口には出さないが何を思っているのかはわかる。

時間軸は、学生時代、10年ぐらいまえ、現在という三つの構成になっており、現在軸を中心に過去の二つの時代を回想シーンとして飛び、テジュとヨンウとヘヨンの三人に何があったのかを見せながら進行していくのだ。回想シーンが結構あることで特別出演のハ・ジウォンが、通常出演なみに出ており、かなり重要な位置なので彼女の出演を知らなければ驚くであろう。

序盤でセヒの母がヘヨン(ハ・ジウォン)だと判明することで、最後までの展開が読めてしまうのが非常に残念なところである。もっとシナリオを捻って、小出しするような形で隠しながら進行していくのであれば、まだ楽しめる作品になっていただろう。この作品は俳優陣の演技が抜群に良いことだけは褒める点であろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
[PR]
by nameinuuuu | 2008-09-10 22:41 | 323.最後の贈り物...帰休