韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
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753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
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759.容疑者X
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762.未確認生命体
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タグ:チョン・ユミ ( 10 ) タグの人気記事
韓国映画レビュー その698 「もう少しだけ近くに」
b0097051_16331769.jpgもう少しだけ近くに
制作年:2010年
監督:キム・ジョングァン
出演:ユン・ゲサン、チョン・ユミ、ユン・ヒソク、ヨジョ、チャン・ソウォン、オ・チャンソク、ヨム・ポラ、キム・ヒョソ、フィリップ・スベク
ジャンル:オムニバス


■第一話

ポーランド人のクルジエク(フィリップ・スベク)は、恋人アーニャが言葉もなく別れて行ったことで捜している。オランダのロッテルダムにいるクルジエクは、公衆電話で手帳に書かれている電話番号にかける。電話で繋がったのは、韓国のカフェであった。電話に出た店員ヒョソ(キム・ヒョソ)は、見知らぬ男性クルジエクの話しを聞き、彼の心情を感じていくお話。

■第二話

セヨン(ヨム・ポラ)が恋をした男性は、同性愛の噂があるヨンス(オ・チャンソク)であった。イラストが上手なヨンスの部屋に行ったセヨンは、彼の部屋にあるものに興味を持つ。そして、セヨンは、勇気を出してヨンスに肉体関係を迫る。果たして、二人の恋の行方はどうなるのかというお話。

■第三話

日が沈み雨が降る中、車を運転しているヒョノ(ユン・ゲサン)の前に傘を差すウニ(チョン・ユミ)が現れ、車に乗り込んでくる。二人は別れた元恋人関係で、ウニはヒョノに執着しており、再び話すためにハンバーガーショップに入る。ヒョノへの愛によっておかしくなってしまったウニ。拗れた二人の愛はどのようになるのかというお話。

■第四話

同じ高校に通っていたウンチョル(チャン・ソウォン)とヨンス(オ・チャンソク)は、同性愛のカップルである。ヨンスは、セヨンという女性と違う形の愛を経験したことで、ウンチョルとの関係が変化してしまう。ヨンスの心を告げられたウンチョルは混乱してしまう。その後、同性愛のカップルはどのような決断を下すのかというお話。

■第五話

共に音楽活動をしているチュヨン(ユン・ヒソク)とヘヨン(ヨジョ)。紅葉できれいな南山の道を歩きながら、ヘヨンはチュヨンのくだらない話を聞いている。ヘヨンは、今までの恋に疲れており、愛の難しさを感じている。そんな彼らが、愛の歌を演奏して歌うお話。

監督は、『まぶしい一日』のキム・ジョングァン監督。
出演は、第一話で、ポーランド人のクルジエクを演じるのはフィリップ・スベク、韓国人のヒョソを演じるのは『アジョシ』のキム・ヒョソ。
第二話で、セヨンを演じるのは本作スクリンデビューのヨム・ポラ、ヨンスを演じるのは本作スクリンデビューのオ・チャンソク。
第三話で、ヒョノを演じるのは『ビースティ・ボーイズ』『執行者』のユン・ゲサン、ウニを演じるのは『私のヤクザのような恋人』『オッキの映画』のチョン・ユミ。
第四話で、ウンチョルを演じるのは『カフェ・ソウル』『チョルラの詩』のチャン・ソウォン、ヨンスを演じるのは本作第二話のオ・チャンソク。
第五話で、チュヨンを演じるのは『結婚式の後で』『義兄弟』のユン・ヒソク、ヘヨンを演じるのは『カフェ・ノワール』のヨジョ。

第一話では、クルジエクが逃げてしまった恋人アーニャの行方を追う中、偶然電話に出たカフェの女性ヒョソに身の上話をしていくのだ。お互い外国人ということで、共通語として全ての会話が英語になっている。会話の内容としては、ロッテルダムの風景であったり、天候であったり、そこに住んでいる人たちのことであったり、この街の姿を知らせている。それと同時に会話の内容とリンクした形で映像を組み込んで構成している。映像に力を入れたエピソードになっており、分割した映像にしたり、ハーフサイズの映像にしたり、枠にとらわれずに映像の位置をシーン毎に変えて工夫している。クルジエクは、アーニャとの愛を第三者のヒョソに話すことで、心の決断をみせていくのである。全五話の中では異色なものになっており、個人的に結構気にいっている。

第二話では、セヨンがゲイの噂があるヨンスを愛してしまい、彼の家で緊張する時間を過ごす。二人が画面の左右に立って会話を交わし、その流れで二人の肉体が重なっていくのだ。二人の間に流れる時間の間を楽しむことができる。ヨンスとの肉体的な愛を経験する女性、女性との愛を知って新たな発見をする男性、このような男女両方の感情をみせているのだ。この続きは、第四話へと流れていくので、そこでのヨンスの変化を比べると面白いかもしれない。

第三話では、ヒョノの前に別れた元恋人ウニが現れ、二人の愛が何故壊れたのか、どのような愛なのかをみせていく。キャストと時間配分からして、おそらく五つの物語の中でメインにしているエピソードであろう。声を大きくして畳み掛けるように話すウニ、ウニの態度に疲れた表情で話すヒョノ、対照的な態度をみせながら、今までの二人の愛がどうだったのか、二人の愛の何がダメだったのかを会話の中からみていくものであろう。今はヒョノに新しい恋人が出来て、その存在を知っているウニがヒョノに対して厳しい言葉を発していく。そして二人が別れたときのことをウニが投げかけると、ヒョノは困り頭を抱えてしまうのだ。実はお互いに非があるのが徐々にみえてきて、良くも悪くも愛によって発生したものである。自分自身が分からない行動をとったり、おかしくなっているのである。二人の壊れた愛がどのようなものだったのかを追っていき、現状の二人の感情を読んでいくと楽しめるであろう。

第四話では、ウンチョルとヨンスの同性愛カップルの変化をみせている。ヨンスが女性との愛を知り、ウンチョルとの愛よりも上回ってしまい、二人の間に亀裂が走るのである。ウンチョルがいつものようにヨンスの方へ近づくが、ヨンスの様子がおかしいのである。ウンチョルは、ヨンスとの会話の中で、ヨンスが女性を愛してしまったことに気づき、その後二人の別離をみせている。同性愛と異性愛、愛の形の変化を描写したものになっている。

第五話では、男性チュヨンの恋愛観と女性ヘヨンの恋愛観を語りながら、南山に来ている様々な人たちを映しながら、美しい紅葉をみせている。冒頭にヘヨンが、元恋人をみてしまい、その人が新しい恋をしているのをみてしまう。さらに若い恋人たちが歩く姿をみることで、ヘヨンの恋愛に対する想いが言葉としてこぼれ落ちてくるのだ。初めはふざけていたチュヨンも、まともに会話することで愛について語るのである。チュヨンとヘヨンは、恋人ではなく仲間というスタイルになっており、終盤にギターリストとチェリストを含め四人でストリートで演奏するのである。その音楽に合わせ、第一話から第四話までに登場した人物たちのその後をみせ、音楽と愛を重ねるように演出している。

五つのエピソードから多様な愛をみせている。第二話と第四話だけは、ストーリーが繋がっている形である。独立性を持った各々のエピソードにもみえるから、五つの短編をみるスタイルになるだろう。どのエピソードにも共通しているのは、互いの心の距離というのが大きく表現されている。愛によってお互いの心が近づくものがあったり、離れていくものがある。人物描写によって、それをみせているので、じっくり観察したほうがよいだろう。映像面にも力を入れており、ロッテルダム、ソウルの街角、南山といった場所でみせる風景である。そこに音楽を絡めることで相乗効果を出している。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2012-04-28 16:48 | 698.もう少しだけ近くに
韓国映画レビュー その684 「トガニ」
b0097051_23451978.jpgトガニ
制作年:2011年
監督:ファン・ドンヒョク
出演:コン・ユ、チョン・ユミ
ジャンル:ヒューマンドラマ


美術教師カン・イノ(コン・ユ)は、ソウルから田舎のムジンにある聴覚障害者が通うムジン慈愛学園に赴任する。イノは、早朝そこに行く途中で動物を轢いてしまい、近くの車修理屋に立ち寄ると、修理完了まで時間がかかることを云われてしまい、車を修理せずに発車したとき、後からきた車と衝突してしまう。衝突した車を運転していたのは、口数の多い女性でムジン人権センターの職員ソ・ユジン(チョン・ユミ)であった。ユジンは、イノが一方的に悪いように車修理屋の店主に主張していたが、昨夜のアルコールが抜け切れておらず、アルコール臭いと云われたことで、示談という形で大事にならず穏便に事が済む。イノは、車を修理に出して、ユジンの車に乗って学校まで送ってもらい、ユジンの名刺を受け取る。イノは、妻をすでに亡くしており、幼い娘ソリを老いた母に預け、恩師キム教授の推薦によって、この学校に美術を教えるため単身できた。イノは、双子の兄イ・ガンソク校長(チャン・グァン)と弟イ・ガンボク行政室長(チャン・グァン二役)に挨拶をして、職員室に案内され、そこで異様な光景を目撃する。教師が生徒に体罰をしており、それを当たり前のように周囲の教師たちは、黙って自分の仕事をしている。この学校に通っている生徒たちは、学校近くの寮に住んでおり、夜に校内へ入らないように守衛が点検している。たまたま、夜遅くまで残ったイノは、女子トイレから呻き声がきこえ、守衛がやってきて中に入らないよう注意されてしまう。イノは、生徒たちに美術を教えているが、数人の生徒が何かに怯えていることに気づきだす。更にここの教師たちも奇妙だと感じ出す。お金を要求してくる行政室長、体罰を男子生徒ミンス(ペク・スンファン)への指導と説明するパク・ポヒョン先生(キム・ミンサン)、意味深な言葉を発する校長、女子生徒ヨンドゥ(キム・ヒョンス)の頭を洗濯機の中に入れて体罰をする寮長ユン・ジャエ(キム・ジュリョン)。イノは、女子生徒ヨンドゥの容態が悪いから病院に入院させ、ユジンに連絡をして状況を説明する。ユジンは、女子生徒ヨンドゥが校長や教師から虐待されたことを文字にして伝えられ、そのことをイノに話した。イノとユジンは、この事実を知ったことで、巨大な権力者たちから生徒たちを守ろうとしていくお話。

監督は、『マイ・ファーザー』のファン・ドンヒョク監督。
出演は、美術教師カン・イノを演じるのは『恋の潜伏捜査 (原題:潜伏勤務)』『あなたの初恋探します (原題:キム・ジョンウク探し)』のコン・ユ、ムジン人権センターの職員ソ・ユジンを演じるのは『私のヤクザのような恋人』『オッキの映画』のチョン・ユミ、女子生徒ヨンドゥを演じるのは『ハーモニー』『記憶の中の僕たちへ (原題:私たち会ったことありますか)』のキム・ヒョンス、女子生徒ユリを演じるのは『ウェディングドレス』のチョン・インソ、男子生徒ミンスを演じるのは『リターン』のペク・スンファン、双子の兄イ・ガンソク校長と弟イ・ガンボク行政室長の二役を演じるのは『特殊工作員-ヒドゥン・プリンセス-北朝鮮+韓国VS CIA(原題:口笛姫)』のチャン・グァン、パク・ポヒョン先生を演じるのは本作スクリンデビューのキム・ミンサン、ムジン人権センターの職員ヨンフンを演じるのは『ビースティ・ボーイズ』『美しい遺産』のイム・ヒョンソン、寮長のユン・ジャエを演じるのは『素晴らしい一日』『ヘファ、ドン』のキム・ジュリョン。

10代前半の聴覚障害者の生徒らに、多くのアザが残るほどの身体的虐待と性的虐待をして、それを黙認する周囲の人たちをみせながら、生徒を救い出すため美術教師イノと人権センター職員ユジンが、その実態を世間に公表することで彼らを裁判に引っぱり出すのである。

ざっくりとした流れとしては、校長と行政室長とパク先生が、三人の聴覚障害者の生徒(ヨンドゥ、ユリ、ミンス)に対して、繰り返し過剰な暴行と性行為が行われていた。その事実を知った美術教師イノと人権センター職員ユジンが、公的機関である市の教育庁に報告しても管理下にないと断られたり、警察に報告しても校長からの裏金によって動いてくれずにいる。ユジンたちは、テレビ局員を人権センターに呼び、テレビ生放送で生徒たちが受けた虐待を手話で伝え、それをイノが通訳することで世間に対してこの真実を訴え、ようやく検察の命令によって警察が校長と行政室長とパク先生を逮捕して裁判になって闘争するのである。

被害にあった女子生徒ヨンドゥ、女子生徒ユリ、男子生徒ミンスは、複雑な家庭環境になっており、それぞれ事例が違い、全てを裁くことができないことを裁判が進行するに連れてみえてくるのだ。冒頭シーンで列車に轢かれた少年は、ミンスの弟であり、兄弟そろってパク先生から身体的虐待と性的虐待されており、それに耐えられなくなり自殺をしたのである。女子生徒ユリは、校長から強姦されており、性的虐待が続けていたのである。女子生徒ヨンドゥは、校長や教師から身体的虐待をされていたのである。ユリとミンスには肉親が存在しており、ヨンドゥは孤児ということで、大きな違いが出てくるのだ。

目の前の出来事が異常であり、生徒たちの救いの目をキャッチした美術教師イノの内部告発で物事が動いていき、それを偶然知り合いになったユジンに伝えたのが的確な行動であろう。イノの行動や言葉よりも、目の表情が非常に印象的であった。子供たちにみせる穏やかな視線と悪い大人や社会に向けるむなしい視線である。病気持ちの娘ソリがいる設定も大きく効いており、相乗効果になっている。

自分から敵が多いと云うムジン人権センター職員のユジンの存在は大きく、彼女の行動力がなければ泣き寝入りの状態になっていたのだ。感情の起伏が激しい人物であり、悪に対して強く戦い、被害を受けた人たちに対しては優しい笑顔で接しているのだ。非常に難しい人物設定にみえたので、実力のあるチョン・ユミをキャスティングしているのは正解のようにみえた。

全ての出来事に対して憤りが湧いてくるものになっている。国家機関としての汚れた社会というのがまずみえる。市の行政機関、刑事、検事、裁判官、弁護士。ムジンの町に貢献している校長が、お金と人脈をつかって裁判を有利にしていくのである。簡単に云えば、お金があればなんでも解決できるという悪例である。子供の聴覚障害者という社会的弱者に対しての行動も怒りを感じるところである。校長も行政室長も手話ができないのもバカにしているところである。裁判の判決で刑罰(執行猶予付き)が軽いことが大きな不満になっているところである。被告側が刑を軽くするために、多くの障害になるものを削るに削ったからであろう。

韓国のキリスト教がインチキで商売道具のようにみえてしまっている。校長は、ムジン教会の長老でクリスチャンであると主張しているが、自分の欲求を満たすために少女を強姦していることで矛盾してしまう。人としての道徳が全くないから、宗教を盾にしているのも腹が立つところだ。裁判所の入り口で、校長を尊敬しているキリスト教の信者たちが、虐待された生徒らに否定的な言葉を浴びせているのもそうである。

終始重苦しい空気が流れており、裁判が終わった後に更なる出来事が続くのである。緊張感が連続していくことによって、ストーリーの中に入り込んでしまうであろう。この作品の功労者は、聴覚障害者の生徒を演じた三人の子役であろう。後天的に聴覚を失った賢いヨンドゥ、他人事のように物事をみつめる知的障害を持つユリ、弟の死を悔いており苦しみと怒りに耐えているミンス。このような作品は、早く日本で一般上映しなければいけないものだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2012-02-19 00:01 | 684.トガニ
韓国映画レビュー その668 「よいではないか」
b0097051_18325569.jpgよいではないか
制作年:2007年
監督:チョン・ユンチョル
出演:チョン・ホジン、ムン・ヒギョン、キム・ヘス、ユ・アイン、ファン・ボラ、チョン・ユミ、イ・ギウ、イム・ヒョクピル、パク・ヘイル
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版VCD


シム家の父チャンス(チョン・ホジン)は、堅物の英語教師をしている。母ヒギョン(ムン・ヒギョン)は、カラオケ店で働く若い男性ジンソン(イ・ギウ)に夢中である。兄ミギョン(ユ・アイン)は、前世が王だったと信じており、近所に住んでいる女性ハウン(チョン・ユミ)に熱を上げている。妹ヨンソン(ファン・ボラ)は、家族の姿をネタにしてインターネットラジオを開設し放送しており、奇妙な教師キョンホ(パク・ヘイル)に夢中である。母ヒギョンの妹である叔母ミギョン(キム・ヘス)は、売れない小説家で最近恋人にふられてしまう。そんな五人が同じ家に暮らしている。ある朝、五人がテーブルで朝食をとっているとき、母ヒギョンが倒れてしまう。救急車で運ばれて入院することになった母ヒギョンは、前日の出来事が原因で膝の靭帯を損傷していた。妹ヨンソン、兄ミギョン、叔母ミギョンは、インターネットの動画サイトで驚くべき映像をみてしまう。父チャンスが女子高生と一緒にホテルで横たわっている映像が世界中に配信されていた。果たして、シム家の人たちはその後どのようになるのかというお話。

監督は、『マラソン』『3番目の視線』のチョン・ユンチョル監督。
出演は、父シム・チャンスを演じるのは『デイジー』『卑劣な街』のチョン・ホジン、母オ・ヒギョンを演じるのは本作スクリンデビューの舞台女優のムン・ヒギョン、叔母オ・ミギョンを演じるのは『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』『浮気するのにいい日』のキム・ヘス、兄ヨンテを演じるのは『俺たちの明日』のユ・アイン、妹ヨンソンを演じるのは『少女たちの遺言 (原題:女高怪談 二番目の話)』のファン・ボラ、ハウンを演じるのは『親知らず』『家族の誕生』のチョン・ユミ、ジンソンを演じるのは『サッド・ムービー』『愛を逃す』のイ・ギウ、ミギョンの男友達ソンシクを演じるのは『クレメンタイン』のイム・ヒョクピル、キョンホ先生を演じるのは『グエムル』『極楽島殺人事件』のパク・ヘイル。

同じ家に暮らしているシム家の五人が、お互いのことに無関心で、自分のことだけを考えている中、ある事件をきっかけにして、バラバラだった家族の心が団結していくのである。シム家の五人の行動や表情をコメディ要素によって引き出し、家族という集合体がどのようなものかをヒューマンドラマとしてみせている。

家族を主にすると感極まるような演出をして、互いに愛情をみせるといったものが浮かびがちだが、シム家の場合は各々にスキャンダルが起こっても、それを淡々と受けとめており、感情的にならないのである。父チャンスのインターネット上にアップされた援助交際疑惑、母ヒギョンの入院生活やコーヒー好きの若い男性ジンソンとの怪しい関係、兄ミギョンがいつも気にしている女性ハウンとの関係や出生秘話、妹ヨンソンが宇宙を語る臨時教師キョンホとの未知なる世界観、売れない小説家の叔母ミギョンが近所の男友達ソンシク(イム・ヒョクピル)をこき使いながらだらけた日常を過ごしている。

家の中にあるアイテムがとても効果的で、作品を大きく盛り上げている。蓋が壊れた炊飯器をいつも上手にご飯を炊いている母ヒギョンが入院することになり、叔母ミギョンが何も考えずに炊飯器を使ったら爆発して米まみれになったり、母ヒギョンが新品のコーヒーメーカーを買ってきてコーヒーについて語ってそれを冷めた眼差しで見つめる四人であったり、いつも空っぽの犬小屋がある伏線になっている。いつも庭がみえる部屋のテーブルで食事をする家族五人の姿が印象的にみせており、ここに大きな軸があるのだろう。

月の演出は、いろいろなメッセージ性を含んでいるようにみえる。カラオケ店から母ヒギョンがヨンソンを追いかけるシーンで満月の光が照らされていたり、ハウンの生理と月との関係であったり、ミギョンが催眠状態でみる前世の時代でみる月であったり、ヨンソンが終盤に走りながら満月をみていたり、キョンホ先生の部屋に飾られている映画のポスターや月の写真、主要人物たちのシーンに必ず月が入り込んでいるから、何を意図しているのかを考えながら観る必要がある。

生活臭が滲み出ている演出としては、家事のためラフ服装でいる母ヒギョン、いつもボサバサヘアーの叔母ミギョンが非常によく目立っている。父チャンスと母ヒギョンとの夫婦の夜をみせていることから、父の援助交際疑惑の真偽がどうなのかはこの夫婦にはわかっているのである。高校生の兄妹は、ほとんど制服を着ていることで見た目に変化はみえないが、二人が物事を捉える考え方が面白く演出されているのだ。

終盤にある出来事が起こることで五人の家族が団結し、その後の五人の姿もみせている。序盤と終盤に家族の集合写真を撮っているシーンをみると、基本軸は核家族の父・母・息子・娘の四人である。一緒に暮らしている叔母の存在を自然に扱っているところは絶妙なところであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2011-12-13 18:46 | 668.よいではないか
韓国映画レビュー その666 「オッキの映画」
b0097051_1345765.jpgオッキの映画
制作年:2010年
監督:ホン・サンス
出演:イ・ソンギュン、チョン・ユミ、ムン・ソングン
ジャンル:ヒューマンドラマ


■第一話 「呪文を覚える日 / A DAY FOR INCANTATION」

映画監督のチング(イ・ソンギュン)は、妻ヘリム(ペク・チョンニム)の言葉に惑わされながら、月に二度だけしか呑みに行ってはいけないと約束されている。苦境に直面しているインディーズの映画監督のチングは、大学で講師もしている。チングは、ある人からソン教授(ムン・ソングン)の不正に関する噂を聞いてしまう。その夜、教授たちとお酒を呑みに行くチングに何が起こったのかというお話。

■第二話 「キス王 / KING OF KISSES」

映画専攻の大学生のチング(イ・ソンギュン)は、友人たちから祝いの言葉をかけられていた。ソン教授(ムン・ソングン)が、チングの作品を賞賛していたのを友人たちが聞いたからである。チングは、同級生のオッキ(チョン・ユミ)に好意を持っており誘っている。一方、オッキはソン教授と怪しい関係であり、そのことはチングは知らない。チングは、ついにオッキに愛の告白をしてキスをする。二人は交際するようになるのかというお話。

■第三話 「暴雪の後 / AFTER THE SNOWSTORM」

大雪が降ったことで交通網が麻痺してしまい、ソン教授(ムン・ソングン)の授業に誰も生徒が来ていない。ソン教授がベランダでタバコを吸っていたとき、同僚のオ教授(ソン・ギヒョン)が近づいてきて、学生が登校しないことについて話している。そんなとき、女子大生オッキ(チョン・ユミ)が歩いて登校して教室に入ってくる。ソン教授とオッキが二人っきりで外をみていると、遅れて男子大生チング(イ・ソンギュン)が登校して教室に入ってきた。二人の学生の質問に返答するソン教授は、愛について説明する。授業が終わり、夜に一人で外食をし、ソン教授の心境を描いたお話。

■第四話 「オッキの映画 / OKI'S MOVIE」

映画専攻の女子大生オッキ(チョン・ユミ)が作った映画である。オッキは、年上の男性(ムン・ソングン)と若い男性(イ・ソンギュン)の二人と交際している。それぞれの男性と山登りをするオッキは、同じルートを回っている。年上の男性とは12月31日、若い男性とは翌日1月1日。オッキと二人の男性との間にどのような感情を持つのかをみせたお話。

監督は、『デジタル三人三色2009:ある訪問 (原題:ある訪問)』『夏夏夏』のホン・サンス監督。
出演は、第一話から第四話まで共通で出演しているチングを演じるのは『坡州』『デジタル三人三色2009:ある訪問 (原題:ある訪問)』のイ・ソンギュン、ソン教授を演じるのは『失踪』『デジタル三人三色2009:ある訪問 (原題:ある訪問)』のムン・ソングン、第二話から第四話まで共通で出演しているオッキを演じるのは『デジタル三人三色2009:ある訪問 (原題:ある訪問)』『私のヤクザのような恋人』のチョン・ユミ。
第一話で、チャン・スヤンを演じるのは『クロッシング』『よく知りもしないくせに』のソ・ヨンファ、オ教授を演じるのは本作デビュー作のソン・ギヒョン、パン教授を演じるのは『ミラクル・サッカー (原題:刑務所ワールドカップ)』のチョ・ソンドク、ナム・ジングの妻ヘリムを演じるのは『ドント・ルック・バック (原題:私の青春に叫び)』『ワン・ナイト・スタンド』のペク・チョンニム。
第二話で、オッキの友人を演じるのは『拍手する時に去れ』『デジタル三人三色2009:ある訪問 (原題:ある訪問)』のキム・ジンギョン、オッキの友人ヤンスンを演じるのは『悪魔を見た』のパク・ソヨン。
第三話で、オ教授を演じるのは本作第一話で出演しているソン・ギヒョン。
第四話では、オッキを演じるチョン・ユミ、チングを演じるイ・ソンギュン、ソン教授を演じるムン・ソングンだけ出演している。

四つの短編で構成されており、チング(イ・ソンギュン)、オッキ(チョン・ユミ)、ソン教授(ムン・ソングン)の三人が同じ役名でありながら、各ストーリーが変則的になっている。主人公の三人の過去や未来といった時間軸をずらした形をみせているようにみえる。第二話をオッキとチングの大学生時代、第三話もオッキとチングの大学生時代であるがソン教授にスポット当てており、第一話ではチングが映画監督になり結婚しているので大学を卒業してからをみせているようだ。第四話は、オッキが作った映画で、若い男性と年上の男性という形をとって、劇中劇のようになっている。

第一話では、映画監督になったチングが、商業的に厳しくて儲かっておらず、大学の講師をしながら生活費を稼いでいる。チングは、妻ヘリムに小言を聞かされており、大好きなお酒も控えめにしている。チングが女子大生に対して熱く語っているシーンの後に、ソン教授がチングに対して語ってるシーンを持ってきているところは、人物状況の入れ替わりをみせる手法で面白くみせている。チングは、ソン教授やパン教授(チョ・ソンドク)らとお酒を呑みに行くのであるが、そこでソン教授とチングの間に不穏な空気が流れるのを面白くみせている。その翌日にチングの作品を上映して、監督への質問を若い女性がするのであるが、そこでのやりとりもなかなか笑えるつくりになっている。チングがソン教授に人からきいた噂を直接問いただしたことと、チングの映画上映に来ていたお客がチングの噂を質疑応答のときに直接問いただしているのである。同じ状況になって相手の感情や自分の感情に気づくようになっており、尋ねている方は先入観を持っていることで余計に強く出てくるのをみせている。

第ニ話では、チングとオッキの愛の物語である。チングが、オッキを誘ってもなかなか進展しなかったが、野外で真剣に告白をしてキスを交わすのである。オッキとソン教授の仲をちらつかせている動きも面白くみせている。チングがオッキの家へ夜に会いに行くのであるが、友人が来ていることで断り、さらに外に出ていると嘘までついて断り、それでも一晩中チングがオッキの家の前で待っているのである。オッキが友人に恋愛について、自分の気持ちを語っているところがあり、オッキの性格がみえてくるのである。チングは、初めてと連発してぼやいているが、それが嘘なのは男性視点なら明白にわかる。男側の恋愛かけひきと女側の恋愛かけひきをみせているので、どこなのかを探して楽しめるようになっている。

第三話では、ソン教授がオ教授に話したことを本当に実行するのだ。来期から辞めることをこぼしていたことである。授業にきたチングとオッキに深く語り、授業が終わって、一人で飲み屋で酔っ払った帰りの行動が全てを語っている。まだ生きているタコを吐き出した行為をどのように解釈するかである。過去を捨てること、教授という地位を捨てる、俗物根性を捨てる、といった感じにもみえる。

第四話では、オッキが12月31日に年上男性と、1月1日に若い男性と、同じ場所で登山する姿をみせている。各場所において、年上男性と若い男性の行動や仕草などを交互にみせる形にしている。二つのストーリーが何度も交互に動いていくのである。年齢の違いがあることで、男としての経験値をみせていたり、若さゆえの行動もみせているのだ。同じ場所での登山という設定、年始に若い男性で年末に年上男性という設定も、意図が掴みやすくなっている。

四つ短編をマジックのように表現している。主人公の三人が、それぞれの物語で様々な姿に変身しているのである。監督のアイデアだけでは成り立たず、役者の演技力も必要な作品だと感じとれる。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2011-12-04 13:57 | 666.オッキの映画
韓国映画レビュー その643 「人喰猪、公民館襲撃す! (原題:チャウ)」
今のところ単館モーニング&レイトショー上映みたいで、その後全国順次公開みたい。日本版予告をみたらアニマル・パニックもので紹介していた。宣伝の仕方はこれで大丈夫なのかな。個人的には悪評なので、あまり参考にならないレビューかも。

b0097051_23232371.jpg人喰猪、公民館襲撃す! (原題:チャウ)
制作年:2009年
監督:シン・ジョンウォン
出演:オム・テウン、チョン・ユミ、チャン・ハンソン、ユン・ジェムン
ジャンル:コメディ、アクション、アドベンチャー
鑑賞:韓国版DVD


ソウルで交通課に所属し、交通違反をした者は公権力者でも取り締まるキム巡査(オム・テウン)は、犯罪がない平穏な田舎であるサムメリ村に左遷される。キム巡査は、妊娠中の妻ミヨン(ホ・ヨヌァ)と痴呆症の母(パク・ヘジン)の三人でこの村に引っ越してきた。村長(キム・ギチョン)は、都会から人を呼び寄せて週末農場を計画して、経済面に力を注いでいた。そんなとき、村で野生イノシシの生態を研究している生物学者のピョン・スリョン(チョン・ユミ)と相棒の先輩が、惨殺死体を発見した。その後も連続して無差別猟奇殺人事件がこの村で起こる。都会からシン刑事(パク・ヒョックォン)が赴任してきて、村の警官たちから情報を得る。ベテラン猟師のチョン・イルマン(チャン・ハンソン)の孫娘が行方不明になっており、これは人が起こしたのでなく巨大イノシシの仕業であると主張する。有名な猟師ペク・マンベ(ユン・ジェムン)と彼の軍団(フィンランド人)を村に呼ぶ。そして、山に生息して人を襲う巨大イノシシが現れ、マンベたちが猟銃で殺して、これで村人たちは安心して、公民館で宴を開く。ベテラン猟師のイルマンは、この巨大イノシシにつがいがいると警察に語っていた。そんなとき、宴会中の公民館にもう一匹の巨大イノシシが襲ってきて、村人たちや都会からのお客たちが被害にあう。そこで、ベテラン猟師イルマン、有名猟師マンベ、キム巡査、シン刑事、生物学者スリョンの五人が、巨大イノシシが生息している山へ行って退治するお話。

監督は、『シシルリ 2km』のシン・ジョンウォン監督。
出演は、警察官のキム・ガンスを演じるのは『私の恋』『イリ』のオム・テウン、生物学者のピョン・スリョンを演じるのは『おいしいマン』『彼女たちの部屋』のチョン・ユミ、ベテラン猟師のチョン・イルマンを演じるのは『愛を逃す』『セブンデイズ』のチャン・ハンソン、有名猟師のペク・マンベを演じるのは『影殺人』『母なる証明 (原題:マザー)』のユン・ジェムン、シン刑事を演じるのは『ガールスカウト』『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』のパク・ヒョックォン、村長を演じるのは『私は幸せです』のキム・ギチョン、ユ派出所長を演じるのは『マイ・ファーザー』『チェイサー (原題:追撃者)』のイ・サンヒ、狂女を演じるのは『宮女』『シークレット・サンシャイン (原題:密陽)』のコ・ソヒ、ガンスの母を演じるのは『星から来た男 (原題:スーパーマンだった男)』『GOGO70s (原題:ゴーゴー70)』のパク・ヘジン、ガンスの妻ミヨンを演じるのは『最強☆彼女 (原題:武林女子大生)』『夜のゲーム』のホ・ヨヌァ。

巨大イノシシが人も食べてしまうというアニマル・パニック作品のように宣伝しているが、実際のところはコテコテのコメディ作品になっている。本質を隠してアニマル・パニックものと宣伝しており、拍子抜けする人もいるだろうから、それを知った上で観るべきだろう。邦題のように人喰イノシシが公民館を襲撃するけど、このシーンは中盤ぐらいだから、題名として相応しくない気がする。

おいしいところは、キム巡査と生物学者スリョンがとってしまっているが、この作品の主役は有名猟師マンベとベテラン猟師イルマンの二人である。マンベは、イルマンとはかつて師弟関係であった過去があり、彼から独立して新しいチームを作り、メディアに露出するようになっていくのである。最新装備をして、フィンランド人たちと組んで、無敵のような狩猟部隊にみえるが、猟の心を忘れてしまっていたのだ。終盤にイルマンの教えを思い出すことで痛感するので、ちょっとしたドラマをみせている。マンベも孫娘が殺されたことで、現役を引退しているのに巨大イノシシに立ち向かうのである。マンベの父も猟師であったことやマンベの経験によって様々なことが明らかになっていくのである。

巨大イノシシが発生した経緯をマンベが語り、日本統治時代に日本人が外来種を持ち込み、外来種と国産種の配合によって生成されたものだとみえてくるのである。日本が原因なのかよとツッコミを入れるところであるが、人間が自然の生態系を壊してしまったことが大きな問題なのだろう。

コメディ面として用意された人物としては、キム巡査の呆けた母と少年の母と自称する狂女(コ・ソヒ)であろう。所々で二人が登場することで笑いを作りだし、ダメ押しのように最後にも登場してくるのである。この二人は代表的なところだが、主要人物たちも小さな笑いを作りだすように演出している。笑えない小さなギャグを何度も出していることで、しつこいと感じてしまう。コメディ要素は、観る人の感性によって違ってくるので、一概に断言できないけれど。

巨大イノシシは、コンピューターグラフィック(CG)で作られたもので、エンディングロールから海外に委託しているのがわかる。実写とCGが重なったときの映像レベルが低いことがすぐに感じる。この違和感が最後まで続いていたこともあり、巨大イノシシから迫力や恐怖を感じることはなかった。

アニマル・パニックものを期待すると在り来たりなストーリーで、どこの国でも製作されているような流れだから物足りなさがあるだろう。主であるコメディ要素がどこまで観る側に届くかであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
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by nameinuuuu | 2011-10-08 23:29 | 643.チャウ
韓国映画レビュー その536 「男性の証明」
「Korean Short Film Collection」というDVDに収録されている短編作品のひとつ。

b0097051_23164453.jpg男性の証明 (短編)
制作年:2004年
監督:ユン・ジョンビン
出演:ユ・テジョン、ペク・スンウク、チョン・ユミ
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


ソウルで英語の勉強をするテジョン(テジョン)は、男友達インギュ(ペク・スンウク)と同じ部屋で一緒に生活している。テジョンは、ジヘ(チョン・ユミ)と恋人のような関係になっており、電話やEメールでやりとりをしている。テジョン、インギュ、ジヘの三人でお酒を呑みにいき、インギュはジヘを気にいる。翌朝、テジョンはジヘの連絡を待っている間、インギュが外泊をして家に遅く帰ってきたので、すぐにインギュとジヘの関係を疑い始める。同居している二人の男が、一人の女性を好きになることで、男同士が微妙な関係になっていくお話。

監督は、本作デビュー作で後に『許されざるもの』『ビースティ・ボーイズ』を描けるユン・ジョンビン監督。
主人公テジョンを演じるのは本作デビュー作のユ・テジョン、テジョンのルームメートのインギュを演じるのは『オッケドンム』のペク・スンウク、ジヘを演じるのは短編作品に出演経験のあるチョン・ユミ。

友人同士の二人の男性が、一人の女性の存在によって、男同士の友情がくるいだしていく姿をみせている。

テジョンとジヘは、親密な関係であり、そのことをインギュは理解しているのだ。テジョンは、ジヘとの関係でインギュが朝帰りしてきたと思っていたが勘違いであるのが分かり、安心しているのである。だが、インギュはジヘのことが気に入り、ジヘを美化していくのである。初めインギュはテジョンからジヘを奪おうというつもりはないようにみえたが、隙があれば奪ってしまおうという下心を面白くみせているのだ。テジョンが酔いつぶれて、インギュがジヘに二人で次の酒場に行こうと誘うが断られているところは行動が丸見えで、当然ジヘは警戒して嫌がるだろう。

男性視点でみている作品なので、男性のアホらしさをみせながら、好きな女性を純粋で綺麗な人だと美化しているのが、終盤の出来事に女性の現実を知るのである。ジヘは所々でテジョンに対しメッセージを送っているが、その気持ちが伝わっていないのだ。終盤の出来事で、親友の二人は元の関係に戻ることが出来たから結果オーライなのかな。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2010-09-16 23:24 | 536.男性の証明
韓国映画レビュー その515 「私のヤクザのような恋人」
b0097051_1837342.jpg私のヤクザのような恋人
制作年:2010年
監督:キム・グァンシク
出演:パク・チュンフン、チョン・ユミ、パク・ウォンサン
ジャンル:ヒューマンドラマ、ラブストーリー、コメディ
鑑賞:動画


口先だけは一丁前だが喧嘩の強さは大したことないチンピラのドンチョル(パク・チュンフン)は、暴力団組織の一員である。ドンチョルは、自分の縄張りであるナイトクラブで揉め事があり、強気な態度で登場したが、4~5人のお客にボコボコにぶん殴られて情けない用心棒である。半地下があるアパートに住んでいるドンチョルの隣の部屋に、若い女性セジン(チョン・ユミ)が引越してきた。セジンは、引越しの作業をしているときに偶然ドンチョルに会い、セジンが挨拶するがドンチョルは口が悪く、第一印象は最悪なものであった。ドンチョルがセジンに対して威圧的な態度をとっても、セジンは全く怯むことがなく、逆につっかかってくるぐらい気の強い性格である。セジンは、地元の大学を卒業して、唯一の肉親である父(ミン・ギョンジン)を残して、素敵なキャリアウーマンになる夢を持ってソウルで就職活動するが、面接で不合格が続いていく。頻繁に顔を会わすドンチョルとセジンは、常に揉めているが、お互い本気で嫌な気分にならなかった。度胸のないチンピラのドンチョルと度胸だけはある若い女性セジンが、徐々に気持ちが揺れ動き、恋愛感情が芽生えていくお話。

監督は、本作デビュー作のキム・グァンシク監督。
出演は、チンピラのドンチョルを演じるのは『ラジオスター』『海雲台』のパク・チュンフン、就職活動中のセジンを演じるのは『おいしいマン』『よく知りもしないくせに』のチョン・ユミ、ジョンソを演じるのは『飛べ、ペンギン』『シークレット』のパク・ウォンサン、サジョンを演じるのは『チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授 (原題:女教授の隠密な魅力)』『素晴らしい一日』のチョン・ウヒョク、バンジャンを演じるのは『息もできない (原題:糞蠅)』『シークレット』のチョン・インギ、ジェヨンを演じるのは『ビースティ・ボーイズ』のクォン・セイン、ポンスを演じるのは『ザ・ゲーム』『残念な都市』のノ・スンボム、セジンの父を演じるのは『母なる証明 (原題:マザー)』『亀、走る (原題:亀が走る)』のミン・ギョンジン。

三流チンピラのドンチョルは、自分の縄張りであるナイトクラブでお客にやられてしまう暴力団組織の恥でもあるのだ。中年でありながら暴力団組織では出世しておらず、若手組員からも見下され、義理のような形で置かせてもらっているチンピラである。それでも、若手の舎弟ジェヨン(クォン・セイン)がドンチョルを慕っているのだ。

序盤の三流チンピラのドンチョルの描き方が、コメディ全快で良く出来ている。パク・チュンフンという俳優の味を出した演出をしているからである。隣に引越してきたセジンとのやりとりを可笑しくみせており、女学生が集まる飲食店でドンチョルが一人で飯を食べていたり、そこに偶然セジンが店に入ってきてドンチョルの隣に座ってのやりとりであったり、飲食代のやりとりといったところだ。就職が決まらずコンビニでアルバイトをするセジンであったり、高校生に見下されるドンチョルといった感じでコメディ作品のようにみせている。

現在の韓国社会をみせているのが社会の脱落者中年ドンチョルと就職活動中女性セジンの世界である。ドンチョルは、すでに廃れたチンピラとして生きているのだ。要所要所の出てくるボスや兄貴分とのやりとりから、組織の中でドンチョルがどのようなものなのかがみえてくるのである。社会から脱落した現実をみせており、時には面白く、そして時には胸が痛くなるような姿をみせている。セジンは、企業に面接を受けにいっても履歴書をみただけで外されたり、さらに面接官にいきなり踊ってみろと言われて伴奏なしで即興でダンスしたり、究極のパワーハラスメントが面接の場で行われているのである。門前払いが当たり前になっており、就職活動のハードルがかなり高い厳しい現実をみせつけているのだ。

お互い揉める隣人のドンチョルとセジンが、徐々に心が近づいていくのは、ドンチョルのちょっとした優しさであったり、セジンが心を開き出していくところからである。お互いの厳しい現実を描いた後に、お互いがちょっとした安らぎを求めたりするところが上手に描かれているのだ。

セジンの父がソウルに上京したときに、困ったセジンはドンチョルを無理矢理巻き込む。その場凌ぎでセジンが父にドンチョルを紹介するのであるが、普段敬語を話さないドンチョルの噛む話し方が笑えるところでもある。

終盤は、ドンチョルの不器用な愛情表現であったり生き様をみせている。再びトライするセジンであったり、言葉でなく行動で示すドンチョルの不器用さが感動をよんでいる。三流チンピラの末路を誰もが予想するところに感動的なラストシーンが展開されているのだ。回想シーンがかなり効果的にみせていることで、ラストの展開に心が温かく感じるのである。ストーリーの構成がしっかりしており、役者の味を引き出している作品である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-07-15 18:45 | 515.私のヤクザのような恋人
韓国映画レビュー その514 「デジタル三人三色2009:ある訪問 (原題:ある訪問)」
昨年、東京国際映画祭で上映された作品。そのときはスケジュールの都合上パスした。
三つの中では、日本映画がずば抜けて良いかな。韓国映画は相変わらずホン・サンス作品って感じ。フィリピン映画は無駄に長くて半分くらい編集してコンパクトにしていれば良くなる。

b0097051_1614980.jpgデジタル三人三色2009:ある訪問 (原題:ある訪問)
制作年:2009年
監督:ホン・サンス、河瀬直美、ラヴ・ディアス
出演:チョン・ユミ、ムン・ソングン、イ・ソンギュン、北村一輝、中村優子、ダンテ・ペレジ、クリスティン・キンタナ
ジャンル:オムニバス
鑑賞:韓国版DVD


「ある訪問」をテーマに、日本、韓国、フィリピンの各監督が製作した短編映画。

■第一話 『狛 KOMA』 製作国:日本・韓国

祖父の遺言を伝えるために、奈良県の狛(コマ)という村に、在日朝鮮人カン・ジュンイル(北村一輝)が訪問した。ジュンイルは、祖父が生前お世話になった家に訪れ、その家の主に掛け軸を返すように言われたことで、掛け軸を持って祖父の遺言通り主に手渡した。ジュンイルは、主から渡したいものがあると席を外したときに、その家の娘である初子(中村優子)に出会い、主に内緒にして二人で村を散歩する。ジュンイルが初子に会ったことで自分の記憶を思い起こし、そして初子も父母からの愛情を思い出していくお話。

監督は、『萌の朱雀』『殯の森』の河瀬直美監督。
出演は、在日朝鮮人カン・ジュンイルを演じるのは『容疑者Xの献身』『鈍獣』の北村一輝、初子を演じるのは『クワイエットルームにようこそ』『クヒオ大佐』の中村優子、初子の父を演じるのは『殯の森』のうだしげき、初子の母を演じるのは堀井ミエ子。

ジュンイルが祖父の遺言を果たすために、狛に住んでいる主に掛け軸を返しに行き、主の娘の初子に出会い、お互いが親から愛されていなかったことを思っているのだ。ジュンイルは、父や祖父から信頼されていなかった経験があることで、親から愛されていなかったと思い込んでいる。同じように初子も、養女であることで、本当は親から愛されていないと思い込んでおり、父に対して何故勝手な行動をしたのに殴って怒らないのかと問いただすのだ。

だが、それは自分たちが思い込んでいただけで、親から愛されていた記憶を蘇えらせるシーンが二つある。一つは神社で二人が抱き合うことで思い出す初子、もう一つは駅のホームで二人が抱き合うことで思い出すジュンイルである。これは男女の愛ではなく、親に抱きしめられた記憶を思い出し、お互いが擬似親という感じになっているのだ。大自然をバックに傷ついた二人の心を温くしていくのがみられる。

在日朝鮮人のジュンイル、日本人の初子、それぞれ自己のルーツを振り返っているような表現をいれているのがみられた。韓国的なところとしては、ジュンイルが持ってきた掛け軸には高句麗の王が描かれていたり、主がジュンイルの祖父から預かっていた扇子、中盤と終盤に挿入されているパンソリである。日本的なところとしては、三輪山の神様と結婚した女の伝説であったり、初子が神社のまえで能を舞うところである。河瀬直美監督の過去作品に通じるところがあり、特徴が出ている作品である。


■第二話 『深い山奥』 製作国:韓国

全州に訪れた物書きのミスク(チョン・ユミ)は、友人ジニョン(キム・ジンギョン)のところに会いに行った。その後、恩師でありながら元恋人のチョン先生(ムン・ソングン)に会い、二人でホテルに行ってしまう。翌日、ミスクは友人ジニョンの家に泊まり、偶然にもジニョンの机でチョン先生の時計をみつけ、元恋人チョン先生と友人ジニョンとの関係を偶然に知ってしまう。悩んだミスクは、あてつけのためにソウルのボーイフレンドのミョンウ(イ・ソンギュン)を呼び出す。友人と元恋人が、恋人関係であることを知って始まる日常を描いたお話。

監督は、『アバンチュールはパリで (原題:夜と昼)』『よく知りもしないくせに』のホン・サンス監督。
出演は、ミスクを演じるのは『おいしいマン』『チャウ』のチョン・ユミ、チョン先生を演じるのは『頭脳遊戯プロジェクト、パズル』『失踪』のムン・ソングン、ミョンウを演じるのは『ロマンチック・アイランド』『坡州』のイ・ソンギュン、ジニョンを演じるのはキム・ジンギョン。

ミスクの心の叫びをナレーションにしながら、全州での二泊三日の旅をみせている。チョン先生とその教え子であるミスク、ジニョン、ミョンウの四人の男女が繰り広げる心理を描いている。

ミスク-チョン先生、ミスク-ミョンウ、チョン先生-ジニョンという男女の組み合わせをみせている。序盤のミスクとチョン先生、中盤のミスクとジニョンとミョンウ、といったお約束の酒呑みシーン、終盤で四人が同じ食堂で顔合わせしてしまうのだ。中盤でミョンウ、ミスク、ジニョンという順番でチョン先生に電話するところは笑える演出である。終盤の展開は、誰もが「お前が言うな」とツッコミを入れたくなるぐらいだ。終いにはミスクがキレるといった流れは納得できるところである。本心を隠したまま相手と安定な関係を維持しようとするのであるが、それができなくなっていく滑稽な姿が笑いになっている。

短編になってもホンサンス・ワールドは変わりなく、男女が寝たり、酒を呑んでお喋り、うだうだした時間が流れている。短編ということもあり、テンポが良くなっており、観やすくなっている。


■第三話 『蝶は記憶を持たない』 製作国:フィリピン・韓国

フィリピン本島から遠く離れた島では、金鉱の採掘会社が撤収するとすぐに経済的な困難になったフィリピンの人々。ペルディン、サントス、ウィリーはやけ酒にひたるばかりであった。ある日、カナダ人女性キャロル(クリスティン・キンタナ)が島を訪れ、カメラで写真を撮って観光していた。その島の人々とカナダ人女性キャロルとの間を描いたお話。

監督は、『Melancholia』のラヴ・ディアス監督。
出演は、ペルディンを演じるのはダンテ・ペレジ、カナダ人女性キャロルを演じるのはクリスティン・キンタナ、サントスを演じるのはジョエル・フェレール、ウィーリーを演じるのはウィーリー・フェルナンデス、マルサを演じるのはロイス・ゴフ。

かつて金鉱の採掘会社の娘キャロルは、幼いときにフィリピンのこの村で育ち、久しぶりに過去の友人や村のおじさんらに会うがあまり歓迎されていないのだ。採掘会社がなくなったことで、この村は経済危機になり、みんな貧乏になってしまったからである。キャロルを憶えている人もいて、幼いキャロルと村のみんなで一緒に写真を撮ったのをみせたりして、懐かしさをみせている。

キャロルを知るウィーリーがとんでもない計画を考えており、三人(ペルディン、サントス、ウィーリー)でキャロルを誘拐して身代金をとる計画である。その行方は終盤に描かれており、ウィーリーの心情をみせているので、鑑賞して楽しんで欲しい。

モノクロ映像でしかも粗悪な画質なので、この作品だけ異質なものに感じるであろう。現状の村の様子を明確に表現するために、このような演出をしているのかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2010-07-11 16:15 | 514.ある訪問
韓国映画レビュー その456 「おいしいマン」
主人公ヒョンソクの洋服のプリントにボカシが入っているのをみて、韓国ドラマみたいに感じてしまった。著作権の問題なのはわかるが、ここまで韓国映画は落ちていったのかと痛感してしまった。この作品で感じたことは、池脇千鶴の力がなかったら完全にダメ映画になっていた気がする。

b0097051_1338223.jpgおいしいマン
制作年:2008年
監督:キム・ジョンジュン
出演:イ・ミンギ、池脇千鶴、チョン・ユミ
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:日本版DVD


ロックバンドのボーカルをしていたヒョンソク(イ・ミンギ)は、聴覚を患ってしまい、繊細な音を感じとることが出来なくなり、音程を外したり、バックサウンドが聴き取りにくくなる。ヒョンソクは、現在ロックバンドを休止して、主婦向けの歌謡教室の講師をして働いている。ある日、ヒョンソクは日本の北海道の紋別に向かい、空港で派手な服装をしためぐみ(池脇千鶴)と出会う。めぐみは、言葉が通じないことで外国人だと気づき、英語で会話をして、めぐみが経営している小さな民宿にヒョンソクを泊めることになる。めぐみの民宿は、彼女の自宅であり、祖母と一緒に作った家庭料理を出して、小さな風呂を沸かし、和室の部屋をお客さんが使用している。ヒョンソクは、めぐみの民宿で横になりながら、韓国で起こった出来事を思い出していた。果たして、ヒョンソクは心の傷を癒すことが出来るのか、更にめぐみとはどのような関係になっていくのかを描いたお話。

監督は、本作デビュー作のキム・ジョンジュン監督。
出演は、元歌手で音楽講師のヒョンソクを演じるのは『浮気するのにいい日』『ロマンチック・アイランド』のイ・ミンギ、民宿を経営するめぐみを演じるのは『丘を越えて』『ホームレス中学生』の池脇千鶴、ヒョンソクの歌謡教室の生徒チェヨンを演じるのは『親知らず』『家族の誕生』のチョン・ユミ。

ヒョンソクとめぐみのロマンスを期待するとがっかりするかもしれないが、各々が持っている心の傷をどのようにして回復していくのかを描いた人間ドラマになっている。現在軸で紋別での旅をみせながら、過去軸の韓国での出来事を回想シーンとして挿入しながら進行している。

聴覚を患って歌手生命が絶たれたヒョンソクの挫折をみせ、今では主婦たちを生徒にして歌謡教室の講師をしている自分の姿に嫌気がさしているのがみえる。復帰を目指しているが、思うように曲が作れず煮詰まっている姿をみると、自分自身に怒りを感じているのがみえる。歌謡教室の生徒で、ヒョンソクがロックバンドで活躍していたときファンだったチェヨン(チョン・ユミ)の存在を大きく扱っている。チェヨンは、歌謡教室の生徒の中では若い生徒であり、離婚をしている過去がある。ヒョンソクがチェヨンと出会ったこと、二人の酒場での出来事、歌謡教室での指導方法、これらが終盤の伏線としているので覚えておいて欲しい。

紋別でヒョンソクとめぐみが出会い、ヒョンソクがめぐみの民宿に泊まり、二人で観光をする中で、ヒョンソクが抱えている心の傷を癒し、人生の再出発をみせている。まず、二人の共通することでは、音楽が好きであること、白米が好きであること、ヘビースモーカーであろう。二人のコミュニケーションが、片言の英語であることから、会話でストーリーを理解するのでなく、状況や行動によって二人の感情を読んでいくシーンが多くみられる。

ヒョンソクの心情よりも、めぐみの心情をどのように解釈していくのかで評価が変わるかもしれない。派手な服装をしていること、めぐみの両親の写真を瞬間的にみせる1シーン、祖母や祖父との関係、嫌と言いながら紋別で暮らしているめぐみの心を理解していくことが必要であろう。もう少しめぐみに関する描写を入れていると、面白くなっていただろう。

現在軸と過去軸を頻繁に入れ替わる編集をしており、切り替わるタイミングが悪いので、全体のバランスを崩しているので工夫が必要であろう。主人公ヒョンソクの心情より、めぐみの心情をみている方が面白くみえた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2010-01-27 13:44 | 456.おいしいマン
チョン・ユミ
b0097051_191258.jpgチョン・ユミ
정 유미
1983年1月18日生

<映画出演作品>
b0097051_11403622.jpg間に置いて (短編)
制作: 2002年韓国  監督: パク・ドンフン
出演: チュ・グィジョン、ミョン・ロジン、チョン・ユミ 他
b0097051_11411752.jpg愛する少女 (短編)
制作: 2003年韓国  監督: キム・ジョングァン
出演: ホン・ユンジョン、ソル・チャンヒ、チョン・ユミ 他
b0097051_12527100.jpgポラロイド作動法 (短編)
制作: 2004年韓国  監督: キム・ジョングァン
出演: チョン・ユミ、イ・ジョンミン 他
b0097051_14484813.jpg少女 (短編)
制作: 2003年韓国  監督: イム・ヒョンジン
出演: チョン・ユミ 他
b0097051_23435771.jpg男性の証明 (短編)
制作: 2004年韓国  監督: ユン・ジョンビン
出演: ユ・テジョン、ペク・スンウク、チョン・ユミ 他
b0097051_1254442.jpg甘い人生
制作: 2005年韓国  監督: キム・ジウン
出演: イ・ビョンホン、キム・ヨンチョル、シン・ミナ 他
b0097051_125588.jpg親知らず
制作: 2005年韓国  監督: チョン・ジウ
出演: キム・ジョンウン、イ・テソン、キム・ヨンジェ、チョン・ユミ 他
b0097051_1261637.jpg家族の誕生
制作: 2006年韓国  監督: キム・テヨン
出演: ムン・ソリ、コ・ドゥシム、オム・テウン、コン・ヒョジン、キム・ヘオク、ポン・テギュ、チョン・ユミ 他
b0097051_1263230.jpgよいではないか
制作: 2007年韓国  監督: チョン・ユンチョル
出演: チョン・ホジン、ムン・ヒギョン、キム・ヘス 他
b0097051_11415869.jpg家族のような犬、犬のような家族 (短編)
制作: 2007年韓国  監督: パク・ジェヨン、パク・スヨン
出演: チョン・ユミ、ソン・ヒョク 他
b0097051_1265188.jpgインナー・サークル・ライン
制作: 2008年韓国  監督: チョ・ウニ
出演: ヤン・ウニョン、ペ・ヨングン、チョン・ユミ、チャン・ソヨン 他
b0097051_11422493.jpg恋人たち (オムニバス作品:ポラロイド作動法)
制作: 2008年韓国  監督:多数 他
出演: 多数 他
b0097051_18322918.jpgおいしいマン
制作: 2008年韓国  監督: キム・ジョンジュン
出演: イ・ミンギ、池脇千鶴、チョン・ユミ 他
b0097051_21451450.jpg彼女たちの部屋
制作: 2008年韓国  監督: コ・テジョン
出演: チョン・ユミ、イェ・スジョン、パク・ヒョックォン 他
b0097051_11425978.jpg視線 1318
制作: 2008年韓国  監督:多数 他
出演: 多数 他
b0097051_1451321.jpgよく知りもしないくせに
制作: 2009年韓国  監督: ホン・サンス
出演: キム・テウ、コ・ヒョンジョン、オム・ジウォン 他
b0097051_14513136.jpgデジタル三人三色2009:ある訪問 (原題:ある訪問)
制作: 2009年韓国・日本・フィリピン  監督: ホン・サンス、河瀬直美、ラヴ・ディアス
出演: チョン・ユミ、ムン・ソングン 他
b0097051_2339470.jpg人喰猪、公民館襲撃す! (原題:チャウ)
制作: 2009年韓国  監督: シン・ジョンウォン
出演: オム・テウン、チョン・ユミ、チャン・ハンソン、ユン・ジェムン 他
b0097051_14515822.jpg10億
制作: 2009年韓国  監督: チョ・ミノ
出演: パク・ヘイル、パク・ヒスン、シン・ミナ、イ・ミンギ、チョン・ユミ 他
b0097051_2032837.jpgグッドモーニング・プレジデント
制作: 2009年韓国  監督: チャン・ジン
出演: イ・スンジェ、チャン・ドンゴン、コ・ドゥシム 他
b0097051_21454614.jpg私のヤクザのような恋人
制作: 2010年韓国  監督: キム・グァンシク
出演: パク・チュンフン、チョン・ユミ 他
b0097051_13431318.jpgオッキの映画
制作: 2010年韓国  監督: ホン・サンス
出演: イ・ソンギュン、チョン・ユミ、ムン・ソングン 他
b0097051_23421883.jpgもう少しだけ近くに
制作: 2010年韓国  監督: キム・ジョングァン
出演: ユン・ゲサン、チョン・ユミ 他
b0097051_11433892.jpgリスト (短編)
制作: 2011年韓国  監督: ホン・サンス
出演: ユ・ジュンサン、ユン・ジョンヒ、チョン・ユミ 他
b0097051_2211215.jpg三人のアンヌ (原題:他の国で)
制作: 2011年韓国  監督: ホン・サンス
出演: イザベル・ユペール、ユ・ジュンサン、チョン・ユミ、ムン・ソリ、ユン・ジョンヒ、ムン・ソングン 他
b0097051_11464479.jpgトガニ
制作: 2011年韓国  監督: ファン・ドンヒョク
出演: コン・ユ、チョン・ユミ 他
b0097051_13361498.jpg冬のピアニスト (短編)
制作: 2012年韓国  監督: キム・チョヒ
出演: チョン・ユミ、キム・ウィソン 他
b0097051_13363159.jpg私たちのソニ
制作: 2013年韓国  監督: ホン・サンス
出演: イ・ソンギュン、チョン・ユミ、チョン・ジェヨン 他
b0097051_11411371.jpgカンチョリ
制作: 2013年韓国  監督: アン・グォンテ
出演: ユ・アイン、キム・ヘスク、チョン・ユミ 他
b0097051_22471359.jpg逆に走る男
制作: 2013年韓国  監督: ユン・ジェグ
出演: キム・ナムギル、チョン・ユミ 他
b0097051_23542100.jpgマンホール
制作: 2014年韓国  監督: シン・ジェヨン
出演: チョン・ギョンホ、キム・セロン、チョン・ユミ 他

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by nameinuuuu | 2008-04-09 00:00 | 俳優_FILE