韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
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韓国映画レビュー その683 「特捜本」
b0097051_12525735.jpg特捜本
制作年:2011年
監督:ファン・ビョングク
出演:オム・テウン、チュウォン、チョン・ジニョン、ソン・ドンイル
ジャンル:サスペンス


警官イ・ジェウィ(キム・ミンジェ)は、誰かに呼び出されて刺殺され、パトカーに閉じ込められた状態で火をつけられて焼死した。殺害現場には麻薬が落ちており、警察は警官殺人事件のため「特別捜査本部」を設ける。 ファン・トス署長(チョン・ジニョン)は、アメリカのFBIで犯罪分析官をしていたキム・ホリョン博士(チュウォン)を捜査に入れて、突進的な性格のキム・ソンボム刑事(オム・テウン)と一緒に組ます。ソンボム刑事の班には、直属の上司パク・インム刑事(ソン・ドンイル)、若手で女性のチョン・ヨンスン刑事(イ・テイム)、チョ・スハン刑事(キム・ヨンジェ)がいる。ソンボム刑事とホリョン博士は、遺留物の麻薬から調べていき、元麻薬中毒者で神父ケコ(チョ・ジェユン)から三人のタイ人の麻薬売人を知り、彼らとの格闘の末に逮捕した。タイ人の麻薬売人が、若い女性に麻薬を売ったことがわかり、その女性がルームサロンで働くホステルのコ・スジン(ハン・ミンジョン)であることがわかる。ソンボム刑事とホリョン博士は、「大雄」というルームサロンに駆け込んだとき、ルームサロンのユン・イルドゥ社長(ユ・スンモク)がスジンの逃亡を手伝いして車で逃げた。スジンの家を家宅捜査し、そこでスジンが逃亡に使用した車が警官パク・ギョンシク(キム・ジョンテ)の所有物であることがわかる。ソンボム刑事、ホリョン博士、パク・インム刑事は、パク・ギョンシク警官の家を家宅捜査して情報を得ていく。そんなとき、ユン・イルドゥ社長、その部下、コ・スジンの死体が発見された。特別捜査本部の会議で、証拠からパク・ギョンシク警官が四人を殺害したと確信して、容疑者発見時に即射殺するよう命令が出た。その命令に疑問を感じながらソンボム刑事とホリョン博士は捜査する。その後、更なる事件が発生していき、その真相をソンボム刑事とホリョン博士が暴いていくお話。

監督は、『ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)』『オフライン』のファン・ビョングク監督。
出演は、キム・ソンボム刑事を演じるのは『人喰猪、公民館襲撃す! (原題:チャウ)』『シラノ;恋愛操作団』のオム・テウン、キム・ホリョン博士を演じるのは『未確認動画』のチュウォン、ファン・トス署長を演じるのは『イテウォン殺人事件』『平壌城』のチョン・ジニョン、パク・インム刑事を演じるのは『フェスティバル』『子供たち...』のソン・ドンイル、チョン・ヨンスン女性刑事を演じるのは本作スクリンデビューのイ・テイム、警官で容疑者のパク・ギョンシクを演じるのは『パンガ? パンガ!』『逮捕王』のキム・ジョンテ、チョ・スハン刑事を演じるのは『海の方へ、もう一歩』『リンク』のキム・ヨンジェ、ルームサロンで働くイ・グンスを演じるのは『哀しき獣 (原題:黄海)』『モビーディック』のイ・ヒジュン、ケコを演じるのは『アジョシ (原題:おじさん)』『哀しき獣 (原題:黄海)』のチョ・ジェユン。

行動力で犯人を追い詰めるソンボム刑事、論理的に推理して科学捜査をするホリョン博士、この二人がコンビを組むことで警官殺人事件を早期に進展させていくなか、更なる事件が発生して真相解明に挑んでいく。熱血なソンボム刑事と冷徹なホリョン博士という性格が正反対な組み合わせなのに、名コンビとして活躍していくのである。

殺人事件の流れとしては、パク・ギョンシク警官に四人を殺害した容疑がかかり、特別捜査本部に集められた刑事たちが追う形になっており、一度は多くの刑事たちで追い詰めたのに逃亡されてしまう。刑事たちが駆けつけるまえに、標的が逃げることで、警察内に容疑者と内通しているスパイがいるとホリョン博士が怪しむのである。ホリョン博士は、特別捜査本部にいる中で、警察官を客観的にみれる立場にいるから、第三者的な形にもなっている。

序盤から中盤にかけてはスピード感があり、サクサクと捜査が進むので臨場感があり面白く出来ている。中盤から終盤に向かうにつれてスピードが落ち、警官殺しの真相やその奥に何があるのかがみえてくるのである。サスペンスとアクションが混ざった作風であるが、実のところ警察官の人間ドラマが主になっている。ソンボム刑事は、パク・インム刑事とパク・ギョンシク警官が一緒に写っている写真を見つけたことで、一番信頼しているパク・インム刑事を疑わざるおえないのである。ホリョン博士は、亡くなった元刑事の父に何が起こっていたのか警察内部を疑っている。パク・インム刑事は、仲良しであった同僚四人で写る写真があり、同僚との友情がありながら現在置かれている立場で苦しんでいる。

警官殺しが一応収束したことで、特別捜査本部はうやむやな形で解散となり、納得しないソンボム刑事とホリョン博士とヨンスン刑事が隠されている真相を暴いていく展開なのである。中盤以降の展開は、三人が今までの出来事を整理して捜査状況をみせているので、猛スピードで展開していた中盤までの出来事がわかるようになっている。中盤までスピードを重視していたことで、ホリョン博士の科学捜査が即答のような形になっているのは残念な演出である。

怪しい警察内部から、怪しい企業や巻き込まれた市場の住民たちといった社会へと広がっていくことで中盤以降は規模が大きくなっている。登場人物が多いから、人の繋がりを整理してみていくと楽しめる作品になっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2012-02-15 12:54 | 683.特捜本
韓国映画レビュー その464 「イテウォン殺人事件」
チャン・グンソク演じる混血児ピアスンがほぼ英語だけの台詞だったので解りやすかった。英語と韓国語で会話が成立しているところをみると通訳者の存在部分を省略したのかな。通訳者が居たり居なかったりしていたので。

b0097051_198818.jpgイテウォン殺人事件
制作年:2009年
監督:ホン・ギソン
出演:チョン・ジニョン、チャン・グンソク、シン・スンファン
ジャンル:サスペンス
鑑賞:韓国版DVD


1997年4月、多くの外国人が集まる街であるイテウォンにあるハンバーガーショップで、韓国人男子大学生チョ・チュンピル(ソン・ジュンギ)がトイレで胸や首など9ヶ所を刃物で刺されて殺害された。アメリカ陸軍犯罪捜査隊(略称:CID)は、死亡推定時刻に店内で食事をしていたアメリカ人学生グループのひとり、メキシコ系アメリカ人でアメリカ軍人の父と韓国人の母を持つアメリカ国籍のピアスン(チャン・グンソク)を殺人容疑で韓国の検察に引き渡した。この事件を担当するパク検事(チョン・ジニョン)は、CIDの報告書とピアスンの証言が大きく違うことで、再捜査することを決めて、ピアスンの証言から殺害したのはアメリカ人学生グループのひとり、父母とも韓国人でアメリカ育ちでアメリカ国籍のアレックス(シン・スンファン)の名前が浮かび挙がってきた。パク検事は、ピアスンとアレックスを同じ取調室に呼んで、殺害時刻の事件現場での二人の証言を聞いた。パク検事は、状況証拠や目撃者の証言から、ピアソンの証言の方が信憑性が高いと考えて、アレックスを殺人犯として起訴して、ピアソンを殺害したナイフを学校のロッカーに隠していたことで殺人ではなく別件で起訴した。アレックスは、無罪を強く主張することで、アレックスの父(コ・チャンソク)が元検事のキム弁護士(オ・グァンノク)を雇い、裁判で無罪を証明しようとする。果たして、真犯人は誰なのか、事件の真相はどうなのかというお話。

監督は、『選択』のホン・ギソン監督。
出演は、パク検事を演じるのは『楽しき人生 (原題:楽しい人生)』『あなたは遠いところに』のチョン・ジニョン、被告人ピアスンを演じるのは『ドレミファソラシド』『赤ちゃんと僕』のチャン・グンソク、被告人アレックスを演じるのは『君に捧げる初恋 (原題:初恋死守決起大会)』『あぶない奴ら~TWO GUYS~ (原題:トゥーガイズ)』のシン・スンファン、キム弁護士を演じるのは『残酷な出勤』『青い自転車』のオ・グァンノク、アレックスの父を演じるのは『正しく生きよう』『映画は映画だ』のコ・チャンソク。

冒頭の字幕で実際に起こった事件をモチーフにした作品であることを説明している。1997年4月、イテウォンのハンバーガーショップで実際に起った殺人事件を元にして、殺人事件に関係した人物たちの証言、資料調査、検証を通じて映画化したものである。韓国人の大学生が殺害された事実がある中、二人のアメリカ国籍を持つ未成年の少年が容疑者として浮上して、一人は殺人犯として起訴されて裁判で無罪を立証しようとして、もう一人は別件逮捕として起訴されて裁判の判決を受け入れるところを描いている。

パク検事の考察から事件を紐解いていく流れである。CIDの報告書が不十分であること、ピアスンとアレックスの証言、事件現場にいたアメリカ人グループの友人達の証言、解剖結果からの刺し傷や出血の痕跡、物的証拠のナイフ、血の付いた衣服、ピアスンとアレックスの血の付き方、といった多くの条件をみて、事件を解いていく姿をみせている。検察としては、ピアスンを殺人犯としてCIDの捜査報告通りに事を進めようと思っているが、パク検事はアレックスを殺人犯として起訴するのである。

ピアスンの証言を再現する回想シーン、アレックスの証言を再現する回想シーン、二つの映像をみせていることで、どちらも事実のようにみえている。目撃者の証言から犯行現場のトイレに出入りした者は、被害者、ピアスン、アレックスの三人しかいないことで、ピアスンかアレックスのどちらかが殺人犯であると進行している。ピアスンの証言ではアレックスが殺した、アレックスの証言ではピアスンが殺したという真逆の主張でこのような状況を作り上げているのだ。

この作品の多くが、取り調べ室での尋問と弁護士と検事とが応戦する裁判が主に描いている。裁判での出来事を細かく描いており、複数回の審理をみせ、被告人の友人達が当時の事件状況を説明するために登場して証言をしていくのだ。現場検証で、アレックスとピアスンが各々目撃した状況を自ら演じさせるのであるが、ここで書類や供述だけでは見えなかった大きなポイントをみせている。そのために、パク検事は自分の見解が間違っているのかと疑い、ピアスンの弁護人のような形で裁判が進行していくのをみせている。

裁判を主にしている作品でもあるのに、一審ばかりを主に描いていることで中途半端にみえてしまうのだ。一審では、パク検事の主張がそのまま通り、アレックスは殺人犯として無期懲役となり、ピアスンは凶器所持罪及び証拠隠滅罪で懲役1年6ヶ月となり決着するが、アレックスが控訴して、高裁、最高裁までいくのに、そこの審理を簡略化して描いてしまっているのが残念なところである。最終判決が出るまでの詳細なプロセスが抜け落ちていることで、アレックスが殺人犯と決めつけて演出しているからだ。

最高裁の判決が出て、司法で決着しているのをみせているが、幾つかの選択幅がある作品のようにみえてしまう。アレックスが殺人犯、ピアスンが殺人犯、二人の共犯、第三者の真犯人、事故、といった形で違う視点からも描いていれば、鑑賞者側に考えさせる方法になっただろう。事実に基づいたフィクションであることを冒頭で示したのだから、事実と違った視点で物事を捉えていき、脚色していく必要があるのに工夫がみえないのだ。『殺人の追憶』や『チェイサー (原題:追撃者)』といった実在した事件を元にした作品が幾つかあり、上手く脚色して面白いのに本作品では臨場感がなく、事実を淡々と描いたようにみえてしまい、迫力が全くみられない。

アメリカ国籍(二人とも韓国人の血が流れているけど)への批判、韓国の検察への批判、裁判制度への批判なども含んでいるようにもみえる。刑事裁判は、推定無罪が原則なのだから、検察が事実を証明できなければ無罪になるのは当然だろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2010-03-03 19:18 | 464.イテウォン殺人事件
韓国映画レビュー その426 「楽しき人生 (原題:楽しい人生)」
オヤジバンドを主にしたヒューマンコメディ。さすが、イ・ジュニク監督って感じの作品に仕上がっている。このような作品は韓フェス上映ではなく、一般上映で普通の人たちに鑑賞してもらったほうがいいと思った。スクリーンで観ずにDVDで済ましてしまったのは失敗したかな。でもメイキング映像がよかったから比較できないか。

b0097051_1930280.jpg楽しき人生 (原題:楽しい人生)
制作年:2007年
監督:イ・ジュニク
出演:チョン・ジニョン,キム・ユンソク,キム・サンホ,チャン・グンソク
ジャンル:ヒューマンドラマ、コメディ
鑑賞:日本版DVD


20年前、3年連続で大学歌謡祭に予選落ちして、解散したロックバンド「活火山」のバンドメンバーたち。現在、リストラされて失業中のギヨン(チョン・ジニョン)は、仕事を探しながら、教師をしている妻(キム・ホジョン)と学生の娘チュヒ(コ・アソン)と生活している。昼間は宅配の仕事で夜は運転代行の仕事をしているソンウク(キム・ユンソク)は、子供の英才教育に熱心な妻(チュ・グィジョン)と二人の息子の四人で生活している。中古自動車屋を営むヒョクス(キム・サンホ)は、二人の子供をカナダに留学させており、妻も子供たちと一緒に付き添い、ヒョクスだけ単身で働き熱心に仕送りをしている。ある日、ロックバンド「活火山」のボーカルでリーダーだったサンウが亡くなったことを知り、葬儀でギヨン、ソンウク、ヒョクスが再会した。葬儀では、親族側に息子のヒョンジュン(チャン・グンソク)一人だけで参列しており、父サンウに対してあまり良い思い出がない。いつもの生活に戻ったギヨン、ソンウク、ヒョクスであったが、冴えない人生に疲れており、旧友の死を契機にギヨンはロックバンド「活火山」を再結成させようと強く思い、ソンウクとヒョクスに電話をかけて積極的に誘う。ギター担当のギヨン、ベース担当のソンウク、ドラム担当のヒョクスは、スタジオを借りて音を出し、持ち歌を演奏した。そして亡くなったボーカルに息子のヒョンジュンにやらせて、ロックバンドは動き出した。ロックバンドを始めたことで、各々の家庭に問題を抱えながら、40代のオヤジバンドはどのように人生を謳歌するのかというお話。

監督は、『王の男』『ラジオスター』のイ・ジュニク監督。
出演者は、ロックバンド「活火山」のギター担当のギヨンを演じるのは『王の男』『飛べ、ホ・ドング』のチョン・ジニョン、ロックバンド「活火山」のベース担当のソンウクを演じるのは『ヨコヅナ マドンナ (原題:天下壮士マドンナ)』『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』のキム・ユンソク、ロックバンド「活火山」のドラム担当のヒョクスを演じるのは『角砂糖』『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』のキム・サンホ、ロックバンド「活火山」のボーカル&ギター担当のヒョンジュンを演じるのは『着信アリ Final [日本映画]』のチャン・グンソク、ギヨンの妻を演じるのは『ピーターパンの公式』『みんな大丈夫?』のキム・ホジョン、ギヨンの娘チュヒを演じるのは『グエムル -漢江の怪物-』のコ・アソン、ソンウクの妻を演じるのは『オアシス』『ファミリー (原題:家族)』のチュ・グィジョン。

学生時代にロックバンドを組んでいたリーダーが亡くなり、リーダーの死をきっかけにそれぞれが家庭を持つオヤジになった彼らがロックバンドを再結成する。

過去と現在のグループ構成は殆んど同じで、亡くなったボーカルのパートを息子ヒョンジュンが引き継ぐ形になっている。久々にスタジオで音出しをしたギヨン、ソンウク、ヒョクスがブランクを感じさせないような演奏をしていることで、突発的に始めた初心者ではなく能力を持つ者たちが行っている設定に魅力を感じるのだ。

音楽作品でありながら人間ドラマをしっかりと描いているところに良さがある。リストラされて収入がないギヨンと妻や娘チュヒとの関係をみせており、教師をしている妻の収入で生活をしていたり、娘チュヒが友達を家に遊びにくると連絡が来たときは気を遣って外出したりと肩身の狭い思いをして生活している。ロックバンドを再結成したことをギヨンが妻や娘に打ち明けたとき、妻は夫が浮気をしていると勘違いしていたことで怒りがぶっ飛んでしまい、音楽をすることに反対せず、クールな対応をしているのだ。一日中働いているソンウクは、子供の教育に全てをかけているような教育ママの妻がおり、家具などをみると中流家庭のようにみえる。仕事の量を減らして音楽をすることを妻に打ち明けたとき、妻は猛反対して子供を置いて実家に帰ってしまうのだ。ギヨンに家事を助けてもらいながら、ソンウクは仕事も音楽もしている。子供がまだ小さいこともあり、ソンウクの行動の有無に関心がないことが救いだったかもしれない。ソンウクの家庭は崩壊寸前の状態なのだ。ヒョクスは、メンバーの中では裕福であるが、妻と子供がカナダにいることで単身生活をして寂しい日々が続いている。更に悪いことに妻との電話でのやりとりを見ていれば直ぐに気づくと思うが、妻にはカナダに男がいるような感じで、離婚を言われてしまうのである。ヒョクスの家庭は崩壊してしまった状態なのだ。

三つの家庭を詳細にみせて、それぞれ違いがあり、現状維持と家庭崩壊寸前と家庭崩壊という三パターンの見せ方をコメディ要素も踏まえて丁寧に描いている。ソンウクが妻に自分の人生を語るところは、誰もが内心で感じているところで、オヤジ世代には共感できるところであろう。ギヨン、ソンウク、ヒョクスの子供たちがまだ学生や幼児であるから、子育ての点では自分の時間が制限されるのは仕方がないことだろう。オヤジたちに対して妻の視点と子供の視点も入れているところが現実味があって面白い。妻の視点は三人の妻の決断をみればわかり、子供の視点はオヤジのことをどちらかというと応援しているようにもみえるのだ。亡くなったサンウの息子ヒョンジュンは、初めはオヤジを否定していたが三人のバンドメンバーと接し、「活火山」というバンドの大きさを肌で感じることで、父サンウに対する考え方が変わっていくのがみえるのだ。ヒョンジュンが、亡くなったサンウが作曲した譜面をギヨンに渡し、歌詞を書いて欲しいと頼むところがよく、それを彼らが演奏するところはしびれるところだ。

人生の楽しさをポジティブに表現しているところに惹かれるところである。現実を受け入れながらも、前向きに生きて、人生の素晴らしさを表現するオヤジたちの姿に心が打たれるのだ。家庭に縛られた生活や思い描くような生活が出来ず、苦しい時に楽しくいこうという考え方を描いている。メイキング映像をみて、俳優たちがガチで演奏している姿をみたときは感動してしまった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2009-10-09 19:42 | 426.楽しき人生
韓国映画レビュー その412 「あなたは遠いところに」
『ラジオスター』『楽しき人生 (原題:楽しい人生)』の監督だから、音楽という共通アイテムをこの作品にいれている。今までの作品では男性の心情を上手に表現していたから、本作では女性の心情をどのように表現するのかに興味があった。

b0097051_18541775.jpgあなたは遠いところに
制作年:2008年
監督:イ・ジュニク
出演:スエ、チョン・ジニョン、チョン・ギョンホ、オム・テウン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


ベトナム戦争が激化している1971年の韓国。田舎村で農業をしているスニ(スエ)と姑(イ・ジュシル)は一緒に生活をして、スニの夫サンギル(オム・テウン)は軍隊に入隊しており、毎月スニはサンギルの面会に行っていた。ある日、キム上官(パク・ユノ)が意地悪でサンギルの愛人からの別れの手紙をみんなのいる前で朗読したことに怒り、サンギルはキム上官と殴り合いの喧嘩になり、それが原因でサンギルはベトナム戦争に参戦することになる。面会に行ったスニは、苛立っているサンギルがスニに対して視線を合わせず、愛についてきつい言葉を浴びせたことで、スニは心傷して自宅に帰った。少し時間が経ってから再び面会に行ったスニは、受け付けでサンギルがベトナムに赴任したことを知らされて驚いてしまう。スニは、サンギルに浮気している恋人がいることを知り、姑に話しても跡継ぎを産まないスニに対して冷たくあしらって愛人が子供を産んでくれればいいときつく突き放し、スニの実家に行っても一度嫁に行った者は戻れないと実父に叱られて突き放された。姑は、息子を激愛しているために一人でベトナムに行こうとしていたがスニに止められ、スニは自分の居場所(姑の家と自分の実家)が無いことを察知したことで自分がベトナムに行くと言って、サンギルの行方を探しに向かった。そこで、慰問公演団を募集している所に行って、なんとかベトナムに行けるように頼むが良い返事をもらうことができないでいた。そのとき、借金取りに追われ、バンドの女性ボーカルが妊娠したことでボーカル不在になって困っていたジョンマン(チョン・ジニョン)は、スニを代わりのボーカルとしてスカウトし、バンド仲間のギターのソンチャン(チュ・ジンモ)とドラムのチョルシク(シン・ヒョンタク)と一緒にベトナム行きの船に乗ることができた。果たして、ベトナム戦争に参戦している夫サンギルに会いに行くスニは再会することができるのか、激戦化したベトナムの地でバンド仲間と一緒に行動するスニにどのような運命が待っているのかというお話。

監督は、『王の男』『ラジオスター』『楽しき人生 (原題:楽しい人生)』のイ・ジュニク監督。
出演者は、田舎者の人妻スニと歌手活動時の芸名サニーを演じるのは『ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)』『夏物語 (原題:その年の夏)』のスエ、バンドマスターでサックスを担当するジョンマンを演じるのは『永遠の魂 (原題:星の光の中へ)』『楽しき人生 (原題:楽しい人生)』のチョン・ジニョン、ベースを担当するヨンドクを演じるのは『ハーブ』『永遠の魂 (原題:星の光の中へ)』のチョン・ギョンホ、スニの夫サンギルを演じるのは『私の恋』『私たちの生涯最高の瞬間』のオム・テウン、ギターを担当するソンチャンを演じるのは『正しく生きよう』『楽しき人生 (原題:楽しい人生)』のチュ・ジンモ、ドラムを担当するチョルシクを演じるのは『殴打誘発者たち』『GP506』のシン・ヒョンタク。

ベトナムの最前線で戦う夫サンギルに会うために、慰問公演団のメンバーに参加してベトナムの戦地を彷徨いながら、バンドメンバーと一緒に行動を共にして妻が夫を捜し続ける。妻が夫を戦場で捜すということだけなら、仲の良い夫婦を想像してしまうが、実のところは複雑な心境に追い込まれた妻スニ、浮気をして愛人と本当の愛をみつけたと思っていたが手紙でふられてしまった夫サンギル、このような設定から二人の心情をどのように読み取っていくのかを鑑賞者側が理解していかなければならないのだ。

バンドメンバーが集まる経緯としては、一度ベトナムで仲間を裏切って韓国に戻ってきて、再びジョンマンが新しいバンドでベトナムに行って金儲けしようとしている。ボーカルのジェニー(チョ・ミリョン)が妊娠してしまったことでベトナムに連れて行くことができなくなり、ダンスはできないが歌が上手いスニを加入させ、バンド仲間のギターのソンチャンとドラムのチョルシクでベトナムのサイゴン(現在のホーチミン)に行く。ジョンマンが演奏できる酒場に売り込みをしているときに、かつての仲間であったベースが弾けるヨンドク(チョン・ギョンホ)と再会し、過去の事で揉めたがバンド仲間に入れて演奏できる形ができていくのだ。

音楽面として、ボーカリストのスニ(芸名:サニー)がメキメキと上達していくのがみられるのだ。初めは英語詞の歌が歌えずにアメリカ兵からブーイングの嵐だったが、韓国軍のいる基地で韓国語で歌う母国の歌を披露していくうちに、ボーカリストとしての力をつけていき、お客である韓国兵たちを煽ったりとバンドとしての形がみえてくるのだ。終盤でみせるアメリカ兵たちの前で披露したパフォーマンスは圧巻であった。

ベトナム戦争を舞台にしていることで、アメリカが制作した多数の作品を鑑賞した経験がある。また、ベトナムが制作した作品も観たことがあるので、両方からみた視点をみたことで、ある程度理解しているつもりでいる。ベトナム戦争でアメリカ側に付いている韓国軍を主にした韓国映画も観たことはあるが、この作品においては主旨が過去の作風と違うので新鮮で面白さがある。敵のベトナム軍を極悪に描くのではなく、彼らを同じ人間として視点を向けている。スニがサイゴンでベトナムの少女が銃殺されたときの心情を描いたり、バンドメンバーたちがベトナム軍の捕虜になるところで彼らが献身的な行動をとっていたり、ベトナム軍がアジトで幼い子供たちに勉強を教えていたりと印象深い場面を描いている。アメリカ軍に対しては、「Give & Take」の関係にみえ、ときには冷酷な一面をみせているので、どちらかというと悪を描いているのはアメリカ軍のようにもみえる。韓国側としては、この戦争を金儲けとして利用しているのがみえみえなのだ。

戦争ドラマでありながら、アクション面を控えめで人間ドラマを濃厚に扱っている。バンドメンバーとの絆は、時間が経つごとに深まっていくのがみえるのだ。お金に異常なまで執着心があるジョンマンの心が動いたり、中立的な立場でいるヨンドクがスニの味方をしたり、冷静なソンチャンやムードメーカーのチョルシクも徐々にグループとして一体感が生まれているのがみえる。バンドメンバーたちは、スニを女性という扱いでなく、本当の仲間として対等に扱っており、寝床も一緒で男女の区別がないところの描き方がよかった。

そして、スニがサンギルに対しての想いをみせているのはラストシーンの行動であろう。スニは、車での移動中は常に考え事をしていたり、葛藤している姿をみせているのが伏線になっているのかもしれない。スニの想いは、多くの感情が混ざり合っているようにみえるのだ。明確な答えは伏せているようにしているから、鑑賞者側が読みとって各自で解釈するようにみえる。最後の面会のとき夫サンギルが妻スニに告げた最後の言葉の答えを態度で応えたもの、1970年代の田舎の伝統的通念で恋愛結婚でなくお見合い結婚のようにみえたことで妻スニが夫サンギルへの愛を確かめる自己確認、妻スニが夫サンギルに自分の存在意義を証明するための行動、意固地になって起こした行動、様々な解釈が出てくると思われ、鑑賞者に深く考えさせるためにあのようなラストシーンをみせているようにも感じる。個人的には、上述の幾つかのものが重なり合ったものだと感じられた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★★
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by nameinuuuu | 2009-08-20 19:16 | 412.あなたは遠いところに
韓国映画レビュー その240 「永遠の魂 (原題:星の光の中へ)」
早速、東京国際映画祭で鑑賞してきたこの作品のレビュー。監督と主演のチョン・ギョンホがティーチ・インに来ていたこともあって意外と観客がいた。考えながら鑑賞する人にはおもしろいかもしれない作品。だから、個人的には気に入った作品である。チョン・ジニョンが脇役と思いきや随所に出てきて準主役級に出演しているのが驚きである。このような作品のティーチ・インって監督に質問が集中するだろうと感じていたが、そのとおりで女性司会者がチョン・ギョンホに気をつかっていたのが印象的にみえた。

b0097051_0161418.jpg永遠の魂 (原題:星の光の中へ)
制作年:2007年
監督:ファン・ギュドク
出演:チョン・ギョンホ、キム・ミンソン、チャ・スヨン、チョン・ジニョン
ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー、ホラー
鑑賞:第20回東京国際映画祭


大学教授のスヨン(チョン・ジニョン)は、ある教室で生徒たちに昔の初恋の話しをせがまれて、1970年代の独裁政権時代の思い出話しを語り始める。ドイツ文学科を専攻していた当時大学生スヨン(チョン・ギョンホ)は、隣りの席に座っていた快活であるが不思議な雰囲気をもつ女子大生ピッピ(キム・ミンソン)と知り合う。無垢なスヨンは、いつしかピッピの魅力に惹かれていったが、校内でデモを率先して誘導するピッピは、校内で飛び下り自殺をして亡くなった。その後、スヨンはピッピの死に悲しんでいたが教室で死んだはずのピッピと再会する。普通に話しかけてくるピッピから、家庭教師のアルバイトがあることを聞かされたスヨンは、学校のアルバイト情報の掲示板から連絡先に電話をして交渉する。ある男から高校生の妹スジ(チャ・スヨン)の家庭教師をしてほしいと頼まれて、ソウルの鍾路にあるスジの豪邸を訪れる。英語と数学を真面目に教えるスヨンであるが、スジの態度やスジ家の不思議な様子に困惑する。何時しか、スヨンはスジのことが気になるようになり、スジもスヨンのことが気になるようになっていった。ある日、いつも通りスヨンはスジに数学を教えていたとき、以前教えた問題が解けないことに復習しているのかとノートをめくったときに男女がキスをしている絵が描かれており、気まずい雰囲気になった二人は授業を中止してスヨンは帰宅した。その後、スヨンの身にあらゆる不思議な現象が起こるなか、スジとの関係はどのようになっていくのかというお話。

監督は、『今私たちは愛したい』『チョルス、ヨンヒ』のファン・ギュドク監督。出演者は、大学時代のスヨンを演じるのは『暴力サークル』『ハーブ』のチョン・ギョンホ、女子大生ピッピを演じるのは『アフリカ』『下流人生』のキム・ミンソン、女子高生スジを演じるのは本作スクリンデビューのチャ・スヨン、女子高生スジの兄を演じるのはキムC、大学教授のスヨンを演じるのは『達磨よ、ソウルへ行こう』『王の男』のチョン・ジニョン。

現在大学教授になっているスジンと過去大学生時代を振り返るスジンという2つの時間軸にストーリーが展開されて、過去の恋愛や出来事や不可思議な現象がどのようなものだったのかを時間軸を頻繁に飛ばしながら進める。

大学教授のスヨンが授業を中断して自分の大学時代に経験した恋の話しと不思議な現象を体験したことを生徒たちに話すところから始まっていく。大学生のスヨンは、真面目にドイツ文学の授業を受けており教授がドイツ語を韓国語に訳すのを懸命にノートを取っている一方で、隣りに座る女子大生ピッピは教科書を閉じてノートも取らずに堂々とした態度をとっており、教授に教科書の文章を訳すように指されてもスラスラとドイツ語を訳す。この光景はピッピという女の子がどんな子なのかと興味津々になるところだ。授業終了後に外のベンチに座るスヨンに近づくピッピの行動や言動もある意味で「不思議ちゃん」っぽいのだ。スヨンとピッピの関係は、友人関係なのだがスヨンはピッピに少しずつ惹かれていく姿をみせているので恋に発展していきそうなときに、ピッピは校内でデモを誘導するような行動をとり、多くの学生や教師そしてスヨンがみているなかで飛び下り自殺をして亡くなるのである。だが、すぐにスヨンのまえに何もなかったかのようにピッピが現れるところにこの作品の本質がみえてくるのだ。

1970年代の政治情勢が過激に表現されており、国歌が流れれば胸に手を当てて聞いたり、それに背くと反政府の極悪人扱いする始末だ。教師が生徒に馬乗りするようにして取り押さえる姿で張り詰めたピリピリ感が伝わってくる。このような空気の中で、校舎の上階で拡声器を持って叫ぶピッピはまさにデモの仕掛け人にみえるであろう。ピッピの行動は政府に向けて叫んでいないのは台詞をきいていればわかるところで、今後の展開にどのように影響してくるのかがストーリーの前触れにもなっている。

自殺後に現れるピッピは、死人であり、スヨンの目の前にいるのは幽霊に相当する。ピッピの言葉によってスヨンは行動をしていき、スジの兄の依頼で妹スジの家庭教師のアルバイトを始めることで、二人は知り合い、お互いが惹かれ合っていくのである。「ある不思議なシーン」が挿入されており、スヨンにとって運命的な出来事が後々みえてくるのである。「ある不思議なシーン」をみたときからずっと気になっていたので、もしスヨンが「ある状態」であるなら、あの「ある不思議なシーン」しか原因が浮かばなかったので伏線の仕方としては上手さがみえた。この作品は、不思議な現象のオチを途中でばらしていく手法で、それを複数回続けており、毎回伏線を張っていたので結構手が込んでいる。だが、オチをばらす前に早い段階で見破ってしまったが、かなり集中して考えながら鑑賞していたからわかっただけなのかもしれない。ドイツ文学の授業も単なる聞き流すのでなく、授業で話されている文学の意味を考えながらきいていると、この作品で起こっていることのヒントに繋がっている。

あるシーンでピッピ自身が死んでいることをスヨンに打ち明けて、49日間は魂が彷徨い続けることを説明するところでは、仏教の考えが示されている。このあたりは、チョン・ウソン&キム・テヒ主演の『中天』を思い出してしまうところでもあった。「49」をキーワードにしているのはわかり、ある意味伏線としていたのがスヨンが掛け算の7の段をつぶやくところなのかと思われた。

東京国際映画祭の作品解説として、耽美的な幻想ホラーとして紹介しているが、「生と死」を扱っているところや終盤をみて、このような表現をしているのであろう。内容としては、基本ラインはラブストーリーであって、不可思議現象を随所に解答していくサスペンス要素や非現実的なファンタジー、そして科学では説明できないホラー要素をミックスした感じだろうか。

不可思議な現象は、それぞれ映像にヒントがあったので、かなり早い段階でトントン拍子で解っていったが、終盤の纏め方は3パターンを予想していて、その1つが的中した形であった。大学教授のスヨンを演じるチョン・ジニョンがどのような存在であるのかを考えていたら、自然と結末がみえてきた。外した2つのパターンは、1つは登場人物全員が「ある状態」というオチ、もう1つは輪廻の概念で後世で結ばれるオチ。外した2つのパターンは、ホラージャンルであるなら本命なところであろうが、本作品に関しては適さないであろうと感じていた。ティーチ・インでファン・ギュドク監督が、シナリオ制作に3年を費やしたことを恥ずかしそうに述べていたが、決して恥ずかしいこととは思わないし、骨組みがしっかりとしたシナリオであると感じた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2007-10-23 00:42 | 240.永遠の魂
チョン・ジニョン
b0097051_13135095.jpgチョン・ジニョン
정 진영
1964年10月16日生

<映画出演作品>
b0097051_1314924.jpgテロリスト 哀しき男に捧げる挽歌
制作: 1995年韓国  監督: キム・ヨンビン
出演: チェ・ミンス、イ・ギョンヨン、ヨム・ジョンア、ホ・ジュノ 他
b0097051_13141916.jpgグリーン・フィシュ
制作: 1997年韓国  監督: イ・チャンドン
出演: ハン・ソッキュ、ムン・ソングン、シム・ヘジン 他
b0097051_13143053.jpg約束
制作: 1998年韓国  監督: キム・ユジン
出演: パク・シニャン、チョン・ドヨン、チョン・ジニョン 他
b0097051_13144232.jpgリング・ウィルス (原題:リング)
制作: 1999年韓国  監督: キム・ドンビン
出演: シン・ウンギョン、チョン・ジニョン、ペ・ドゥナ 他
b0097051_13145437.jpgアウトライブ (原題:飛天舞)
制作: 2000年韓国  監督: キム・ヨンジュン
出演: シン・ヒョンジュン、キム・ヒソン、チョン・ジニョン 他
b0097051_1315918.jpgミラクル・サッカー
制作: 2000年韓国  監督: パン・ソンウン
出演: チョン・ジニョン、チョ・ジェヒョン 他
b0097051_13152099.jpgガン&トークス
制作: 2001年韓国  監督: チャン・ジン
出演: シン・ヒョンジュン、シン・ハギュン、ウォンビン、チョン・ジェヨン 他
b0097051_13154016.jpg達磨よ遊ぼう
制作: 2001年韓国  監督: パク・チョルグァン
出演: パク・シニャン、チョン・ジニョン 他
b0097051_13155338.jpgワイルドカード
制作: 2002年韓国  監督: キム・ユジン
出演: ヤン・ドングン、チョン・ジニョン 他
b0097051_1316641.jpg黄山ヶ原
制作: 2003年韓国  監督: イ・ジュニク
出演: パク・チュンフン、チョン・ジニョン 他
b0097051_13161892.jpg達磨よ、ソウルへ行こう
制作: 2004年韓国  監督: ユク・サンヒョ
出演: シン・ヒョンジュン、チョン・ジニョン 他
b0097051_13164581.jpgチョルス、ヨンヒ
制作: 2005年韓国  監督: ファン・ギュドク
出演: パク・テヨン、チョン・ハウン 他
b0097051_13165763.jpg王の男
制作: 2005年韓国  監督: イ・ジュニク
出演: カム・ウソン、チョン・ジニョン、カン・ソンヨン、イ・ジュンギ 他
b0097051_1317895.jpgとかげの可愛い嘘 (原題:トカゲ)
制作: 2006年韓国  監督: カン・ジウン
出演: カン・ヘジョン、チョ・スンウ 他
b0097051_13172040.jpg三番目の視線
制作: 2007年韓国  監督: チョン・ユンチォル
出演: チョン・ジニョン、キム・テウ、チョン・ヘジン 他
b0097051_13173337.jpg飛べ ホ・ドング
制作: 2007年韓国  監督: パク・ギュテ
出演: チョン・ジニョン、、チェ・ウヒョク 他
b0097051_23293126.jpg永遠の魂 (原題:星の光の中へ)
制作: 2007年韓国  監督: ファン・ギュドク
出演: チョン・ギョンホ、キム・ミンソン、チャ・スヨン 他
b0097051_23374051.jpg楽しき人生 (原題:楽しい人生)
制作: 2007年韓国  監督: イ・ジュンイク
出演: チョン・ジニョン、キム・ユンソク、キム・サンホ、チャン・グンソク 他
b0097051_10374244.jpgあなたは遠いところに
制作: 2008年韓国  監督: イ・ジュニク
出演: スエ、チョン・ジニョン、チョン・ギョンホ、オム・テウン 他
b0097051_1771640.jpgイテウォン殺人事件
制作: 2009年韓国  監督: ホン・ギソン
出演: チョン・ジニョン、チャン・グンソク 他
b0097051_153591.jpg平壌城
制作: 2010年韓国  監督: イ・ジュニク
出演: チョン・ジニョン、イ・ムンシク、リュ・スンニョン 他
b0097051_054896.jpg特捜本
制作: 2011年韓国  監督: ファン・ビョングク
出演: オム・テウン、チュウォン、チョン・ジニョン、ソン・ドンイル 他
b0097051_10401732.jpg絆創膏
制作: 2012年韓国  監督: チョン・ギフン
出演: コ・ス、ハン・ヒョジュ 他
b0097051_10403259.jpg7番房の贈り物
制作: 2012年韓国  監督: イ・ファンギョン
出演: リュ・スンニョン、パク・シネ、オ・ダルス、パク・ウォンサン 他
b0097051_10404578.jpg毒種
制作: 2013年韓国  監督: パク・ヨンフン
出演: チョン・ジニョン、チャン・ヒョク 他
b0097051_14385757.jpgチラシ
制作: 2013年韓国  監督: キム・グァンシク
出演: キム・ガンウ、アン・ソンギ、チョン・ジニョン 他

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by nameinuuuu | 2007-07-07 10:56 | 俳優_FILE
韓国映画レビュー その160 「王の男」
現在日本で劇場公開中の本作品。案の定、日本での成績は惨敗である。公開開始週のぴあの満足度ランキングでは9位。もう韓流ブームも終焉を向かえているのだから当たり前の結果にみえた。しかも日本の一般人が知っているような知名度のある有名俳優が出演してないときてはもうダメぽよ。やっと韓国映画を鑑賞する人が固定客になってきたという傾向なのだろうか。でも、ぴあのランキングに反して意外におもしろいと主張しておく。そしてこの作品は、1回目よりも2回目の鑑賞の方が味がでていた。一応はDVDで1回鑑賞済みであるが、一度観ていることで序盤から中盤の流れが明確になり手が込んでいると感じる。

b0097051_16582064.jpg王の男
制作年:2005年
監督:イ・ジュニク
出演:カム・ウソン、チョン・ジニョン、カン・ソンヨン、イ・ジュンギ
ジャンル:歴史ドラマ
鑑賞:一般上映 (日本)


16世紀初頭、旅芸人チャンセン(カム・ウソン)と相棒の女形コンギル(イ・ジュンギ)は、素晴らしい芸によって田舎町で観客を魅了した。その土地の有力者がチャンセンたちの座長に金を払い、コンギルの美しさに惹かれて一夜を共にしようとしたがチャンセンが助け、二人が逃げる際にチャンセンがやられそうになったのでコンギルが座長を刺し殺した。二人は漢陽に行き、そこで芸人仲間になったユッカプ(ユ・ヘジン)、チルトゥク(チョン・ソギョン)、パルボク(イ・スンフン)とで、宮廷を皮肉った芝居をして人気を集めたが、侮辱罪で逮捕されてしまう。重臣に「王を笑わせることができれば、侮辱ではない」と反論したチャンセンたちは、宮廷に連れて行かれて王ヨンサングン(チョン・ジニョン)のまえで芸を披露する。王のまえでガチガチに緊張した彼らの芸で、ピクリとしない王や重臣たちに宮廷内は凍りついた空気になったところにコンギルの気転を利かせた演技によって、王は我慢できず笑いだし、彼らを気に入った王は宮廷に住ませて彼らは宮廷で芸をするようになる。だが、最下層の芸人が宮廷に招かれたことが、重臣たちや愛妾ノクス(カン・ソンヨン)には気に入らなかった。王はコンギルの美しさに惹き込まれていき、コンギルを独占して愛妾ノクスの嫉妬を煽る。重臣たちや愛妾ノクスの陰謀と策略に巻き込まれていくチャンセンやコンギルに何が起こるのかというお話。

監督は、『キッド・カップ』『黄山ヶ原』のイ・ジュニク監督。出演者は、リーダー的存在の芸人チャンセンを演じるのは『Rポイント』『スパイダー・フォレスト 懺悔』のカム・ウソン、チャンセンの相棒芸人で女形コンギルを演じるのは『僕らのバレエ教室(原題:バレエ教習所)』『ホテルビーナス(日本映画)』のイ・ジュンギ、王様のヨンサングンを演じるのは『ワイルドカード』『達磨よ、ソウル行こう』のチョン・ジニョン、愛妾ノクスを演じるのは『このまま死ねない』のカン・ソンヨン、臣下のチョソンを演じるのは『天国からのメッセージ(原題:幽霊が住む)』『強力3班』のチャン・ハンソン、チャンセンらの芸人仲間ユッカプを演じるのは『コースト・ガード(原題:海岸線)』『達磨よ、ソウル行こう』のユ・ヘジン。

史実とフィクションが混ざった朝鮮王朝時代の宮廷での物語だ。韓国国内で大ヒットをして大鐘賞で賞を総なめにした作品である。当時の歴史を知らなくても楽しめるように構成されているが、外国人が鑑賞するには多少の朝鮮王朝時代の歴史知識を持っているとより楽しめるであろう。実際の歴史上のヨンサングン、宮廷のお決まり、身分階級、京劇などである。

チャンセンとコンギルが漢陽に来てから、二人の芸のレベルに関心して芸人仲間になったユッカプ、チルトゥク、パルボクの出会いが大きい。この三人から知恵を得たチャンセンが宮廷を皮肉った芝居がヒットして、瞬く間に宮廷で暮らせるまで成り上がったのだから。宮廷に暮らす彼ら芸人たちに腐敗した宮廷内の重臣たちを王に打ち明ける(今風に言えばぶっちゃける)ように仕掛けたのが臣下のチョソンなのだ。チョソンからの知恵によって今度は宮廷内の重臣たちを皮肉る劇をするのだが、劇中は宮廷内は完全に凍りついており、王だけが高笑いしている。この場の空気がかなり笑えて、重臣たちの緊張する表情、困惑するチャンセンやコンギルら芸人たち、子供のような表情になりいきなり引き締まる表情に変わる王。

今度は宮廷内の隠された過去を披露することで王の心を乱す。王が幼い頃に母親である尹妃が服毒自殺させられる過程を劇にして、王の母への思いが強くなっていき、毒を盛った実行犯の女たちはその場で王に剣で斬り殺され、尹妃殺害を命令した王の祖母はその場で倒れてショック死してしまう。劇をするたびに死者がでるというこの出来事に面白さがある。王の傍若無人な行動に完全に引いてしまうチャンセンら芸人たちの引きつった表情や態度がおもしろく描かれている。このような出来事で完全に重臣たちから敵にされたチャンセンら芸人たちは、狩りの遊びの際にコンギルが重臣たちに本物の矢で殺されそうになる。重臣たちが厄介になった芸人たちを排除するために仕組んだ罠であるが、なんと救世主が王なのだ。

重臣たちだけでなく、愛妾ノクスの存在が大きい。王が男のコンギルに惹かれていくのが許せない態度がみえる。王が美しい男に惚れるということが同性愛映画としても注目を浴びた作品であるが、実際のところはベッドシーンのようなものはなく、「プラトニック同性愛」なのだ。コンギルへの嫉妬が高まり、ノクスはある陰謀を仕掛けコンギルをはめるのである。
人間の憎悪を上手く表現している。

芸人たちにスポットが当たりがちであるが、この作品を魅力的にしているのが王の心境なのだ。幼くして王になったこと、鳥籠に閉じ込められたような生活をしていること、王なのに権威がなく前王を崇拝する重臣たちの操り人形になっていること、母親が亡くなった深い傷をもつこと、宮廷生活によって捻くれてしまった性格が見事に演じられている。冷静に鋭い眼光でみつめる表情と高笑いするようなお茶目な表情のギャップをうまく描かれて笑えるのだ。子供のまま大人になってしまったような王の傍若無人や極悪非道も描かれている。王の母親に毒を盛った女たちを斬るシーンはもっと血を噴出すような映像を入れてもよかった気がする。王の怖さを見せつけるには格好なシーンだからだ。

なんといっても序盤から終盤までみせてくれるチャンセンとコンギルの友情だ。あうんの呼吸でみせる綱渡りや演劇でもわかるはずだ。毎度王に呼ばれるコンギルを心配するチャンセンの仕草、チャンセンを信頼しているコンギルは終盤に総決算のようにみせてくれる。

個人的に歴史ものが好きだから楽しめるが、これを日本では韓国国内のような大ヒットは難しいであろう。韓国人が朝鮮王朝時代の予備知識があるから韓国国内で受けたのだが、外国で一般受けするのは厳しく感じる。アクロバティックな綱渡りや演劇の映像美よりも、芸人たち、王、愛妾ノクス、重臣たちの心境を繊細に表現しているのがこの作品の見所であると感じた。


【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2006-12-18 17:29 | 160.王の男
韓国映画レビュー その153 「約束」
以前にVCDで鑑賞したが最近DVDを購入して再鑑賞したのでこの作品のレビューをアップする。最近はリアルタイムな作品ばかりアップしていたので、このような作品もたまにはアップしたい。

b0097051_1111527.jpg約束
制作年:1998年
監督:キム・ユジン
出演:パク・シニャン、チョン・ドヨン、チョン・ジニョン
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:韓国版VCD


何者かに襲われ重傷で病院に担ぎ込まれるヤクザのボスのサンドゥ(パク・シニャン)。彼の周りはヤクザばかりで囲まれ、医者や看護婦も参っていた。サンドゥを担当する女医師ヒジュ(チョン・ドヨン)は、他の患者と同様に彼を扱い治療をする。そして、包帯だらけの患者であったサンドゥが初めて包帯をとったところ、隠れていたサンドゥの澄んだきれいな目が現れた。そんな彼女は彼を好きなり、また彼も彼女のことが好きになる。ヤクザと医者という違う世界に生きる二人が付き合いだしたが、対立組織がヒジュの情報を掴みサンドゥを揺さぶる。ヒジュの危険を感じてサンドゥは別れたが、ヒジュは諦めきれずにサンドゥのもとに戻る。ヒジュのためにヤクザの世界から離れる決心をつけたときに、サンドゥがヒジュの父の葬式に出席している間に自分の組織が襲撃され、その復讐のためにサンドゥは対立組織に乗り込み幹部3人を殺害する。果たし、今後サンドゥとヒジュはどのようになっていくのかというお話。

監督は『あなたが女というだけで』『おせっかいはNO,愛はOK』で賞をとったキム・ユジン監督。出演者は、ヤクザのボスのサンドゥを演じるのは『モーテル・カクタス』『手紙』のパク・シニャン、女医師ヒジュを演じるのは『接続』のチョン・ドヨン、サンドゥの右腕ギタクを演じるのは『テロリスト 哀しき男に捧げる挽歌』『グリーンフィッシュ』のチョン・ジニョン。

前半と後半とで大きくストーリー展開が変わっていく。前半は、恋愛下手なサンドゥがヒジュを口説くといったコメディ要素を含んでいる。サンドゥが入院中にヒジュがサンドゥに対して医療ミスで間違った薬を投与していたことで謝罪をしていたが、サンドゥは怒るどころか彼女にストッキングが伝線していることを小声で伝えて笑いで返す。その夜にサンドゥの部下からヒジュの自宅に贈り物が届けられたのが、花束とストッキング。退院後、部下を使って様々な物品でヒジュの心を射止めようとするがヒジュは素っ気なく交わしていく。サンドゥの真っ直ぐな気持ちに惹かれていったヒジュ。後半は、サンドゥとヒジュが別かれなければならない悲しい恋が待っている。ヤクザとして生きてきたサンドゥであるからこそ部下との義理人情が大きな壁になる。

サンドゥという人間の大きさがこの作品全体に表れている。ヤクザのトップとしての人格もあり、部下からは慕われており、また部下を思いやる気持ちがある。女性に対しては不器用であり、ヒジュに接するときはヤクザの風貌がみえない純粋な男である。このバランスが、この作品におもしろさを引き出しているのであろう。ヒジュの視点からもうまく描かれており、サンドゥが彼女の身の危険から一方的に別れを告げても揺れ動く気持ちが抑えられないで会いにいく姿。心は繋がっているが別れてはくっつくを繰り返すメロ路線だ。

大きな分岐点としては、サンドゥの側近部下ギリャン(チョ・ソンムク)が対立組織に殺されたことで、復讐のためにサンドゥが一人で対立組織に乗り込み幹部3人を殺害するシーンだ。もう一人のサンドゥの側近部下ギタク(チョン・ジニョン)がボスを守るために自ら罪を被る。影の主役は、チョン・ジニョン演じるギタクだ。ここぞというタイミングでいつもサンドゥやヒジュのまえに現れて、二人の関係を常に近づけている。ギタクにとっても過去にサンドゥから助けてもらった義理人情を強く持っているのである。ギタクは妻や三人の子供という幸せな家庭があるが、全てを棄ててもボスを守る気持ちには感動する。ギタクのボスへの忠誠心もそうだが、組織のこと、ヒジュのこと、全部を支えるサンドゥの右腕だ。

終盤の教会でのシーンがクライマックスになっている。詳しいことは伏せておき、鑑賞して味わってもらいたい。サンドゥとヒジュの決断、二人の約束、ギタクへの人情といったところだ。

なかなか、日本で一般上映されない作品で映画祭ですら上映されない。昨今、つまらない古い作品がDVD化されるなか、このような過去の名作が日本に入ってこないのが不思議である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2006-11-30 11:21 | 153.約束
韓国映画レビュー その140 「ワイルドカード」
b0097051_106364.jpgワイルドカード
制作年:2003年
監督:キム・ユジン
出演:ヤン・ドングン、チョン・ジニョン、ハン・チェヨン、キ・ジュボン
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ
鑑賞:コリアンシネマウィーク2003


地下鉄駅で強盗殺人事件が発生して中年女性の死体が発見された。強力班刑事オ・ヨンダル(チョン・ジニョン)とパン・ジェス(ヤン・ドングン)は直ちに捜査に着手する。地下鉄の防犯カメラから犯人は四人であることがわかったがあまりに情報が少ない。そして、同じような手口で老人男性が犯人たちに強盗目的で殺され、犯人たちは通りかかった女性を強姦した。強姦された女性からの証言でモンタージュを作ったが、捜査に進展がない。これ以上の犠牲者を防ぐために、ヨンダルとジェスは、暴力団サンチュン(イ・ドギョン)の組織を接収して、暴力団の組織網を利用して犯人の手がかりを得ようとする。強盗殺人を重ねている四人組の凶悪犯達を追う刑事ドラマのお話。

『あなたが女というだけで』『約束』などを手掛けたキム・ユジン監督の作品。無鉄砲に突っ走る若いジェス刑事を演じるのは『海辺に行く』『受取人不明』のヤン・ドングン、ジェス刑事の相棒の先輩ヨンダル刑事を演じるのは『約束』『ガン&トークス』のチョン・ジニョン、ジェス刑事の憧れの女性カン・ナナを演じるのは『REC』のハン・チェヨン、強力班の課長を演じるのはキ・ジュボン、先輩刑事チルスンを演じるのはキム・ミョングク。

昔ながらの刑事モノで、足で情報をとり、暴力団との関係もあり、暴力を使っての取調べもありといったもの。若いジェス刑事は熱い心を持つ刑事で犯人逮捕なら後先考えないで行動する。その相棒が先輩ヨンダル刑事であるが、ジェス刑事にとってストッパーになっているが、実は彼の方が無茶なことをしているのが笑える。犯人の四人組の視点と刑事の視点の両方からストーリーが進んでいくために、初めから犯人が誰だかわかっており、サスペンスのような誰が犯人かという推理がないので気楽に鑑賞できる。犯人たちの理不尽な殺しには恐怖もあり、殺し方も鉄球を頭に叩きつけるやり方は非常に酷い。

そうゆうなかで、ジェス刑事は憧れている女性がいていつも職務質問している。それがカン・ナナなのだが、実は彼女は鑑識の警官というのが殺人現場でわかる。不細工刑事ジェスのロマンスがあるかと思えば、惚れた女が実は若いキャリア警官という。警官であるとわかるのが後半なのでそこまで引っ張ったのはなかなかいい構成にしている。ロマンスも含んでいるがこれはちょっとしたスパイスにすぎず、やはりアクションが主体になっている刑事モノで犯人をひたすら追う。

暴力団サンチュンが刑事たちよりも早く犯人を捕まえて、過去の罪を帳消しにしてもらおうとするのがおもしろい。あの手この手と情報を手に入れようといろんなことを考えるが空回りしているからだ。でも有力な情報は彼らから出たのが、彼らの存在意義を示している。

終盤の犯人を追い詰めるところは、刑事たちのヒューマンドラマになっている。先輩刑事チルスンのミスによって犯人に逃げられそうになったことで若いジェス刑事が本気で怒ったり、チルスン刑事には過去の事件でトラウマがあったり、課長が犯人を追うために高所の建物から飛び降りて怪我をしたりと主役二人以外にもスポットがあたっている。ラストで犯人に向けてジェス刑事が発砲するシーンがあるが、よくみるとジェス刑事の首筋や顔は鳥肌がたっているのがわかる。緊迫したシーンのため芝居なのか単に寒くてなのかはわからないが、クライマックスはよく出来たシーンである。

事件事態は、かなり重い内容で、若者の無差別殺人であり殺し方も残酷であるが、真剣の中に笑いを含めて、コメディの要素を取り入れている。そして、二人の刑事の友情あり、強力班刑事たちのヒューマンドラマにもみえる。チョン・ジニョン、ヤン・ドングンの起用は、犯人より凶悪に見え、ヤクザよりもヤクザっぽい風貌であるからだと監督が言っていた。この作品は実力者の彼らの演技でこそ成し得ることである。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2006-10-20 10:18 | 140.ワイルドカード
韓国映画レビュー その96 「リング・ウィルス (原題:リング)」
東京国際映画祭の特集で「リメイクと呼ばれる創造」とあり、この『リング・ウィルス』が上映することになった。韓国国内のみ上映するために作られたため、日本で上映するのは最初で最後になるらしい。率直な感想としては、韓国国内だけで封印して欲しかった。

b0097051_11442283.jpgリング・ウィルス (原題:リング)
制作年:1999年
監督:キム・ドンビン
出演 シン・ウンギョン、チョン・ジニョン、ペ・ドゥナ、キム・チャンワン
ジャンル:ホラー
鑑賞:第16回東京国際映画祭


新聞記者ホン・ソンジュ(シン・ウンギョン)は,姪のサンミの突然の死に疑問を抱く。サンミと一緒に旅行に行ってきた三人の友達も同時間に皆心臓まひで死んだ。ソンジュは、彼女たちの死に不吉を感じ、一方死体を検査したチェ・ヨル(チョン・ジニョン)もやはり疑問を抱く。事件を追跡していたソンジュは彼女たちが泊ったホテルで、奇怪な映像と一緒に「お前たちは一週間後この時間に死ぬ。生きたければこれを実行しろ」という命令が録画されたビデオテープを発見する。7日間の期限で確実に死に追い込むという呪いのビデオのお話。

日本映画『リング』の韓国版である。監督は、本作が第二作目のキム・ドンビン。出演者は、主人公の新聞記者ソンジュを演じるのは『若い男』『娼』のシン・ウンギョン、解剖医ヨルを演じるのは『グリーン・フィシュ』『約束』のチョン・ジニョン、日本版でいう貞子に値するウンソを演じるのは本作品がスクリンデビューのペ・ドゥナ。
日本の大衆文化が解禁された1998年に企画され、まだ様々な制約条件が多くあり、自由には日本映画を公開できなかった1999年6月に韓国公開された。もともと、韓国国内でしか上映しないことで製作されたものである。

オリジナルの日本版と比較すると、ストーリーはほぼ同じであるが、端下りすぎていてこれでは韓国人の観客はわからないであろう。韓国国内でも「リング」の本はかなり売れたので予備知識があることが前提で製作されている感じも受ける。不思議な現象を捜査するソンジュの人間関係たちとの繋がりをもっと明白に表現する必要がある。日本版でいう貞子に値するウンソをもう少し説明を追加すること。

細かい設定で違うのは、主人公の子供が息子→娘、相棒は元亭主→他人、貞子を殺した人物は父→通りすがりの男、サイコメトラーの元亭主→主人公、など。呪いのビデオの映像は、ひどく、恐怖感の欠片もなく、この映像を解析してストーリーが進むのにこれでは不可能である。呪いのビデオは「リング」の生命線であるから綿密に作ってほしい。リメイクの完成度としては中途半端で、ハリウッド版のリメイクの方がはるかに出来がよい。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
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by nameinuuuu | 2006-07-18 00:08 | 96.リング・ウィルス