韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
にほんブログ村ranking
にほんブログ村 映画ブログ 韓国映画へ
アナザー・カテゴリ
カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
758.同い年の家庭教師レッスン2
759.容疑者X
760.会社員
761.カエル少年失踪殺人事件
762.未確認生命体
763.超能力者
764.青い塩
765.家を出た男たち
766.間諜
767.ヨンガシ
768.隣人
769.私が殺人犯だ
770.共謀者
771.魔法のカメラ
772.リターン・トゥ・ベース
773.出藍の誉れ
774.愛のジャンケン
775.Departure
776.REC
777.蛍の光
778.2度の結婚式と1度の葬式
779.マネキンと手錠
780.テレビを当てよう!
781.禁じられた愛
782.フェティッシュ
783.りんご畑で
784.おばあちゃんの海
785.かげろう
786.淡い期待
787.俺らヒップホップボーイズ!
788.彼女
789.審判
790.Jury
791.あの夏、突然に
792.南へ
793.白夜
794.西遊記リターンズ
795.スンピル失踪事件
796.怪盗ホン・ギルドン一族
797.私とS4の話
798.バービー
799.ドント・クライ・マミー
800.新世界
801.容疑者S
802.もう我慢できない
803.空と海
804.愛が怖いっ!
805.敵との初恋
806.ミス・ギャングスター
807.大韓民国1%
808.美人占い師
809.家門の栄光4 家門の受難
810.泥棒たち
811.男子取扱説明書
812.怪しい隣人たち
813.決闘の大地で
814.セーフ
815.起爆
816.レッド・ファミリー
817.少年とひつじ
818.D-24
819.夏の終わり
820.家族_短編
821.九月が終わる時
822.人生は塞翁が馬
823.生きとし生けるもの
824.月が欠けゆく時
825.生贄
以前の記事
2014年 06月
2014年 05月
2013年 11月
more...
メモ帳
☆My Link

なめ犬のとことん中国香港台湾映画

---------------------
☆お願い
コメント大歓迎です。
しかし、スパム系やアダルトサイトのコメントだけは、こちらの判断で削除させていただきます。
また、最低限のブログマナーを守らない場合や本ブログに多大な損害する行為がある場合は、こちらの判断で削除およびアクセス禁止にさせていただきます。
検索
タグ
(23)
(22)
(20)
(18)
(16)
(16)
(16)
(16)
(16)
(16)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(11)
(11)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
その他のジャンル
ブログパーツ
  • Please don't copy without the permission.
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
タグ:チョン・ジェヨン ( 16 ) タグの人気記事
韓国映画レビュー その769 「殺人の告白 (原題:私が殺人犯だ)」
b0097051_1873088.jpg殺人の告白 (原題:私が殺人犯だ)
制作年:2012年
監督:チョン・ビョンギル
出演:チョン・ジェヨン、パク・シフ、チョン・ヘギュン
ジャンル:アクション、スリラー


2005年の初冬、連続殺人事件を担当している班長のチェ・ヒョング刑事(チョン・ジェヨン)は、突然帽子をかぶりマスクをつけた知らない男に襲われ、乱闘となった末に男を追い詰めるが、逆に男から攻撃されて腹をナイフで刺され更に左口角を横に傷つけられる。男は負傷しながら逃走し、路地裏に逃げる男にヒョング刑事が拳銃を撃ち続けた。連続殺人事件で母を殺害された被害者家族の息子チョン・ヒョンシク(リュ・ジェスン)は、ヒョング刑事の説得に応じることなく、アパートの屋上から飛び降りて、道路を走っていたバスのフロントガラスに衝突して亡くなってしまい、ヒョング刑事と彼の親族と一緒に遺骨を納める。15年前に起こった連続殺人事件の犯人を追っているチェ・ヒョング刑事は、独身のままで老母(ナム・ジョンヒ)と一緒に暮らしており、常に事件のことを考えている。そして、犯人が逮捕されないまま、連続殺人事件は時効を向かえてしまう。二年の月日が経ち、例の連続殺人事件の犯人だと名乗るイ・ドゥソク(パク・シフ)が記者会見をして、自叙伝を出版してベストセラーになる。ドゥソクは、甘い容姿と巧みな話術で世間で人気者になり、マスコミや女性たちから注目を集める。そして、ドゥソクは妻を殺害された被害者家族キム・ウォンジャン医師(パク・ウン)のところに、マスコミを連れて出向いて謝罪をする。15年間事件を追っていたヒョング刑事は怒りがおさまらないとき、警察署にドゥソクと彼を警護する警護員たちが訪れ謝罪にやってくる。連続殺人事件が時効になったからと云って、物事は終わることはなくドゥソクの命を被害者家族たちがグループを組んで復讐を始める。更にテレビ番組で討論会を開くことになり、ヒョング刑事や殺人犯ドゥソクらが招かれ質疑応答をしていく中、視聴者からの電話で質問を受けつけ、真犯人を名乗る人物から連絡があって事態が混乱する。時効を迎えた連続殺人事件の犯人はいったい誰なのかというお話。

監督は、『私たちはアクション俳優だ』のチョン・ビョンギル監督。
出演は、チェ・ヒョング刑事を演じるのは『ホームランが聞こえた夏 (原題:グローブ)』『カウントダウン』のチョン・ジェヨン、自称殺人犯イ・ドゥソクを演じるのは本作スクリンデビューのパク・シフ、謎の男ジェイを演じるのは『最後の狼』『シンソッキ・ブルース』のチョン・ヘギュン、ウリシーフードの会長で被害者家族ハン・ジスを演じるのは『英語完全征服』『グッバイ、マザー (原題:エジャ)』のキム・ヨンエ、前科者で被害者家族カン・ドヒョクを演じるのは『飛べ、ペンギン』『ビー・デビル (原題:キム・ボンナム殺人事件の顛末)』のオ・ヨン、タンクン(捕蛇人)で被害者家族を演じるのは『犯罪との戦争:悪い奴らの全盛時代』『凍える牙 (原題:ハウリング)』のキム・ジョング、タンクンの娘で被害者家族チェ・ガンスクを演じるのは『ガールフレンズ』『後宮:帝王の妾』のチョ・ウンジ、医師で被害者家族キム・ウォンジャンを演じるのは『公共の敵2』『オールド・ミス・ダイアリー 劇場版』のパク・ウン、ハン・ジスの息子で被害者家族チョン・テソクを演じるのは『僕の彼女のボーイフレンド』『アウトロー -哀しき復讐- (原題:無法者)』のチェ・ウォニョン、チェ・ヒョング刑事の老母を演じるのは『飛べ、ペンギン』『テンジャン (原題:味噌)』のナム・ジョンヒ、ハン・ジスの娘で被害者チョン・スヨンを演じるのは『宿命』のミン・ジア、被害者家族チョン・ヒョンシクを演じるのは『シルミド』『グッド・バッド・ウィアード (原題:良い奴、悪い奴、変な奴)』のリュ・ジェスン。

1986年から1990年の間に10人の女性が連続殺人の被害を受け、15年の月日が流れたことで事件は時効を向かえてしまう。2007年晩秋に突然犯人がテレビの生放送の記者会見で告白をし、自叙伝を出版し、犯人の証拠として刑事から肩に拳銃で撃たれたレントゲン写真と傷跡を公開することで真実味をみせている。犯人の容姿から何時しかマスコミは騒ぎ出してスター扱いする。連続殺人事件を担当していたヒョング刑事は、世間の目を目覚めさせようとドゥソクを軽蔑し、殺人犯をスター扱いするのをやめさせようとしていく。

連続殺人事件の被害者家族たちの復讐を序盤にみせている。娘チョン・スヨン(ミン・ジア)を殺害された遺族ハン・ジス(キム・ヨンエ)、ハン・ジスの息子チョン・テソク(チェ・ウォニョン)、妻を殺害された遺族タンクン(キム・ジョング)、タンクンの娘チェ・ガンスク(チョ・ウンジ)、母を殺害された遺族カン・ドヒョク(キム・ジョング)、この五人が手を組んでドゥソクを拉致する計画が実行されるのである。貸しきりで室内プールで泳ぐドゥソクは、清掃業者に変装したタンクンが毒蛇を水中に入れ、毒蛇に噛まれたドゥソクを救急隊員に変装したガンスクとドヒョクが偽の救急車に運び、本物の救急隊員が現れたことで嘘がばれ、ドゥソクを乗せた偽の救急車は逃走するのだ。偽の救急車を運転するタンクンと後部座席で見張るガンスクとドヒョク、ドゥソクを取り戻そうとする黒服の警護員たちが車で追いかけ、更に通報を受けたヒョング刑事の車も追いかけ、激しいカーアクションをみせている。走行中の車から車に飛び移ったり、車同士でぶつかり合いをしたり、走行中の車のボンネットでドヒョクがナイフでドゥソクを刺そうとしたり、並走する車にまたがったり、走行するストレッチャーにドヒョクとドゥソクが重なりあったり、ド派手なアクションシーンを幾つもみせている。

テレビ番組の討論会では、司会者、ヒョング刑事、殺人犯ドゥソク、大学教授、人権派女性弁護士、多くの観覧者がいる中で行われ、理解できない加害者思想を人権派女性弁護士と殺人犯ドゥソクが述べているのだ。そんなとき、真犯人を名乗る人物ジェイ(チョン・ヘギュン)から電話で真犯人ならではの情報を提供することで事態が急展開していくのだ。真犯人ジェイは、ヒョング刑事に対してメッセージを送り、証拠となるナイフとビデオテープを置いていくのだ。ナイフのDNA鑑定の結果、ビデオテープの内容によって、その後大きな展開をみせている。

終盤にも激しいカーアクションが組み込まれている。車に乗り込んで逃走を図る犯人であるが、フォークリフトとトラックを運転する遺族たちの攻撃を受けたり、再び犯人がバイクで逃走するのをトラックでヒョング刑事が追いかけ、迫力ある追走劇をみせている。序盤と終盤でみせるカーアクションや冒頭のヒョング刑事と男の逃走劇をみると、かなり完成度の高いアクションをみせており、それだけでも観る価値がある作品になっている。

面白ければ何でもよいテレビ局やマスコミたちの報道にも注目がいくだろう。被害者家族の感情を逆なでするような言動があったり、殺人犯をスター扱いするマスコミ、殺人犯の容姿から女性ファンまで出来てしまう過激な世論、間違った方向へと誘導しているようにみえるのだ。被害者家族がかなりポイントになっている作品でもある。

展開が二転三転していくのがこの作品の特徴かもしれない。自叙伝を出版して殺人犯を自称するドゥソク、真犯人だけが知っている情報を持つジェイ、という二人の殺人犯の存在。犯人への復讐をやめない遺族たちの行動を終始みせていたり、実はある人物も被害者家族の一員であったり、次から次へと驚くような展開をみせていくのだ。中盤以降からどんどん謎が明かされていく展開なので、あまり詳細は書かずにしておく。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2013-04-23 18:25 | 769.私が殺人犯だ
韓国映画レビュー その688 「カウントダウン」
b0097051_17184810.jpgカウントダウン
制作年:2011年
監督:ホ・ジョンホ
出演:チョン・ジェヨン、チョン・ドヨン、イ・ギョンヨン、オ・マンソク
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ


有能な借金取立屋テ・ゴノ(チョン・ジェヨン)は、喧嘩が強くて冷徹な仕事ぶりで、返済しない相手から力ずくで回収する。会社では、その優秀さを上司が賞賛して、後輩から尊敬されるが、ゴノは淡々とした態度でいる。ある日、ゴノは車を運転して信号待ちをしているとき、気を失ってしまい倒れて病院に運ばれる。担当医のソン博士(オ・グァンノク)は、ゴノを診察して、肝臓ガンで余命三ヵ月と告知する。その診断が信じられないゴノは、他の病院で診察を受けるが、どこも同じ回答が返ってくるので納得する。ソン博士は、ゴノに肝臓移植手術すれば助かる可能性があると知らせる。ゴノは、五年前に亡くなった息子ユミン(クォン・ヒョクチュン)の臓器を受け取った者を調べるため、国際医療センターに忍び込んでその情報を得て、息子の臓器を移植した者から肝臓を移植しようと考える。ゴノは、息子の臓器を四人に提供しており、ひとりひとり訪問していくが、すでに亡くなっていたり、海外に移住していたり、プロバスケット選手であったり、なかなかうまくいかない。ゴノは、最後の一人が大きな詐欺事件を起こして刑務所に入っている女詐欺師チャ・ハヨン(チョン・ドヨン)だとわかり、その事件の概要をパク刑事から知る。ハヨンは、自分の美貌を武器にして人を騙してきた詐欺師で、逮捕直前にギャング団ボスのスワイ(オ・マンソク)が属するグループから多額の運用資金を騙し取って成功したが、師匠の詐欺師イ・ギョンヨン(チョ・ミョンソク)に裏切られて捕まった。ゴノは、刑務所に面会しに行き、ハヨンに臓器提供を依頼する。ハヨンは、ゴノの要求を受け入れるが、ひとつだけ条件を出し、裏切られた詐欺師イ・ギョンヨンを探すことであった。限られた時間内で移植手術のために行動するゴノ、取られた金を取り返そうと動き出すハヨン、ハヨンに仕返しされ追う詐欺師イ・ギョンヨン、ハヨンに騙され復讐を誓うギャング団ボスのスワイ、これらの人たちが交錯していくお話。

監督は、本作デビュー作のホ・ジョンホ監督。
出演は、借金取立屋テ・ゴノを演じるのは『黒く濁る村 (原題:苔)』『ホームランが聞こえた夏 (原題:グローブ)』のチョン・ジェヨン、詐欺師チャ・ハヨンを演じるのは『素晴らしい一日』『ハウスメイド (原題:下女)』のチョン・ドヨン、詐欺師チョ・ミョンソクを演じるのは『モビーディック』『最終兵器 弓』のイ・ギョンヨン、ギャング団ボスのスワイを演じるのは『ス SOO (原題:壽)』『俺たちの街』のオ・マンソク、チョ・ミョンソクの部下ハン室長を演じるのは『記憶の中の僕たちへ (原題:私たち会ったことありますか)』『モビーディック』のチョン・マンシク、ハヨンの娘ヒョンジを演じるのは本作スクリンデビューのイ・ミニョン、ゴノの息子ユミンを演じるのは本作スクリンデビューのクォン・ヒョクチュン、ソン博士を演じるのは『イテウォン殺人事件』『ただあなただけ』のオ・グァンノク。

ハヨンの肝臓を移植しようとするゴノ、ハヨンの命を狙う被害者のスワイ率いるギャング団らをみせながら、ハヨンが策略によって彼らから逃亡して詐欺師イ・ギョンヨンに復讐することによって、ゴノとギョンヨンとスワイの三人がハヨンを追う展開になる。お金を巡って争いをする詐欺師ハヨンと詐欺師イ・ギョンヨンと被害者スワイの構図がありながら、主人公ゴノは自分の命の綱であるハヨンの肝臓のため、この争いに引き込まれていく。

序盤から中盤までは、展開がめまぐるしく動くのでこのスピード感に圧倒するであろう。ゴノが、肝臓移植に同意してくれる人を捜し、ハヨンまで辿り着くまでのプロセスもテンポよくみせている。息子の臓器と適合したからといって、ゴノの体と提供者の臓器が簡単に適合するかわからないと普通疑問に思うところだが、そこはご都合的になっているけど。ハヨンが刑務所から出所してからは、トップスピードになって動きだし、スワイたちがゴノとハヨンの乗る車を襲い、狭い道で人が行き交う市場でカーチェースを行なったり、ハヨンが一芝居してゴノをまいたり、ハヨンが体を武器にしてイ・ギョンヨンの部下から情報を得てイ・ギョンヨンからお金を奪い取ったり、スワイたちがハヨンの居場所をつきとめて捕まえたり、ゴノがスワイたちからハヨンを救出したりとストーリーが激しく揺れるのである。

もうひとつ主になっているのが、父ゴノと息子ユミンの父子物語である。冒頭から決して笑わず冷徹なゴノの性格をみせているのは、ダウン症の息子ユミンが原因であるのが中盤あたりからみえてくるのである。ゴノは息子が亡くなるときの記憶を覚えておらず、医師から解離性記憶喪失と診断されており、そのときの記憶を閉ざした状態になっている。伏線として、中盤あたりで断片的な記憶の回復シーンが挿入されており、閉ざされた記憶が徐々にみえてくるのである。回想シーンでは父子のやりとりをみせ、現在軸ではカセットテープに録音された息子の声を聴き、子を想う父の姿をみせているのだ。

中盤からヒューマンドラマの部分を強く出して、父ゴノと子ユミン、母ハヨンと子ヒョンジ(イ・ミニョン)といった二つの親子をみせて繋げていく展開はちょっと安易な発想にみえてしまった。母ハヨンと子ヒョンジの関係をみせる表現がザックリと描いていたからだろう。親子愛を途中から強く盛り込んだことで全体のバランスが変わり、観る人によって印象が変わってくるだろう。二つの違う色を強く出したことで、それが相乗効果にみえるか、お互いが強いことで打ち消し合ってしまったかである。正直、後者の印象を持ってしまい、惜しい作品にみえてしまった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2012-03-06 17:20 | 688.カウントダウン
韓国映画レビュー その642 「聞くなファミリー」
以前シネマコリアで上映したけど、この作品の上映日は都合が悪くて行けなかった記憶がある。チャン・ジン監督がプロデュースした作品で脚本にも参加している。

b0097051_18472464.jpg聞くなファミリー
制作年:2002年
監督:パク・サンウォン、パク・クァンヒョン、イ・ヒョンジョン
出演:チョン・ジェヨン、チャン・シニョン、リュ・ドックァン、キム・イルン、パク・ソニョン
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ、ラブストーリー
鑑賞:韓国版VCD


■第一話 『四方に敵』

810号室では、男性客(チョン・ジェヨン)が恋人の女性客(チャン・シニョン)を燃やそうとしており、恋人にガソリンをかけて、ベッドの周囲にもガソリンを撒く。肝心の火をつける発火物がないため、フロントに電話をして、マッチを持ってくるように要求する。813号室では、人妻(パン・ウンジン)と愛人(シン・ハギュン)がキスに狂っている。813号室のドア前では、妻の後をつけていた夫(イム・ウォニ)と警察官(イ・チョルミン)が、部屋に飛び込む瞬間を待っている。801号室では、ヤクザの親分(ユン・ジュサン)が背中に致命的な傷をつけられ、子分たちと一緒に再び殺し屋が現れるのを待ち構えている。802号室では、殺し屋(パク・サンウク)が潜んでおり、ヤクザの親分の背中を狙っている。各部屋から注文されるフロント係りのホテル従業員(リュ・スンボム)が、忙しくしている。これらの状況において、全ての部屋がいっせいに動き出し、とんでもない事態になるお話。

監督は、本作デビュー作のパク・サンウォンン監督。
出演は、810号室の男性客を演じるのは『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり)』『血も涙もなく』のチョン・ジェヨン、810号室の女性客を演じるのは本作スクリンデビューのチャン・シニョン、813号室の女性客を演じるのは『受取人不明』『24』のパン・ウンジン、813号室の男性客を演じるのは『復讐者に憐れみを』『サプライズ』のシン・ハギュン、813号室の女性客の夫を演じるのは『これが法だ』『おもしろい映画』のイム・ウォニ、警察官を演じるのは『SPY リー・チョルジン 北朝鮮から来た男』『ユリョン (原題:幽霊)』のイ・チョルミン、801号室のヤクザの親分を演じるのは『HEAVEN ヘブン (原題:天士夢)』『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり)』のユン・ジュサン、ホテル従業員を演じるのは『ワイキキ・ブラザーズ』『血も涙もなく』のリュ・スンボム。

ひとつのホテルで同じ時間帯に行われている出来事をパラレルに動かしながら、それが一瞬の行動によって重なり合っていくのである。

810号室では男性客が女性客を燃やそうとしていたり、813号室では人妻と愛人の情事、813号室のドア前ではその夫と警官が現行で取り押さえようとしたり、801号室ではヤクザの親分と子分たち、802号室ではヤクザの親分を狙う殺し屋、といった各々の出来事を飛び飛びでみせていくのである。

810号室の男性客と801号室のヤクザたちが、フロントに電話をしてホテル従業員に物事を頼むことで、物事が動き出して、人物の入れ替わりをみせながら、各部屋で死闘が生まれるのである。

ひとつのホテルという空間で、各部屋で起こっているところを上手にカット割りしており、非常にテンポがよく作られている。四つの部屋、部屋前通路、フロントを舞台に、全ての登場人物を巧みに操っているのだ。

チャン・ジンが脚本に参加していることもあり、彼の特徴が良く出ている作品になっており、特にコメディ部分は必見である。とぼけたやり取りがあったり、ストップモーション映像であったり、部屋番号の設定だったりと細かいところに目を向けると余計にみえてくるだろう。三編の中で、この作品はコメディを中心にしたものだろう。


■第二話 『僕のナイキ』

1980年代、末っ子の中学生ミョンジン(リュ・ドックァン)は、雇われタクシードライバーの父(イム・ハリョン)、父の夢を支える母(イ・ヨンイ)、呆けぎみの祖母(キム・ジング)、いつも机に向かって勉強している長男(イム・ウォニ)、喧嘩ばかりする不良高校生の次男(リュ・スンボム)、容姿ばかり気にしている長女(キム・ジナ)と暮らしている。同級生がナイキのシューズを履いており、ミョンジンは憧れており、自分もナイキのシューズを買おうとコツコツとお金を貯めている。家族は各々で夢を持っており、それを叶えることができるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のパク・クァンヒョン監督。
出演は、末っ子の中学生ミョンジンを演じるのは『山銭水銭』『学校の伝説』のリュ・ドックァン、父を演じるのは『顔』のイム・ハリョン、母を演じるのは『バリケード』『産婦人科』のイ・ヨンイ、祖母を演じるのは『ほえる犬は噛まない (原題:フランダースの犬)』『ライバン』のキム・ジング、長男を演じるのは『これが法だ』『おもしろい映画』のイム・ウォニ、次男を演じるのは『ワイキキ・ブラザーズ』『血も涙もなく』のリュ・スンボム、長女を演じるのは『リアル・フィクション (原題:実際状況)』『ポンジャ』のキム・ジナ。

七人家族で末っ子ミョンジンの視点を中心にした展開になっている。中学に通うミョンジンが、同級生でナイキのシューズを履いている少年を羨ましく思い、自分も欲しいということから家のお手伝いでお駄賃を貰ったり、長女の貯金箱から小銭をくすねようとしたり、自動販売機の下をあさったり、いろいろなことをしてお金を貯めていくのである。

一方で、二人の不良高校生(チョン・ジェヨン、シン・ハギュン)が中学生を恐喝してお金をむしりとる行為を頻繁にみせている。ミョンジンは、お金のないときにその二人に遭遇した経験があったり、中学生が二人に恐喝されているのをよくみかけているのである。実は、次男と二人の不良高校生との絡みもあり、理由も弟の復讐でなく、自分の夢のためである。

ミョンジンが「ナイキ」への想いが予想外の方向にみせているので笑ってしまう。「ナイキ」というブランドを如何にもこの時代の韓国らしい方法で消化しているからだ。意図して自虐的に表現しているのであれば、かなりセンスがいい。

七人家族には、それぞれ果たしたい夢を持っており、それを小さなドラマとして描いている。夢に向かって行動する七人の運命をラストにみせているのだ。第一話で登場していた俳優たちが脇役で出演しているので、その点でも楽しめるであろう。三編の中で、この作品はヒューマンドラマとコメディを中心にしたものだろう。


■第三話 『教会の姉』

兵役中の青年ヨンイル(キム・イルン)は、休暇をもらい、久々に姉のように慕っているチュヒ(パク・ソニョン)のところへ会いに行った。チュヒは、ヨンイルが軍隊に入隊した後に結婚して、今では人妻になってしまった。ヨンイルは、チュヒのことを密かに愛しており、それを隠しながら親しく接してきた。久しぶりに会う二人は、近況報告をしながらデートをして、映画館で同性愛の作品をみる。時間が直ぐに経ってしまい、ヨンイルはチュヒが帰宅するバスを見送る。しかし、チュヒは何故かバスから降りてきた。果たして、二人の想いはどのような方向にいくのかというお話。

監督は、本作デビュー作のイ・ヒョンジョン監督。
出演は、兵役中の青年ヨンイルを演じるのは『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり)』『血も涙もなく』のキム・イルン、チュヒを演じるのは本作スクリンデビュー作のパク・ソニョン、海兵隊を演じるのは『極端な一日 (短編)』のキム・デリョン、映画の中の俳優を演じるのは『ワイキキ・ブラザーズ』『血も涙もなく』のリュ・スンボム、映画の中のホモを演じるのは『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり)』『公共の敵』のイム・スンデ。

学生時代からの知り合いで軍隊にいったことで、久しぶりに会う年下ヨンイルと年上チュヒの淡い愛の物語である。学生時代から二人は密かに想いをよせていたが、その想いを相手に伝えることができず、タイミングを逃してきたのである。チュヒは、すでに結婚しており、夫と安定した生活を手に入れたが、内心はどうなのかわからないのである。

軍隊で休暇をもらったヨンイルは、久々にチュヒと会い、お互いが自分の感情を抑えているのが表情からわかるのである。見送りのシーンとして、二つが設定されており、ひとつはチュヒがバスに乗ってヨンイルがみているところ、もうひとつはヨンイルが電車に乗ってチュヒがみているところである。この二つの出来事によって、二人が溜め込んでいた感情が爆発するようになっている。

電車を待つ駅でのシーンでは、第一話と第二話で出演していた中心人物たちも登場してくるので楽しめるであろう。そのシーン以外にも、所々で第一話と第二話で出演していた人たちが違う配役で紛れこんでいるので、みつけると笑ってしまうかもしれない。三編の中で、この作品はラブストーリーを中心にしたものだろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2011-10-05 19:06 | 642.聞くなファミリー
韓国映画レビュー その638 「かわいい」
b0097051_18145759.jpgかわいい
制作年:2004年
監督:キム・スヒョン
出演:キム・ソックン、チョン・ジェヨン、イェ・ジウォン
ジャンル:コメディ
鑑賞:韓国版DVD


ソウルのチョンゲチョンで、三人の親子が貧乏なアパート暮らしをしている。女性に免疫がないバイク配達員の長男フッカシ(キム・ソックン)、親孝行者でレッカー運転手をしている次男ケコ(ソヌ)、過去にカルト宗教の教祖であった父スロ(チャン・ソヌ)。刑務所から出所した暴力団員の三男ムォシギ(チョン・ジェヨン)は、親分フンタク(キム・ジュンベ)の下で働いており、父や兄が住むアパートに出入りする。教祖だった父スロが、女性信者に子供を生ましたことで、三人の兄弟たちは全員母親が違う。ある日、次男ケコが住所不定の女性スニ(イェ・ジウォン)を車に乗せて、家まで連れてきた。スニは、そのまま家に居座ってしまい、四人の男たちがメロメロになってしまい、振り回されてしまうお話。

監督は、本作デビュー作のキム・スヒョン監督。
出演は、長男フッカシを演じるのは『燃ゆる月』『TUBE』のキム・ソックン、三男ムォシギを演じるのは『シルミド』『小さな恋のステップ (原題:知り合いの女)』のチョン・ジェヨン、スニを演じるのは『気まぐれな唇 (原題:生活の発見)』『大韓民国憲法第1条』のイェ・ジウォン、父チャン・スロを演じるのは映画監督のチャン・ソヌ、次男ケコを演じるのは本作デビュー作のソヌ、暴力団のマンネを演じるのは『ボス上陸作戦』『ファミリー (原題:家族)』のパク・ヒスン、ミス・ソウルのソ・ウンギョンを演じるのは『パラダイス・ヴィラ』『イエスタディ』のイ・ジソン、暴力団親分のフンタクを演じるのは『ジャングル・ジュース』『黒水仙』のキム・ジュンベ、ピョンアリを演じるのは『Rポイント』『スパイダー・フォレスト 懺悔 (原題:蜘蛛の森)』のキム・ヒジョン。

主人公である親子たちが住んでいるソウルのチョンゲチョンは、国が推進する都市開発のため、住民たちは移動しなければいけない状況にいる。暴力団員の三男ムォシギは、都市開発地域に住んでいる人たちを追い出すために、暴力で叩き出そうとしているのである。都市開発のために住民を追い出すのは、行政が行う仕事であるが、実力行使で暴力団の力を利用するのは、国の裏の顔でもある。廃墟のようなボロアパートで生活している親子たちの前に、謎の女性スニが現れたことで日常が変化していまう姿をみせて、都市開発に関するところを軽く触れながら進行していく。

スニに一目惚れをしてしまった長男フッカシは、バイクの後部座席にスニを乗せて走ったり、スニへの想いを日記に綴っているのである。その日記が次男ケコに拾われてしまい、みんなの前で音読してしまうことで長男フッカシの気持ちを全員が知ってしまう。これ日記でなく、官能小説っぽくなっているのが面白いのである。

次男ケコがスニを家に連れてきたことで二人は付き合っているようにみえるが、深い関係にならないのである。三男ムォシギは、スニ目当てで家に来ているのがバレバレになっているのである。更に、女好きの父スロは、宗教的な言い回しによって、スニを口説いているのである。四人の男たちから、愛を注がれているスニであるが、スニの態度はそっけないのだ。このバランスを保っているスニの精神的な強さをみて、賞賛してしまう。

次男ケコを狙っているのが、ませた子供のピョンアリ(キム・ヒジョン)である。口紅をつけて背伸びしたり、こんな子供でも嫉妬心を持ったり、スニに対してライバル心を持っているのだ。結局のところ、次男ケコの恋愛には何も進展がないのであるが、スニとピョンアリの仲がもっと深まるような形になっている。

三男ムォシギの暴力団世界を描いており、親分フンタクとの関係であったり、暴力団員マンネ(パク・ヒスン)が絡んでいたりと終盤に波乱がある。暴力団の世界は、サイドストーリー的な扱いであるが、三男ムォシギをしっかり描写するためにいれているようにみえる。

題名の「かわいい」は、女性スニをイメージしているかもしれないが、四人の男たちがメロメロになる姿をみると、全員に当てはまり、上手い題名をつけている。ストーリーの展開としては、あまり盛り上がるようなエピソードもなく、淡々としているので退屈になるかもしれない。スニを想う四人の男がどのように動いているのかをみていると、それなりに楽しめるであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
[PR]
by nameinuuuu | 2011-09-28 18:21 | 638.かわいい
韓国映画レビュー その629 「黒く濁る村 (原題:苔)」
サスペンスとしては、多くの謎が次々とみえてくるのでなかなか面白い作品である。俳優陣にパワーがあるね。厳密には星3つ半のレベルかな。

b0097051_18321991.jpg黒く濁る村 (原題:苔)
制作年:2010年
監督:カン・ウソク
出演:チョン・ジェヨン、パク・ヘイル、ユ・ジュンサン
ジャンル:サスペンス
鑑賞:日本版DVD


1978年頃、人里離れた山奥の小さな村にユ・モッキョン(ホ・ジュノ)が単身で移り住んだ。キリスト教の思想を持つユ・モッキョンは、サムドク祈祷院に通う信者たちから信頼されるようになる。祈祷院の院長は困ったので、チョン・ヨンドク刑事(チョン・ジェヨン)にユ・モッキョンを何とかしてほしいと懇願し、ユ・モッキョンは逮捕される。ユ・モッキョンが信者たちからお金や土地の寄付があったことで違法性があるとして逮捕し、チョン・ヨンドク刑事が囚人たちにユ・モッキョンをリンチするように指示していた。だが、当初殴られていたユ・モッキョンは、囚人たちの心を掴み、彼らを手懐けてしまい、不思議な力を持っていた。ユ・モッキョンは、チョン・ヨンドク刑事に、信者の若い女性ヨンジ(30年前:ユン・アルム、現在:ユソン)の聖書をみることを云われ、そこにはヨンジを強姦して妊娠させた男たちの名前が書かれており、強姦犯たちを逮捕する。いつの間にか自分もユ・モッキョンの力に吸い寄せられていることに気づいたチョン・ヨンドク刑事は、ユ・モッキョンを利用して、ある計画を考えて実行する。
30年後の現在、ユ・モッキョンはその小さな村で亡くなり、長い間疎遠であった息子のユ・ヘグク(パク・ヘイル)がソウルからかけつけた。今では村長になった元刑事のチョン・ヨンドクが中心になり、ヘグクが喪主となって葬儀をする。ヘグクは、父の死因を自然死として早くこの出来事を処理しようとする村長や警察官や医師、ヘグクを葬儀後すぐにソウルへ帰らせようとする村人たちを不審に思い、少しの間この村に住むことを公言する。村人たちは反対するが、村長が了承したことで村人たちは黙り、雑貨屋をしているヨンジの余っている部屋に泊まらせてもらう。ヘグクは、父の死の真相を探ろうとすると、村人らが妨害する。果たして、ヘグクは父の死の真相を知ることができるのか、30年前に起こった事件と現在のユ・モッキョンの死亡は関係あるのかというお話。

監督は、『韓半島』『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』のカン・ウソク監督。
出演は、元刑事で現在村長のチョン・ヨンドクを演じるのは『神機箭』『彼とわたしの漂流日記 (原題:キム氏漂流記)』のチョン・ジェヨン、ユ・ヘグクを演じるのは『モダンボーイ』『10億』のパク・ヘイル、パク・ミヌク検事を演じるのは『ロニーを探して』『夏夏夏』のユ・ジュンサン、雑貨屋のイ・ヨンジを演じるのは『鬘 かつら』『黒い家』のユソン、ヘグクの父ユ・モッキョンを演じるのは『最後の贈り物...帰休』『神機箭』のホ・ジュノ、キム・ドクチョンを演じるのは『トラック』『チョン・ウチ 時空道士 (原題:田禹治)』のユ・ヘジン、チョン・ソンマンを演じるのは『きみに微笑む雨 (原題:好雨時節)』『チョン・ウチ 時空道士 (原題:田禹治)』のキム・サンホ、ハ・ソンギュを演じるのは『モダンボーイ』『マリン・ボーイ』のキム・ジュンベ、地方検事長を演じるのは『7級公務員』『トライアングル』のカン・シニル。

ヘグクが疎遠になっていた父の訃報を知り、山奥の小さな村にやってきて、村長や村人たちと一緒に葬儀を行うが、彼らは何かを隠している。ヘグクは、どうしても納得がいかず、村に暫く残って父の死の真相や村の秘密を探っていく。

時間軸としては、30年前(1978年頃)と現在の二つが存在しており、現在の時間軸を中心にして過去を挿入していく手法でみせている。序盤の30年前のシーンでは、ユ・モッキョンとチョン・ヨンドクの人物像を明確にみせており、二人とも支配する側の人間であるのがみえてくるのだ。救済を必要とする人々や過ちを犯した罪人を支配することである。ユ・モッキョンの場合は、信仰という手法によって人の心を支配する。チョン・ヨンドクの場合は、権力や暴力や金という手法によって人の心を支配する。この30年で小さな村が変化し、現在村長になったチョン・ヨンドクが村人たちを支配しているのが結果である。この村の人たちの緊張感を持った姿であったり、村人が村長に対しての態度をみると、鑑賞者側にはヘグクがこの村にやってきたときと同じ感情になるであろう。かなり濁っている村なのが直ぐに感じる。

ヘグクは、書籍だらけの父の家を片付けながら、この家の地下通路を発見し、村の秘密を徐々に見つけ出していくのである。そこでヘグクの行動を阻むのが、村長の仲間であるソンマン(キム・サンホ)、ソンギュ(キム・ジュンベ)、ドクチョン(ユ・ヘジン)である。そこに村長や三人と一緒にいる女性ヨンジが中立的な立場にいる。ヘグクの命を狙うソンマン、ソンギュ、ドクチョンの各シーンがあり、不幸な出来事が続くのである。30年前のソンマンの射殺事件やソンギュの火災事件が挿入されていることで、構成としては恐怖心をつくりだすには効果的であり、ヘグクと同じような感情になってしまうであろう。

序盤にヘグクのせいでパク・ミヌク検事(ユ・ジュンサン)が田舎に左遷され、お互いがいがみ合う関係をみせている。ヘグクが父の住んでいた村に来てからは、パク・ミヌク検事に情報提供したり救済を求めるところをみせている。国家としての動きとして検察を描き、ヘグクの行動と同時進行的にみせて、現在と30年前との違いをみせているようにみえる。残念な点として、ヘグクとパク・ミヌク検事との関係が不透明にみせているところである。パク・ミヌク検事が左遷になった事柄が明確にみせておらず、いがみ合っている二人が協力しているところも変である。二人の関係を綿密に表現していたら、検察の存在が何を示しているのかがわかりやすくなっていただろう。

30年前(1978年頃)の設定というのが、独裁軍事国家であったことを示したかったのかがみえてくる。チョン・ヨンドクの行動が代表的なところであり、汚職、買収、脅迫、暴力とダークな部分である。それが現在で通用するのかというあたりを対比する形でみせており、現在にあたるところがヘグクとパク・ミヌク検事になるのであろう。

終盤では、チョン・ヨンドクとヘグクの直接対決のようになっており、隠されていた30年前の出来事がみえてきて、そのとき現場にいたチョン・ヨンドク、ユ・モッキョン、ヨンジが何をみたのかを回想シーンでみせている。回想シーンもちょっとひねった形になっているので楽しめるであろう。所々で伏線が張っているので何か終盤にあるとみていたが、やはりそうであった。ネタばれになるので書かないが、ある人物の真意がラストにみえるのである。ちょっと謎なところがあり、本編で映像化されてないからわからないので、ティーチ・インで訊いてみたい作品だ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2011-08-30 18:42 | 629.黒く濁る村
韓国映画レビュー その622 「小さな恋のステップ (原題:知り合いの女)」
韓国版DVDで既に鑑賞済みであったが、独特な台詞回しをどのように翻訳しているのかを知りたくて日本版DVDでも鑑賞してみた。この作品は、韓国版DVDが発売されて、すぐ観た記憶がある。

b0097051_22201877.jpg小さな恋のステップ (原題:知り合いの女)
制作年:2004年
監督:チャン・ジン
出演:イ・ナヨン、チョン・ジェヨン、チャン・ヨンナム、オ・スンヒョン
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD、日本版DVD


一時は有名な投手だったが、今ではプロ野球の二軍選手で外野手をしているチソン(チョン・ジェヨン)は、交際していた恋人(オ・スンヒョン)に突然別れをいわれてしまう。チソンは、体調が悪いことでノ医師(チョン・ギュス)の診察を受け、癌で余命三ヵ月と告知され、自暴自棄になって行きつけの酒場で酒を呑み、酔いつぶれてしまう。その酒場でバーテンダーをしているイヨン(イ・ナヨン)は、チソンを近くの旅館まで運んで介抱する。酔いから醒めたチソンは、馴染みの顔のバーテンダーがいることに気づき、ちょっとした会話をしただけでチソンが眠りについてしまう。チソンは気づいていないが、イヨンはチソンを学生時代から知っており、隣近所である。イヨンは、チソンが引っ越してきてから十年以上も想いを寄せ続けている。イヨンには、ラジオ番組にハガキを投稿する趣味を持っており、ペンネーム「筆の姫」と名乗って、チソンとの出来事をハガキに書き投稿し、そのハガキの内容がラジオで流れ、偶然それをチソンが聴いてしまう。チソンは、怒ってイヨンが働く酒場に行くが、景品の携帯電話をプレゼントするためと機転を利かされ、揉めることもなかった。これがきっかけとなって、イヨンはついにチソンと二人で映画をみにいくことになる。残り僅かな命に悩むチソンと長年密かに想い続けていたイヨンは結ばれるのかというお話。

監督は、『SPY リー・チョルジン 北朝鮮から来た男』『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり)』のチャン・ジン監督。
出演は、バーテンダーのイヨンを演じるのは『フー・アー・ユー?』『英語完全征服』のイ・ナヨン、プロ野球選手のチソンを演じるのは『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり)』『シルミド』のチョン・ジェヨン、事故女を演じるのは『産婦人科』のチャン・ヨンナム、チソンの元恋人を演じるのは『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり)』のオ・スンヒョン、ノ医師を演じるのは『復讐者に憐れみを』『天国からの手紙 (原題:火星に行った男)』のチョン・ギュス、泥棒を演じるのは『ライターをつけろ』『ジェイル・ブレーカー (原題:光復節特赦)』のパク・ソヌ、酒場主人を演じるのは『天国からの手紙 (原題:火星に行った男)』『木浦は港だ』のチョ・ドッキョン、刑事の班長を演じるのは『聞くなファミリー』『彼女を信じないでください』のイム・ハリョン。

「39歩の遠距離恋愛」というキーワードがあるように、イヨンの家からチソンの家までわずか39歩のところに住んでおり、イヨンはずっと片思いをしているが、チソンはイヨンの存在すら気づいていない。この二人が急接近することでイヨンの高まる感情をみせる中、余命を宣告されたチソンの複雑な感情をみせ、そのズレを笑いの方向にむけている。

チソンは、余命を宣告されて、未来のない自分に消極的になっている。そんな中、自宅を担保に銀行からお金を借りようとしていたところ銀行強盗が入ってきて、余命が分っているから銀行強盗たちに自分の思いを主張したり、自宅に泥棒(パク・ソヌ)が進入してきて泥棒の身の上話しに感動したチソンが大金を泥棒に渡し、そのお礼に泥棒が盗品の鞄をチソンの家に置いていったことで警察沙汰になったりといつの間にか事件に巻き込まれている姿をコメディタッチにみせているのだ。チソンの周囲にいる人たちが、どこかおかしいところがあり、そこからコメディが生まれてくる流れになっている。

イヨンは、携帯電話を渡したことでチソンと繋がりが強くなり、二人で映画をみにいくことになる。その映画で上映されている登場人物が、イ・ナヨンとチョン・ジェヨンが演じており、二人のラブストーリーをみせている。しかも、電柱を頻繁に出しているところは、この監督の過去作品『あきれた男たち』に通じるものであったり、電線を通じて愛の伝達をみせている劇中劇におもわず笑ってしまう。細かいところにも演出をしているので、この監督の特長がよく出ている。

チソンとイヨンは、「知り合い」という関係で進行しており、チソンの自宅が警察に占領されていることで、イヨンの家に住ましてもらったり、二人がどんどん近い存在になっていく過程をみせている。イヨンの気持ちは、一途に想い続けてきたチソンとようやく話せるようになったのに、名前も聞いてもらえない、好きなものも聞いてくれない、そんなジレンマをかかえつつ彼を見守り続ける女の子なのだ。

やはり、独特な台詞回しがあることで、日本語字幕でみることをお薦めしたい作品である。韓国版DVD(英語字幕)で観たときと比べると字幕に工夫がみられることで、観やすくなっている。イヨンは、チソンのことを「おじさん」と常に呼んでいるが、字幕では一切直訳しないので、二人の気持ちの距離感がわかりずらいという欠点もあるけど。ラストシーンへの流れが好きなところで、二人の周囲の人たちを上手に使って演出している。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2011-07-24 22:30 | 622.小さな恋のステップ
韓国映画レビュー その606 「ホームランが聞こえた夏 (原題:グローブ)」
b0097051_1011689.jpgホームランが聞こえた夏 (原題:グローブ)
制作年:2011年
監督:カン・ウソク
出演:チョン・ジェヨン、ユソン、カン・シニル
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:動画


最多連勝、最多奪三振、三年連続MVP、と韓国プロ野球で有名投手のキム・サンナム(チョン・ジェヨン) は、LGツインズの選手である。サンナムは、飲酒暴行事件を起こしてしまい、懲戒委員会からの処分を検討する間、球団からエージェントのチャールズ(チョ・ジヌン)にイメージを回復するように伝えられ、高校の忠州誠心(チュンジュ・ソンシム)学校の聴覚障害野球部の臨時コーチをすることになる。野球部員10人、球の落下音も聞こえず球を追い、選手同士の連携プレーもできない弱小チームである。やる気に満ちているのは、音楽教師をしている野球部顧問のジュウォン(ユソン)と教頭(カン・シニル)である。高校生の忠州誠心学校野球部は、中学生野球部との練習試合を行い、対等に戦っている。声援と指示を出す野球部顧問ジュウォンと教頭、愚痴っているサンナム。そんなとき、忠州誠心学校野球部の投手チョルスンにピッチャーライナーが頭部に当たり、試合は中止になる。怪我をして体を心配する投手チョルスンは、野球部を辞めるといって去っていく。そんなとき、中学生野球大会優勝投手だったミョンジェ(チャン・ギボム)をサンナムが説得して野球部に入れる。中学生まで耳が聴こえていたが、試合中に突然聴力を失い野球から離れており、野球が今でも好きで一人でピッチング練習をしているのをサンナムがみかけたからだ。ジュウォンと教頭は、全国大会出場を夢みており、即戦力の投手が入ったことで浮かれている。サンナムは、全てにおいて実力不足であることから厳しい練習を始めだす。ジュウォンは選手たちに無理をさせることに否定的で、サンナムとよく揉めている。サンナムは、現実を知るために、昨年準決勝まで勝ちあがった群山商業高校と練習試合をセッティングした。群山商業高校は、始め本気を出して大量点を入れていき、勝負にならないと悟ってしまう。群山商業高校の選手たちがわざと三振する姿をみて、怒ったサンナムは群山商業高校のベンチに行き、相手選手たちに障害者だからとか哀れみを抜きにして、彼らのために本気で戦って欲しいと熱弁する。ノーコールドゲーム、五回までというルールと決めて試合を続行する。試合は0対32の大敗で、学校までサンナムと選手たちはランニングで学校に戻る。その途中、サンナムや選手同士で気持ちの繋がりを持つようになり、チームは精神的にも成長する。サンナムは、野球部コーチをしながら、韓国プロ野球からの処分を待っており自分の将来も不安でいる。聴覚障害野球部で教えるサンナムと選手たちとの交流とサンナムがプロ野球選手への再起を目指すお話。

監督は、『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』『黒く濁る村 (原題:苔)』のカン・ウソク監督。
出演は、プロ野球選手キム・サンナムを演じるのは『彼とわたしの漂流日記 (原題:キム氏漂流記)』『黒く濁る村 (原題:苔)』のチョン・ジェヨン、音楽教師で野球部顧問のナ・ジュウォンを演じるのは『黒い家』『黒く濁る村 (原題:苔)』のユソン、教頭を演じるのは『トライアングル』『黒く濁る村 (原題:苔)』のカン・シニル、チャールズを演じるのは『飛べ,ペンギン』『ベストセラー』のチョ・ジヌン、校長修道女を演じるのは『Sダイアリー』『宮女』のキム・ミギョン、捕手の野球部員チャン・テグンを演じるのは『暴力サークル』『戦火の中へ (原題:砲火の中へ)』のキム・ヘソン、投手の野球部員チャ・ミョンジェを演じるのは『ホン・ギルドンの後裔』のチャン・ギボム。

韓国プロ野球選手のキム・サンナム投手が飲酒暴力事件を起こしたことで、処分がでるまで聴覚障害者の野球部コーチをさせられ、弱小チームを育てることと同時に自分がかつて高校球児のときを思い出して初心に帰る姿を映し出している。

忠州誠心学校の校長修道女(キム・ミギョン)を含む多くの教師たちは、生徒たちの体の状態を考えて、野球をさせることに反対しており、野球をやりたい生徒たちの味方になっているのが、野球部顧問のナ・ジュウォン先生と教頭先生であるのだ。そこにプロ野球選手のサンナムがコーチに来ても同じで、なかなか学校は主張を変えないでいるのだ。野球部の生徒たちと校長を含む教師たちとの間の問題は、中盤に描かれており、そこで子供たちの気持ちを前面に出す演出をしている。

そもそも、この学校の野球部は中学生と変わらないレベルであり、しかも部員10人で控えが一人しかいないことで、戦力的にも最悪の状態である。教頭はサンナムがコーチになったことで過剰に期待しているが、すぐに強くなるわけがないのだ。選手を人一倍思いやるジュウォンと真っ向から対立しているのがサンナムである。単純にアマチュア思考のジュウォンとプロフェッショナル思考のサンナムでは、考え方が違って当然であり、ジュウォンは教師でもあることから選手たちを守ろうとしてしまうのだ。

サンナムは、一度目の群山商業高校との対決において、多くのことを選手たちに気づかせて、試合後にチームをひとつに纏めるようにするのである。二度目の群山商業高校との対決のまえに、懲戒委員会からサンナムの処分が決まり、それを知りながらも忠州誠心学校は初めての全国大会出場できて戦うのである。前回0対32の試合だったのが、別のチームのように強くなっており、選手各々にドラマをみせている。

もう一つのスポットは、サンナムのプロ野球選手人生である。チームの看板選手であるが、チームの社長はサンナムを切ることを考えており、何とか説得しているのがエージェントのチャールズである。チャールズとサンナムは、ずっと友人同士であり、忠州誠心学校の野球部コーチになったサンナムのところによく会いにきて、メジャーリーグといった海外のプロ野球の道といった様々な選択肢を用意するのである。懲戒委員会から処分を受けて、サンナムがどのような選択をするのかも面白さがあるだろう。

全体像は、一般的なスポーツドラマの内容になっており、選手が聴覚障害者、コーチがプロ野球選手といった設定ぐらいで特別なところはない。選手とコーチとの交流やチームの結束といったところは、スポーツものは当たり前なところで、そこを聴覚障害者がやることで新鮮さを作ろうとしているだけである。サンナムが現役プロ野球選手で、彼が事件を起こしたことで処分を受けたり今後の野球人生の選択といったドラマがあるところも見せ所であろう。二度目の群山商業高校との勝負の終わり方は、野球のルールを知らない人にとっては酷かもしれない。ボクは、野球のルールを知っているし、それらしき伏線もあったから、こうなるのは感ずいていたけど。勝ち負けを焦点にしていないから、どのような形でもよいのだが、野球をあまり知らない人でも分るような形にしておけば親切だったかもしれない。それにしても、左利きの捕手を起用しているのも思い切ったことをしている。プロではデメリットが多いことで、決してそのようなことはしない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2011-06-04 10:14 | 606.グローブ
韓国映画レビュー その559 「偉大なる系譜」
b0097051_17472065.jpg偉大なる系譜
制作年:2006年
監督:チャン・ジン
出演:チョン・ジェヨン、チョン・ジュノ、リュ・スンヨン
ジャンル:ヒューマンドラマ、アクション
鑑賞:韓国版DVD


全羅道の同じ暴力団に属する幼馴染の三人チソン(チョン・ジェヨン)、ジュジュン(チョン・ジュノ)、スンタン(リュ・スンヨン)。スンタンは、上層部の命令で大きな仕事を実行して、死刑を宣告されて刑務所に投獄されている。チソンは、暴力団組織ボスのキム・ヨンヒ(ミン・ジファン)の命令によって、新型麻薬製造業者のチェ博士(チョン・ギュス)を狙い、すべての責任を背負って自首をして、懲役七年の刑で刑務所に投獄される。チソンは、その刑務所で既に死刑執行で死んだと思っていたスンタンと再会して喜び合う。一方、同じ幼馴染の一人ジュジュンは、ボスの右腕として信頼を得ていた。敵対組織であったボスのボンシク(イ・ハヌィ)は、以前チソンに片足を痛めつけられたことで、チソンの実家を訪ねてチソンの親に対して暴力事件を起こす。暴力団組織ボスのキム・ヨンヒは、事件を沈静化させて、ボンシクと取引をして、チソンを組織から切りすてる決断を下した。ボスのヨンヒが、刑務所内にいるチソンの殺害命令を下すが、狙われたチソンは何とか命を守ることが出来た。組織に裏切られたことを知ったチソンは、組織に復讐することを考えて、刑務所から脱獄しようと計画する。果たして、チソンは脱獄して裏切った組織に復讐ができるのかというお話。

監督は、『小さな恋のステップ (原題:知り合いの女)』『拍手するとき去れ』のチャン・ジン監督。
出演は、暴力団組織の囚人チソンを演じるのは『拍手するとき去れ』『ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)』のチョン・ジェヨン、暴力団組織の中核ジュジュンを演じるのは『逆転の名手』『マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ (原題:闘師父一体)』のチョン・ジュノ、暴力団組織の死刑囚スンタンを演じるのは『小さな恋のステップ (原題:知り合いの女)』のリュ・スンヨン (改名後:リュ・スンニョン)、暴力団組織ボスのキム・ヨンヒを演じるのは『タイフーン』のミン・ジファン、チソンと同じ監房の囚人房長を演じるのは『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり)』『拍手するとき去れ』のイ・ムンス、チソンと同じ監房の囚人ナギョンを演じるのは『家族の誕生』『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』のチュ・ジンモ、チソンと同じ監房の囚人ミョンシクを演じるのは『あきれた男たち』『黄山ヶ原』のイ・サンフン、チソンと同じ監房の囚人ムンシクを演じるのは『チャーミング・ガール (原題:女、チョンヘ)』『拍手するとき去れ』のパク・チョンギ。

幼馴染三人と監房仲間のキャラクター設定、暴力団組織の策略、脱走大作戦など、今までの韓国ヤクザ映画とちょっと違っており、凝ったコメディ要素を加えた作風にしてチャン・ジン監督の味を出した作品になっている。

チソンは、根っからのヤクザ精神を持っており組織の命令に従う戦闘力の高いヤクザ、同様にスンタンもチソンと同じような考え方を持っている。一方ジュジュンは、ヤクザらしくないヤクザであり、周囲からヤクザだと思われたくないので会社員だと言い張ったり、生命保険に入っていたりとちょっと異色なヤクザなのだ。ジュジュンは、ボスの命令に従う中枢ヤクザであり、一方でチソンとスンタンを強く想う熱い男でもあるのだ。ジュジュンの人物像の設定が絶妙なので、そこを追求していくとかなり深い人物になっている。

スンタンが刑務所内の様相をチソンに説明することで、内部の状況がみえていき、同房の仲間たちといつの間にか固い絆が結ばれていくのである。チソンと一緒にいるのが、親友スンタン、死刑囚の房長、脱走計画をするナギョン、ミョンシク、ムンシクたち。シャバでは、接点がない人物がここでは最後の親友ができるといったエピソードを盛り込んでおり、それが死刑囚の連続殺人犯とお偉いさんの囚人のドラマである。人の繋がりを何気なく作っていく流れは、ストーリーの流れの上手さを感じる。

チソンが刑務所内で殺されかけたことで、組織から裏切られたのを悟り、組織に復讐することで脱走計画が始まっていくのだ。ここは、コメディ要素が満載になっている。コツコツと脱走計画をしていたナギョンは、シャバにいる仲間に地下道の地図入り洋服を着せて面会にこさせ、それを覚えて実行するが地下道の最後の出口が二股になっており、どっちにいっても軍の基地に繋がっていたり、コツコツ地面を掘って脱出道を完成して今夜実行と思っていた矢先に監房の引越しがあったり、他の仲間たちに協力を求めて壁の外側がシャバで脆いひとつの壁を壊そうと数十人が体当たりしても何にもならなかったりと踏んだり蹴ったりなのだ。

脱走大作戦を何度も挑戦している囚人であるが、ある出来事によって一瞬にして「あの壁」が壊れるのである。壊れる原因を作った元も奇跡的な偶然が重なっており、偶然の連続が脱走劇を作りだしているのだ。壁が壊れる瞬間だったり、全ての囚人が一斉に逃げ出そうと走りだすカメラアングル、囚人と刑務官たちとの争いといった感じで、しかもチソンらが逃げ切ったことで大事件になっていくのである。

中盤から終盤の流れは、一時写真館に潜伏し、それぞれの囚人が目的があってその行動をしていき、チソンが組織に復讐していくのである。終盤の作りが韓国映画よりも香港映画の作りに近いので好みが分かれるかもしれない。個人的には、ラストも好きで伏線としていたアイテムが最後に出てくるところも洒落ている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2010-11-24 17:57 | 559.偉大なる系譜
韓国映画レビュー その494 「ぼくら特殊発掘捜査隊 (原題:マイ キャプテン キム・デチュル)」
b0097051_18243047.jpgぼくら特殊発掘捜査隊 (原題:マイ キャプテン キム・デチュル)
制作年:2006年
監督:ソン・チャンス
出演:チョン・ジェヨン、チャン・ソヒ、ナム・ジヒョン、キム・スホ
ジャンル:ヒューマンドラマ、コメディ
鑑賞:日本版DVD


慶州の山中の発掘現場で、遺跡泥棒のキム・デチュル(チョン・ジェヨン)は、まだ発見されていない黄金の仏像を発掘する。デチュルは、騒ぎが収束するまで一時的に黄金の仏像を隠すために、近くの狭い洞窟に入って黄金の仏像を布に包んで隠そうとする。そんなとき、小学生のジミン(ナム・ジヒョン)と飼犬ヨボヤが洞窟に入ってきて、デチュルは咄嗟に嘘をつき、文化財管理局の特殊発掘捜査隊であることを説明して名刺を渡し、このことを秘密にして欲しいとお金を渡してデチュルは去っていった。二ヵ月後、デチュルは狭い洞窟に隠しておいた黄金の仏像を取りに行くとなくなっていた。この事を知っているのはジミンだけだから、デチュルはジミンを捜して問い詰め、黄金の仏像を学校のロッカーに移動させたことを説明する。夜に二人は学校のロッカーに行くと黄金の仏像はなくなっており、そのとき吸血鬼を装った少年ビョンオ(キム・スホ)をみかけ、逃げるビョンオをデチュルとジミンは追う。これをきっかけにジミンとビョンオは親しくなり、二人はあの洞窟に入り、そこでデチュルと遭遇する。デチュルは、子供たちに特殊発掘捜査隊の特殊捜査隊員と任命して、彼らと一緒に黄金の仏像を探すお話。

監督は、本作デビュー作のソン・チャンス監督。
出演は、遺跡泥棒のキム・デチュルを演じるのは『拍手する時に去れ』『ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)』のチョン・ジェヨン、サーカス団員のチョン・エランを演じるのは『天国からのメッセージ (原題:幽霊が住む)』のチャン・ソヒ、小学生のジミンを演じるのは『無影剣』のナム・ジヒョン、エランの息子ビョンオを演じるのは『お母さん』のキム・スホ、ジミンの祖父を演じるのは『ワイルドカード』のイ・ドギョン、ノ刑事を演じるのは『マラソン』『甘い人生』のイ・ギヨン。

遺跡泥棒キム・デチュルが、ノ刑事(イ・ギヨン)から黄金の仏像を発掘するように依頼され、作戦は成功したが黄金の仏像はなくなってしまい、偶然知り合った二人の子供たちと一緒に黄金の仏像を探すのである。

お宝探しと同時に、デチュルの父に関する過去、両親に捨てられ祖父(イ・ドギョン)と貧乏な二人暮しをしている少女ジミン、白血病で吸血鬼になることを夢見る少年ビョンオ、夫を亡くし息子ビョンオと一緒に移動しながら生活するサーカス団員エラン(チャン・ソヒ)らの人間ドラマを描いている。

遺跡泥棒デチュルがノ刑事との闇取引で遺物を売買する大人の世界、両親に捨てられても明るく振舞っている貧乏少女ジミンや白血病で病と闘いながらその素振りをみせない少年ビョンオといった子供の世界、この二つの世界を混合させて描いている。大人の世界も子供の世界も中途半端に描かれており、二つの世界が調和せずにバランスが悪く、ストーリーに幅がないのだ。

黄金の仏像の在りかは、序盤の段階で誰が所有しているのかデチュルにはわかっており、どのようにして黄金の仏像を自分の手にするのかを長い過程でみせている。大人の世界を中心にしていれば暴力という力で奪うことが出来るが、子供の世界を描いていることで強引なやりとりをみせることが出来ずに、時間だけが無駄に浪費しているのだ。デチュルの子供時代のエピソードを交えていることで、子供の気持ちを壊さないようにしているのがみえる。

サーカス団員エランと息子ビョンオの母子関係、祖父とジミンと飼犬ヨボヤの家族関係、デチュルと亡くなった父との父子関係、デチュルとジミンとビョンオの特殊発掘捜査隊関係をみせて人間ドラマを作り上げているが、どれもパンチが弱いので感情が昂らない。

正直、子供映画のように感じられたから大人が観ると物足りない気持ちになるだろう。個人的には、行ったことがある慶州が舞台になっていたことで、「あそこ行った」って場所が所々出てくるので、それが楽しかった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
[PR]
by nameinuuuu | 2010-05-08 18:35 | 494.ぼくら特殊発掘捜査隊
韓国映画レビュー その493 「正しく生きよう」
b0097051_18123946.jpg正しく生きよう
制作年:2007年
監督:ラ・ヒチャン
出演:チョン・ジェヨン、ソン・ビョンホ、イ・ヨンウン
ジャンル:コメディ
鑑賞:日本版DVD


銀行強盗事件が多発する地方都市サンポ。交通課巡査チョン・ドマン(チョン・ジェヨン)は、標識を見落として交通違反をした車を止めて、運転手が新しい警察署長でも容赦なく違反切符を切るクソ真面目な性格である。サンポ署に新しく赴任した警察署長イ・スンウ(ソン・ビョンホ)は、多発する銀行強盗を防ぐことを考えて、模擬訓練を実施することを決める。イ・スンウ署長は、サンポ署の全署員にクジをさせて強盗役を決めさせようとするが、実は強盗役の紙は入っておらず、直々にチョン・ドマンを署長室に呼び出して強盗役を彼に指名する。ドマンは、イ・スンウ署長からしっかり実行することを命令されたことで、過去の銀行強盗の記事をスクラップして緻密に準備していく。サンポにある銀行に抜き打ちで銀行強盗の模擬訓練を警察が行うことを事前に連絡しており、実行日にチョン・ドマンがベスト信用金庫をターゲットにして実行する。銀行内には、本当のお客に混じって数人の刑事たちがお客として忍び込んでいたが、手際よく行動するドマンに刑事や銀行員たちは翻弄する。早く訓練を終わらせたい刑事や銀行員たちは、無理矢理抵抗するが、ドマンの作戦によって封じ込められ、訓練は長引いてしまい、特殊部隊やマスコミが集まり事が大きくなっていく。手を抜かない真面目な銀行強盗犯役の警察官ドマンをどのようにして警察は収束させていくのかを描いたお話。

監督は、本作デビュー作のラ・ヒチャン監督。
出演は、サンポ警察署の交通課巡査チョン・ドマンを演じるのは『ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)』『偉大なる系譜』のチョン・ジェヨン、サンポ警察署のイ・スンウ署長を演じるのは『美しき野獣』『吸血刑事ナ・ドヨル』のソン・ビョンホ、銀行員チョン・ダヘを演じるのは『彼女を信じないでください』のイ・ヨンウン、サンポ警察署のウ・ジョンテ班長を演じるのは『礼儀なき者たち』『アイスケーキ』のコ・チャンソク、サンポ警察署のチョ・ソンウク課長を演じるのは『蒼空へ...』『偉大なる系譜』のイ・チョルミン、銀行の支店長を演じるのは『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』『偉大なる系譜』のチュ・ジンモ。

本作品は、日本映画『遊びの時間は終わらない』をリメイクしたものである。チャン・ジンとイ・ギュボクが脚本をしていることで、原作の色を消さずに、アレンジした形で表現している。

交通課巡査チョン・ドマンのクソ真面目な性格や表情を変えない冷たい眼つきをした強面が、面白さを倍増させている。知事の不正を捜査したことで刑事課から交通課に左遷されたエピソードがあり、正しいことをしているのに上からの圧力によって押さえ込まれたところにちょっとした伏線を貼っている。タイトル通り「正しく生きよう」としているドマンであるが、周囲の人たちからは反感に思われ、要領が悪くみられてしまい損をしているのだ。

銀行強盗の模擬訓練なんて適当に済ませて業務に戻りたい刑事や銀行員たちの気持ちを逆なでするかのように、ドマンは本格的に強盗役を実行していくことで真夜中まで引き伸ばし、警察の失態を世間に見せつけてしまうのだ。ドマンからすれば、署長の業務命令だから単に遂行しているのだが、細かい打ち合わせをしていなかったことで、筋書きのない模擬訓練が大きくなっていくのだ。都会からきたエリート署長と地方巡査とのズレをみせながら、空気を読まないドマンの行動がコメディ要素として出ている。

銀行強盗の模擬訓練と知って監禁されている刑事や銀行員たちは、早く終わらそうとウ班長(コ・チャンソク)がドマンに近寄ると持っているライフルで「バン」と叫び、「死亡」という札を首からぶら下げてしまう。太極拳の達人である女刑事が肉弾戦をするが、ドマンは学生時代にボクシングの学生チャンピオンだったことで互角に戦っており、結局は武器を持っているドマンがライフルで打つ形で女刑事も「死亡」という札を首からぶら下げたり、うるさい女銀行員を殴打した演技をして「失神」という札を首からぶら下げて、演劇のようなやりとりが行われているところが笑いを誘う。笑えたところは、「死亡」となっているウ班長が動きだして防弾チョッキを着ていたから復活したと屁理屈を言い出すと、銀行員やお客たちは頭を打ちぬかれていたと主張したり、うるさい女銀行員が暴れ出すと隅に移動させて、ドマンがいきなり腕立て伏せをして、うるさい女銀行員の首に「強姦」という札を首からぶら下げるところだ。

銀行内をコミカルにみせて、銀行外では警察の醜態を世間にみせてしまい戸惑う署長や機動隊、それを生中継するマスコミの構図が良く出来ている。単なる模擬訓練が大騒ぎになっていき、ドマンの母親までが登場したり、逃亡用のバスを要求したり、エスカレートしていくのだ。地方の警察や機動隊の力量、マスコミの動き、警察とマスコミとのいざこざ、警察組織、といったところをコメディ要素を交えながら現状のままでいいのかと主張しているようにも感じる。

模擬訓練をどのように終わらすかが興味をそそるところで、そこの流れは観て楽しんで欲しい。意外な結末が用意されているからだ。ラストもコメディとして締めているので、常に笑える作品に仕上がっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2010-05-08 18:21 | 493.正しく生きよう