韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
758.同い年の家庭教師レッスン2
759.容疑者X
760.会社員
761.カエル少年失踪殺人事件
762.未確認生命体
763.超能力者
764.青い塩
765.家を出た男たち
766.間諜
767.ヨンガシ
768.隣人
769.私が殺人犯だ
770.共謀者
771.魔法のカメラ
772.リターン・トゥ・ベース
773.出藍の誉れ
774.愛のジャンケン
775.Departure
776.REC
777.蛍の光
778.2度の結婚式と1度の葬式
779.マネキンと手錠
780.テレビを当てよう!
781.禁じられた愛
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785.かげろう
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801.容疑者S
802.もう我慢できない
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タグ:チョン・ウソン ( 14 ) タグの人気記事
韓国映画レビュー その797 「私とS4の話 (オムニバス短編)」
b0097051_22484860.jpg私とS4の話 (オムニバス短編)
制作年:2013年
監督:チョン・ウソン、ヤン・イクチュン、キム・ナムギル、ク・ヘソン
出演:チョ・スンヒョン、ティム、チョン・イクリョン、クリスティーナ・フェルナンデス・リー
ジャンル:オムニバス


サムスン GALAXY S4 を媒体にして製作された四編のオムニバスのCF映画が製作されたもの。監督と演出を担当しているのは、チョン・ウソン、キム・ナムギル、ヤン・イクチュン、ク・ヘソンである。一編が数分の物語になっている。

■4ラン(サラン)

ソウルの芸術高等学校が舞台。 演劇の練習をしていたジュンス(チョ・スンヒョン)は、チェロを背負って自転車で走るミンジュ(ソ・イェジ)に一目惚れする。ミンジュが自転車を運転しているところをジュンスがスマートホンの動画機能でこっそり撮影し、更にスマートホンの機能を使って愛の告白をする。その後、二人の関係はどうなったのかというお話。

監督は、俳優チョン・ウソン。
出演は、ジュンスを演じるのはのチョ・スンヒョン、ミンジュを演じるのはのソ・イェジ。

高校生カップルの誕生をスマートホンが共通ツールとしているところを強調している。ジュンスは、ミンジュとその友達がいる前に立ち、イラストレーションで顔を隠して、スマートホンの機能の音声翻訳機能を使って「愛している」を複数の言語で出力させるのだ。英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語、日本語、中国語の八つ。中国語のところでのイラストレーションが、チンパンジーを使っているけど、意図的にやっているのであろう。

その後、ミンジュがピアノを弾いている教室にジュンスが入り、二人の愛をスマートホンの画面で表現している。初々しい高校生カップルが誕生するところをスマートホンを絡ませ、若い二人の学生生活を少しみせて終えるのだ。ストーリー的には、学生を主にした青春ドラマのノーマルな作りになっている。

スマートホンの機能として目立つのは、動画の画質、静止画の編集、世界九カ国(母国語の韓国語を含む)の音声翻訳であろう。音声翻訳だけど、どこまで正しい翻訳が可能なのか怪しいところである。本作品で扱っていた言葉(愛している)は簡単な言葉なので、別に翻訳機能なんかなくてもわかったけど、言語が難しいものやスラングなんかは不可能だろう。


■一緒にダンスを

小さい食堂を経営している若い店主(ティム)。常連の女性のお客さん(西山舞)が一人でカウンターに座る。いつも恋人と一緒にきていた常連客で、その日はさびしい表情をしている女性のお客さん。お客さんは、日本語を話しスマートホンの音声翻訳機能で韓国語が出力され、店主も韓国語を話しスマートホンの音声翻訳機能で日本語が出力され、二人の会話が成立している。お客さんは愛の痛みに対して語って、店主はその話に耳を傾けるお話。

監督は、『息もできない (原題:糞蠅)』『愛情万歳』の俳優ヤン・イクチュン。
出演は、店主を演じるのはティム、お客さんを演じるのは西山舞。

冒頭から常連の女性のお客さんが失恋してお店に入ってきて注文を取ろうとし、それに気づかずいつものように話しかけてしまった店主、スマートホンの音声翻訳機能で会話することでお客さんの状況を知り、店主が何とか機嫌を直そうと考える。

そして愛について、魔法という表現を使って、日本語表記と韓国語音声を混ぜながら語られていくのである。女性客の心情を短い時間で、明確に表現できており、店に貼られた女性客と恋人の写真も飾られ、状況判断が周囲のアイテムから読み取れるようになっている。

一番気になったのは数分の作品なのに、カメラアングルの多さである。カウンタをはさんだ二人の距離、表情を映し出す顔の距離、店主が女性客に近づき二人が立ち上がり中央で踊りだすまでのプロセスのみせ方。狭い店にみえたが、カメラアングルの効果もあり、そこそこ広い店に最後はみえた。

音声翻訳機能を外国人同士が使用して、実用的なところみせていることでこの機能を有効に活かしている。愛について、それなりの表現方法をみせながら、女性客の心情を交えている。最後に二人がダンスをすることで悲しみの愛を店主が癒しているのだ。四つの作品の中では、一番良くみえた。


■ハローママ

デザイナーのユジン(チョン・イクリョン)は、アメリカでファッションショーの仕事で忙しくしている。突然かかってきた一通の電話を受けたユジンは、母が暮らす韓国行きの飛行機に乗る。韓国に到着して車で実家まで走行するユジンは、桜の咲いている通りをみて思いにふける。母一人娘一人で生活してきたこの親子は、母の病状が気になって急遽ユジンが韓国に来たのだ。生活拠点はアメリカにあるユジンは、子供もいて、スマートホンの動画で子供と夫の姿をみせる。そして、現在の母の静止画を綺麗に撮影してみせる。母と娘の想いを映したお話。

監督は、俳優キム・ナムギル。
出演は、ユジンを演じるのはチョン・イクリョン、ユジンの母を演じるのはシン・ヨンスク。

アメリカで家族を作ったユジンが一通の電話を受けて、急いで母がいる韓国へ会いにいくのだ。古ぼけた写真で幼少時から母子家庭だったのが推測され、母が気になり娘ユジンが駆けつけたのである。

桜を擬似的に表現しており、季節は春を表現しており、桜の花を自分として表現している。桜並木で母の写真をスマートホンで撮るユジン、写真を撮られるのが恥ずかしい母の照れる姿が母子の仲をみせている。

結婚して子供を産んでも母からみればユジンは永遠に子供なのが感じ取れる。箸の持ち方もこの年令になって矯正されたり、ユジンを心配する母の姿がみせている。母と娘の親子愛を同じスマートホンを使い、スマートホンを愛情を繋ぐ道具としても利用している。ストーリー的には、ノーマルな作りになっている。


■ペック

不思議な世界でサングラスをした大人たちと野球をする幼いペック(ムン・メイソン)、それを近くで応援する幼いスニ(クリスティーナ・フェルナンデス・リー)。幼いスニは、幼いペックが逆転ホームランを打ったことで、大人たちに幼いペックを奪われる。残されたのは、幼いスニと子犬だけであった。子犬と戯れるスニは、成長して大人になる。あの不思議な世界で、成人スニ(ク・ヘソン)と成人ペック(イ・ヘウ)が再会するお話。

監督は、『妖術』『桃の木』の俳優ク・ヘソン。
出演は、幼いスニを演じるのはクリスティーナ・フェルナンデス・リー、幼いペックを演じるのは『赤ちゃんと僕』のムン・メイソン、成人スニを演じるのは『奇跡のシンフォニー (原題:August Rush)』『妖術』のク・ヘソン、成人ペックを演じるのはのイ・ヘウ。

冒頭と終盤は架空の世界を表現しているようでファンタジー要素を取り入れている。子供時代と成人時代の二つの時間が存在しており、時間を繋げるアイデアが面白い。

残された幼いスニと子犬が遊ぶ姿は、幼いスニの命令によって子犬が倒れる遊びである。これはスマートホンの機能の一つで、画面に触れずに操作できる機能を表現しているのであろう。スマートホンに手を近づけて横に振ると画面がスライドして移動する機能を子犬と幼いスニの画像を使って表現しているのだ。

物語としてはホームランをキーワードにしており、スニがペックと再会することが幸せを示しており、それを比喩的にホームランで例えている。

映像に様々な工夫されているのがみられ、特に時間軸に合わせて変えているのだ。冒頭の野球シーンや幼いペックが連れ去られるところは、カラフルに表現されており、室内では太陽の光が射し込むような映像をみせており、最後に実写からイラストへと変換されて、映像にこだわった作品にみえる。


■総評
単純に作品の出来をみると、ヤン・イクチュン監督作品>ク・ヘソン監督作品>チョン・ウソン監督作品=キム・ナムギル監督作品という感じであろう。ヤン・イクチュンとク・ヘソンは、今まで短編映画や長編映画を複数撮っていることで、経験の差が出たと感じられる。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2013-07-14 23:29 | 797.私とS4の話
韓国映画レビュー その568 「きみに微笑む雨 (原題:好雨時節)」
b0097051_14283972.jpgきみに微笑む雨 (原題:好雨時節)
制作年:2009年
監督:ホ・ジノ
出演:チョン・ウソン、ガオ・ユアンユアン、キム・サンホ
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:日本版DVD


韓国の建設会社で働くチーム長のドンハ(チョン・ウソン)は、新婚旅行に行く同僚の代わりに中国の成都に出張する。ドンハは、空港で出迎えた支社長(キム・サンホ)と観光に出かけた杜甫草堂で、アメリカ留学時代の女友達メイ(ガオ・ユアンユアン)をみかける。メイは、杜甫草堂で外国人に観光ガイドをしており、英語で観光客に説明していた。10年ぶりに再会した二人は、その日の夜に食事をして、学生時代の思い出話に花を咲かせる。当時から好きだったと告白するドンハに対し、メイはドンハが日本人女性に想いを寄せていたと云って会話をはぐらかしている。翌日、ドンハは商談を終えたあと、四川大地震の爪跡を見てショックを受ける。その夜、ドンハとメイは再び食事をして、大広場を散歩する。大地震から1年後の未だ傷跡の残る四川を舞台に、10年ぶりに再会した男女の心を繊細に綴るラブ・ストーリー。

監督は、『四月の雪 (原題:外出)』『ハピネス (原題:幸福)』のホ・ジノ監督。
出演は、建設会社のチーム長をしているドンハを演じるのは『レストレス ~中天~ (原題:中天)』『グッド・バッド・ウィアード (原題:良い奴、悪い奴、変な奴)』のチョン・ウソン、杜甫草堂でガイドをしているメイを演じるのは『プロジェクトBB (原題:宝貝計劃) 』『南京!南京!』のガオ・ユアンユアン、建設会社の支社長を演じるのは『楽しき人生 (原題:楽しい人生)』『最後の贈り物...帰休』のキム・サンホ、メイの上司のマ部長を演じるのはベテラン俳優のマ・シャオファ。

元々は、中国・香港・韓国の合作映画『成都我愛你』のオムニバス作品のひとつであった。過去、現在、未来という三つの作品を取り扱った作品になっており、本作品は「現在」に当てはまる。韓国と日本では、「現在」だけを切り抜いて単作として劇場公開する形をとっている。

主人公の韓国人ドンハと中国人メイがアメリカに留学していたときの同窓生という設定から、二人の会話は英語で交わされている。登場人物によって言葉の選択があり、ドンハ(韓国語と英語)、メイ(中国語と英語)、支社長(韓国語と中国語)、マ部長(中国語と英語)といった形になっている。

再会した日、ドンハとメイはアメリカ留学時代の思い出を語り合い、愛していたことを積極的に話すドンハ、思い出を書き換えるようなことをしてはぐらかすメイの姿をみせている。当時の淡い想いが今になって再び燃え上がるドンハ、自分を想ってくれて気持ちが揺れるメイをみせながら、「今」という瞬間をみせている。二日目に二人きりで食事をしたりダンスをしたりして、帰国日に空港でドンハのまえにメイが現れたことで、帰国日を延ばし、二人の感情が高まっていくのである。

メイはドンハに帰国するまえに全てを語る決心をしていたのがみえ、そこに偶然にも支社長が食事の席についてしまったことで、それを封印してしまい、翌日に精神的な動揺から自動車の運転中に異変が起こるのである。今までのメイの行動の原因を終盤にみせており、何故感情を止めているのかをみせているのである。幾つか伏線を貼っているので、途中でメイがどのような状況下にいるのか予測できるであろう。

詩人の杜甫、四川大地震が物語の鍵になっているのは直ぐにみえるであろう。杜甫の詩「春夜喜雨」の内容が二人の感情とリンクさせるような形になっている。雨のシーンが印象的になっており、この演出も詩の内容からきているのがみえる。細かくみていくと二人の感情を別の形で表現しているので、細かい演出をひとつひとつみていく必要がある。

積極的に進むドンハと自らブレーキをかけるメイの心情を捉えており、そこを表情によって読みとるようなカメラワークになっており、心の機微を上手に表現されている。10年まえと今という二つの時間軸で、愛のタイミングの「ずれ」を強調している。10年まえの二人の出来事で、一年先に帰国したドンハがメイに手紙を書く約束をしていたが一通も手紙を送らなかった理由であったり、現在においてはメイの生活環境や精神状態である。ストーリーの流れとしては、大きな動きがないことで不満を持つかもしれないが、人物描写にスポットを当ててみると楽しめるであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2011-01-03 14:41 | 568.きみに微笑む雨
韓国映画レビュー その381 「グッド・バッド・ウィアード (原題:良い奴、悪い奴、変な奴)」
今年の8月に日本上映が予定されている本作品。韓国の主役級俳優を集めた作品であり、人気だけが先行している感じがしてしまった。期待しすぎて撃沈。クリント・イーストウッド主演の『続・夕陽のガンマン (英題:The Good, the Bad and the Ugly)』のオマージュ的な作品なのかな。西部劇だし。正直、『続・夕陽のガンマン』の方が面白いけど・・・。


b0097051_21203326.jpgグッド・バッド・ウィアード (原題:良い奴、悪い奴、変な奴)
制作年:2008年
監督:キム・ジウン
出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン
ジャンル:アクション
鑑賞:韓国版DVD


1930年代の満州、日本軍が残した謎の地図を持つ日本人の金丸たちは、満州鉄道の列車に乗車していた。列車強盗犯のユン・テグ(ソン・ガンホ)は地図のことを知らずに金品が目的で金丸たちを襲って、ついでに大切にしていた地図も一緒に奪った。線路上に燃焼物を置いて列車を強引に止めようとする馬賊団の首領パク・チャンイ(イ・ビョンホン)は、朝鮮人富豪キム老人(ソン・ヨンチャン)から満州鉄道に乗っている金丸の持つ地図を奪うという依頼を受けて列車を襲った。また、列車の外から馬賊たちに向けてライフルを撃ちまくる懸賞金狩人パク・トウォン(チョン・ウソン)は、朝鮮独立軍のナヨン(オム・ジウォン)から地図の奪取を依頼されていた。トウォンは同時に高額な懸賞金が賭けられているチャンイに向けてライフルを撃つ。謎の地図を持ったテグは、列車から飛び降りて荒野を走り、相棒マンギル(リュ・スンス)が待つサイドカー付きオートバイに乗り込んで逃げていった。チャンイ率いる馬賊団たち、懸賞金狩人トウォンは、列車強盗犯テグを追いかける。謎の地図を追っているのはチャンイやトウォンだけでなく、頭領が中国人の三国派たち、そして日本軍も地図の行方を探していた。町に逃げ込んだテグとマンギルは、祖母の家に戻ってロシア語で書かれた地図を眺め、この地図はお宝を示す地図だと考察した。テグたちを追ってやってきた三国派たちは、テグとマンギルを銃撃して襲い、二人は逃げてはぐれてしまった。オートバイで荒野に逃げたテグは、トウォンに狙撃されてテグは捕まってしまった。トウォンは、指名手配書をみてテグにも賞金が賭けられていることを知り、縄で縛って捕獲した。テグが持っていると思われた地図は町にあることで、トウォンはアジトで一泊して二人で町に戻った。一方で、マンギルは独断で複製した偽者の地図を三国派の副頭領ピョンチュン(ユン・ジェムン)に売りつけて一件落着する。だが、地図を売った直後にマンギルの目の前にチャンイ率いる馬賊たちが現れて、マンギルはチャンイにボコボコにされる。そこに、戻ってきたテグとトウォンが助けに入って、テグとトウォンがチャンイら馬賊たちと銃撃戦を繰り広げて、チャンイたちは町から去っていった。多くの者たちが、謎の地図を奪いあいながら戦い、最後の勝者は誰になるのかというお話。

監督は、『箪笥』『甘い人生』のキム・ジウン監督。
出演者は、列車強盗犯ユン・テグを演じるのは『優雅な世界』『シークレット・サンシャイン (原題:密陽)』のソン・ガンホ、馬賊団の首領パク・チャンイを演じるのは『甘い人生』『夏物語』のイ・ビョンホン、懸賞金狩人パク・トウォンを演じるのは『デイジー』『レストレス ~中天~ (原題:中天)』のチョン・ウソン、三国派の朝鮮人副頭領ピョンチュンを演じるのは『優雅な世界』『肩ごしの恋人』のユン・ジェムン、ユン・テグの相棒マンギルを演じるのは『スーパースター カム・サヨン』『まぶしい日に』のリュ・スンス、朝鮮人富豪キム老人を演じるのは『あいつの声』『M』のソン・ヨンチャン、朝鮮人富豪キムの執事パクを演じるのは『夏物語』『優雅な世界』のオ・ダルス、麻薬商人ジェシクを演じるのは『正しく生きよう』『ファム・ファタール (原題:無防備都市)』のソン・ビョンホ、トウォンの仲間で朝鮮族女ソンイを演じるのは『サンデーソウル』『同い年の家庭教師 レッスン2』のイ・チョンア、チャンイの仲間サンカルを演じるのは『四月の雪』『レストレス ~中天~ (原題:中天)』のキム・グァンイル、チャンイの仲間コムを演じるのは『私の生涯で最悪の男』『ビースティ・ボーイズ』のマ・ドンソク、朝鮮独立軍のナヨンを演じるのは『ノートに眠った願いごと (原題:秋ヘ)』『スカウト』のオム・ジウォン。

複数の勢力(列車強盗犯、チャンイ馬賊団、懸賞金狩人、三国派、日本軍、朝鮮独立軍、朝鮮人富豪など)が謎の地図を手に入れようとする西部劇風のアクション映画になっており、ストーリーが単純なため子供から大人まで気楽に鑑賞できる大衆向け映画である。ハリウッド映画のような大味なアクションと香港映画のようなアクションが混じった感じがする。

金のためなら誰でも殺す「良い奴」の懸賞金狩人パク・トウォン、プライドが高くてナンバー1でなければ気がすまない「悪い奴」の馬賊団首領パク・チャンイ、ゴキブリ並みの生命力を持つ「変な奴」の列車強盗犯ユン・テグ、彼らは謎の地図によって引き寄せられるのだ。

主に五つの勢力が対決する構図になっており、満州鉄道ではテグvsチャンイ馬賊団vsトウォンの銃撃戦、町中では三国派vsテグ&マンギル、チャンイ馬賊団vsテグ&トウォン、目的地に向かう途中の砂漠で先頭をオートバイで走るテグを追いかけながら戦うテグvs三国派vsチャンイ馬賊団vs日本軍vsトウォン、終盤のガチンコ対決のテグvsチャンイvsトウォンという流れだ。

良く表現すると豪華キャストを揃えたド派手なアクションで何も考えずにラフに観られる作品、悪く表現すると何でもありの全編西部劇仕立てで荒唐無稽な作品となる。どちらに感じるかで完全に評価が分かれる作品であろう。

アクション面では、銃撃戦が中心になっており、時には肉弾戦も取り入れている。満州鉄道での銃撃戦でこの作品のつかみとしては良く、その後に町で起こるの香港映画風の戦闘、砂漠では各勢力が各々敵になって戦闘をする多国籍戦争(日本vs中国vs朝鮮)のような殺し合い、目的地でのライバル同士の銃対決、銃対決後の出来事といった見所が多い。目的地にあるお宝の正体、トウォンが追う「指斬り魔」の正体、チャンイが触れられたくない屈辱的な過去、そして誰が一番強いのかという、幾つかの謎を持ちながら最後まで引っ張っているから目が離せないであろう。

謎の地図と言いながらみんながその存在を知っていたり、謎の地図を直にみた人間はテグとマンギルだけなのにみんなが目的地に辿り着くのも変なところであった。途中の砂漠から目的地に向かうテグを追うからそこからは納得できるが、町中での戦闘が終わりトウォンから離れて単独でテグが目的地に向かうから、複数の勢力たちが合流することは困難であり、複数の勢力が矢印を使って進行方向を示している地図をみるとテグを追っているよりは目的地に向かって進んでいるようにみえてしまった。

全体的な評価としてはごくふつうのアクション映画に感じられた。主要人物三人の心情もそれほどでもないし、満州を舞台にしていることで様々な民族を取り入れているが各々の民族が持つ心情があまりみえない。アクションを主にしているから、人間ドラマなところは精度が低くみえる作品だ。気軽さが売りの作品なのかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2009-05-05 21:40 | 381.良い奴,悪い奴,変な奴
韓国映画レビュー その360 「太陽はない」
バックアップ用のDVD-Rのデータを漁っていたら、5年ぐらいまえに書いたこの作品の簡易版レビューが出てきたので追記してアップすることにした。意外と記憶に残っていたので不思議な気分だった。今思うとこの作品をスクリーンで日本語字幕という環境で鑑賞できたことは貴重な経験だった。映像が一風変わっていたし、サウンドの使い方が良いからだ。そしてチョン・ウソンよりもイ・ジョンジェの方が数倍存在感があった気がする。日本でDVD化すれば結構買う人がいると思うのだが。

b0097051_11111498.jpg太陽はない
制作年:1998年
監督:キム・ソンス
出演:チョン・ウソン、イ・ジョンジェ、ハン・ゴウン、イ・ボムス
ジャンル:青春ドラマ
鑑賞:シネマコリア2003


周囲からも期待されておりチャンピオンを目指していたボクサーのドチョル(チョン・ウソン)は、ある試合で頭部にパンチを喰らってパンチドランカー(高次脳機能障害)になってしまった。それから、近頃は負けが続くようになってしまい、更に控え室で騒ぎを起こしてしまいボクシングを諦めることを決めた。ドチョルは、新しい仕事を見つけるためにジムの館長の紹介で興信所を訪れ、同い年のホンギ(イ・ジョンジェ)を紹介されて一緒に仕事することになる。ホンギの部屋で一緒に住むことになったドチョルは、共に行動をしていく中で意見が対立することが多々出てくる。ある日、ホンギの部屋に訪ねてきたモデルのミミ(ハン・ゴウン)にドチョルが一目ぼれをしてしまう。ミミは、有名になることを目指して毎回オーディションを受けるが落ちてばかりいて、ホンギが彼女を大スターにしようとマネージメントをしている。ボクシングを捨てきれず再チャレンジをするドチョル、壮大な夢を持つが借金まみれのチンピラのホンギ、スターを夢見て都会に出てきた売れないモデルのミミ、三人の若者が挑戦と挫折を繰り返しながらもがいている苦悩を描いたお話。

監督は、『ラン・アウェー』『ビート』のキム・ソンス監督
出演者は、ボクサーのドチョルを演じるのは『ボーン・トゥ・キル』『ビート』のチョン・ウソン、チンピラのホンギを演じるのは『朴対朴』『火の鳥』のイ・ジョンジェ、モデルのミミを演じるのは本作スクリンデビューのハン・ゴウン、借金取りのピョングクを演じるのは『接続』『地上満歌』のイ・ボムス、後輩ボクサーのソンフンを演じるのは『ラン・アウェー』『ビート』のパク・チフン。

ドチョル、ホンギ、ミミの三人は、夢を追いかけているがなかなか掴むことが出来ないところからスタートしている。ドチョルはボクサーとして致命的な病気になったがボクシングを捨てきれず復帰すること、ホンギは巨大ビルのオーナーになって金持ちになること、ミミは大スターになって有名になること、このような夢を実現するのはかなり難しいことであるが、苦しむ若者たちの叫びを代表者としてみせているようにもみえる。

ドチョルとホンギの名コンビぶりがこの作品の魅力であろう。ドチョルは真面目な性格で人間関係を強く意識した情がある男である。ホンギはいい加減な性格で拝金主義でありトラブルを引き起こすが愛嬌がある男である。このように全く性格が違うことで、二人の個性がぶつかり合うところにおもしろさがあり、仕方なしに互いに力を貸し合っている関係になっているのだ。ボクサーとしての腕力があるドチョルを利用してホンギが取り立て屋をしているようにみえ、ずる賢いホンギの姿がみえるが、お互いが見えない力で支え合っているのがストーリーが進行していくに連れてみえてくるはずだ。綺麗な言葉でいえば友情であるが、腐れ縁みたいな感じにもみえる。

記憶に残っているシーンとしては、雨の中でシャドーをしながらランニングしているドチョルの横に、ホンギが車で追いかけて仮想試合を実況するところである。ホンギが実況アナウンサーのように喋りまくるところで、饒舌なアナウンサーとは別に元プロボクサーの輪島功一みたいな喋り方をした人物も交えているのがかなり笑えてしまった。

ミミの存在がドチョルとホンギに関わっているのだ。ミミのマネージメントをするドチョル、ミミに恋するホンギという形で、ミミの仕事と恋の両方に影響を与えているのだ。ドチョルがミミの苦しみを受け止めたり、ミミの言葉によって将来を見詰めるようにドチョルを動かしていくのである。

ダメ男をみせているホンギは、常に借金取りのピョングク(イ・ボムス)に追われており、ソウルの街を激走しているのだ。二人の関係がなかなかおもしろく、ホンギが兄貴と呼ぶとピョングクが兄貴と呼ぶなというやりとりが何回かみせており、決して親近的な関係にならないのである。そのために、何度も逃げるホンギと追いかけるピョングクの構図を最後まで崩さないのだ。

終盤は、ドチョルがボクサーとして復帰した試合と同じ時間軸上で、ホンギが抱えている幾つかの問題を解決する姿をみせたり、ミミが直面する厳しい現実をみせながら、それぞれが苦悩した姿をみせている。試合後に控え室でドチョルとホンギが二人っきりになるところ、ラストシーンでみせる太陽を比喩的な表現にして二人が日の出を屋上でみる演出は多くの意味を含んでいて、なかなかよく出来ていると感心してしまった。

不思議な映像テクニックを使っているのが印象的なのだ。映像が歪んだりぼやけるところは、パンチドランカーという症状を持つドチョルの視点で映像化している。ドチョルとホンギの静止画を連続で流したり、ボクシングの試合を臨場感があるように表現するため映像に変化をつけている。実験的にみえる映像手法であるが、かなり成功しているように感じる。相乗効果としてサウンド面の効果がかなり影響しているからだろう。有名なロックテイストのアメリカの曲、時にはノリノリのテクノを挿入しているからであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2009-02-14 11:38 | 360.太陽はない
チョン・ウソン
b0097051_1847305.jpgチョン・ウソン
정 우성
1973年3月20日生

<映画出演作品>
b0097051_18482468.jpgKUMIHO/千年愛
制作: 1994年韓国  監督: パク・ホンス
出演: コ・ソヨン、チョン・ウソン 他
b0097051_18483844.jpgボーン・トゥ・キル
制作: 1996年韓国  監督: チャン・ヒョンス
出演: チョン・ウソン、シム・ウナ 他
b0097051_21455571.jpg上海グランド
制作: 1996年香港  監督: プーン・マンキ
出演: アンディ・ラウ、レスリー・チャン、ニン・チン 他
b0097051_184851100.jpgビート
制作: 1997年韓国  監督: キム・ソンス
出演: チョン・ウソン、コ・ソヨン、イム・チャンジョン、ユ・オソン 他
b0097051_1849642.jpgモーテル・カクタス
制作: 1997年韓国  監督: パク・キヨン
出演: チョン・ウソン、パク・シニャン、チン・ヒギョン、イ・ミヨン、キム・スンヒョン、ハン・ウンス 他
b0097051_18491916.jpg太陽はない
制作: 1998年韓国  監督: キム・ソンス
出演: チョン・ウソン、イ・ジョンジェ、ハン・ゴウン、イ・ボムス 他
b0097051_18493585.jpgユリョン
制作: 1999年韓国  監督: ミン・ビョンチョン
出演: チェ・ミンス、チョン・ウソン、ソル・ギョング 他
b0097051_18494830.jpgラブ 最愛の人
制作: 1999年韓国  監督: イ・ジャンス
出演: チョン・ウソン、コ・ソヨン、パク・チョル、イ・ボムス 他
b0097051_1850193.jpgMUSA -武士-
制作: 2001年韓国  監督: キム・ソンス
出演: チョン・ウソン、チュ・ジンモ、アン・ソンギ、チャン・ツィイー 他
b0097051_18501536.jpgトンケの蒼い空 (原題:糞犬)
制作: 2003年韓国  監督: カク・キョンテク
出演: チョン・ウソン、キム・ガプス、オム・ジウォン 他
b0097051_18502925.jpg私の頭の中の消しゴム
制作: 2004年韓国  監督: イ・ジェハン
出演: チョン・ウソン、ソン・イェジン 他
b0097051_18504327.jpgサッド・ムービー
制作: 2005年韓国  監督: クォン・ジョングァン
出演: チョン・ウソン、イム・スジョン、チャ・テヒョン、ソン・テヨン、シン・ミナ、イ・ギウ、ヨム・ジョンア、ヨ・ジング 他
b0097051_18505836.jpgデイジー
制作: 2006年韓国  監督: アンドリュー・ラウ
出演: チョン・ジヒョン、チョン・ウソン、イ・ソンジェ 他
b0097051_18511223.jpgレストレス ~中天~ (原題:中天)
制作: 2006年韓国  監督: チョ・ドンオ
出演: チョン・ウソン、キム・テヒ、ホ・ジュノ 他
b0097051_16303862.jpgグッド・バッド・ウィアード (原題:良い奴、悪い奴、変な奴)
制作: 2008年韓国  監督: キム・ジウン
出演: ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン 他
b0097051_1621671.jpgきみに微笑む雨 (原題:好雨時節)
制作: 2009年中国・韓国  監督: ホ・ジノ
出演: チョン・ウソン、ガオ・ユアンユアン 他
b0097051_029290.jpg贈り物 (短編)
制作: 2010年韓国  監督: キム・ジウン
出演: チョン・ウソン、キム・アジュン 他
b0097051_1945984.jpgレイン・オブ・アサシン (原題:剣雨)
制作: 2010年中国・香港・台湾  監督: スー・チャオピン、ジョン・ウー
出演: ミシェール・ヨー、チョン・ウソン、ワン・シュエチー、バービー・スー 他
b0097051_0293941.jpgフレンズ アン ラブ (短編)
制作: 2011年韓国  監督: チョ・ソンヒ
出演: チョン・ウソン、シン・ミナ、ソ・ジソプ 他
b0097051_0294854.jpgザ・キラー
制作: 2012年韓国  監督: イ・ジェハン
出演: チョン・ウソン 他
b0097051_14312617.jpg監視者たち
制作: 2013年韓国  監督: チョ・ウィソク、キム・ビョンソ
出演: ソル・ギョング、チョン・ウソン、ハン・ヒョジュ 他
b0097051_2135276.jpg神の一手
制作: 2013年韓国  監督: チョ・ボムグ
出演: チョン・ウソン、アン・ソンギ、イ・ボムス、キム・イングォン、イ・シヨン 他

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by nameinuuuu | 2007-07-07 10:51 | 俳優_FILE
韓国映画レビュー その213 「レストレス ~中天~ (原題:中天)」
100億ウォン以上の制作費、チョン・ウソン&キム・テヒのダブル主演、中国でのオールロケ、『MUSA-武士-』の助監督が本作の監督と宣伝が凄い。宣伝と面白いは比例しないのが映画のいいところでもある。決して悪い作品ではないが、ラブストーリーの要素が強すぎるのとラストの戦いが淡白すぎる。ボスのパンチュ(ホ・ジュノ)って強いのか?

b0097051_18571826.jpgレストレス ~中天~ (原題:中天)
制作年:2006年
監督:チョ・ドンオ
出演:チョン・ウソン、キム・テヒ、ホ・ジュノ、パク・サンウク
ジャンル:ファンタジー、アクション、ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD


時代は統一新羅末期。チョヨン隊の退魔武士イグァク(チョン・ウソン)は、獣たちに小さな村が襲われそうなところに現れて獣たちを倒し村を救った。村人たちはイグァクにお礼として酒や食べ物をふるまうが、その中に毒を盛りイグァクを麻痺させて捕まえようとした。その理由は、政府に対して反乱し兵士として戦ったため政府からイグァクは指名手配されていて、イグァクを捕らえれば報奨金がもらえ、そのお金で貧乏なこの小さな村が救われるからだ。だが、意識があるうちにイグァクは力ずくで村から脱出して、近くの空き家にたどりつき意識がなくなってしまった。目を覚ますとそこは死後の世界の「中天」に生きたまま来てしまった。「中天」とは、死んだ霊魂たちが転生を待ちながら49日間留まる世界で、「中天」を守る天人の一人ソファ(キム・テヒ)が、イグァクの現世での恋人ヨンファにそっくりであった。イグァクは死んだ恋人ヨンファそっくりのソファに近づくが、ソファにはイグァクに関する記憶が全くなかった。それは天人になるには現世の記憶を消すことが条件であったからである。「中天」では、冤鬼たちによって反乱が起こり天人たちは襲われていき、「中天」にいる霊魂たちもまきこまれてしまう。冤鬼たちは、天人ソファを狙っておりそれを守るためにイグァクは一緒に行動をとる。反乱を起こしているのは、イグァクが現世で所属していたチョヨン隊の仲間たち退魔武士たちで、冤鬼たちと一緒に「中天」を混乱させていた。イグァクは、愛するソファを守るために、襲ってくる昔の仲間の退魔武士たちと戦うお話。

監督は、本作デビュー作のチョ・ドンオ監督。出演者は、チョヨン隊の退魔武士イグァクを演じるのは『私の頭の中の消しゴム』『デイジー』のチョン・ウソン、「中天」では天人ソファで現世ではイグァクの恋人ヨンファを演じるのは『ラスト・プレゼント』のキム・テヒ、チョヨン隊のボスであるパンチュを演じるのは『火山高』『シルミド』のホ・ジュノ、チョヨン隊の副ボスであるヨウィを演じるのは『公共の敵2』『逆転の名手』のパク・サンウク、チョヨン隊の唯一女戦士ヒョを演じるのは『孟父三遷之教』のソ・イヒョン、チョヨン隊のウングィを演じるのは『Sダイアリー』『四月の雪』のキム・グァンイル、チョヨン隊のウンゴルを演じるのは『輪廻 リ・インカーネーション (原題:サークル) 』『下流人生』のユ・ハジュン。

生きたまま死後の世界「中天」に来てしまったイグァクは、現世で自分のために死んでしまった恋人そっくりの天人ソファに会い、現世での恋人だったヨンファだと感じる。現世では仲間であったチョヨン隊の退魔武士たちが「中天」で反乱を起こしており、「中天」を救うことができる霊体首飾りをつけた天人ソファが必要なために、チョヨン隊の退魔武士たちは天人ソファに襲いかかるが、それをイグァクがソファを守るために昔の仲間と戦うのだ。

ファンタジーというジャンルのために、この世界の決まりごとを理解していく必要がある。この世(現世)とあの世(中天)の違いや繋がり、人物の相関を整理することである。現世は、新羅末期の時代で身分の違いが大きく影響された時代であり、王室の貴族たちと民たちの貧富の差は大きく開いており、王室の貴族たちはやりたい放題であった。チョヨン隊のボスのパンチュの妻は、王室の貴族たちに強姦されて亡くなってしまい犯人は捕まったが真犯人は王室の貴族たちであった。私情もあるが王室の貴族たちの傲慢さに限界を感じてチョヨン隊の退魔武士たちは、反乱を起こしてこの腐った国を変えようとしたが失敗に終わってイグァク以外は全員死んだ。チョヨン隊の退魔武士たちの仲間の絆は深いものであることを熟知しておくことである。イグァクの恋人ヨンファが殺された原因は、幽霊を呼んで疫病を伝染させたことであり、イグァクの目の前で村人たちはヨンファを生きているまま家に閉じ込めて焼き殺した。実のところは幽霊を見たのはイグァクであったのだ。

「中天」は、死んだ者たちの霊魂が集まる世界(死後の世界)で、次に生まれ変わる49日間で魂を清める場所である。「中天」を管理しているのは白い衣装を着た天人たちで、死んで直ぐに天人が死者にペンダントを渡し、死者は湯で体の臭いをとり、心を清めて時間がきたら転生する仕組みになっている。冤鬼という者たちが天人たちを襲い、「中天」にいる霊魂たちも襲っていくのだ。冤鬼らを操っているのがチョヨン隊の退魔武士たちで、ボスのパンチュなのである。天人ソファが持っている霊体首飾りが必要で、それとある条件を満たせばパンチュは現世に戻ってやり残したことを実行しようしているのだ。天人ソファは、イグァクの恋人ヨンファであり、天人ソファの記憶は天人になったことで現世の記憶がないのである。天人ソファの能力のひとつに相手の心を読める能力があり、イグァクがどのような人物であるかを所々で覗いて現世でのイグァクの様子を読み取っていく。

序盤から中盤は、「現世」と「中天」の説明を会話から読み取っていかなければならない。映像としては、「現世」と「中天」をイグァクの記憶とリンクさせて飛ばすようにしているので、区別してみなければいけない。チョヨン隊の退魔武士たちは、「現世」と「中天」で髪型や服装が違うのでどちらの世界に移ったかは見当がつくだろう。

アクションに力を入れているのがわかり、素早い動きはワイヤーアクションを多々使われ、攻撃はCGによって合成処理されている。イグァクとチョヨン隊の退魔武士たちとのガチンコ勝負が見事に描かれいる。兄弟のウングィ&ウンゴルとイグァクの対決は、ウングィ&ウンゴルの攻撃は背中から鎖の槍のようなものを無数に飛ばす攻撃で空中に飛びまわる。戦闘がメインであるが、もうひとつはウングィ&ウンゴルからすればかつての仲間で兄のように慕っていたイグァクと戦わなければいけないことに心を痛めながら戦っているところも見所である。

チョヨン隊の副ボスのヨウィと女戦士ヒョが、イグァクとソファと戦うシーンは、交互に相手が入れ替わるような戦闘になっていてタッグマッチのようになっている。戦闘方法は剣での攻防であり、ワイヤーアクションを使って飛び回りながら剣を交わす。ヨウィとヒョはかなり強く、この戦いの結末もおもしろい終わりかたをしている。この作品の根底にある「愛」が重要になっており、ヒョを中心とした人間関係が基盤になっているシーンである。終盤には、イグァクとチョヨン隊のボスであるパンチュとの一騎打ちになっていく。

「中天」という世界は、仏教の輪廻の思想からきているのがわかり、生死を永遠に繰り返していく。49日間留まる世界というところは、これも仏教からきており、死者の霊は亡くなった日から49日間はこの世とあの世をさまよっているとされ、この期間は死から新しい生へと生まれ変わる準備をして、これが過ぎると極楽浄土にいく考えである。映像からもイグァクが「中天」に初めに着いた場所も仏教的な寺院の作りをした建物がずらりと囲んでいるのが印象的であった。仏教圏のアジアの国々の人たちであれば通用するストーリーであると感じるが、世界的にみるとキリスト教徒やイスラム教徒の人たちが鑑賞すると異様に思えるだろう。現世 → 中天 → 天上(生まれ変わりの世界)が永遠に繰り返すことがこの作品の世界観であるが、このベクトルを崩そうとしているのがパンチュであり、生きて「中天」にきたイグァクである。

いくつか疑問点もあり、「現世」でも「中天」でも登場した獣のような者たちは、人ではなく獣で解釈していいのか、中天世界で天人や霊魂やチョヨン隊の退魔武士たちが死んでいるようだが、その後は「無」になるのか「天上」に行くのだろうか、「地獄」という概念が出てこないがそれでいいのか、冤鬼たちに天人たちは消滅されて天人はソファだけになるのだがその後の「中天」は存続できるのかと余計なことまで考えてしまう。

「中天」という仮想空間をどこまで理解できるかがポイントになっている。そしてファンタジーであるが、軸になっているのはラブストーリーで、イグァクもソファもパンチュもヨウィもヒョも「愛」に混乱されるのだ。率直な感想は、ストーリー的にはB級SFアクションっぽいのだが、かなりお金がかかっているようにみえる。過去のSF作品と比較すれば、韓国映画の映像レベルが上がったのはわかる。終盤のイグァクとパンチュの対決はあっさりしているので、最後なんだから時間と映像技術を使ってもっと頑張ってくれよと言いたいところだ。

b0097051_20344560.jpgb0097051_214364.jpgb0097051_2145886.jpg
 イグァク (チョン・ウソン)  ソファ/ヨンファ (キム・テヒ)  パンチュ (ホ・ジュノ)


b0097051_21143771.jpgb0097051_21151160.jpgb0097051_21154325.jpg
 ヒョ (ソ・イヒョン)       ヨウィ (パク・サンウク)  ウングィ (キム・グァンイル)
                                  & ウンゴル (ユ・ハジュン)


【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2007-06-01 19:42 | 213.中天
韓国映画レビュー その207 「ラブ 最愛の人 (原題:ラブ)」
コ・ソヨン&チョン・ウソンのコンビ作品の第三弾『ラブ 最愛の人』。
これで、この企画を終わりにする。これからも時々、1990年代の作品も取り上げていこうと思っている。

b0097051_11271127.jpgラブ 最愛の人 (原題:ラブ)
制作年:1998年
監督:イ・ジャンス
出演:チョン・ウソン、コ・ソヨン、パク・チョル、イ・ボムス
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:海外版VCD


韓国のマラソン・ランナーとして、将来期待されていたマラソン選手ミョンス(チョン・ウソン)は、アジア大会で途中棄権したのがきっかけでスランプに陥る。アメリカで開かれる国際大会に出場するためにロサンゼルスにやってきたミョンスだが、完走する自信がなくなり選手団から離れ、ロサンゼルスに住んでいる親戚ブレッド(パク・チョル)の家に転がり込む。そこには、10才の時に養子としてアメリカにやってきたジェニー(コ・ソヨン)がいる。ブレッドのクリーニング店を手伝うジェニーは、実母を探している。心の整理をつけようとするミョンスだが、ジェニーのことが気になっていく。ミョンスとジェニーは、お互いの視線を感じながら何時しか愛し合っていた。果たして、ミョンスはマラソン選手として復活するのか、ミョンスとジェニーは今後どのようになっていくのかというお話。

本作がデビュー作のイ・ジャンス監督。マラソン選手ミョンスを演じるのは『KUMIHO/千年愛』『ビート』のチョン・ウソン、ジェニーを演じるのは『KUMIHO/千年愛』『ビート』のコ・ソヨン、ブレッドを演じるのは『ピアノマン』『チム』のパク・チョル、ミョンスのライバルでマラソン選手ジョンチョルを演じるのは『太陽はない』『新装開店』のイ・ボムス。

マラソン選手ミョンスが、周囲の期待と前大会での成績で不安になり選手宿舎から脱走して親戚ブレッドと生活し、そこにいたジェニーと恋に落ちるラブストーリー。そこまでの過程で、お互い未来への希望がない心から這い上がっていく作りになっている。

主となる登場人物は、ミョンス、ジェニー、ブレッド、ジョンチョルの四人。ブレッドの家に突然やってきたミョンスを快くむかえてくれたブレッド、近隣の友人たちにミョンスを紹介したりと気配りがある良い兄貴的な存在なのだ。ジェニーも世話になっているブレッドを兄貴のように慕っているところから、初めのうちは三人の関係はうまくいっていた。しかし、ミョンスとジェニーが惹かれあっていくところから、この関係も崩れていく。ブレッドがジェニーの実母を捜しに韓国まで行っている最中に、ミョンスとジェニーは関係を持ってしまう。

ミョンスとジェニーのラブストーリーがメインになっているが、ミョンスがマラソン選手としてどのように復活していくか、ジェニーが実母のことをどのように心の整理をするのか、ジェニーがミョンスをマラソン選手復活のサポートする役割、二人の間にいる兄貴的な存在ブレッドの優しさといった幾つかの見せ場がある。

ジェニーの実母を必死に探すブレッド、ミョンスのライバルであり友人でもあるジョンチョル(イ・ボムス)が主役の二人をうまく光らせている。ラブストーリーものとしては地味であるが、チョン・ウソンとコ・ソヨンの存在感でこの作品はもっている感じがする。全てアメリカでロケを行っており、プロダクション作業もすべてハリウッドで行っているので費用はかかっているが、出来はイマイチだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2007-05-06 11:33 | 207.ラブ 最愛の人
韓国映画レビュー その206 「ビート」
コ・ソヨン&チョン・ウソンのコンビ作品の第ニ弾『ビート』。
現時点で、日本では一般上映されてない作品であり、日本版DVDが未発売の作品である。
チョン・ウソン、コ・ソヨン、ユ・オソン、イム・チャンジョンといった有名俳優の彼らが共演しているので俳優重視で鑑賞する人は価値があると思う。

b0097051_1031118.jpgビート
制作年:1997年
監督:キム・ソンス
出演:チョン・ウソン、コ・ソヨン、ユ・オソン、イム・チャンジョン
ジャンル:青春ドラマ、アクション、ラブストーリー
鑑賞:海外版DVD

喧嘩が強く一匹狼のように生きる高校生のミン(チョン・ウソン)は、数少ない友人がいる。ヤクザとして成功することを夢見るテス(ユ・オソン)と素朴な夢を追い続けるファンギュ(イム・チャンジョン)の二人である。喧嘩ばかりしていたミンは、ファンギュと一緒に行った店でロミ(コ・ソヨン)と出会い、彼女を愛するようになり付き合う。しかし、ミンはファンギュが職員室で体罰を受けているのを見て教員に暴力を振るい退学処分になる。一方でロミは成績が下がったことを苦に友人の自殺を目の当たりにしてショックで病院送りになってしまう。その後、ミンとロミの恋は自然消滅するが2年後再び出会う。喧嘩が強いテスは、ヤクザの中間ボスにまで成り上がり着実に成功していった。ミンとファンギュは、心を入れ替えて飲食店を開業して地道に労働をする。ロミは友人の自殺から精神障害になってしまい、治療して徐々に立ち直ろうとしている。そんな4人の若者の生きざまを描いたお話。

監督は、『ラン・アウェー』のキム・ソンス監督。出演者は、主人公ミンを演じるのは『KUMIHO/千年愛』『ボーン・トゥ・キル』のチョン・ウソン、ミンの恋人ロミを演じるのは『KUMIHO/千年愛』のコ・ソヨン、ヤクザのテスを演じるのは『テロリスト 哀しき男に捧げる挽歌』『彼らだけの世界』のユ・オソン、地味な夢をもつファンギュを演じるのは『ゲームの法則』のイム・チャンジョン。主役級の4人が揃って出演している本作は貴重な作品でもある。原作は漫画であり、それを映像化した作品である。

高校時代に知り合い友人関係になったミン、ロミ、テス、ファンギュの四人が、それぞれの人生に進んでいくなかで挫折や苦しみにもがきながら夢に突き進む青春ドラマである。

序盤は、高校生活から始まり孤独なミンにテスとファンギュという友人が出来てそれなりに楽しく過ごしていた。ミンはロミと知り合って恋愛関係もうまくいっていたが、ミンは高校を退学することになり、ロミは病気になってしまい二人の関係は終わってしまう。高校時代の作りは、社会に出た四人の生活模様に繋がっているので必要なシーンでもあり、意外に社会に出るところからよりも前半の高校時代の方がおもしろい。

社会に出た四人の比較からすると、テスはヤクザとしては徐々に成功しているが、ミン、ファンギュ、ロミはそうでもない。ファンギュは小さな飲食店を持ち細々とした生活をしているし、ロミはミンと再び出会ったときに本当の自分を隠して見栄をはったり、ミンはファンギュの店で働くが相変わらずアウトサイダーな生きかたをしている。テスは、ミンの喧嘩の強さを知っているのでヤクザの世界に誘うが、ミンは組織に属することを嫌がり仕事のときだけミンはテスの仕事を手伝うのだ。ファンギュの扱いも可哀想で、店の営業許可を役所に届けていなかったために、国によって店を取り壊されるのだ。真面目に生きるファンギュにとってこの怒りがおさまらず、ある行動を起こしてしまう。

ミン、テス、ファンギュの男の友情を表現しているが、社会への反抗も表現しており、暴力という手段が全面に出ている。前半は友情あり恋愛ありの青春ドラマな内容になっているが、後半は一転してアクション重視な形になっている。最終的にミンが、恋人ロミを選ぶのか、親友テスを選ぶかで運命を分けてしまうのである。

ストーリーのテンポが速いので意外と楽しめるし、ラブストーリーを絡めたアクションもの、そして友情を絡めた若者の青春ドラマって感じである。派手なアクションと映像テクニックが売りの作品でもあり、低速撮影やコマ落しを駆使した映像を使っている。香港映画ではこのような映像テクニックは使われるが、韓国映画としては当時としては珍しい作品だ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2007-05-03 10:36 | 206.ビート
韓国映画レビュー その205 「KUMIHO/千年愛」
『アパートメント (原題:アパート)』のレビュー時に、コ・ソヨンの出演しているレビューが少ないことから、少しづつアップしていこうという自分ながらの企画を考えた。コ・ソヨン&チョン・ウソンのコンビ作品三作を連続でアップしていく。
まずは、コ・ソヨン&チョン・ウソンのコンビ作品の第一弾『KUMIHO/千年愛』。

b0097051_21423614.jpgKUMIHO/千年愛
制作年:1994年
監督:パク・ホンス
出演:コ・ソヨン、チョン・ウソン、トッコ・ヨンジェ、パン・ウニ
ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー
鑑賞:日本版Video


999年間生きつづけてきた妖怪クミホは、人間界での名はハラ(コ・ソヨン)で生活している。妖怪クミホは、本当に愛している男性と出会い、100日の間に愛した男の精気を吸い取り愛を交わせば人間に生まれ変わることができるのだが、今まで失敗に終っており残された時間は1年になった。地獄のエンマ大王が、妖怪クミホを退治するために人間界に送り込んだのが使者69号(トッコ・ヨンジェ)で、妖怪クミホを探し回る。ある日、ソウルで大勢のチンピラと喧嘩していたヒョギ(チョン・ウソン)は、偶然車で通りかかったハラがヒョギを救った。そしてタクシー運転手をしているヒョギは、勤務中にタクシー強盗にあってしまい、所持金がないことでヒョギを森に放り出して犯人たちはタクシーに乗って逃げてしまった。傷だらけのヒョギを救ったのがハラで、傷の手当てをしてあげた。そのときにハラがペンダントを落とし、ヒョギはハラが働く喫茶店にペンダントを返しにやってきて、紳士的な態度をみて好感を持ち、二人の関係は近づいていった。一方、人間界に下りてきた使者69号は、巫女のミニ(パン・ウニ)と出会い、二人は共に行動をして、ついにハラは妖怪クミホであるとわかり見つけたのだ。ハラは心の底からヒョギを愛するようになり、彼の精気を吸い取っていたが、徐々にハラの心は変化していった。果たして、ハラ即ち妖怪クミホは、使者69号の手から逃れることができるのか、そして愛するヒョギの精気を吸い取り人間になることができるのかというお話。

監督は、本作がデビュー作のパク・ホンス監督。出演者は、人間界でハラと名乗っている妖怪クミホを演じるのは本作スクリンデビューのコ・ソヨン、妖怪クミホを愛する青年ヒョギを演じるのは本作スクリンデビューのチョン・ウソン、地獄から来た使者69号を演じるのは『将軍の息子3』『ホワイト・バッジ』のトッコ・ヨンジェ、巫女のミニを演じるのは『将軍の息子』『海賊』のパン・ウニ。

東洋の伝説にある九尾狐(クミホ)をモチーフしたファンタジーを基盤にしたラブストーリーである。宣伝では韓国初の本格的SFX映画としているが、技術的な面からして香港映画の足元にもとどかないレベルである。その後、この作品の経験が生かされていき『銀杏のベッド』や『ソウル・ガーディアンズ 退魔録』といったCGやSFXを使用した作品が成長していったのがわかる。

序盤は、地獄のシーンから始まり異様な空気が流れるシーンが続く。そこで手違いによって妖怪クミホの退治に選ばれたのが使者69号で、幽霊列車から人間界に下りたのが釜山で、そこで現地の人と会話が噛み合わず北朝鮮人民と勘違いさせてしまい、こっちでも困ってしまう使者69号であった。使者69号はこのようなコメディ要素を提供する役目になっている。本筋の妖怪クミホの方は、ハラと名乗って男性とうまくいきかけたが失敗に終わり、偶然ヒョギと出会うことで二人は恋愛に発展していくのだ。

妖怪クミホは人間になるためにヒョギを利用していたのだが、二人の愛は深くなっていくのだ。二人の関係に割り込んできたのが、使者69号と巫女ミニで妖怪クミホを退治するのだ。ヒョギにハラの正体をバラして助けようとしたのが使者69号であるが、ヒョギは信じられないでいたが、ある人物と偶然出会ったことでストーリーは急展開していくのだ。ハラが妖怪クミホであると確信したのがクミホの尻尾の毛を見たときであり、ヒョギの心が動いていくのだが、チョン・ウソンの演技がまだまだ未成熟なので表現しきれていないのがわかる。終盤は、妖怪クミホと使者69号&巫女のバトルになっていく。

ハラ(妖怪クミホ)とヒョギのラブストーリーが主体で、そこに地獄や妖怪といったファンタジー、使者69号と巫女ミニのコメディ、ラストのアクションといったものだ。ハラとヒョギが抱き合うシーンが多いことからラブストーリーを意識して作っているのがわかる。でも、そこに絡んでくる様々な事柄(クミホ伝説やクミホ退治)をもっと強調してもよかった気もする。

若手のコ・ソヨンとチョン・ウソンを起用していることで表現力に関していえばまだまだ発展途上の段階であり、CGやSFXなどの技術もまだまだ追いついていない状態であったので、ある意味で実験的な感じを受けた。1990年代中期の韓国映画の新しいジャンルへの先駆けになっている作品ではないかと感じた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2007-05-01 21:55 | 205.KUMIHO/千年愛
韓国映画レビュー その163 「デイジー」
キャストが豪華だから多くの人が本作品のレビューをアップしていると思う。最近、日本未公開作品のアップが少ないが、決してネタ切れではない。今年、日本で劇場公開された作品を少しアップしたいからだ。

b0097051_1849483.jpgデイジー
制作年:2006年
監督:アンドリュー・ラウ
出演:チョン・ジヒョン、チョン・ウソン、イ・ソンジェ、チョン・ホジン
ジャンル:ラブストーリー、アクション
鑑賞:日本版DVD


オランダのアムステルダムで骨董店を営む祖父と暮らす画家の卵ヘヨン(チョン・ジヒョン)のもとに頻繁にデイジーの花が届けられる。以前にヘヨンが郊外で絵を描くために訪れたときに、丸太橋から川に落ちてしまい、流されてしまったバックと新しく頑丈に作られた橋がその場所にあった。ヘヨンは、姿がわからない人に礼として風景画を橋に置いてから、その人からデイジーの花が贈られ続けていた。ある日、広場で肖像画を描くヘヨンの前に客としてジョンウ(イ・ソンジェ)があのデイジーを花を持って現れた。ヘヨンはデイジーの花をみて、運命の人がようやく姿をみせたと思い込んでいたが、ジョンウは刑事として張り込みのために客に扮していた。それが幾度と続いたことで二人は親しくなっていった。そんなヘヨンの日々を見守り続ける殺し屋パクウィ(チョン・ウソン)こそ、ヘヨンにデイジーの花を贈っていた人なのだ。パクウィは自分が殺し屋であるために正体を明かせない理由があるから、このような行動をとっていた。ある日、広場で張り込みをしていたジョンウは、そこで銃撃戦になりヘヨンは銃弾が首に当たり喋れない体になり、殺し屋パクウィと撃ち合いになったジョンウも大怪我をしたため韓国に戻ることになった。広場で肖像画を描くそんなヘヨンのまえに姿を現したパクウィであった。一人の女性を愛する刑事と殺し屋の微妙な三角関係を描いたお話。

監督は、『インファナル・アフェア』『頭文字D THE MOVIE』の香港映画の巨匠アンドリュー・ラウ監督。出演者は、画家の卵ヘヨンを演じるのは『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のチョン・ジヒョン、殺し屋パクウィを演じるのは『MUSA -武士-』『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン、刑事ジョンウを演じるのは『風の伝説』『シンソッキ・ブルース』のイ・ソンジェ。

三角関係であるヘヨン、パクウィ、ジョンウのそれぞれの視点からみたものと犯罪ものアクションを加えたことで悲劇が起こっていく。韓国ラブストーリーに香港アクションを融合させる少し変わった作品になっている。序盤から中盤までは、ヘヨン、パクウィ、ジョンウの視点から過去から現在までを違う視点で三回繰り返す手法を撮っている。ヘヨンからは、郊外での忘れ難い記憶を蘇らせるようにしている。なぜ新しく橋が出来ているのか、なぜデイジーの花が届くのかと姿がみえない憧れの人を愛するようになる。ジョンウが持っていたデイジーの花と偶然出会うことで運命を感じて、彼のことで頭がいっぱいになっていく。ジョンウからは、刑事として張り込みのためにヘヨンの客に成りすましていただけだったが、いつも会っていることで彼女に惹かれていく。デイジーの花は標的を騙すためのカモフラージュのためにたまたま花屋で買ったものなのだ。パクウィからは、郊外でたまたまヘヨンの姿をみつけ一目ぼれのような形で惚れて、彼女を助けるために橋を作り、デイジーの花言葉「心に秘めた愛」をアピールするためにデイジーの花をヘヨンに贈り、アムステルダムの広場近くにアパートを借りてヘヨンを遠くから見つめる。一つの現在を三つのプロセスを経て、時間軸を一致される手法はおもしろさがある。言葉よりも表情の演技がかなり多いこの作品において、三人の心情をどのように読み取っていくのかという楽しさがある。

三人の視点が終わると銃撃戦になり、三人の運命が変わっていくのだ。ヘヨンは声を失う障害をもちながら今も愛しているジョンウを待ち、ジョンウは大怪我をして韓国に戻りヘヨンに怪我を負わせたことの失望感をもちながら今もヘヨンを愛していた。そこに恋のライバルがいなくなりパクウィはヘヨンに行動を起こすのである。ヘヨンとパクウィが親しくなり、突然ヘヨンの家に訪れるジョンウの三分割されたシーンは見せ場でもある。表情で感情を表現している三人の気持ちの揺れをとらえているからだ。そして三人の感情のすれ違いでもあるのだ。

ジョンウは職務で自らの命を張って囮捜査で殺し屋を誘き出すのだが、標的になっているジョンウをボスから指令された殺し屋パクウィのかけひきが見物である。ジョンウの運命の出来事の後、ヘヨンとパクウィが親密になっているのが不満でこの過程はちゃんと説明するような映像を入れてほしい。

伏線をいっぱい張りまくった作品になっているが、どれもこの伏線は観客に向けてでなくヘヨンに向けて伏線を張って事実を知らせるようにみえる。終盤でのシーンを含めて三者三様で一途な愛をみせつけるものになっている。ラストの狙撃や雨宿りしているところ、モノクロからカラーに切り替わる演出は個人的に気に入っているところだ。

舞台をオランダであることで古風あるヨーロッパの町並みや郊外の緑豊かな草原の映像美が楽しめる。白い花びらのデイジーの花や黒いチューリップもうまく演出されている。不満点もあり、登場人物が主役の三人、インターポールの上司、ヘヨンの祖父と韓国人を揃えていることでもう少し国際色を出す形で名のある外国人を出演させてほしかった。殺し屋のボスを演じる香港の俳優デビッド・チャンだけだったからだ。そして、言葉もなぜオランダで英語?っていうのが違和感があった。デビッド・チャン演じる殺し屋のボスは広東語を話しているのに、町の人たちとの会話は全て英語になっている。全体のリズム、映像の見せ方、演出などはアンドリュー・ラウ監督らしいのが特長的だ。正直な気持ち、香港を舞台で香港の俳優でこの作品をみてみたかった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2006-12-23 18:57 | 163.デイジー