韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
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801.容疑者S
802.もう我慢できない
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韓国映画レビュー その626 「牛と一緒に旅する方法」
仏教をどれだけ知っているかで評価が変わってきそうだ。ラフな気持ちで観ていたが、ストーリーが進むに連れて深く考えるようになっていった。意外に頭を使う作品である。

b0097051_117256.jpg牛と一緒に旅する方法
制作年:2010年
監督:イム・スルレ
出演:キム・ヨンピル、コン・ヒョジン、モッポ
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:動画


ソンホ(キム・ヨンピル)は、大学を卒業していながら、江原道の田舎に帰郷して、父(チョン・ググァン)と母(イ・ヨンイ)と一緒に農業をしながら、詩を書いている。実家には、叔母(パク・ヘジン)も頻繁に出入りしており、一緒に食事をしている。独身のソンホに対して、両親と叔母はベトナム人の女性を妻にすることを勧めてくるが、頑なに断っている。農業機械を使わず昔ながらの牛を使った農作業をしており、牛の糞の処理をしたりと効率が悪いことでソンホが文句を云っても、父は作業方法を変えず今まで通り牛を使うことを主張する。ある日、我慢の限界に達したソンホは、トラックに牛を乗せて、牛を売るために市場へ向かう。市場の競売士(ウォン・プンヨン)と交渉するソンホは、安い値段でふっかけてくることで牛を売らずに市場を去る。そんなとき、ソンホの携帯電話に7年前に別れた元恋人ヒョンス(コン・ヒョジン)から着信があった。ヒョンスは、夫のミンギュ(チョン・ウォンジョ)が事故で亡くなったので葬式に来てほしいという。ソンホは、未だにヒョンスのことで引きずっているが、ミンギュとは友人でもあったことで、牛を乗せたままトラックで葬儀へ向かう。葬儀を終えて、二人だけで酒を呑み、寂しさを紛らわすためヒョンスはソンホに迫り、ソンホは拒むが誘惑に負けてしまう。その朝、ソンホはそこから去り、トラックで移動して、マプソ寺で僧侶(ムン・チャンギル)の世話になったり、サービスエリアで牛に興味がある父子と出会ったり、牛の様子がおかしいことで獣医にみせたり、獣医の孫が牛に「ハンス」と名前をつけたり、牛を売るはずだった移動がいつの間にか牛と一緒に旅をすることになるお話。

監督は、『私たちの生涯最高の瞬間』『飛べ、ペンギン』のイム・スルレ監督。
出演は、ソンホを演じるのは『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』『私の愛、私のそばに』のキム・ヨンピル、ヒョンスを演じるのは『ミスにんじん』『今、このままがいい』のコン・ヒョジン、牛ハンスを演じるのは本物の牛モッポ、ソンホの父を演じるのは『義兄弟』『悪魔を見た』のチョン・ググァン、ソンホの母を演じるのは『作戦』『顔と心と恋の関係 (原題:私の目にさや)』のイ・ヨンイ、マプソ寺の僧侶を演じるのは『よく知りもしないくせに』のムン・チャンギル、ミンギュを演じるのは『ビューティフル・サンデー』『超感覚カップル』のチョン・ウォンジョ、ソンホの叔母を演じるのは『チャウ』『ハーモニー』のパク・ヘジン。

父への不満をぶつけるソンホが、農作業用の牛を売りに出かけるが、不当な値段のせいで牛を売ることに失敗し、様々な出来事が起こることで、牛を連れた奇妙な旅が始まる。家畜として接していた牛に「ハンス」と名がついたことで愛着がわきだし、旅中で様々な人たちと接し、仏教の思想によってソンホの心が変化していくロードムービーになっている。

ソンホは、友人ミンギュの死によって、7年ぶりにヒョンスと再会し、一度その場から離れる。父が警察に「息子が牛泥棒をした」と被害届けを出したことで手配され、道路沿いにいた警察官に補導される。警察署でソンホが父に牛を売っていないことを説明して釈放されることになり、ソンホとヒョンスは昼間から酒を呑み、過去と向き合う。さらに、思い出の場所である海岸で、再び再会したソンホとヒョンスは、想いを語り、その後二人と一頭の旅が始まる。幾度かソンホとヒョンスが意見をぶつけ合うシーンがあるのだ。二人の記憶を相互に再現するようになっており、男性側のソンホの立場、女性側のヒョンスの立場、この両方の視点から過去の感情を読みとることができるようになっている。

ソンホ、ヒョンス、ミンギュは、青春時代の友人で、当時好きだったアメリカの男2人女1人混成フォークグループ「ピーター・ポール&マリー」から、ミンギュをピーター、ソンホをポール、ヒョンスをマリーと呼び合っていた。この記憶が中盤あたりに出てくることで、序盤にミンギュが亡くなったとき、ヒョンスが何故夫をピーターと呼んでいるのかが見えてくるのだ。謎を先に提示するシーンが幾つかあり、その後に答えらしきシーンを描いているから、注意深くみていないとその理由を見失ってしまうだろう。

非常に興味深いところとしては、僧侶の描き方と仏教的思想である。序盤、中盤、終盤と三つの寺にいくソンホは、僧侶と会うのである。中盤あたりから、夢と現実が交錯するようなつくりになっており、驚いて気がつくと夢であったり、夢で起こったことが現実になっていたりと不思議な世界をみせているのだ。マプソ寺でソンホが「見牛」という絵をみて、描かれた牛が動いたことで驚くシーンがある。そこから既に始まっており、牛を主題としている一つの絵なのである。「見牛」の意味としては、優れた師に出会い、悟りが少しばかり見えた状態を示している。中盤で夢の中での出来事であるが、牛を手放してしまい、牛を捜しているシーンがある。この出来事が、「尋牛」の意味を示しているように感じるのだ。

僧侶と童子僧が出てきて、夢と現実の境界が曖昧になり、ある教えを唱えている。童子僧が唱える鏡に関することである。ソンホとヒョンスの記憶のズレを示していることが推測できる。まず事実があり、そこで二人が記憶をするが、お互い自己中心的な考えで記憶が形成され、虚像を作り出している。そう考えるとそれぞれ虚像を持つソンホとヒョンスは、記憶のズレの意味を証明できる。このことも二人の食い違う謎を先にみせて、後から遠まわしに説明しているようにみえる。

簡略して説明してしまうと、牛を売るために家を出たソンホが、牛と旅行をすることになり、その過程で過去の痛みを払いのけ、心の回復を描いたものである。仏教思想をどのように解釈していくかで、この作品の満足度が変わってくるであろう。終盤、火事のシーンで少し解釈しきれないところがあったので、そこを解くと新たな発見がありそうだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2011-08-11 11:23 | 626.牛と一緒に旅する方法
韓国映画レビュー その619 「無分別な妻、波瀾万丈な夫、それから太拳少女」
b0097051_19114439.jpg無分別な妻、波瀾万丈な夫、それから太拳少女
制作年:2002年
監督:イ・ムヨン
出演:チョ・ウンジ、チェ・グァンイル、コン・ヒョジン
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ、SF
鑑賞:韓国版DVD


グムスク(コン・ヒョジン)は、通っている高校に転校してきたウニ(チョ・ウンジ)が、男子高生らに絡まれているのをみて助けた。同じクラスで隣の席同士である二人は、すぐに親友になる。二人はいつまでも一緒にいられると思っていたが、ウニとグムスクがダンスクラブで酒癖の悪い男に絡まれたことでグムスクが男をビール瓶で殴ってしまい暴行事件になってしまう。しかも、警察官にこの事件を穏便に済ましてもらおうと頼んでいたウニだが、グムスクの目には警察官がウニにセクハラをしているようみえたので警察官まで殴ってしまい、グムスクは懲役一年九ヶ月の実刑を受ける。服役後、グムスクは、盲目マッサージ師(ユ・ヘリ)の助けを受けていた。一方、小さな赤ちゃんを産んで母になっていたウニは困っていた。ウニの赤ちゃんは、骨髄移植をしなければ助からない病気になっており、骨髄移植をするために多額の費用が必要で払えないでいる。何とか助けたいと思ったグムスクは、盲目マッサージ師の家に空き巣に入ったが失敗して、強盗未遂罪と公務執行妨害罪で懲役二年の実刑を受ける。刑務所から服役したグムスクは、ウニが人気コメディアンのドゥチャン(チェ・グァンイル)と結婚していたことにショックを受けていた。ウニがドゥチャンと結婚したのは愛しているからでなく、ドゥチャンの稼ぎが良いことで贅沢な暮らしを望んだからである。グムスクは、テコンドーの道場を開いて、幼い子供たちに指導して、新しい人生を始める。ウニがグムスクの道場に通い出し、二人が友情を超えて愛情になっており、二人が浮気している姿を覗き見していたドゥチャンに発見されたことで事態は大きく動いていくお話。

監督は、『ヒューマニスト』のイ・ムヨン監督。
出演は、無分別な妻ウニを演じるのは『アフリカ』『フー・アー・ユー?』のチョ・ウンジ、波瀾万丈な夫ドゥチャンを演じるのは『ワニ&ジュナ』のチェ・グァンイル、太拳少女グムスクを演じるのは『サプライズ』『品行ゼロ』のコン・ヒョジン、老いた未来人を演じるのは『ゴーストタクシー』『THE KISEI 寄生 (原題:白い部屋)』のキム・ギヒョン、若い未来人を演じるのは『チャン』『疾走』のキム・スンヒョン、ドゥチャンのマネージャーを演じるのは『おもしろい映画』『海賊、ディスコ王になる』のキム・インムン、盲目マッサージ師を演じるのは『尻尾を振る男』のユ・ヘリ、ノ局長を演じるのは『ジャングル・ジュース』『ワイキキ・ブラザーズ』のイ・ボンギュ。

まさに題名のように、無分別な妻はウニ、波瀾万丈な夫はドゥチャン、太拳少女はグムスクを示しており、奇妙な三角関係を描いたものになっている。

時間軸が、ウニとグムスクの高校時代、2002年のソウル、2030年の月、といった三つに分かれており、不規則に時間軸が飛ぶことで観づらくなっているのが欠点である。冒頭から、2030年の月が舞台になって老いた未来人(キム・ギヒョン)と若い未来人(キム・スンヒョン)が回想のように話していることで始まり、2002年のソウルに舞台が移り、そこでウニとグムスクが再会したところで、今度は二人の高校時代に飛んでいき、後は不規則に時間が飛んでいく。

ウニの人生は、2002年のソウルから映しており、仕事に忙しいコメディアンの夫ドゥチャンと結婚したことでお金持ちになり、このサクセスストーリーをみせるのかと感じさせる。だが、そこまで辿りつくまでに多くの悲惨な人生を送っているのである。ウニは、自分のせいでグムスクが刑務所に入ったことを気にしており、自分の赤ちゃんに疾患があったり、テレビ局がドキュメンタリー番組として放送する中で赤ちゃんが亡くなるのである。

グムスクは、レズビアンであり、本気でウニを愛しているのである。困っているウニをほっとけないことで前科二犯になってしまう。グムスクは、テコンドーの選手だった高校時代から体のケアをしてくれていた盲目マッサージ師が常に味方でいてくれたが、ウニのために盲目マッサージ師を裏切る行為をしてしまい後悔をするのである。グムスクにとって盲目マッサージ師は母みたいな存在であり、裏切られても二人の関係は深く、グムスクが刑務所を出所するときには必ずお迎えにくるのである。人生の再生としてテコンドーの道場を開いて、師範として教えて、その道場にウニが入ることで物事が大きく変化していくのである。

ドゥチャンは、ウニの赤ちゃんが亡くなるとき、ドキュメンタリー番組で知り合い、その流れで結婚した経緯がある。ドゥチャンは、女性としてウニを愛しているが、ウニの気持ちにはグムスクがいるのである。ウニとグムスクがデキていることを知り、ドゥチャンはグムスクに対して逆襲し、更に複雑化していくのである。

短い間隔で挿入してくる老いた未来人と若い未来人の会話によって、ウニ、グムスク、ドゥチャンの行動や心理を解説していくのである。月という設定で、天から高みの見物をしているようにみせているが、終盤に複雑な三角関係の結末がみえる仕組みになり、なぜ月で2030年なのかが分かるのだ。現在の倫理や道徳を超えたものを未来で実現できることを示しているのがみえるのだ。描き方に無理があるので、ちょっと説得力に欠けるけれど。時間軸を複数用いており、編集によって重複するようなシーンがあるので多少不満に感じてしまう。アイテムは揃っているのに、活かしきれていない作品にみえる。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2011-07-17 19:27 | 619.無分別な妻、(略)
韓国映画レビュー その618 「品行ゼロ」
今月に外付けHDD(1TB)を購入したことで、データ整理をしていたときに、この作品のメモ書きレビューが出てきたから追記してアップする。当時みたときの印象を考慮しておすすめ度をつけている。

b0097051_18532595.jpg品行ゼロ
制作年:2002年
監督:チョ・グンシク
出演:リュ・スンボム、コン・ヒョジン、イム・ウンギョン
ジャンル:青春ドラマ
鑑賞:シネマコリア2004


美容院を営む母(クム・ボラ)と二人暮しのジュンピル(リュ・スンボム)は、ムンドク高校を取り仕切る番長である。留年しているジュンピルは、子分たちに目を配り、学校内のサボり場を管理し、友人スドン(ポン・テギュ)と一緒に小中学生をかつあげしたり、パラパラエロ絵を下級生に売りつけて小遣い稼ぎをし、不良の溜まり場のローラースケート場で遊んでいる。真面目そうな転校生ヨンマン(チェ・ウヒョク)がジュンピルのクラスにやってきた。通学時にバス内で、転校生ヨンマンと近くの女子高に通う優等生ミニ(イム・ウンギョン)が親しく話しているのをジュンピルがみかける。ジュンピルは、ミニのことを自宅の美容院でお客としてきていたときから惚れており、ミニに近づきたいことから、まずヨンマンと親しくする。ヨンマンとミニは、同じクラシックギター教室に通う友人であることから、ミニに近づくためジュンピルもクラシックギター教室に通うようになる。以前からジュンピルに想いを抱いているスケ番のナヨン(コン・ヒョジン)は、このことを知って嫉妬してミニに対抗心を抱くようになる。また、クラブの用心棒もしているヨンマンの兄でもある転校生サンマン(キム・グァンイル)の存在によって、ジュンピルの存在が危うくなる。ムンドク高校の最強を分けるサンマンとの対決、そして恋の行方はどうなるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のチョ・グンシク監督。
出演は、ジュンピルを演じるのは『ガン&トークス』『復讐者に憐れみを』のリュ・スンボム、ナヨンを演じるのは『ラスト・プレゼント』『火山高』のコン・ヒョジン、ミニを演じるのは『リザラクション (原題:マッチ売りの少女の再臨)』のイム・ウンギョン、転校生のサンマンを演じるのは『JSA』のキム・グァンイル、スドンを演じるのは『涙』『ジャングル・ジュース』のポン・テギュ、転校生のヨンマンを演じるのは『情事』のチェ・ウヒョク、担任教師の鉄仮面をを演じるのは本作スクリンデビューのイ・チャンファン、ジュンピルの母をを演じるのはベテラン女優のクム・ボラ。

冒頭にジュンピルの伝説を漫画チックに描かれており、大勢のテコンド部員をボコボコにする事件をみせている。映像的には、空中で止まっていたり、とてつもないジャンプ力であったり、非現実的であるがあくまで「伝説」だからであろう。同じように中盤で、転校生サンマンの伝説を漫画チックに描かれており、大勢の柔道部員をボコボコにする事件をみせている。ラストシーンで起こるジュンピルとサンマンの対決を盛り上げる前哨戦と思ってラフにみるところであろう。

ジュンピルとミニの青い恋をみせ、不良と優等生のカップルがどのようにして付き合っていくのかをみせている。ジュンピルがミニといるとき、ジュンピルの態度や言葉遣いが変わるところが面白いところである。そこに割り込んでくるのが、ジュンピルに惚れているスケ番のナヨンなのである。三角関係になっており、優等生ミニと不良ナヨンの対決も含めながら、恋の行方がどうなるかと楽しませている。ナヨンの気持ちであったり行動をみると、人を守るために戦うところがあるので、実はとてもいい奴なのがみえて、全体のバランスを支えるキャラクターだと気づくであろう。

1980年代の風味を心地よくみせている。ローラースケート場であったり、クラブでかけられている音楽であったり、禁止されているLPを買いに行くミニであったり、日本のエロビデオテープと云われそのテープの中身、公園で国歌が流れ国旗に向けて敬礼したりと時代を感じさせるのだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2011-07-15 19:01 | 618.品行ゼロ
韓国映画レビュー その555 「緊急措置19号」
ちょっとまえに活躍した韓国歌手が出演している作品。今でいう「K-POP」っていう人たち。作品としては、完全なダメ映画だから、出演している歌手目当てでみた方がいいかも。

b0097051_20533850.jpg緊急措置19号
制作年:2002年
監督:キム・テギュ
出演:ホン・ギョンミン、キム・ジャンフン、コン・ヒョジン
ジャンル:コメディ
鑑賞:海外版DVD

アメリカでは、マイケル・ジャクソンが大統領、マドンナが副大統領になり、イギリスでは、ポール・マッカートニーが次期首相に任命され、韓国政府はこの事態に恐れていた。韓国政府内で働く大統領の秘書室長(ノ・ジュヒョン)は、危機を感じて大統領に確認をして、歌を歌うことを禁止する「緊急措置19号」の発令する。これにより警察と軍は、歌手を捕まえていく。歌手ホン・ギョンミン(ホン・ギョンミン)は、コンサートをしているときに軍人たちが会場に入ってきてホン・ギョンミンを捕まえようとしたので、秘書室長の娘でファンクラブ会長のミンジ(コン・ヒョジン)がホン・ギョンミンを外に逃がす。赤髪歌手キム・ジャンフン(キム・ジャンフン)は、ホン・ギョンミンと道端で会い、この事態に動揺しており、ミンジらファンクラブ会員たちがアジトに二人を匿った。二人の歌手ホン・ギョンミンとキム・ジャンフン、ミンジらファンクラブ会員たち、歌を愛する若者たちが、「緊急措置19号」を取り消すために力を合わせて政府や軍と戦うお話。

監督は、本作デビュー作のキム・テギュ監督。
出演は、人気歌手ホン・ギョンミンを演じるのは歌手のホン・ギョンミン、赤髪歌手キム・ジャンフンを演じるのは歌手のキム・ジャンフン、ミンジを演じるのは『ガン&トークス (原題:キラーたちのおしゃべり』『火山高』のコン・ヒョジン、ミンジの父で秘書室長を演じるのは『17歳のクーデター』のノ・ジュヒョン、チュ・ヨンフンを演じるのは本作スクリンデビューのチュ・ヨンフン。

緊急措置は、大統領が直接下せる命令で、それが歌を歌うことを禁止するという無茶苦茶なことを命令し、多くの歌手や若者たちが、政府や軍に対して反発する姿をブラックコメディを交えて描いている。

中心になっているのが、二人の歌手ホン・ギョンミンとキム・ジャンフンで、それをサポートするのがミンジを含むホン・ギョンミンのファンクラブ会員たちである。序盤でキム・ジャンフンと秘書室長の車が衝突して交通事故になり、その場では秘書室長らはお金と名刺を渡して立ち去ってしまうが、後々その事柄が絡むようになっていく。また、ホン・ギョンミンとミンジは歌手とファンという形で付き合いがあることやミンジの父が秘書室長であることで、二人の歌手は大きな行動を考えていくのである。

特別出演している多くの歌手にスポットを当てて小さな物語をみせている。神話、Click-B、Baby V.O.X、Fin.K.L、NRG、カンタ、などなど多くの歌手が出演しており、ショートコントのようなやりとりをみせて笑いを提供している。茶番劇のようなものになっているので、笑えないものばかりなのが残念である。

中盤から終盤にかけては、歌手ホン・ギョンミンとキム・ジャンフン、ミンジ含むファンクラブ会員たち、歌を愛する若者たちが、公園を陣取って軍を相手に睨み合いが続くのである。一応は、娘ミンジと父である秘書室長の親子物語も交えているが、これも中途半端な形になっている。

ストーリーを追うことよりも、出演者に目を向けた方が楽しめるかもしれない。たくさんの歌手が出ているのでそれだけでも楽しめるし、現在では男優女優として活躍している人たちもいるから宝探しゲームのようにみる方法もある。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
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by nameinuuuu | 2010-11-08 21:00 | 555.緊急措置19号
韓国映画レビュー その428 「今、このままがいい」
少しの間は、映画祭で鑑賞した作品のレビューをアップする予定でいる。
上映前にプ・ジヨン監督の舞台挨拶があり、上映後に主催者を交えてティーチ・インが行われた。普段ティーチ・インって20~30分ぐらいだが、この作品に限っては40~50分ぐらいやっていた気がする。正確に時間を計ってないので大体であるが。かなり詳しく解説をしていたので、DVDで鑑賞する人とは感想が変わってくるだろう。親切すぎるぐらい説明していたから。コン・ヒョジンとシン・ミナがどのぐらい有名な女優なのかを主催者が説明していたが、映画祭なのにTVドラマの作品を挙げられても・・・。一応、シン・ミナのところで『火山高』の映画作品をひとつだけ出たが、コン・ヒョジンも出演しているのにね。
今回の東京国際女性映画祭で、韓国映画の上映候補のひとつとして、コン・ヒョジン主演作品『ミスにんじん』もあったことを説明していた。

b0097051_236383.jpg今、このままがいい
制作年:2008年
監督:プ・ジヨン
出演:コン・ヒョジン、シン・ミナ、チュ・グィジョン、キム・サンヒョン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:第22回東京国際女性映画祭


済州島で生まれ育った姉ミョンジュ(コン・ヒョジン)と妹ミョンウン(シン・ミナ)は、年齢が離れた異父姉妹である。現在は、済州島の市場で魚屋を営みながら学生の娘スンア(ペ・ウンジン)を養うシングルマザーの姉ミョンジュ、ソウルの会社でバリバリ働くキャリアウーマンをしている妹ミョンウンである。母ヘスク(チュ・グィジョン)が急死し、済州島で葬式が行われたあと、妹ミョンウンが姉ミョンジュに父ヒョンシク(ムン・ジェウォン)の行方を探したいから一緒に旅行をしてほしいと頼む。姉ミョンジュの娘スンアを少しの間、ヒョンアおばさん(キム・サンヒョン)に預けて、姉妹は父を探す旅行に出発する。仲が悪い姉妹が、旅をしながらお互いを分かり合っていき、家族というものを見詰め直すお話。

監督は、本作デビュー作の女性のプ・ジヨン監督。
出演者は、姉ミョンジュを演じるのは『タチマワ・リー -悪人よ 地獄行急行列車に乗れ』『ミスにんじん』のコン・ヒョジン、妹ミョンウンを演じるのは『最強☆彼女 (原題:武林女子大生)』『GOGO70s (原題:ゴーゴー70)』のシン・ミナ、母ヘスクを演じるのは『楽しき人生 (原題:楽しい人生)』『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』のチュ・グィジョン、母ヘスクの姉妹でヒョンアおばさんを演じるのは『チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授 (原題:女教授の隠密な魅力)』のキム・サンヒョン、妹ミョンウンの父ヒョンシクを演じるのは『マイ・ファーザー』『GP506』のムン・ジェウォン、姉ミョンジュの娘スンアを演じるのは子役のペ・ウンジン。

妹ミョンウンが生まれる前に父が旅立ってしまったから、妹ミョンウンは父の顔を知らず育ち、今になって父を探したいと思い立って、父の顔を知っている姉ミョンジュを誘って父親探しを実行し、済州島から木浦そして全州に移動していくロードムービーである。

家族構成が少し変わっており、母ヘスクと初婚の夫との間に生まれたのが姉ミョンジュ、最初の夫が亡くなり母ヘスクがヒョンシクと再婚して二人の間に生まれたのが妹ミョンウンである。姉ミョンジュは、妹ミョンウンが学生のときに、十代で娘スンアを産んだシングルマザーである。娘スンアは、実父と一緒に生活をしたことがなく、実父が誰であるのかは知っている。母ヘスクの姉妹であるヒョンアおばさんは、昔から姉ミョンジュと妹ミョンウンを可愛がっている。この作品の大きなテーマとしては、「家族」がキーワードになっている。

姉妹の性格が対照的で面白く出来ているのである。姉ミョンジュは学がないが陽気な性格で派手な服を着ている。一方で妹ミョンウンは学があり短気で神経質で気難しい性格でスーツを着こなす。ヘアースタイルも対照的になっており、姉ミョンジュはロングヘアーでパーマをしているヤンチャな姉ちゃんにみえ、妹ミョンウンはストレートのショートヘアーで真面目で働く女性のようにみえるのだ。二人の性格が違うのは、父親が別々だからというわけでもなく、今までの生活環境によって二人の感情の間にズレがあり、徐々に作り上がっていったように感じられる。

妹ミョンウンは学生時代に父がいないことを同級生からバカにされていたこともあり、現状のスンアと同じような状態なのである。そのために妹ミョンウンは、スンアの気持ちが理解でき、自分の過去と重なることでスンアを可愛がるところがある。妹ミョンウンは、スンアの現状や感情がみえていない姉ミョンジュをみて、過去の自分と同じような思いをさせたくないことで、必要以上に心配しているのがみえてくるだろう。その想いが的中したようにスンアが実父に対して起こす行動なのである。母ヘスク―娘ミョンジュと娘ミョンウン、母ミョンジュ―娘スンアといった二つの母娘の関係をみせていることで、女性だけの家族の姿がどのようなものなのかを強調しているようである。

序盤は、仲の悪い姉妹で空気が悪い感じが流れ、済州島から木浦に到着して更にエスカレートしていき、父ヒョンシクが住んでいた全州に到着し、ある瞬間から二人の間に新しい空気が入り込んでくるのである。姉妹の旅、スンアとヒョンアおばさんの現在軸、姉ミョンジュの記憶、妹ミョンウンの記憶といった過去をみせて、回想シーンを何度も入れて時間軸を変えていることで、登場人物の過去の心情を表現したり、現在の心情をみせている。各々の登場人物の感情を繊細に扱っているので、そこを読み取っていくと味のある作品にみえるだろう。

ラストは衝撃的なことが起こるので鑑賞して楽しんでもらいたい。伏線をかなり張っていたので、ある程度は予測できるかもしれない。その辺は、考えながら伏線を張っているのがわかり、気づかないほど衝撃度が増すといった感じだ。上映後、とっても長いティーチ・インが行われて、伏線に関するところを細かく説明していたが、じっくり鑑賞していれば気づく範囲である。監督がいろいろと解説をしてくれたことで多くの事が分かったので、本編+αとなって本作品がすごく磨きかかって輝いた。女性の感性が出ていることで、男性にとっては女性の感情を少し発見したような感じになった。姉ミョンジュ、妹ミョンウン、母ヘスク、スンア、ヒョンアおばさんといった女性の心理描写を繊細に表現していたので、鑑賞者側がどのように感じて思考するかで評価が分かれる作品だと思った。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★

【追記】 2010.03.13
 真!韓国映画祭2010で鑑賞して感動したので、追記することにした。
半年まえに一度スクリーンで鑑賞しており、その時にプ・ジヨン監督がティーチ・インで話された解説を記憶していたので、再鑑賞して良く作り込んでいる作品にみえた。
内容はわかっているので、人物の感情を読みとることに専念し、表情、行動、台詞を重視してみると回想シーンを上手に挿入しているのがわかる。妹ミョンウンが姉ミョンジュに旅行の話しを持ちかけたとき、姉ミョンジュの悩んでいる表情が随所にみられるのだ。姉ミョンジュが、旅行中にお気楽な行動をとっているのは性格だけの問題ではなく、苦悩している姿を隠す意味も含まれているようにみえる。姉ミョンジュは、妹ミョンウンの父親探しを理解できずにおり、それを自分なりに理解しようとしているのだ。妹ミョンウンが、父親探しについて姉ミョンジュに本心を語るところでは、二人の気持ちが接近するところである。

台詞に注目してみると、妹ミョンウンは姉ミョンジュに対してほとんど「姉」と呼んでいなかった気がした。妹ミョンウンは、姉ミョンジュを良く思っていないのがそこからでもみえる。
姉ミョンジュと妹ミョンウンが、ヒョンアおばさんを「イモ(母の姉妹の呼称)」と呼んでいる台詞に注目すると、日本語字幕とは少し違うニュアンスに感じるであろう。「ヒョンアおばさん」「おばさん」「おばちゃん」と日本語字幕ではいろいろと変えている。

ティーチ・インでの解説で、あるキャストにある注文をして演じてもらったということが、再鑑賞したことではっきりとわかった。意図的にしているのがみえたからだ。この点はネタばれになるので詳細は伏せることにする。ラストでみせる妹ミョンウンの表情がよくて、本心を察知されないように抑えたような表情である。

なめ犬的おすすめ度を【★★★ -> ★★★★】に修正する。
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by nameinuuuu | 2009-10-19 23:27 | 428.今、このままがいい
韓国映画レビュー その424 「タチマワ・リー -悪人よ 地獄行急行列車に乗れ」
したまちコメディ映画祭の総合プロデューサーのいとうせいこうが、本作品の字幕監修をして上映した。翻訳はねもとさんだけど、所々でいとうせいこうっぽい表現が出ており、笑いのセンスがみられた。上映終了後に、司会者といとうせいこうが登場して、字幕に関することや作品に関することをコメントしていた。もう一度、いとうせいこう字幕監修版を上映してほしいなぁ。
司会者が主人公イム・ウォニのことを石原裕次郎のモノマネ芸人「ゆうたろう」に似ていると何度も言っていたが、やっぱり一般人からするとイム・ウォニは無名マイナー俳優になるのかな。

b0097051_16345796.jpgタチマワ・リー -悪人よ 地獄行急行列車に乗れ
制作年:2008年
監督:リュ・スンワン
出演:イム・ウォニ、コン・ヒョジン、パク・シヨン、ファン・ボラ
ジャンル:アクション、コメディ
鑑賞:第2回したまちコメディ映画祭


1942年、機密文書が収められた朝鮮の国宝である仏像が盗まれた。その仏像を取り返すために、女性諜報員クム・ヨンジャ(コン・ヒョジン)が東京に向かったが、ミッション中に姿を消してしまった。そこで、朝鮮臨時政府は伝説的なスパイのタチマワ・リー(イム・ウォニ)に依頼して、新しい相棒の女性諜報員マリ(パク・シヨン)と一緒に仏像の行方を追って満州に向かった。彼らは最初のミッションに失敗して、タチマワ・リーは記憶を失ってしまい、相棒マリと逸れてしまう。タチマワ・リーは、一人で敵のところに乗り込んでいくのである。果たして、タチマワ・リーは記憶を取り戻し、機密文書が収められた仏像を取り戻すことができるのかというお話。

監督は、『クライング・フィスト (原題:拳が泣く)』『相棒 シティ・オブ・バイオレンス』のリュ・スンワン監督。
出演者は、伝説的なスパイのタチマワ・リーを演じるのは『死んでもハッピーエンド (原題:死んでもハッピーエンディング)』『食客』のイム・ウォニ、女性諜報員クム・ヨンジャを演じるのは『家族の誕生』『M』のコン・ヒョジン、女性諜報員マリを演じるのは『九尾狐家族』『愛 サラン』のパク・シヨン、少女を演じるのは『よいではないか』『ラヂオ・デイズ』のファン・ボラ、中国人ワンを演じるのは『よいではないか』『ファム・ファタール (原題:無防備都市)』のキム・ビョンオク、怪しい諜報員タマネギを演じるのは『ハミング』『ワンス・アポン・ア・タイム』のキム・スヒョン、真相6号を演じるのは『食客』『ワンス・アポン・ア・タイム』のアン・ギルガン、国境山猫を演じるのは『死生決断』『ラヂオ・デイズ』のリュ・スンボム、マダム・チャンを演じるのは『シングルズ』『奇跡の夏 (原題:アンニョン、兄ちゃん)』のオ・ジヘ。

2000年に制作した短編を長編作品としてセルフ・リメイクした作品。伝説のスパイであるタチマワ・リーが、機密文書と女性諜報員ヨンジャの行方を探すスパイコメディである。「007シリーズ」や「オースティン・パワーズ」っぽいところ、香港映画や日本映画っぽいところ、昔の韓国映画っぽいところ、といった様々な要素を含んでいる。日本、満州、上海、アメリカ、スイスと世界中を飛びまわるところが良く、それぞれの場所でタチマワ・リーが活躍しているのだ。

序盤でマダム・チャン(オ・ジヘ)が機密文書が収められた仏像を奪うところから始まり、朝鮮臨時政府は彼女を探すために諜報員を使って奪還しようとする。タチマワ・リーに依頼するときには、彼の実力を確かめようと、和服姿の男たちと戦うのであるが、決め技が下品なのだ。確かにタチマワ・リーは強いのであるが、反則技のような下品な行動が目立ってしまう。そこがコメディ要素として強調されており、ときには正統な技で敵と戦うので、バランスよく戦っているのである。携帯用オシュレットみたいな特殊武器で水攻撃したり、大量のよだれ&鼻水を顔面付近に垂らしたりと、笑いのツボが合えばかなり笑えるだろう。

朝鮮臨時政府の敵となっているのが、日本軍人や中国人ワン(キム・ビョンオク)や怪しい諜報員タマネギ(キム・スヒョン)などである。彼らの会議シーンが何度も挿入されており、滅茶苦茶な日本語や中国語で会話しているので、適当すぎてかなり笑えるのである。いとうせいこうが字幕監修をしていることもあり、上手く日本語字幕を作っており、「~アル」とかカタカナを入れたり、何を話しているのか理解できるようにしている。音声と英語字幕と日本語字幕を同時に見聞きするとかなりおもしろく感じるだろう。

変装の名手である女性諜報員ヨンジャの登場によって、中盤から終盤はタチマワ・リーとのコンビで戦っていくのである。二人が揃うことで、ストーリーが更にパワーアップするようになっており、終盤の展開も楽しめるようになっている。ある人物が敵だったり、ヨンジャだけでなくタチマワ・リーも変装したりと見せ場があるのだ。

エンディングでは昔の香港映画みたいにNGシーンをみせながら、失敗シーンを面白可笑しくみせている。いろいろな要素を取り入れているので、評価に個人差がでるだろう。個人的には、リュ・スンワン監督の作品の中で一番面白かった気がする。過去のリュ・スンワン監督の作品で面白いと思ったことがなかったので。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2009-09-28 16:53 | 424.タチマワ・リー
韓国映画レビュー その377 「ミスにんじん」
ここのところ新しい作品を扱わなかったので久々のアップ。
中盤から良くなる作品なだけに、ちょっと惜しい作品である。単なるコメディで終わらないからだ。終盤あたりはパク・チャヌク監督のテイストを盛り込んでいると感じた。
主人公がロシア語教師だから、もっとロシア語を使った内容にすると思ったが笑いのネタにしたぐらいだった。高校の授業でロシア語がある学校なんて珍しいと思ってしまった。ボクは旅行のために独学でロシア語を少し勉強したことがあるが、かなり難しく感じた。

b0097051_0161316.jpgミスにんじん
制作年:2008年
監督:イ・ギョンミ
出演:コン・ヒョジン、イ・ジョンヒョク、ソウ、ファン・ウスレ
ジャンル:コメディ
鑑賞:韓国版DVD


生まれつき顔が赤くなる赤面症のヤン・ミスク(コン・ヒョジン)は、中高一貫校(中学と高校が同じ敷地内にある学校)の高等部でロシア語教師をしている。ミスクは、女子高生時代にソ・ジョンチョル先生(イ・ジョンヒョク)の教え子であり、片想いをしていた先生と今では同じ学校の同僚である。ミスクは、ある出来事から妻子がいるのにソ・ジョンチョル先生も自分のことに好意を持っていると勘違いしてしまう。そんなとき、同じ高等部でロシア語教師をしている若くて美人の同僚教師イ・ユリ(ファン・ウスレ)がソ・ジョンチョル先生と近い仲であることに気づいた。さらに悪いことに、校内でロシア語が人気がないことで上司からミスクだけ中等部で英語教師の辞令が出てしまった。この学校の中学部に通っている女学生ジョンヒ(ソウ)は、ソ・ジョンチョル先生の娘であり、クラスからのけ者にされている。朝の登校時に校門で高等部教師のイ・ユリが、ジョンヒに注意したことで言い争いになっているところに中等部教師のミスクが間に入って、ジョンヒを助けるようにして二人が立ち去る。ジョンヒは両親が離婚することで苛立っており、父であるソ・ジョンチョル先生がイ・ユリ先生と不倫をしていることが原因であると感じている。ミスクは、中等部の英語教師になったことやソ・ジョンチョル先生とうまくいかないことは全てイ・ユリが原因だと考えて、女学生ジョンヒと一緒に手を組んで、ソ・ジョンチョル先生とイ・ユリの関係を離れさせようとするお話。

監督は、本作デビュー作のイ・ギョンミ監督。
出演者は、ロシア語教師のヤン・ミスク演じるのは『家族の誕生』『M』のコン・ヒョジン、教師のソ・ジョンチョルを演じるのは『浮気するのにいい日』『用意周到ミスシン』のイ・ジョンヒョク、ジョンチョルの娘ジョンヒを演じるのは『息子』のソウ、ロシア語教師のイ・ユリを演じるのは本作スクリンデビューのファン・ウスレ、ジョンチョルの妻ウンギョを演じるのは『ロード・ムービー』『ビデオを見る男』のパン・ウンジン。

ミスクの女子高生時代から高校のロシア語教師になるまで、幾つかのエピソードを見せながら現在のミスクの環境を面白くみせている。女子高生時代から同級生たちにのけ者にされていたり、現在教師になっても生徒から不人気であったり、専門外の英語教師になってしまったり、コンプレックスである赤面症はあらゆる治療をしても効果がなかったり、好きであるソ・ジョンチョル先生との関係も全く進展しない。マイナス要素をこれでもかとみせながら、何とかしようとするミスクをみせている。

個々のエピソードは正にコメディ要素を強調しており、笑いを提供するオプションになっている。女子高生時代のミスクと同級生との出来事、ミスクが教師として生徒たちに親近感を持ってもらうためにプライベートな話しを提供しようとしても生徒たちはクールに対応したり、かかりつけの皮膚科病院の医師との会話、ミスクに対しての普通なソ・ジョンチョル先生の態度などである。英語教師になったことで英会話教室に通うミスクが、ある男性(ポン・ジュノ監督)に「今、学校で何の科目を教えているのか?」という質問を英語でされたときの反応が一番笑えた。

ミスクとジョンヒが結束して、ソ・ジョンチョル先生とイ・ユリを離れさせる作戦として、初めに始めるのはソ・ジョンチョル先生が作成しているワールドミュージックを紹介するホームページである。二人はチャットで会話をしていることを知っているから、ジョンヒが父の名義でログインして父に成りすましてミスクとジョンヒがイ・ユリと会話を続けるのだ。ミスク主導でチャットは進んでいたが、途中からジョンヒに交代して怒涛の言葉の攻撃が始まっていくのだ。チャットをするところは複数シーンが使われており、ミスクとジョンヒは機転の利くコメントをしたり、官能小説をみながら本の一節を使ったり、終いには18禁の言葉をイ・ユリがソ・ジョンチョル先生の前で発言させるように仕向けるのである。ここでポイントになっているのがロシア語と韓国語を使った18禁の言葉であろう。ロシア語でライター(英語意味:Cigarette lighter)を「Зажигалки」というのであるが、この発音を音にすると韓国語では卑猥な意味になってしまうのだ。

序盤から中盤までは、ミスクとジョンヒがイ・ユリに攻撃する姿を面白くみせたり、ミスクがジョンヒのことを女子高生時代の自分と重なってみえるようにして二人の心情をみせたり、ジョンヒが両親の離婚寸前状態になったことで必死な姿をみせたり、全体的に纏まりがなく慌ただしくみえるのだ。ミスクとジョンヒの共通目的である「二人の破局」が中盤までの主にみせているが、中盤以降で本作品の主張が別の意味を持っていることに気づくであろう。

中盤から終盤にかけて、主要人物の五人(ミスク、ジョンチョル先生、ユリ、ジョンヒ、ジョンチョルの妻)の心情を表現して、すれ違う感情やそれによって起こる出来事をみせ、五人が集まって話す終盤に真実をオープンにしていく流れである。五人の会話の流れが、この作品の見せ場になっており、白熱した彼ら彼女らの演技を堪能して欲しい。全体を通して感じたことは、主人公ミスクが際立って目立つ作品になっており、教師としての未熟さ、恋の妬み、過去の苦い思い出、外面のコンプレックスなどを背負い、今回の事柄によって人として成長した姿をみせている。ミスク以外にも、それぞれの登場人物の感情を素直にさせ、前向きな人生の道標をみせている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★

【追記】 2009.07.21
なめ犬的おすすめ度を【★★ -> ★★★】に修正する。
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by nameinuuuu | 2009-04-18 00:44 | 377.ミスにんじん
韓国映画レビュー その327 「M」
数日まえに始まった韓フェス2008秋でオープニング作品として上映された。相変わらず男優カン・ドンウォンの人気はすごく舞台挨拶の枠だけは売り切れで、それ以外の枠は売れ残っているという悲しい現実を突きつけてしまった。まあ、いつものことか。
普通に描くのではなく、故意に小難しくしているから、困惑する人もいるかもしれない。

b0097051_2127154.jpg
制作年:2007年
監督:イ・ミョンセ
出演:カン・ドンウォン、イ・ヨニ、コン・ヒョジン
ジャンル:サスペンス
鑑賞:韓国版DVD


人気ベストセラー作家ハン・ミヌ(カン・ドンウォン)は、婚約者ウネ(コン・ヒョジン)との結婚を控えており幸せそうにみえるが、スランプに陥っており新作ができないでいた。いつも誰かに見られているような視線を感じながら、不眠症と悪夢に悩んでいた。ミヌをいつも見詰めていた視線の正体は、ミヌを愛する女性ミミ(イ・ヨニ)であり、常にミヌの後をつけていた。一方で、ミミも謎の人物に狙われており、幾度となく襲われそうになっていた。ある日、ミヌが急ぎ足で路地裏に走って怪しいバー「ルパン」に入り、酒を飲んでいると、ミヌの後をつけてきたミミも店に入ってきて、ついに二人は出会うことになる。同じ酒を飲み、会話を交わし、歌を歌うミミの姿をみているうちにミヌは気が遠くなり、気づくと翌朝になっており自宅のベッドで寝ていた。ミヌは、昨夜の出来事が現実だったのか夢だったのか、自分でも気づかないでいた。ウネは、不審な行動をするミヌに不安を感じて、ミヌに他の女性に目を向けているのかと嫉妬心に駆られる。ある日、ミヌは同級生の結婚式に出席するために帰郷して、仲間たちと学生時代の話しで盛り上がり、そのときミミのことが話題になった。ミヌは、理髪店の娘であるミミとは初恋相手であることを思い出し、怪しいバー「ルパン」で出会った女性がミミであることを思い出した。だが、そこには奇妙な現実を知ることになり、ミヌは悩み何が起こっているのかを考えだす。初恋相手ミミ、現在の婚約者ウネという二人の女性の間で、ミヌに奇妙な現象が起こっており、幻想的な愛の三角関係に苦しむ。果たして、ミヌに起こっている世界とは何なのかというお話。

監督は、『NOWHERE 情け容赦無し』『デュエリスト (原題:刑事)』のイ・ミョンセ監督。
出演者は、作家のハン・ミヌを演じるのは『私たちの幸せな時間』『あいつの声』のカン・ドンウォン、ミヌの初恋の女性ミミを演じるのは『百万長者の初恋』のイ・ヨニ、ミヌの婚約者ウネを演じるのは『家族の誕生』『幸福』のコン・ヒョジン、バーテンダーを演じるのは『我が心のオルガン』『愛と、死を見つめて (原題:空の庭園)』のチョン・ムソン、ウネの父を演じるのは『デュエリスト (原題:刑事)』『あいつの声』のソン・ヨンチャン、編集長を演じるのは『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』『愛なんていらない』のソ・ドンス。医師を演じるのは『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』『私の生涯で最悪の男』のチョン・インギ。

本作のジャンルを正確に示すとサスペンスホラーにラブストーリーを含んだものに当てはまるであろうか。現実と夢という異空間、過去と現在という時間軸、この四つの空間を飛ばしながら進行していくために、カット毎でどこに飛んでいるのかを意識しながら観ていく必要がある。そして、登場人物の視点がミヌとミミの二つあることで編集を工夫して、空間を歪ませるような変化をしているのがみられる。

序盤にミミの視点からミヌを見ている形で進行していき、ミミが憧れて片想いをする作家ミヌに対してストーキング行為をしており、ミミの感情を全面にみせている。そこから視点がミヌに切り替わり、怪しいバー「ルパン」でミヌとミミが出会い、愛の告白を受ける中で記憶の片隅を舐めたような状態で、翌朝に切り替わるのである。ミヌとミミの関係をこのような見せ方をしていることで、多くの疑問点を観ている側に考えさせて、夢か現実かという何が起こっているのか、ミヌの記憶に何があるのか、これは小説を映像化したものなのかとこの段階では着地点がみえない編集で考えさせるようにしているのがみえる。

日本料理店でのシーンを複数回用いており、編集長(ソ・ドンス)と作家ミヌで起こった出来事が、ウネの父とミヌと後から入ってくるウネでいるときと同じような行動パターンをデジャヴのようにみせるところ、ミヌがテーブルで一人でビールを飲んでいるところ、中盤ぐらいで再びウネの父とミヌが二人っきりで会話をするところ、編集長と作家ミヌが逆転した立場になっているところ、このような同じ場所において状況に応じたシーンになっていたり、空間に色をつけることによって登場人物の心理的な描写をしているのがみられる。

恋愛の描写としては、ミヌとミミとウネの三角関係をみせている。だが、ここにそれぞれの空間が違うことで変わった関係が成り立っている。現実としてはミヌとウネが恋人関係で結婚間近、夢としてはミヌとミミが恋人関係になっている。そこにミヌが忘れていた過去に飛ぶとミヌとミミはお互いが惹かれあった初心な恋をみせ、初恋相手ミミに対して嫉妬をするミヌがいるのである。ミミも現実世界のミヌとウネの関係を見詰めるだけで淋しげな表情を浮かべるところがある。このように空間を変えた形でみせる三角関係になっていることで、分かり難いと感じるであろう。

ストーリーとしては、難しいものではなく意外と理解しやすい作品である。空間を何度も動かしていることで、どこを描いているのかと迷いがでるであろう。だから、ストーリーの良し悪しよりも、映像面に関する編集や美術や照明や撮影の方に目がいってしまうと思われる。鏡に映る顔や体をみせて二人いるようにみせたり、鏡に映る姿を実体としてそのまま進行したり、顔を重ねるような表現といった空間をみせる手法はなかなか良いアイデアだと感じる。

観終わったときに、デヴィッド・リンチ監督っぽい作風に感じたが、そこまでのレベルには達していないのは率直な気持ちだ。ストーリーに対しての伏線の張り方が、デヴィッド・リンチ監督の方が鋭くてしっかりと的を得ている作りになっていることに対して、本作品は大甘だし少ない。個人的には好きな作風であるから満足はしている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-09-30 21:42 | 327.M
韓国映画レビュー その307 「ハピネス (原題:幸福)」
ホ・ジノ監督らしい作品である。過去の作品で共通する事柄をこの作品でも用いている。友情出演のコン・ヒョジンやリュ・スンスはかなり出番があるしポイントになる人物だから、正式な出演でもおかしくない。
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ハピネス (原題:幸福)
制作年:2007年
監督:ホ・ジノ
出演:ファン・ジョンミン、イム・スジョン、コン・ヒョジン、リュ・スンス
ジャンル:ヒューマンドラマ、ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD


ソウルでナイトクラブを経営していたヨンス(ファン・ジョンミン)は、友人ドンジュン(リュ・スンス)に経営を引き継がせ、恋人スヨン(コン・ヒョジン)に別れを告げ、母(キム・ジング)には数年留学すると嘘を告げて姿を消していった。その理由は、悪化した肝硬変を直すために田舎の療養所「希望の家」に行くためであった。山々に囲まれた場所にある療養所には、重度の肺疾患で8年もこの療養所でスタッフとして働いているウニ(イム・スジョン)、ヨンスと同室になった肺ガンのソック(パク・イヌァン)、腎臓が悪い患者プナム(キム・ギチョン)、患者ジェゴン(ユ・スンモク)など、みんなが病気と真正面から向き合って治療に専念している。ヨンスは、若くて綺麗なウニが気になるようになり、二人は徐々に気持ちが近づき恋人関係になっていった。親密になったヨンスとウニは、二人だけで暮らすために療養所を出て、田舎の小さな一軒家で二人暮しをし、自給自足の生活や賃金が少ない仕事をしたりして、体に気をつかいながら穏やかな生活を過ごしていた。一年が過ぎ、ヨンスは体調を取り戻し、近い将来のことを考えだしていた。ある日、ソウルから友人ドンジュンと恋人スヨンが訪れてきたことで、都会の生活が恋しくなり、多くの悩みを抱えたヨンスは、ウニに母へ会いに行くと嘘をついて、ソウルにいる友人ドンジュンや恋人スヨンに会いに行った。ヨンスは、切り詰めた田舎の貧乏生活や病気で苦しむウニが負担に感じ、もう一度ソウルで生活したいと感じだす。果たして、ヨンスとウニの関係は今後どのようになるのか、二人の病気の行方はどうなるのかというお話。

監督は、『春の日は過ぎゆく』『四月の雪 (原題:外出)』のホ・ジノ監督。
出演者は、ナイトクラブを経営をしていたヨンスを演じるのは『ユア・マイ・サンシャイン (原題:君は僕の運命)』『黒い家』のファン・ジョンミン、重度の肺疾患で苦しむウニを演じるのは『角砂糖』『サイボーグでも大丈夫』のイム・スジョン、ソウルにいるヨンスの恋人スヨンを演じるのは『天軍』『家族の誕生』のコン・ヒョジン、ヨンスの親友でクラブ経営を引き継いだドンジュンを演じるのは『スーパースター カム・サヨン』『まぶしい日に』のリュ・スンス、療養所で暮らす患者プナムを演じるのは『角砂糖』『ノートに眠った願いごと (原題:秋へ)』のキム・ギチョン、療養所で暮らす患者ジェゴンを演じるのは『四月の雪 (原題:外出)』『グエムル 漢江の怪物』のユ・スンモク、療養所の院長を演じるのは『春の日は過ぎゆく』『花嫁はギャングスター (原題:極道の妻)』のシン・シネ。

序盤にヨンスが仕事や恋愛などの身辺整理をしているので、何をしているのかと思いきや、病気を治すために療養所に行くためであるのだ。予備知識なしで観てしまうと、これから死ぬのかと思ってしまうであろうし、療養所のことをホスピスだと勘違いしてしまうかもしれない。療養所での生活は、早朝の運動、畑仕事、食事療法、そして常に明るく笑うことなのだ。毎日のようにお酒を飲みタバコを吸っていたヨンスにとって、それらを許されないのはまさに地獄のような場所でもある。心臓病、腎不全、大腸疾患、肺ガンといった多くの人たちが、大きな病気と闘っているのに、明るく振舞っている。その明るさの裏に個々で不安を抱えているのを初めにみせるのが、ヨンスと同室になった肺ガンのソックである。みんなで診察に行ったときにソックが病状の悪化を知ったことで自暴自棄になり、不幸な出来事が起こるところである。皆が死を感じ、他人事のように感じとっていないのが、療養所にいる人たちの表情からみられるのである。

ヨンスは、ウニとの出会いで大きく変わっていくのである。二人の関係が親密になってくプロセスよりも、その後に起こる出来事を重視し、意識的に構成しているのを理解しておく必要がある。恋愛に積極的なウニは、過去に療養所内の患者と恋愛をしていた時期もあり、悲しい出来事を経験していても抑えられない感情を表現している。ヨンスとウニのキスシーンやベッドシーンの描き方は、ホ・ジノ監督の過去の作品でみせていた綺麗に描写する手法より、写実的に描かれているのが印象的である。これは役者の力量をみての演出だと感じられるであろう。もちろん、プラスの意味である。

大きな分岐点は、ヨンスの病状が回復したところであろう。何も娯楽のない田舎でケチった生活、病状が一向に回復しないウニの存在が負担になったり、都会の生活に戻りたい気持ち、二人の将来に対する考え方の違いといった多くの誘惑に負けてしまうヨンスの心の弱さがみえてくる。ヨンスのことを身勝手な男にみえるが、いつ死んでもおかしくないウニと一緒にいることを選択してとことん尽くしていくのか、自分の素直な気持ちのまま現実的な行動を取るのかをみせている。序盤のヨンスの行動で、誰にも病気のことを告げずに去っていったところに、彼がどのような人物であるかをみせている。相手に対しての思いやりを持った優しい面も持ち合わせていることを考慮して、簡単に身勝手な奴と決めつけるものでもない。遊園地のシーンでみせるウニの涙、海岸沿いのシーンでみせる無言で表情だけで主張する二人、ウニが坂道を全力疾走するシーン、これから起こる出来事を予兆させるようにしているところで、二人の感情を繊細に表現されているところである。中盤から終盤にかけて、言葉だけではなく表情や行動に着目して、ヨンスとウニの感情表現をどのように描写しているのかをしっかり理解することでこの作品の良さがみえてくるであろう。

もうひとつ、自然の変化を随所に見せて、二人の気持ちとリンクするように演出をしているように感じとれる。初めてヨンスとウニが出会うバス停での流れや山道を二人で歩くシーンをみると、春から夏の季節をみせており木々が茂ったところは、二人が澄んだ心を持った状態をみせている。同時に効果音として、人工的な音ではなく、自然の鳥のさえずりが響いているところも風情を感じてしまう。中盤以降は、秋と冬の季節を設定していることから、二人の感情をみれば一目瞭然であろう。

この作品は、台詞回しよりも些細な仕草や表情の変化が重要視されている。単に病気持ちの恋愛ものと安易な気持ちで鑑賞してしまうと、大事なところを見失ってしまう。目に見えない二人の気持ちを如何に理解していくかで満足度が変わってくるだろう。何故かわからないが、ホ・ジノ監督の作品と相性が良くて、過去の作品『八月のクリスマス』『春の日は過ぎゆく』『四月の雪』もかなり良い出来であったと感じる。

ちょっとツッコミを入れるとしたら肝硬変の状態で焼酎を飲んだら大変なことになるだろう。アルコールは肝臓の機能によって分解される作用があるので、肝臓に負荷がかかり体が異常になると考えられる。ボクは肝炎を経験しているから分かるけど、肝炎の状態でビールをグラス1杯飲んだだけで全身が痺れてひどい倦怠感で苦しくなった。肝炎を上回る肝硬変という病状だから、その辺は現実的に描いてほしかった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2008-07-05 11:14 | 307.幸福
コン・ヒョジン
b0097051_19495234.jpgコン・ヒョジン
공 효진
1980年4月4日生

<映画出演作品>
b0097051_19504983.jpg少女たちの遺言 (原題:女高怪談 二番目の話)
制作: 1999年韓国  監督: キム・テヨン、ミン・ギュドン
出演: キム・ミンソン、パク・イェジン、イ・ヨンジン 他
b0097051_1951344.jpgラスト・プレゼント
制作: 2001年韓国  監督: オ・ギファン
出演: イ・ヨンエ、イ・ジョンジェ 他
b0097051_19511636.jpgガン&トークス
制作: 2001年韓国  監督: チャン・ジン
出演: シン・ヒョンジュン、シン・ハギュン、ウォンビン、チョン・ジェヨン 他
b0097051_19513167.jpg火山高
制作: 2001年韓国  監督: キム・テギュン
出演: チャン・ヒョク、シン・ミナ、キム・スロ、クォン・サンウ 他
b0097051_19514449.jpgサプライズ
制作: 2002年韓国  監督: キム・ジンソン
出演: シン・ハギュン、イ・ヨウォン、キム・ミニ 他
b0097051_19515766.jpg緊急措置19号
制作: 2002年韓国  監督: キム・テギュ
出演: ホン・ギョンミン、キム・ジャンフン、コン・ヒョジン 他
b0097051_19521174.jpg品行ゼロ
制作: 2002年韓国  監督: チョ・グンシク
出演: リュ・スンボム、コン・ヒョジン、イム・ウンギョン 他
b0097051_19522683.jpg無分別な妻、波瀾万丈な夫、それから太拳少女
制作: 2002年韓国  監督: イ・ムヨン
出演: チョ・ウンジ、チェ・グァンイル、コン・ヒョジン 他
b0097051_19524493.jpg天軍
制作: 2005年韓国  監督: ミン・ジュンギ
出演: パク・チュンフン、キム・スンウ、ファン・ジョンミン 他
b0097051_1953182.jpg家族の誕生
制作: 2006年韓国  監督: キム・テヨン
出演: ムン・ソリ、コ・ドゥシム、オム・テウン、コン・ヒョジン、キム・ヘオク、ポン・テギュ、チョン・ユミ 他
b0097051_17494334.jpg
制作: 2007年韓国  監督: イ・ミョンセ
出演: カン・ドンウォン、イ・ヨニ、コン・ヒョジン 他
b0097051_19532756.jpgMy Son あふれる思い (原題:息子)
制作: 2007年韓国  監督: チャン・ジン
出演: チャ・スンウォン、リュ・ドックァン 他
b0097051_17501856.jpgハピネス (原題:幸福)
制作: 2007年韓国  監督: ホ・ジノ
出演: ファン・ジョンミン、イム・スジョン 他
b0097051_17255520.jpgタチマワ・リー -悪人よ 地獄行急行列車に乗れ
制作: 2008年韓国  監督: リュ・スンワン
出演: イム・ウォニ、コン・ヒョジン、パク・シヨン、ファン・ボラ 他
b0097051_2132379.jpgミスにんじん
制作: 2008年韓国  監督: イ・ギョンミ
出演: コン・ヒョジン、イ・ジョンヒョク、パン・ウンジン 他
b0097051_18412151.jpg今、このままがいい
制作: 2008年韓国  監督: プ・ジヨン
出演: コン・ヒョジン、シン・ミナ 他
b0097051_11281531.jpg牛と一緒に旅する方法
制作: 2010年韓国  監督: イム・スルレ
出演: キム・ヨンピル、コン・ヒョジン 他
b0097051_16282830.jpgラブフィクション
制作: 2011年韓国  監督: チョン・ゲス
出演: ハ・ジョンウ、コン・ヒョジン 他
b0097051_1528418.jpg577プロジェクト
制作: 2012年韓国  監督: イ・クノ
出演: ハ・ジョンウ、コン・ヒョジン 他
b0097051_21343697.jpg歌う君は誰よりも美しい (短編) (原題:美好 2012 (彼女の演技))
制作: 2012年香港・韓国  監督: クー・チャンウェイ、ツアイ・ミンリャン、アン・ホイ、キム・テヨン
出演: リー・カンション、フランシス・ン、エン・レンカ、コン・ヒョジン 他
b0097051_2022546.jpg高齢化家族
制作: 2013年韓国  監督: ソン・ヘソン
出演: パク・ヘイル、ユン・ジェムン、コン・ヒョジン 他

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by nameinuuuu | 2007-06-27 21:32 | 俳優_FILE