韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
にほんブログ村ranking
にほんブログ村 映画ブログ 韓国映画へ
アナザー・カテゴリ
カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
758.同い年の家庭教師レッスン2
759.容疑者X
760.会社員
761.カエル少年失踪殺人事件
762.未確認生命体
763.超能力者
764.青い塩
765.家を出た男たち
766.間諜
767.ヨンガシ
768.隣人
769.私が殺人犯だ
770.共謀者
771.魔法のカメラ
772.リターン・トゥ・ベース
773.出藍の誉れ
774.愛のジャンケン
775.Departure
776.REC
777.蛍の光
778.2度の結婚式と1度の葬式
779.マネキンと手錠
780.テレビを当てよう!
781.禁じられた愛
782.フェティッシュ
783.りんご畑で
784.おばあちゃんの海
785.かげろう
786.淡い期待
787.俺らヒップホップボーイズ!
788.彼女
789.審判
790.Jury
791.あの夏、突然に
792.南へ
793.白夜
794.西遊記リターンズ
795.スンピル失踪事件
796.怪盗ホン・ギルドン一族
797.私とS4の話
798.バービー
799.ドント・クライ・マミー
800.新世界
801.容疑者S
802.もう我慢できない
803.空と海
804.愛が怖いっ!
805.敵との初恋
806.ミス・ギャングスター
807.大韓民国1%
808.美人占い師
809.家門の栄光4 家門の受難
810.泥棒たち
811.男子取扱説明書
812.怪しい隣人たち
813.決闘の大地で
814.セーフ
815.起爆
816.レッド・ファミリー
817.少年とひつじ
818.D-24
819.夏の終わり
820.家族_短編
821.九月が終わる時
822.人生は塞翁が馬
823.生きとし生けるもの
824.月が欠けゆく時
825.生贄
以前の記事
2014年 06月
2014年 05月
2013年 11月
more...
メモ帳
☆My Link

なめ犬のとことん中国香港台湾映画

---------------------
☆お願い
コメント大歓迎です。
しかし、スパム系やアダルトサイトのコメントだけは、こちらの判断で削除させていただきます。
また、最低限のブログマナーを守らない場合や本ブログに多大な損害する行為がある場合は、こちらの判断で削除およびアクセス禁止にさせていただきます。
検索
タグ
(23)
(22)
(20)
(18)
(16)
(16)
(16)
(16)
(16)
(16)
(15)
(15)
(14)
(14)
(14)
(14)
(13)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(12)
(11)
(11)
(11)
(11)
(11)
(11)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(10)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(9)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(8)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
(7)
その他のジャンル
ブログパーツ
  • Please don't copy without the permission.
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
タグ:キム・ミンソン ( 10 ) タグの人気記事
韓国映画レビュー その804 「愛が怖いっ! (原題:愛はこわい)」
b0097051_1821619.jpg愛が怖いっ! (原題:愛はこわい)
制作年:2011年
監督:チョン・ウチョル
出演:イム・チャンジョン、キム・ギュリ、キム・テフン
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
鑑賞:日本版DVD


TVショッピング番組で、一緒に共演しているモデルのサンヨル(イム・チャンジョン)とソヨン(キム・ギュリ)。食べ物の試食をして夫婦役を演じることも多いが、二人の仲はビジネス上の関係だけである。顔もスタイルも完璧なソヨンに片思いをしているサンヨルは、彼女ともっと共演しようとサバの試食をして宣伝していたが、サンヨルはサバアレルギーを我慢して出演したことで顔に発疹が出てしまい番組は大騒ぎになってしまう。ソヨンは、TVショッピング番組PDのジュノ(キム・テフン)と交際しており、妊娠したことを告げると、子供は欲しくないと拒否されてしまい、二人は別れてしまう。ソヨンは、病院で医師からレントゲン写真をみせられて、問題を指摘されて手術をすれば妊娠が難しくなることを告げられ、今回の妊娠は奇跡に近いことを云われる。ソヨンは、サンヨルを呑みに誘い、悩むソヨンが店から離れ、サンヨルはソヨンを捜して励まして、ベロベロに酔うまで呑んだ。サンヨルが目を覚ますとモーテルにおり、全裸の状態で一人になっていた。昨夜起こった出来事は酔っていて憶えておらず、ソヨンと寝たと思い、サンヨルは喜びに浸る。サンヨルは、仕事の現場に向かうとソヨンが仕事を辞めており、代わりに太った女性モデルと共演することでガッカリしてしまう。ソヨンは、子供を産む決意をしており、この国はシングルマザーが住みにくいことを友人ミョンスク(イ・アリン)から指摘される。サンヨルは、ソヨンとミョンスクに誘われて会い、サンヨルは天にも昇る気持ちで接していた。だが、サンヨルはソヨンに妊娠したことを告げられ、責任感の強いサンヨルはソヨンと結婚する。他人の男性の子供を妊娠したまま結婚した夫婦の結婚生活を描くお話。

監督は、本作デビュー作のチョン・ウチョル監督。
出演は、TVショッピング番組の試食モデルのサンヨルを演じるのは『ミス・ギャングスター (原題:六穴砲強盗団)』『僕と彼女の借金戦争! (原題:不良男女)』のイム・チャンジョン、TVショッピング番組の試食モデルのソヨンを演じるのは『オガムド』『スンピル失踪事件 ~スンピルくんはどこだ?~ (原題:チョン・スンピル失踪事件)』のキム・ギュリ、TVショッピング番組PDのジュノを演じるのは『アジョシ (原題:おじさん)』『幻想劇場』のキム・テフン、眼帯をした飲み屋主人を演じるのは『フェイス』『マイ・ファーザー』のアン・ソックァン、サンヨルの学生時代からの友人ミョンブを演じるのは本作スクリンデビューのパク・ミンファン、ソヨンの友人ミョンスクを演じるのは『うちにどうして来たの?』『秘密愛』のイ・アリン、ミョンブの友人ベロニカを演じるのは『殺しに行きます』『ママ』のキム・ジンス、女性本部長ハン・ギョンアを演じるのは『私の生涯で最悪の男』『アウトロー -哀しき復讐- (原題:無法者)』のユン・ジミン、サンヨルの母を演じるのは『ミス・ギャングスター (原題:六穴砲強盗団)』『拝啓、愛しています (原題:あなたを愛してます)』のキム・スミ。

自分に片思いしている男性サンヨルを偶然の出来事を理由に、妊娠している女性ソヨンが結婚へと導き、奇妙な新婚生活をみせていく。相手に愛情を持っていない妻ソヨン、愛情いっぱいの夫サンヨル、この二人の関係と二人の周囲の人たちでコメディ要素を交えながら展開されていく。

コメディ要素は、汚物ネタや下ネタが多く用いられており、正直苦手なネタにうんざりしている。自宅の便所が詰まって逆流して糞まみれになったり、女性同士の会話でサンヨルの「あれ」が小指ほどの大きさで笑ったり、一緒に呑んでいるとき小指の先っぽと云われたり、あれが小さいとかかなりオープンに発している。ミョンスクが入ると下ネタ方面に流れていく仕組みになっている。

もうひとつのコメディ要素としては、サンヨルと友人ミョンブとの関係であろう。いつも屋台で呑んで話していることが多く、行きつけの飲み屋主人(アン・ソックァン)との絡みがありながら、会話が進行されていくのである。ミョンブがソヨンと同じような状況になって、泥酔するサンヨルを利用するのだ。ミョンブは、サンヨルが酔ってモーテルに連れ込み、犯されたことを翌朝話し、汚れたブリーフのパンツを証拠に弱みを握るのである。ミョンブは、サンヨルに今までの仕返しをし、新婚生活に入り込み邪魔をしたり、自分の衣類を洗濯させたり扱き使うのである。サンヨルという人間は、良く云えば純粋、悪く云えば鈍くて騙されやすい人物なのだ。中盤以降は、何故かミョンブがゲイに目覚めたのか、ゲイの友人ベロニカ(キム・ジンス)を家に連れ込んだり、ストーリーがおかしな展開になっていくのだ。

愛のこわさをみせているのは、ソヨンのお腹の実の父親であるジュノの存在であろう。サンヨルが仕事現場でソヨンの母体経過を楽しそうに話していることから、ジュノの気持ちが変化していくのである。ジュノがサンヨルに真実を打ち明けたり、再びソヨンとよりを戻そうと動いたり、実はジュノに結婚相手がいたりと、愛によって心を動かされていく姿をそれぞれにみせているのである。そのような困難をみせることで、本当の愛をみつけるといった流れをしっかり演出しているのである。ミョンブの変貌も愛のこわさなのかもしれない。

新鮮味のない韓国コメディでベタな内容に仕上がっており、見慣れている人からすれば「またか」といった感じである。イム・チャンジョンらしいコメディ作品なので、その作風が好みであれば気に入るかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
[PR]
by nameinuuuu | 2013-08-27 18:11 | 804.愛が怖いっ!
韓国映画レビュー その795 「スンピル失踪事件 (原題:チョン・スンピル失踪事件)」
日本版DVDで観たものを放置しておくのもなんだから、少しその作品のレビューを書いていく。新作も同時進行でいくかは状況次第かな。

b0097051_2102924.jpgスンピル失踪事件 ~スンピルくんはどこだ?~ (原題:チョン・スンピル失踪事件)
制作年:2009年
監督:カン・ソッポム
出演:イ・ボムス、キム・ミンソン、ソン・チャンミン
ジャンル:コメディ
鑑賞:日本版DVD


投資顧問会社で働くチョン・スンピル(イ・ボムス)は、500億ウォン規模のプロジェクトを担当しており、そのプロジェクトを行う日に、婚約者ミソン(キム・ミンソン)とウェディング・ドレス選びに出かける。ウェディング・ドレス選びも終わり、二人は車に乗り込み、そのときスンピルはタバコを買いにコンビニへ向かう。ミソンは、いくら車の中で待っていても、スンピルが戻ってこないことで警察に相談する。キム刑事(ソン・チャンミン)は、スンピル失踪事件を担当することになり、失踪した時間帯にスンピルと接触した人物や行動を捜査していき、婚約者ミソン、スンピルの同僚や上司、色んな人物を疑う。スンピルが最後に寄ったコンビニの店員が、コンビニの店前でスンピルと男が言い争いをしていた証言を得て、更に近くの電信柱に血痕が付着していたことで事件に巻き込まれたかもしれない。スンピル失踪事件は、捜査をするほど様々な人物が浮かびあがってきて、容疑者が増えていく。テレビでニュースとして放送されたことで、大きな出来事になり、婚約者ミソンや担当のキム刑事は、スンピルの行方を捜すお話。

監督は、『どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるホン班長』『ひまわり』のカン・ソッポム監督。
出演は、投資顧問会社の社員チョン・スンピルを演じるのは『悲しみよりもっと悲しい物語』『キングコングを持ち上げる』のイ・ボムス、スンピルの婚約者ミソンを演じるのは『仮面』『美人図』のキム・ミンソン、キム刑事を演じるのは『俺も行く』『マイ・ボス マイ・ヒーロー3 (原題:商師父一体 頭師父一体3)』のソン・チャンミン、パク刑事を演じるのは『リターン』『ラヂオ・デイズ』のキム・ルェハ、チャン班長を演じるのは『誰が俺を狂わせるか』『ひきこもり (原題:ひとりぼっち)』のイム・デホ、スンピルに対して敵対心を持つ上司のペク部長を演じるのは『モダンボーイ』『甘いウソ』のキム・グァンギュ、スンピルの同僚で友人サムボンを演じるのは『天軍』のピョ・ヨンホ、スンピルのライターを拾ったイ・サムボンで本名イ・ビョンホンを演じるのは『マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ (原題:闘師父一体)』『マイ・ボス マイ・ヒーロー3 (原題:商師父一体 頭師父一体3)』のイム・セホ、ホームレスで酔っ払いのチュ・ジョンナムを演じるのは『悲しみよりもっと悲しい物語』『国家代表』のイ・ハヌィ、スンピルの上司の支店長を演じるのは『赤ちゃんと僕』『仁寺洞スキャンダル』のキム・ビョンオク、スンピルの取引相手マ・ドンポを演じるのは『ナルラリ宗婦伝』『マリン・ボーイ』のイ・ウォンジョン。

スンピルが大きなプロジェクトの開始日に突然姿を消してしまい、失踪直前まで一緒にいた婚約者ミソンが警察に通報することで、スンピルの横領疑惑、失踪直前に男と言い争いをしていたことで事件としても捜査していくのである。

警察側を中心にして物事をみせているが、一方で失踪したスンピルの状況もリアルタイムでみせている。スンピルは、警察沙汰になって大きな事件扱いされていることも知らず、腹痛のため廃墟ビルの汚いトイレに入り、便を終えて出ようとしたとき、外から鍵をかけられてしまい出れなくなってしまっただけなのだ。トイレに閉じ込められたスンピルが、そこから自ら脱出しようと試みているところもみせている。失踪者と警察側の両方を同時にみせていることで、サスペンス要素はなく、コメディ要素を一貫して主張したものになっている。

ミソンは、スンピルがタバコを買ったコンビニにキム刑事とパク刑事を呼んで、二人が現場状況や証言者から事件性があるのか、そこから分別していくのである。パク刑事は、最近女にお金を取られて別れたことから女性不信になり、ミソンを始めから犯人と決めつけているのだ。キム刑事は、この事件が解決するば昇進することを想像して、本格的に捜査するのである。

婚約者ミソンを容疑者の一人とみて、二週間前に億単位の生命保険を契約していたからである。潔白であるミソンは、スンピルの家に行ってヒントになるものをみつけようとしたり、キム刑事の捜査報告から事件に協力していくのである。この作品の主は、失踪したスンピルでなく、スンピルを捜す婚約者ミソンとキム刑事になっているのだ。

容疑者となる人物や関係者が多すぎることで、わざと複雑化させようとしているようにみえる。スンピルの横領疑惑から上司のペク部長(キム・グァンギュ)や同僚センギ(ピョ・ヨンホ)を疑い出し、新プロジェクトの元手500億ウォンを出している取引先マ・ドンポ(イ・ウォンジョン)、スンピルの上司の支店長(キム・ビョンオク)をみせている。スンピル失踪事件となり彼らを追及することで、ペク部長の隠していた事柄が暴露され、あらぬ方向へと流れていくのである。

スンピルのライターを拾った前科者イ・サムボン(イム・セホ)、スンピルとコンビニ前で言い争いをしていた解体業者イルグン(チ・デハン)、警察署内を自由に歩くアル中ホームレスのジョンナム(イ・ハヌィ)、一途な思いが空回りするミソンの後輩ヨンチョル(イ・ヨンヒョク)、スンピルに怪しいメールを送信したヨガ先生のミナ(チャン・ジャヨン)、警察署内に乱入するスンピルの父(イ・ホソン)、スンピルの幼馴染みヨンジャ(カン・ナミョン)が自分の方が婚約者だと主張したり、はちゃめちゃ状態になっている。ドタバタ状態をコメディ要素としてみせたいのはわかるが、分別するのにちょっと考えてしまい、笑いに変換できないところもある。これだけ人が入り混じっているので、ショートコントを繋ぎ合わせている作りにみえてしまった。

スンピルの物語もみせて、空腹状態をみせており、雨水を必死にとろうとしたり、その場所から脱出しようとしたり、『ショーシャンクの空に』のあるシーンをパロディーにしたり、虫が男性歌手になったり、母の亡霊が助言したり、と演出している。一応、ちょっとしたコメディ要素を入れてはいるが、生死を彷徨うスンピルの状況になっているから、警察署内の動きが浮いてみえるのである。スンピルの状況が切迫してみえるので、コメディ要素を強調する警察署内とのバランスが崩れているようにみえた。

始めからスンピルの失踪原因を観客側が知っており、それを捜査する警察の動きをどのようにみせるかが勝負なのに、不完全燃焼な形に仕上がっている。そもそも、コメディ要素が面白くなかったことで一度も笑わなかった。笑いのツボは、人それぞれ違うから、観る人によっては笑えて楽しめるかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
[PR]
by nameinuuuu | 2013-07-08 21:14 | 795.スンピル失踪事件
韓国映画レビュー その663 「豊山犬」
b0097051_23181022.jpg豊山犬
制作年:2011年
監督:チョン・ジェホン
出演:ユン・ゲサン、キム・ギュリ、キム・ジョンス、ハン・ギジュン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:第12回東京フィルメックス映画祭


韓国と北朝鮮の間にある軍事境界線を密かに行き来しながら物資を運ぶ謎の運び屋プンサン(ユン・ゲサン)。プンサンは、韓国にいる余命僅かな老人から、北朝鮮にいる妻や子供に向けて話しかける動画映像を送り届ける。その後、プンサンは北朝鮮に住むその妻から孫を韓国に運ぶ仕事を依頼され、軍事境界線を駆け巡り、韓国に到着して老人のところに孫を届け妻たちの動画映像も届ける。プンサンが「豊山犬(プンサンケ)」というタバコをいつも吸っていることから、周囲の人たちから彼を「豊山犬」という名で呼ばれている。韓国の国家情報院が、豊山犬の情報を知って、三時間で平壌にいるイノク(キム・ギュリ)という女性を連れてきて欲しいと直接依頼する。その理由は、国家情報院が元北朝鮮の元高官脱北者(キム・ジョンス)が出した条件で、北に残してきた恋人イノクを連れてきてくれたら大きな情報を話すからである。その場でこの依頼を実行したプンサンは、軍事境界線を駆け巡り、イノクの住む部屋まで辿りつき、国家情報院から渡されていた手紙をイノクに読ませて、一緒に南に連れていく。軍事境界線で問題ばかり引き起こすイノクは死にかけてしまい、心停止したイノクをプンサンが人工呼吸をして何とか息をふきかえし、生きて南に到着する。命を賭けた行動と肉体の触れ合いによって、何時しか二人の間には恋愛感情が芽生える。イノクは迎えにきた車に乗って国家情報院と移動し、二人っきりになった国家情報院のチーム長(チェ・ムソン)がプンサンに銃をむけて法律違反だから逮捕し、プンサンに報酬も払わなかった。だが、助手席で手錠をかけられたプンサンは、攻撃に転じて国家情報院のチーム長をやっつけてしまう。プンサンは、元高官脱北者とイノクが乗る車に現れて、三人で行動を共にする。その後、プンサンは、韓国の国家情報院、北朝鮮のスパイたちから標的にされていくお話。

監督は、『ビューティフル (原題:美しい)』のチョン・ジェホン監督。
出演は、運び屋プンサンを演じるのは『執行者』『もう少し近くに』のユン・ゲサン、イノクを演じるのは『チョン・スンピル失踪事件』『愛は恐い』のキム・ギュリ、元高官脱北者を演じるのは『ロマンチック・アイランド』『容赦はない』のキム・ジョンス、国家情報院の課長を演じるのは『映画は映画だ』『悲夢』のハン・ギジュン、国家情報院のチーム長を演じるのは『悪魔を見た』『朝鮮名探偵:ヒメトリカブトの花の秘密』のチェ・ムソン、北朝鮮のスパイ幹部を演じるのは『哀しき獣 (原題:黄海)』『平壌城』のユ・ハボク、国家情報院のオオカミを演じるのは『映画は映画だ』『義兄弟』のペ・ヨングン。

南北朝鮮を行き来する運び屋プンサンは、離散家族や恋人たちと離ればなれになった人たちの助けをしていたが、韓国の国家情報院に利用されたことで事がだんだんと大きくなっていくのである。

プンサンがイノクと一緒に軍事境界線を移動するとき、軍人たちからの攻撃をかわしたり、戦って難を逃れたり、溺れて死にそうになったり、裸で川を渡ったりと多くの困難を体験したことで、二人の間に微妙な感情が生まれるのである。プンサンがイノクに対しての気持ちがみえるところとしては、イノクの哀しげな表情をカメラに撮ったところであろう。当人同士は、恋愛としての意識がやや薄いが、二人の周囲にいる人物たちは二人が恋愛感情を強く持っていると思い込んでいるところである。正直なところ恋愛路線を入れたことで、作品全体の色を薄めてしまった観がある。

元高官脱北者が、イノクに対して不信感を持ってしまい、更にプンサンに嫉妬して、プンサンを韓国の国家情報院に引き渡してしまうのである。国家情報院の酷い拷問に耐えるプンサンは、国家情報院の質問に対して無言を通しているのだ。ここで唯一プンサンの味方になるのが、軍事境界線で北の軍人に拷問された経験がある国家情報院のオオカミ(ペ・ヨングン)で、そのときプンサンに助けてもらったことがあるのだ。オオカミの助けによって国家情報院から逃亡したプンサンであるが、今度は韓国にいる北朝鮮のスパイ五人組に捕まってしまい、再び拷問されていくのである。南北の人間は、プンサンがどっち側の人間なのかを吐かせるために行っている拷問で、何も発しないプンサンに対して条件を出して釈放させることをしているのだ。

プンサンが何故言葉を話さないのかは簡単なことで、北でも南でもない人間であると設定していることである。一言でも話してしまうと言葉のアクセントや発音で、どっち側の人間なのかがわかってしまうからである。このことは、ティーチ・インで監督が説明してしまったが、ストーリーを追っていれば直ぐに気づくところである。プンサン、イノク、元高官脱北者の三人が脱北者が経営している店で冷麺を食べるシーンがあり、プンサンだけ何も食べないところをみせている。何を食べるかで、どっちの人間か或いは国籍がわかってしまうから、「無」を選択しているところでも理解ができる。一シーンだけプンサンが食事をするところがあるが、あれは極限状態になって空腹を満たすためと理解するのが筋であろう。

南北の境界線を自由に行き来できるプンサンの存在は、未来の彼らかもしれないし、彼らの理想なのかもしれない。南北に境界線があることで、悲しい思いをしている多くの人がいる中、それを利用しているのが、南の国家情報院であり、北のスパイたちである。終盤あたりに、南の国家情報院と北のスパイの関係がみえ、南の国家情報院と北のスパイのガチンコ対決が出てくるのである。このあたりは、風刺がきいており、笑いを作りながら同時に緊張状態を作っているのだ。

イノクが南に行くときに家から木彫りの仏を持っていくシーンが印象的に映されているのだ。イノク曰く、これがあると心が落ちつくと云っているが、もうひとつの意味も込められているのがみえる。終盤に木彫りの仏をプンサンが手に取って、ある行動を起こすところである。比喩的な形かもしれないが、イノクの魂と捉えると解釈しやすい。

プンサンという存在設定であったり、非武装地帯周辺を仕事依頼の場所にしていたり、南北朝鮮を陸地で横断するアイデア、南北に分断されて鉄条網につるされている人々のメッセージ、南の国家情報院の存在、北のスパイの存在と味のあるものに仕上がっている。残念な点として、プンサンとイノクの恋愛であったり、イノクによって揺れるプンサンの心の描き方が弱い。本作も前作も、キム・ギドクが脚本を書いていることで、この監督の実力を評価することができないのだ。この監督が、自ら脚本を書き、監督をした作品が上映されたら、本当の実力が確認できるであろう。

ティーチ・インでの情報としては、プンサンが防空壕でカセットテープを聴いていた曲だけ監督が歌ったもので、他の音楽は音楽担当者が行っているとのことだ。プンサンというどちらにも属さない存在なのに韓国国旗がラストに映された意図、ラストの空を映す意図、小道具のアイデア、地下室での南北の武力衝突の意図、ユン・ゲサンのキャスティング経緯、オダギリジョーの出演経緯の説明ぐらいかな。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2011-11-23 23:19 | 663.豊山犬
韓国映画レビュー その640 「24」
b0097051_14181867.jpg24
制作年:2001年
監督:イム・ジョンジェ
出演:キム・ヒョンソン、ピョン・ウンジョン、キム・ミンソン
ジャンル:青春ドラマ
鑑賞:韓国版VCD


24歳のジュニ(キム・ヒョンソン)は、役所で公益軍務要員として働いている。同時に同じ名前でもあるジュニおじさん(ミョン・ゲナム)の洗濯屋でアルバイトをしている。ジュニは、公益軍務要員をあと一ヵ月で退役する予定になっており、その後何をするか考えていない。役所に勤めている人妻ミヨン(パン・ウンジン)と付き合っているが、ジュニの気持ちが離れており、二人の関係を終わらせたいができずにいる。そんなとき、ジュニは、役所でパスポートを取得しにきた昔交際していた元彼女ウンジ(ピョン・ウンジョン)と再会してちょっとした話しをする。ジュニは、ウンジと再び会う約束をしたが、約束した場所にウンジの妹ヒョンジ(キム・ミンソン)が来た。ヒョンジは、ウンジが放送の仕事で忙しいことで、代理できたことを告げ、そのままジュニと一緒に映画を観にいく。ジュニは、無邪気なヒョンジに心が傾いてしまう。先の決まらない人生の選択や恋愛をジュニとう青年を通して描いたお話。

監督は、『彼らだけの世界』のイム・ジョンジェ監督。
出演は、公益軍務要員のジュニを演じるのは『三人の友達』のキム・ヒョンソン、放送局で働くウンジを演じるのは『男物語』のピョン・ウンジョン、ウンジの妹で女子大生ヒョンジを演じるのは『少女たちの遺言 (原題:女高怪談 二番目の話)』『海辺に行く』のキム・ミンソン、人妻ミヨンを演じるのは『受取人不明』『葉っぱ』のパン・ウンジン、洗濯屋のジュニおじさんを演じるのは『受取人不明』『リザレクション (原題:マッチ売り少女の再臨)』のミョン・ゲナム、画家のエレーン・キムを演じるのは『情事』『戀風戀歌』のイ・ヨンナン、ミヨンの夫を演じるのは『バス、停留場』『悪い男』のイ・デヨン。

ジュニは、人妻ミヨンとの不倫関係、元恋人ウンジへの心残りな感情、元恋人の妹ヒョンジへの新たな恋心、といった三人の女性への気持ちをみせながら、公益軍務後に何をするかを悩む姿をみせている。

序盤から、ジュニと人妻ミヨンとのラブシーンがあるので、ちょっと刺激的なみせかたをしている。行為が終わってから、二人の関係が会話の中や行動で徐々にみえてくるのである。人妻ミヨンは、不倫関係を続けていきたいとみえるが、ジュニの方は愛情もなくなっていることで終わりにしたいのであるが言い出すタイミングを逃しているのである。

ジュニがウンジと偶然役所で出会い、近況報告によってお互いが何をしているのかわかり、お互いが気になりだすのである。ジュニ側の視点とウンジ側の視点を両方みせていることで、二人がどのような気持ちでいるのかが中盤あたりからみえてくるのである。そこにウンジの妹ヒョンジが入り込むことで、ジュニの心は徐々に変化していくのである。ジュニは、恋愛の面として、前へと進もうとしているので、一応成長をみせているようにみえている。愛が実るとか、そのような結末を求めるのでなく、どのように感情が変化していったかをみるのであろう。

ジュニは、仕事の面で不安をみせており、公益軍務後の人生を模索しているのである。現在続けている洗濯屋のアルバイトをそのまま続ける選択肢もあるが、放送の仕事をしているウンジの姿をみて焦りをみせているのである。女子大生ヒョンジは、短距離の陸上選手であり、やりたいことを実行している姿に刺激を受けてしまう。除隊後の人生をどうするか苦悩しているところを描いているので、兵役義務のある国の青年の姿が現実と戦っているのが伝わってくる。

サイドストーリー的にみせているのが、頻繁にみかける画家エレーン・キム(イ・ヨンナン)の展覧会のチラシである。お題として「記憶窓」となっており、これは実際にジュニが展覧会でその絵をみて感じとれるところなのだ。更に、洗濯屋のジュニおじさんも実は絡んでいたりと、序盤の伏線が終盤に明かされる仕組みになっている。

最後まで謎のままなのであるが、冒頭にジュニが先輩から聞いた話で、役所の駐車場で野生の鹿をみたことを後輩の軍務要員に話しているのである。これがまた面白く、終盤にその後輩が新人軍務要員に同じ話をしているのである。伝説のようになってしまっている話であるが、鹿を擬似的な表現で何かに例えているのかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
[PR]
by nameinuuuu | 2011-10-01 14:19 | 640.24
韓国映画レビュー その455 「仮面」
韓国のサスペンスものとしては良く出来ている作品である。解明していく物事が多いから、整理しながら鑑賞するとみやすくなるだろう。この作品の日本版DVDが発売されないのが不思議であるが、今後でるのかな。日本で一般上映しても大丈夫なレベルだと思う。

b0097051_13121031.jpg仮面
制作年:2007年
監督:ヤン・ユノ
出演:キム・ガンウ、キム・ミンソン、イ・スギョン
ジャンル:サスペンス
鑑賞:韓国版DVD


チョ・ギョンユン刑事(キム・ガンウ)と相棒のパク・ウンジュ刑事(キム・ミンソン)は、スポーツクラブの経営者カン・ビョンシクの惨殺事件を担当する。殺害現場に残された手がかりは、AB型の男性の体毛と体液であった。被害者の身辺を調べていくと、被害者ビョンシクの恋人でクラブ歌手のミスク (オ・ジヨン)、被害者ビョンシクの友人ペ・ジェマン(チェ・チャンギュン)の名前が浮かび上がってきた。重要参考人としてジェマンを任意で取り調べたが、ジェマンのDNAと証拠品のDNAが一致しないことから証拠不十分で釈放になった。だが、ペ・ジェマンもビョンシクと同様に惨殺されてしまい、連続殺人として捜査していくことになる。二人の共通点を探していくと、軍隊時代の同期生であることが分かり、もう一人ナイトクラブ社長ハ・ジョンボク(カン・ソンピル)も同期生であることがわかる。第一被害者カン・ビョンシク、第二被害者ペ・ジェマン、ハ・ジョンボクは、軍隊時代にある事件を引き起こしており、それが今回の事件に絡んでいると推測していく。ジョンボクを警護するためにギョンユン刑事が向かうが、沢山のボディーガードに囲まれていることで必要ないと断られてしまう。一方、ギョンユン刑事は、幼なじみで姉のように慕っていたイ・ヘソ(キム・ソンリョン)と出会い、行方不明になってしまった弟イ・ユンソを探して欲しいと頼んでいる。ギョンユン刑事とユンソは、幼い頃から友人であり、高校時代も同じで、ユンソが高校卒業して兵役についてから行方がわからなくなってしまった。ギョンユン刑事のプライベートは、美人ネイリストのスジン(イ・スギョン)と交際しており、時々警察署に訪れてくるので、ギョンユン刑事の同僚たちも知っている。ウンジュ刑事もスジンのことを知っており、ギョンユン刑事がいないときは親切に対応している。そんなとき、第三の殺人事件が起こり、事件の真相を突き詰めていくことで、とんでもない真実がみえてくるお話。

監督は、『風のファイター』『ホリデー』のヤン・ユノ監督。
出演者は、チョ・ギョンユン刑事を演じるのは『野獣と美女』『京義線』のキム・ガンウ、パク・ウンジュ刑事を演じるのは『下流人生』『永遠の魂 (原題:星の光の中へ)』のキム・ミンソン、ギョンユンの恋人スジンを演じるのは『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』のイ・スギョン、キム刑事を演じるのは『極楽島殺人事件』『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』のパク・ウォンサン、班長を演じるのは『マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ (原題:闘師父一体)』『商師父一体 頭師父一体3』のチョン・チャンゴル、歌手チョン・ミスクを演じるのは『今、愛する人と暮らしていますか?』のオ・ジヨン。

二つの惨殺事件が発生し、この真相を追うギョンユン刑事とウンジュ刑事が、被害者の共通人物を探し、二股をかけていた恋人ミスクを疑うが、第一殺人事件での証拠品から男性と絞っていたことで除外され、そこで二人の軍隊時代の過去を調べていくと浮上してきた人物が、ギョンユン刑事の幼なじみイ・ユンソにぶち当たったのだ。

ギョンユン刑事とウンジュ刑事は警察学校時代から共に過ごしてきたことで、お互い相棒としてコンビを組んで捜査をしている。だが、時々ギョンユン刑事が単独行動することで、情報を共有することをウンジュ刑事が命じている。行動力のあるギョンユン刑事に対して、ウンジュ刑事は事件現場をみながらプロファイリングをして捜査を進展させていく。違ったタイプの捜査方法するコンビであるが、結果を出していることで上手くいっているのだ。

事件を追うサスペンスを主体にしているが、ラブストーリー要素を色濃くしているシーンが幾つも出てきて、ある意味で伏線にもなっている。ギョンユン刑事とスジン、ギョンユン刑事に片想いするウンジュ刑事、歌手ミスクと二人の被害者、歌手ミスクとファン、といった感じであろう。ギョンユン刑事、スジン、ギョンユン刑事の微妙な三角関係も見せ所になっている。

ギョンユン刑事の過去が大きく関わってくるので、幼なじみのイ・ユンソとどのような関係であったのかみせて、幼き頃と高校生時代の二つの時間軸をみせて深く描いている。そこには、終盤にみえてくる幾つかの伏線が混じっているので注意深くみて欲しい。ギョンユン刑事とイ・ユンソのぞれぞれの心情もなかなか面白く演出している。

この作品には、多くの伏線が張られているのが特長なのかもしれない。ちょっとした序盤での会話が終盤に意味を成していることに気づいたり、殺人現場での幾つかの証拠品、ギョンユン刑事がプロファイリングして探し出す証拠品、下っ端刑事がひたすら監視カメラの映像を解析している二つのモノクロ動画、証拠品からみえてくる不思議なホルモン分泌量、被害者の体に残された鋭利な刃物で斬られた傷跡とその刃物の正体、三つの殺人事件の殺害方法の微々な違い、雪が降る情景、ライター、ペンダントといった感じで散りばめられた伏線が終盤に爆発しているのだ。この作品を再度みなおすと、細かくて気づかなかった点がみえてくるので、複数回楽しめるようになっている。

要点としては、イ・ユンソが殺害された三人と軍隊時代に関わった事件、警察が追う容疑者イ・ユンソの正体、三つの殺人事件の真相、ギョンユン刑事の心情といったところだ。エンディングロールが流れるのかと思いきや、どんでん返しのラストシーンが用意されているので最後まで気が抜けない展開になっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2010-01-23 13:18 | 455.仮面
韓国映画レビュー その443 「美人図」
韓国版DVDが発売して直ぐに購入して鑑賞した記憶があり、今更だがレビューを書いてみた。画家シン・ユンボクを取り扱った作品。パク・シニャン&ムン・グニョンが出演しているTVドラマ「風の絵師」の映画版になるのかな。残念ながらTVドラマの方は、鑑賞していないので比較ができない。

b0097051_17165263.jpg美人図
制作年:2008年
監督:チョン・ユンス
出演:キム・ミンソン、キム・ヨンホ、キム・ナムギル
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


宮廷画家一族に生まれた兄ユンボクと妹ヘウォンは、幼いときから英才教育を受けており、父シン・ハンピョン(パク・チイル)は、息子ユンボクの力を披露するために客人たちを呼ぶ。だが、幼き息子ユンボクは絵を描くことができず、その後首吊り自殺をしてしまう。今まで描いてきた息子ユンボクの絵は、妹ヘウォンが兄の替わりに描いており、父ハンピョンは才能を持つ妹ヘウォンに家門のために男装させて、ヘウォンを兄ユンボクの名前を名乗らせて男性として生きていくことを決意させる。時が経ち、天才画家キム・ホンド(キム・ヨンホ)の弟子になったユンボク(キム・ミンソン)は、宮廷画家として修行に励んでいた。そして弟子ユンボクは、師匠キム・ホンドの腕を脅かすほどの実力をつけていき、世俗を描くことに熱中しだす。そんなとき、鏡職人のカンム(キム・ナムギル)と出会い、ユンボクが川に落ちたときに透ける体をみて、ユンボクが女性であることをカンムに知られてしまう。ユンボクは、カンムと会うことで女性としての心が芽生えていき、初恋をしてしまう。師匠キム・ホンドは、弟子ユンボクの才能に惚れ込んでおり、ユンボクとカンムが抱き合っている姿をみてしまった師匠キム・ホンドは弟子ユンボクを女性としても惚れてしまう。妓生ソルファ(チュ・ジャヒョン)は、キム・ホンドに惚れており、嫉妬して複雑に絡んでくる。四人の交錯した愛と嫉妬は、どのような結末をむかえるのかというお話。

監督は、『ベサメムーチョ』『僕の、世界の中心は、君だ。(原題:波浪注意報)』のチョン・ユンス監督。
出演者は、画家ユンボク(兄シン・ユンボクとて生きており、本名はシン・ヘウォン)を演じるのは『永遠の魂 (原題:星の光の中へ)』『仮面』のキム・ミンソン、ユンボクの師匠の画家キム・ホンドを演じるのは『SSU (原題:ブルー)』『アバンチュールはパリで (原題:夜と昼)』のキム・ヨンホ、鏡職人カンムを演じるのは『カン・チョルジュン 公共の敵 1-1』『モダンボーイ』のキム・ナムギル、妓生ソルファを演じるのは『このまま死ねない』『死生決断』のチュ・ジャヒョン、李氏朝鮮の正祖王を演じるのは『酔画仙』『僕の、世界の中心は、君だ。(原題:波浪注意報)』のハン・ミョング、ユンボクとヘウォンの父シン・ハンピョンを演じるのは『反則王』『ハッピー・エンド』のパク・チイル。

代々宮廷画家の名家であり、厳格な父シン・ハンピョンの教育の中で育ってきたユンボクの家庭環境を序盤でみせている。家を継がせるはずだった兄が自殺したことで妹が兄の名を騙って生きていく姿は、父も娘も苦渋の選択だったのがみえる。父シン・ハンピョンが息子を自殺に追い込んだことで自ら深く後悔しているのがみえるし、妹も兄が自殺した要因が自分のせいだと感じているから、兄の名「ユンボク」として画家の道に進むのだ。

成長したユンボクは、天才画家キム・ホンドの弟子になり、生まれつき備わっていた才能が開花していく姿に師匠キム・ホンドは惚れこんでいくのだ。そんなときに、ユンボクは鏡職人のカンムと出会い、初めは男性同士という関係で知り合う。カンムは、水浴びをする女たちが見えるスポットをユンボクに教えて覗きをするのであるが、ユンボクは性的な感情がなく、芸術としてその光景を目に焼きつけていくのである。ユンボクはキム・ホンドたちと一緒に妓生たちがいる酒場に行ったときも性的なものでなく芸術として捉えているのがみえる。ユンボクが描いた絵をみると、水浴びをする女たちとそれを覗く小僧の絵、動物が交尾している姿を笑ってみている女たちの絵、両班と妓生の愛情を表現した絵、といった風俗画も描いていた。このことが正祖(ハン・ミョング)にみつかり、淫らで低俗な絵だと叱るが師匠キム・ホンドはユンボクをかばうように見る人の視点によって芸術になると説明することで事件は収束していくのだ。絵に関して大した知識がないので説明できないが、ユンボクの感性は発想の転換だと感じるし、本気で芸術だと感じて描いているようにみえたし、女性だからこそ描けた絵なのかもしれない。

本作の主は、ユンボクとカンムの愛であろう。偶然の出来事でユンボクが女性であることを知るカンム、ユンボクがカンムと出会ったことで女性としての心が躍る姿をみせている。ユンボクがカンムに惚れていく過程が簡単にみせているので、もう少し繊細に描いていればというのが本音なところである。ユンボクが女性として性を熱く求めるところも、そこまでのプロセスがどうも簡略化されているようにみえ、ユンボクの感情変化を繊細に表現して欲しかったところである。

画家として師匠と弟子の関係であったユンボクとキム・ホンドも、ユンボクとカンムの関係を目撃したことで変化していくのだ。キム・ホンドの感情変化の方はしっかりと表現されており、弟子の才能に惚れていたことが異性としても惚れていき、ユンボクの全てに惚れていく姿をみせている。だが師匠という立場から、表では見せないようにしていたが、キム・ホンドに惚れている妓生ソルファは気づいているのだ。キム・ホンドの苦悩がよく表現されており、終盤でカンムとの絡み、ユンボクへの態度や行動などがよく出来ている。妓生ソルファ⇒師匠キム・ホンド⇒弟子ユンボク⇔カンム、という四人の恋愛関係がどのようになっていくのか中盤から終盤が見所である。

公開前は、女優キム・ミンソンが脱ぐということで完全に男性客を取り入れるためのエサになっているのがバレバレなのがわかる。女たちが裸で水浴びしている姿、両班と妓生の絡み、上半身裸の二人の女がストリップみたいなことをしたりと性描写の方が注目された作品のようにもみえた。作品としては、画家の芸術面を主張するよりは、ユンボク&カンム&キム・ホンドの愛情を描いたものになっている。シン・ユンボクという画家に興味があって、真面目に芸術面を期待して鑑賞するとがっかりするかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
[PR]
by nameinuuuu | 2009-12-20 18:16 | 443.美人図
韓国映画レビュー その340 「アフリカ」
女性四人が中心のロードムービーもの。女性が鑑賞しても楽しめる作品だと感じた。途中から合流するトラブルメーカー役のチョ・ウンジがかなり笑える。
連休中にアップしようと思っていたが忙しくて出来なかった。更新速度がどんどん遅くなってきた気がする。このブログは日記形式ではないから、それが救いかもしれない。毎日のようにブログを更新している人は、ちょっと尊敬してしまう。ネタよりも継続する気持ちの方に。

b0097051_21493538.jpgアフリカ
制作年:2001年
監督:シン・スンス
出演:イ・ヨウォン、キム・ミンソン、イ・ヨンジン、チョ・ウンジ
ジャンル:アクション、アドベンチャー、コメディ
鑑賞:韓国版DVD


CDショップでアルバイトをする女子大生のジウォン(イ・ヨウォン)は万引き犯の罠にかかりアルバイトをクビになり、母親のこともあり苛立っていた。同様に靴屋でアルバイトをする女子大生のソヒョン(キム・ミンソン)は、女優を目指しているが教授からきつい言葉を言われて苛立っていた。ジウォンとソヒョンは、気分転換のために二人でカンヌンに旅行する計画を立てた。ソヒョンの男友達ヨンベ(キム・ギョンソプ)に車を借りることをお願いしたところ、持ってきた車は盗んだ車であり、置いてあったカバンの中には二丁の拳銃と銃弾があった。モデルガンと思い込んでソヒョンは引き金を引いたら、弾はリアガラスを突き抜けて、二人は動揺してソウルに帰って持主に戻そうと考える。一方、トランプ賭博をしていたキム刑事(ソン・ジル)やヤクザのナルチ(イ・ジェラク)やオボン(チュ・ヨジョン)は、賭けるお金がなくなったことで代わりに拳銃を賭け、ヤクザが勝負に勝った。勝負に勝ったヤクザは、獲得した拳銃を車に置きっぱなしにして駐車したことで、拳銃が入った車は青年ヨンベに盗まれてしまった。キム刑事とヤクザのナルチは、この緊急事態になんとか車を盗んだ者を見つけだし、車と拳銃は女子大生ジウォンとソヒョンが持っていることを知って彼女たちを追う。ジウォンとソヒョンは、車を駐車してレストランで食事していたときに、リアガラスの弾痕を見つけた警官が怪しそうに調べているのをレストランの席から見た。車には二人が車中で会話しているシーンを撮ったビデオカメラを置き忘れたことで、拳銃のことがばれると思って車を残して逃走し、ある喫茶店に辿り着いた。そこで、拳銃をぶっ放してしまった二人をみて、仲間として加わったのが喫茶店の店員ヨンミ(チョ・ウンジ)である。警察沙汰になりテレビで指名手配された三人は、ブティックの店員のジナ(イ・ヨンジン)がいろいろと助けることで新たに仲間が増えた。拳銃に魅惑された四人の女性は、事件が拡大してとんでもない展開になっていくお話。

監督は、『ハレルヤ』『エキストラ』のシン・スンス監督。
出演者は、CDショップでアルバイトをする女子大生のジウォンを演じるのは『アタック・ザ・ガス・ステーション!』『子猫をお願い』のイ・ヨウォン、靴屋でアルバイトをする女子大生のソヒョンを演じるのは『少女たちの遺言 (原題:女高怪談 二番目の話)』『24』のキム・ミンソン、ブティックの店員をしているジナを演じるのは『少女たちの遺言 (原題:女高怪談 二番目の話)』『純愛譜』のイ・ヨンジン、喫茶店の店員をするヨンミを演じるのは『涙』のチョ・ウンジ、キム刑事を演じるのは『公共の敵』『風林高 (原題:新羅の月夜)』のソン・ジル、ヤクザのナルチを演じるのは『エニケーン』『リアル・フィクション (原題:実際状況)』のイ・ジェラク、下っ端ヤクザのオボンを演じるのは本作デビュー作のチュ・ヨジョン。

偶然手にした拳銃によって、いつの間にか四人組になった女性が様々な出来事を起こしていき、ロードムービー形式に物語が進行していく。

弾痕を残した車を乗り捨て、車に残してきたビデオカメラの映像からジウォンとソヒョンが警察側にばれてしまい、二人が喫茶店でしつこくナンパしてきた男に怒って拳銃をぶっ放し、そこの店員のヨンミが二人を助けるために車に乗せて逃亡し、その途中でヨンミが調子に乗って拳銃を使い、パン屋を強盗したり、ATMを拳銃で壊してお金を盗んだことで、「女性店員を誘拐して拳銃保持した凶悪女性二人組み犯人」という形でテレビに大きく報道されたのである。ヨンミのせいでジウォンとソヒョンがとんでもないことになり本当に疫病神であるのだ。その後は女性店員も仲間に寝返ったという報道で三人が指名手配になるのだ。変装のためにブティックにいった三人をみて、指名手配されている者たちと見破ったジナは、彼女たちの力になり、人が追ってこないような道を使って逃亡の手助けをして仲間になっていく。

四人の女性がそれぞれの事情を抱えながら、この逃亡劇によって心の痛みを癒していくのだ。ジウォンの場合は、アルバイトもクビになり、恋人と破局し、母親が再婚をすることで母親との考え方の違いや意見が食い違うことで不和になっていくのである。普段は冷静で物事を見極めて行動するが、怒ると一番恐い存在になるのだ。ソヒョンの場合は、女優を目指しているが思い通りにいかないことで悩んでいる。明るい性格で男性の交友関係が広く、物事を軽く考える気分屋な点でみんな困らせる。ヨンミの場合は、田舎の喫茶店店員が嫌であり、自分の容姿にコンプレックスを持っている。喫茶店店員といいながらタバンという娼婦であることで、ジウォンとソヒョンのような大学生とは身分が違うと劣等感を持っている。ジナの場合は、交際していた男性に騙された悲しい過去を背負っている。その男性へ復讐を考えて拳銃を持っている彼女たちと一緒に行動すること決めたのである。

拳銃を保持している彼女たちを追うキム刑事とヤクザのナルチとオボンのサイドストーリーも同時に展開されている。彼女たちが持っている拳銃は、キム刑事が警察から支給された拳銃1丁、ヤクザのナルチが密かに手に入れた拳銃1丁だからである。クビがかかっているキム刑事は必死であり、ヤクザのナルチとオボンも高価な拳銃を取り戻したくて必死なのだ。彼らはこの作品のコメディ要素を担当しており、小さな笑いを提供する役目である。

自分の意図した行動をしていないのに悪い方へと展開が進み、何時しか若者たちからヒーロー扱いされた四人の女性にニックネームまでついてしまうのだ。インターネット上ではファンクラブまであり、「Adoring Four Revolutionary Idolsin Korean Area」の頭文字をとり「A.F.R.I.K.A (アフリカ)」と呼んで若者たちは熱狂する。エスカレートしすぎて、モデルガンを使ってたくさんの模倣犯まで出現するのは笑える。この作品で一番笑えるところは、『アタック・サ・ガスステーション』のパロディ部分である。ガソリンスタンドの店長をパク・ヨンギュがそのまま演じており、お金の隠し場所とか、店員でないものが給油して働いたり、イ・ヨウォンが『アタック・サ・ガスステーション』でガソリンスタンドの店員として働いていたことから店長がジウォンに以前ここで働いてなかったか?と質問したりするのだ。『アタック・サ・ガスステーション』を鑑賞済みの人は、一連の行動が面白く映るであろう。

ロードムービーを基盤にしたアクションとコメディを含めたものだから観やすい作品である。女性四人の心情を扱いながらも、拳銃の持つ見えない魔法のような力を表現したり、不満を持つ世の中の若者たちの気持ちを表現しているようにみえた。イ・ヨウォン、キム・ミンソン、イ・ヨンジン、チョ・ウンジは、今でも活躍している女優さんだから、現在鑑賞しても違和感なく楽しめるであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2008-11-25 22:01 | 340.アフリカ
韓国映画レビュー その240 「永遠の魂 (原題:星の光の中へ)」
早速、東京国際映画祭で鑑賞してきたこの作品のレビュー。監督と主演のチョン・ギョンホがティーチ・インに来ていたこともあって意外と観客がいた。考えながら鑑賞する人にはおもしろいかもしれない作品。だから、個人的には気に入った作品である。チョン・ジニョンが脇役と思いきや随所に出てきて準主役級に出演しているのが驚きである。このような作品のティーチ・インって監督に質問が集中するだろうと感じていたが、そのとおりで女性司会者がチョン・ギョンホに気をつかっていたのが印象的にみえた。

b0097051_0161418.jpg永遠の魂 (原題:星の光の中へ)
制作年:2007年
監督:ファン・ギュドク
出演:チョン・ギョンホ、キム・ミンソン、チャ・スヨン、チョン・ジニョン
ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー、ホラー
鑑賞:第20回東京国際映画祭


大学教授のスヨン(チョン・ジニョン)は、ある教室で生徒たちに昔の初恋の話しをせがまれて、1970年代の独裁政権時代の思い出話しを語り始める。ドイツ文学科を専攻していた当時大学生スヨン(チョン・ギョンホ)は、隣りの席に座っていた快活であるが不思議な雰囲気をもつ女子大生ピッピ(キム・ミンソン)と知り合う。無垢なスヨンは、いつしかピッピの魅力に惹かれていったが、校内でデモを率先して誘導するピッピは、校内で飛び下り自殺をして亡くなった。その後、スヨンはピッピの死に悲しんでいたが教室で死んだはずのピッピと再会する。普通に話しかけてくるピッピから、家庭教師のアルバイトがあることを聞かされたスヨンは、学校のアルバイト情報の掲示板から連絡先に電話をして交渉する。ある男から高校生の妹スジ(チャ・スヨン)の家庭教師をしてほしいと頼まれて、ソウルの鍾路にあるスジの豪邸を訪れる。英語と数学を真面目に教えるスヨンであるが、スジの態度やスジ家の不思議な様子に困惑する。何時しか、スヨンはスジのことが気になるようになり、スジもスヨンのことが気になるようになっていった。ある日、いつも通りスヨンはスジに数学を教えていたとき、以前教えた問題が解けないことに復習しているのかとノートをめくったときに男女がキスをしている絵が描かれており、気まずい雰囲気になった二人は授業を中止してスヨンは帰宅した。その後、スヨンの身にあらゆる不思議な現象が起こるなか、スジとの関係はどのようになっていくのかというお話。

監督は、『今私たちは愛したい』『チョルス、ヨンヒ』のファン・ギュドク監督。出演者は、大学時代のスヨンを演じるのは『暴力サークル』『ハーブ』のチョン・ギョンホ、女子大生ピッピを演じるのは『アフリカ』『下流人生』のキム・ミンソン、女子高生スジを演じるのは本作スクリンデビューのチャ・スヨン、女子高生スジの兄を演じるのはキムC、大学教授のスヨンを演じるのは『達磨よ、ソウルへ行こう』『王の男』のチョン・ジニョン。

現在大学教授になっているスジンと過去大学生時代を振り返るスジンという2つの時間軸にストーリーが展開されて、過去の恋愛や出来事や不可思議な現象がどのようなものだったのかを時間軸を頻繁に飛ばしながら進める。

大学教授のスヨンが授業を中断して自分の大学時代に経験した恋の話しと不思議な現象を体験したことを生徒たちに話すところから始まっていく。大学生のスヨンは、真面目にドイツ文学の授業を受けており教授がドイツ語を韓国語に訳すのを懸命にノートを取っている一方で、隣りに座る女子大生ピッピは教科書を閉じてノートも取らずに堂々とした態度をとっており、教授に教科書の文章を訳すように指されてもスラスラとドイツ語を訳す。この光景はピッピという女の子がどんな子なのかと興味津々になるところだ。授業終了後に外のベンチに座るスヨンに近づくピッピの行動や言動もある意味で「不思議ちゃん」っぽいのだ。スヨンとピッピの関係は、友人関係なのだがスヨンはピッピに少しずつ惹かれていく姿をみせているので恋に発展していきそうなときに、ピッピは校内でデモを誘導するような行動をとり、多くの学生や教師そしてスヨンがみているなかで飛び下り自殺をして亡くなるのである。だが、すぐにスヨンのまえに何もなかったかのようにピッピが現れるところにこの作品の本質がみえてくるのだ。

1970年代の政治情勢が過激に表現されており、国歌が流れれば胸に手を当てて聞いたり、それに背くと反政府の極悪人扱いする始末だ。教師が生徒に馬乗りするようにして取り押さえる姿で張り詰めたピリピリ感が伝わってくる。このような空気の中で、校舎の上階で拡声器を持って叫ぶピッピはまさにデモの仕掛け人にみえるであろう。ピッピの行動は政府に向けて叫んでいないのは台詞をきいていればわかるところで、今後の展開にどのように影響してくるのかがストーリーの前触れにもなっている。

自殺後に現れるピッピは、死人であり、スヨンの目の前にいるのは幽霊に相当する。ピッピの言葉によってスヨンは行動をしていき、スジの兄の依頼で妹スジの家庭教師のアルバイトを始めることで、二人は知り合い、お互いが惹かれ合っていくのである。「ある不思議なシーン」が挿入されており、スヨンにとって運命的な出来事が後々みえてくるのである。「ある不思議なシーン」をみたときからずっと気になっていたので、もしスヨンが「ある状態」であるなら、あの「ある不思議なシーン」しか原因が浮かばなかったので伏線の仕方としては上手さがみえた。この作品は、不思議な現象のオチを途中でばらしていく手法で、それを複数回続けており、毎回伏線を張っていたので結構手が込んでいる。だが、オチをばらす前に早い段階で見破ってしまったが、かなり集中して考えながら鑑賞していたからわかっただけなのかもしれない。ドイツ文学の授業も単なる聞き流すのでなく、授業で話されている文学の意味を考えながらきいていると、この作品で起こっていることのヒントに繋がっている。

あるシーンでピッピ自身が死んでいることをスヨンに打ち明けて、49日間は魂が彷徨い続けることを説明するところでは、仏教の考えが示されている。このあたりは、チョン・ウソン&キム・テヒ主演の『中天』を思い出してしまうところでもあった。「49」をキーワードにしているのはわかり、ある意味伏線としていたのがスヨンが掛け算の7の段をつぶやくところなのかと思われた。

東京国際映画祭の作品解説として、耽美的な幻想ホラーとして紹介しているが、「生と死」を扱っているところや終盤をみて、このような表現をしているのであろう。内容としては、基本ラインはラブストーリーであって、不可思議現象を随所に解答していくサスペンス要素や非現実的なファンタジー、そして科学では説明できないホラー要素をミックスした感じだろうか。

不可思議な現象は、それぞれ映像にヒントがあったので、かなり早い段階でトントン拍子で解っていったが、終盤の纏め方は3パターンを予想していて、その1つが的中した形であった。大学教授のスヨンを演じるチョン・ジニョンがどのような存在であるのかを考えていたら、自然と結末がみえてきた。外した2つのパターンは、1つは登場人物全員が「ある状態」というオチ、もう1つは輪廻の概念で後世で結ばれるオチ。外した2つのパターンは、ホラージャンルであるなら本命なところであろうが、本作品に関しては適さないであろうと感じていた。ティーチ・インでファン・ギュドク監督が、シナリオ制作に3年を費やしたことを恥ずかしそうに述べていたが、決して恥ずかしいこととは思わないし、骨組みがしっかりとしたシナリオであると感じた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
[PR]
by nameinuuuu | 2007-10-23 00:42 | 240.永遠の魂
キム・ミンソン
b0097051_0201554.jpgキム・ギュリ (改名前:キム・ミンソン)
김 규리   (改名前:김 민선)
1979年8月16日生


<映画出演作品>
b0097051_0152976.jpg少女たちの遺言 (原題:女高怪談 二番目の話)
制作: 1999年韓国  監督: キム・テヨン、ミン・ギュドン
出演: キム・ミンソン、パク・イェジン、イ・ヨンジン 他
b0097051_015417.jpg海辺に行く
制作: 2000年韓国  監督: キム・インス
出演: キム・ヒョンジョン、イ・ヒョンギュン(チェヒ) 他
b0097051_0155345.jpg24
制作: 2001年韓国  監督: イム・ジョンジェ
出演: キム・ヒョンソン、ピョン・ウンジョン、キム・ミンソン 他
b0097051_016439.jpgアフリカ
制作: 2001年韓国  監督: シン・スンス
出演: イ・ヨウォン、キム・ミンソン、イ・ヨンジン、チョ・ウンジ 他
b0097051_016178.jpgロストメモリーズ (原題:2009ロストメモリーズ)
制作: 2001年韓国  監督: イ・シミョン
出演: チャン・ドンゴン、仲村トオル 他
b0097051_0163139.jpg下流人生
制作: 2004年韓国  監督: イム・グォンテク
出演: チョ・スンウ、キム・ミンソン 他
b0097051_016473.jpg永遠の魂 (原題:星の光の中へ)
制作: 2007年韓国  監督: ファン・ギュドク
出演: チョン・ギョンホ、キム・ミンソン、チャ・スヨン 他
b0097051_11345516.jpg仮面
制作: 2007年韓国  監督: ヤン・ユンホ
出演: キム・ガンウ、キム・ミンソン 他
b0097051_19464360.jpg美人図
制作: 2008年韓国  監督: チョン・ユンス
出演: キム・ミンソン、キム・ヨンホ、キム・ナムギル、チュ・ジャヒョン 他
b0097051_129395.jpgアンティーク ~西洋骨董洋菓子店~
制作: 2008年韓国  監督: ミン・ギュドン
出演: チュ・ジフン、キム・ジェウク、ユ・アイン、チェ・ジホ 他
b0097051_21585081.jpgオガムド
制作: 2009年韓国  監督: ホ・ジノ、ピョン・ヒョク、ユ・ヨンシク、オ・ギファン、ミン・ギュドン
出演:ファン・ジョンミン、オム・ジョンファ、チャン・ヒョク、キム・ミンソン、キム・ガン
       ウ、ペ・ジョンオク、キム・スロ 他
b0097051_1417012.jpgスンピル失踪事件 ~スンピルくんはどこだ?~ (原題:チョン・スンピル失踪事件)
制作: 2009年韓国  監督: カン・ソッポム
出演: イ・ボムス、キム・ミンソン、ソン・チャンミン 他
b0097051_16195965.jpg家を出た男たち
制作: 2010年韓国  監督: イ・ハ
出演: チ・ジニ、ヤン・イクジュン、イ・ムンシク 他
b0097051_16201773.jpg夏夏夏
制作: 2010年韓国  監督: ホン・サンス
出演: キム・サンギョン、ユ・ジュンサン、ムン・ソリ 他
b0097051_2337555.jpg愛が怖いっ! (原題:愛はこわい)
制作: 2011年韓国  監督: チョン・ウチョル
出演: イム・チャンジョン、キム・ギュリ 他
b0097051_18232868.jpg豊山犬
制作: 2011年韓国  監督: チョン・ジェホン
出演: ユン・ゲサン、キム・ギュリ 他
b0097051_2355846.jpg人類滅亡報告書
制作: 2012年韓国  監督: キム・ジウン、イム・ピルソン
出演: リュ・スンボム、キム・ガンウ、ソン・セビョク 他
b0097051_01002288.jpg愛してる!チニョン
制作: 2013年韓国  監督: イ・ソンウン
出演: キム・ギュリ、パク・ウォンサン、ユン・ソジョン 他
b0097051_01011137.jpgもう一つの約束
制作: 2013年韓国  監督:キム・テユン
俳優: パク・チョルミン、キム・ギュリ、ユン・ユソン 他
b0097051_22251061.jpg化粧
制作: 2014年韓国  監督: イム・グォンテク
出演: アン・ソンギ、キム・ギュリ、キム・ホジョン 他

[PR]
by nameinuuuu | 2007-09-04 19:18 | 俳優_FILE
韓国映画レビュー その88 「少女たちの遺言 (原題:女高怪談 二番目の話)」
b0097051_10402719.jpg少女たちの遺言 (原題:女高怪談 二番目の話)
制作年:1999年
監督:キム・テヨン、ミン・ギュドン
出演:キム・ミンソン、パク・イェジン、イ・ヨンジン、コン・ヒョジン
ジャンル:ホラー
鑑賞:日本版Video


女子高生ミナ(キム・ミンソン)は、偶然学校の校庭で一冊の赤い日記帳を拾った。それは陸上部でボーイッシュのシウン(イ・ヨンジン)と合唱部でピアノを担当するの美少女ヒョシン(パク・イェジン)の交換日記である。二人は他の生徒からレズビアンだと噂され、ヒョシンは国語教師コ・ヒョンソクと関係しているとの噂され周りからおかしいと思われていた。ある日、身体検査の時間にヒョシンが屋上から投身自殺した。死んだヒョシンに関する様々な噂が飛び交って、学校内で怪奇現象が起こるお話。

キム・テヨン、ミン・ギュドンという二人の監督によって作られた作品。出演者は、本作が映画デビューとなる主役の三人のキム・ミンソン、パク・イェジン、イ・ヨンジン。女子生徒にコン・ヒョジン、キム・ミニといった今後映画やテレビドラマで活躍する女優たちが多数出演している。

『囁く廊下(原題:女高怪談)』の続編であるが、監督や出演者は別で続きの内容になっていなく一つの作品として独立している。前作ではホラーの要素を強調していたが、本作ではホラーの要素は弱くむしろ女子高生の恋愛やいじめを描いた学園モノに近い。そして女同士の同性愛にも触れている。

前作では「教師と生徒」という関係で対立していたが、本作は「生徒と生徒」の関係で対立している。ヒョシンがシウンと同性愛のような感じになり、そして国語教師と男女の関係になる。シウンの気持ちではヒョシンとの関係をコソコソする感じでいたいが、ヒョシンはオープンな性格でなにかとやらかしてくれる。ミナは二人の交換日記を読んだことで二人の関係を覗くようにみている。女子高ならではの教室風景や生徒間のやりとりが新鮮である。

視点がいろいろ変わるので注意してみてほしい。現在の時間軸、交換日記の内容の過去、ミナの回想、シウンの回想、幽霊として現れるヒョシンといったところだ。ラストは心霊現象によるパニックものになってしまっている。ホラーの要素が少なく、ラストの心霊現象も怖さがまるで感じない。女高怪談シリーズにしたのがそもそも間違いだった気がする。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
[PR]
by nameinuuuu | 2006-07-04 20:15 | 88.少女たちの遺言