韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
758.同い年の家庭教師レッスン2
759.容疑者X
760.会社員
761.カエル少年失踪殺人事件
762.未確認生命体
763.超能力者
764.青い塩
765.家を出た男たち
766.間諜
767.ヨンガシ
768.隣人
769.私が殺人犯だ
770.共謀者
771.魔法のカメラ
772.リターン・トゥ・ベース
773.出藍の誉れ
774.愛のジャンケン
775.Departure
776.REC
777.蛍の光
778.2度の結婚式と1度の葬式
779.マネキンと手錠
780.テレビを当てよう!
781.禁じられた愛
782.フェティッシュ
783.りんご畑で
784.おばあちゃんの海
785.かげろう
786.淡い期待
787.俺らヒップホップボーイズ!
788.彼女
789.審判
790.Jury
791.あの夏、突然に
792.南へ
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801.容疑者S
802.もう我慢できない
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タグ:キム・ハヌル ( 13 ) タグの人気記事
韓国映画レビュー その725 「同い年の家庭教師」
b0097051_21114141.jpg同い年の家庭教師
制作年:2002年
監督:キム・ギョンヒョン
出演:キム・ハヌル、クォン・サンウ、コン・ユ、キム・ジウ
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
鑑賞:韓国版DVD


チキン料理屋の娘スワン(キム・ハヌル)は、大学二年生で学費のため家庭教師のアルバイトをする。気が短い性格のため、生徒にも恵まれず、すぐに家庭教師はクビになってしまう。母親は、スワンに家庭教師をやめるなら学費はないといわれ、母親から金持ちの生徒を紹介されて出向く。金持ちの高校生ジフン(クォン・サンウ)は、 喧嘩っ早くて、学校の番長ジョンス(コン・ユ)からいつも喧嘩を売られ、高校を二年留年し、アメリカに留学経験もあるが英語が書けず、成績も悪い教え子であった。同い年の大学生スワンと高校生ジフンは、先生と生徒の関係になる。ジフンは、勉強中にタバコを吸ったり、常にタメ口で話し、態度が悪くベッドに寝そべるため、スワンは呆れてしまう。ジフンは、唯一父親だけには頭が上がらず、家庭教師の話しも父親の命令であり、わざとだらけて家庭教師を自発的に辞めさせてきた。我慢して家庭教師を続けるスワン、横柄な態度のジフン、そして二人の周辺で相次ぐ事件が起こるお話。

監督は、本作デビュー作のキム・ギョンヒョン監督。
出演は、女子大生スワンを演じるのは『ドクターK』『リメンバー・ミー (原題:同感)』のキム・ハヌル、二年留年している男子高生ジフンを演じるのは『火山高』『ひとまず走れ』のクォン・サンウ、番長イ・ジョンスを演じるのは本作スクリンデビューのコン・ユ、ホギョンを演じるのは本作スクリンデビューのキム・ジウ、ジフンの母を演じるのは『われらの歪んだ英雄』『トゥ・カップス』のキム・ヘオク。

ジフンの学校生活をベースにして、番長ジョンスとの毎度の喧嘩、ジフンに惚れているホギョン(キム・ジウ)のつきまとい、これらがエスカレートしていく中、なかなか辞めない家庭教師スワンとの勉強が続き、何時しかスワンに対してジフンが特別な感情が芽生えていく。

ジフンが通う高校の番長ジョンスに狙われるが、何人束になろうとジフンはやっつけてしまう。事実上のナンバー1はジフンで、本人はそんなの興味がないのである。ナンバー1にこだわる番長ジョンスとの戦いは、最後まで続き、最後には面白い構図になっているのだ。ジフンに惹かれたホギョンが、しつこくつきまとうが、ジフンは彼女を相手にしないことで、彼女の怒りの矛先が家庭教師のスワンになるのだ。学校生活や放課後は、ジフンもスワンも理不尽な暴力に巻き込めれる形をみせている。

ジフンが、スワンに対して態度がどんどん変化していくところをラブストーリー要素とコメディ要素でみせている。序盤は、スワンのファッションセンスであったり、スワンをバカにした呼び方をしたり、胸の大きさであったりと結構失礼な態度で接しているのだ。携帯電話の着メロが二人とも同じなところは、同じセンスをしており笑いを誘う。ジフンの感情が変化していくところは、非常にわかりやすく描いているので、スワンの感情の変化をみていくほうが面白いかもしれない。ジフンとの賭けに負けて、大学の学園祭で踊ることになるスワンが意外にも男子生徒から受けがよくてジフンはやきもちを焼いてしまうのだ。何故だか、スワンがだんだんと愛しくみえるようになっているのだ。

終盤は、番長軍団が配達中のスワンを拉致ろうとしたり、ホギョンがチキン料理屋に出前をしてスワンを呼び出したり、スワンを助けようとジフンが駆けつけたり、ホギョンが雇った悪三人が戦いを挑んだり、と全員集合のような形になっている。気軽に笑える娯楽作品になっており、ラブストーリー要素も、コメディ要素も、アクション要素も及第点である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2012-09-12 21:23 | 725.同い年の家庭教師
韓国映画レビュー その723 「ドクターK」
b0097051_21284079.jpgドクターK
制作年:1998年
監督:クァク・キョンテク
出演:チャ・インピョ、キム・ヘス、キム・ハヌル
ジャンル:サスペンス
鑑賞:韓国版DVD


神経外科医のカン・ジミン(チャ・インピョ)は、現代医学では回復不能の幼い患者三人の脳外科手術を成功させた。神経外科長イ・ソンミョン(ユ・インチョン)は、ジミンの神業を信じることができず、手術現場を録画したビデオを外国に送り彼の秘密を探ろうとする。神経外科長イ・ソンミョンの姪で、医大でジミンと同級生だったピョ・ジス(キム・ヘス)は、ジミンが同級生だったために常に試験で二番の成績でおり、今では麻酔科医である。学生時代ジスは、ジミンがいつも試験で一番で、ジミンが同級生に勉強を教えたり、試験前にノートを貸したりして、クールな存在でいることで対抗心を持っていた。だが、解剖実習での出来事でジスはジミンに対して、対抗心から好奇心へと変化していった。ジスは、いつしかジミンを愛するようになっていた。ある日、病院に多形性膠芽腫を患ったオ・セヨン(キム・ハヌル)が入院する。セヨンは、担当医になったジミンに好意を持つようになる。ジミン、ジス、セヨンの恋の三角関係、カン・ジミンの衝撃的な真実が明らかになるお話。

監督は、『オクス湯』のクァク・キョンテク監督。
出演は、神経外科医カン・ジミンを演じるのは『アルバトロス』『チャン』のチャ・インピョ、神経外科長の姪で麻酔科医ピョ・ジスを演じるのは『ドクター・ボン』『チム』のキム・ヘス、患者オ・セヨンを演じるのは『バイ・ジュン さらば愛しき人』のキム・ハヌル、神経外科長イ・ソクミョンを演じるのは『チェンジ』『火の鳥』のユ・インチョン、医師パク・ホドンを演じるのは『ナンバー3』『娼』のパク・サンミョン、同僚医師を演じるのは『ファースト・キス (原題:キスしましょうか)』『チャン』のソ・テファ、後輩医師を演じるのは『悪い女 青い門』のアン・ジェモ。

病院を舞台にしたドラマであるが、単に手術をして患者を救う物語ではなく、ジミン医師の神がかりな手術の謎、そして主人公、同級生、患者の三角関係が絡む。だがジミンは、同級生のジスや患者セヨンに惚れられるだけで恋愛ドラマとは程遠い形をみせている。ジスの学生時代から現在までの出来事をジミンにスポットを当てた回想シーンになっており、ジミンへの想いをみせている。ジスの心の声で表現されていることが多く、今でもずっと片思いでいることをみせている。

ジミンとセヨンの関係は、あくまで医師と患者の関係を崩していない。セヨンがジミンに一方的に片思いをしているのである。だが、ジミンが出かけるところを尾行したジミンは、ジミンの秘めた力の秘密を知ってしまったり、温泉でジミンの裸をみてしまうのだ。セヨンは、それを脅迫の材料にして、ジミンとデートするのである。セヨンがジミン医師に出会ったことで大きく変化したところがあるのだ。

同級生のジミンとジスの関係もおもしろいところだ。学生時代は、試験で学力一位を争っていた二人で、ジスの方は嫉妬心で負けたくない気持ちが出ているが、ジミンはいろんな仲間に教えたり、ノートを貸したり、学力試験にはそれほど執着心がないところだ。学生時代はほとんど話していない回想シーンになっており、お互いが医師になってから、よく話すようになっていくのだ。

ちょっとしたヒントとなることを云うと、ジミンの母は巫堂であり、その力が遺伝している。患者の病気が治り、超常現象のようにみえる力であるが、それにはとても大きなリスクがあるのだ。もうひとつは、ジミン自身が霊に取り憑かれていることで、それが終盤の伏線になっているのだ。その謎は中盤でセヨンが知り、終盤でジスが知り、ラストに大きな決断が待っているのである。

頭蓋骨を割って脳を手術するシーンがあったり、外科手術を何度かみせていることで、医学作品としてもそこそこ楽しめるかもしれない。主人公のジミンだけが手術するのでなく、様々な医師が手術をするシーンがあったり、チームとして病院が回っているのだ。

一応、日本漫画「ドクターK」とは全くの別物と考えてほしい。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2012-09-10 21:36 | 723.ドクターK
韓国映画レビュー その716 「きみはペット」
昨年、茨城空港でイベントが行われていたけど、日本向けの宣伝だったのだろうか。本編を観たが、茨城を撮影場所にしているシーンが見当たらないぞ。茨城ロケ中止になったのかな。

b0097051_23354432.jpgきみはペット
制作年:2011年
監督:キム・ビョンゴン
出演:キム・ハヌル、チャン・グンソク
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
鑑賞:日本版DVD


留学経験があり英語が話せるキャリアウーマンのチ・ウニ(キム・ハヌル)は、ファッション誌の編集者として働いている。ある日、職場は左遷され、プライベートでは失恋してしまい落ち込んでいた。ウニは、マンションで一人暮らしをしており、弟ウンス(チェ・ジョンフン)に小遣いを与えて、時々家事をさせていた。ダンサーをしているイノ(チャン・グンソク)は、ウンスと友人であり、寝泊りするところがなく困っていた。それをみたウンスは、姉ウニの家にイノと一緒に上がりこんで、それを知らずに帰宅したウニは驚いた。とりあえず、ウニは、二人を空いている部屋に寝かせて、翌日二人を帰した。行き場のないイノは、ウニのマンションの入り口で帰宅するのを待っており、ウニは同居生活の申し出を受け入れる。恋人でなく、ペットとして同居することになり、奇妙な共同生活が始まる。ウニは、昔飼っていて亡くなった愛犬に、イノが似ていることで、愛犬と同じ「モモ」という名前をつけた。ある日、ウニは昔憧れていた初恋の人で先輩チャ・ウソン(リュ・テジュン)と再会し、職場が近いこともあり頻繁に会うようになる。ウニは、好きなウソンの前では緊張してしまい、キャリアウーマンとして出来る女をつくってしまう。一方で、ウニは、ペットのイノの前で、無邪気に笑い、安らぎを感じている。奇妙な同居が恋愛を混乱させることになり、更にウニとイノは新たな分岐点にぶつかるお話。

監督は、本作デビュー作のキム・ビョンゴン監督。
出演は、ファッション誌の編集者チ・ウニを演じるのは『7級公務員』『楽園 (原題:楽園-パラダイス)』のキム・ハヌル、ダンサーのカン・イノを演じるのは『赤ちゃんと僕』『イテウォン殺人事件』のチャン・グンソク、コンサルティング会社で働くチャ・ウソンを演じるのは『ガールスカウト』のリュ・テジュン、ファッション誌の編集者イ・ヨンウンを演じるのは『ファン・ジニ 映画版 (原題:黄真伊)』『二人だ』のチョン・ユミ、ウニの弟ウンスを演じるのは本作スクリンデビューのチェ・ジョンフン。

日本の小川彌生の人気コミックスが原作である。日本のテレビドラマでは、以前に小雪と松本潤が出演して放送されている。

ウニ、イノという登場人物が幾つかのコミュニティーを持ち、そこに初恋の人ウソンが入りこんでくる。ウニがペットとして同居していることで、周囲から幾つかの誤解がありながら、コメディ要素を入れたラブストーリーへと発展していく。

ウニのコミュニティーとしては、編集部の同僚たち、学生時代からの三人の友人となっている。編集部の同僚たちからは、ウニに対して良く思っておらず、影で悪口を云われているのを知っている。わりかし仲がよく一緒に作業するジョンミン(ペ・ホグン)とミンソン(コ・ウリ)、ライバル心を持つ同僚ヨンウン(チョン・ユミ)、無茶な仕事を押し付ける編集長(アン・ギルガン)がおり、忙しい日々を過ごしているのがみえる。学生時代からの三人の友人は、自由な生活を送っており、子育てをしたり、恋愛に夢中になったり、彼女たちと住む世界が少し違うことに気づきながら、余暇を楽しむことが出来ずにいる。そのようなストレスを生む出来事があることで、癒しを求めたのがイノという人間のペットなのである。

イノは、国際バレエコンクールで入賞した経験を持っており、同僚を大怪我させたことを自分のせいと感じ、ダンスに対して消極的になっているのだ。寝泊りする家がないイノは、ウニの家の前でダンボールに入り、捨て犬のような形になり、ウニに拾ってもらい男性でなくペットとして飼われるのだ。

ウニは、犬のようにイノの髪を洗ったり、我ままを云うイノを世話する。ウニは、亡くなった愛犬とリンクするような形で飼い始めたイノを楽しんでいるのだ。そんなときに、ウニは初恋の人ウソンと再会し、お互いが気になる存在となり、恋愛へと発展していくのである。そこに邪魔が入るのがペットのイノで、モモというペットが人間の年下男性であることがウソンに知れてしまうのだ。ウニとウソンの関係をみせながら、ウニとイノの関係が発展していく流れはラブストーリーものとしては王道な形をみせている。終盤にウニとイノにある決断をするときがきて、どのように決めるのかがみせどころであろう。

この作品の欠点としては、設定が無茶苦茶なところがあり、現実世界を飛び越えてしまうのだ。イノのミュージカルの公演では、舞台の設定がファンタジーとして構築されて、夢の世界のようになってしまっている。主人とペットの関係が、何時の間にか嫉妬に変わったり、恋愛感情が芽生えたりとごちゃごちゃしている。キャリアウーマンのウニが抱える様々な問題を題材にして、そこをもっと追求していれば、面白い作品になったのかもしれない。人間のペットであるイノを設定していることで、ロマンティックコメディになり、劣化した作品にみえてしまった。チャン・グンソクという俳優に興味がないこともあり、本作品を率直な形で記してみた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
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by nameinuuuu | 2012-08-10 23:48 | 716.きみはペット
韓国映画レビュー その677 「ブラインド」
サウスポー対決「左利きの盲人 vs 左利きの狂人」。シナリオ、映像技法、アイデアがよかった。

b0097051_20584885.jpgブラインド
制作年:2011年
監督:アン・サンフン
出演:キム・ハヌル、ユ・スンホ、チョ・ヒボン、ヤン・ヨンジョ
ジャンル:スリラー


成績優秀の警察大学生ミン・スア(キム・ハヌル)は、孤児院で育っており、そこで16年間一緒に生活し本当の弟のように可愛がるドンヒョン(パク・ボゴム)がいる。スアは、ダンスに熱狂するドンヒョンを公正させるため、踊っているドンヒョンを会場から強引に連れ出し、車に乗せて手錠までしてしまう。ドンヒョンが車内で暴れたため、運転していたスアがハンドル操作を誤り、事故を起こしてしまう。その事故によって、ドンヒョンは亡くなり、スアは視力を失ってしまう。三年が過ぎ、失明したスアは、盲導犬スルギ(タリ)と一緒に暮らし、警察大学に復学を要望するが受け入れてもらえないでいる。雨が降る夜、盲導犬スルギを連れず一人で外出していたスアは、自宅に戻るためタクシー乗り場でタクシーを待っていた。スアのまえで車が停まるのを感じたとき、スアは運転手から行き先を尋ねられ、了承を得たことで後部座席に乗る。運転手は、スアの様子をみて視覚障害者かと尋ね、寒そうにしているスアをみてヒーターの温度を上げたり、窓をあけて濡れてしまったことでちり紙を渡したり、ビン入りのコーヒーを渡したりと親切にする。そんなとき、車が何かを轢いて衝撃を感じる。運転手は、確認するため車から出て何を轢いたのか見にいくと瀕死の女性であった。スアも車から出て、運転手に何を轢いたのかを尋ねると犬だと云い出す。スアは、女性の微かな声がきこえたことで人身事故だと思い、携帯電話で電話をしようとしたとき、運転手に妨害される。運転手は、轢いた女性をトランクに詰めて、スアをその場に置き去りにして車で逃走してしまった。次の日、警察に出向いたスアと孤児院の院長(キム・ミギョン)は、ひき逃げ事件が起こったことを報告するが、現場付近にいた目撃者にも訊いたところ、そのような事故がなかったと云われてしまい、取り合ってもらえなかった。その後、警察の捜査からその地域でイ・ミンジュという若い女性が行方不明になっていた。この地域で連続女子大生失踪事件が起こっており、スアが証言していたひき逃げ事件と関連があると警察は考える。スアの自宅に尋ねた刑事が、ひき逃げ事件について詳しく教えて欲しいと要望し、警察署に来てもらい事情聴取が始まる。担当になったチョ刑事(チョ・ヒボン)は、目が見えないスアにどのように訊けばよいか迷っていたが、スアが視覚以外の感覚でチョ刑事の特徴を言い当てたことで、いつも通り目撃者に尋ねるときの質問をする。ある日、バイクで配達していた素行の悪い青年ギソプ(ユ・スンホ)が、ひき逃げ事件の目撃情報の垂れ幕をみて、懸賞金目当てで警察に出向き証言する。そこで、スアの証言とギソプの証言がくいちがっており、警察の捜査は難航してしまう。そんなとき、目撃者を消そうとあの運転手が動きだし、ギソプは頭を殴られ気を失い、偶々ごみ捨てをしていた女性が倒れているギソプを発見し、病院に運ばれる。ギソプは、幸い頭が固かったことで軽傷で済み、気を失い眠っていたギソプを心配してスアが看病していた。その後、スアもあの運転手からターゲットにされる。目撃者であるスアとギソプが、あの運転手から口封じのために狙われるお話。

監督は、『阿娘』のアン・サンフン監督。
出演は、スアを演じるのは『7級公務員』『楽園 (原題:楽園-パラダイス)』のキム・ハヌル、ギソプを演じるのは『4時間目 推理領域』『父、山 (原題:プサン』のユ・スンホ、チョ刑事を演じるのは『ホン・ギルドンの後裔』『ベストセラー』のチョ・ヒボン、ミョンジンを演じるのは『今、このままがいい』『雲を抜けた月のように』のヤン・ヨンジョ、孤児院の院長を演じるのは『宮女』『ホームランが聞こえた夏 (原題:グローブ)』のキム・ミギョン、チョ刑事の班長を演じるのは『大韓民国1%』『味噌』のパク・チュンソン、スアの弟分ドンヒョンを演じるのは本作スクリンデビューのパク・ボゴム、盲導犬スルギを演じるのは犬のタリ。

ひき逃げ事件に遭遇してしまった盲目のスア、偶然歩道を歩いていて逃げていく車と運転手を目撃する不良青年ギソプ、この二人が警察に目撃証言をすることで犯人から狙われていくスリラーである。

スアは、盲目になったことで、健常者よりも聴覚や嗅覚や触覚といった感覚が優れ、更に警察大学に行っていたことで知識や洞察力といったノウハウを持っている。ひき逃げ事件の証言には食い違いがあり、チョ刑事は、盲目スアの証言を信用しており、視覚で情報を得ているギソプの証言をあまり信用してないのだ。ギソプが懸賞金目当てで目撃証言をしていることが、スアに見破られたこともひとつの要因でもある。スアの証言は、聴覚によって運転手の推定年齢や体格、触覚によって運転手が左利きであり、座席シートの感覚から模範タクシーと感じ、事故後の車の破損部分を触れたり、嗅覚によって消毒のような臭いを感じとり、多くの情報を提供しているのだ。ギソプの証言は、タクシーではなく外国産自動車だと主張しているのだ。ギソプは、証言後少しして運転手の顔を思い出し、唯一犯人の顔を知っている存在になるのだ。目が見えないスアの近くに接近する犯人をみかけ、ギソプが携帯電話を使ってスアの目になって協力していく展開になるのだ。

視覚を失ったスアの感覚を映像として取り入れて表現しているところは上手いアイデアである。盲目の人でも視覚というものが存在しており、抽象的で靄がかかったような形で物事をとらえて映像としてみせているのだ。実際の映像とスアが感じ取る映像の両方をみせて、一時的だがスアと同じ世界にいることができるのである。携帯電話のテレビ電話機能を使って動画映像を取り入れ、臨場感があって実際に追われているような感覚にさせている。目が見えないスアは何が起こっているのか分からず、視覚以外の機能で情報を得ており、迫ってくる犯人の存在によって恐怖心をみせている。目が見えるギソプは、犯人の顔を知っていることで視覚による恐怖をみせている。

スアの心情は、序盤から中盤に多くみせている。ドンヒョンの事故死は自分に責任があると深く感じており、亡くなったドンヒョンのために孤児院がイベントを行うのであるが複雑な気持ちを持っているのだ。手首にあるリストカットの傷跡を何度か映すことで、自分を責めているのが伝わってくるのだ。ギソプという青年がドンヒョンと重ねているところもあり、スアがギソプのことを弟のように心配するのだ。更に、ギソプに出会うことでその後諦めていたことへチャレンジすることを決めたりと前向きな感情になっており、視覚障害者を扱った内容でも悲惨な気持ちにならないのだ。

犯人が誰であるのか鑑賞者には始めから判っており、それを踏まえた上で、犯人の行動を追っていくのである。誰もが感じると思うが、この犯人は不死身なのかと思ってしまう。しかも刑事を簡単にやっつける強い奴で、そんな奴がスアやギソプを襲うのだ。盲目のスアの奇襲もあり、犯人との攻防は緊張感あるものになっているけど、犯人強すぎだろ。

この作品は、シナリオが素晴らしい。ひき逃げ犯と目の見えない証言者というところから動いており、所々でみせる連続女子大生失踪事件の動向を挟み込んでいるのだ。犯人が終始スアの近くにいることでスリラー要素を増幅させているのだ。映像の創り方も注目するところで、スアの視覚を映像で表現しているところがポイントを上げている。あと、愛くるしい盲導犬スルギの演技もよく撮れている。前作の『阿娘』と同様でストーリーの構成が良くて、楽しめるものになっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2012-01-29 21:25 | 677.ブラインド
韓国映画レビュー その564 「7級公務員」
今週末から日本で一般上映されるこの作品。劇中に日本語台詞も出てくる。

b0097051_19161666.jpg7級公務員
制作年:2009年
監督:シン・テラ
出演:キム・ハヌル、カン・ジファン、リュ・スンニョン
ジャンル:アクション、コメディ
鑑賞:韓国版DVD


アン・スジ(キム・ハヌル)は、国家情報院の保安チーム所属要員として6年働いている。国の治安を守るために国家の任務を遂行しており、変装、射撃、潜入、尾行のプロである。そのため、恋人イ・ジェジュン(カン・ジファン)にも正体を明かしてはいけないことで、嘘をつき続けており、旅行会社の社員と云って偽っている。スジが特殊任務中に携帯電話が鳴り、恋人ジェジュンがスジに愛想を尽かし、外国へ留学すると云って去ってしまう。三年後、スジは清掃員に変装して男子トイレで極秘任務をしているときに、偶然帰国したばかりのジェジュンと再会する。ジェジュンは、国際会計士になったことを報告し、自然消滅していた恋愛に再びスジの心は揺れる。スジは、ノ博士(カン・シニル)が開発したウィルス混入生物兵器を海外に売買するとの情報を得たことで尾行している。一方で、ジェジュンは国際会計士になったと云っているが、本当は国家情報院の海外チーム要員になり、まだ新米者であった。ジェジュンは、ロシア人組織が怪しい取引を企んでいることで、海外チーム総出で調べている。事情を知らない二人は、任務先の現場へ行くと出会うことで、お互い相手のことを疑い始める。身分を明かせない者同士が、各々事件を追っていく中で、二人の恋愛の行方を絡めながら事件解決しようとするお話。

監督は、『黒い家』のシン・テラ監督。
出演は、国家情報院保安チーム要員アン・スジを演じるのは『青春漫画 ~僕らの恋愛シナリオ~』『6年目も恋愛中 (原題:6年目の恋愛中)』のキム・ハヌル、国家情報院海外チーム要員イ・ジェジュンを演じるのは『訪問者』『映画は映画だ』のカン・ジファン、国家情報院海外チーム課長のキム・ウォンソクを演じるのは『私の恋』『最後の約束 (原題:11番目のお母さん)』のリュ・スンニョン、国家情報院保安チーム長のホン・チーム長を演じるのは『偉大なる系譜』『My Son あふれる思い (原題:息子)』のチャン・ヨンナム、ノ博士を演じるのは『黒い家』『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』のカン・シニル。

国家情報院の保安チームに所属しているスジと国家情報院の海外チームに所属しているジェジュンが、極秘任務をしていることをお互い隠しながら、縒りを戻そうとするのである。

事件概要を簡潔に記すと、国家情報院の保安チームはノ博士の動向を追いながら交渉相手をみつけようとする。国家情報院の海外チームは、ロシア人組織の動向を追いながら武器購入の交渉相手をみつけようとする。保安チームと海外チームは、別々に捜査していることで、序盤は別の事件を追っているようにみえているが、徐々に二つの事件が繋がっていくのである。

同じ保安チームに所属している先輩ホン(チャン・ヨンナム)に恋愛の相談をしているスジは、再会したジェジュンと縒りを戻すか、お見合いをした男性と付き合っていくのか悩む姿をみせている。ジェジュンは、一方的な別れ方をしたがスジと縒りを戻したいことで、スジの自宅マンションまで行って話し合うが、簡単には仲が戻らないことで困っているのだ。両方の想いは同じだから恋愛感情は戻っていく姿をみせていくが、お互い極秘任務をしていることで、擦れ違いの時間を過ごすことが障害をみせている。女性スジの方が凄腕の要員で、男性ジェジュンは頼りなく半人前の要員で直属の上司であるキム課長(リュ・スンニョン)に見下されている。新米者ジェジュンが、様々な危機を乗り越えていくことで国家情報院の要員として成長していく姿をみせているのも見所であろう。

コメディ要素は、ジェジュンを主にして恋愛や特殊任務のときに頻発するようにしている。三枚目を演じるカン・ジファンをどのようにみるかで判断が変わるであろう。まともに尾行もできない、監視カメラの設置もできない、マザコン、生真面目、腕力が弱いといった弱点を露呈しながら、ドジっぷりをみせている。暗号解析といった頭脳を使う仕事だけは、周囲より優れており、そこがキム課長にとって腹が立つところなのだ。ジェジュンとキム課長のやりとりが、コメディ面で一番面白かったかもしれない。

アクション面にかなり力を入れている作品になっている。冒頭シーンでスジがウェディング姿でモーターボートに乗って犯人を追跡したり、遊園地での銃撃戦、終盤の水原華城での総力戦といった派手なシーンが満載である。また、スパイもののような作風になっており、ロシア人組織がアジトにしている場所に潜入したり、ロシア人組織が暗号を使っているのをジェジュンが解読していったり、ハイテク機器を用いているのだ。ハリウッド風のエンターテインメント作品になっていることで、観やすさもあり、気軽に楽しめる展開になっている。悪く云ってしまうと、ハリウッド作品のおいしい所を継ぎ足したようにもみえるのだ。お互い身元を隠している夫婦(本作は恋人関係)の設定面でスパイアクションの『Mr.&Mrs. スミス』やハイテク機器の面ではイギリスの人気スパイ映画『007』シリーズにも似ている。

全体として、アクション作品としては豪華に演出していることもあり満足できるものになっている。そこに恋愛やコメディを絡ませている。どちらかというと、ジェジュンの方が主人公にみえてしまい、スジは国家情報院の要員として凄腕すぎて、引き立て役になってしまっている。別々の事件を追っているような国家情報院の二つのチーム、勘違いによって起こる敵と味方の構図、そして本当の敵と味方の構図がみえてくる展開になっている。エンディングロール中にもその後の二人の関係がみえるのでおまけ的にもいいかも。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-12-14 19:25 | 564.7級公務員
韓国映画レビュー その552 「楽園 (原題:楽園-パラダイス)」
映画祭期間中は、映画祭の作品のレビューをアップするのはちょっと難しいかな。暫定版として『虹 (原題:レインボー)』を下書きしたが、文章が纏まっていないので見直す時間が必要かな。

b0097051_1848090.jpg楽園 (原題:楽園-パラダイス)
制作年:2009年
監督:イ・ジャンス
出演:キム・ハヌル、チ・ジニ、キム・ユジョン、チョン・スギョン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:日本版DVD


雪が降る日、江陵刑務所から出所した女性ミギョン(キム・ハヌル)は、あてもなく南へ向かう列車に乗り込む。ミギョンは、列車の中で横に座っている老婆からのり巻を貰い、お礼に老婆が売り物にしていた花の種を買うことにした。ミギョンは、包み紙として使っていたチラシを開くと「最後の楽園 ハナ島リゾート」と書かれており、写真や文字に惹かれてハナ島に行くことを決める。ハナ島行きの船に乗り、船内で服を着替えて、出所時に着ていた服と出所時に受け取ったお金が入っていた封筒を船のゴミ箱に捨てた。そのとき、同じ船に乗っていたハナ島で教師をしているキム・イルホ(チ・ジニ)が、「ハン・ミギョン」の名前が記載された封筒を拾い、笑顔のハン・ミギョンを見詰める。船が島に着くとミギョンは、チラシに載っていた場所を探しに森へ行き、そこで小学生の少女ファラン(キム・ユジョン)と出会い、そして森の中で迷子になり、そこから抜け出して海辺にある洋館「パラダイス・カフェ」の庭のハンモックで眠ってしまう。翌朝、ミギョンは役場に行き仕事を紹介してもらい、学校の給食職員として働くことが決まる。履歴書を書くように云われ、ミギョンは「イ・ユリ」と偽名を書き、「イ・ユリ」として学校で子供たちに給食を作る仕事をし、先輩の給食職員パク・アラム(チョン・スギョン)と一緒に住み込みで生活をする。パク・アラムもこの島の出身者でなく、事情があってこの島に居座っている。ミギョンは過去を捨て、人生の再出発をしようとするお話。

監督は、『ラブ 最愛の人 (原題:ラブ)』『顔と心と恋の関係 (原題:私の目にさや)』のイ・ジャンス監督。
出演は、江陵刑務所から出所したハン・ミギョンを演じるのは『6年目も恋愛中 (原題:6年目の恋愛中)』『7級公務員』のキム・ハヌル、学校教師キム・イルホを演じるのは『なつかしい庭 (原題:古い庭園)』『ス SOO (原題:壽)』のチ・ジニ、少女ファランを演じるのは『ソウルが見えるか?』『TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)』のキム・ユジョン、学校の給食職員パク・アラムを演じるのは『最強ロマンス』『喧嘩 -ヴィーナス vs 僕- (原題:けんか)』のチョン・スギョン、役場職員チェ・ジェグァンを演じるのは『執行者』『キル・ミー』のチョン・ミンソン。

この作品は、日本の脚本家がオリジナル作品を書き、韓国の人気俳優・監督で製作する日韓共同ドラマプロジェクト「テレシネマ」のひとつである。脚本を日本のTVドラマ「ちゅらさん」を手がけた岡田惠和である。

ミギョンが惹かれて訪れたハナ島は、かつて活気があった島だったが、徐々に観光客が減っていき、雑草が広がり廃れた洋館「パラダイス・カフェ」が残り、楽園とは程遠い場所になっていたのだ。島民たちは、若い女性が少ないこともあり、ミギョンを歓迎して気持ちよく受け入れるのだ。高校を卒業すると若者は島を離れてしまう実情があり、イルホを含む同級生の男性陣が島を盛り上げていくのである。

刑務所から出所したミギョンがどのような罪で服役したのかを序盤では明かさず、ストーリーが進むことで、彼女に隠されていた過去がみえる構成になっている。ミギョンの過去と重ねるように設定しているのが、少女ファランの存在である。ファランの家庭は、父を亡くし、母は男を家に連れ込み寂しさを紛らわしており、ファランにとってそれが許せないでいる。この状況が、幼いファランには母の行動が理解できず、同じような経験があるミギョンがファランに対して優しく接していくのである。ミギョンと少女ファランとの交流も見せ所になっている。

小学生を教える教師イルホは、船でミギョンを見かけていることで、偽名を使っていることを唯一知っている人である。過去を詮索せずにミギョンを陰ながら見守る存在から、愛する人へと変わっていくのである。イルホは、ミギョンの心の傷を癒してくれる位置におり、この島がミギョンにとっての楽園にしようとするのである。ミギョンの歓迎会をひらき、島民たちで「パラダイス・カフェ」を改装したり、庭を手入れしたり、歌を歌ったり、花火を打ち上げたりと島民の温かさをミギョンに与えていくのである。逆にミギョンは島民たちに申し訳ない思いを感じて、ある決断をするのだ。

この作品の味付けとして膨らみを持たせているのが給食職員のアラム(チョン・スギョン)であろう。アラムも心の傷を背負ってこの島にやってきたひとりである。ミギョンと同じような立場におり、お互い詮索しないことを初めに話すが、少しずつ過去を語っていくのである。役場職員チェ・ジェグァンとのちょっとしたロマンスを混ぜていることで、微笑ましい一面をみせているのだ。

全体像としては、脚本を手がけた岡田惠和の作風がよく出ているものになっている。ミギョンの過去とファランの現在に共通点を持ちながら、二人の心の描写を中心に描いている。片思いの相手ミギョン、教師と生徒の関係のファラン、この二人を包むように絡むのがイルホになっている。独身男性グループやアラムといったサイドストーリーも含んでいることで、ストーリーに幅が出来ているように感じる。「楽園」というキーワードもしっかりと表現しており、個々の人間ドラマをみせている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-10-27 18:57 | 552.楽園
韓国映画レビュー その513 「リメンバー・ミー (原題:同感)」
俳優リストのハ・ジウォンをコンプリートさせる目的で書いたレビュー。一般上映で鑑賞したから、簡単にレビューが書けると思っていたけど、途中までしか記憶に残っていなかった。メモ書き簡易レビューでは、そのままコピー&ペーストできず、使い物にならないや。ちゃんとレビューを書きたいから、DVDをレンタルして約8~9年ぶりにこの作品を鑑賞した。あぁ、懐かしい。

b0097051_1510514.jpgリメンバー・ミー (原題:同感)
制作年:2000年
監督:キム・ジョングォン
出演:キム・ハヌル、ユ・ジテ、ハ・ジウォン、パク・ヨンウ
ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー
鑑賞:一般上映 (日本)、日本版DVD


英文科の女子大生ソウン(キム・ハヌル)は、大学の先輩で最近兵役を終えて復学したトンヒ(パク・ヨンウ)に恋心を抱いている。ソウンは、足を骨折して入院している親友ソンミ(キム・ミンジュ)のところへ行き、お見舞いついでに恋の話しを熱く語る。ある日の皆既月食が起こった夜、ソウンがひょんなことから大学から持ち帰ってしまった部品の足らない無線機から男性の声が流れてきた。ソウンは、その無線機に応答すると、相手から返事が返ってきた。男性の声の主は、ソウンと同じ新羅大学に通っている大学生イン(ユ・ジテ)であった。インは、アマチュア無線の初心者であるソウンのために、専門書を貸してあげると話し、次の日に大学の時計塔前で会う約束をした。ソウンは、約束の時間に時計塔前で待っていたがインが現れなかった。同様に、インも約束の時間に時計塔前でソウンを待っていたが現れなかった。約束を破られたと思った二人は、苛立っており、再び無線機で交信すると、お互いの話しがかみ合っていなかった。ソウンは1979年に、インは2000年に生きていることが分かる。半信半疑の二人は、このことに初めは信じておらず、どっちかが嘘をついていると思っていたが、インがソウンのいる時間軸の一日後の出来事を過去の新聞で調べて、その出来事をインがソウンに知らせて、実際に言っていた事件が起こったことで、時空を超えた交信が始まる。だが、この交信によって未来を知ってしまうソウン、過去を知ってしまうインはどのような行動をとるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のキム・ジョングォン監督。
出演は、女子大生ソウンを演じるのは『バイ・ジュン』『ドクターK』のキム・ハヌル、男子大生インを演じるのは『バイ・ジュン』『アタック・ザ・ガス・ステーション!』のユ・ジテ、女子大生ヒョンジを演じるのは『真実ゲーム』のハ・ジウォン、男子大生トンヒを演じるのは『オルガミ~罠~』『シュリ』のパク・ヨンウ、女子大生ソンミを演じるのは本作スクリンデビューののキム・ミンジュ。

1979年に生きる女性ソウンと2000年に生きる男性インが、時空を超えた交信をすることによって、ある運命を知ることで、二人の繊細な感情を描いている。皆既月食という自然現象が起こり、魔法にかかったような不思議な無線機が、時間を越えた人とのコミュニケーションを可能にさせたのである。

1979年に生きるソウンは、約二年も待った憧れの先輩トンヒが復学したことで、恋焦がれる姿をみせており、踊るような心は溢れているのだ。トンヒが、兵役中に一番手紙が多かったのがソウンであったことを本人に語ったり、遠回しにデートに誘っていたりと二人の気持ちがどんどん近づいていくのである。この時代は、多くの人たちが現政権に対して不満を持っており、学生たちがデモを行ったり、夜間通行禁止令があったり、政治が不安定であったり、そのようなことを劇中では新聞やテレビや大学内でその状況を示している。

2000年に生きるインは、アマチュア無線に夢中な学生で、いつも隣にいるヒョンジ(ハ・ジウォン)に対して素っ気ない態度でいる。アマチュア無線部の部室で黙々と作業をするるインの横にひっついているヒョンジは、巡回に来る守衛に女の子は早く帰るように叱られているのだ。ヒョンジは、インに対して真正面から感情を露にするが、インが彼女の気持ちを受け取ろうとせずにいるところは、中盤以降のお楽しみにしている。不良っぽくして口が悪いヒョンジであるが、その理由もちゃんと訳がある。この時代は、携帯電話を誰もが使用して科学技術の発展であったり、政治が安定していることで平穏な日常をみせていたり、アマチュア無線が逆にマニアックな世界である。

時空の歪によって起こった無線機での交信は、ソウンとインの運命に大きく関わるものになっていくのである。ソウンとインは、21年のズレがあるから、二人の間には恋愛という感情はない。ソウンにはトンヒ、インにはヒョンジといった男女の組み合わせをみせている。初めの頃の交信は、好奇心の塊でお互いの世界がどのようなことになっているのかを訊いたりしていて、ソウンが恋のことを話すことで二人は友人という関係に近い。二人の交信に嫉妬をしているヒョンジの気持ちも表現されているので、このあたりも面白くみえている。

この作品の特徴としては、未来を知ってしまったソウンが、自らでその運命を変えようとしないところである。時間を越えたSF的な設定だから、ソウンが幸せになるために歴史を変えるような行動をとったり、インのいる2000年とは違うソウンが望むパラレル世界を作るのかと予想するだろう。ファンタジーの要素を取り入れているが、敢えてその点を控えめにして、その時代に生きる男女の感情を主に描いているのだ。

ソウンがインの両親のことを知ることで、自分の愛が実らないことが分かり、その運命に逆らえないように徐々に事が動いているのである。ソウンの一途に愛する純粋な愛をみせており、その形は現在に生きているインとヒョンジにも通じるような展開を終盤にみせている。時代が違っていても、人が人を愛する形は変わらないところをみせており、ソウンの感情や決断をどのように理解するかである。

日本版DVDでは特典映像がついており、キム・ジョングォン監督とキム・ハヌルの舞台挨拶、ユ・ジテの舞台挨拶、キム・ハヌルのインタビュー、本作の予告、メイキングなどがついている。作品内では、時間軸でお互い大学生の年齢として接することがないソウンとインであるが、メイキング映像ではキム・ハヌルとユ・ジテが同じ場所で撮影しており、互いの横や後ろにいながら撮影をしている。撮影手法の面白さがあって、別撮りしていると思っていたら、同時に撮影していたり、撮影現場では時間軸はなく二つの時間が同時進行している。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-07-11 15:19 | 513.リメンバー・ミー
韓国映画レビュー その316 「6年目も恋愛中 (原題:6年目の恋愛中)」
簡単に評してしまえば、30歳目前の女性の物語である。内容としては女性向けの作品にみえる。今秋の韓フェスで上映するから、気になる方々は自分の目で確かめて欲しい。

b0097051_15471422.jpg6年目も恋愛中 (原題:6年目の恋愛中)
制作年:2007年
監督:パク・ヒョンジン
出演:キム・ハヌル、ユン・ゲサン、シン・ソンノク、チャ・ヒョンジョン
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD


6年交際しているカップルのダジン(キム・ハヌル)とジェヨン(ユン・ゲサン)は、同じアパートの隣りに住んでいる。マンネリ化した恋であるが、お互い仕事も順調で充実した日々を過ごしていた。書籍のプランナーの仕事をしているダジンは、企画書を立案して仕事相手のソンノク(イ・ジンソン)に依頼するがなかなか首を縦にふってくれない。タクシーに乗り込むソンノクに対して、そのタクシーに強引に乗り込むダジンはスカートが破け、それでも必死にソンノクを説得している。一方で、ホームショッピングの仕事をしているジェヨンは、偶然同じエレベーターで一緒になったアルバイトのジウン(チャ・ヒョンジョン)と仲良くなり、一緒に食事をするようになる。ダジンやジェヨンは、ミヨン(オク・チヨン)やミンジェ(ソ・ドンウォン)といった友人たち7人と飲み会を開いて楽しい時間を過ごすつもりであったが、ダジンのプライベートなことをジェヨン経由でミンジェが知り、その場で暴露したことでその場の空気がしらけてしまった。倦怠期に入っているダジンとジェヨンは、お互いに接近してくる異性が登場して、今までのマンネリ化した生活に刺激が出てきた。6年という交際期間があるカップルに、今後どのような展開が二人に待っているのかというお話。

監督は、本作デビュー作のパク・ヒョンジン監督。
出演者は、主人公ダジンを演じるのは『彼女を信じないでください』『青春漫画』のキム・ハヌル、主人公の恋人ジェヨンを演じるのは『僕らのバレエ教室 (原題:バレエ教習所)』のユン・ゲサン、ダジンの仕事相手のソンノクを演じるのは『私の生涯で最も美しい一週間』『私の生涯で最悪の男』のイ・ジンソン、ジェヨンの浮気相手ジウンを演じるのは本作デビュー作のチャ・ヒョンジョン、ダジンの友人ミヨンを演じるのは『ピーターパンの公式』『お姉さんが行く』のオク・チヨン、ジェヨンの友人で医者のミンジェを演じるのは『僕の彼女を紹介します』『チャーミング・ガール (原題:女、チョンヘ)』のソ・ドンウォン。

交際6年目になったダジンとジェヨンが、交際記念日のプレゼント交換として、タジンはジェヨンが欲しがっていた腕時計をプレゼントするが、ジェヨンはタジンに仕事場からくすねてきた下着や造花をプレゼントをする。もちろん、二人のリアクションは対照的であり、喜ぶジェヨンと呆れるタジンであるのだ。冒頭のこのシーンだけでも二人がどのように相手を想っているのか、愛の尺度が違うのが明白にみえる。

同棲ではなく、二人が同じアパートの隣りに住むことで、お互いに自分の空間を残して置きたいという感情があるのがみられる。もちろん恋人通しであるから、合鍵があり出入りは自由であるが、この壁というのが二人にとって大きい存在にみえる。お互いの自分の部屋で携帯電話で話しをするところでも、受話器の奥から聴こえてくる生活音からお互いが何をしているのかがわかり、二人の表情から快く思っていない一面をみせている。6年の交際で結婚を意識する二人であるが、二人の考え方も少し違いをみせている。お互いの義理の親との接触に関するところである。ジェヨンはダジンの母に頻繁に会っているし気軽な感じで接しているのであるが、ダジンはジェヨンの親に会うことに戸惑いを感じている。

さらりとアイテムとしているのがダジンの乳房の病気である。ダジンが乳房が痛いことをジェヨンにもらしているが何も心配せずに聞き流し、性欲に突っ走り胸を揉まないから事をやろうとするのだ。最初は一人で病院に行き、検査結果のときもダジンはジェヨンではなく友人のミヨンと一緒に行ったところをみると、ダジンの気持ちはジェヨンと将来を歩んでいくことへの不安に繋がっているのがみえる。

マンネリ化した二人の関係に火を点けたのが、ジェヨン側にジウン(チャ・ヒョンジョン)、ダジン側にソンノク(イ・ジンソン)である。ジェヨンの会社でアルバイトをしているジウンは恋愛に対して過激なことを前置きで話していることから何らかの伏線を感じるであろう。ジウンはお金を貯めてスペインに行くことから、期間限定の恋に足を突っ込んでしまうのがジェヨンなのである。一方で、ダジンは何とかソンノクと仕事の商談が成立し、ジェヨンとの関係も微妙になっていることでソンノクに少し気持ちが傾くのである。このジウンとソンノクの存在によって、ダジンとジェヨンがお互いがどのような気持ちなのかがみえてくるのだ。

ダジンとジェヨンの年齢設定は同じ年かダジンの方がちょっと下という設定だと思うが、精神年齢からするとダジンが大人でジェヨンが子供なのは一目瞭然である。終盤の流れで、全てを知っているダジンは状況を把握して全体がみえており、ジェヨンは自分の悪事は置いといて相手を罵倒したり自分勝手で相手を思わない行動することで、二人の心理的描写がはっきりとみえるのだ。

6年の恋愛という期間で、倦怠期であったり、別の異性の存在、マンネリ化した愛といった現実的な視点で描いた作品になっている。ジェヨンがあまりにも無神経な存在だという印象が残り、中盤以降の彼の行動は全てやってはいけないものだと感じてしまった。人の恋愛相談するよりも自分の恋愛を直視しろよとツッコミを入れたくなるであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2008-08-09 15:55 | 316.6年目の恋愛中
キム・ハヌル
b0097051_18375327.jpgキム・ハヌル
김 하늘
1978年2月21日生

<映画出演作品>
b0097051_18383386.jpgバイ・ジュン さらば愛しき人
制作: 1998年韓国  監督: チェ・ホ
出演: ユ・ジテ、キム・ハヌル 他
b0097051_18384766.jpgドクターK
制作: 1998年韓国  監督: クァク・キョンテク
出演: チャ・インピョ、キム・ヘス、キム・ハヌル 他
b0097051_1839045.jpgリメンバー・ミー (原題:同感)
制作: 2000年韓国  監督: キム・ジョングォン
出演: キム・ハヌル、ユ・ジテ、パク・ヨンウ、ハ・ジウォン 他
b0097051_1839146.jpg同い年の家庭教師
制作: 2002年韓国  監督: キム・ギョンヒョン
出演: キム・ハヌル、クォン・サンウ 他
b0097051_18392815.jpg氷雨
制作: 2004年韓国  監督: キム・ウンスク
出演: イ・ソンジェ、ソン・スンホン、キム・ハヌル 他
b0097051_18394295.jpg彼女を信じないでください
制作: 2004年韓国  監督: ペ・ヒョンジュン
出演: キム・ハヌル、カン・ドンウォン 他
b0097051_18395647.jpg霊 -リヨン-
制作: 2004年韓国  監督: キム・テギョン
出演: キム・ハヌル、リュ・ジン 他
b0097051_18401335.jpg青春漫画 ~僕らの恋愛シナリオ~
制作: 2006年韓国  監督: イ・ハン
出演: クォン・サンウ、キム・ハヌル 他
b0097051_9495386.jpg6年目も恋愛中 (原題:6年目の恋愛中)
制作: 2007年韓国  監督: パク・ヒョンジン
出演: キム・ハヌル、ユン・ゲサン 他
b0097051_19313284.jpg7級公務員
制作: 2009年韓国  監督: シン・テラ
出演: キム・ハヌル、カン・ジファン 他
b0097051_0255393.jpg楽園 (原題:楽園-パラダイス)
制作: 2009年韓国・日本  監督: イ・ジャンス
出演: キム・ハヌル、チ・ジニ 他
b0097051_186176.jpgブラインド
制作: 2011年韓国  監督: アン・サンフン
出演: キム・ハヌル、ユ・スンホ 他
b0097051_11184783.jpgきみはペット
制作: 2011年韓国  監督: キム・ビョンゴン
出演: キム・ハヌル、チャン・グンソク 他
b0097051_2324318.jpg私を忘れないで
制作: 2014年韓国  監督: イ・ユンジョン
出演: チョン・ウソン、キム・ハヌル 他

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by nameinuuuu | 2007-06-27 21:25 | 俳優_FILE
韓国映画レビュー その197 「霊 -リヨン-」
ホラー作品が連続になってしまった理由は、最近アメリカものやヨーロッパもののホラー映画を鑑賞しているからである。キム・ハヌルが初めてホラー作品に出たことで、どのようになるのか気になった作品である。韓国でDVD化されて直ぐに鑑賞した記憶があり、予想以上に出来が良かった印象がある。

b0097051_040533.jpg霊 -リヨン-
制作年:2004年
監督:キム・テギョン
出演:キム・ハヌル、リュ・ジン、ナム・サンミ、シニ
ジャンル:ホラー
鑑賞:韓国版DVD


女子大生のミン・ジウォン(キム・ハヌル)は、ある日目を覚ますと記憶喪失になっていた。高校時代の記憶や幼少の頃の記憶が断片的に消えてしまい思い出せないで悩んでいた。一度人生にリセットをかけて新しい自分を求めるために留学すること決意した。そんな悩むジウォンの相談相手は同じ大学のボーイフレンドのジュノ(リュ・ジン)である。ある日、ジウォンの高校時代の友人ユジョン(チョン・ヒジュ)が訪ねて来て、高校時代につるんでいた友人ウンソ(ピン(チョン・ヘビン))が死んだことをきかされた。それ以来、ジウォンは毎晩のように奇妙な夢を見ていた。水でびっしょり濡れた女性を見かけるようになり、ジウォンに付きまとっている。失われた記憶を探す過程で、連続する友人たちの死、自分も死の恐怖に怯えるミステリー指向ホラーのお話。

本作品がデビューのキム・テギョン監督。出演者は、記憶をなくした女子大生ミン・ジウォンを演じるのは『同い年の家庭教師』『彼女を信じないでください』のキム・ハヌル、ジウォンのボーイフレンドのジュノを演じるのは『深い悲しみ』のリュ・ジン、ジウォンの高校時代の友人スインを演じるのは『僕の彼女を知らないとスパイ (原題:彼女を知らないとスパイ)』『彼女を信じないでください』のナム・サンミ、ジウォンの高校時代の友人ミギョンを演じるのは『セックス イズ ゼロ (原題:色即是空)』『偉大なる遺産』のシニ、、ジウォンの高校時代の友人ウンソを演じるのは本作スクリンデビューのピン(チョン・ヘビン)、ジウォンの高校時代の友人ユジョンを演じるのは『永遠の片想い (原題:恋愛小説)』のチョン・ヒジュ。

韓国ホラー映画で初めて「水」を素材とした作品である。主人公の女子大生のミン・ジウォンが、記憶喪失になっている現在と、高校時代に起こした過去の出来事が、現在の現象とリンクしている。

最初の犠牲者として、ジウォンの高校時代の友人ウンソが死んでことから奇妙な現象が始まる。次にウンソの死を教えてくれたユジョンが溺死で亡くなり、ジウォンはユジョンの葬式で親族から罵声を浴びる。最終的にミギョンも溺死で亡くなり、高校時代につるんでいた4人のうち3人が亡くなり、残ったのがジウォンだけなのだ。友人たちが死んでいく過程で、ジウォンが徐々に記憶がみえてくることでこの現象の理由がみえてくるのだ。少しずつ蘇る記憶で途中で原因がみえてくるオチなのだが、実は隠されたオチがもう一つある二段式のオチになっている。

高校時代の友人スインの存在がキーポイントになっているが、もうひとつはジウォンの身近なところに罠があるのだ。そしてボーイフレンドのジュノの存在ではラブストーリー路線にならずにしているところはよく、ラブストーリー路線として進展してしまうと、連続して起こった奇妙な出来事の流れを消してしまうからだ。

ジウォンの友人スインの存在を慎重に表現しているのがみえて、彼女の存在をどのように恐怖としてみせるかでこの作品の出来が決まる。スインの存在は中盤で明らかになっていくのでここでは伏せたい。恐怖を感じるのは、常に薄暗い家の中の空間、ジウォンの母(キム・ヘスク)とジウォンとの会話や行動、ジウォンのランダムに飛ぶ記憶の見せ方である。そして終盤のジウォンの家でみせる驚愕の出来事と事実がうまく出来ている。さらに、怪しげに終わるエンディングロールまえのある人物の表情もみせどころである。

水で恐怖を与えることがこの作品のテーマになっており、日本映画にもこれに近い発想の作品は幾つかある。この作品のホラー要素の特徴は、目に見えない恐怖を感じさせることや、時々幻覚でみえる髪が濡れた女の存在、友人の死からいつ自分に迫ってくるのかという恐怖、見えない過去、驚きの事実なのだろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2007-04-04 00:45 | 197.霊 -リヨン-