韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
758.同い年の家庭教師レッスン2
759.容疑者X
760.会社員
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762.未確認生命体
763.超能力者
764.青い塩
765.家を出た男たち
766.間諜
767.ヨンガシ
768.隣人
769.私が殺人犯だ
770.共謀者
771.魔法のカメラ
772.リターン・トゥ・ベース
773.出藍の誉れ
774.愛のジャンケン
775.Departure
776.REC
777.蛍の光
778.2度の結婚式と1度の葬式
779.マネキンと手錠
780.テレビを当てよう!
781.禁じられた愛
782.フェティッシュ
783.りんご畑で
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韓国映画レビュー その603 「ドント・ルック・バック (原題:私の青春に叫び)」
2005年に第6回NHKアジア・フィルム・フェスティバルで公開された作品。当時は都合が悪くて行けなかった。NHKが製作に参加しているから、日本でDVDぐらい出せばいいのに。DVDを出すならタイミングを逃したかも。キム・ナムギルが兵役に行くまえだったな。
うちのDVDは、アメリカから個人輸入したマレーシア版。英語字幕がついていればどこでもいいよ。

b0097051_2133827.jpgドント・ルック・バック (原題:私の青春に叫び)
制作年:2006年
監督:キム・ヨンナム
出演:キム・ヘナ、イ・サンウ、キム・テウ、イ・ハン
ジャンル:オムニバス
鑑賞:海外版DVD


青春をテーマにした3つのエピソードで構成されたオムニバスである。

■第一話

21歳のジョンヒ(キム・ヘナ)は、演劇と現代舞踊を専攻する女子大生であり、貧しいながらも姉(パク・ユンギョン)と二人っきりで暮らしている。コツコツお金を蓄えていた姉は、新しいアパートに引っ越すことを考えており、姉妹は建物主と接触して物件を選んでいた。そんなとき、15年前に家族を捨てて家を出て行った父(シン・チョルジン)が突然訪問してきて、ジョンヒは父のことをなかなか受け入れられない。そんな中で、望ましくない事が続くお話。

■第二話

25歳のグヌ(イ・サンウ)は、孤児院で育ち、現在非正規社員で公衆電話の撤去や修理をしている。グヌは、先輩チュンソク(ペ・ユンボム)と一緒に仕事をする。周囲では、労働に不満な若者たちがストライキをしている。ある日、グヌは仕事中に盗聴を楽しんでおり、盗聴を通して声の主である桃色服女(ヤン・ウニョン)に恋に落ちてしまう。お互いよくわからない二人は、今後どのような関係になるかというお話。

■第三話

30歳のキム・イノ(キム・テウ)は、ドイツ文学科の博士課程在学中、兵役に就いた。兵役中で結婚しているのはイノとイ上等兵(キム・テフン)だけだったので自然と仲良くなった。兵役最後の一時帰休を取り、学者になった妻チウン(ペク・チョンニム)を驚かせようとこっそり自宅に帰宅したが留守だった。帰宅した妻チウンの変化に感じるイノであったが、それが何なのかが分からないでいる。イノは、妊娠しているイ上等兵の妻のところへ挨拶に行ったが、急に陣痛が始まってしまい、そのまま病院に運ばれていく。イノは、地元の友人たちと近所で再会し、結婚式に招待され、そこで知り合った女性チウォン(ユ・ハジン)と一夜を共にしてしまう。その後、イノとチウンの夫婦の関係はどうなるのかというお話。

監督は、長編デビュー作のキム・ヨンナム監督。
第一話で、女子大生ジョンヒを演じるのは『ソン・イルグクのレッド・アイ~幽霊列車~ (原題:レッド・アイ)』『逆転の名手』のキム・ヘナ、ジョンヒの恋人ソグを演じるのは本作スクリンデビューのイ・ハン(改名後:キム・ナムギル)、ジョンヒの姉を演じるのは『逆転の名手』『VOICE ヴォイス (原題:女高怪談4:声)』のパク・ユンギョン。
第二話で、青年グヌを演じるのは『青春漫画』のイ・サンウ、桃色服女を演じるのは『八月の日曜日たち』『愛を逃す』のヤン・ウニョン、青年チュンソクを演じるのは『女は男の未来だ』『ユア・マイ・サンシャイン (原題:君は僕の運命)』のペ・ユンボム。
第三話で、兵役中のキム・イノを演じるのは『女は男の未来だ』『顔のない女』のキム・テウ、イノの妻チウンを演じるのは『ワニ&ジュナ』『浮気な家族』のペク・チョンニム、チウォンを演じるのは本作スクリンデビューのユ・ハジン。

3つのエピソードは、原題通り青春の叫びを表したものであり、それぞれ独立した物語になっている。

第一話では、女子大生ジョンヒの周囲との関係によって感情が不安定になっていくのである。仲良しの姉と一緒に生活しており、新しいアパートを契約したが、それは詐欺であって姉の全財産がなくなってしまうのだ。15年前に自分たちを捨てた父が現れたり、ジョンヒと恋人ソグ(イ・ハン)との関係も悪化し、悪いことだらけが続くのである。そして家族に不幸があったり、青春期にこのような辛い経験を体験したジョンヒの憤りが、体中から満ち溢れているのが感じる。

第二話では、国内の労働システムに切り込みながら、歪んだ恋愛に入り込んでいく青年グヌをみせている。周囲の人たちは、労働体系に対して不満を持っておりストライキをしている。だが、グヌとチュンソクは消極的で、非正規社員という待遇でも気にしていないのである。電話回線を改造して盗聴することを楽しむグヌは、桃色服女と不倫男の会話を盗聴しており、だんだんと桃色服女の気持ちに入り込んでしまうのだ。突然、桃色服女の家のドア前に行くグヌが、愛の告白をしたり、その後二人の間にちょっとした展開がある。一方で、後にグヌとチュンソクが非正規社員という労働体系の被害に遭うところを切々とみせているのである。線路を歩く二人の後ろ姿が印象的にみえてしまうのだ。

第三話では、大学に在籍中で結婚もしており兵役についているイノが空白の時間に戻るところをみせている。兵役ももうすぐ終わりで、最後の休みをもらい妻チウンのいる自宅に戻るが何かが違うのである。違和感を持ちながらイノがチウンとの会話や謎の電話から、次第に妻の浮気に感ずいていくのだ。イノは、兵役に就いたことで、学業意識が薄れてしまったり、除隊後に真剣に就職することを考えたりと自分の年齢に対して不安を感じだしているのがみえる。イノは、友人の結婚式で参加し、偶然出会った女性チウォンと一夜を共にしてしまい、そのことを妻チウンに告白してしまうのだ。その後の展開の作りが、ホン・サンス作品っぽい。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2011-05-25 21:08 | 603.ドント・ルック・バック
韓国映画レビュー その433 「よく知りもしないくせに」
鑑賞後に直ぐに感じたのは「いつものホン・サンス作品じゃん」。だんだん苦手なホン・サンス作品に免疫がついてきた気がする。かなりの豪華なキャストを起用しているのが魅力だろう。主人公のキム・テウが、提川と済州島を舞台にして、先輩や後輩や元恋人や女性などが絡み、お約束の行動と男女関係を描いている。
これで、10月の映画祭で鑑賞した作品の全てのレビューが終わったかな。今月も映画祭に行くので数本の韓国映画のレビューを書こうと思っている。

b0097051_18542727.jpgよく知りもしないくせに
制作年:2009年
監督:ホン・サンス
出演:キム・テウ、コ・ヒョンジョン、オム・ジウォン、コン・ヒョンジン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:第22回東京国際映画祭


映画監督のク・ギョンナム(キム・テウ)は、提川映画祭の審査員として招待された。提川映画祭の進行者であるコン・ヒョンヒ(オム・ジウォン)がギョンナムの世話をして、同映画祭の審査員である有名映画監督(キム・ヨンス)や白人審査委員や評論家審査委員や制作者審査委員などを紹介する。ギョンナムは、親切に接してくれるヒョンヒに少し好意を感じていた。そんなとき、ギョンナムは旧友のサンヨン(コン・ヒョンジン)と偶然道端で再会した。昔一緒に映画の製作会社をしていた同僚で、サンヨンは心臓病になり体調を壊して故郷の提川に戻っていた。二人は、サンヨンの家で夜通し酒を飲んで、ギョンナムはホテルに戻った。翌朝、ギョンナムの部屋の隙間から手紙が入っており、サンヨンから二度と来ないでくれというメッセージが書かれていた。その後、ギョンナムは済州島で大学の講義をすることになる。ギョンナムは、以前からの知り合いで先輩のコ局長(ユ・ジュンサン)と打ち合わせをして、大学で講義をして、自分の作品を生徒たちに視聴させて意見交換をする。そして、ギョンナムやコ局長や生徒たち、そしてギョンナムの先輩である老画家(ムン・チャンギル)と一緒に酒を飲みに行って、人生のことや映画のことなどを語る。その後、ギョンナムは新婚の老画家の家に招待され、老画家の妻コ・スン(コ・ヒョンジョン)をみて驚いてしまう。ギョンナムとスンは、若い頃に交際していたからである。スンからこっそりと連絡先のメモをもらったギョンナムは、危ない関係になっていき、その情事を老画家の後輩(ハ・ジョンウ)に見つかってしまい、大騒動になってしまう。ギョンナムを中心に、彼と出会った人たちとの間で起こる人間関係を描いたお話。

監督は、『浜辺の女』『アバンチュールはパリで (原題:夜と昼)』のホン・サンス監督。
出演者は、映画監督のク・ギョンナムを演じるのは『浜辺の女』『リターン』のキム・テウ、ギョンナムの元恋人コ・スンを演じるのは『浜辺の女』のコ・ヒョンジョン、提川映画祭の進行者のコン・ヒョンヒを演じるのは『ノートに眠った願いごと (原題:秋へ)』『スカウト』のオム・ジウォン、ギョンナムの後輩サンヨンを演じるのは『ミスター主婦クイズ王』『大韓、民国さん』のコン・ヒョンジン、サンヨンの妻シンを演じるのは『家族の誕生』『よいではないか』のチョン・ユミ、コ局長を演じるのは『ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)』『リターン』のユ・ジュンサン、老画家を演じるのはベテラン俳優のムン・チャンギル、老画家の後輩を演じるのは『チェイサー (原題:追撃者)』『ビースティ・ボーイズ』のハ・ジョンウ、女優で提川映画祭の審査委員を演じるのは『ビースティ・ボーイズ』『クロッシング』のソ・ヨンファ。

どこを舞台にしてもホン・サンス監督の作風は変わらない。主人公のダメ男、出会った女性との危ない関係、酒の席が長く続く会話といったホン・サンス・ワールドである。会話の内容が重要になっており、男女の過去と現在の関係を表現しており、はっきりとした言葉ではなく、少し濁した言葉で表現しているのが特徴かもしれない。全体構成としては、四等分出来るストーリー仕立てになっている。提川映画祭、サンヨン家、済州島での講義と飲み会、老画家の家といった感じだ。

提川映画祭では、審査員として招かれたギョンナムがヒョンヒと出会うことから始まっていく。そこには、後輩の有名監督がいたり、グラビア女優とその母親が猛烈にアピールしたり、ギョンナムが憧れる女優審査委員がいたり、映画祭に携わる人たちの人間関係が面白く描かれている。ヒョンヒは、事務的に話しを進めるがギョンナムにとってはちょっと浮かれた気分になっているのがみられるのだ。ちょっとしたギョンナムの社交辞令的な軽い約束を交わす姿が、ヒョンヒにとっては許せないので荒い口調で注意しているシーンがある。審査員としてのギョンナムの姿やこれまでのギョンナムの言動をみていたことで、ヒョンヒの感情が最後に爆発するところが、ギョンナムとの感情のズレを見事にみせている。

サンヨン家での出来事は、提川映画祭の最中に起こるのである。サンヨンがギョンナムに妻シン(チョン・ユミ)を紹介して、酒を飲みながら昔話で盛り上がり、眠くなったことで横になっていたとき、サンヨンに異変が起こることで更なる事態へと発展していくのだ。翌日にギョンナムがサンヨンの家に訪れたとき、すごい剣幕で激怒しているサンヨンの姿が印象的であった。

数日後、ギョンナムは済州島に移動して、大学の講義をするのであるが、そこで遅刻してくる女子大生が一癖ある性格なのである。ギョンナムが講義をして自分の作品を教室で上映している間に外でタバコを吸っているときに、その女子大生と出会うのである。簡単に説明すれば名声のある人物に対して誘惑し、体を許して業界のネットワークを構築する女子大生って感じだ。講義後に飲み会が行われ、コ局長との会話でその女子大生の性格が露わになっていき、次のターゲットとなったのが老画家なのだ。ここでは、男同士の微妙な感情が表現されており、年上の人に気を使う男子大生、年長者である老画家に気を使うギョンナム、老画家とコ局長との間には目に見えない憤る感情があるのだ。その理由は、ギョンナムとコ局長の会話の中に答えが示されているのだ。

老画家の家での出来事としては、再び出会ったギョンナムとスンの関係にスポットが当たっている。ギョンナムが場を弁えずにプライベートなことを老画家やスンに質問するところがある。笑いながら大人の対応をする二人であるが、ギョンナムはその返答を本気にしてしまうのだ。その言葉やスンのメモによってギョンナムが危険な行動に出て、最悪な展開になるのが見所であろう。印象的だったのは、海岸でスンがギョンナムに対して今までの男性に関する人生を語っているところがあり、女性の心理を正直に表現しているところである。

ギョンナムのダメダメな性格が上手に表現している作品である。提川映画祭で出会うヒョンヒ、旧友サンヨンとの再会、コ局長や老画家との再会、過去の女スンとの再会、といったギョンナムが出会う人間たちとの感情をどのように鑑賞者が捉えるかである。「何やっているんだギョンナム」といった感じになるはずだ。題名の「よく知りもしないくせに」というのも、ギョンナムに向けているのだと直ぐに気づくであろう。ホン・サンス作品は、明確な完結がなく、人生の中に存在する日常のある時間帯をピックアップして表現しており、その瞬間での人間の感情を細かく描いたものになっているから、物語の延長線上の未来は鑑賞者が創るものになっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2009-11-06 19:10 | 433.よく知りもしないくせに
韓国映画レビュー その405 「キッチン」
チュ・ジフンの麻薬事件によって、日本での一般上映が中止になった作品。公開時期ぐらいに、日本でチュ・ジフンのファンミーティングも予定されていたが、それも中止になってしまった。彼に携わった企業たちの損害は計り知れないだろう。事件内容が深刻なものだから、今後日本に入国することは困難になるだろう。

b0097051_1212631.jpgキッチン
制作年:2009年
監督:ホン・ジヨン
出演:シン・ミナ、キム・テウ、チュ・ジフン
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD


幼なじみのモレ(シン・ミナ)とサンイン(キム・テウ)は結婚して、新婚生活を楽しんでいる。妻モレは、日傘専門店を経営しており、自ら日傘のイラストをするデザイナーでもある。夫サンインは、証券マンを辞めて夢であったレストランを開店させて趣味の料理を本業にしようと準備をする。モレは、ある展示会場に行き、休館であったがこっそりと忍びこんでしまった。そこで、偶然にも胸がときめくような素敵な男性と出会い、理性が飛んでしまい体を交わしてしまう。1年目の結婚記念日にモレとサンインは、外食をしているときに展示会場での出来事を告白してしまう。お互いがその出来事を忘れることで解決しようとした。サンインは、友人のジュヒョク(パク・サンフン)をレストランの共同経営者とし、フランスで知り合った腕の良いシェフをフランスから呼び寄せた。そのシェフを暫くの間、自宅に泊めることをサンインはモレに説明して、すでにそのシェフはサンインたちの自宅前で待っていた。そこで衝撃的なことが起こり、そのシェフはモレが展示会場で出会った男性トゥレ(チュ・ジフン)であった。奇妙な同居生活が始まった三人は、徐々に感情のズレが生じてくる。果たして、妻モレと夫サンインの間に入り込んできたトゥレとの関係はどのような展開に進んでいくのかというお話。

監督は、本作デビュー作のホン・ジヨン女性監督。
出演者は、日傘専門店を経営する妻モレを演じるのは『最強☆彼女 (原題:武林女子大生)』『ゴーゴー70』のシン・ミナ、脱サラしてレストラン経営者兼シェフの夫サンインを演じるのは『リターン』『奇談』のキム・テウ、フランスから来たシェフのトゥレを演じるのは『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~ (原題:西洋骨董洋菓子店 アンティーク)』のチュ・ジフン、カメラマンのソヌを演じるのは『あいつの声』のチョン・ヘジン、レストランの共同経営者のジュヒョクを演じるのは『モノポリー』『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~ (原題:西洋骨董洋菓子店 アンティーク)』のパク・サンフン。

モレとサンインの夫婦の間に、共通の人物トゥレが同居することで、モレとトゥレの男女関係、サンインとトゥレの友人関係、モレとトゥレの夫婦関係が変化していく姿をみせている。

序盤のモレとサンインの会話を聞いて誰もが不思議に感じるところは、妻モレが夫サンインを「ヒョン」と呼んでいるところである。理由は中盤にサンインがトゥレに説明しているシーンがあるので納得するだろう。暴露してしまうと二人は幼なじみの関係だったことで、子供のときに一緒に遊んでいた頃、男の子ばかりの中でモレだけが女の子であり、自然とサンインのことを周囲と同様に「ヒョン」と呼んでいたのがそのまま続いており、結婚してもそのままの呼び名でいるのだ。夫婦仲は良好なのだが、トゥレが一緒に住むことで、モレが心の奥に閉じた感情が膨れ上がっていったり、トゥレがモレにストレートに感情をぶつけたりすることで、サンインの心に迷いが生じてくる。

妻モレの行動に共感できるとか共感できないといった鑑賞者側の感情移入より、モレの性格をどのように鑑賞者側が理解していくのかが、この作品の観方なのかもしれない。冒頭から、愛らしい夫婦仲をみせて、すぐに見知らぬ男と愛を交わし、その事柄を夫に告白したり、姉のように慕うカメラマンの友人ソヌ(チョン・ヘジン)にも話したりとかなり奔放的な人間である。一方で、男性陣のサンインとトゥレの描き方は、一般的な男性の心理描写をしているので、もうちょっと二人の性格を工夫して描いてもよかった気がする。

トゥレの視点は、モレに対して衝撃的な出会いで恋に落ち、配偶者がいても自分の気持ちに真っ直ぐでいるところをみせており、サンインに対しては兄のように慕っている存在であり、自分の感情に嘘をつかないで何事にも堂々としている姿がみえる。サンインの心情がノーマル型なような感じがする。何を仕出かすかわからない妻モレを心配しており、妻モレがトゥレに心が傾いていることで嫉妬をしたり、レストランのこともあり感情的にならず怒りを堪えているのだ。

ストーリーよりも輝いていたのが、撮影や美術や照明や音楽を担当する裏方さんたちだろう。光りの反射や光沢を綺麗に映していたり、モダンアートのような建築物、細部まで気を遣っているインテリア、モレが描いていた幾つかの日傘デザイン、料理の装飾といった人物よりも周囲の見せ方に工夫がみられた。

終盤は、モレの決断によってサンインとトゥレの人生が左右されるようになっている。モレの決断も女性監督らしい表現になっていることで、男性よりは女性の方が鑑賞しやすい作品なのかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2009-07-18 12:15 | 405.キッチン
韓国映画レビュー その308 「リターン」
サスペンス中心で少しホラーという作品。外科手術シーンは大丈夫だろうが、ヒヨコをボールのように壁に投げつけて殺すところは目をそむけたくなるかもしれない。男優四人が中心に出演しているが、俳優の魅力で鑑賞するよりは内容で鑑賞するものであろう。

b0097051_1945825.jpgリターン
制作年:2007年
監督:イ・ギュマン
出演:キム・ミョンミン、ユ・ジュンサン、キム・テウ、チョン・ユソク
ジャンル:サスペンス、ホラー
鑑賞:韓国版DVD


25年前、10歳の少年サンウ(ペク・スンファン)は心臓の手術を受けるが、手術中に全身麻酔をしているのに意識が覚醒してしまい、苦痛に絶えながら手術を終えた。サンウは、心臓手術には成功したが、手術中に意識が覚醒したことで精神的に病んでしまった。精神科で治療をしたが一向に直らないことで催眠治療をすることで手術時の記憶を閉じこめた。日常生活に戻ったサンウであったが、残酷な行動をしだして、ついに同じ学校に通う小学生の女の子を殺害してしまう。
25年後の現在、敏腕な外科医ジェウ(キム・ミョンミン)は執刀手術中に死亡してしまった患者の夫であるイ・ミョンソク(キム・レハ)から脅迫をされて、夢に魘される日々が続いた。ジェウの妻ヒジン(キム・ユミ)が夫を家で待っていたときに、ジェウの幼なじみでアメリカから帰国したばかりのウックァン(ユ・ジュンサン)が訪ねてきて、その後帰宅したジェウと三人で昔話しをしながら楽しい時間を過ごした。ある日、麻酔が不可能な患者の手術のために、外科医ジェウは麻酔科医のチャン・ソクホ(チョン・ユソク)と精神科医オ・チフン(キム・テウ)と一緒に催眠麻酔によって手術を実行する。公園のベンチで読書をしていたヒジンは、ある人物によって何かをされて帰宅した後、自宅で体調が急変したため救急車でジェウの病院に運ばれた。検査から異物が体内に混入していることがわかり緊急手術が必要であった。難しい手術という条件で、外科医がジェウしかおらず、他の病院へ移動することも考えたが時間が経つと困難になるので、ジェウがこの手術に執刀することを決めた。異物を取り出して手術は成功したかにみえたが、突然ヒジンが苦しみだして亡くなってしまった。ヒジンに誰がどのようにして異物を混入させたのか、そしてジェウの周辺で不可思議な出来事が起こるがどのような謎が潜んでいるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のイ・ギュマン監督。
出演者は、外科医リュ・ジェウを演じるのは『鳥肌』『Mirror 鏡の中 (原題:鏡の中へ)』のキム・ミョンミン、アメリカ帰りのジェウの友人カン・ウックァンを演じるのは『僕は彼女をはなさない (原題:ショーショーショー)』『ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)』のユ・ジュンサン、精神科医オ・チフンを演じるのは『浜辺の女』『奇談』のキム・テウ、麻酔科医チャン・ソクホを演じるのは『ユア・マイ・サンシャイン (原題:君は僕の運命)』のチョン・ユソク、ジェウの妻ヒジンを演じるのは『人形霊』『愛の傷 (原題:シュロの木の森)』のキム・ユミ、ジェウの執刀手術中に死亡した患者の夫イ・ミョンソクを演じるのは『恋の罠 (原題:淫乱書生)』『グエムル 漢江の怪物』のキム・レハ。

25年前と現在という二つの時間軸が存在しており、過去と現在がどのように結びついているのか、現在で起こっている死亡する人物たちとどのような接点があるのかが焦点になっている。25年前、少年の開胸手術の生々しいシーン、少年がヒヨコを壁に投げつけて殺すといった残虐シーン、学校の野外にあるドッポン便所の便器底からみえる少女の死体といったホラー要素を交えた展開になっている。それらの出来事が起こってから急に現在に飛ぶ構成になっており、時々過去と現在が交錯するような作りになっているので考えながら観るようになっている。序盤のホラー要素が強いことでホラー映画のように感じるかもしれないが、ストーリーが進行していくに連れて緻密に考えられたサスペンス映画になっているのだ。過去の挿入シーンや現在軸でのアイテムから幾つかの伏線を入れていることで、過去と現在の繋がりや死亡する人物の謎がみえるのだ。

25年前の流れで、現在に場面が変わりジェウがイ・ミョンソクから妻ヒソンを攻撃するような脅迫電話を受けたり、ヒソンが車を運転しているときにフロントガラスに植木鉢が落下したり、ヒソンが一人で自宅にいるときに怪しい風貌でウックァンが登場したりとかなりホラー要素を強調しているがみえる。ホラーからサスペンスへと切り替わっていく進行もよくて、先が読みづらい作りにして今後どのようにストーリーが展開していくのかと考えるであろう。

ヒソンの死によってストーリーが急変していき、どのようにしてヒソンの体内に異物が混入したのか、それを行ったのはジェウに脅迫していたイ・ミョンソクではないかと疑い出した矢先にイ・ミョンソクが亡くなったのだ。ジェウは、ヒソンの死亡状況やイ・ミョンソクの血液解析から他殺であることを見つけだして、親友ウックァンと一緒に謎を捜査していく。謎を追っていくほど、誰もが怪しいくみえてくるのがこの作品のおもしろいところだ。妻ヒソンを手術中に亡くしてしまった外科医ジェウ、突然連絡も無しにアメリカから帰国したウックァン、「手術中の覚醒」を冒頭のテーマにしていることや過去の回想シーンで催眠時に怪しい言葉を発していた麻酔科医ソクホ、催眠術を使いこなせることや怪しい存在の精神科医チフンといった四人の男が、謎を追うことと同時に容疑者になっているのだ。

謎を解いていくことで、登場人物の家族たちが不可思議な事故や殺人で亡くなっていたり、25年前の少年サンウと関連があったり、展開が二転三転するようになっていることでなかなか凝ったシナリオになっているのだ。幾つかの伏線によって、謎を仕組んでいる人物が誰であるかは気づくと思うが、どのように実行していくのかがおもろしくみせている。

作品の冒頭で「手術中の覚醒」を字幕で説明しており、全身麻酔を受けた患者が手術中に意識を戻し、意識があるのに声を出すことができなかったり体が動かすことができず、手術中の痛みを感じる現象を示しており、現実にアメリカで0.1%の確率で起こっていたり、これを経験した患者のほとんどがPTSDになることを説明している。ボクも過去に外科手術をした経験があるが、全身麻酔をしている状態で覚醒したことはない。でも局部麻酔をして首の腫瘍の摘出手術をしているときに、途中で麻酔が切れてすっげ~~~痛くて喘ぎ、追加で麻酔をしてもらった経験があるぐらいだ。あの体内の肉が切られている感覚は鮮明に覚えており、徐々に麻酔が切れていく段階が一番記憶に残ってしまった。ちょっとホラーチックなレビューでごめんなさい。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-07-10 19:24 | 308.リターン
韓国映画レビュー その259 「奇談」
ひさびさに韓国ホラーでおもしろい作品であった。『私の生涯で最も美しい一週間』や『家族の誕生』みたいにエピソードが分かれているが、それぞれのエピソードに共通の人物が出ていたリ、全体を通してみると繋がっているつくりになっている。

b0097051_13125617.jpg奇談
制作年:2007年
監督:チョン・シク、チョン・ボムシク
出演:キム・ボギョン、キム・テウ、チン・グ、イ・ドンギュ
ジャンル:ホラー
鑑賞:韓国版DVD


1942年、京城(現在のソウル)にある安生病院で起こった出来事を3つのエピソードで構成されたオムニバスである。

■第一話

医大生のチョンナム(チン・グ)は、教授の講義や実際に安生病院で研修をして医療を学んでいた。チョンナムは、医師から夜勤を命じられて霊安室の管理をすることになった。チョンナムは、幼い頃に会った経験がある院長(イェ・スジョン)の娘アオイと数ヵ月後に結婚する予定になっている。そんなときに、凍りついた女子高生の遺体が病院に運ばれてきた。霊安室に運ばれた女子高生の遺体をみつめるチョンナムは、彼女のことが気になりその女子高生の顔をスケッチする。霊安室でチョンナムは、女子高生の遺体をみて閉まったときにある現象が起こり、チョンナムは不可思議な体験をするお話。

■第二話

幼少期に事故の為に片足に障害を持つスイン医師(イ・ドンギュ)は、安生病院で同僚医師や医大生から優秀な医者であると認められていた。交通事故でただひとり生き残った少女アサコ(コ・ジュヨン)が病院に運ばれてきた。同乗していた母は亡くなり、車を運転していた母の再婚相手も亡くなってしまった。スイン医師は、自分の幼少期を思い浮かべ、精神的にもショックを受けている少女アサコを助けようとする。立ち直りの兆しがみえてきた少女アサコは、不可思議な現象を体験するお話。

■第三話

東京に留学していた夫婦で医者の夫キム・ドンウォン(キム・テウ)と妻キム・イニョン(キム・ボギョン)は、帰国して京城の安生病院に赴任した。二人は今でも仲が良く愛し合っている夫婦であるが、夫ドンウォンは妻イニョンの様子がおかしいことに気づいていた。日本軍兵士の秋山(キム・ウンス)が、イニョン医師のところに訪ねてくる。それは兵士が殺されて安生病院に遺体が運ばれたからである。その後、少年が殺され、看護婦も殺されたことで連続殺人かと日本軍兵士らは考えていた。そんなときに、ドンウォン医師に不可思議な現象が起こり、彼自身にもうひとりの別の人格が存在することに気づいた。果たして、ドンウォン医師に何が起きたのか、そして連続殺人の行方はどうなのかというお話。

監督は、本作がデビュー作の兄弟チョン・シク、チョン・ボムシク両監督。
出演者は、第一話で医大生のチョンナムを演じるのは『アイスケ-キ』『愛なんていらない』のチン・グ、死亡した女子高生を演じるのは本作デビュー作のヨジ、院長を演じるのは『地球を守れ!』『黄真伊』のイェ・スジョン。
第二話でスイン医師を演じるのは『Some(サム)』『レッド・アイ』のイ・ドンギュ、病院に運ばれてきた少女アサコを演じるのは『青燕』『九尾狐家族』のコ・ジュヨン、少女アサコの母を演じるのは『コースト・ガード (原題:海岸線)』『ブレス (原題:息)』のパク・チア。
第三話で夫ドンウォン医師を演じのは『顔のない女』『浜辺の女』のキム・テウ、妻イニョン医師を演じのは『蒼空へ...』『夏が過ぎゆく前に』のキム・ボギョン、日本軍兵士の秋山を演じるのは『ケンカの技術』『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』のキム・ウンス。

三話構成されているが、全てが安生病院という空間で繰り広げられている。そして、全三話とも共通して登場する人物がいるのは、それぞれが時間軸を変えていることで、終盤は全三話が繋がっている構成だ。

第一話では、女子高生の遺体が安生病院に運ばれてきたことで奇妙なことが起こりだすのだ。医大生チョンナムは、医者になることに否定的であり、スケッチをしているシーンをみると絵が好きな青年なのがみえる。院長の娘と結婚することも仕方がないと思いながら、霊安室で勤務するのである。突然、異空間にさらわれるチョンナムの体験が壮絶に描かれている。映像テクニックとして、前進していくカメラワークで、チョンナムとある女性の未来図が襖を境に変化していく手法は素晴らしいアイデアである。日本的な映像美をみせており、季節をイメージした桜の花びらが舞ったピンクに反射する部屋、植物の葉をイメージした緑に反射する部屋、紅葉をイメージした赤茶に反射する部屋、雪をイメージし真っ白なシーツが反射する部屋といった春夏秋冬の四季を見事に表現している。恐怖として、チョンナムがさらわれる瞬間はかなり恐く、冷や汗ものである。そして、女性の僧侶が叩く木魚の音、時計の鐘の音、ロウソクの光、写真に張られた御札、菊の花といった映像と音響が合わさり更なる恐怖を作りだしているのだ。全三話の中で一番恐怖を感じたエピソードであった。

第二話では、第一話から二日前の出来事を描いている。交通事故で運ばれてきた少女アサコと彼女を担当するスイン医師の二人が主役である。事故をして運ばれてきたのだが怪我は大したことなく、その代わりに精神的なショックからあまり言葉を発せず、精神的に不安定な状態の少女アサコをスイン医師がなんとか回復させようとしているのだ。スイン医師の幼少の経験を語ったり、親身になって少女アサコを助けようをしているのがみえる。少女アサコが何故交通事故にあったのかという事柄は、回想シーンによって事故の原因が分かるのだ。重要なところは、その原因が母と新しく父となる男性の存在で、少女アサコは父という視線でなく男性という視線でみつめていたことなのだ。母が再婚相手の男性に抱かれているのをみた少女アサコは、母に激しく嫉妬をして、その男性に愛の告白をしたり、そのような過程があり交通事故に繋がっていくのだ。母と娘の愛憎劇がこのエピソードの見せ所である。恐怖としては、少女アサコの悪夢に切り替わるところでみせており、血だらけの母や新しくなる父の姿が現れるシーンは少女アサコをあの世へ招いているようにみえる。悪夢の切り替えをしているのが病院の廊下で、異空間をみせる映像テクニックに上手さがあった。もう一点として、少女アサコと母のツーショット写真の場所が朝鮮文化である普信閣の鐘をバックにしているところに、その横に日本式の赤いポストがあったり、「パーマネント」というカタカナの看板があり、この二つの文化の調和が不思議に感じた。最後にみせる少女アサコの運命、そしてスイン医師の運命が次に繋がる仕組みがよい。

第三話では、第一話から三日前の出来事を描いている。兵士の遺体を検死しているイニョン医師と医大生チョンナム、それに対して質問をする日本軍兵士の秋山のシーンは第一話でもみられるシーンをもう一度挿入している。第一話では遺体に関しての詳細な説明があり、第三話ではさらりと流れる感じにしているのは、何らかの繋がりをみせるための伏線にしているのがみられる。そしてドンウォン医師が初めて登場して、妻イニョンに対して初めから不思議なことを言い出すのだ。伏線としては、幻想的にみせるシーンで、外灯で照らすベンチに男女が座っているミニチュアと白い紙吹雪が入った透明の球体を光りに当てて部屋いっぱいに反射する映像である。ドンウォン医師が妻イニョンの存在に悩む姿がみられ、その苦悩ぶりが終盤にうまく繋げている。このエピソードでは、医師夫婦と日本軍兵士が中心となっており、どんでん返しの展開が終盤に用意されている。

全体像としては、映像にすごく力を入れている作品にみえた。季節の変化をみせる手法、空間の切り替え、色彩の表現に特長を感じる。日本文化の「美」を研究して取り入れているのがみられ、さらに日本のホラー映画で使われるような恐怖感をうまく含んでおり、日本人には非常にみやすくなっている。第三話では、日本軍兵士が登場することで会話も日本語で話すシーンが多く、キム・テウも日本語を話しているシーンがある。気になるところとして、秋山はイニョン医師に対してずっと「キム先生」ではなく、「金田先生」と呼んでいるのが印象的で、これは通名だと思うが何故彼女だけ通名で呼んでいたのであろうか。

3つのエピソードは、どれも共通して「愛」を表現している物語でもある。第三話で時間軸が重なるようにして、すべてが繋がる流れになっている。さらに、1979年の冒頭シーンでは映写機が映すモノクロ映像で、日本軍兵士の後頭部を開いて脳外科手術しているシーンは、ホラー映画としての「掴み」は素晴らしいものがある。大学教授(チョン・ムソン)とその娘(オム・ジウォン)の会話シーンで、その横にいる女子学生の存在がちゃんと伏線になっているのも見事だ。時間軸を遡っていくストーリー展開であるが、ラストにはパズルでいうと最後の1ピースがしっかりとはまる仕組みになっている構成には感服である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2008-01-24 19:06 | 259.奇談
キム・テウ
b0097051_16104426.jpgキム・テウ
김 태우
1971年4月15日生


<映画出演作品>
b0097051_16115243.jpg接続
制作: 1997年韓国  監督: チャン・ユニョン
出演: ハン・ソッキュ、チョン・ドヨン、チュ・サンミ、キム・テウ 他
b0097051_1612571.jpgミステリー・オブ・ザ・キューブ
制作: 1999年韓国  監督: ユ・サンウク
出演: キム・テウ、シン・ウンギョン、イ・ミヌ 他
b0097051_16121710.jpgJSA
制作: 2000年韓国  監督: パク・チャヌク
出演: イ・ビョンホン、ソン・ガンホ、イ・ヨンエ、キム・テウ、シン・ハギュン 他
b0097051_16123182.jpgバス、停留場
制作: 2002年韓国  監督: イ・ミヨン
出演: キム・テウ、キム・ミンジョン 他
b0097051_16125154.jpg頑張れグムスン
制作: 2002年韓国  監督: ヒョン・ナムソプ
出演: ペ・ドゥナ、キム・テウ 他
b0097051_1613920.jpg女は男の未来だ
制作: 2004年韓国  監督: ホン・サンス
出演: ユ・ジテ、ソン・ヒョナ、キム・テウ 他
b0097051_16132582.jpg顔のない女
制作: 2004年韓国  監督: キム・インシク
出演: キム・ヘス、キム・テウ 他
b0097051_16133841.jpgサグァ
制作: 2005年韓国  監督: カン・イグァン
出演: ムン・ソリ、キム・テウ、イ・ソンギュン 他
b0097051_16135011.jpgドント・ルック・バック (原題:私の青春に叫び)
制作: 2006年韓国  監督: キム・ヨンナム
出演: キム・ヘナ、イ・サンウ、キム・テウ 他
b0097051_161442.jpg浜辺の女
制作: 2006年韓国  監督: ホン・サンス
出演: キム・スンウ、コ・ヒョンジョン、ソン・ソンミ、キム・テウ 他
b0097051_16142641.jpg三番目の視線
制作: 2007年韓国  監督: チョン・ユンチォル
出演: チョン・ジニョン、キム・テウ、チョン・ヘジン 他
b0097051_16144082.jpgリターン
制作: 2007年韓国  監督: イ・ギュマン
出演: キム・ミョンミン、ユ・ジュンサン、キム・テウ 他
b0097051_16145765.jpg奇談
制作: 2007年韓国  監督: チョン・シク、チョン・ポムシク
出演: キム・ボギョン、キム・テウ、チング、イ・ドンギュ 他
b0097051_19143566.jpgキッチン
制作: 2009年韓国  監督: ホン・ジヨン
出演: シン・ミナ、キム・テウ、チュ・ジフン 他
b0097051_10191791.jpgよく知りもしないくせに
制作: 2009年韓国  監督: ホン・サンス
出演: キム・テウ、コ・ヒョンジョン、オム・ジウォン 他
b0097051_2142319.jpgインフルエンス
制作: 2010年韓国  監督: イ・ジュギュ
出演: イ・ビョンホン、ハン・チェヨン、キム・テウ、チョン・ノミン、チョ・ジェヒョン 他
b0097051_23445069.jpg取り戻せない
制作: 2010年韓国  監督: パク・スヨン
出演: イ・ジョンジン、キム・テウ 他
b0097051_1912563.jpg汝矣島
制作: 2010年韓国  監督: ソン・ジョンオ
出演:キム・テウ、パク・ソンウン、ファン・スジョン 他
b0097051_1217228.jpgクイック
制作: 2011年韓国  監督: チョ・ボムグ
出演: イ・ミンギ、カン・イェウォン、キム・イングォン 他
b0097051_20471344.jpg怖い話
制作: 2012年韓国  監督: チョン・ボムシク、イム・デウン、ホン・ジヨン、キム・ゴク、キム・ソン、ミン・ギュドン
出演: キム・ジヨン、チョン・ウンチェ、ナム・ボラ、キム・ヒョンス、ノ・ガンミン 他
b0097051_18251149.jpg私が告白したら・・・
制作: 2012年韓国  監督: チョ・ソンギュ
出演: キム・テウ、イェ・ジウォン 他
b0097051_2134111.jpgまさかそんなはずでは
制作: 2012年韓国  監督: チョ・ソンギュ
出演: チェ・ユンソ、イ・ヌンリョン 他
b0097051_18392469.jpg風船 (短編)
制作: 2013年韓国  監督: ユ・ミニョン
出演: イ・チェウォン、キム・テウ、クォン・ジニョン 他
b0097051_1683221.jpgサンタバーバラ
制作: 2013年韓国  監督: チョ・ソンギュ
出演: イ・サンユン、ユン・ジンソ 他
b0097051_21553072.jpg海賊
制作: 2013年韓国  監督: イ・ソクフン
出演: キム・ナムギル、ソン・イェジン 他

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by nameinuuuu | 2007-07-07 10:22 | 俳優_FILE
韓国映画レビュー その168 「頑張れ!グムスン」
少しずつであるが2006年に日本で劇場公開された作品をアップしていこうと思っている。おそらく今月は韓国映画を劇場で鑑賞する予定がないからだ。そのうちに過去のストックを少しずつ消化していくことにした。もちろんタイミングをみて最新の韓国輸入版DVDで鑑賞した作品もアップしていく予定でいる。

b0097051_0432515.jpg頑張れ!グムスン
制作年:2002年
監督:ヒョン・ナムソプ
出演:ペ・ドゥナ、キム・テウ、イ・チャンミン、チュ・ヒョン
ジャンル:コメディ、アクション
鑑賞:韓国版DVD


過去に韓国代表のバレーボール選手として活躍したグムスン(ペ・ドゥナ)は、現在は夫ジュンテ(キム・テウ)と結婚して生後六ヶ月の娘ソンイと過ごす専業主婦である。バレーボールばかりしていたから世間知らずで不器用なグムスンは、夫ジュンテの初出勤の日に寝坊して朝御飯はおろか彼のワイシャツにアイロンの跡をつけてしまった。そのワイシャツを着たまま夫ジュンテは出勤し、電話で妻グムスンと和解した。そして、翌朝の5時に義父母がグムスンの家にやってくるのを知って、部屋の掃除、料理の準備、娘の世話をしている最中に、知らない男から「飲み代170万ウォンを持ってこなければ、夫を処分する」という電話がかかってきた。夫ジュンテは、ぼったくりバーで飲み代が払えなくて捕まって、金を持って来いという脅迫まがいの電話で、繁華街にある「ビブルサビ」というバーに夫を迎えにいくことになる。夫ジュンテがいるバーを探しているグムスンは、善意で人を助けたことがきっかけで偶然通りかかったヤクザの親分に果物をぶつけてしまいヤクザに追いかけられる破目になる。グムスンは、ヤクザを撒いて夫ジュンテのいるバーから救出できるのかというお話。

本作品がデビュー作のヒョン・ナムソプ監督。出演者は、主人公のグムスンを演じるのは『ほえる犬は噛まない (原題:フランダースの犬)』『子猫をお願い』のペ・ドゥナ、主人公の夫を演じるのは『接続』『JSA』のキム・テウ。

赤ちゃんを背中におぶったまま主婦グムスンが夜の繁華街で夫を助けるために奮闘するドタバタコメディである。赤ちゃんの鳴き声で寝不足の妻グムスンと夫ジュンテのバタバタした朝から始まり、夫の初出勤の日を最悪な形で送り出してしまったグムスンであるが、ジュンテと仲直りをした矢先の夜にぼったくりバーからの電話で全財産を持ってバーに向かうが、人助けが仇となりヤクザに絡まれ、ヤクザの追ってを撒いてぼったくりバーから夫を救う。大幅なストーリーはこのようなことであるが、夜の繁華街で逃げまくるグムスンは様々な人たちと出会い助けられたりと悪いことだらけではない。

グムスンが繁華街に行くところからがこの物語のおもしろさが始まる。ぼったくりバーの電話が途中で切れてしまったことで正確な店の場所がわからないので、繁華街を彷徨うグムスンが様々な出来事が起こる。赤ちゃんがお漏らししたためにオムツを買いに入ったコンビニの店員が親切にしてくれたり、酔っぱらって倒れている人を店に連れて行く違法なバーの情報を教えてくれた飲み屋の老夫婦、女性を無理矢理にホテルに誘い込もうとしていた男に露天商の売り物である果物やボールなどを投げつけて助ける。だがその行動が仇となり偶然に通りかかったヤクザのボス白蛇(チュ・ヒョン)に当たってしまい、その子分たちに追われる破目になるのだ。しかも逃げ回っている途中でヤクザの白蛇の敵対組織も関わってしまう意外な展開がおもしろさを膨張させている。逃げまくることでグムスンの思考からぼったくりバーの存在が薄れていることで、全く先がわからなくなる展開になっていくのもこの作品の見所でもある。

一方の夫ジュンテは、飲めない酒を飲まされベロベロ状態でぼったくりバーにいるのだが、目を覚ましてからがおもしろく、酒の早飲みをしたり、カラオケをしたりと逆にバーの店員も困る始末なのだ。終盤の自宅に戻ってからの風呂場の出来事はかなり笑える。キム・テウのぶっ飛んだ演技が、この作品の隠し味なのかもしれない。

この作品は、正直に言ってしまうと走り続けるだけのグムスンって感じで、考えないで気軽に楽しむ作品であろう。だからコメディありアクションあり人間ドラマありのジャンルになっている。強いて言えば、ホームレスのおじさんやおばさん、優しいコンビニの店員、露天商のおばさん、背の高い男(チャン・セジン)、飲み屋の老夫婦といった脇役たちが盛り上げている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2007-01-07 00:52 | 168.頑張れ!グムスン
韓国映画レビュー その133 「バス、停留場」
b0097051_16122795.jpgバス、停留場
制作年:2001年
監督:イ・ミヨン
出演:キム・テウ、キム・ミンジョン、イ・デヨン、チェ・バニャ
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD

ジェソプ(キム・テウ)は32歳の国語の塾講師である。人付き合いが苦手で、塾の同僚とも深い付き合いをしない。昔愛していた同級生ヘギョンが結婚するという話を聞き、大学時代の飲み会に参加したが、うまく付き合えない。唯一、本音で語ることが出来るのが同じ名前「ヘギョン」をつけた売春婦だけであった。ある日、ソヒ(キム・ミンジョン)という女子高生が塾に入ってくる。彼女と援助交際をしている中年男性が言い争っているところをジェソプは目撃してしまう。近所に住んでいた二人は、電車のホームやバス停でいつも出会い、次第に親しくなっていく。そんなある日、ソヒは援助交際が原因で妊娠して、ジェソプはソヒを産婦人科に連れて行く。ジェソプをドライブに連れてってやろうと車の免許を取るために教習所に通い始める。突然、ソヒが塾から姿を消してしまった。果たして、ジェソプとソヒの恋物語はどうなるのかというお話。

本作がデビュー作の女性イ・ミヨン監督。出演者は、塾講師ジェソプを演じるのは『接続』『JSA』のキム・テウ、女子高生ソヒを演じるのは『チャン』『囁く廊下』のキム・ミンジョン。封切り前に、コンセプトブック、ミュージックビデオ、サントラなどの多彩な宣伝をしたにも関わらず興行数は惨敗になってしまった。

32歳の男ジェソプと17歳の少女ソヒの年の差のある男女の関係。この二人の共通点としては人付き合いが不器用なところである。ジェソプは友達や職場仲間との普通の付き合いができずにいるし、ソヒは援助交際で知り合った中年男性との出会いがあるだけで、同級生や家族との距離がある。そんな寂しい二人が、偶然にばったり会っていくうちに先生と生徒としての関係から変わっていく。

徹底的に二人(32歳の男ジェソプと17歳の少女ソヒ)だけ焦点を合わせて、淡々と行動と感情の変化を繊細に追っている。そのために作品全体として暗く感じてしまい、作品のテンポもダラダラしている。ラストシーンもこれから二人が始まっていくところで終わってしまう。消化不良をおこす終わり方であり、もう少し時間を追加してもよかった。都会に生きる心の寂しさをうまく表現しているのだけど、もう一歩進んだ展開をみてみたかった。よく思うのであるが、女性監督の視点の作品は結構いいところを衝いていると感じるが、この作品に関して言えばイマイチである。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2006-09-26 15:48 | 133.バス、停留場
韓国映画レビュー その106 「サグァ」
結婚を考える20代後半から30代の女性にはもってこいの作品。女性の心理描写を繊細に描いているからだ。作品上映後に、カン・イグァン監督と主演のムン・ソリを迎えてティーチ・インが行われた。ムン・ソリが来ることは予定外なのでエンディングロール中に帰る人もいたので、かなり損した人がいたと思う。ムン・ソリは昨年の本映画祭の審査員をしていたので一年ぶりの生拝見。それにしても、ムン・ソリは実物は綺麗なのにスクリーンではパッとしないのはなぜなんだろう。

b0097051_2244103.jpg
サグァ
制作年:2005年
監督:カン・イグァン
出演:ムン・ソリ、キム・テウ、イ・ソンギュン
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:第6回東京フィルメックス映画祭


7年間つき合った家族公認の恋人ミンスク(イ・ソンギュン)に突然ふられたOLのヒョンジュン(ムン・ソリ)。サンフン(キム・テウ)はヒョンジュンと同じビルに勤務しており、ヒョンジュンへ積極的に愛情表現をしてくる。恋愛経験が乏しい真面目なサンフンとミンスクを忘れるために付き合い始めたヒョンジョンだが、2人は結婚することになる。結婚生活の中で2人の心の間には次第に溝が広がり始める。そんな時に、ヒョンジュンはミンスクと再会して、まだ愛しているとミンスクから言われ、ヒョンジュンの心は大きく揺れ動く。 2人の男の間で揺れ動く女性のお話。

本作品がデビュー作のカン・イグァン監督。出演者は、主人公ヒョンジュンを演じるは『オアシス』『浮気な家族』のムン・ソリ、ヒョンジュンの夫サンフンを演じるのは『JSA』『女は男の未来だ』のキム・テウ、ヒョンジュンの元彼ミンスクを演じるのは『菊花の香り』『恋する神父』のイ・ソンギュン。

30歳ぐらいの女性を等身大にした恋愛、家族、結婚、人生設計の悩みをうまく表現している。7年付き合った彼氏にふられ、新しい恋に踏み切るが元彼のことは好き。ヒョンジュンという女性の日常をうつしだし、父や母そして妹との関係もある。登場する2人の男性ミンスクとサンフンは、性格や行動は対称的である。男性の目から見てもこのような行動をとる男はいると感じる点もある。

ドラマチックな内容というより、一女性の恋愛と結婚に関する日記みたいな作品で、恋愛して結婚しながら経験するこまごましい葛藤と感情をうまく描いている。恋愛と結婚の違いを二人の男性ミンスクとサンフンがうまく表現している。そして、主人公ヒョンジュンは最終的には男に依存しないで自分の力で生きていく力強い女性に変わっていくところは、まさに今の時代の女性像なのかもしれない。

20代後半から30代の女性は主人公ヒョンジュンの気持ちがわかると思う。身近にある出来事でもあり、同じような体験もしているはずだからである。2人の男の間で微妙に揺れ動く女性の心理をきめ細やかに描写している。

ムン・ソリ演じるヒョンジュンの顔のアップが多いことが鑑賞中にずっと気になっていたことだったが、ティーチ・インでカン・イグァン監督とムン・ソリはその点について答えていた。監督曰く、場所よりも人の表情の方が重要だと考えおり、表情を近くで長く撮るカメラワークにしたらしい。このような作品だと台詞よりも顔の表情や仕草が重要視する感じがした。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2006-07-29 22:54 | 106.サグァ
韓国映画レビュー その11 「顔のない女」
b0097051_13492943.jpg顔のない女
制作年:2004年
監督:キム・インシク
出演:キム・ヘス、キム・テウ、ユン・チャン、ハン・ジョンス
ジャンル:ホラー
鑑賞:日本版DVD


神経症の一種である境界型人格障害(ボーダーライン)を持った女性ジス(キム・ヘス)は、精神科医のソグォン(キム・テウ)の診療を受けるようになる。ジスの病気は周囲から捨てられるかも知れないという危機感から起こる心の病である。ジスがソグォンのところに来たときは、ソグォンは病院を退職する日だった。彼女を他の医者に引継ぎして病院を去って行った。1年後、偶然ジスと再会したソグォンは、患者と医師ではなく友人関係としてお互いの内心を見せて自然に近づき始める。ソグォンに心を開き始めたジスは誰にも言うことができなかった胸の中の愛の傷を告白する。ソグォンは、催眠状態で過ぎ去った愛を回想するジスの姿と誰かを切望する彼女の身振りに、ソグォンは自制心をなくし、催眠中のジスと関係を持つようになる。ある日、ジスは夫ミンソク(ユン・チャン)との新しい出発のために、ソグォンに別れを告げる。しかし、ジスへの想いが断ち切れないソグォンは最後に会う日、ある行動にでてしまう。

本作が第二作目のキム・インシク監督。出演者は、境界型人格障害をもつジスを演じるのは『風林髙』『爆烈野球団!』のキム・ヘス、精神科医のソグォンを演じるのは『JSA』『女は男の未来だ』のキム・テウ、ジスの夫ミンソクを演じるのはユン・チャン、ソグォンの妻ヒソンを演じるのはキム・ナンフィ、ジスの昔の恋人チャンソを演じるのはハン・ジョンス、ミンソクの浮気相手ヘヨンを演じるのはキム・ヨンエ。
一言でいえば、狂気が起こす男と女、狂った心の因縁といったところだ。登場人物にそれぞれ意味があるので整理してみてほしい。

ミンソク(ユン・チャン) ←夫婦→ ジス(キム・ヘス) ←愛人→ ソグォン(キム・テウ)
  ↑                  ↑                 ↑
  愛人               昔の恋人             夫婦
  ↓                  ↓                 ↓
ヘヨン(キム・ヨンエ)       チャンソ(ハン・ジョンス)    ヒソン(キム・ナンフィ)

それぞれの登場人物の時間の流れをみながらストーリーをみるとより楽しめる。ジスが境界型人格障害を起こしていた頃、ミンソクは同僚のヘヨンと浮気をしている。ミンソクは妻と離婚してヘヨンと再婚するつもりはなく妻ジスを愛しているし心配する。ソグォンはアメリカにいる麻酔科医ヒソンと結婚するが、ヒソンは自分のミスで患者を植物状態にしてしまった。そのことでヒソンの人格が壊れ、麻薬に溺れて死んでしまった。そして残されたヒソンの携帯電話からヒソンの浮気相手から毎日電話がかかってくる。ソグォンは、その携帯電話をでるが無言のままただ聞いていた。この行為は、のちにソグォン自身が同じことをされる。

ソグォンがジスに催眠をかけて、ジスが昔に捨てられた恋人チャンソとの思い出を引き起こし、チャンソに抱かれている幻覚を利用してソグォンはジスを抱いてしまう。ジスの魅力に自制心をなくしてしまったソグォン。キム・ヘスがこの作品で初めてヌードになったこともあり、あれをみれば男は我慢できないだろう。ラストシーンで、ジスが夫とともに海外へ出発する日に、ジスにあるアクシデントが起こる。そしてソグォンのもとにジスが現れるのだが、あの映像レベルはB級ホラーいやC級ホラー。これが題名の「顔のない女」を映像化したものだが、他の演出方法にしてほしかった。ここまで心理サスペンスとして恐怖を与えていたのに、あの映像でガックリしてしまう。
お互いの嫉妬心が自分に同じように跳ね返ってくるところはおもしろい。結局は、みんなが狂ってしまうというところにおさまっている。みんなが、どこからが正気でどこからが狂気なのかという判断はしにくい。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2006-05-13 13:54 | 11.顔のない女