韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
758.同い年の家庭教師レッスン2
759.容疑者X
760.会社員
761.カエル少年失踪殺人事件
762.未確認生命体
763.超能力者
764.青い塩
765.家を出た男たち
766.間諜
767.ヨンガシ
768.隣人
769.私が殺人犯だ
770.共謀者
771.魔法のカメラ
772.リターン・トゥ・ベース
773.出藍の誉れ
774.愛のジャンケン
775.Departure
776.REC
777.蛍の光
778.2度の結婚式と1度の葬式
779.マネキンと手錠
780.テレビを当てよう!
781.禁じられた愛
782.フェティッシュ
783.りんご畑で
784.おばあちゃんの海
785.かげろう
786.淡い期待
787.俺らヒップホップボーイズ!
788.彼女
789.審判
790.Jury
791.あの夏、突然に
792.南へ
793.白夜
794.西遊記リターンズ
795.スンピル失踪事件
796.怪盗ホン・ギルドン一族
797.私とS4の話
798.バービー
799.ドント・クライ・マミー
800.新世界
801.容疑者S
802.もう我慢できない
803.空と海
804.愛が怖いっ!
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808.美人占い師
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韓国映画レビュー その734 「人類滅亡報告書」
二話目では、途中で退場するお客が複数いた。最後まで観れば三つの中で二話目が、一番考えさせられる内容になっていたと思われる。一話目は微妙、三話目はパクリキャラクターが出てきた時点でかなりのマイナス。おすすめ度は三つの平均で示したものである。

b0097051_130742.jpg人類滅亡報告書
制作年:2012年
監督:キム・ジウン、イム・ピルソン
出演:キム・ガンウ、ソン・ヨンチャン、キム・ギュリ、リュ・スンボム、コ・ジュニ、キム・ルェハ、イ・カニ、ソン・セビョク、チン・ジヒ、イ・スンジュン、ユン・セア、ペ・ドゥナ、パク・ヘイル
ジャンル:SF
鑑賞:第25回東京国際映画祭


■第一話 『素晴らしい新世界』

研究員ユン・ソグ(リュ・スンボム)は、兵役を終えて自宅に帰宅する。ゴミだらけの家に住んでいるのは、家族の父(キム・ルェハ)、母(イ・カニ)、姉ファユ(ファン・ヒョウン)である。ソグに掃除を任せて、三人で海外旅行に行ってしまい、ゴミを分別して各部屋を綺麗にしていく。ソグは、猫が群がる怪しい生ゴミ用のゴミ箱に分別せずにいれたことで、その後大きな出来事の発端を作ってしまう。ソグは、出会って数回目のデートで恋人ユミン(コ・ジュニ)と焼肉を食べ、クラブで遊び、夜の公園で激しくキスを交わす。いちゃつく二人の前に現れた二人の高校生が、ソグに暴力で痛めつける。そのとき、ソグの体内で異変が起こり、二人の高校生をあっという間にやっつけてしまう。その後、世の中で未知のウイルスが蔓延り、次々と人間が突然変異していくお話。

監督は、『南極日誌』『ヘンゼルとグレーテル』のイム・ピルソン。
出演は、研究員ソグを演じるのは、『フェスティバル』『怪しい顧客たち』のリュ・スンボム、ソグの恋人ユミンを演じるのは、『ただよう想い (原題:ギュッと抱きしめて涙ポロリ)』『旅愁』のコ・ジュニ、ソグの父を演じるのは、『チョン・スンピル失踪事件』『青い塩』のキム・ルェハ、ソグの母を演じるのは、『モダンボーイ』『食客2 ~優しいキムチの作り方~ (原題:食客:キムチ戦争)』のイ・カニ、ソグの姉ファユを演じるのは、『正しく生きよう』『彼女には秘密です (原題:しーっ! 彼女には秘密ですよ)』のファン・ヒョウン。

ゴミの分別をせずに捨てたことで、ゴミ処理の過程で変化が起こり、未知のウイルスが食物連鎖によって牛肉に移り、それをソグが食べたことでウイルス感染を起こして、更に多くの人たちも感染していくのである。

日常生活で当たり前のようにやっているゴミの分別で、それがソウルの町に未知のウイルスが広がり、多くの人間に感染してゾンビ化していく姿をみせているのだ。人間の些細な出来事から起こる恐怖をみせている。人間が日常生活で他にも当たり前のようにやっていることがあり、ちょっとした警告のようにもみえる。

興味深い点として、ウイルス感染してゾンビ化した人間を内側からみた映像を入れているのは、ちょっと面白いところである。視覚を表現しており、両サイドが完全にぼやけて、視点が定まらず中心から外へぼやける具合が酷くなっているのだ。

単純なSFホラーな作風に仕上がっており、未知のウイルスがどのように作られ、人間にウイルスが感染するとどのようになるのかをみせている。


■第二話 『天上の被造物』

近未来、ロボットが人間に代わって労働するようになる。仏教寺院にいるロボットRU-4が悟りを開き、人間に説法するまで達してしまう。この寺院で修行をする僧侶ヘジュ(キム・ギュリ)を含め、多くの僧侶たちが、ロボットRU-4を崇拝している。ロボットの存在に人類の脅威とみなして解体しようとするロボット会社は、新型のロボットを持って交換することを要望する。ロボット会社のカン会長(ソン・ヨンチャン)、技術者パク・トウォン(キム・ガンウ)、ミン本部長(キム・ソヒョン)は、僧侶たちに説明するが反対される。ロボットを師と仰ぐ僧侶たち、ロボットの進化に脅威を感じる会社側、両者が争うお話。

監督は、『グッド・バッド・ウィアード (原題:良い奴、悪い奴、変な奴)』『悪魔を見た』の キム・ジウン監督。
出演は、技術者のパク・トウォンを演じるのは『夏夏夏』『男たちの挽歌 (原題:無敵者)』のキム・ガンウ、ロボット会社のカン会長を演じるのは『アジョシ』『クイズ王』のソン・ヨンチャン、ヘジュを演じるのは『豊山犬』『愛が怖いっ! (原題:愛が恐い)』のキム・ギュリ(旧名キム・ミンソン)、ミン本部長を演じるのは『ある日突然 2番目の話-4番目の階』『黒い家』のキム・ソヒョン、ロボットの声を演じるのは『黒く濁る村 (原題:苔)』『神弓 -KAMIYUMI- (原題:最終兵器 弓)』のパク・ヘイル。

テクノロジーの進化によって、ロボットが人間を超えてしまい、それを恐れたロボット会社が解体しようと試みるが、ロボットを崇拝する僧侶たちとのせめぎ合いをみせている。

ロボットをどのように使用するのかは、人間の都合により変わり、生活の補助的な役割だったり、戦争での攻撃や防御する役割だったり、将棋やチェスのような対戦ゲームの相手の役割だったり、様々なことが考えられるであろう。本作品は、仏教という宗教を主にして、人間の精神世界も超えるロボットが出現したことで、人間がロボットを解体か生存かで揉め、この問題を哲学的に解いていくのである。その議論をするのが、ロボット会社と僧侶たちで、ロボット会社の技術者トウォンは第三者的な位置でみつめるのだ。

創造主(人間)と被造物(ロボット)の葛藤を描きながら、ロボットと人間との境界について、深刻な問題を提起しているのである。それを仏教で表現しているところは、素晴らしい着目点である。キリスト教やイスラム教では、創造主が神で被造物が人間に当てはまることで、このような問題は別な形になるだろう。

悟りを開き人間に説法するロボットを僧侶たちは、インミョンと名づけており、漢字にすると「人命」となり、それだけでも議論のひとつが成立してしまい、根が深い内容なのだ。寺院の大僧侶もインミョンの存在を認めており、僧侶たちはインミョンの言葉を学びながら崇める。ロボットが人間の精神世界を超えているのがみえ、苦しい修行を重ねて習得する人間と違い、ロボットは仏教思想を初めから持ち合わせていることなのだ。

創造主の人間が、被造物のロボットの進化に脅威を感じて、被造物を破壊することに動きだすのだ。それがロボット会社の人たちで、技術者も連れてカン会長も自ら出向いているのだ。新型ロボット(RU-4より性能が低い)と交換することで解決させようとしているが、僧侶たちがロボットにインミョンと命名して崇拝していることで交渉が難航するのだ。人間の二つの考え方がぶつかりながら、その後ロボット自身に大きな出来事が起こるのである。

キム・ジウン監督らしくない作品と感じられ、ここまで哲学的なものが描けるのかと疑ってしまう。調べていくと、この物語には原作本が存在しており、そこから自己流に手を加えて脚本にしたのであろう。創造主(人間)と被造物(ロボット)が何時の日か逆転する事態がおき、人間が人間の存在自体に対して哲学的に問題を投げかけているのがみえるのだ。仏教や哲学に関することだから台詞が硬いのは仕方がないが、そこを理解して消化することで本作品の良さがみえるであろう。


■第三話 『ハッピー・バースデー』

小学生のミンソ(子供時代:チン・ジヒ、大人時代:ペ・ドゥナ)は、自宅にあるビリヤードの8番ボールをこわしてしまう。ミンソは、インターネットで謎のサイトを発見して、ビリヤードの8番ボールを注文する。二年後、ビリヤードの球形に似た謎の惑星が地球に向かって接近してくる。ニュースでは、この話題を独占しており、地球に衝突するまでのカウントダウンが表示されている。科学者の叔父(ソン・セビョク)は、地下にシェルターを作り、ミンソ、父(イ・スンジュン)、母(ユン・セア)、叔父の四人で避難した。地球に謎の惑星が衝突した後、人類はどのような世界になったのかというお話。

監督は、第一話のイム・ピルソン監督が全体を指揮しており、ニュース速報を読むテレビ放送の部分はキム・ジウン監督。
出演は、ミンソの叔父さんを演じるのは『生き残るための3つの取引 (原題:不当取引)』『第7鉱区』のソン・セビョク、小学生のミンソを演じるのは『星から来た男 (原題:スーパーマンだった男)』『鞭』のチン・ジヒ、ミンソの父を演じるのは『ヘッド』『神弓 -KAMIYUMI- (原題:最終兵器 弓)』のイ・スンジュン、ミンソの母を演じるのは『パラレルライフ (原題:平行理論)』『怪しい隣人たち』のユン・セア、大人のミンソを演じるのは『グエムル』『空気人形』のペ・ドゥナ、男性キャスターを演じるのは『あなたの初恋探します (原題:キム・ジョンウク探し)』『高地戦』のリュ・スンス、女性キャスターを演じるのは『ささやきの夏 (原題:夏、ささやき)』『救世主2』のイ・ヨンウン、お天気キャスターを演じるのは『ただよう想い (原題:ギュッと抱きしめて涙ポロリ)』『旅愁』のコ・ジュニ。

ビリヤードの球形に似た謎の惑星が地球に接近する中で、地球の韓国に住むミンソ家族の慌ただしい動きをみせながら、一方でテレビのニュース速報ではあらぬ方向へ展開が進み、地球に謎の惑星が衝突して時間が経過した後の世界もみせている。

引き金となったのは、小学生のミンソがインターネットで謎のサイトから、ビリヤードの8番ボールを注文したことである。それが地球を越えて、宇宙のとある場所に繋がり、発送先のわからない宇宙のどこかからビリヤードの球形に似た謎の惑星が地球に向けて送られたのだ。

ミンソ家族は、科学者の叔父が様々なものを開発して、惑星衝突時に地下シェルターのおかげで難を逃れるのだ。地下シェルター内で体を動かして自家発電をして、何とか生活できる環境になっているのだ。とぼけた科学者の叔父、危機に応じないミンソ、慌てる父と母、といった四人だけの世界をコミカルにみせている。

サイドストーリーになっているのが、地球に衝突するまで十数分の間、テレビのニュース速報をしているはずが、男性キャスター(リュ・スンス)と女性キャスター(イ・ヨンウン)とお天気キャスター(コ・ジュニ)の痴話喧嘩へと方向が変わっていくのである。ここでは、この世の終わりかもしれないときに、くだらない痴話喧嘩を公共の電波でみせ、恐怖を笑いに変換するような形で、パニック要素からコメディ要素へと視点をすりかえて演出している。ミンソ家族の行動とテレビのニュース速報が交互に切り替わり、二つのコメディシーンをみせることで相乗効果を狙ったのであろう。

地球に謎の惑星が衝突して十年後、地下シェルターから出た大人に成長したミンソ(ペ・ドゥナ)は、変わってしまった地球の姿をみるのだ。その後の展開もばらしてしまうが、宇宙人が出現して、それが日本のアニメ「銀河鉄道999」の車掌なのである。質疑応答でその質問をされ、アジア的なSFを表現したかったことで、考えた末の結果、「銀河鉄道999」のオマージュという形で車掌のキャラクターを使ったようだ。宇宙人を試行錯誤したことは当然のことではあるが、そのアイデアをきいて完全に創作能力が不足しているとしか思えない。オマージュ(敬意や尊敬)という都合のよい言葉で濁らせていることに愕然としてしまった。海外でも同じような質問が出たそうだが、当然のことだろうし、どのように返答したのか知りたい。それよりも、松本零士にちゃんと連絡をして許可を得ているのかが知りたいところだ。創作に関して厳しい松本零士は、シンガー・ソングライターの槇原敬之が「銀河鉄道999」の台詞を歌詞に無断使用したとして裁判で争うことになったからだ。


■総括

製作に六年費やした作品で、俳優の顔をみると若い俳優もいることが人目でわかる。製作していたのは知っていたのでお蔵入りになるのかと思ったぐらいだ。監督曰く、上映するタイミングを見計らっていたとのことだ。内容としては、人類が滅亡するというマイナスなものを扱っているからかもしれない。未知のウィルス、進化しすぎたロボット、地球に衝突する謎の惑星。どれも、人類滅亡の危機であり、人間が無意識な形で引き金を引いたことで、このような事態を三パターンみせている。個人的には、哲学的に描いたシリアスな第二話がよかった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2012-10-30 13:03 | 734.人類滅亡報告書
韓国映画レビュー その731 「お金の味」
忙しくて更新が滞ってしまった。あと、欧米ものばかり鑑賞していたのも理由かな。
今週末から開催される東京国際映画祭に行くので、そこで観る予定の作品『パーフェクトゲーム』『人類滅亡報告書』『未熟な犯罪者』『眠れぬ夜』のレビューは書く予定でいる。

b0097051_23123764.jpgお金の味
制作年:2012年
監督:イム・サンス
出演:キム・ガンウ、ユン・ヨジョン、ペク・ユンシク、キム・ヒョジン
ジャンル:ヒューマンドラマ


お金の力で何でも自在に操る財閥ペク家の女史ペク・クモク(ユン・ヨジョン)は、夫のユン・ヨンサン会長(ペク・ユンシク)、長女ナミ(キム・ヒョジン)、長男チョル(オン・ジュワン)の家族と豪邸で暮らしている。そこで秘書をしているチュ・ヨンジャク(キム・ガンウ)は、ユン会長と行動することが多く、そしてこの家族の人たちに毒されていく。ユン会長は、下女として雇っているフィリピン人の二児の母エヴァ(マウイ・テーラー)と関係を持ち、二人の関係は深まっていく。再三、夫ユン会長の不倫をみてきた妻クモクは、感情を抑えることができずに、秘書ヨンジャクを誘惑する。長女ナミは、この両親に忠実で仕事をこなす秘書ヨンジャクに惹かれており、彼女も彼を誘惑する。長男チョル(オン・ジュワン)は、会社の中心で働いており、取引先のロバート(ダーシー・パケ)と交渉している。お金によって人生が傾き出し、お金に支配された家族を主にして人間の欲望と愛憎のお話。

監督は、『なつかしの庭 (原題:古い庭園)』『ハウスメイド (原題:下女)』のイム・サンス監督。
出演は、秘書チュ・ヨンジャクを演じるのは『オガムド』『男たちの挽歌 (原題:無敵者)』のキム・ガンウ、妻ペク・クモクを演じるのは『ハウスメイド (原題:下女)』『青い塩』のユン・ヨジョン、夫ユン・ヨンサン会長を演じるのは『チョン・ウチ 時空道士 (原題:田禹治)』『ヘッド』のペク・ユンシク、長女ユン・ナミを演じるのは『石ころの夢』『恥ずかしくて』のキム・ヒョジン、長男ユン・チョルを演じるのは『解剖学教室』『最強☆彼女 (原題:武林女子大生)』のオン・ジュワン、エヴァを演じるのはマウイ・テーラー、ロバートを演じるのはダーシー・パケ。

韓国国内でも数える程しかいない最上流層の財閥を舞台にして、カネで何でも片付けてきた妻ペク・クモク、カネに毒されて度重なる不倫が大事になる夫ユン会長、彼らからカネの味を知ってしまう秘書ヨンジャク、秘書ヨンジャクに対して特別な感情を持つ長女ナミ、この四人が絡み合うことで大きな出来事が引き続き起こり、それぞれの複雑な心理描写をみせている。

序盤で本監督の作品『ハウスメイド (原題:下女)』を家族たちがホームシアターで鑑賞しているのである。本作の内容からして、『ハウスメイド (原題:下女)』に通じるものがあり、同じような金持ち家族が設定で、財力や階級を露骨にみせ、上側と下側の人の心情をみせるつくりになっている。本作では、欲情や冷酷さや執着といった人間の心理をついたものをみせ、その行き着く先を明確にみえるようにしている。

妻クモクが各部屋に隠しカメラをつけて夫ユン会長の行動を監視しており、夫ユン会長と下女との情事をみて嫉妬と怒りをみせており、更にユン会長と下女エヴァとの関係を知らされたときには感情が制御できなくなって、秘書ヨンジャクとの情事へと流れていくのである。翌朝クモクは、あっさりと秘書ヨンジャクをあしらっているのだ。そこまでの一連の出来事で、押し潰している秘書ヨンジャクの感情がよく出ているのだ。30代男性と60代女性のベッドシーンを赤裸々に描写しており、男性からしてみるときつい映像かもしれない。この描写が必要なのは、夫ユン会長と下女とのベッドシーンと関連があるようにみえるのだ。お金の味はセックスの味というのが、ひとつのメッセージとしてみえるからだ。

長女ナミは、結婚に失敗し実家で娘リニと共に暮らしており、秘書ヨンジャクに好意を持っているのだ。カネにまみれたこの家から一度出ていることで、カネに毒された自身の家族を冷静な目でみれる人物でもあるのだ。ユン会長は、長女ナミと秘書ヨンジャクを招待して、妻クモクと離婚してフィリピン人の下女エヴァと再婚することを打ち明け、エヴァと小さな娘と息子も含めてバーベキューをするのである。ユン会長は、今の生活を捨ててエヴァと二人の連れ子と一緒にフィリピンで暮らすことを考えており、カネよりも愛を選択しているのである。エヴァが小さな幸せを希望していることで、ナミは父のユン会長の決断に納得してしまうのだ。ナミ自身は、結婚と離婚の経験があり、一児の母でもあるから、父のユン会長とエヴァの感情を理解できる位置なのであろう。

中盤からは、クモクが持つ財閥の権力というものがみられ、ユン会長への執着であったり、ユン会長の妨害を実行していくのである。クモクの策略によって、ユン会長が出国禁止の状態になったり、エヴァも一緒にフィリピンへ行きたいので残るのだ。その後、クモクの家にあるプールで水死体となって発見されるエヴァ、殺人なのか事故なのか曖昧なままになり、生気を失うユン会長、この出来事に疑惑を感じる秘書ヨンジャクと長女ナミ。長女ナミが母クモクを非難したり、秘書ヨンジャクが何者かに襲われ必死で逃げ切ったり、このような状況下で長女ナミが下着姿で秘書ヨンジャクを誘惑したりと大きくストーリーが動いていくのである。秘書ヨンジャクとナミのベッドシーンは、共に下着姿での添い寝なので期待しないで欲しい。

カネによって毒された者達といいながら、終始それに該当するのは財閥ペク家のクモクだけのようにみえるであろう。中盤から終盤にかけては、クモクが主になっており、彼女の感情が大きく出ているのだ。それぞれの人物たちに、大きな出来事が起こっているので、クモクが目立つ形になっている。所々で各登場人物の感情をみせてそこそこ盛り上げているけれど、クモクの感情だけが大きく目立っている。最上流層を舞台にしていることで、彼ら彼女らの持つ心理が伝わり難くいのが欠点かもしれない。人間として、様々な苦難における心理状態という点は理解できるつくりではある。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2012-10-14 23:25 | 731.お金の味
韓国映画レビュー その673 「男たちの挽歌 (原題:無敵者)」
正月あけて風邪をひいて寝込んでしまい更新が滞ってしまった。
香港映画『男たちの挽歌 (原題:英雄本色)』と『男たちの挽歌Ⅱ (原題:英雄本色Ⅱ)』は、ビデオテープを持っていた気がする。このシリーズ4作まであったかな。レンタル屋でⅢとⅣを借りようかな。

b0097051_2348552.jpg男たちの挽歌 (原題:無敵者)
制作年:2010年
監督:ソン・ヘソン
出演:チュ・ジンモ、ソン・スンホン、キム・ガンウ、チョ・ハンソン
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ
鑑賞:日本版DVD


兄キム・ヒョク(チュ・ジンモ)と弟キム・チョル(キム・ガンウ)の兄弟は、北朝鮮を脱出して生き別れになってしまう。ヒョクは、親友の北朝鮮出身の元特殊部隊員ヨンチュン(ソン・スンホン)と一緒に違法武器商人をしており、チョン社長(キム・ヘゴン)の下で釜山を拠点にして働いている。ヒョクは、海外で武器の取引をしているとき、いつも弟チョルの行方を捜しており、手がかりがみつからないでいる。ある日、ヒョクのことを親身に世話してくれるパク警部(イ・ギョンヨン)から、弟チョルが見つかったと連絡が入る。兄ヒョクは弟チョルがみつかったことで喜んでいるが、逆に弟チョルは兄ヒョクを憎んでいる。チョルは、北朝鮮で収容所に入ることになり、そこで母が亡くなり、収容所を出所してから北朝鮮を脱出して、第三国を転々として韓国にきた。ヒョクは、チョン社長の甥テミン(チョ・ハンソン)を連れて、タイで武器取引をするが、そこでタイの武器商人たちに襲われ、ヒョクだけがタイ警察に逮捕されてしまう。ヒョクの逮捕を知ったヨンチュンは、タイの武器商人たちに敵討ちを行い、相手ボスを銃で殺害するが、右足を銃で撃たれ重傷を負う。テミンの裏切りによって、ヒョクははめられてしまい、ヨンチュンも怪我したことで武器商人の中で下っ端になってしまう。三年が過ぎ、ヒョクは刑期を終えて韓国の釜山に戻る。その間、弟チョルは釜山で刑事になっており、ヨンチュンは右脚を引きずりながら武器商人たちの洗車係をしている。テミンは、武器商人組織のボスになっており、ロシアのマフィアと取引している。弟との仲を取り戻したい兄ヒョク、裏切り者テミンへの復讐を誓うヨンチュン、武器商人組織を検挙しようと燃える弟チョル、今の地位を守ろうとするテミン、四人のそれぞれの戦いを描いたお話。

監督は、『力道山』『私たちの幸せな時間』のソン・ヘソン監督。
出演は、兄キム・ヒョクを演じるのは『愛 サラン (原題:愛)』『霜花店』のチュ・ジンモ、ヒョクの親友イ・ヨンチュンを演じるのは『あいつは格好よかった』『宿命』のソン・スンホン、ヒョクの弟キム・チョルを演じるのは『マリン・ボーイ』『オガムド』のキム・ガンウ、チョン・テミンを演じるのは『残念な都市』『ガソリンスタンド襲撃事件2』のチョ・ハンソン、パク警部を演じるのは『愛の傷 (原題:シュロの木の森)』『まぶしい日に』のイ・ギョンヨン、おばさんを演じるのは『TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)』『国家代表』のキム・ジヨン、チョン社長を演じるのは『家門の危機 (原題:家門の危機-家門の栄光2)』『家門の復活-家門の栄光3』のキム・ヘゴン、イ刑事を演じるのは『離れの選手とお母さん』『私の愛、私のそばに』のイム・ヒョンジュン、チョ検事を演じるのは『おもしろい映画』『喧嘩 -ヴィーナス vs 僕- (原題:けんか)』のソ・テファ。

ジョン・ウー監督の香港映画『男たちの挽歌 (原題:英雄本色)』のリメイク。本作品にジョン・ウー自ら製作総指揮をとっていることでオリジナルの良さを残しながら、脱北者が主人公になっていたり、タイ組織やロシア組織が取引相手となっていることで国際色豊かになっており、それなりに工夫している。チョウ・ユンファをチュ・ジンモ、ティ・ロンをソン・スンホン、レスリー・チャンをキム・ガンウ、といった感じになっている。さすがにオリジナルを超えることはできないが、兄弟愛があったり、親友との友情があったり、ガン・アクションがあったりとちゃんとツボをおさえている。

ヒョクを中心にして人物の繋がりをみていくと分かりやすくなるであろう。故郷では仲良しであった兄ヒョクと弟チョルだが、兄ヒョクの北朝鮮脱出成功によって弟チョルが北朝鮮での苦い経験を味わい兄を憎むようになってしまう。壊れてしまった兄弟の絆をどのようにして修復していくのかをみせている。ヒョクと親友ヨンチュンは、行動を共にしており、お互い信頼している仲である。ヨンチュンがヒョクを兄貴と呼んでいることから、親友というよりか義兄弟みたいな感じにもみえてしまう。臆病なテミンは、ヒョクやヨンチュンから下っ端にみられており、二人を罠にはめることで自らが組織の上へと登ってしまうのだ。脱北した際に韓国で何かと世話をしてくれているのがパク警部で、ヒョクの父のような存在になっている。屋台のおばさん(キム・ジヨン)は、パク警部が小さいときから世話になっている人だから、ヒョクもおばさんに気を許している。ヒョクとヨンチュンは、テミンからの裏切り行為があったからといって、ボスのチョン社長は絡んでいないことで恨んでいない。序盤からヒョクが刑期を終えてまで、スピーディーにストーリーが展開されるので、人物相関を考えながらみた方がよいであろう。

弟チョルは、脱北者でありながら刑事になり、武器商人組織のテミンたちを捜査しているのである。チョルの描き方は、兄をどのようにして受け入れればよいのか苦悩している姿であろう。チョルは警察の上司から、兄の存在によって、刑事の仕事に支障が出ており、邪魔な存在であり憎き者ながら、完全に縁を切ることが出来ずにいるのだ。このあたりの心の葛藤はしっかりみせており、二人の距離が徐々に縮まっているのがみえるのだ。警察内部での物語もあり、妻子のいるイ刑事(イム・ヒョンジュン)と同乗したとき家族について教えられたり、テミンの手下に車で追突されてイ刑事が亡くなり、重傷したチョルはテミンに対して復讐心を持ち、ヒョクやヨンチュンと繋がる展開になっている。

ヨンチュンの見せ場となっているのが、タイの武器商人組織たちとの銃撃戦であろう。一人で相手に乗り込み、二丁拳銃で敵を撃ち殺していくのである。チョウ・ユンファの二丁拳銃を彷彿させるようなシーンであり、このあたりもしっかり演出されている。親友の敵討ちのシーンであるから見応えあるが、格好つけて帰り際に倒れた敵に足を撃たれるところはダサかった。でも、三年後ヒョクと再会して足の怪我のことを聞かれても事故でなったと嘘を云って、本当のことを云わないあたりは男気を感じるところである。

悪役のテミンのみせ方もなかなか面白い形になっている。ヒョク、ヨンチュン、チョルの共通の敵になるのだ。恐怖で怯える弱い心は終始変わっていないのである。口だけは達者で威勢はよいが、臆病な性格は変わっておらず、まさに口だけ番長である。

名作のリメイクだから心配していたが、オリジナルを壊さず、それなりに出来ている。オリジナルにあった恋愛要素を抜いているので、女性の姿がほとんどなく、男臭いものになっているが、その男臭いところが見所であろう。アクションをベースにして、人間ドラマを強く押しているので、そこそこ楽しめるつくりになっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2012-01-13 23:49 | 673.男たちの挽歌
韓国映画レビュー その535 「オガムド」
b0097051_20234319.jpgオガムド
制作年:2009年
監督:ピョン・ヒョク、ホ・ジノ、ユ・ヨンシク、ミン・ギュドン、オ・ギファン
出演:チャン・ヒョク、チャ・ヒョンジョン、キム・ガンウ、チャ・スヨン、ペ・ジョンオク、キム・スロ、キム・ミンソン、オム・ジョンファ、ファン・ジョンミン、キム・ヒョジン、キム・ドンウク、シン・セギョン、ソン・ジュンギ、イ・シヨン、チョン・ウイチョル、イ・ソンミン
ジャンル:オムニバス
鑑賞:動画


五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を刺激するエロスをテーマに描かれたオムニバスである。

■第一話 『his concern』

出張のため釜山行きの電車に乗った男性ミンス(チャン・ヒョク)は、向いに座った女性ジウォン(チャ・ヒョンジョン)に目がいく。少しの間、二人は他愛もない会話をして、ジウォンはチョナンで下車することを知る。チョナンに到着し、列車から降りたジウォンを知らぬ間に追いかけていたミンス。果たして、二人の間に何が起こるのかを描いたお話。

監督は、『インタビュー』『スカーレットレター (原題:朱紅の文字)』のピョン・ヒョク監督。
出演は、ミンスを演じるのは『僕の彼女を紹介します』『Sダイアリー』のチャン・ヒョク、ジウォンを演じるのは『6年目も恋愛中 (原題:6年目の恋愛中)』のチャ・ヒョンジョン。

構成としては現在、過去、現在という形になっており、二回の偶然の出会いを見せる二人の男女である。電車の中でミンスは、向いに座ったジウォンに対して、男の本音を心の声でコメディチックに叫んでいるのだ。実際声に出す言葉は、普通にみえるが、心の声ではいろいろと考えているところを面白くみせている。ミンスは、途中下車した形になり、ジウォンの連絡先を知るが、その後目的地の釜山に行っている。二人の出会いから冒頭の再会に戻り、その後二人のラブストーリーへと進む流れになっている。短編らしいラブストーリーといった感じである。

■第二話 『Me,I'm Hero』

夫ヒョヌ(キム・ガンウ)はいつも会社から帰宅すると妻ヘリム(チャ・スヨン)はどこかに隠れている。二人の鬼ごっこは、毎度続いている。妻ヘリムは、体調が悪くて夫ヒョヌのために何も出来ないことで、すまない思いをしている。残り限られた命の妻を愛する優しい夫、夫を気遣う妻の姿を描いたお話。

監督は、『四月の雪 (原題:外出)』『ハピネス (原題:幸福)』のホ・ジノ監督。
出演は、夫ヒョヌを演じるのは『仮面』『マリン・ボーイ』のキム・ガンウ、妻ヘリムを演じるのは『ビューティフル (原題:美しい)』『ここよりどこかへ』のチャ・スヨン。

病気で亡くなる妻とその現実を受け入れる夫ヒョヌを描く切ない物語である。ホ・ジノ監督らしい作風になっており、過去の作品と通じるものがある。病魔に苦しむ妻ヘリムは、狭い家の中で帰宅する夫ヒョヌとかくれんぼをすることが楽しみであるのだ。そのかくれんぼも永遠に続くものでなく、かくれんぼがなくなることは妻の死を意味することになるのだ。お互いの夫と妻の心情を繊細に描いており、終盤の流れは魅了してしまう。

■第三話 『33rd MAN』

名女優ファラン(ペ・ジョンオク)のシーンは、すんなり撮影が進み順調である。だが、新人女優ミジン(キム・ミンソン)は、同じシーンを何度も撮り直し、厳しい映画監督チャヌン(キム・スロ)から「OK」の掛け声がない。休憩になり、名女優ファランと新人女優ミジンは同じ控え室で休み、名女優ファランが新人女優ミジンに映画監督を誘惑するテクニックを教える。二人の女優の企みにまんまと引っかかる映画監督を描いたお話。

監督は、『アナーキスト』のユ・ヨンシク監督。
出演は、名女優ファランを演じるのは『ラブ・トーク』『ハーブ』のペ・ジョンオク、映画監督チャヌンを演じるのは『撃つ』『うちの学校のET』のキム・スロ、新人女優ミジンを演じるのは『仮面』『美人図』のキム・ミンソン。

ホラー風の劇中劇を含みながら二人の女優と映画監督との攻防をみせている。新人女優ミジンが芝居をすると「カット」という言葉が鳴り響き、何度も何度も同じシーンを撮り続けるのである。キム・ミンソン演じる下手糞な新人女優の劇中劇の演技が面白く、神経質な映画監督も決して妥協しないのだ。休憩中に名女優ファランが新人女優ミジンに助言をすることで、映画監督が変わっていく姿は、二人の女優の策略でもあるのだ。名女優ファランと新人女優ミジンの同性愛を描いたものになっているので、ここに気づくかがポイントかもしれない。

■第四話 『In the End is My Beginning』

妻ジョンハ(オム・ジョンファ)は、夫ジェイン(ファン・ジョンミン)が愛人ナル(キム・ヒョジン)と不倫中に交通事故で死亡してしまう。ジョンハは、夫の母(イ・フィヒャン)と夫の弟(キム・ガンウ)と一緒に散骨をしていたところに、愛人ナルが現れて揉めてしまう。ある日、ジョンハの家にナルが訪ねてきて奇妙な同居生活が始まるお話。

監督は、『私の生涯で最も美しい一週間』『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』のミン・ギュドン監督。
出演は、妻ジョンハを演じるのは『今、愛する人と暮らしていますか?』『仁寺洞スキャンダル』のオム・ジョンファ、夫ジェインを演じるのは『ハピネス (原題:幸福)』『星から来た男 (原題:スーパーマンだった男)』のファン・ジョンミン、夫ジェインの愛人ナルを演じるのは『ダメ男の愛し方 (原題:生、ナル先生)』『裸足のキボン』のキム・ヒョジン。

夫ジェインと浮気した愛人ナルとが同居する妻ジョンハの奇妙な生活をみせている。ファンタジーの要素を強調した作風になっているのだ。夫ジェインがある美術品を育てることで、あるものが生まれたことが事の発端であろう。ナルは、突然現れたり、写真を浮かしたり、花を発生させるマジックをみせたりとかなり不思議なのである。幻想的に表現している作品であり、中盤から終盤の展開をどのように理解するかである。

■第五話 『One Fine Day』

男子高生ジウン(キム・ドンウク)と女子高生ユンジョン(イ・ミンソン)、男子高生ジェヒョク(ソン・ジュンギ)と女子高生スジョン(シン・セギョン)、男子高生サンミン(チョン・ウイチョル)と女子高生セウン(イ・シヨン)は付き合っており、仲良しグループである。一日だけお互いのパートナーを取り換えることをする。女子高生スジョンと男子高生サンミンは駅で待ち合わせて海へデートに行き、男子高生ジェヒョクと女子高生ユンジョンは自宅でデート、男子高生ジウンと女子高生セウンは喫茶店で待ち合わせて美術教師の登場で修羅場になる。三組の高校生カップルがパートナーを取り換えることで、愛を確認するお話。

監督は、『ラスト・プレゼント』『ナンパの定石 (原題:作業(ナンパ)の定石)』のオ・ギファン監督。
出演は、男子高生ジウンを演じるのは『アパートメント (原題:アパート)』『甘いウソ』のキム・ドンウク、女子高生スジョンを演じるのは『マイ・リトル・ブライド (原題:幼い新婦)』『シンデレラ』のシン・セギョン、男子高生ジェヒョクを演じるのは『霜花店』のソン・ジュンギ、女子高生セウンを演じるのは本作スクリンデビューのイ・シヨン、男子高生サンミンを演じるのは『ドレミファソラシド』『ロマンチック・アイランド』のチョン・ウイチョル、女子高生ユンジョンを演じるのは本作スクリンデビューのイ・ソンミン。

高校生カップルらの愛の確認を描いたものが主になっている。三組のカップルがパラレルに進行しており、六人の登場人物をしっかり見分けることが第一条件になってくるだろう。一日限定のカップルであるが、三組のカップルはキス以上の関係に踏み込もうとする危ない状況になるのだ。青春群像劇のような形で進行しており、青いラブストーリーと云った感じである。真カップルと偽カップルの違いを序盤と終盤にみせているので、そこの区別をしっかりしていれば、この作品の意図を捉えられるだろう。


総合的にみて、第二話のホ・ジノ監督作品がずば抜けてよく出来ており、他の作品はどんぐりの背比べといった感じである。豪華な出演者を起用しており、キム・スロやチャ・スヨンやキム・ガンウは、複数のエピソードに出演している。オムニバスだから、それぞれ個性的な作品になっており、好き嫌いが分かれるであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2010-09-13 20:47 | 535.オガムド
韓国映画レビュー その519 「食客」
TVドラマでも放送された「食客」。TVドラマは観ていないので比較ができない。昨年、日本で一般上映したから続編も上映するかな。続編の『食客:キムチ戦争』でも日本を絡めたものになっていたな。

b0097051_20213693.jpg食客
制作年:2007年
監督:チョン・ユンス
出演:キム・ガンウ、イム・ウォニ、イ・ハナ
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


幼い頃から、老舗料亭「雲岩亭」で料理の腕を磨きあった天才料理人ソン・チャン(キム・ガンウ)と店主オ・マンシク(キム・ジンテ)の孫オ・ポンジュ(イム・ウォニ)は、料理長の座をかけて勝負をする。ソン・チャンが提出したフグ料理は、毒処理がなぜか不十分だったことから、ソン・チャンは対決に敗れて料亭を去り、ポンジュが料理長の座を得た。五年後、日本人の藤原(村上ケンイチ)が韓国で記者会見をして、日本で発見された朝鮮王朝最後の王スンジョンに仕えた宮廷料理人が残した包丁を賞品として、文化庁共催で大規模な料理コンテストを行う。それによって、現代最高峰の料理人にこの包丁を正統な持ち主とする。テレビ局の女性プロデューサーのキム・ジンス(イ・ハナ)は、料理コンテストに天才料理人ソン・チャンを引きずり出そうと、彼が住んでいる田舎へ出向き、祖父(チョン・ジン)と雌牛と一緒に住んでいるソン・チャンを無理矢理出場させようとする。オ・ボンジュがこの料理コンテストに出場することで、ソン・チャンは仲間たちの後押しもあり、料理コンテストに出場することを決意する。果たして、現代最高峰の料理人は誰になるのかというお話。

監督は、『ベサメムーチョ』『僕の、世界の中心は、君だ。(原題:波浪注意報)』のチョン・ユンス監督。
出演は、天才料理人ソン・チャンを演じるのは『台風太陽』『野獣と美女』のキム・ガンウ、雲岩亭の料理長オ・ボンジュを演じるのは『シルミド』『クライング・フィスト (原題:拳が泣く)』のイム・ウォニ、テレビ局の女性プロデューサーのキム・ジンスを演じるのは本作スクリンデビューのイ・ハナ、ソン・チャンの助手ホソンを演じるのは『ナチュラル・シティ』『DMZ非武装地帯 追憶の三十八度線』のチョン・ウンピョ、オ・ボンジュの助手ウ・ジュンゴを演じるのは『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』『楽しき人生 (原題:楽しい人生)』のキム・サンホ、ソン・チャンの元同僚で友人チャン・ドッキを演じるのは『ブラザーフッド (原題:太極旗を翻して)』『私たちの幸せな時間』のチョン・ジン、ソン・チャンの祖父ソン・ヒョンを演じるのはベテラン俳優のチョン・ジン、オ・ボンジュの祖父マンシクを演じるのは『ボリウルの夏』『拍手する時に去れ』のキム・ジンテ。

漫画が原作になっているこの作品は、様々なエピソードを繋ぎ合わせたものに仕上がっており、映画として纏まりきれずに早送りのような形になっている。そのためか、立派な料理コンテストが開かれているのに、料理をあまり映すことがなく、手短に説明して進んでいるので、各料理に対しての美や味の余韻がなく、物足りなさがある。料理コンテストとしては、「鳥」「魚」「炭」「牛」といった感じでお題が決まり、それに沿って料理人たちは、その材料を使って料理していくのである。各々のテーマによって、人間関係を中心にしたエピソードが用意されており、人間ドラマを主としてストーリーが展開されていくのだ。

「雲岩亭」を辞めたソン・チャンは、祖父と二人で田舎暮らしをし、料理人でなく野菜を売る商売をしてオバサマたちから人気者なのだ。そんな平穏な暮らしに割り込んできたのが、テレビ局の女性プロデューサーのキム・ジンスであり、料理コンテストに出場させようと口説いているのだ。ソン・チャンを密着取材するキム・ジンスだったり、ソン・チャンと田舎で仲良くしているホソン(チョン・ウンピョ)が後にソン・チャンの助手になったり、「雲岩亭」を辞めて夫婦で食堂を営むソン・チャンの元同僚友人チャン・ドッキ(チョン・ジン)といった仲間たちが集まり、ソン・チャンを手助けしていくのである。

複数のエピソードとして、「炭」をテーマにした料理のときに炭火職人の死刑囚に会いにいったり、炭火職人の人生を描いていたり、「牛」をテーマにした料理のときに飼っていた雌牛を食材にしたり、ライバルのオ・ボンジュの助手ウ・ジュンゴ(キム・サンホ)とソン・チャンの助手ホソンとの軍隊時代仲間のラーメン味物語、ソン・チャンの祖父が呆けているのがある精神的ダメージによるものだったり、スンジョンに仕えた宮廷料理人の秘密といった多くのものがある。それぞれのエピソードは、人間関係及び人間と動物との関係を描いたドラマになっており、料理コンテストよりもこちら側の方が面白くなっている。

どうしても避けられないのが日本との歴史を語るところであろう。韓国映画でお約束のように登場する「スンマソン日本人」が、ご先祖さまがしたことに対して謝っているけれど、なんで謝る必要があるのかと感じてしまう。料理コンテストの最終決戦で、ソン・チャンとオ・ボンジュのガチンコ勝負になるのであるが、勝敗のカギが歴史的背景になっているので、それでいいのであろうかと疑問に感じてしまう。自尊史観が強調されており、客観的な「食」の勝負から方向がずれてしまった感じがする。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-07-26 20:32 | 519.食客
韓国映画レビュー その455 「仮面」
韓国のサスペンスものとしては良く出来ている作品である。解明していく物事が多いから、整理しながら鑑賞するとみやすくなるだろう。この作品の日本版DVDが発売されないのが不思議であるが、今後でるのかな。日本で一般上映しても大丈夫なレベルだと思う。

b0097051_13121031.jpg仮面
制作年:2007年
監督:ヤン・ユノ
出演:キム・ガンウ、キム・ミンソン、イ・スギョン
ジャンル:サスペンス
鑑賞:韓国版DVD


チョ・ギョンユン刑事(キム・ガンウ)と相棒のパク・ウンジュ刑事(キム・ミンソン)は、スポーツクラブの経営者カン・ビョンシクの惨殺事件を担当する。殺害現場に残された手がかりは、AB型の男性の体毛と体液であった。被害者の身辺を調べていくと、被害者ビョンシクの恋人でクラブ歌手のミスク (オ・ジヨン)、被害者ビョンシクの友人ペ・ジェマン(チェ・チャンギュン)の名前が浮かび上がってきた。重要参考人としてジェマンを任意で取り調べたが、ジェマンのDNAと証拠品のDNAが一致しないことから証拠不十分で釈放になった。だが、ペ・ジェマンもビョンシクと同様に惨殺されてしまい、連続殺人として捜査していくことになる。二人の共通点を探していくと、軍隊時代の同期生であることが分かり、もう一人ナイトクラブ社長ハ・ジョンボク(カン・ソンピル)も同期生であることがわかる。第一被害者カン・ビョンシク、第二被害者ペ・ジェマン、ハ・ジョンボクは、軍隊時代にある事件を引き起こしており、それが今回の事件に絡んでいると推測していく。ジョンボクを警護するためにギョンユン刑事が向かうが、沢山のボディーガードに囲まれていることで必要ないと断られてしまう。一方、ギョンユン刑事は、幼なじみで姉のように慕っていたイ・ヘソ(キム・ソンリョン)と出会い、行方不明になってしまった弟イ・ユンソを探して欲しいと頼んでいる。ギョンユン刑事とユンソは、幼い頃から友人であり、高校時代も同じで、ユンソが高校卒業して兵役についてから行方がわからなくなってしまった。ギョンユン刑事のプライベートは、美人ネイリストのスジン(イ・スギョン)と交際しており、時々警察署に訪れてくるので、ギョンユン刑事の同僚たちも知っている。ウンジュ刑事もスジンのことを知っており、ギョンユン刑事がいないときは親切に対応している。そんなとき、第三の殺人事件が起こり、事件の真相を突き詰めていくことで、とんでもない真実がみえてくるお話。

監督は、『風のファイター』『ホリデー』のヤン・ユノ監督。
出演者は、チョ・ギョンユン刑事を演じるのは『野獣と美女』『京義線』のキム・ガンウ、パク・ウンジュ刑事を演じるのは『下流人生』『永遠の魂 (原題:星の光の中へ)』のキム・ミンソン、ギョンユンの恋人スジンを演じるのは『タチャ イカサマ師 (原題:いかさま師)』のイ・スギョン、キム刑事を演じるのは『極楽島殺人事件』『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』のパク・ウォンサン、班長を演じるのは『マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ (原題:闘師父一体)』『商師父一体 頭師父一体3』のチョン・チャンゴル、歌手チョン・ミスクを演じるのは『今、愛する人と暮らしていますか?』のオ・ジヨン。

二つの惨殺事件が発生し、この真相を追うギョンユン刑事とウンジュ刑事が、被害者の共通人物を探し、二股をかけていた恋人ミスクを疑うが、第一殺人事件での証拠品から男性と絞っていたことで除外され、そこで二人の軍隊時代の過去を調べていくと浮上してきた人物が、ギョンユン刑事の幼なじみイ・ユンソにぶち当たったのだ。

ギョンユン刑事とウンジュ刑事は警察学校時代から共に過ごしてきたことで、お互い相棒としてコンビを組んで捜査をしている。だが、時々ギョンユン刑事が単独行動することで、情報を共有することをウンジュ刑事が命じている。行動力のあるギョンユン刑事に対して、ウンジュ刑事は事件現場をみながらプロファイリングをして捜査を進展させていく。違ったタイプの捜査方法するコンビであるが、結果を出していることで上手くいっているのだ。

事件を追うサスペンスを主体にしているが、ラブストーリー要素を色濃くしているシーンが幾つも出てきて、ある意味で伏線にもなっている。ギョンユン刑事とスジン、ギョンユン刑事に片想いするウンジュ刑事、歌手ミスクと二人の被害者、歌手ミスクとファン、といった感じであろう。ギョンユン刑事、スジン、ギョンユン刑事の微妙な三角関係も見せ所になっている。

ギョンユン刑事の過去が大きく関わってくるので、幼なじみのイ・ユンソとどのような関係であったのかみせて、幼き頃と高校生時代の二つの時間軸をみせて深く描いている。そこには、終盤にみえてくる幾つかの伏線が混じっているので注意深くみて欲しい。ギョンユン刑事とイ・ユンソのぞれぞれの心情もなかなか面白く演出している。

この作品には、多くの伏線が張られているのが特長なのかもしれない。ちょっとした序盤での会話が終盤に意味を成していることに気づいたり、殺人現場での幾つかの証拠品、ギョンユン刑事がプロファイリングして探し出す証拠品、下っ端刑事がひたすら監視カメラの映像を解析している二つのモノクロ動画、証拠品からみえてくる不思議なホルモン分泌量、被害者の体に残された鋭利な刃物で斬られた傷跡とその刃物の正体、三つの殺人事件の殺害方法の微々な違い、雪が降る情景、ライター、ペンダントといった感じで散りばめられた伏線が終盤に爆発しているのだ。この作品を再度みなおすと、細かくて気づかなかった点がみえてくるので、複数回楽しめるようになっている。

要点としては、イ・ユンソが殺害された三人と軍隊時代に関わった事件、警察が追う容疑者イ・ユンソの正体、三つの殺人事件の真相、ギョンユン刑事の心情といったところだ。エンディングロールが流れるのかと思いきや、どんでん返しのラストシーンが用意されているので最後まで気が抜けない展開になっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2010-01-23 13:18 | 455.仮面
韓国映画レビュー その425 「マリン・ボーイ」
幾つかの映画祭に参加するために予定を決めたり、東京国際映画祭のチケット争奪戦をしていた。韓国映画のチケットが何本かゲットできたので、鑑賞したらレビューをアップする予定でいる。

b0097051_1639369.jpgマリン・ボーイ
制作年:2009年
監督:ユン・ジョンソク
出演:キム・ガンウ、チョ・ジェヒョン、パク・シヨン
ジャンル:アクション
鑑賞:韓国版DVD


元水泳選手のチョンス(キム・ガンウ)は、スイミングスクールのインストラクターをしている。スキューバダイビングを趣味にしていることでダイビングの名所パラオ島に行く計画をしていた。チョンスは、トランプ賭博で大勝負を賭けたところ、大敗してしまい多額の借金を背負ってしまう。スイミングスクールに借金の取り立て屋が入ってきてチョンスを痛めつけていたら、正体不明の男たちが現れてチョンスの借金を何とかすることを説明し、正体不明の男たちはチョンスを連れていった。正体不明の男たちのボスは、麻薬密売ビジネスをしているカン社長(チョ・ジェヒョン)の部下たちであった。カン社長は、チョンスに賭博で作った借金を全額返済してくれる代わりに、麻薬の運び屋になるように説得する。チョンスは、危険を感じて国外逃亡しようと空港に行ったが、出国審査のときに麻薬捜査課刑事のケコ(イ・ウォンジョン)に捕まってしまい、カン社長の悪事を暴こうとチョンスを利用しようとする。そんなとき、チョンスは、謎の女ユリ(パク・シヨン)と出会い、彼女と深い関係になっていく。チョンスは、カン社長の要求通りに日本の福岡から韓国の釜山へ麻薬を運ぶことを決行する。カン社長、謎の女ユリ、麻薬捜査課刑事のケコ、といった者たちがチョンスを利用していく。そんな中、麻薬取引に関して多くの人たちが関与しており、騙し騙されるの中でチョンスはどのような運命をたどるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のユン・ジョンソク監督。
出演者は、元水泳選手のチョンスを演じるのは『食客』『仮面』のキム・ガンウ、カン社長を演じるのは『韓半島』『千年鶴』のチョ・ジェヒョン、謎の女ユリを演じるのは『九尾狐家族』『愛 サラン』のパク・シヨン、麻薬捜査課刑事のケコを演じるのは『ハーブ』『ナルラリ宗婦伝』のイ・ウォンジョン、カン社長の部下であるチョ室長を演じるのは『ロマンス』『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』のオム・ヒョソプ。

カン社長たちが「マリンボーイ」と呼んでいるのは海を泳いで麻薬を運ぶ者を示している。それに選ばれたのが泳ぐ能力が高いチョンスで、海で潜水テストを無理矢理やらされて合格したのだ。だが、マリンボーイの生存率はゼロで、様々なトラブルによって過去のマリンボーイたちは亡くなっている。運ぶ方法としては、密封した麻薬を体内やポーチなどに入れて、出航する大型船に飛び乗り、大型船が目的地に近づいたら海に飛び込み、カン社長のアジトまで泳いで麻薬を運ぶのである。

チョンスの立場が非常に面白い位置づけになっているのが魅力なのだ。カン社長からの命令によって麻薬の運び屋をすること、麻薬捜査課刑事のケコからの命令によって麻薬密売ルートをスパイすること、恋人関係になったユリもこの麻薬密売に絡んでいるのだ。序盤は、各々の登場人物の位置づけをみせており、中盤からは誰もが周りの人間を信じられなくなり、盗聴器や隠しカメラを使って盗聴盗撮をしてお互いがスパイ活動をしているのだ。

ユリとカン社長の関係は、徐々にみせるようにしており、過去にユリの父の部下がカン社長だったことで、ユリの父が亡くなったことでカン社長が父親代わりのような存在になってユリに援助しているのだ。カン社長とケコの関係も根深く、過去の麻薬取引のときに因縁があり、お互い敵視している間柄である。初めて実行された密輸作戦(日本から韓国に麻薬を運ぶ密輸)でチョンスが成功させたが、それはリハーサルであり、運んだものは麻薬でなく拳銃であった。このことは、特定の人間しか知らない情報なので、情報が漏洩していることに気づいたカン社長が周囲の人間を疑っていくのである。本番の密輸作戦が実行する前、実行中、実行後に大きな動きがあり、誰が誰を裏切り、誰が仲間なのかがわかってくるので、終盤に向かっていくほど盛り上がっていく展開である。

基本はクライム・アクションで構成されており、そこに人間関係の因縁、主要キャラの企み、主人公チョンスの行動、なかなか本性を表さない者たち、徐々に明かされる真実を上手く描いている。麻薬取引相手が日本人ということで、日本人との交渉場面は日本語が使用されているので鑑賞するのに少しは楽かもしれない。ラストの伏線を序盤にみせていたりするので、そこは忘れずに覚えておいて欲しいところだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2009-10-04 16:50 | 425.マリン・ボーイ
韓国映画レビュー その276 「野獣と美女」
連続でラブコメものをアップする。コメディ色が強いから鑑賞者側の受け取りかたで感想が変わってきそうだ。若者向けのラブコメだけど素直に面白いと感じた。キャストも、日本公開作品によく出演しているリュ・スンボム、TVドラマ【魔王】でサイコメトラー役をしているシン・ミナ、昨年『京義線』『食客』『仮面』の作品で主役を演じているキム・ガンウと今の時期に劇場公開すればお客が呼べる顔ぶれである。

b0097051_1035543.jpg野獣と美女
制作年:2005年
監督:イ・ゲビョク
出演:リュ・スンボム、シン・ミナ、キム・ガンウ
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
鑑賞:韓国版DVD


アニメ映画の怪物専門の声優をしているドンゴン(リュ・スンボム)は、盲目の美人ピアニストのヘジュ(シン・ミナ)に一目ぼれする。ドンゴンは、自分の容姿に自信がないため、高校時代のハンサムな同級生ジュナ(キム・ガンウ)の顔を思い浮かべてヘジュに説明した。ドンゴンは、目の見えないヘジュに彼女の目となり足となって愛情を注いでいき、恋人関係になった。ある日、角膜のドナーがみつかったヘジュは、手術して目が見えるようになった。病院にお見舞いに行ったドンゴンは、ヘジュがドンゴンを見ても「愛しの彼」だと気づかないことで、ドンゴンは自分がドンゴンの友人だと咄嗟に嘘をついてしまった。退院したヘジュは、「愛しの彼」に会いたくて彼の家に行くと、そこには「自称ドンゴンの友達」という男(ドンゴン)が、彼はハワイに出張していることを教える。そんなある日、張り込みをしていた検事ジュナ(キム・ガンウ)を見かけ、愛しの彼だと思い込んでヘジュが、運転するジュナの車に勝手に乗り込んでしまう。誤解が解けた二人であったが、ジュナがヘジュに一目ぼれしたことで、恋の行方はとんでもない方向にいってしまう。果たして、今後ドンゴン、ヘジュ、ジュナの三角関係にどのような展開があるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のイ・ゲビョク監督。
出演者は、声優をしているドンゴンを演じるのは『ARAHAN アラハン (原題:阿羅漢 掌風大作戦)』『クライング・フィスト (原題:拳が泣く)』のリュ・スンボム、盲目のピアニストのヘジュを演じるのは『甘い人生』『サッド・ムービー』のシン・ミナ、検事のジュナを演じるのは『春が来れば (原題:花咲く春が来れば)』『台風太陽』のキム・ガンウ、九龍派のナンバー2のチェ・ドシクを演じるのは『ブラザーフッド (原題:太極旗を翻して)』『クライング・フィスト (原題:拳が泣く)』のアン・ギルガン、ヘジュの母を演じるのは『僕が9歳だったころ (原題:九歳の人生)』『恋愛の目的』のイ・ヨンスク、ヘジュの妹を演じるのは『マドレーヌ』のハム・ウンジョン。

まさにタイトル通りで、容姿が悪く自分の顔にコンプレックスを持っている「野獣」のドンゴン、視力を失っていたが手術で視力を回復した美人で気の強い「美女」のヘジュ。

盲目ヘジュが想像している世界をアニメチックに描かれているところから始まる。恋人が、ハンサムで優しくて面白くて何よりも自分を心底愛している人物。想像上のドンゴンの容姿がジュナの容姿となっており、現実と理想のギャップをおもしろおかしく表現しているのだ。高い階段から飛んでくる理想の姿と階段から転げ落ちてダサい現実の姿が良い例である。映像テクニックとして、ワイヤーを使ったり、カメラアングルを工夫したり、特殊効果を使ったりと極端な理想の世界をうまく表現している。

ヘジュが手術によって視力を手に入れてからが、この作品の良さが出ている。自分の容姿にかなり消極的になっているドンゴンの行動に表れており、ヘジュに会っても本当のことが言えないこと、何度も真実を伝えるチャンスがあるのに、苦しい表情をして誤魔化している。ドンゴンが、整形手術をしてでも容姿を変えようとするが、顔が変わっていないというオチもあり、さらに医療ミスもありと踏んだり蹴ったりの彼の不運なところも笑えるところだ。

想像上のドンゴンの容姿のジュナが、ヘジュに惚れて猛烈にアタックしていくところで状況が変わってくるのだ。ジュナの行動を何とか妨害しようとするドンゴン、さらにジュナに恨みを持っているヤクザの九龍派ナンバー2のチェ・ドシクの存在がコメディ色を倍にしている。個人的には、ドンゴンとチェ・ドシクのコントのようなやりとりが笑いのツボだった気がする。ドンゴン-ヘジュ、ジュナ-ヘジュ、ドンゴン-ジュナという三つ形のツーショットがあるが、状況に応じてうまくセッティングしており、物語が進んでいくと三人の心情とリンクするのがみえるであろう。

ストーリー展開としては、初めから結末がみえるようになっているが、それまでの過程で起こるさまざまな出来事、ドンゴンの苦しい心情、ヘジュが真実を知るまでのプロセス、ジュナの全体を通してのポジション、スーパーサブ的なヤクザのチェ・ドシクと飽きさせないストーリー構成は良く出来ていると感じる。そして、コメディで必要なテンポが絶妙であり、単純に笑いが出てしまうようにつくられている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2008-03-22 10:12 | 276.野獣と美女
韓国映画レビュー その243 「京義線」
やっと、東京国際映画祭(提携企画も含め)、NHKアジア・フィルム・フェスティバル、一般上映で鑑賞した作品のレビューを書き終えた。その中で韓国映画は20%ぐらいだから、このブログに影響するものはこの作品のレビューで完了である。
この作品は、緩やかな展開が続くので好き嫌いがでるだろう。個人的には、よく出来ている方だと感じる。

b0097051_1127105.jpg京義線
制作年:2007年
監督:パク・フンシク
出演:キム・ガンウ、ソン・テヨン、ペク・チョンハク、チャ・ソウォン
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
鑑賞:第8回NHKアジア・フィルム・フェスティバル


地下鉄の運転手のマンス(キム・ガンウ)は、早朝や夜勤といった不規則な勤務体系を真面目に働く男である。地下の薄暗い同じ景色を毎日みながら運転し、早朝勤務の場合は仮眠室で眠ったり、退屈な日々が続いていた。ある時から、マンスが運転する列車を待って、軽食や雑誌を渡す女性(チャ・ソウォン)が現れる。一緒に生活している父でさえわからないのに、毎回変わる列車の運行時間をあの女性がなぜマンスが運転する列車がわかるのか不思議でいたが、あの女性の存在がいつも退屈だった日々にマンスにとって励みになっていた。一方、大学でドイツ文学を教える非常勤講師をするハンナ(ソン・テヨン)は、同じ大学の研究室のキム・ホ教授(ペク・チョンハク)と不倫関係でいる。ハンナとキム・ホ教授の関係は、二人だけの秘密であり、ある経緯があって今まで付き合っている。いつも夜を二人で過ごすことができないため、日本に出張するキム・ホ教授は、妻に一日遅く帰国することを伝えて、その空いた一日を済州島のホテルで一泊する予定をした。だが、ある事情によりこの予定も叶わずハンナは気落ちしてしまい一人寂しく京義線に乗った。また、マンスが運転する列車に女性が投身自殺をはかり撥ねられて即死し、精神的にショックを受けたマンスは特別休暇をもらって京義線に乗った。心に重荷を抱えたマンスとハンナが同じ列車の京義線に乗り合わせ、今後二人はどのようにして生きる望みをみつけるのかというお話。

監督は、『逆転の名手』のパク・フンシク監督。出演者は、地下鉄の運転手キム・マンスを演じるのは『台風太陽』『野獣と美女』のキム・ガンウ、大学の非常勤講師のイ・ハンナを演じるは『天国からのメッセージ (原題:幽霊が住む)』『サッド・ムービー』のソン・テヨン、大学教授キム・ホを演じるのは『春の日は過ぎゆく』『私の頭の中の消しゴム』のペク・チョンハク、マンスが憧れる女性を演じる『少年、天国へ行く』のチャ・ソウォン。

京義線とは、日本が大韓帝国を併合する直前に作られた路線であり、韓国のソウルから北朝鮮の新義州の間を結んでいる路線である。朝鮮戦争によってこの路線も南北に分断してしまったため、現在では韓国側はソウル-トラサン、北朝鮮側は開城-新義州に分断されている。トラサン駅は非武装地帯にあるために通常の人が行くには、38度線ツアー参加者といった特定の人が利用可能なため、実質ひとつ手前のイムジンガン駅が終着駅になっている。

中盤までは、マンスの過去、ハンナの過去、現在軸の京義線に乗車中の三つの視点を飛びながらストーリーが展開されていき、中盤以降は終点のイムジンガン駅で初めてマンスとハンナが出会う展開になっている。

マンスの心の傷というのは、地下鉄の運転をする平穏な日常の中で一人の女性と知り合い、その女性を意識するようになっていたが、ある日から彼女の姿が見えなくなり、そして自分が運転する列車に投身自殺の事件が起こり、精神的にダメージを受けるのである。ハンナの心の傷というのは、大学教授キム・ホ教授とダラダラと不倫関係が続いており、自分の誕生日に済州島で二人で楽しい時間を過ごそうと予定していたのが、ある出来事によってキャンセルになったことで今までの二人の不倫関係がより一層悩ましくなったのだ。このようなマンスとハンナが同じ列車の京義線に乗り合わせ、終着駅のイムジンガン駅で強制的に下車させられ、雪が降る駅外で二人っきりになり、お互いの心の中を徐々に開きながら傷ついた心を再生していくのである。

マンスの父、ハンナの母の存在によって結婚に対するプレッシャーというのをみせている。ハンナは、自室でTVをみながら体操したり、自炊して食事をしたり気ままな生活をする女性の一人暮らしをしている中で、母の電話は結婚の話しばかりなのだ。大学の先生といっても不安定な非常勤講師なために仕事にも不安をみせている。当然、ハンナの母は自分の娘が不倫していることは知らない。マンスは、母は先に逝ってしまい父と二人で生活しており、息子の結婚を亡くなった妻に早くみせたいことと親としての役目を終えたいのがわかる。

大学の非常勤講師という点は、この作品でおもしろい位置づけで描かれている。同じような境遇なのは、塾の講師をしながら大学の非常勤講師をする男性講師と子持ちで主婦の先輩女性講師の存在である。非常勤講師から専任講師、教授という道を狙っている同僚たち、ハンナはそこまで貪欲さはないように感じとれるのだ。

映像に関しては、気をつかっている点がいくつかみられる。序盤に地下鉄を運転するマンスの視点で、地下鉄の薄暗い線路や駅に到着するシーンを何回も映しだしているのは、そのときのマンスの感情を比喩的に映しだしているようにみえる。ラストシーンの地下鉄を走る視点をみると癒された心と希望に満ちた感情がそのまま表現されているからだ。初めは同じようなシーンをダラダラとみせられていたので何を意味して、しつこく出しているのか不思議でいたからだ。

この作品の見せ所は、偶然京義線で出会った二人のロマンティックラブストーリーではなく、心が傷ついた二人が出会い、お互いが見ず知らずの者に心情を打ち明けて心の回復を描いたものである。そのため、台詞も控えめになっているので、言葉だけで感情を読むのでなく、表情の変化が非常に重要になっている。

『京義線』という途中で閉ざされた路線という意味よりは、国境沿いに存在する終着点の意味合いの方が強く、二人の心情がそのまま表現されている。しっとりとした感じの作品に仕上がっているので、派手さを求める人にとっては退屈に感じるが、じっくり二人の心情に浸って感じたい人にはお薦めである。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2007-11-08 01:10 | 243.京義線
キム・ガンウ
b0097051_13172169.jpgキム・ガンウ
김 강우
1978年7月11日生

<映画出演作品>
b0097051_13182211.jpgコースト・ガード (原題:海岸線)
制作: 2002年韓国  監督: キム・ギドク
出演: チャン・ドンゴン、キム・ジョンハク、パク・チア 他
b0097051_1318352.jpgシルミド
制作: 2003年韓国  監督: カン・ウソク
出演: ソル・ギョング、アン・ソンギ、ホ・ジュノ 他
b0097051_13185088.jpg春が来れば (原題:花咲く春が来れば)
制作: 2004年韓国  監督: リュ・ジャンハ
出演: チェ・ミンシク、キム・ホジョン、チャン・シニョン 他
b0097051_1319239.jpg台風太陽
制作: 2005年韓国  監督: チョン・ジェウン
出演: キム・ガンウ、チョン・ジョンミョン、イ・チョニ 他
b0097051_13191763.jpg野獣と美女
制作: 2005年韓国  監督: イ・ゲビョク
出演: リュ・スンボム、シン・ミナ 他
b0097051_13193154.jpg京義線
制作: 2007年韓国  監督: パク・フンシク
出演: キム・ガンウ、ソン・テヨン 他
b0097051_13195026.jpg食客
制作: 2007年韓国  監督: チョン・ユンス
出演: キム・ガンウ、イム・ウォニ、イ・ハナ 他
b0097051_11334236.jpg仮面
制作: 2007年韓国  監督: ヤン・ユンホ
出演: キム・ガンウ、キム・ミンソン 他
b0097051_1973987.jpg純情漫画
制作: 2008年韓国  監督: リュ・ジャンハ
出演: ユ・ジテ、イ・ヨニ、チェ・ジョンアン、カンイン 他
b0097051_22182181.jpgマリン・ボーイ
制作: 2009年韓国  監督: ユン・ジョンソク
出演: キム・ガンウ、チョ・ジェヒョン、パク・シヨン、イ・ウォンジョン 他
b0097051_21421286.jpgオガムド
制作: 2009年韓国  監督: ホ・ジノ、ピョン・ヒョク、ユ・ヨンシク、オ・ギファン、ミン・ギュドン
出演:ファン・ジョンミン、オム・ジョンファ、チャン・ヒョク、キム・ミンソン、キム・ガン
       ウ、ペ・ジョンオク、キム・スロ 他
b0097051_20405538.jpg夏夏夏
制作: 2010年韓国  監督: ホン・サンス
出演: キム・サンギョン、ユ・ジュンサン、ムン・ソリ 他
b0097051_11111642.jpg男たちの挽歌 (原題:無敵者)
制作: 2010年韓国  監督: ソン・ヘソン
出演: チュ・ジンモ、ソン・スンホン、キム・ガンウ、チョ・ハンソン 他
b0097051_22501431.jpg人類滅亡報告書
制作: 2012年韓国  監督: キム・ジウン、イム・ピルソン
出演: リュ・スンボム、キム・ガンウ、ソン・セビョク 他
b0097051_2235910.jpgお金の味
制作: 2012年韓国  監督: イム・サンス
出演: キム・ガンウ、ユン・ヨジョン、ペク・ユンシク、キム・ヒョジン、オン・ジュワン 他
b0097051_2241053.jpg外事警察 その男に騙されるな
制作: 2012年日本  監督: 堀切園健太郎
出演: 渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、石橋凌 他
b0097051_16441084.jpgサイコメトリー
制作: 2013年韓国  監督: クォン・ホヨン
出演: キム・ガンウ、キム・ボム 他
b0097051_2339738.jpg終わりと始まり
制作: 2013年韓国  監督: ミン・ギュドン
出演: オム・ジョンファ、キム・ヒョジン、ファン・ジョンミン 他
b0097051_23391960.jpg結婚前夜
制作: 2013年韓国  監督: ホン・ジヨン
出演: キム・ガンウ、キム・ヒョジン、チュ・ジフン、イ・ヨニ、テギョン、マ・ドンソク、グザル、イ・ヒジュン、コ・ジュニ 他
b0097051_14353160.jpgMr.Go
制作: 2013年韓国  監督: キム・ヨンファ
出演: リンリン、ソン・ドンイル、シュー・チャオ 他
b0097051_14354021.jpgチラシ
制作: 2013年韓国  監督: キム・グァンシク
出演: キム・ガンウ、アン・ソンギ、チョン・ジニョン 他

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by nameinuuuu | 2007-09-07 00:20 | 俳優_FILE