韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
757.ただ君だけ
758.同い年の家庭教師レッスン2
759.容疑者X
760.会社員
761.カエル少年失踪殺人事件
762.未確認生命体
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韓国映画レビュー その704 「建築学概論」
オム・テウン主演作品連続投稿。久しぶりに恋愛ものでアタリがでたよ。

b0097051_21284872.jpg建築学概論
制作年:2012年
監督:イ・ヨンジュ
出演:オム・テウン、ハン・ガイン、イ・ジェフン、スジ
ジャンル:ラブストーリー


建築の設計士として働いているイ・スンミン(現在:オム・テウン)は、徹夜で仕事をして職場で寝泊りしていた。翌朝、家の建築を依頼したいという女性が現れ、その女性はスンミンが大学時代に恋をしていた同窓生のヤン・ソヨン(現在:ハン・ガイン)であった。15年ぶりに再会した二人は、近況を話しながら、ソヨンは実家である済州島の家をスンミンに設計し建築して欲しいと頼む。スンミンは、始め拒んでいたが、気持ちが変わり、ソヨンの要望を引き受ける。15年前、大学の建築学科に入学したスンミン(過去:イ・ジェフン)は、建築学概論の授業で音楽学部の女子大生ソヨン(過去:スジ)を見かける。教授に指されて的外れな回答をするソヨンは、この分野の知識が劣っていた。スンミンとソヨンは、共通の友人であった年上のチェウク(ユ・ヒョンソク)がいたことで知り合う。スンミンは、建築学概論の授業で、自宅から大学までの風景を写真に収める宿題をしているとき、ソヨンと出会い相談される。ソヨンは、済州島から出てきてソウルの地理が分からないことで、スンミンと一緒に宿題をすることになる。スンミンとソヨンは、家が近くにあり、同じバスで同じ帰り道であった。二人は親密になっていき、スンミンはソヨンのことが好きになり、自分の気持ちを告白することが出来ずにいた。スンミンは、近所の友人ナプトゥギ(チョ・ジョンソク)に恋の相談をしており、ソヨンへの愛の告白を決意する。告白を決行する日、ソヨンの家の近くでスンミンを待っていたが、ある出来事を目撃したことで誤解をしてしまい、二人は避けるようになってしまう。15年ぶりに再会したスンミンとソヨンは、ソヨンの家を建築するため済州島に通う日々を過ごし、いつの間にか当時の記憶がよみがえってきて、二人の間に新たな感情が芽生えだしてくる。スンミンには、婚約者のウンチェ(コ・ジュニ)がおり、結婚式が間近に迫っている。初恋相手との再会によって、現在と過去でお互いの感情が彷徨い、二人の感情を描いたお話。

監督は、『不信地獄』のイ・ヨンジュ監督。
出演は、現在のスンミンを演じるのは『特捜本』『ネバーエンディング・ストーリー』のオム・テウン、現在のソヨンを演じるのは『マルチュク青春通り (原題:マルチュク通り残酷史)』のハン・ガイン、過去のスンミンを演じるのは『番人』『高地戦』のイ・ジェフン、過去のソヨンを演じるのは本作長編デビュー作のスジ、ナプトゥギを演じるのは本作長編デビュー作のョ・ジョンソク、チェウクを演じるのは『ヘファ、ドン』のユ・ヒョンソク、スンミンの母を演じるのは『シークレット』『ロマンチック・ヘブン』のキム・ドンジュ、ソヨンの父を演じるのは『里長と郡守』『リターン』のイ・スンホ、ウンチェを演じるのは『ただよう想い (原題:ギュッと抱きしめて涙ポロリ)』『人類滅亡報告書』のコ・ジュニ。

大学時代の初恋の思い出、疎遠になっていた二人の再会によって、当時を振り返りながら、初恋相手の実家を建築するスンミン、家庭の事情によって複雑な状況下にいるソヨンの心境を繊細に描いている。

大学時代の過去軸では、初々しい二人の感情をみせ、爽やかな学生生活をみせたり、相手がどのように思っているのかを機敏になったり、心の勇気の弱さをみせている。大人になった現在軸では、それぞれ新しい人生の道がある中、結婚を控えたスンミンが初恋相手のソヨンから家の建築依頼を受け、二人が頻繁に会うことで徐々に二人の気持ちが揺れている。過去軸と現在軸で、違う俳優を起用していることで、時間の壁が容易に区別することができる。更に、現在軸と過去軸を交互に挿入する形で構成しており、絶妙なタイミングで切り替わっていることで、お互いの気持ちがどのような心境なのかが分かりやすくなっている。

大学時代、ソヨンが積極的に誘い、戸惑いながらもソヨンのペースで動くスンミンをみせている。スンミンは、恋の相談相手ナプトゥギからあれこれとふきこまれていくことで、初恋をどのようにして実らせるかを純粋な気持ちで考えているのだ。恋のライバル相手として、年上のチェウクがおり、チェウクとソヨンが仲が良いことで妬いているのだ。バッタものTシャツを着ているのをチェウクとソヨンに笑われて、恥ずかしい思いをして母に八つ当たりをしたり、家の門を蹴って壊したりと幼心をみせている。実はここはある伏線になっており、後々に感動的なシーンになる。スンミンの視点で初恋をみせているが、中盤あたりから逆転してソヨンの視点へと移り変わっていくのだ。現在軸と絡みながらの切り替えなので、当時の記憶と現在の感情が交錯していく流れをみせているようだ。

現在、建築の設計士になり婚約者ウンチェと結婚間近でアメリカに行く予定になっているスンミン、結婚生活が破綻して更に唯一の身内である父が病院に入院しているソヨン。対照的な二人の現在の生活環境になっているのだ。各々がこのような現実を持ちながら、共通の淡い記憶を持つ二人が、再び同じ時間を共有することで心の変化が生まれるのだ。現在置かれている状況を継続していくのか、素直に自分の感情のまま行動すべきなのか、お互い不器用であった学生時代の感情が今になって分かりこのままでよいのか、二人の心の迷いをみせている。

建築工学出身の本監督だから、家を建てていくまでのプロセスをしっかりみせていたり、学生時代の授業風景であったり、気持ちの例えが数学的思考で説明していたりとなかなか興味深いところがあった。大学時代は1990年代を想定しており、ポケベルが頻繁に登場したり、1GBのハードディスクでハイスペックのパソコンに驚いたり、ポータブルCDプレイヤー、男性用ヘアームースといった当時のアイテムをみせることで鑑賞者に心の時間を戻している。

終盤の決断というのが、鑑賞者によって意見が分かれそうだ。個人的には、本作品のような決断の方が現実的選択で、二人の感情に移入できた。若き日の決断、大人になって人生の分岐となるときの決断、と二つをみせることで人生の難しさを感じさせてくれる。過去での決断では、お互いの誤解から生じたもので、自分自身の心の弱さも重なり真実を確認することを恐れて、相手を避けたようになっている。現在での決断では、スンミンとソヨンが大人として成長し、その問題を熟考した上での行動にみえている。二人の現在置かれている環境もあり、愛のタイミングが絡んでいる。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2012-06-14 21:31 | 704.建築学概論
韓国映画レビュー その703 「ネバーエンディング・ストーリー」
b0097051_16545793.jpgネバーエンディング・ストーリー
制作年:2012年
監督:チョン・ヨンジュ
出演:オム・テウン、チョン・リョウォン、ユソン、パク・キウン
ジャンル:ラブストーリー、コメディ


子供たちにテコンドーを教え、スポーツアカデミーで働くカン・ドンジュ(オム・テウン)は、弟夫婦と一緒に生活しており、宝くじの1等当選を夢見る。弟ドンミン(パク・キウン)と弟嫁ユナ(ユソン)からは、情けない兄と見下されている。銀行員のオ・ソンギョン(チョン・リョウォン)は、安定した将来を求めており、全てにおいて計画してから行動する性格である。ソンギョンは、親友チンジュ(チェ・ウンジュ)と同居しており、堅実に生活している。ある日、同じ病院で同時に検査を受けたドンジュとソンギョンは、医師(クォン・ヘヒョ)から脳に悪性腫瘍があり、短ければ三ヵ月、長くて六ヵ月と余命を宣告される。病院で出会ったドンジュとソンギョンは、何時しか出会うようになり、お互い病気のことや余命のことを知っていることで話すようになる。ドンジュは、弟夫婦に検査の結果を黙っておきながら、いつもと同じ日々を過ごしている。一方で、ソンギョンは死が近づいていることを認識して、死装束、葬儀場、遺骨箱、入棺といった死後のことを自分で準備していき、ドンジュもそれに付き添っていく。ドンジュとソンギョンが、一緒に行動することで、二人の間に恋が芽生える。死期が迫る二人のカップルを描いたお話。

監督は、本作デビュー作のチョン・ヨンジュ監督。
出演は、カン・ドンジュを演じるのは『シラノ;恋愛操作団』『特捜本』のオム・テウン、オ・ソンギョンを演じるのは『敵との同床』『痛み』のチョン・リョウォン、ドンジュの弟嫁ユナを演じるのは『黒く濁る村 (原題:苔)』『ホームランが聞こえた夏 (原題:グローブ)』のユソン、ドンジュの弟ドンミンを演じるのは『二人だ』『最終兵器 弓』のパク・キウン、パーマおじさんを演じるのは『食客2 ~優しいキムチの作り方~ (原題:食客:キムチ戦争)』『破壊された男』のイ・ビョンジュン、医師を演じるのは『ボクとマウミの物語 (原題:マウミ2)』のクォン・ヘヒョ、ソンギョンの親友チンジュを演じるのは『私のスキャンダル』『甘いウソ』のチェ・ウンジュ。友情出演で、チャ・テヒョン、マ・ドンソク、キム・ヒョンボム、パク・ソングァンが出演している。特別出演で、チャ・ファヨン、パク・ヨンシク、アン・ヘギョンが出演している。

全く性格も生活スタイルも違う二人が、病院で同時に検査することで出会い、医者から同じように余命を宣告され、共に行動することによって二人のラブストーリーが始まっていく。

中盤までドンジュとソンギョンのそれぞれの日常生活をみせながら、コメディ要素を強く出して、死に対する深刻さを失くしており、どこまでコメディ路線で進むのか迷うような形にみせている。周囲の人に自分の余命を知らせず、同じ状況に陥っているドンジュとソンギョンが、死に備えて身辺整理をしていき、自分の葬儀を準備したり、奇妙なデートが繰り広げられていく。

ドンジュの家族は、両親を事故で亡くしており、同居している弟夫婦が唯一の家族である。宝くじばかりやって怠けているドンジュを鬼弟嫁が攻撃する一連の流れは定番になっており、バカみたいな平穏な三人の暮らしぶりをみせている。ソンギョンの家族は、田舎にいる母(チャ・ファヨン)だけで、ソウルで親友チンジュと同居している。チンジュが恋人と順調にいっており、結婚式の準備をしていくことで、ソンギョンが自分の葬式の準備をするといった真逆な立場にいる。ソンギョンは、チンジュの幸せを心から祝福していることで、友人関係を最後まで壊さないところはなかなかよいところだろう。

中盤あたりから、ストーリー展開ががらりと変わっていき、今までの笑いが消えていくのである。部屋で検査結果を見つけた弟夫婦が、ドンジュを問い詰めて真実がわかり、ドンジュを心配していくのである。医師との診察に一緒に付き添ったり、手術のため入院することで世話をしていくのである。ソンギョンは、再検査の結果から病状が進行していることがわかり、死を感じて行方不明になってしまうのだ。

恋人同士になった二人が余命僅かな状況で、笑わせたいのか、感動させたいのか、鑑賞者を迷わすようなつくりになっている。中盤までコメディ要素が強いから、その流れで終盤に突入すると困惑するかもしれない。シリアスな面を意図して作ったのであれば、死を軽く扱ってみえるので感情移入し難いものになっている。死と愛が絡むとどのような化学変化が起こるのかといった具合だろうか。あれこれと考えず、気楽にかまえて鑑賞したほうがよいだろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2012-06-08 17:01 | 703.ネバーエンディング
韓国映画レビュー その683 「特捜本」
b0097051_12525735.jpg特捜本
制作年:2011年
監督:ファン・ビョングク
出演:オム・テウン、チュウォン、チョン・ジニョン、ソン・ドンイル
ジャンル:サスペンス


警官イ・ジェウィ(キム・ミンジェ)は、誰かに呼び出されて刺殺され、パトカーに閉じ込められた状態で火をつけられて焼死した。殺害現場には麻薬が落ちており、警察は警官殺人事件のため「特別捜査本部」を設ける。 ファン・トス署長(チョン・ジニョン)は、アメリカのFBIで犯罪分析官をしていたキム・ホリョン博士(チュウォン)を捜査に入れて、突進的な性格のキム・ソンボム刑事(オム・テウン)と一緒に組ます。ソンボム刑事の班には、直属の上司パク・インム刑事(ソン・ドンイル)、若手で女性のチョン・ヨンスン刑事(イ・テイム)、チョ・スハン刑事(キム・ヨンジェ)がいる。ソンボム刑事とホリョン博士は、遺留物の麻薬から調べていき、元麻薬中毒者で神父ケコ(チョ・ジェユン)から三人のタイ人の麻薬売人を知り、彼らとの格闘の末に逮捕した。タイ人の麻薬売人が、若い女性に麻薬を売ったことがわかり、その女性がルームサロンで働くホステルのコ・スジン(ハン・ミンジョン)であることがわかる。ソンボム刑事とホリョン博士は、「大雄」というルームサロンに駆け込んだとき、ルームサロンのユン・イルドゥ社長(ユ・スンモク)がスジンの逃亡を手伝いして車で逃げた。スジンの家を家宅捜査し、そこでスジンが逃亡に使用した車が警官パク・ギョンシク(キム・ジョンテ)の所有物であることがわかる。ソンボム刑事、ホリョン博士、パク・インム刑事は、パク・ギョンシク警官の家を家宅捜査して情報を得ていく。そんなとき、ユン・イルドゥ社長、その部下、コ・スジンの死体が発見された。特別捜査本部の会議で、証拠からパク・ギョンシク警官が四人を殺害したと確信して、容疑者発見時に即射殺するよう命令が出た。その命令に疑問を感じながらソンボム刑事とホリョン博士は捜査する。その後、更なる事件が発生していき、その真相をソンボム刑事とホリョン博士が暴いていくお話。

監督は、『ウェディング・キャンペーン (原題:私の結婚遠征記)』『オフライン』のファン・ビョングク監督。
出演は、キム・ソンボム刑事を演じるのは『人喰猪、公民館襲撃す! (原題:チャウ)』『シラノ;恋愛操作団』のオム・テウン、キム・ホリョン博士を演じるのは『未確認動画』のチュウォン、ファン・トス署長を演じるのは『イテウォン殺人事件』『平壌城』のチョン・ジニョン、パク・インム刑事を演じるのは『フェスティバル』『子供たち...』のソン・ドンイル、チョン・ヨンスン女性刑事を演じるのは本作スクリンデビューのイ・テイム、警官で容疑者のパク・ギョンシクを演じるのは『パンガ? パンガ!』『逮捕王』のキム・ジョンテ、チョ・スハン刑事を演じるのは『海の方へ、もう一歩』『リンク』のキム・ヨンジェ、ルームサロンで働くイ・グンスを演じるのは『哀しき獣 (原題:黄海)』『モビーディック』のイ・ヒジュン、ケコを演じるのは『アジョシ (原題:おじさん)』『哀しき獣 (原題:黄海)』のチョ・ジェユン。

行動力で犯人を追い詰めるソンボム刑事、論理的に推理して科学捜査をするホリョン博士、この二人がコンビを組むことで警官殺人事件を早期に進展させていくなか、更なる事件が発生して真相解明に挑んでいく。熱血なソンボム刑事と冷徹なホリョン博士という性格が正反対な組み合わせなのに、名コンビとして活躍していくのである。

殺人事件の流れとしては、パク・ギョンシク警官に四人を殺害した容疑がかかり、特別捜査本部に集められた刑事たちが追う形になっており、一度は多くの刑事たちで追い詰めたのに逃亡されてしまう。刑事たちが駆けつけるまえに、標的が逃げることで、警察内に容疑者と内通しているスパイがいるとホリョン博士が怪しむのである。ホリョン博士は、特別捜査本部にいる中で、警察官を客観的にみれる立場にいるから、第三者的な形にもなっている。

序盤から中盤にかけてはスピード感があり、サクサクと捜査が進むので臨場感があり面白く出来ている。中盤から終盤に向かうにつれてスピードが落ち、警官殺しの真相やその奥に何があるのかがみえてくるのである。サスペンスとアクションが混ざった作風であるが、実のところ警察官の人間ドラマが主になっている。ソンボム刑事は、パク・インム刑事とパク・ギョンシク警官が一緒に写っている写真を見つけたことで、一番信頼しているパク・インム刑事を疑わざるおえないのである。ホリョン博士は、亡くなった元刑事の父に何が起こっていたのか警察内部を疑っている。パク・インム刑事は、仲良しであった同僚四人で写る写真があり、同僚との友情がありながら現在置かれている立場で苦しんでいる。

警官殺しが一応収束したことで、特別捜査本部はうやむやな形で解散となり、納得しないソンボム刑事とホリョン博士とヨンスン刑事が隠されている真相を暴いていく展開なのである。中盤以降の展開は、三人が今までの出来事を整理して捜査状況をみせているので、猛スピードで展開していた中盤までの出来事がわかるようになっている。中盤までスピードを重視していたことで、ホリョン博士の科学捜査が即答のような形になっているのは残念な演出である。

怪しい警察内部から、怪しい企業や巻き込まれた市場の住民たちといった社会へと広がっていくことで中盤以降は規模が大きくなっている。登場人物が多いから、人の繋がりを整理してみていくと楽しめる作品になっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2012-02-15 12:54 | 683.特捜本
韓国映画レビュー その643 「人喰猪、公民館襲撃す! (原題:チャウ)」
今のところ単館モーニング&レイトショー上映みたいで、その後全国順次公開みたい。日本版予告をみたらアニマル・パニックもので紹介していた。宣伝の仕方はこれで大丈夫なのかな。個人的には悪評なので、あまり参考にならないレビューかも。

b0097051_23232371.jpg人喰猪、公民館襲撃す! (原題:チャウ)
制作年:2009年
監督:シン・ジョンウォン
出演:オム・テウン、チョン・ユミ、チャン・ハンソン、ユン・ジェムン
ジャンル:コメディ、アクション、アドベンチャー
鑑賞:韓国版DVD


ソウルで交通課に所属し、交通違反をした者は公権力者でも取り締まるキム巡査(オム・テウン)は、犯罪がない平穏な田舎であるサムメリ村に左遷される。キム巡査は、妊娠中の妻ミヨン(ホ・ヨヌァ)と痴呆症の母(パク・ヘジン)の三人でこの村に引っ越してきた。村長(キム・ギチョン)は、都会から人を呼び寄せて週末農場を計画して、経済面に力を注いでいた。そんなとき、村で野生イノシシの生態を研究している生物学者のピョン・スリョン(チョン・ユミ)と相棒の先輩が、惨殺死体を発見した。その後も連続して無差別猟奇殺人事件がこの村で起こる。都会からシン刑事(パク・ヒョックォン)が赴任してきて、村の警官たちから情報を得る。ベテラン猟師のチョン・イルマン(チャン・ハンソン)の孫娘が行方不明になっており、これは人が起こしたのでなく巨大イノシシの仕業であると主張する。有名な猟師ペク・マンベ(ユン・ジェムン)と彼の軍団(フィンランド人)を村に呼ぶ。そして、山に生息して人を襲う巨大イノシシが現れ、マンベたちが猟銃で殺して、これで村人たちは安心して、公民館で宴を開く。ベテラン猟師のイルマンは、この巨大イノシシにつがいがいると警察に語っていた。そんなとき、宴会中の公民館にもう一匹の巨大イノシシが襲ってきて、村人たちや都会からのお客たちが被害にあう。そこで、ベテラン猟師イルマン、有名猟師マンベ、キム巡査、シン刑事、生物学者スリョンの五人が、巨大イノシシが生息している山へ行って退治するお話。

監督は、『シシルリ 2km』のシン・ジョンウォン監督。
出演は、警察官のキム・ガンスを演じるのは『私の恋』『イリ』のオム・テウン、生物学者のピョン・スリョンを演じるのは『おいしいマン』『彼女たちの部屋』のチョン・ユミ、ベテラン猟師のチョン・イルマンを演じるのは『愛を逃す』『セブンデイズ』のチャン・ハンソン、有名猟師のペク・マンベを演じるのは『影殺人』『母なる証明 (原題:マザー)』のユン・ジェムン、シン刑事を演じるのは『ガールスカウト』『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』のパク・ヒョックォン、村長を演じるのは『私は幸せです』のキム・ギチョン、ユ派出所長を演じるのは『マイ・ファーザー』『チェイサー (原題:追撃者)』のイ・サンヒ、狂女を演じるのは『宮女』『シークレット・サンシャイン (原題:密陽)』のコ・ソヒ、ガンスの母を演じるのは『星から来た男 (原題:スーパーマンだった男)』『GOGO70s (原題:ゴーゴー70)』のパク・ヘジン、ガンスの妻ミヨンを演じるのは『最強☆彼女 (原題:武林女子大生)』『夜のゲーム』のホ・ヨヌァ。

巨大イノシシが人も食べてしまうというアニマル・パニック作品のように宣伝しているが、実際のところはコテコテのコメディ作品になっている。本質を隠してアニマル・パニックものと宣伝しており、拍子抜けする人もいるだろうから、それを知った上で観るべきだろう。邦題のように人喰イノシシが公民館を襲撃するけど、このシーンは中盤ぐらいだから、題名として相応しくない気がする。

おいしいところは、キム巡査と生物学者スリョンがとってしまっているが、この作品の主役は有名猟師マンベとベテラン猟師イルマンの二人である。マンベは、イルマンとはかつて師弟関係であった過去があり、彼から独立して新しいチームを作り、メディアに露出するようになっていくのである。最新装備をして、フィンランド人たちと組んで、無敵のような狩猟部隊にみえるが、猟の心を忘れてしまっていたのだ。終盤にイルマンの教えを思い出すことで痛感するので、ちょっとしたドラマをみせている。マンベも孫娘が殺されたことで、現役を引退しているのに巨大イノシシに立ち向かうのである。マンベの父も猟師であったことやマンベの経験によって様々なことが明らかになっていくのである。

巨大イノシシが発生した経緯をマンベが語り、日本統治時代に日本人が外来種を持ち込み、外来種と国産種の配合によって生成されたものだとみえてくるのである。日本が原因なのかよとツッコミを入れるところであるが、人間が自然の生態系を壊してしまったことが大きな問題なのだろう。

コメディ面として用意された人物としては、キム巡査の呆けた母と少年の母と自称する狂女(コ・ソヒ)であろう。所々で二人が登場することで笑いを作りだし、ダメ押しのように最後にも登場してくるのである。この二人は代表的なところだが、主要人物たちも小さな笑いを作りだすように演出している。笑えない小さなギャグを何度も出していることで、しつこいと感じてしまう。コメディ要素は、観る人の感性によって違ってくるので、一概に断言できないけれど。

巨大イノシシは、コンピューターグラフィック(CG)で作られたもので、エンディングロールから海外に委託しているのがわかる。実写とCGが重なったときの映像レベルが低いことがすぐに感じる。この違和感が最後まで続いていたこともあり、巨大イノシシから迫力や恐怖を感じることはなかった。

アニマル・パニックものを期待すると在り来たりなストーリーで、どこの国でも製作されているような流れだから物足りなさがあるだろう。主であるコメディ要素がどこまで観る側に届くかであろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
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by nameinuuuu | 2011-10-08 23:29 | 643.チャウ
韓国映画レビュー その573 「シラノ;恋愛操作団」
b0097051_11361727.jpgシラノ;恋愛操作団
制作年:2010年
監督:キム・ヒョンソク
出演:オム・テウン、イ・ミンジョン、チェ・ダニエル、パク・シネ
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
鑑賞:動画


「シラノ・エージェンシー」という会社は、恋愛に不器用な人々の愛を代わりに叶えてくれる恋愛操作団である。この会社の代表をしているビョンフン(オム・テウン)、紅一点のミニョン(パク・シネ)、中堅のチョルビン(パク・チョルミン)、若手のチェピル(チョン・アミン)の四人である。依頼人ヒョンゴン(ソン・セビョク)は、コーヒーショップ店員のソナ(リュ・ヒョンギョン)に想いを寄せており、何とかしたいと思って「シラノ・エージェンシー」に頼む。大掛かりな作戦を展開し、コーヒーショップ店にスパイを潜り込ましたり、隠しカメラで映像をみながらイヤホンでヒョンゴンに指示したり、人工的にベストなシチュエーションを作りだして、ヒョンゴンとソナの恋愛を成就させる。そんなある日、ルックスも経歴も申し分ないサンヨン(チェ・ダニエル)が、「シラノ・エージェンシー」の事務所に訪れて仕事を依頼する。ターゲットの女性は、教会に通い、スクーターを乗る美人のヒジュン(イ・ミンジョン)である。ビョンフンは、ヒジュンのプロフィールを見たとき困ってしまい、この依頼を断るように仲間たちに話すが、既に依頼を受けてしまった。ビョンフンは、ヒジュンと過去に交際しており、今でも忘れられない女性であった。ビョンフンは、このような複雑な関係を仲間たちに隠して、嫌々ながらもサンヨンの仕事をすることになる。果たして、サンヨンの依頼を実行して成功するのかというお話。

監督は、『クァンシクの弟クァンテ』『スカウト』のキム・ヒョンソク監督。
出演は、シラノ・エージェンシー代表のビョンフンを演じるのは『携帯電話』『チャウ』のオム・テウン、ヒジュンを演じるのは『葡萄の木を切れ』『ペントハウス エレファント』のイ・ミンジョン、依頼人サンヨンを演じるのは『ヨガ教室 (原題:ヨガ学院)』のチェ・ダニエル、シラノ・エージェンシーのミニョンを演じるのは『とかげの可愛い嘘 (原題:とかげ)』『伝説の故郷』のパク・シネ、シラノ・エージェンシーのチョルビンを演じるのは『最高のパートナー (原題:マイ・ニュー・パートナー)』『キル・ミー』のパク・チョルミン、シラノ・エージェンシーのチェピルを演じるのは『ソン・イルグクのレッド・アイ~幽霊列車~ (原題:レッド・アイ)』のチョン・アミン、依頼人ヒョンゴンを演じるのは『母なる証明 (原題:マザー)』『房子伝』のソン・セビョク、コーヒーショップ店員のソナを演じるのは『神機箭』『房子伝』のリュ・ヒョンギョン、ソナの女友達ソユンを演じるのは『田禹治』『秘密愛』のイ・ミド、コーヒーショップ店員のミスを演じるのは『女高怪談5:心中』『キングコングを持ち上げる』のイ・ミソ、ビョンフンの先輩デヒョンを演じるのは『偉大なる系譜』『グッドモーニング・プレジデント』のキム・イルン、クォン社長を演じるのは『夢中人』『マウミ2』のクォン・ヘヒョ、ヒジュンの女友達ユミを演じるのは『ダンサーの純情』『私たちの生涯最高の瞬間』のキム・ジヨン。

恋愛に困った依頼人が、シラノ・エージェンシーの力をかりて、依頼人の恋愛を成就させるのであるが、依頼人サンヨンからのターゲット(ヒジュン)がシラノ・エージェンシー代表のビョンフンの元恋人ということで、このミッションは難しくなっていくのである。

シラノ・エージェンシーのやり方は、依頼人に恋愛の手ほどきをしていき、イヤホンからの指示によって行動し、指示された台詞をターゲットに話すことで会話を盛り上げていくのである。さらに、タイミングを計って、様々な演出をすることでターゲットの心を掴んでいく。車内で指示を出すビョンフンとミニョン、あらゆる人物に変身するチョルビンとチェピル、そしてその都度雇われるエキストラたちがいる。依頼人とターゲットが付き合い始めるまでが彼らの業務であり、その後恋人関係になった二人に対してのアフターサービスがないために、依頼人とターゲットは自力になってしまうのだ。その視点は、序盤で恋人関係になった依頼人ヒョンゴンとターゲットのソナのその後を中盤で描いているのだ。

サンヨンとヒジュンが出会うところから作り込んでおり、バイクを共通点にしてツーリングをしたり、車でドライブをしたりするのである。シラノ・エージェンシーからすると問題児で困った依頼人サンヨンであり、彼らの指示を無視して会話をしてしまうところなのだ。シラノ・エージェンシーたちは、サンヨンがつけているイヤホンからアドリブはやめるように注意するのだ。このように、サンヨンとシラノ・エージェンシーとのやりとりを面白くみせているのであろう。

依頼人サンヨンのミッションと同時進行にみせているのが、ビョンフンとヒジュンの恋人関係だった過去の回想シーンである。五年前ソウルで自動車教習での出会い、二人の熱い恋愛感情、三年前のパリでの出来事といった形で挿入してくるのである。ビョンフンとヒジュンの間が徐々にみえてきて、現在軸で偶然再会することで二人の関係が微妙に動いて、依頼人サンヨンのミッションに影響してくるのだ。

ビョンフンの心情とヒジュンの心情の二つを描いている。中盤から終盤にかけての流れで、ビョンフンのある決断があったり、サンヨンを通して自分の気持ちをヒジュンに伝えているのだ。ヒジュンもビョンフンへの気持ちを描いており、終盤にヒジュンの決断がみられるのだ。ヒジュンと親しい友人として登場するユミ(キム・ジヨン)がかなり重要な人物になっている。友人でもありながら姉のような存在でヒジュンの愛を応援しているのだ。しかも、ユミはビョンフンと知り合いであるから、二人の間に入ることができる唯一の人でもある。ユミ演じるキム・ジヨンは特別出演の扱いだが、ビョンフンやヒジュンにとって非常に重要な役割を果たしている。

シラノ・エージェンシーのミニョンの位置づけが面白いところである。依頼人サンヨンのミッション中、苦悩しているビョンフンに気づいているのだ。ビョンフンとは仕事仲間の関係にみえているが、本心はどうなのかというところである。常にクールに振舞うミニョンが、ビョンフン、ヒジュン、ユミが話しているところに入ってきて、意図的に修羅場を作るところは面白いところでもある。

この作品のジャンルは、恐らくロマンティックコメディになるのだろう。ビョンフンとヒジュンの間に流れるシリアスな部分を描きつつ、シラノ・エージェンシーたちやサンヨンが作り出すコミカルな部分をみせているのでバランスが取れている作品である。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2011-01-22 11:44 | 573.シラノ;恋愛操作団
韓国映画レビュー その534 「イリ」
b0097051_15364547.jpgイリ
制作年:2008年
監督:チャン・リュル
出演:ユン・ジンソ、オム・テウン
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


1977年、イリ駅でダイナマイトを積んだ列車が停車中に爆発し、駅周辺が崩壊して多くの死傷者が発生する事故が起こった。それから、30年が過ぎ去り、今ではイリ駅をイクサン駅に変更して、町は事故30周年を記念するイベントが開催され、事故当時の写真を展示したり、町民にリポーターがインタビューをしている。イリ駅周辺に幼い頃から生活している妹ジンソ(ユン・ジンソ)と兄テウン(オム・テウン)は、両親を亡くしており、町の敬老館に一緒に住んでいる。30年まえの事故のとき、ジンソは母親の母体におり、爆発事故が原因で知的障害を持って生まれた。ジンソは、中国語学校の雑用係りの仕事し、敬老館に来る老人たちと仲良くしている。テウンは、タクシー運転手をしながら、ジンソの心配ばかりする日々が続いている。町と同じで痛みを抱えたまま生活する妹ジンソと兄テウンを中心に出来事を描いたお話。

監督は、『キムチを売る女 (原題:芒種)』『風と砂の女 (原題:境界)』のチャン・リュル監督。
出演は、妹ジンソを演じるのは『浮気するのにいい日』『ビースティ・ボーイズ』のユン・ジンソ、兄テウンを演じるのは『私の恋』『私たちの生涯最高の瞬間』のオム・テウン、タバンのミジャを演じるのは『クァンシクの弟クァンテ』のチェ・ウンジョン、外国人ジャノを演じるのはモハメド・ジャノ、中国語学校の男性生徒を演じるのは『親知らず』『肩ごしの恋人』のキム・ジュンソン。

知的障害者のジンソは、町の人々から気にいられており、果物屋の小さな娘イェジンが本を朗読するのを聞いたり、外国人ジャノの仕事場に行って話したり、敬老館に来る老人をマッサージしたりと交友を深めている。一方で、ジンソが健常者でないことから、中国語学校の男性生徒(キム・ジュンソン)は路地裏で強姦したり、中国語学校の校長はジンソの給料を滞納したり、悪さをする輩たちもいるのだ。町の人たちは、ジンソに対する扱いが両極端になっており、良いか悪いかになっているのだ。

兄テウンは、突然発作で妹ジンソが倒れた知らせを受けて、仕事中でもお客を無理矢理降ろして、妹ジンソの世話に苦労しているのだ。序盤病院に呼ばれた兄テウンは、医師から妹ジンソの容態を知らされ、無理矢理の多々の性行為によって妊娠と流産を繰り返して子宮が損傷しており、このようなことが続くと妊娠出来ない体になってしまうことを告げられるのである。兄テウンは、妹ジンソを守るすでがなく、避妊具を買って渡すことしかできないのが現状なのだ。四六時中妹ジンソと一緒にいることは出来ないし、誰と妹ジンソが接触しているのか探すことが出来ないからだ。妹ジンソのことで、精神的に疲れている兄テウンの様子を強くみせている。唯一、兄テウンが生き抜きをしているのが、30年まえのイリ駅周辺の模型を作ることである。兄テウンの中では、イリ駅爆発事故前までが一番の幸せなときであり、兄テウンの心では時間が止まっている瞬間なのかもしれない。

町の人たちの個性がとても強く、それぞれにドラマを持っている。中国語教師の女性は、中国に恋人がおり公衆電話で会話している姿を映して遠距離恋愛の切なさをみせており、今後の将来を考えている。中国語教師は、中国語に興味を持つジンソに夜個人レッスンしたり、一緒にお酒を呑んだりと良き人でもある。果物屋の娘イェジンは重い病気と闘っていたり、外国人ジャノは母国に妻と子供を残して出稼ぎに来ている。敬老館に来るお婆さんを尋ねてくる老紳士であったり、愛想を振りまくタバンのミジャ、ベトナム戦争を経験した退役軍人が「ベトナムベテランクラブ」に集ったりと一癖も二癖もあるような人物たちがこの町にいるのだ。

このイリ駅周辺の町は、悲しみを背負った町にもみえるし、時間が止まっている町にもみえるのだ。とても不思議な空間を作り出しており、人の心を狂わせるような雰囲気がある。町自体も発展していない田舎であり、都市との差がはっきりとみられる。所々にメッセージを込めているシーンがあるので、そこを読み取っていくと楽しめるであろう。全体的に暗い内容なので、そこは心の準備をして鑑賞して欲しいところだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-09-11 15:47 | 534.イリ
韓国映画レビュー その532 「携帯電話」
b0097051_9142957.jpg携帯電話
制作年:2009年
監督:キム・ハンミン
出演:パク・ヨンウ、オム・テウン、パク・ソルミ
ジャンル:スリラー
鑑賞:動画


芸能プロダクション社長のオ・スンミン(オム・テウン)は、毎晩芸能関係者と接待をして、自分の所属芸能人を売り込んでいる。あまり売れていない芸能プロダクションだから、闇金会社からお金を借りており、闇金会社チェ社長(パク・キルス)の厳しい催促に追われている。ある日、接待の効果が出て、スンミンの芸能プロダクションの女優ユン・ジナ(イ・セナ)に大きな仕事が入り喜んでいた。喜びも束の間、スンミン社長の携帯電話に女優ジナのセックス動画が送られてきた。スンミン社長は、この動画が事実であることを女優ジナに直接確認した。ジナの恋人ユノ(キム・ナムギル)が、スンミン社長をコーヒーショップに呼び出し、ジナとユノのセックス動画のマスターデータを元に大金を揺すってきた。女優ジナの大きな仕事を潰したくないことで、スンミン社長はユノの条件を受け入れた。スンミン社長と部下キム・デジンが会社に戻るときに、スンミンが女優ジナのセックス動画が入っている携帯電話をコーヒーショップに忘れたのを思い出し、急いで戻ったが携帯電話がなくなっていた。スンミン社長は自分の携帯電話に電話をかけて、相手が出るなり怒鳴って挑発するので相手は電話を切ってしまった。一方で、スンミン社長の妻キム・ジョンヨン(パク・ソルミ)が、スンミンの携帯電話にかけたとき、丁寧な言葉使いで話すことで、相手はジョンヨンのことが気に入ってしまう。携帯電話を拾ったのは、スーパーの主任をしているチョン・イギュ(パク・ヨンウ)で、いつも仕事でクレーマーの対応でストレスが溜まっており、優しく話すジョンヨンに惹かれていく。言葉使いが悪いスンミンは、自分の携帯電話にかけても出ないし、携帯電話を取り戻せないことで、例の動画が流出することを恐れて毎日不安でいる。ようやくスンミンは、自分の携帯電話の持っている相手と通信ができて、条件を云われておとなしくなり、相手から指示通りに動くことを要求されて痛い目にあっていく。果たして、スンミンはチョン・イギュをみつけて携帯電話を取り戻すことができるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のキム・ハンミン監督。
出演は、スーパーの主任チョン・イギュを演じるのは『今、愛する人と暮らしていますか?』『ワンス・アポン・ア・タイム』のパク・ヨンウ、芸能プロダクション社長のオ・スンミンを演じるのは『私たちの生涯最高の瞬間』『あなたは遠いところに』のオム・テウン、スンミンの妻キム・ジョンヨンを演じるのは『風の伝説』『極楽島殺人事件』のパク・ソルミ、スンミンの芸能プロダクション従業員キム・デジンを演じるのは本作スクリンデビューのファン・ボヨン、女優ユン・ジナを演じるのは本作スクリンデビューのイ・セナ、闇金会社チェ社長を演じるのは『ファム・ファタール (原題:無防備都市)』『幼い王子』のパク・キルス、ジナの恋人チャン・ユノを演じるのは『モダンボーイ』『美人図』のキム・ナムギル、キム・ジョンヨンの愛人ハン・ジュンスを演じるのは『お母さん』『みんな、大丈夫?』のキム・ユソク、チョン・イギュの妹を演じるのは『My Son あふれる思い (原題:息子)』『ミスにんじん』のソウ。

秘密の情報が入っている携帯電話を紛失したことで焦る持ち主、それをネタに脅したり精神的な恐怖を与えたり自分のストレスを発散する携帯電話を拾った相手の攻防を描いている。

携帯電話をなくしたスンミンは、相手に何とか返してもらおうと下手に出ているのに、相手はエスカレートしていき無茶な要求をしてスンミンを体力と精神の両方を痛めつけていくのである。携帯電話を拾ったチョン・イギュは、携帯電話の情報をみたり、スンミンのことを調べていくことで知っていくのである。一方、スンミンは携帯電話を拾った相手を知らず、なんとか接触しようと試みるが失敗するので、知り合いに携帯電話をGPSで追ってもらったり、相手と会話したものを録音して音楽製作している人に音を解析してもらって、徐々に相手のことがみえてくるのである。中盤までのオ・スンミンとチョン・イギュの対決は、知能戦になっているので、かなりスリリングに進行しているのだ。

スンミンの妻ジョンヨンの存在がポイントになっている。スンミンは仕事が忙しくて妻を愛しているがあまり一緒にいる時間が取れないでいる。序盤で気づくと思うがジョンヨンに体調の変化がみられるのである。しかも、ジョンヨンはハン・ジュンス(キム・ユソク)という人物に秘密に会っていることで、終盤に大きな問題になっていくのである。しかも、スンミンの携帯電話を拾ったチョン・イギュが、一方的にジョンヨンに好意を持ち、癒しを求めていることで複雑な人物構図が出来てしまうのである。

中盤からチョン・イギュの人物像を描いており、普段は温厚な性格であるが、仕事で理不尽なクレーマーの要求に対応したり、プライベートでは、母の病状悪化や妹(ソウ)が結婚間近ということもあり、精神的に衰弱しているのがみえてくるのだ。序盤にオ・スンミンュの人物像や仕事のトラブルや闇金会社の暴力的な取立てをみせていることで、お互いを丁寧に描き二人の対決を面白くセッティングしている。

途中でオ・スンミンがチョン・イギュの存在を見つけ出し、形勢逆転になるところはかなり面白くなるのだ。スンミンが知能的に仕掛けたトラップによってチョン・イギュがやられていくのである。だが、それで終わらないのがこの作品でチョン・イギュの反撃が始まり、さらにもう出て来ないと思っていた人物までもが再びスンミンを襲ったり、妻ジョンヨンの謎、スピーディーな展開を最後までみせている。

現代のツールである携帯電話をモチーフにして、それを恐怖にみせている。存在しているのに見えない相手に、恐怖が精神を痛めつけていくのである。本作では、携帯電話の機能で動画やEメールや音声録音やGPSを使っており、進化する携帯電話のネタは今後も増えてきそうだ。終盤は、携帯電話という「物」でなく、人間の感情の迷いや決断を描いているので、ここが見せ所であろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-09-04 09:21 | 532.携帯電話
韓国映画レビュー その298 「私たちの生涯最高の瞬間」
北京オリンピックアジア予選の男女共ハンドボール種目は、「中東の笛」によって再試合が行われることになり、この作品がより一層注目された。公開の時期とうまく重なっていたこともあって興行的には大成功であった。日本では今年の8月にDVD発売が決まっている。

b0097051_10174875.jpg私たちの生涯最高の瞬間
制作年:2007年
監督:イム・スルレ
出演:ムン・ソリ、キム・ジョンウン、オム・テウン、キム・ジヨン
ジャンル:スポーツドラマ、ヒューマンドラマ
鑑賞:韓国版DVD


韓国女子ハンドボール界のエースであるミスク(ムン・ソリ)、実力者のジョンナン(キム・ジヨン)、ゴールキーパーのスヒ(チョ・ウンジ)らが所属する実業団が廃部することになった。ミスクは、事業に失敗した借金まみれの元韓国代表ハンドボール選手の夫キュチョル(パク・ウォンサン)と小さな息子がおり、生計を立てるためにスーパーで仕事をする。ジョンナンもハンドボールの世界から離れて夫チングク(ソン・ジル)の飲食店を手伝う。スヒは、そのままハンドボールを続けており、オリンピックの韓国代表選手として選考された。日本のプロチームで監督兼選手として活躍していたヘギョン(キム・ジョンウン)は、韓国ハンドボール委員からの要請があり、オリンピックの韓国代表の監督代行を引き受け韓国に帰国した。選手は若手主体のメンバーであり、実力が低くてどうにもならない弱さであった。そこで、ヘギョンはかつて一緒にプレーをしていたミスクを説得し、今まで韓国代表に選ばれなかったが実力があるジョンナンをチームに入れてパワーアップを図った。だが、若手選手とベテラン選手との間で溝が出来てしまい、チームの雰囲気も最悪になり、チームも低迷していることやバツイチ女性監督という理由もあり、ヘギョンは監督代行を降ろされた。韓国ハンドボール委員は、男子選手として有名であったアン・スンピル(オム・テウン)を新監督に任命した。ヘギョンは、監督代行でなく韓国代表選手としてチームに合流することになる。アン監督は、今までの泥臭い練習方法を一変して、科学的なヨーロッパ式練習方法を取り入れるが、選手たちから不満の声が上がり、チーム内でのバランスは崩れ、男子高校生との練習試合に負けてしまった。2大会ぶりにメダルを獲得するためにアン監督、ベテラン選手たち、若手選手たちが一丸となってチームが団結して2004年アテネ大会でメダルを獲得するお話。

監督は、『三人の友達』『ワイキキ・ブラザーズ』のイム・スルレ監督。
出演者は、行方不明の夫と小さな息子を持つミスクを演じるのは『チ・ジニ×ムン・ソリ 女教授 (原題:女教授の隠密な魅力)』『家族の誕生』のムン・ソリ、バツイチの子持ちのヘギョンを演じるのは『親知らず』『明るい家族計画 (原題:よい暮らしをして見よう)』のキム・ジョンウン、韓国代表のアン・スンピル監督を演じるのは『家族の誕生』『私の恋』のオム・テウン、愛する夫がおり不妊で悩むジョンナンを演じるのは『チャ・テヒョンのハッピー☆クリスマス (原題:ハッピーエロクリスマス)』『ダンサーの純情』のキム・ジヨン、三人のベテランの良き後輩ゴールキーパーのスヒを演じるのは『甘く、殺伐とした恋人』『妻の愛人に会う』のチョ・ウンジ、最年少の若手攻撃的プレイヤーのポラムを演じるのは『B型の彼氏』『黄真伊』のミンジ。

1992年バルセロナ大会で金メダル、1996年アトランタ大会で銀メダルを獲得したベテラン選手たちと最年少の攻撃的プレイヤーのポラム(ミンジ)ら若手選手が一丸となってメダルを獲得するまでの軌跡を描いている。2004年アテネ大会の韓国女子ハンドボール代表をモデルにした実話から構成された物語である。

各ベテラン選手に家庭の事情がありながらプレーをしているので、それぞれに小さなドラマがある。エースのミスクは、夫が借金を作って家を出ていってしまい、借金取りが家に催促しにきて困り、小さな息子を預けるところがないために練習現場に連れてきている。ヘギョンは、バツイチで小さな娘と母親の三人家族であり、かつてアン監督が現役のときに恋愛をしており結婚が破談になって別れた過去がある。ジョンナンは、飲食店を経営する夫と結婚しており、体型からタフな感じにみられるが不妊でずっと悩んでいる。それぞれに家庭の事情で悩みながら、代表選手としてプレーしている女性の力強さがみせている。特に子供を持つ母親のミスクとヘギョンは、肉体的な衰えがなく逞しく、精神的な強さを持っており、「母は強し」って感じるであろう。このようなベテラン三選手に加えて、ベテラン陣の妹分スヒがうまくバランスを保ちながら四人がチームの中心選手として韓国代表を支えているのだ。

序盤に若手とベテランの壁というのがあり、最年少プレーヤーのポラムと監督代行ヘギョンの衝突があり、ミスク&ジョンナンと若手軍団との衝突があってチームのバラバラ感がなかなかおもしろいのだ。若手選手とベテラン選手がどのような過程でひとつになっていくのかも見せ所になっている。全体のバランスを考えたストーリー構成になっており、若手選手のポラムにもちゃんと隠されていたエピソードがあるので注目してほしい。

もう一人の注目は、アン監督の変化であろう。ヨーロッパでプレー経験があることで、何でもヨーロッパ型にしようと試みるが選手たちと衝突し、選手に対して厳しいペナルティーを与えたりすることで初めの頃は悪役的な位置になっているのだ。だが、若手選手とベテラン選手が纏まってきたときに、選手たちとアン監督の間にあった壁が崩れていくところもおもしろいように描かれている。

スポーツを題材にしていることで、多くの人がストーリーに溶け込みやすい作りになっている。ベテラン選手たちの苦悩を描いており真剣なシーンが多いなかで、しっかり笑いをとるシーンも入れて和やかにするところも忘れていないのだ。一番笑えたのはドーピング検査で引っかかり呼び出されたベテラン選手のミスク、ヘギョン、ジョンナン、スヒの四人たちの一連の流れである。試合をしているシーンは、準決勝の対フランス、決勝の対デンマークであるが、予選からダイジェストのような形でもいいから試合をしている姿をもっと描いてほしかった。実話をベースに作られた作品だから、誰もが結末を知っているという欠点がある。やはり、オリジナルとして制作した方がもっと自由に、そしておもしろい発想で表現できるのにと感じた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-06-07 10:27 | 298.私たちの生涯最高の瞬間
韓国映画レビュー その289 「私の恋」
4つのエピソードを同じ時間軸で1つの物語にしている。カム・ウソンとイ・ヨニが絡んだり、オム・テウンとイム・ジョンウンが絡んだりするので、独立したエピソードに少し繋がりを持たそうとしているのがみえる。

b0097051_10412922.jpg私の恋
制作年:2007年
監督:イ・ハン
出演:カム・ウソン、チェ・ガンヒ、オム・テウン、チョン・イル、
    イ・ヨニ、リュ・スンニョン、イム・ジョンウン
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:韓国版DVD


4組の男女に起こるそれぞれの恋愛模様を4つのエピソードで構成されたオムニバスである。

■第一話
ソウルの地下鉄2号線を担当して走行する地下鉄運転手のセジン(カム・ウソン)は、3年まえに大恋愛をしていた頃を思い出す。突拍子もない行動をいつもする恋人チュウォン(チェ・ガンヒ)と出会ったのは地下鉄の列車内であった。最終電車に乗り遅れたセジンとチュウォンは、真っ暗な線路を歩いて、花火をしたり、落書きをしたり、二人で出会った電車の型番を探していた。そんな、仲の良いカップルの間に果たして何があったのかというお話。

■第二話
復学するために大学の事務所にやってきた大学生チウ(チョン・イル)。それを待ち伏せていた女子大生ソヒョン(イ・ヨニ)は、先輩チウに気づいてもらうために積極的に近づく。飲み会の席に参加したソヒョンは、偶然その席に先輩チウも出席していた。お酒が弱いソヒョンは、すぐに酔っ払ってしまい気を失ってしまった。ソヒョンは、そのまま朝まで店で寝てしまい、心配になったチウはソヒョンが目を覚めるのを朝まで待っていた。二人が帰宅する際に、ソヒョンはチウにお酒の飲み方を教えてもらうことを約束して再び会えることにこぎつけた。過去の失恋に苦しむチウと片思いするソヒョンの爽やかな恋のお話。

■第三話
広告代理店に勤めるジョンソク(リュ・スンニョン)とスジョン(イム・ジョンウン)は、同じ職場で同じプロジェクトに参加している。スジョンは、皆既日食が起こる日にあるイベントを実行しようと考え、会議で提案していた。ジョンソクは、妻を亡くして一人で小学生の息子パダ(パク・チャンイク)と生活しており、食事は適当に済まし、部屋は散らかり、なかなか家事まで手が回らない。未だに亡くなった妻を愛して忘れられないでいるジョンソクに片思いしているスジョンは、積極的に行動に出て、彼の気持ちを射止めようとするが、なかなかうまくいかない。そんな二人に今後どのような展開があるのかというお話。

■第四話
世界を旅するフリーハグ活動家のジンマン(オム・テウン)は久しぶりに韓国に戻ってきた。その理由は、5年も音信不通の彼女との約束を守るためである。皆既日食が起こる日に、彼女と再会することを忘れずにジンマンは覚えていた。二人の唯一の繋がりがあった携帯電話が、期限切れによって使用不可能になってしまった。野宿しながら、町中でフリーハグの活動をするジンマンは、約束通り彼女と再会できるのかというお話。

監督は、『永遠の片想い (原題:恋愛小説)』『青春漫画』のイ・ハン監督。
出演者は、第一話で地下鉄の運転手のセジンを演じるのは『肝っ玉家族』『王の男』のカム・ウソン、セジンの恋人チュウォンを演じるのは『ワニ&ジュナ』『甘く、殺伐とした恋人』のチェ・ガンヒ。
第二話で大学生チウを演じるのは『静かな世の中』のチョン・イル、女子大生ソヒョンを演じるのは『百万長者の初恋』『M』のイ・ヨニ。
第三話で広告代理店で働く子持ちのジョンソクを演じるのは『偉大なる系譜』『熱血男児』のリュ・スンニョン、広告代理店でキャリアウーマンのスジョンを演じるのは『愛してるから、大丈夫』『宮女』のイム・ジョンウン、ジョンソクの息子パダを演じるのは『アイスケ-キ』『1番街の奇跡』のパク・チャンイク。
第四話で世界を旅するフリーハグ活動家のジンマンを演じるのは『公共の敵2』『家族の誕生』のオム・テウン。

同じ時間軸上で、4つのエピソードをランダムに移っていく構成である。どのエピソードも「愛」を表現しており、それぞれに過去の恋愛が絡んでいる作りである。

第一話では、セジンが地下鉄の運転手をしている現在、三年前の恋人チュウォンとの恋愛の過去を交互にみせている。過去軸ではチュウォンとの楽しい思い出を描いており、現在軸ではチュウォンが忘れられなく気持ちの整理がついていない心情を描いている。二人のデートは、電車を舞台にしたものが多く、序盤でみせた真夜中の線路での出来事が終盤の伏線になっており、感情を思い起こすのに効果的な出来事を含んでいる。恋愛にちょっと控え目なセジンが、何を仕出かすか分からないチュウォンの行動に振り回されているのだ。それにもしっかりと理由があり、チュウォンがセジンを愛しているがための行動である。セジンとチュウォンの間に何が起こっていたのかを終盤にみせており、序盤でみせた伏線を終盤で感動的に仕上げている。乙女チックに描いているシーンがあるので、そこを幻想的な視点で捉えるのか、現実的な視点で捉えるかでこの作品の評価が変わってくる気がする。

第二話では、先輩チウと後輩ソヒョンの過去の出来事が絡んでいる。先輩チウが休学していた理由は、当時の恋人ソナとの失恋によるものであり、気持ちの整理をつけるために時間が必要だったのだ。後輩ソヒョンは実は過去の飲み会で先輩チウと出会っており、ずっと片思いしていた。お酒に酔っ払って先輩チウの目のまえで醜態をさらしてしまった後輩ソヒョンが、とてもお茶目だから可愛らしくそして笑えるのだ。先輩チウは元彼女ソナのことが心にまだ引っかかっていることで、後輩ソヒョンのことを女性という目線ではみていないのだ。一方で後輩ソヒョンは、好きだった先輩チウと同じ時間を共有できる喜びでいっぱいなのだ。しかし、元彼女ソナから先輩チウに電話がかかってきたことで事態が急変していく。順調にいっていた先輩チウと後輩ソヒョンは、この事態でどのようになっていくのかが見せ所である。

第三話では、亡くなった妻を愛しておりジョンソクとスジョンの関係は一向に進展していかない。スジョンの気持ちを知りながらも、ジョンソクの気持ちは過去に縛られており、スジョンを受け入れることができないのだ。そこで二人の橋渡し的な存在なのが、ジョンソクの息子パダなのだ。二人の関係を客観的にみている存在だから、二人の気持ちがみえている。そして、パダがスジョンを快く思っていることが、スジョンとジョンソクの微妙な距離に影響を与えている。子持ちで過去に縛られた男、焦る気持ちで空回りする行動の女がみせる大人の恋愛を描いている。

第四話では、フリーハグ活動家のジンマンが過去の約束を果たすためにソウルにやって来たのだ。彼女との唯一の連絡手段であった携帯電話が使えなくなったので、現在使用している携帯電話の番号の持ち主と交渉するのだ。その相手が第三話で登場するスジョンである。もちろん、スジョンは私用だけでなく仕事でも使っている携帯電話をすぐに貸すわけにいかず、二人の交渉は決着がつかない。だが、お互い初対面で何も知らない二人であったが、お酒を飲んでいたことで現在起きている問題を正直に打ち明けているのが、おもしろいところだ。何も知らない第三者に話して聞いてもらうという行為が、ジンマンにも、スジョンにも溜まっていた気持ちを吐き出せて、前向きに考えるようになっていくのだ。約束の日に再会するジンマンの恋の決着が見せ所である。第三話と第四話は、繋がりが多いからセットで考えた方が観やすいかもしれない。

全体像をみると、どれも過去をポイントにしているのがみえる。癒えない心の傷をどのようにして消化していくのかを4つのエピソードで示している。幸せな結末もあったり、悲しい結末もあったり、やるせない結末もあったりする。皆既日食というひとつのイベントをターニングポイントとして、これからの彼ら彼女らの人生を前向きにさせる効果をもたらしている。群を抜いて良かったのが第三話、アイデアが良かったのは第一話であった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-05-04 11:57 | 289.私の恋
オム・テウン
b0097051_21305858.jpgオム・テウン
엄 태웅
1974年4月5日生

<映画出演作品>
b0097051_21314146.jpgあきれた男たち
制作: 1998年韓国  監督: チャン・ジン
出演: チェ・ジョンウォン、ヤン・テクチョ 他
b0097051_2132434.jpg春の日のクマは好きですか?
制作: 2003年韓国  監督: ヨン・イ
出演: ペ・ドゥナ、キム・ナムジン、ユン・ジヘ 他
b0097051_21325722.jpgシルミド
制作: 2003年韓国  監督: カン・ウソク
出演: ソル・ギョング、アン・ソンギ、ホ・ジュノ 他
b0097051_21331117.jpgファミリー (原題:家族)
制作: 2004年韓国  監督: イ・ジョンチョル
出演: スエ、チュ・ヒョン、パク・チビン 他
b0097051_21333868.jpg公共の敵2
制作: 2005年韓国  監督: カン・ウソク
出演: ソル・ギョング、チョン・ジュノ、カン・シニル 他
b0097051_21335268.jpg家族の誕生
制作: 2006年韓国  監督: キム・テヨン
出演: ムン・ソリ、コ・ドゥシム、オム・テウン、コン・ヒョジン、キム・ヘオク、ポン・テギュ、チョン・ユミ 他
b0097051_21343461.jpg私たちの生涯最高の瞬間
制作: 2007年韓国  監督: イム・スルレ
出演: ムン・ソリ、キム・ジョンウン 他
b0097051_21432641.jpg私の恋
制作: 2007年韓国  監督: イ・ハン
出演: カム・ウソン、チェ・ガンヒ、オム・テウン、チョン・イル、イ・ヨニ、リュ・スンニョン、イム・ジョンウン 他
b0097051_1035199.jpgあなたは遠いところに
制作: 2008年韓国  監督: イ・ジュニク
出演: スエ、チョン・ジニョン、チョン・ギョンホ、オム・テウン 他
b0097051_942742.jpgイリ
制作: 2008年韓国  監督: チャン・リュル
出演: ユン・ジンソ、オム・テウン 他
b0097051_2112546.jpg携帯電話
制作: 2009年韓国  監督: キム・ハンミン
出演: パク・ヨンウ、オム・テウン 他
b0097051_2334439.jpg人喰猪、公民館襲撃す! (原題:チャウ)
制作: 2009年韓国  監督: シン・ジョンウォン
出演: オム・テウン、チョン・ユミ、チャン・ハンソン、ユン・ジェムン 他
b0097051_10581360.jpgシラノ;恋愛操作団
制作: 2010年韓国  監督: キム・ヒョンソク
出演: オム・テウン、イ・ミンジョン、チェ・ダニエル、パク・シネ 他
b0097051_095475.jpg特捜本
制作: 2011年韓国  監督: ファン・ビョングク
出演: オム・テウン、チュウォン、チョン・ジニョン、ソン・ドンイル 他
b0097051_0184336.jpgネバーエンディング・ストーリー
制作: 2012年韓国  監督: チョン・ヨンジュ
出演: オム・テウン、チョン・リョウォン、ユソン、パク・キウン 他
b0097051_20593852.jpg建築学概論
制作: 2012年韓国  監督: イ・ヨンジュ
出演: オム・テウン、ハン・ガイン、イ・ジェフン、スジ 他
b0097051_051928.jpgトップスター
制作: 2013年韓国  監督: パク・チュンフン
出演: オム・テウン、キム・ミンジュン、ソ・イヒョン 他
b0097051_16384929.jpgTHE DOG
制作: 2013年韓国  監督: シン・ジョンウォン
出演: オム・テウン、ハン・イェスル 他

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by nameinuuuu | 2007-07-07 10:12