韓国映画だけを取り扱ったブログ
by nameinuuuu
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カテゴリ
全体
あいさつ
つぶやき
俳優_INDEX
俳優_FILE
REVIEW INDEX
1.美しき野獣
2.タイフーン
3.あしながおじさん
4.親切なクムジャさん
5.オールド・ボーイ
6.復讐者に憐れみを
7.赤い靴
8.力道山
9.受取人不明
10.春の日は過ぎゆく
11.顔のない女
12.コースト・ガード
13.サウラビ
14.シンソッキ・ブルース
15.達磨よ、ソウルへ行こう
16.大韓民国憲法第1条
17.黄山ヶ原
18.どこかで誰か~略~ホン班長
19.コックリさん
20.女子高生嫁に行く
21.サイの角のように一人で行け
22.僕らのバレエ教室
23.死んでもいい
24.踊るJSA
25.ラスト・プレゼント
26.君は僕の運命
27.プライベートレッスン青い体
28.オー!スジョン
29.氷雨
30.大変な結婚
31.家門の危機-家門の栄光2
32.木浦は港だ
33.悪い女 青い門
34.アナーキスト
35.ライターをつけろ
36.南極日誌
37.私の頭の中の消しゴム
38.恋する神父
39.シングルス
40.ジェイル・ブレーカー
41.ジャングル・ジュース
42.シルミド
43.大統領の理髪師
44.マイ・ボス マイ・ヒーロー
45.誰が俺を狂わせるか
46.人生の逆転
47.マラソン
48.夢精期
49.ぼくらの落第先生
50.作業の定石
51.Some(サム)
52.ハッピーエロクリスマス
53.われらの歪んだ英雄
54.銀杏のベッド
55.燃ゆる月
56.誰にでも秘密がある
57.スパイダー・フォレスト 懺悔
58.美しい夜、残酷な朝
59.シン・ソンイルの神隠し
60.風の伝説
61.リベラ・メ
62.インタビュー
63.我が心のオルガン
64.愛と、死を見つめて
65.箪笥
66.酔画仙
67.クワイエット・ファミリー
68.なせば成る
69.新装開店
70.SPY リー・チョルジン
71.ラン・アウェイ
72.彼らだけの世界
73.LIES 嘘
74.ゴースト・ママ
75.ドクター・ボン
76.悪い男
77.ワニ&ジュナ
78.私の男のロマンス
79.人形霊
80.花嫁はギャングスター
81.花嫁はギャングスター2
82.恋愛は狂気の沙汰だ
83.天国からの手紙
84.DMZ非武装地帯
85.天国からのメッセージ
86.英語完全征服
87.囁く廊下
88.少女たちの遺言
89.狐怪談
90.VOICE ヴォイス
91.愛のゴースト
92.あぶない奴ら
93.ARAHAN アラハン
94.魚座
未分類
95.THREE/臨死
96.リング・ウィルス
97.3人組
98.彼女を信じないでください
99.スーパースター カム・サヨン
100.トンマッコルへようこそ
101.猟奇的な彼女
102.恋愛の目的
103.ボーン・トゥ・キル
104.ホワイト・バッジ
105.TUBE
106.サグァ
107.マジシャンズ
108.ホワイトクリスマス
109.トンケの蒼い空
110.ラブリー・ライバル
111.Run2U
112.散策
113.口笛姫
114.盗られてたまるか
115.B型の彼氏
116.まぶしい一日
117.顔のないものたち
118.ショッキング・ファミリー
119.ソウル・ガーディアンズ
120.ヒューマニスト
121.ホリデー・イン・ソウル
122.サークル
123.オー!マイDJ
124.ゲオ・ロボトミー
125.肌
126.覗き
127.マイ・ブラザー
128.スカーレットレター
129.ケンカの技術
130.マイ・リトル・ブライド
131.ゴーストタクシー
132.アンダーグラウンド
133.バス、停留場
134.真実ゲーム
135.グエムル
136.Sダイアリー
137.台風太陽
138.初恋白書
139.密愛
140.ワイルドカード
141.阿娘
142.浜辺の女
143.家族の誕生
144.夏が過ぎゆく前に
145.お母さん
146.ファミリー(家族)
147.みんな大丈夫?
148.多細胞少女
149.韓半島
150.弓
151.サッド・ムービー
152.相棒
153.約束
154.鬘 かつら
155.サプライズ
156.僕が9歳だったころ
157.ホロビッツのために
158.とかげの可愛い嘘
159.ダンサーの純情
160.王の男
161.ピアノを弾く大統領
162.連理の枝
163.デイジー
164.HEAVEN ヘブン
165.ナチュラル・シティ
166.アメノナカノ青空
167.僕の、世界の中心は、君だ。
168.頑張れ!グムスン
169.君に捧げる初恋
170.モノポリー
171.ホリデー
172.オーロラ姫
173.インシャラ
174.夢精期2
175.闘師父一体
176.青春漫画
177.私の生涯で最も美しい一週間
178.情愛
179.私にも妻がいたらいいのに
180.墨攻
181.愛しのサガジ
182.デュエリスト
183.愛の傷
184.ウェディング・キャンペーン
185.6月の日記
186.淫乱書生
187.ラブ・インポッシブル
188.公共の敵
189.公共の敵2
190.うつせみ
191.サマリア
192.絶対の愛
193.天軍
194.アパートメント
195.クライング・フィスト
196.チェロ
197.霊 -リヨン-
198.愛なんていらない
199.クレメンタイン
200.お姉さんが行く
201.Mr.ソクラテス
202.僕は彼女をはなさない
203.従軍慰安婦
204.真由美
205.KUMIHO/千年愛
206.ビート
207.ラブ 最愛の人
208.サイボーグでも大丈夫
209.私たちの幸せな時間
210.花嫁はギャングスター3
211.初雪の恋
212.愛と悲しみのマリア
213.中天
214.子猫をお願い
215.君はジャズを信じるか?
216.深い悲しみ
217.百万長者の初恋
218.夏物語
219.角砂糖
220.青燕
221.いかさま師
222.愛を逃す
223.フェイス
224.奇跡の夏
225.あいつの声
226.親知らず
227.あなたを忘れない
228.麻婆島
229.終わらせよう!
230.かすかに
231.白い部屋
232.ウリハッキョ
233.1番街の奇跡
234.ライアー
235.優雅な世界
236.おまえを逮捕する
237.裸足のキボン
238.アイスケーキ
239.2月29日-ある日突然一番目
240.永遠の魂
241.肩ごしの恋人
242.息
243.京義線
244.ウララ・シスターズ
245.美女はつらいの
246.極楽島殺人事件
247.インビジブル・ウェーブ
248.密陽
249.ノートに眠った願いごと
250.ハーピー
251.ラブラヴ
252.浮気するのにいい日
253.黒い家
254.天下壮士マドンナ
255.ミスター・ロビンの口説き方
256.鰐
257.チャーミング・ガール
258.ムイ
259.奇談
260.ラジオスター
261.拍手する時に去れ
262.永遠なる帝国
263.宮女
264.黄真伊
265.許されざるもの
266.家門の復活-家門の栄光3
267.女教授の隠密な魅力
268.蝶
269.菊花の香り
270.ワイルド・アニマル
271.リアル・フィクション
272.20のアイデンティティ
273.11番目のお母さん
274.今、愛する人と暮らしていま
275.私の生涯で最悪の男
276.野獣と美女
277.卑劣な街
278.静かな世の中
279.二人だ
280.無影剣
281.セブンデイズ
282.アイアン・パーム
283.接続
284.手紙
285.キムチを売る女
286.レッド・アイ
287.道
288.不機嫌な男たち
289.私の恋
290.愛してる、マルスンさん
291.無防備都市
292.息子
293.ウォンタクの天使
294.強敵
295.光州5・18
296.まぶしい日に
297.国境の南側
298.私たちの生涯最高の瞬間
299.ザ・ゲーム
300.待つのが狂おしい
301.支離滅裂
302.フレームの中の記憶たち
303.白色人
304.ピーターパンの公式
305.けんか
306.ふざけるな
307.幸福
308.リターン
309.ユゴ 大統領有故
310.甘く、殺伐とした恋人
311.不朽の名作
312.カリスマ脱出記
313.明るい家族計画
314.極道修行・決着
315.用意周到ミスシン
316.6年目の恋愛中
317.愛するときに話すこと
318.D-WAR
319.フライ・ダディ
320.ハレルヤ
321.あきれた男たち
322.ビューティフル・サンデー
323.最後の贈り物...帰休
324.なつかしい庭
325.ロマンス
326.ワンス・アポン・ア・タイム
327.M
328.アドリブ・ナイト
329.美しい
330.鯨とり
331.青春スケッチ
332.モーツァルトの街
333.銀河解放戦線
334.クロッシング
335.ハラギャティ
336.アダダ
337.旅人は休まない
338.マイ・ニュー・パートナー
339.マイ・ファーザー
340.アフリカ
341.木のない山
342.夜と昼
343.花美男連続ボム事件
344.ハーブ
345.大胆な家族
346.最強ロマンス
347.セックスインポッシブル
348.ヘンゼルとグレーテル
349.最強☆彼女
350.熱血男児
351.ひまわり
352.ハミング
353.ドレミファソラシド
354.映画は映画だ
355.バカ
356.ジェニ、ジュノ
357.チェンジ
358.リハーサル
359.チム
360.太陽はない
361.追撃者
362.俺たちの街
363.ソウルが見えるか?
364.ス SOO
365.悲夢
366.暴力サークル
367.覆面ダルホ
368.娼
369.チャン
370.魚と寝る女
371.秘密 Desire (欲望)
372.2424
373.オー!ハッピーデイ
374.春夏秋冬そして春
375.クァンシクの弟クァンテ
376.ジャカルタ
377.ミスにんじん
378.モダンボーイ
379.解剖学教室
380.救世主
381.良い奴,悪い奴,変な奴
382.映画館の恋
383.僕と人形遊び
384.死んでもハッピーエンド
385.セックス イズ ゼロ
386.セックス イズ ゼロ2
387.スカウト
388.血の涙
389.後悔なんてしない
390.トラック
391.非常口がない
392.雨は愛にのって
393.ラブ・トーク
394.招待
395.彼の結婚式
396.星
397.恋愛術士
398.戀風戀歌
399.ファースト・キス
400.妻が結婚した
401.神機箭
402.霜花店
403.愛 サラン
404.情熱のステップ
405.キッチン
406.幼い王子
407.残酷な出勤
408.愛してるから大丈夫
409.ミスター主婦クイズ王
410.目には目、歯には歯
411.ビースティ・ボーイズ
412.あなたは遠いところに
413.悲しみよりもっと悲しい物語
414.ガールスカウト
415.オアシス
416.浮気な家族
417.大誘拐
418.ダメ男の愛し方
419.ボイス
420.友引忌
421.ガチデン 堤防伝説
422.宿命
423.昼間から呑む
424.タチマワ・リー
425.マリン・ボーイ
426.楽しき人生
427.秘密
428.今、このままがいい
429.うちにどうして来たの?
430.小言
431.牛の鈴音
432.旅人
433.よく知りもしないくせに
434.ロマンチック・アイランド
435.達磨はなぜ東に行ったのか
436.天国までの60日
437.純情漫画
438.息もできない
439.執行者
440.渇き
441.亀、走る
442.その男の本198ページ
443.美人図
444.女と男 愛の終着駅
445.桃花
446.シバジ
447.外人球団
448.ディープ・ブルー・ナイト
449.過速スキャンダル
450.走れ自転車
451.甘いウソ
452.誤発弾
453.長雨
454.荷馬車
455.仮面
456.おいしいマン
457.女高怪談5:心中
458.師の恩
459.私は私を破壊する権利がある
460.超感覚カップル
461.うちの学校のET
462.お熱いのがお好き
463.娼婦の羽
464.イテウォン殺人事件
465.仁寺洞スキャンダル
466.空を歩く少年
467.飛べ、ペンギン
468.ビバ!ラブ
469.太っちょ大家族
470.一人あそび
471.ある『誠心』の力
472.銃後の朝鮮
473.朝鮮 私たちの後方
474.朝鮮の愛國日
475.日本実録
476.朝鮮時報 第11譜
477.朴さん
478.常緑樹
479.ハンネの昇天
480.青い自転車
481.シンデレラ
482.自殺同好会
483.夕べのスキャンダル
484.GOGO70s
485.虹鱒
486.HAAN ハン・ギルス
487.蒼空へ...
488.コ死:血の中間考査
489.海雲台
490.公共の敵1-1
491.キム氏漂流記
492.ノーボーイズ、ノークライ
493.正しく生きよう
494.ぼくら特殊発掘捜査隊
495.二つの顔の猟奇的な彼女
496.夜のゲーム
497.カッコーの啼く夜 別離
498.愛の望郷・激流を越えて
499.娼婦物語・激愛
500.炎のように蝶のように
501.海辺に行く
502.キングコングを持ち上げる
503.彷徨の日々
504.彼女には秘密です
505.生徒会長
506.愉快なお手伝い
507.宿題
508.作戦
509.憎くてももう一度 2002
510.大人たちはわからない
511.ハーモニー
512.私の愛、私のそばに
513.リメンバー・ミー
514.ある訪問
515.私のヤクザのような恋人
516.彼岸島
517.サヨナライツカ
518.礼儀なき者たち
519.食客
520.食客:キムチ戦争
521.サンデーソウル
522.ベイビィ・パニック
523.キル・ミー
524.訪問者
525.ウェディングドレス
526.フェア・ラブ
527.クリーニング・クィーン
528.秘密愛
529.ベストセラー
530.ヨガ教室
531.10億
532.携帯電話
533.アンティーク
534.イリ
535.オガムド
536.男性の証明
537.止められない結婚
538.嫉妬は我が力
539.赤ちゃんと僕
540.資本主義党宣言
541.ここよりどこかへ
542.死生決断
543.4時間目 推理領域
544.容赦はない
545.下女 1960年版
546.下女 2010年版
547.マイ・ボス マイ・ヒーロー3
548.追われし者の挽歌
549.石ころの夢
550.結婚式の後で
551.19
552.楽園
553.妖術
554.虹
555.緊急措置19号
556.小さな池
557.菜食主義者
558.破壊された男
559.偉大なる系譜
560.詩
561.トライアングル
562.顔と心と恋の関係
563.天国への郵便配達人
564.7級公務員
565.Rポイント
566.GP506
567.ペントハウス エレファント
568.きみに微笑む雨
569.少年は泣かない
570.シークレット
571.パラレルライフ
572.ナタリー
573.シラノ;恋愛操作団
574.星から来た男
575.微笑
576.セイ・イエス
577.羽根
578.アイ・ラブ・ユー
579.偉大なる遺産
580.ソフィーの復讐
581.母なる証明
582.自転車少年
583.盲人はどんな夢を見るか
584.我知らず
585.深夜のFM
586.インフルエンス
587.Happy Together
588.出会いの広場
589.名作の条件
590.マンダリン・ゴースト
591.味噌
592.フェスティバル
593.うさぎとリザード
594.グッドモーニング・(略)
595.帰らざる海兵
596.アカシア
597.わたしと彼の秘め事
598.おじさん
599.悪魔を見た
600.国家代表
601.ささやきの夏
602.ソウルのバングラデシュ人
603.ドント・ルック・バック
604.バタフライ
605.愛してる、愛してない
606.グローブ
607.朝鮮名探偵
608.血闘
609.マイ・ブラック・ミニドレス
610.ダーツ
611.パープルマン
612.ふたりの夜
613.波瀾万丈
614.ニオイ
615.初仕事
616.少年、少年に会う
617.二階の悪党
618.品行ゼロ
619.無分別な妻、(略)
620.シシルリ 2km
621.幸福な葬儀屋
622.小さな恋のステップ
623.つぼみ
624.若い男
625.白夜行
626.牛と一緒に旅する方法
627.義兄弟
628.愛の運命 -暴風前夜-
629.黒く濁る村
630.世界で一番美しい別れ
631.幻想劇場
632.不良男女
633.影殺人
634.逮捕王
635.ヘッド
636.アコースティック
637.伝説の故郷
638.かわいい
639.ダンス ダンス
640.24
641.コン・ピルドゥ
642.聞くなファミリー
643.チャウ
644.黄海
645.みみっちいロマンス
646.猫
647.私たちの隣人の犯罪
648.パパは女の人が好き
649.U.F.O.
650.女子万歳
651.都市
652.土曜勤務
653.消えた夜
654.死んだ犬を探して
655.告白
656.ムーンウォーク
657.ただよう想い
658.エジャ
659.REC
660.ガールフレンズ
661.ママ
662.モビーディック
663.豊山犬
664.ムサン日記
665.ビー・デビル
666.オッキの映画
667.解決士
668.よいではないか
669.嫁入りの日 1956年版
670.キルソドム
671.パンガ? パンガ!
672.戦火の中へ
673.男たちの挽歌
674.ジョンフンさんの恋愛日記
675.生き残るための3つの取引
676.依頼人
677.ブラインド
678.成春香
679.春香秘伝
680.豆満江
681.チョン・ウチ 時空道士
682.あなたの初恋探します
683.特捜本
684.トガニ
685.記憶の中の僕たちへ
686.雲を抜けた月のように
687.最終兵器 弓
688.カウントダウン
689.ひきこもり
690.ヒマラヤ、風がとどまる所
691.黒い地の少女
692.アリラン
693.このまま死ねるか
694.Mr.アイドル
695.獣
696.ワンダフル・ラジオ
697.ちりも積もればロマンス
698.もう少しだけ近くに
699.グランプリ
700.チョコレート・バトラー
701.第7鉱区
702.クイック
703.ネバーエンディング
704.建築学概論
705.追憶
706.ピアノ・エチュード
707.父と息子
708.ファニーゲーム
709.ペースメーカー
710.失踪
711.火車
712.凍える牙(ハウリング)
713.珈琲(カビ)
714.死体が帰ってきた
715.母のぬくもり
716.きみはペット
717.コリア
718.マジック&ロス
719.痛み
720.素晴らしい一日
721.パパ
722.春の日のクマは好きですか?
723.ドクターK
724.恋の潜伏捜査
725.同い年の家庭教師
726.ボス上陸作戦
727.男の香り
728.秘愛 Secret Love
729.ボリウルの夏
730.チャ刑事
731.お金の味
732.マイウェイ
733.パーフェクト・ゲーム
734.人類滅亡報告書
735.眠れぬ夜
736.合唱
737.歌う君は誰よりも美しい
738.葬式
739.未熟な犯罪者
740.グレープ・キャンディ
741.ピエタ
742.ごめんね、ありがとう
743.イヴの誘惑 第1話
744.イヴの誘惑 第2話
745.イヴの誘惑 第3話
746.イヴの誘惑 第4話
747.18歳、19歳
748.ハートに一発!
749.レイト・オータム
750.ダブル・キラー
751.ホワイト
752.ワンドゥギ
753.サニー
754.ハロー!?ゴースト
755.未確認動画
756.二つの月
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759.容疑者X
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タグ:アン・ソンギ ( 23 ) タグの人気記事
韓国映画レビュー その790 「Jury (短編)」
NEO JAPANプログラムで特別上映された韓国映画。何で日本映画が主のプログラムに、韓国映画を入れ込んだのか不思議である。これでSSFFの作品レビューは最後。ほぼ毎日のような形でアップしていた。旬なうちにアップしたかったから。

b0097051_1821177.jpgJury (短編)
制作年:2012年
監督:キム・ドンホ
出演:アン・ソンギ、カン・スヨン、チョン・インギ、富山加津江
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:SSFF&ASIA 2013


AISFF(アシアナ国際短編映画祭)の審査員の五人。審査員アン・ソンギ(本人)、審査員カン・スヨン(本人)、審査員チョン監督(チョン・インギ)、審査員トミヤマ(富山加津江)、審査員トニー(トニー・レインズ)。ラブストーリーの作品を鑑賞していたアン・ソンギとトミヤマは、会場を出て三人の審査員と合流して、早速受賞作品を決めるために審査会をする。チョン監督は心を動かせる作品を推薦、カン・スヨンはメッセージ性を強調する作品を推薦、トニーは現在の韓国映画の傾向を論じ、トミヤマは通訳の英語が理解できず言葉の壁に悩み、審査委員長を務めるアン・ソンギが四人を纏めようとしている。議論は白熱することで、収拾つかない状況になる。果たして、五人の審査委員は受賞作品を選定することができるのかというお話。

監督は、ベテラン俳優のキム・ドンホ監督。
出演は、審査員アン・ソンギを演じるは『折れた矢』『ペースメーカー』の本人アン・ソンギ、審査員カン・スヨンを演じるは『韓半島』『月の光をくみ上げる』の本人カン・スヨン、審査員チョン監督を演じるは『凍える牙 (原題:ハウリング)』『死体が帰ってきた』のチョン・インギ、審査員トミヤマを演じるは『愛のコリーダ』の本人富山加津江、審査員トニーを演じるは『ホールド・ユー・タイト』の本人トニー・レインズ、英語通訳ヒボンを演じるは『世界で一番美しい別れ』『跳躍先生』のパク・ヒボン、チェウンを演じるは『ロマンス・ジョー』『ある会社員 (原題:会社員)』のイ・チェウン、ジョンボムを演じるは『125 チョン・スンチョル (短編)』『ムサン日記 (原題:茂山日記)』のパク・ジョンボム、男俳優を演じるは『マジック&ロス (原題:香りの喪失)』『家を出た男たち』のヤン・イクチュン、観客を演じるは『マジック&ロス (原題:香りの喪失)』『マネキンと手錠 (原題:恥ずかしい)』のキム・コッピ。

五人の審査委員がどの作品を選ぶのかを議論し合うシーンを主にしながら、実際に映画上映後の質疑応答であったり、映画制作に携わる側の感情を交えながら進行していく。

映画上映後の質疑応答で、監督や俳優たちに対して観客(キム・コッピ)の質問に上手く回答することができないところをみせている。映画祭ならではの一面をみせており、映画制作者と観客の接触であったり、映画制作者側の考えをみせている。劇中劇で男女のロマンスでエンディングを向かえていて、その後に映画制作者らが帰路につくまで、劇中劇とは違う素の人間的な姿を面白くみせている。

審査会での議論は、それぞれの言い分があり、二つ候補があって受賞作品が割れているのだ。熱く語るカン・スヨンとチョン監督は、意見がわかれており、トニーは映画評論家のような形で英語で話し、それを韓国語にして通訳するヒボン(パク・ヒボン)、韓国語も英語もよくわからないトミヤマが議論に入れず心の叫びをつぶやき困った表情をしているのだ。アン・ソンギもそれぞれの意見を聞いて、それなりに議論に加わっている。

審査会の議論で、チョン監督の発言によってカン・スヨンがキレて物を投げてしまい、女優としての長い芸歴を持ち出し、アン・ソンギと二人で合わせれば100年近いことを主張したり、修羅場になっていくのである。トミヤマは最終的には日本語で主張したり、先がみえない展開をみせている。

作品を評価する五人の審査員のやりとり、映画制作者側の苦悩、映画を観て映画制作者に質問を投げかける観客、このような構図が存在することで、それぞれ置かれている立場が違うところを明白にみせて楽しませている。映画とは何かというのをキム・ドンホ監督なりの解釈で、最後に表現しているのだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2013-06-22 19:08 | 790.Jury
韓国映画レビュー その709 「ペースメーカー」
今年の福岡アジア映画祭で上映する作品。ロンドンオリンピックが近いから、時期的にこの作品がいいかと。

b0097051_2172219.jpgペースメーカー
制作年:2012年
監督:キム・ダルジュン
出演:キム・ミョンミン、アン・ソンギ、コ・アラ
ジャンル:ヒューマンドラマ


元陸上長距離選手のチュ・マノ(キム・ミョンミン)は、右足を負傷していることで、フルマラソン(42.195km)を完走することができず、苦しい選手生活を過ごした。現在、マノは陸上選手を引退して、友人チョンス(チョ・ヒボン)が夫婦で経営するチキン屋で働いている。2012年ロンドンオリンピックでメダルを狙う韓国陸上界は、マラソンの監督をパク・ソンイル(アン・ソンギ)に交代して託す。パク監督は、マラソン選手のエースであるミン・ユンギ(チェ・テジュン)に期待しているが、前半のペース配分に弱点を持っていることを気にしている。パク監督は、チョンスの店にやってきて、マノに久しぶりに会い、ロンドンオリンピックでペースメーカーとして走らないかと誘う。パク監督は、ミン・ユンギのペースメーカーとして、現役を引退した優秀だったマノをもう一度復帰させることを考える。マノは、悩んだ末に走ることを決意し、代表候補選手の一員として召集される。選手村では、他の陸上競技選手たちも集まっており、マノは国民的人気の女子棒高跳び選手ユ・ジウォン(コ・アラ)のことを知らず、彼女に話しかけられパシリとして最初出会う。指導者にパク監督とイ・コーチ(ケ・ソンヨン)、代表候補選手にはエースのミン・ユンギ、中堅のキョンスン(イ・ユル)、ケニア人とのハーフのポンチョ(アブダドゥ)、若手ウジン(ユンミン)、最年長マノが一緒に練習をする。マノに冷たい態度をとるマラソン選手たちだが、同室のポンチョだけは気安く声をかけてくる。ペースメーカーとして召集されたマノに対して、年下のマラソン選手たちから煙たがられており、それでもマノは自分のペースを崩さずに練習をする。食堂では、マノと一緒の席に座らないマラソン選手たちをみて、女子棒高跳び選手ジウォンがマノのテーブルの席に座り、いろいろ話しをして仲良くなる。マラソンの代表選手は三人と決められており、いくらペースメーカーだからといってマノの席は確約されておらず、狭き枠を狙うために競う。マノは再び現役選手として復帰できるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のキム・ダルジュン監督。
出演は、マラソン選手チュ・マノを演じるのは『破壊された男』『朝鮮名探偵:ヒメトリカブトの花の秘密』のキム・ミョンミン、監督のパク・ソンイルを演じるのは『第7鉱区』『折れた矢』のアン・ソンギ、棒高跳び選手ユ・ジウォンを演じるのは『蒼き狼 ~地果て海尽きるまで~』『パパ』のコ・アラ、マラソン選手のミン・ユンギを演じるのは本作スクリンデビューのチェ・テジュン、マノの友人チョンスを演じるのは『ベストセラー』『ブラインド』のチョ・ヒボン、マノの弟チュ・ソンホを演じるのは『炎のように蝶のように』のチェ・ジェウン、マラソン選手のキョンスンを演じるのは『ありがたい殺人者』のイ・ユル、マラソン選手のポンチョを演じるのは『超能力者』のアブダドゥ。

マラソン競技では、光と影の存在があり、高記録を期待する選手を光とするなら、その選手を手助けするためにペース配分を考えたり、相手選手間での駆け引きをやらせなかったり、主の選手に走るコースを作ったり、先頭を走り風除けになったり、主の選手の影として走る。そんなペースメーカーとして、現役を引退したマノに依頼が舞い込み、再び選手として復帰する。

幼い頃から両親のいないマノは、弟ソンホ(チェ・ジェウン)と祖母と暮らしていた。弟ソンホは、猛勉強をして大学を出て社会で成功し、結婚もして安定した生活を手に入れた。借金が返せず困窮しており、友人チョンスの店で寝泊りして働くマノは、社会的に脱落者とみられている。弟ソンホは、兄マノを軽蔑しており、兄弟が会うのはお墓参りのときぐらいになっているのだ。兄マノは、弟ソンホを誇りに思っており、メールを送ったり電話をするがなかなか連絡がつかずにいる。兄弟の溝を序盤からみせており、何故弟ソンホが兄マノに対してこのような態度をとるのか、徐々にみせていくのだ。兄の人生の選択に大きく関わっているのが、中盤あたりからみえてくるのだ。埋められないと思っていた兄弟の溝が、どのように解けていくのかも見せ所になっている。

パク監督とマノとの関係は、古くからであり、チョンスやソンホはパク監督のことを良く思っていないのだ。そのあたりは、マノの人生を大きく変えた人だからであり、中盤あたりから理由がみえてくる。パク監督は、勝つために冷徹であり、批判を受けてもオリンピックの代表選手の一人にペースメーカーを使ってエースのミン・ユンギが勝つように戦略を練る。30キロ地点までのタイムを重視しており、その条件だとマノのタイムが代表候補選手の中で一番良いのである。マラソンは単独競技のようにみえるが、チームプレイを重視しており、ペースメーカーの役割が重要な存在なのかをみせている。

ペースメーカーとして選手に復帰したマノは、棒高跳び選手ユ・ジウォンと出会い、お互いがアスリートとして成長する存在になっている。恋愛関係にはならず何でも話せる年齢の離れた友人となり、お互い選手として壁にぶつかり、その悩みを克服するためのきっかけを与える存在になっている。国民から期待されているジウォンは、記録が伸びずにいるなか、マノから助言をもらうことで救われていくのだ。サイドストーリー的に棒高跳びをみせているが、競技よりもジウォンという人気アスリートが抱える感情をみせることが大きなところになっているのであろう。

マノは、途中で右足の持病が発生して、チームから離れて自主トレすることになる。何度も折れそうな心をみせながら、周囲の人たちがマノを支えているのがみえてくるのだ。そして、30キロ地点までのタイムでマノの成績を越えられない代表候補選手たちをみて、パク監督はマノを再び召集してオリンピックの代表選手の一人に指名し、ペースメーカーとして走らせる決断をするのだ。ペースメーカーとして走ってきたマノが、大きな葛藤を抱えており、マノの心境に変化が生まれてくるのである。マノがやむなく選んだその役割、それによって壊れた人間関係、子供の頃の夢、このままでよいのかと多くを自分に問いかけているのだ。

終盤の演出は、如何にもスポーツ映画っぽいものになっている。単に完走しただけでは、しらけてしまうから、盛り上げようとしている。中国選手が反則して韓国選手が被害にあったり、日本選手をライバルとして設定しているところは、いかにもと云ったところである。オリンピックでのマラソンシーンは長い尺になっており、走っているマノの心情をいれながら、退屈させないように構成されているのがみられる。ロンドンオリンピックが舞台になっているから、現実のロンドンオリンピックが開催される前に鑑賞した方がよいだろう。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2012-07-07 21:08 | 709.ペースメーカー
韓国映画レビュー その701 「第7鉱区」
ここのところ忙しくて更新が滞ってしまった。6月末まで忙しい。「真!韓国映画祭2012」は行く時間がなく断念。未見は4本だからいいかな。「SSFF(Short Shorts Film Festival)2012」は、日曜日だけ参戦できそう。
第7鉱区のレビューは、つまらなかったから書かずに放置していたけど、結局書いてしまった。

b0097051_225237100.jpg第7鉱区
制作年:2011年
監督:キム・ジフン
出演:ハ・ジウォン、アン・ソンギ、オ・ジホ、パク・チョルミン
ジャンル:アクション、SF
鑑賞:一般上映 (日本)(3D)、日本版DVD(2D)


済州島の南下に位置する石油採掘区域「第7鉱区」に海上基地を設置して、海底油田の採掘作業を行なう。1985年に海中作業をしていたヘジュンの父は、未知の深海生物に襲われ、海上の船で連絡を取っていたジョンマン(アン・ソンギ)との通信が途絶えてしまう。2011年、「第7鉱区」で韓国の各分野の専門家たちが作業する。海底装備担当のヘジュン(ハ・ジウォン)、油質分析官のドンス(オ・ジホ)、基地の隊長イニョク(パク・チョンハク)、医師のムニョン(イ・ハヌィ)、生態学者のヒョンジョン(チャ・イェリョン)、サング(パク・チョルミン)、ジョンユン(ソン・セビョク)、チスン(パク・ヨンス)、ヒョヌ(ミンソク)。作業を続けるが試掘の成果がでないことで、仕方なく隊長イニョクは撤退命令を発する。そんなとき、本部からベテラン隊長のジョンマンがヘリコプターでやってきて、隊員たちの思いを知り、撤収命令を退けて作業継続を決意し、三ヵ月が経過する。ヘジュンとヒョヌは海底調査のため海に潜っているとき、不運な事故が起こりヒョヌが死亡する。そして、生態学者ヒョンジョンが船の屋上から転落して死亡する。医師ムニョンが、ヒョンジョンの遺体を診たところ、体液のようなものが付着しているのを見つける。ヒョンジョンの生前にチスンが、しつこく求愛しているのをサングとジョンユンがみかけていたのを思い出し、チスンがヒョンジョンを殺したと疑いだす。事件に関与していると疑った隊員たちはチスンを拘束し、縄で縛って監禁する。だが、いつの間にかチスンの姿はいなくなっており、次々と隊員たちが姿を消していく。果たして、「第7鉱区」で何が起こっているのかというお話。

監督は、『木浦は港だ』『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』のキム・ジフン監督。
出演は、隊員ヘジュンを演じるのは『TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)』『私の愛、私のそばに』のハ・ジウォン、隊長ジョンマンを演じるのは『フェア・ラブ』『神機箭』のアン・ソンギ、隊員ドンスを演じるのは『セックスインポッシブル~男はみんな狼だ!~ (原題:銀粧刀)』『花嫁はギャングスター ソウルウエディング (原題:極道の妻3)』のオ・ジホ、隊員サングを演じるのは『シラノ;恋愛操作団』『怪しい顧客たち』のパク・チョルミン、隊員ジョンユンを演じるのは『シラノ;恋愛操作団』『危険な相見礼』のソン・セビョク、隊長イニョクを演じるのは『レストレス ~中天~ (原題:中天)』『ビー・デビル (原題:キム・ボンナム殺人事件の顛末)』のパク・チョンハク、医師ムニョンを演じるのは『クイズ王』『ロマンチック・ヘブン』のイ・ハヌィ、隊員チスンを演じるのは『TSUNAMI-ツナミ- (原題:海雲台)』『パンガ? パンガ!』のパク・ヨンス、生態学者ヒョンジョンを演じるのは『ドレミファソラシド』『マイ・ブラック・ミニドレス』のチャ・イェリョン、隊員ヒョヌを演じるのは『ハロー・マイ・ラブ』のミンソク。

第7鉱区で海底油田の採掘作業をする隊員たちが、巨大化した未知の深海生物に遭遇して死闘する。前半は隊員たちの人間ドラマ、後半はその巨大深海生物との戦いを主にしたアクションになっている。

中盤の巨大深海生物が出てくるまでに、隊員たちの各ドラマを作りだそうとしているのであるが、全てが浅く表現されており、感情の起伏がないままに巨大深海生物の登場シーンに流れていくのである。亡き父と同じ仕事場で作業をするヘジュン、ヘジュンと交際しているドンスとの関係、サングとジョンユンの友情、ヒョンジョンの研究や恋の悩み、若手ヒョヌの死、救世主的に登場してきたジョンマン、と一応はドラマらしきものを作り出している。これでは終盤シーンの海底に刻まれているメッセージをみても、あまり感情的にならないだろう。

巨大深海生物が登場してからは、パニックアクションになっていく。次々と隊員たちがやられていき、この生物の生態を知っているジョンマンが攻撃しながら、攻防をみせていく。この生物が持つ性質、この生物の弱点、この生物の誕生秘話が徐々に明らかになることで、ジョンマンが何故ここに来たのかがわかるのだ。徐々に隊員たちが減っていき、ジョンマンも敗れ、生き残ったヘジュンと一騎打ちになっていく流れである。

残念ながらハリウッドのパクリ作品にしかみえなくて、オリジナリティが全く感じられないのだ。しかも劣化したパクリ作品としてだ。CGによって映像を重ねているのであるが、実写の人間と背景とがミスマッチになっており、バランスの崩れた映像として表現されている。3D映画の制約があるのかもしれないが、あまりにも映像に違和感がある。

ラストにこの海底油田の採掘作業は、日韓共同開発事業であることが字幕として表示され、その歴史的な流れがわかる。第7鉱区の位置、海底油田の推定埋蔵量、1978年、1986年、2028年について説明が字幕表示される。日本語の字幕では、1986年以降からの説明が不十分な訳になっている。「だが1986年以来、開発は中断している この日韓共同開発事業 現在のところ再開のめどは立っていない」。韓国語字幕を直訳すると「1986年 日本の撤収で今は作業が中断された状態だ」「2028年まで 開発が再開になられない場合、第7鉱区は国際的領土紛争地域として残ることになる」となる。翻訳者のさじ加減で意味が変わってしまい、あまりにも不誠実である。

3D映画、有名どころの俳優起用、製作費100億ウォン、全て国内CG、公開前の宣伝、と期待度を上げていろいろと注目された作品だが、残念な出来になっていた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★
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by nameinuuuu | 2012-05-31 23:04 | 701.第7鉱区
韓国映画レビュー その526 「フェア・ラブ」
先月下旬に埼玉県川口市にて「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010」が開催されて上映された作品。川口駅からバスで「SKIPシティ」まで行かなければいけないこと、上映が朝早い、他の同日上映作品で観たい作品がない、という三つの条件からスルーした。
字幕ファイル(英語)を動画にぶち込んで観たので、ほとんど言葉の壁がない状態で鑑賞できたかな。地味だけどなかなか良い作品である。

b0097051_22221883.jpgフェア・ラブ
制作年:2009年
監督:シン・ヨンシク
出演:アン・ソンギ、イ・ハナ、ユン・スンジュン、イ・ヒョノ
ジャンル:ラブストーリー
鑑賞:動画


50歳を過ぎたカメラ修理工ヒョンマン(アン・ソンギ)は、自分の全財産を持ち逃げした友人キヒョクが見つかったことを知らされた。だが、友人キヒョクは余命僅かで病院に入院しており、ヒョンマンが病院へお見舞いにいったとき、友人キヒョクは謝り続けて死ぬ間際に一人娘ナムン(イ・ハナ)の世話をして欲しいと云って逝ってしまった。ヒョンマンは、ナムンが仕事場の近くに住んでいることを知らされて会いに行った。ナムンは、父の死と部屋で飼っていたペットの猫も死んでしまったことで悲しみが癒えないでいた。ヒョンマンは、予想外にナムンが成長している娘に驚き、ぎこちない会話をしながら、時々会うことになる。ヒョンマンの洗濯を言い訳にして頻繁に会う二人は、ヒョンマンの仕事場にナムンが上がりこみ、ヒョンマンが唯一大切にしている作業場にナムンが入り込むことで、気持ちが軽やかになっていく。一切恋愛経験がなく、カメラの修理ばかりしてきた50歳を過ぎた独身男性ヒョンマンは、25歳の若い女性ナムンのアプローチに戸惑いながら、恋に落ちていった。果たして、二人の恋愛はどのような展開になるのかというお話。

監督は、本作デビュー作のシン・ヨンシク監督。
出演は、カメラ修理工のヒョンマンを演じるの『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』『最高のパートナー (原題:マイ・ニュー・パートナー)』のアン・ソンギ、大学生ナムンを演じるの『食客』のイ・ハナ、ヒョンマンの同僚ジンテを演じるのは本作スクリンデビューのユン・スンジュン、ヒョンマンの同僚ジェヒョンを演じるのは本作スクリンデビューのイ・ヒョノ、ヒョンマンの友人でカメラマンのジョンソクを演じるのは『黒い家』『悲しみよりもっと悲しい物語』のキム・ジョンソク、ヒョンマンの友人でカン牧師を演じるのは『ベサメムーチョ』のキム・インス、ヒョンマンの甥を演じるのは『ナンパの定石 (原題:作業(ナンパ)の定石)』『霜花店』のチョン・ソンイル、ヒョンマンの甥の恋人ジニを演じるのは『阿娘』のユ・インナ。

老いた独身男性ヒョンマンが、友人キヒョクの遺言によって、友人の娘ナムンを気にかけていく中で、親子程の年齢差がある二人が恋をしてしまう。

ヒョンマンは、兄や兄嫁、大きな甥や姪といった兄の家族と一緒に生活しているのだ。職人さんのような仕事をしており、一人暮らしできる経済力があるのに、兄の家族と生活している姿に面白さがある。兄嫁はちょっと気を使っているようにみえ、甥や姪はヒョンマンが存在していることが当たり前のように接している。兄はヒョンマンにお見合いの話しを持ちかけ、将来を心配しているのがみえるのだ。

ナムンは、父がヒョンマンにしたことがあるので負い目を感じており、序盤では心の動揺をみせており、ヒョンマンが父の起こしたことを許してくれていたことで、徐々にナムンの心が開いていく姿をみせている。ナムンが、夜に一人で残業しているヒョンマンの仕事場に行って、ヒョンマンがコツコツと時計を直している姿をみて、「おじさん可愛いです(魅力的です)」とか「男性が一生懸命仕事をしている姿がセクシー」「おじさんがセクシーって意味ではないよ」といった言葉にヒョンマンがちょっと動揺しているのである。ナムンが、からかいながらも本音っぽくみせているようにもみえ、ヒョンマンの困った姿が初々しい男の子のようにみえるのだ。

ヒョンマンの感情が、どんどん高まっていく姿をみせているので、恋に落ちていくプロセスを描いている。50歳過ぎで恋愛経験ゼロの独身男性と姪ぐらいの大学生が恋愛をするのはちょっと厳しい設定であるが、二人をみて感じることはピュアなのだ。ヒョンマンは、初めての恋愛なので、何をするのかわからない無垢な少年のようになっており、結婚している同僚ジンテ(ユン・スンジュン)が何かとアドバイスをしたり、若い同僚ジェヒョン(イ・ヒョノ)が若者の感覚を説明しているのは面白いところでもある。ムードメーカー的存在の友人でカメラマンのジョンソク(キム・ジョンソク)が皆に対してフレンドリーに接しており、皆で車に乗ってビーチに行く途中ナムンのことでヒョンマンがジョンソクに対して嫉妬するところは笑えるところである。

ヒョンマンとナムンの恋愛を主にみせているが、もう一つの恋愛物語としてあるのが、ヒョンマンの甥(チョン・ソンイル)とその恋人チニ(ユ・インナ)の関係である。甥の恋愛をきくことで、ヒョンマンの心と体が動きだすのだ。サイドストーリーであるが、甥の恋愛はなかなか効果的なものになっている。

天気とヒョンマンの感情がリンクしているようにもみえるのだ。雨で始まり、だんだんと晴れていき、曇りになり、雨になる流れである。最初と最後に空を映していることから、意図的にしているのはみえる。ラストの解釈は、鑑賞者に委ねているところがあり、鑑賞者の感じたものが答えかもしれない。複数の解釈がみえるし、どれも当てはまり答えがみえないからだ。

デジタル撮影した作品だけど、アナログ要素がたくさん詰まった作品になっている。ヒョンマンの仕事場にあるレコードプレーヤーで音楽を聴いたり、フィルム式カメラで撮影していたり、骨董品のように置かれた年代もののカメラ、アコースティックギターの音を使ったバックサウンド、天気を示す空の風景、といったアナログ(フィルム)で撮影したら味がでる作品に感じた。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2010-08-17 22:42 | 526.フェア・ラブ
韓国映画レビュー その448 「ディープ・ブルー・ナイト (原題:深く青い夜)」
1980年代の作品5『ディープ・ブルー・ナイト (原題:深く青い夜)』。

b0097051_1836388.jpgディープ・ブルー・ナイト (原題:深く青い夜)
制作年:1984年
監督:ペ・チャンホ
出演:アン・ソンギ、チャン・ミヒ
ジャンル:ヒューマンドラマ
鑑賞:日本版Video


アメリカのロサンゼルス(LA)にやって来たペク・ホビン(アン・ソンギ)。ホビンは、アメリカの永住権を取得したいために、仲介人を通して在米韓国人ジェーン(チャン・ミヒ)と契約して偽装結婚して、永住権を取得するまでジェーンに家賃を払って一緒にジェーンの家に住む。ホビンは、韓国に妊娠している恋人がおり、永住権を取得したらアメリカに呼んで、恋人と生まれてくる子供と一緒にアメリカで生活することを熱望している。自動車整備の仕事をしていたホビンは、移民局の摘発よって失業してしまい、困っていたホビンにジェーンは知り合いのユダヤ人が経営しているスーパー・マーケットを紹介して、店員としてそこで働くことになる。ジェーンは、過去に5回の結婚をしており、全てが偽装結婚ではなく途中からこのような商売を始めた。そんなとき、移民局がジェーンたちが住んでいる家にやってきて、永住権を申請しているホビンを怪しく疑っているため、厳しい質問をしてくる。移民局からの疑いから逃れたホビンは、暫くして念願の永住権を取得することができた。契約通りに、ホビンはジェーンと離婚手続きをしようとしていたら、ジェーンはホビンのことが本気で好きになり妊娠していると言い出して離婚を拒んだ。アメリカの永住権の魅力にひかれて偽装結婚する男女の悲劇を描いたお話。

監督は、『赤道の花』『鯨とり -コレサニャン- (原題:鯨とり)』のペ・チャンホ。
出演者は、偽装結婚の依頼人ペク・ホビンを演じるには『赤道の花』『膝と膝の間』のアン・ソンギ、偽装結婚を引き受けるジェーンを演じるには『赤道の花』のチャン・ミヒ。

全編通して無駄なカットがなく、序盤で不思議に感じていた部分はストーリーが進行することで、その正体を明かしていく展開になっている。アメリカが舞台となっていることで、基本的には英語中心の言語になっているが、ホビンとジェーンの偽装夫婦やスーパー・マーケットで一緒に働く韓国系の男とは韓国語で会話をしていることで、韓国映画の色もみせている。

ホビンは、ある程度の危険を犯してでもアメリカの地で生活をしている。ホビンは、アメリカンドリームを信じており、自由な国アメリカ、夢を掴める国アメリカと思い込んで、何とか永住権を取得して韓国にいる恋人を呼び寄せて一緒にアメリカで新たな生活を始めようと考えているのだ。以前住んでいたアパートの管理人が親切にホビン宛てで韓国から送られてくる郵便物を預かっており、その郵便物には恋人のメッセージが入っており、それによって将来の希望を保ち、人生の活力にしている。冒頭シーンでホビンが砂漠で韓国系女性と格闘しているところは、中盤以降にその謎が分かるようになっている。

ジェーンの人生にもスポットを当てているのがよい。黒人男性と初婚して、彼との間に娘を産んでおり、親権が黒人男性の方にあることで会うことが制約されて悲しい一面をみせている。二人目のギリシャ人男性と再婚したが、彼は永住権目的で結婚したことを後から知って心に傷を追ってしまう。それ以降の結婚は、永住権目的の偽装結婚として仲介人と一緒にサイドビジネスとしてなっていく。ホビンとの偽装結婚も前回までと同じ気持ちでビジネスとして割り切っていたが、ホビンが永住権を取得して恋人のメッセージが録音されたカセットテープを聴いたことで、ジェーンの心は揺れ動きどうしてもホビンを手放したくない想いになるのだ。ジェーンは本気でホビンを愛してしまったことで、中盤以降の流れが加速していくのだ。

中盤から終盤までは、冒頭シーンの韓国系女性の再登場、スーパー・マーケットの同僚の裏切りと末路、最後の恋人のメッセージ、人生の再出発を賭けたジェーン、どうすることもできず心の動揺が治まらないホビン、といった様々な展開をみられる。衝撃的なラストは、お気に入りである。

1980年代のアメリカを韓国人がどのようにみているのかが面白く映している。韓国国内事情もあり、自由という言葉が際立って心に響いていたのかもしれないし、韓国社会の束縛から解放されたい欲があるのかもしれない。自由な国アメリカと謳いながら、ホビンの目に入ってくるものは自由とはいえない虚像な国に映ったかもしれない。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2009-12-30 18:43 | 448.ディープ・ブルー・ナイト
韓国映画レビュー その447 「外人球団 (原題:イ・ジャンホの外人球団)」
1980年代の作品4『外人球団 (原題:イ・ジャンホの外人球団)』。

b0097051_1823254.jpg外人球団 (原題:イ・ジャンホの外人球団)
制作年:1986年
監督:イ・ジャンホ
出演:アン・ソンギ、イ・ボヒ、チェ・ジェソン、メン・サンフン
ジャンル:スポーツドラマ、アクション
鑑賞:日本版Video


高校野球でライバルであった好投手ヘソン(チェ・ジェソン)と好打者ドンタク(メン・サンフン)は、財閥の娘オムジ(イ・ボヒ)を愛していた。元々はヘソンとオムジが付き合っていたが、ヘソンが転校することになって離れてしまい、その間にドンタクとオムジが付き合うことになるが、オムジの心はまだ元彼ヘソンにある。好投手ヘソンと好打者ドンタクは、お互いにプロ野球の世界に進み、二人とも新人から大活躍して、高校時代同様にライバル関係であった。だが、ヘソンは肩を壊して球団から解雇されてしまい、野球をやめようと考えており、それを支えてくれたのがオムジであった。だが、ヘテタイガースの元監督であったソン・ビョンホ監督(アン・ソンギ)が、ヘソンのところに現れてもう一度野球するようにスカウトしにきた。ビョンホ監督やヘソンのように球団から解雇された元野球選手を集めて、野球界から追放された復讐をするために、孤島で厳しい特訓をして力をつけた6人の選手たちとビョンホ監督は、無謀な契約条件であったが最下位球団の西部カウボーイズと契約をした。彼らの活躍によって無敗でコリアン・シリーズに出場することになり、対戦相手は好打者ドンタクが所属しているヘテタイガースであった。一方で、ヘソンはオムジのまえから姿を消していたことで、ドンタクと結婚していた。ヘソンは、オムジを取り戻すためにドンタクと勝負を挑み戦うことを決意する。果たして、どちらのチームが優勝するのか、オムジの愛はどちらを選択するのかというお話。

監督は、『膝と膝の間』『哀恋妃 (原題:於宇同)』のイ・ジャンホ監督。
出演者は、西部カウボーイズのソン・ビョンホ監督を演じるのは『鯨とり -コレサニャン- (原題:鯨とり)』『哀恋妃 (原題:於宇同)』のアン・ソンギ、財閥の娘オムジを演じるのは『膝と膝の間』『哀恋妃 (原題:於宇同)』のイ・ボヒ、元投手で俊足巧打のオ・ヘソンを演じるのは本作スクリンデビューのチェ・ジェソン、ヘソンのライバルの好打者マ・ドンタクを演じるのは本作スクリンデビューのメン・サンフン、野球解説者を演じるのは本作スクリンデビューのハ・イルソン、西部カウボーイズの球団会長を演じるのは『招かれた人々』『曼陀羅』のパク・アム、ヘソンの父を演じるのは『哀恋妃 (原題:於宇同)』のシン・チュンシク、オムジの母を演じるのは『曼陀羅』のパク・チョンジャ。

韓国で大人気のマンガを映画化したもので、娯楽作に仕上がっている。高校時代からプロ野球の世界までを描き、学生時代から野球と恋のライバルである好投手ヘソンと好打者ドンタクが対決する。そこで好投手ヘソンが肩を壊して球団から解雇され、地獄の特訓によって打者にコンバートすることで、再度プロ野球に復帰して活躍していく流れである。

外人球団という題名だから助っ人外国人のイメージがあると思われるが、ここでは「はぐれもの軍団」といった感じである。ビョンホ監督が、個性的な6人の選手たちを集めているのだ。野球の天才で投手から打者にコンバートした主人公オ・ヘソン、長距離砲の捕手のペク・トゥサン、二番打者として曲者のチビのギョント、黒人との混血の三番打者ハ・オクサン、左腕がない片腕打者チェ・ガン、妻子持ちの投手チョ・サングといった個性的なキャラクターが揃っている。主人公ヘソン以外にも、他の5人のプライベートもみせ、何を背負っているのかを表現している点としては手抜きをしていない。

孤島での地獄の訓練が、これまたおかしなものなのだ。ほとんどが軍隊のような体力や精神力をつけるトレーニングをしているので、野球とは無関係なのだ。辛うじて最後の方だけノックのシーンがあるけど、みんなジャンピングキャッチしているだけである。これで野球の技術が上達するとは到底考えられないだろう。

弱小球団の西部カウボーイズにシーズン途中で入団するビョンホ監督と6人の選手たちで、テレビゲーム並みにボコスカ打って、50連勝するのがかなり馬鹿げた展開にみえるであろう。さすが、アニメを実写化したものだから何でもありになっている。天才打者ヘソン、チビのギョント、混血オクサン、片腕チェ・ガンの実力は、ずば抜けているのはわかるが、捕手ペク・トゥサンと投手チョ・サングは大したことないと思えるであろう。

野球というスポーツドラマの中に、ライバル同士の恋の三角関係を交えている。オムジに決断力が全くないことで、ずるずる流されているのがみえてイライラするだろう。主人公たち以外にも、恋の物語が挿入されているがかなり簡易になっており、おまけみたいなものにみえる。イ・ジャンホ監督の作品だからといって真面目にみてしまうとガッカリするが、娯楽作として鑑賞すればラフな感じでみられるようになっている。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2009-12-30 18:31 | 447.外人球団
韓国映画レビュー その401 「神機箭」
いろいろな要素を取り入れた時代劇風の作品。神機箭は武器の名前であり、明も恐れるものとしている。フィクションだから何でもありだけど、これじゃダメでしょ。史実のように作っているから、世界中から笑われてしまうでしょ。別の意味でおもしろい作品であり、漢民族の中国人に鑑賞してもらいたい。

b0097051_016379.jpg神機箭
制作年:2008年
監督:キム・ユジン
出演:チョン・ジェヨン、ハン・ウンジョン、ホ・ジュノ、アン・ソンギ
ジャンル:歴史ドラマ、アクション、ラブストーリー、ファンタジー
鑑賞:韓国版DVD


1448年、李氏朝鮮の世宗王の時代。宗主国の明は、属国の朝鮮に多くの事柄を要求して、朝鮮の世宗王(アン・ソンギ)だけでなく、朝鮮の人々の生活も困ってしまった。明は朝鮮が新兵器の神機箭(シンギジョン)を開発している火砲研究所を襲撃して、研究者たちを焼き殺し、研究者の中心人物であるチェ・ヘサンは自らの命の危機を察して、娘のホンリ(ハン・ウンジョン)に神機箭開発の全ての情報が明記された書物とホンリ自身を研究所から逃がして、チェ・ヘサンは亡くなってしまった。明は、使臣団に偽装した武将勢力が、神機箭開発が明記された書物とホンリを探し始めた。明の使臣団が来るという情報を得て、明との貿易をするために全財産を使って準備した商人ソルジュ(チョン・ジェヨン)であったが、偽情報であったことでソルジュは全財産を失った。そんなとき、旧友であり護衛武士のチャンガン(ホ・ジュノ)がソルジュのところに訪ねてきて、大金を支払って一人の若い女性ホンリを預かってほしいと依頼する。ソルジュは、数人の仲間たちと暮らしており、ホンリを客人として預かることになった。ホンリは、新兵器の神機箭を開発していた研究者であることをソルジュらに打ち明け、未完成の神機箭の威力をみせて、ソルジュたちは神機箭の力に魅了して、ソルジュらも神機箭の開発を手伝うことになる。神機箭の開発は着々と進むなかで、明の武将勢力たちに神機箭開発が明記された書物を奪われてしまい、神機箭開発は行き詰ってしまう。また、明は朝鮮に多くの兵士たちを集めて武力で圧力をかけて、世宗王は朝鮮の人々を守るために明の要求を受け入れようとする。果たして、新兵器の神機箭は開発するのか、明の圧力から朝鮮は解放されるのかといったお話。

監督は、『約束』『ワイルドカード』のキム・ユジン監督。
商人のソルジュを演じるのは『偉大なる系譜』『正しく生きよう』のチョン・ジェヨン、研究者のホンリを演じるのは『あぶない奴ら~TWO GUYS~ (原題:トゥーガイズ)』のハン・ウンジョン、護衛武士のチャンガンを演じるのは『レストレス ~中天~ (原題:中天)』『最後の贈り物...帰休』のホ・ジュノ、李氏朝鮮の世宗王を演じるのは『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』『最高のパートナー (原題:マイ・ニュー・パートナー)』のアン・ソンギ、サマスンを演じるのは『多黙 安重根』『モノポリー』のチョン・ソンモ、キャオリュンを演じるのは『Mirror 鏡の中 (原題:鏡の中へ)』『映画館の恋 (原題:劇場前)』のキム・ミョンス、ホンマンを演じるのは『死生決断』『マガンホテル』のイ・ドギョン、パンオクを演じるのは『夜を賭けて』『踊るJSA (原題:東海の水と白頭山が)』のリュ・ヒョンギョン。

明と朝鮮との外交関係、新兵器の神機箭を取り合い、神機箭の開発過程、商人ソルジュと研究者ホンリのラブストーリー、明と朝鮮の武力抗争、日本人との貿易、現在でも続く両国の歴史の相違、といった多くのテーマがてんこ盛りなものになっている。

神機箭とは何ぞやというところだが、矢に火薬を詰めたもので矢が刺さった後に火薬が爆発して破壊力が増すようなものである。神機箭のベースになっているのが、上述のような原理をした兵器であるが、見た感じでは現在のロケット花火みたいなものである。ホンリがソルジュらの住処で未完成の神機箭の開発を続行しており、書物に記されている矢の作りや火薬の原料の調合などを実験しながら進めており、当初披露した神機箭はブーメランのように自分たちの方に飛んできて仲間が怪我をするアクシデントをみせながら、神機箭の開発が難しいように演出している。

一方で、明と朝鮮の国としての争いをみせている。明の皇帝が朝鮮の王に対して無茶な要求をして貢ぐようにしてくるので、朝鮮の王だけでなく人民たちも困っている様子をみせている。兵士の数では圧倒的な差があり、まともに戦ったら歯が立たない強敵であることは自覚しているだけに、朝鮮が極秘で開発していた神機箭に期待しているのである。

神機箭開発という目的によって、商人ソルジュと研究者ホンリの仲が深くなっていくのだ。ホンリを標的に襲ってくる敵たちを守るソルジュたちは剣や弓を使って戦うのである。ソルジュたちの仲間で弓の達人である女性パンオク(リュ・ヒョンギョン)が随所に活躍しているのである。接近戦では、剣を振り回すソルジュが一番強く、生死の危機を乗り越えていくことで、ソルジュとホンリのラブストーリーが進展していく。

中盤から終盤では、朝鮮の王は明の要求を受け入れを決めて、護衛武士チャンガンや商人ソルジュに命令をするが、王の命令に背いてソルジュやチャンガンが明に戦闘を挑むのである。ホンリが拉致されたことで、ソルジュは取り戻すために戦うのである。明との戦いの動機はソルジュがホンリを救い出し愛のために戦うものであり、国としての戦闘でなくなっているのである。明の漢民族や女真族で編成された兵士たちは、ソルジュたちの兵士たちと比較すると数十倍の数であり、どのように戦うかが焦点になっている。

ストーリー構成が何でもありで何でも取り入れていることで、何を軸にしている作品なのかがあやふやになっている。神機箭の開発、神機箭の取り合い、朝鮮の内政、明と朝鮮との外交、ソルジュとホンリのラブストーリーといった諸々が薄っぺらくみえる。終盤で明の漢民族や女真族の連合軍との戦いは、CGを取り入れて派手なアクションで戦っているので見応えはあるが、不可思議なところもありツッコミどころ満載な作りになっている。ソルジュたちは、小神機箭、中神機箭、大神機箭といった武器を開発して、漢民族や女真族がボッコボコにして倒れる姿をみせており、何故か味方には自分たちの武器が当たらないのだ。小神機箭はホンリがずっと神機箭の開発でみせていた矢に火薬をつけたもの、中神機箭はその矢が十数束で放つことができる発射装置で何時の間にそんなものを開発したのかと誰もが驚くであろう。

時代考証に関しても適当すぎるのでファンタジーとして扱うしかない。エンディングロールまえに字幕が出てきて、ロケット砲やミサイルは朝鮮が初めて開発したようなことやヨーロッパはその約350年後に同性能のものが開発されたようなことが記されている。こんなの何も知らない学生さんがみたら史実だと勘違いしてしまうだろ。最後の大神機箭なんかミサイルになってるじゃないか。何よりも一商人が、とんでもなく強くて化学の知識があってリーダーシップがあるのが不思議であり、世宗王がヘタレにみえてしまう。

現在でも続く両国の歴史の相違として、遼東の領土問題を取り入れたり、反中思想が組み込まれた作風になっている。終盤の戦闘後に明側が朝鮮の世宗王に頭を下げて謝罪しているシーンも入れている。まずは、中国で大々的に宣伝して一般上映して、その後ヨーロッパで一般上映して欲しい。俳優も意外と豪華なので舞台挨拶に連れてって欲しいものだ。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★
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by nameinuuuu | 2009-07-04 00:33 | 401.神機箭
韓国映画レビュー その338 「最高のパートナー (原題:マイ・ニュー・パートナー)」
そろそろ、いつも通りに更新しようと思う。本作品は鑑賞まえに必要以上に期待し過ぎたのがいけなかったかもしれない。もっとラフな形で鑑賞していれば、変わったレビューになっただろう。tagをみてみたらアン・ソンギが一番多くなっていた。まあ、当たり前なのかな。

b0097051_14224827.jpg最高のパートナー (原題:マイ・ニュー・パートナー)
制作年:2008年
監督:キム・ジョンヒョン
出演:アン・ソンギ、チョ・ハンソン
ジャンル:アクション
鑑賞:韓国版DVD


警察大学を優秀な成績で卒業したカン・ヨンジュン(チョ・ハンソン)は、ソウル警察で警察内部の不正を捜査する内部調査課で刑事をしている。麻薬事件に関わっている先輩刑事の不正をあぶりだすために、ヨンジュン刑事はその先輩刑事を利用して麻薬事件の真相と不正行為を明らかにしようとする。先輩刑事から頼まれていた資料をヨンジュン刑事が渡して、先輩刑事がその資料を持ってある人物と遊園地で接触するから刑事たちは張り込んだ。目的の資料はある人物に渡ってしまったが、先輩刑事が不正行為をしていることでヨンジュン刑事たちは現場で追い詰め、同僚刑事は自ら命を絶ってしまった。監視カメラの映像から資料を持って立ち去ったある人物が、プサンで裏世界の活動をしているユリ(ソン・ウソン)であることをつきとめた。麻薬事件の真相とユリの行方を追って、ヨンジュン刑事はプサンに出向き、プサン警察と協力して捜査することになる。そこに、プサン警察で風俗課班長をしているカン・ミノ刑事(アン・ソンギ)とヨンジュン刑事は8年ぶりに再会した。二人は父と子の関係であるが、8年間絶縁状態で息子ヨンジュンは父が母を間接的に死に追いやったと思い込んでおり父ミノを恨んでいた。かつて、カン・ミノは警察官でありながら不正行為をしたり、愛人を作って浮気をしたり、暴力をふるったりしたことで、妻でありヨンジュンの母が病で亡くなった過去がある。まだ、親子の仲が微妙な関係で、麻薬事件の真相を追うために、ヨンジュン刑事はプサン警察の風俗課の刑事たちと一緒に捜査する。そこで、ヨンジュン刑事のパートナーとなったのが、父であるカン班長である。果たして、麻薬事件の真相はどのようなものなのか、不仲な息子ヨンジュンと父ミノの関係は今後どのような展開になるのかというお話。

監督は、『スーパースター カム・サヨン』のキム・ジョンヒョン監督。
出演者は、プサン警察の風俗課班長カン・ミノを演じるのは『ラジオスター』『光州5・18 (原題:華麗なる休暇)』のアン・ソンギ、カン・ミノの息子でソウル警察の内部調査課カン・ヨンジュン刑事を演じるのは『連理の枝』『熱血男児』のチョ・ハンソン、プサン警察のペ・イルグォン刑事を演じるのは『夏物語』『覆面ダルホ』のチョン・ソギョン、カン・ミノ班長が息子のように可愛がるのチョン・ヨンチョルを演じるのは『卑劣な街』『暴力サーク』のチョ・ジヌン、プサン警察のナ・クムス刑事を演じるのは『宮女』のイ・ウンジ、クォン社長を演じるのは『アドリブ・ナイト (原題:とても特別なお客さん)』『優雅な世界』のチェ・イルファ、指名手配ユリを演じるのは『甘く、殺伐とした恋人』『オフロード』のソン・ウソン。

同僚刑事を死に追いやるぐらい冷徹なカン・ヨンジュン刑事と周囲から慕われているが息子のヨンジュン刑事との間に大きな溝がある父のカン班長が、ある事件を捜査するためにパートナーとして結束し、事件解決していくなかで、父子の心境を描いている。

カン班長という人物がどのようなものなのかを冒頭シーンの8年まえと現在をみせていることで、変化の違いをみせている。8年まえの視点は、息子ヨンジュンの視点だけで描くのではなく、新聞報道や警察に連行されるところをみせていることから客観的にみせていることで、息子ヨンジュンの思い違いではないことを示している。だから、プサン警察の部下たち、周辺住民、若い頃カン班長に世話になったヨンチョル(チョ・ジヌン)、カン班長の交際相手であるヨンチョルの姉ギュファ(キム・ヨジン)といった人物たちとの関係をみて、ヨンジュン刑事は驚きをみせている。

麻薬事件の流れとしては、情報を流していた先輩刑事からユリに伝わり、麻薬を牛耳るボスに伝達されて麻薬のネットワークができている。もちろん先輩刑事やユリだけが動いているわけでなく、ボスの部下や国家を守る人物たちも犯罪を担いでいるところに根が深い事件なのだ。ボスだけが敵ではなく、警察関係やその上層人物にも裏切り者が存在していることで、内部調査課のヨンジュン刑事が大きく機能しているのである。ユリの本性、ボスとユリとの関係、内部の裏切り者、ボスの正体といったところは、鑑賞しながら探って楽しんでもらいたい。

ヨンチョルというキャラクターが意外にもキーポイントになっている。普段は姉ギュファが経営している飲食店を手伝いながら、カン班長の捜査の手助けを刑事たちと一緒に協力して動いているのだ。カン班長を本当の父のように慕っているヨンチョルは、カン班長が姉ギュファと交際していることに喜んでおり、カン班長を全面的に信頼しきっている。その実子であるヨンジュン刑事にも好意的に接しているが、素っ気ない態度をとるヨンジュン刑事との関係もおもしろいところである。分岐点として、中盤にヨンジュン刑事とヨンチョルの二人っきりで敵陣内に乗り込んでいくところが、二人の関係を密にしている。

アクション作品だけあって、中盤でのヨンジュン刑事+ヨンチョル vs 中ボス+大勢の敵 という構図の戦い、終盤にもカン班長+ヨンジュン刑事 vs ボス+中ボス という構図の戦いをみせている。拳や蹴りといった肉弾戦が主になっている中で、バットやドスや銃といった道具を用いた戦いにもなっている。終盤の戦いは、親子のカン班長とヨンジュン刑事のタッグが、ある意味で敵ボスの感情を激情させる演出になっていたり、不仲なカン班長とヨンジュン刑事の関係を同時にみせている。

刑事ものアクション作品に親子の絆を含めたポピュラーなストーリーにみえた。このような作風は、アメリカ映画や香港映画で腐るほど鑑賞しているので特別な感情にはならない。ボスが誰なのかも序盤で判る展開になっているから、ボスの視点からもある程度みせている。父カン班長を演じるアン・ソンギや息子ヨンジュン刑事を演じるチョ・ハンソンよりも、裏切り者のある人物の方が一番目立っていた気がする。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★
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by nameinuuuu | 2008-11-15 14:38 | 338.マイ・ニュー・パートナー
韓国映画レビュー その330 「鯨とり -コレサニャン- (原題:鯨とり)」
80年代の作品のレビューがないので、2回分だけ連続でレビューしようと思う。「懐かしい」と思う人もいれば、「こんなの知らない」という人もいるだろう。日本版のビデオを持っているけど、おそらく今では廃盤になっているのだろうか。鑑賞した当時は、俳優目当てで鑑賞せずにレンタルして内容がよかったから中古品を購入した記憶がある。まあ、アジア映画が好きだから。内容としては、かなりメッセージ性が詰まっており、比喩的な表現を多くしている。レビューではあまり掘り下げないで書いてしまった。

b0097051_9474024.jpg鯨とり -コレサニャン- (原題:鯨とり)
制作年:1984年
監督:ペ・チャンホ
出演:アン・ソンギ、イ・ミスク、キム・スチョル
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ、コメディ
鑑賞:日本版Video


ソウルにある一流大学の哲学科に通う学生ビョンテ(キム・スチョル)は、好きだった女子大生にふられてしまった。優しいが内気な性格のビョンテは、夜を彷徨っているときに、具合悪そうなひとりの女性を助けようと手をかしてしまったことで警察沙汰になってしまった。警察署での事情聴取で、女性の言い分は強姦されそうになったことを供述するが、ビョンテは女性が自分の腕時計を盗んだと供述する。そのとき、後ろの牢屋に入っていた乞食の親分(アン・ソンギ)が女性の下着まで調べたのかとアドバイスしたことで、一連の事件は女性が嘘をついていたことが立証されて、ビョンテとなぜか分からないが親分も釈放になった。ソウルの街中に戻っていく親分の後ろをついていくビョンテは、一緒に行動するようになる。ビョンテは、全てを捨てて鯨を探しに行くと豪語している。そのようなビョンテを元気づけさせようと親分は、二人で売春宿に行き、そこで失語症の娼婦チュンジャ(イ・ミスク)と出会う。ビョンテはチュンジャと愛し合い、彼女が何故このような状態でいるのかを教えてもらい、自分の知らないところで訳も分からず売春宿の主人(イ・デグン)に売られていたのだ。その理由に気持ちが揺れたビョンテは、親分と二人で売春宿からチュンジャを脱出させ、チュンジャの故郷であるウドという離島を目指して三人で行動する。しかし、売春宿の主人も彼らの後を追って、何とか商売道具であるチュンジャを取り戻そうとする。奇妙な組み合わせの三人が、チュンジャの故郷を目指し、様々な出来事に遭遇しながら旅をするお話。

監督は、『鉄人たち』『赤道の花』のペ・チャンホ監督。
出演者は、乞食で本名ミヌであだ名が親分を演じるのは『鉄人たち』『赤道の花』のアン・ソンギ、失語症の娼婦チュンジャを演じるのは『外泊』『夜が崩れる時』のイ・ミスク、哲学科の大学生ビョンテを演じるのは本作スクリンデビューのミュージシャンのキム・スチョル、売春宿の主人を演じるのは『カッコーの啼く夜 別離 (原題:郭公は夜鳴くのか)』『暗闇の子供たち』のイ・デグン、売春宿主人の手下を演じるのは『天が呼ぶ時まで』のファン・ゴン、売春宿主人の手下を演じるのは『馬鹿宣言』のナム・ポドン。

無気力な大学生ビョンテ、インテリな乞食親分、失語症の売春婦チュンジャといったアンバランスな三人が、目的地に向けて旅をするロードムービーである。ビョンテの学園生活から始まり、警察署で乞食親分と出会い、売春宿でチュンジャと出会うといった具合にストーリーが進行することで三人となっていくのだ。三人の関係は、ビョンテとチュンジャが恋人関係、親分は二人からみると兄貴的な存在であろう。

時代背景も軍事独裁政権を倒し、民主化していこうと活気に満ちた人たちを映すのではなく、逆に違った方向に進んでいる人をみせている。親分はロングコートに身にまとっており、内側に生活必需品が完備されており、公衆便所で顔を洗い髭を剃り身なりを整えた乞食なのだ。そして、お金に対する欲がなく、飯と寝床さえあれば満足な思考をしているのだ。親分の詳しい過去をみせることはないが、とある大学教授が親分をみて教え子に似ていることで声をかけられたり、妙に学があったり、機転が利くところをみると、自ら望んで乞食をやっているのがみられる。

そんな親分と行動を共にするのがビョンテであり、ビョンテは親分の生き方に興味を持ち出し、売春宿でチュンジャと出会い、本当の愛をみつけるのだ。チュンジャの過去がみえるのが、ビョンテと二人っきりでいるときにみせており、母のいる故郷の島に帰りたいと強く望んでいるのだ。そこから、大冒険の始まりでソウルから南下して目的地のウドという離島へ向かうのである。

単に目的地に向かうだけでなく、売春宿の主人と子分らがずっと彼らを追いかけているところにおもしろさがある。救急車を盗んで暴走したり、バスで移動中に途中で降ろされたり、交番でのやりとり、葬列に紛れ込んだり、お金がない三人が飲食店の女将やお客との出来事、追っ手から逃れるために走行している貨物列車に飛び乗ったり、一度親分と別れたビョンテとチュンジャが市場で再会したり、といった多くの珍道中をみせていることで自然と笑いが出てくる作りになっている。

同年代のビョンテとチュンジャの設定は、正反対の青春を過ごしているところに良さがみえる。ビョンテは一流大学に在学している大学生という身分であり、チュンジャはド田舎の娘でソウルに出てきたはいいがあれよあれよと流されて売春婦にまで成り下がっている。性に関しても一方は童貞でもう一方は淫売という形をみせている。表と裏の青春時代をある時点で交わって、同じ青春時代を短い間であるが共有しているのだ。二人の恋の行方を終盤にみせているが、まだまだこれからといった感じで映画としては閉じているので、後は鑑賞者の心の中で二人の結末を考えるのも良いであろう。

気になるのが「障害者」をかなり強調して表現しているところが目立つであろう。親分が黒いサングラスと盲人安全杖を出して外国人夫婦から盲人のマネをしてお金を乞う姿をしたり、ピンチなるとすぐに盲人のフリをして難を逃れる姿をみせている。売春婦チュンジャは、元々は話すことができたが生活環境によって失語症の障害を抱えており、フリではなく障害者になってしまっているのである。「障害者」を武器にして物事を自分の有利な方に導こうとしている点がある。大目にみてくれる人もいれば、逆にそのような障害者に対して、チュンジャを売春婦として問答無用に扱き使う売春宿の主人の行動があったり、全編を通してみると障害者に対する労りがないのが数々みられるはずだ。

人物描写の他に映像面の良さがある。ソウルの都会から始まる旅は、南下していくにつれて田畑や山々といった田舎道をバックに走り抜けていくときにみせる風景である。雪が残るかすかに白い山々の美しさ、舗装されていない道路、目的地近辺でみせる海といったところである。

日本版Videoで観れた韓国映画の80年代~90年代前半作品って、エロスを全面にアピールしたものが多い気がした。昔のレンタルビデオ屋さんは箱ごとレジに持っていくから、エロ映画みたいなパッケージになっていると恥ずかしかった記憶があった。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2008-10-13 10:15 | 330.鯨とり
韓国映画レビュー その295 「光州5・18 (原題:華麗なる休暇)」
韓国国内で2007年の興行成績第2位の作品。社会派ドラマの作品は個人的に好きだから、この作品は気に入っている。題材が韓国国内で実際に起こった事件であるから、韓国人にとっては面白いと感じると思うが、外国人からすると難しいところだ。実際、日本で劇場公開されているが人の出入りは大したことない。
それにしても、まあ出演者が豪華だわ。脇役が。

b0097051_210134.jpg光州5・18 (原題:華麗なる休暇)
制作年:2007年
監督:キム・ジフン
出演:キム・サンギョン、アン・ソンギ、イ・ヨウォン、イ・ジュンギ
ジャンル:社会派ドラマ、ヒューマンドラマ
鑑賞:一般上映 (日本)


1980年5月の光州が舞台。光州に住むタクシー運転手のミヌ(キム・サンギョン)は、幼い時に両親と死別して唯一の家族である高校生の弟ジヌ(イ・ジュンギ)と二人で暮らしている。弟ジヌは、看護婦シネ(イ・ヨウォン)と同じ教会に通っており、彼女のことを姉のように慕っていた。兄ミヌはタクシーで弟ジヌを教会に送り届けたときに、シネと出会い、兄ミヌは一目ぼれをして密かに好意を寄せた。教会の集まりに兄ミヌも参加するようになり、シネと親しくなっていき、兄ミヌにとって優雅な生活であった。シネ、兄ミヌ、弟ジヌの三人で映画を鑑賞していたときに、突然ひとりの男性が映画館に助けを求めて飛び込んできて兵士に追われ暴行され、パニックする観客が外に出ると、民主化デモをしていた大学生たちと軍が乱闘し、多くの無実の市民たちも巻き込まれた。民主化デモを鎮圧するために、政府は軍隊を投入して軍事力で制圧しようとする。だが、無関係な市民たちも巻き添えになり多くの市民たちが亡くなった。弟ジヌの親友が亡くなったことで、軍に対して憎悪を募らせ率先してデモに参加する。実際に起こった光州事件をモチーフにして、光州市民たちと軍との死闘を描いたお話。

監督は、『木浦は港だ』のキム・ジフン監督。
出演者は、タクシー運転手のカン・ミヌを演じるのは『殺人の追憶』『静かな世の中』のキム・サンギョン、タクシー会社のパク・フンス社長を演じるのは『韓半島』『ラジオスター』のアン・ソンギ、パク・フンス社長の娘で看護婦のパク・シネを演じるのは『サプライズ』『クァンシクの弟クァンテ』のイ・ヨウォン、ミヌの弟で高校生のカン・ジヌを演じるのは『王の男』『初雪の恋 ヴァージン・スノー』のイ・ジュンギ、ミヌの同僚でタクシー運転手のインボンを演じるのは『力道山』『九尾狐家族』のパク・チョルミン、チンピラのヨンデを演じるのは『奇跡の夏 (原題:アンニョン、兄ちゃん)』『極楽島殺人事件』のパク・ウォンサン、神父さんを演じるのは『彼女を信じないでください』『ユゴ 大統領有故 (原題:その時、その人々)』のソン・ジェホ、盲目の老婆ナ・ジュベクを演じるのは『ユア・マイ・サンシャイン (原題:君は僕の運命)』『熱血男児』のナ・ムニ。

1980年5月18日から十日間の光州で起こった出来事を描いた作品である。一般市民からの視点、何も知らされず反乱する民衆を制圧する軍の視点の両方をみせている。政治的な視点はあまり細かいところまで触れずにいる点で、一般大衆に受けるようなつくりになっている。

序盤は、原題のような華麗なる休暇を楽しみ、平和な町で生活する民衆たちを表現している。仲のよい兄弟のミヌとジヌ、兄ミヌが惚れているシネ、兄ミヌの恋を知る弟ジヌがパイプ役になって仲を取り持つようにして、兄ミヌとシネの距離は縮まっていくのだ。優しい性格の兄ミヌは、タクシー会社のフンス社長にも気に入られており、同僚のインボン(パク・チョルミン)とふざけたりしている。一方で、軍側の視点に切り替わるところは緊迫感がある。兵士たちは、行き先も分からずに輸送機に乗り、北朝鮮と対戦すると思い気合を入れているが、輸送機が南下していることに気づくのだ。民主化デモをする大学生に、問答無用な武力行使をみせる軍の暴力に翻弄させられた。しかも、無差別に無関係な市民にも攻撃する軍が、横暴で理不尽であるのだ。薬でもやっているかのような狂った軍人が、あまりにも強烈にみえる。

このデモに否定的な兄ミヌ、巻き添えで亡くなった親友の恨みを果たすために肯定的な弟ジヌの考え方の違いをみせている。弟ジヌは中盤までしか出演していないが、大きな衝撃を与える位置づけになっている。暴挙化した軍への恨みや軍政化な体勢に立ち向かう姿勢である。一度は治まったかと思いきや軍の射撃によって、兄ミヌの目の前で弟ジヌが撃たれ、それを助ける兄ミヌとフンス社長、病院に運ばれてそこで看護婦をしているシネの前で亡くなっていくのだ。この作品の分岐点はここであり、弟ジヌの死によって大人しい兄ミヌまでも軍に対して怒りをみせる。唯一の家族を亡くし、亡くなって見つかった兄宛ての手紙が、兄ミヌの心情が痛々しく思えてくるし、兄弟の絆から彼の決断に納得するであろう。

フンス社長が元軍人の大佐であったことで、民衆たちのリーダーになって戦術を考えて、軍と全面対決する。また、軍人時代の部下に停戦を求めるシーンを何度も入れて、中立の立場で挟まれ苦悩するフンスがみられる。序盤であれだけヘタレな兄ミヌが、リーダー格のようになったり、軍人を倒していく姿は、かなり違和感はあるが。

主役級よりも輝いているのが脇役人なのだ。妻と赤ちゃんがいるタクシー運転手インボン、チンピラでいつも世の中をなめているヨンデ、この戦いが止まるのを神に祈る神父がとる最後の決断、兄ミヌを救った盲目の老婆、弟ジヌの学校の先生らに小さな物語があるところに魅力を感じた。中盤まで、いつもふざけたり軍人に対しておもしろいことを言って挑発していたインボンとヨンデが、終盤に近づくと感情的な行動をとって今までの彼らでは考えられないギャップが心を熱くした。

軍と民衆との戦いは、銃撃戦が主であり、もはや内戦になっており光州は紛争地帯になっている。もちろんテレビ放送は、軍政政治のためにニュースはウソの情報ばかり流れているのだ。民衆が軍の武器倉庫から大量に武器を奪うところで、戦力的にやや対等になり、アクションとしてもおもしろくなっているが、終盤の戦いに軍が戦車を使っているのをみると、「それは反則だろ」って思ってしまった。民衆に戦車で対応するのをみると中国の天安門事件を思い出してしまう。民主化運動は韓国だけでなく、昨年ではミャンマーで僧侶までも参加した民主化デモを軍事力で制圧したりと世界中には幾らでもある出来事である。光州事件を実際に体験した世代たちが動き出して、この事件で未だに解明されていない隠された証拠が出てくることを期待している。

【なめ犬的おすすめ度】 ★★★★
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by nameinuuuu | 2008-05-25 21:44 | 295.光州5・18